JPH10312468A - シナリオ記述方式 - Google Patents

シナリオ記述方式

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JPH10312468A
JPH10312468A JP9122519A JP12251997A JPH10312468A JP H10312468 A JPH10312468 A JP H10312468A JP 9122519 A JP9122519 A JP 9122519A JP 12251997 A JP12251997 A JP 12251997A JP H10312468 A JPH10312468 A JP H10312468A
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JP
Japan
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description
scene
scenario
reproduction
describing
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Application number
JP9122519A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Hayashi
憲亨 林
Haruhiko Nishida
晴彦 西田
Katsuya Arai
克也 新井
Yuzo Nakamura
雄三 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上またはローカル上にある複数
のコンテンツをクライアント側で順次再生させる方式に
おいてシナリオ記述を容易にし、かつ同期制御、先行読
み込み制御、ブラウザ制御を可能とするシナリオ記述方
式を提供する。 【解決手段】 シーン記述部60の同期制御記述部63
において終了待ち要求記述を行い、コンテンツ再生部1
9で各コンテンツの再生終了後に完了通知メッセージを
発行し、該完了通知メッセージを受け取った後に終了待
ち要求記述に従って次のコンテンツ再生の同期をとり、
完了通知メッセージを用いることで同期制御可能なシナ
リオ記述を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上お
よびローカル上に存在する複数のコンテンツを順次再生
するシナリオ記述方式に関する。なお、コンテンツとは
ホームページ、音声、テキスト、BGM、アニメーショ
ンなどのことであり、またシナリオとはコンテンツの再
生順序、再生タイミング、および効果的な再生法を記述
するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上またはローカル上にある
複数のコンテンツを順次再生する従来の方式のシステム
構成図を図13に示し、またコンテンツの流れを図14
に示す。図13に示すシステムでは、ネットワーク1に
サーバ部3、コンテンツ蓄積サーバ7,9が接続される
とともに、前記サーバ部3にクライアント部5が接続さ
れている。サーバ部3は、実行部11、ホームページ、
音声、アニメーション、BGMなどのコンテンツを蓄積
するコンテンツ蓄積部13、コンテンツの再生順序、再
生タイミング、再生法を記述したシナリオを記述するシ
ナリオ記述部15を有し、またクライアント部5は、ホ
ームページ、音声、BGM、アニメーションなどのコン
テンツを蓄積するコンテンツ蓄積部17、およびコンテ
ンツ再生部19を有する。
【0003】サーバ部3に設けられた実行部11は、該
サーバ部3にあるシナリオ記述部15からシナリオを読
み込み、該シナリオに沿ってサーバ部3上のコンテンツ
蓄積部13上またはネットワーク1上のコンテンツ蓄積
サーバ7,9上またはローカル上に存在する複数のコン
テンツの再生を行う。コンテンツの再生においては、図
14に示すように他のコンテンツと並行に再生すること
が可能である。
【0004】従来の技術において、シナリオ記述部15
はコンテンツ名を書き並べる方式か、またはC++などの
プログラムとして記述する方式である。また、従来技術
において、実行部11は図13に示すようにサーバ部3
に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワーク
上、あるいはローカル上に存在する複数コンテンツを順
次再生する方式におけるシナリオ記述において、コンテ
ンツを書き並べる方式を用いる場合、高度な知識を必要
とはしないが、同期制御、先行読み込み制御、ブラウザ
制御ができないという欠点があった。また、プログラム
として記述する方式を用いる場合、同期制御、先行読み
込み制御、ブラウザ制御が可能となるが、C++などのプ
ログラミングの知識が必要であり、また小変更時もコン
パイルが必要なため誰でもが容易に書き換えることが難
しかった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ネットワーク上またはローカ
ル上にある複数のコンテンツをクライアント側で順次再
生させる方式においてシナリオ記述を容易にし、かつ同
期制御、先行読み込み制御、ブラウザ制御を可能とする
シナリオ記述方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、ネットワーク上またはロ
ーカル上に存在する複数のコンテンツを順次再生するシ
ナリオ記述方式において、コンテンツの再生順序、再生
タイミング、再生法を記述したシナリオを記述するシナ
リオ記述手段であって、複数コンテンツ順次表示方式に
おける最小の実行単位であるシーンを記述したシーン記
述手段およびシーンの順番およびつながりを記述したシ
ーン結合記述手段を有するシナリオ記述手段と、前記シ
ーン記述手段に設けられ、終了待ち要求の記述を行う同
期制御記述手段と、各コンテンツの再生終了時に完了通
知メッセージを発行する完了通知メッセージ発行手段
と、前記完了通知メッセージを受け取った場合、前記終
了待ち要求記述に従って次のコンテンツの再生の同期を
取る同期制御手段とを有することを要旨とする。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、コンテ
ンツの再生終了時に完了通知メッセージを発行させ、該
完了通知メッセージを受け取った後に終了待ち要求記述
に従って次のコンテンツ再生の同期を取ることにより、
同期制御可能なシナリオ記述を実現することができる。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、ネットワ
ーク上またはローカル上に存在する複数のコンテンツを
順次再生するシナリオ記述方式において、コンテンツの
再生順序、再生タイミング、再生法を記述したシナリオ
を記述するシナリオ記述手段であって、複数コンテンツ
順次表示方式における最小の実行単位であるシーンを記
述したシーン記述手段およびシーンの順番およびつなが
りを記述したシーン結合記述手段を有するシナリオ記述
手段と、前記シーン結合記述手段に設けられ、シーンの
再生順序を記述するシーン再生順序記述手段と、該シー
ン再生順序記述手段で記述される再生順序に従って現シ
ーンの再生実行中に次のシーンを先行的に読み込む先行
読み込み手段と、コンテンツに先行読み込み優先度を付
加するコンテンツ読み込み優先度付加手段と、該コンテ
ンツ読み込み優先度記述手段で付加された読み込み優先
度の高いコンテンツの読み込みが可能な場合にはそのシ
ーンを実行し、不可能な場合にはそのシーンを飛ばして
次のシーンに実行を移す手段とを有することを要旨とす
る。
【0010】請求項2記載の本発明にあっては、シーン
の再生順序を記述し、該再生順序に従って現シーンの再
生実行中に次のシーンを先行的に読み込むことができる
とともに、読み込み優先度の高いコンテンツの読み込み
が可能な場合にはそのシーンを実行し、不可能な場合に
はそのシーンを飛ばして次のシーンに実行を移すことが
できる。
【0011】更に、請求項3記載の本発明は、ネットワ
ーク上またはローカル上に存在する複数のコンテンツを
順次再生するシナリオ記述方式において、コンテンツの
再生順序、再生タイミング、再生法を記述したシナリオ
を記述するシナリオ記述手段であって、複数コンテンツ
順次表示方式における最小の実行単位であるシーンを記
述したシーン記述手段およびシーンの順番およびつなが
りを記述したシーン結合記述手段を有するシナリオ記述
手段と、前記シーン記述手段に設けられ、ユーザインタ
フェース制御の記述を行うユーザインタフェース制御記
述手段と、前記ユーザインタフェース制御記述によりユ
ーザインタフェース部の可視化/不可視化の制御および
表示位置の指定を行う手段とを有することを要旨とす
る。
【0012】請求項3記載の本発明にあっては、ユーザ
インタフェース制御の記述によりユーザインタフェース
部の可視化/不可視化の制御および表示位置の指定を行
うことができる。
【0013】請求項4記載の本発明は、ネットワーク上
またはローカル上に存在する複数のコンテンツを順次再
生するシナリオ記述方式において、コンテンツの再生順
序、再生タイミング、再生法を記述したシナリオを記述
するシナリオ記述手段であって、複数コンテンツ順次表
示方式における最小の実行単位であるシーンを記述した
シーン記述手段およびシーンの順番およびつながりを記
述したシーン結合記述手段を有するシナリオ記述手段
と、前記シーン記述手段に設けられ、ブラウザ制御の記
述を行うブラウザ制御記述手段と、前記ブラウザ制御記
述を用いてブラウザの表示状態を管理する手段とを有す
ることを要旨とする。
【0014】請求項4記載の本発明にあっては、ブラウ
ザ制御記述を用いてブラウザの表示状態を管理すること
により、ブラウザ上でのホームページの表示が完了して
から次の実行に移ることができる。
【0015】また、請求項5記載の本発明は、ネットワ
ーク上またはローカル上に存在する複数のコンテンツを
順次再生するシナリオ記述方式において、コンテンツの
再生順序、再生タイミング、再生法を記述したシナリオ
を記述するシナリオ記述手段であって、複数コンテンツ
順次表示方式における最小の実行単位であるシーンを記
述したシーン記述手段およびシーンの順番およびつなが
りを記述したシーン結合記述手段を有するシナリオ記述
手段と、前記シーン記述手段に設けられ、ウィンドウ制
御の記述を行うウィンドウ制御記述手段と、前記ウィン
ドウ制御記述を用いてウィンドウのサイズ指定、位置指
定、最前面化、アイコン化、起動、消滅を含むウィンド
ウ制御を行うウィンドウ制御手段とを有することを要旨
とする。
【0016】請求項5記載の本発明にあっては、ウィン
ドウ制御記述を用いてウィンドウのサイズ指定、位置指
定、最前面化、アイコン化、起動、消滅を含むウィンド
ウ制御を行うことができ、任意のウィンドウを効果的に
表示することができる。
【0017】更に、請求項6記載の本発明は、ネットワ
ーク上またはローカル上に存在する複数のコンテンツを
順次再生するシナリオ記述方式において、コンテンツの
再生順序、再生タイミング、再生法を記述したシナリオ
を記述するシナリオ記述手段であって、複数コンテンツ
順次表示方式における最小の実行単位であるシーンを記
述したシーン記述手段およびシーンの順番およびつなが
りを記述したシーン結合記述手段を有するシナリオ記述
手段と、前記シーン結合記述手段に設けられ、ジャンプ
記述、ループ記述、ラベル記述を行うジャンプ/ループ
/ラベル記述手段と、前記ジャンプ記述、ループ記述、
ラベル記述を用いて、シナリオの再利用を行う手段とを
有することを要旨とする。
【0018】請求項6記載の本発明にあっては、ジャン
プ記述、ループ記述、ラベル記述を用いて、ジャンプ先
にラベルを指定することによりシーン記述部の再利用が
可能となり、またラベルまたはシーン記述部を指定する
ことによりシーン記述部の再利用が可能となる。
【0019】請求項7記載の本発明は、ネットワーク上
またはローカル上に存在する複数のコンテンツを順次再
生するシナリオ記述方式において、コンテンツの再生順
序、再生タイミング、再生法を記述したシナリオを記述
するシナリオ記述手段であって、複数コンテンツ順次表
示方式における最小の実行単位であるシーンを記述した
シーン記述手段およびシーンの順番およびつながりを記
述したシーン結合記述手段を有するシナリオ記述手段
と、前記シーン結合記述手段に設けられ、分岐記述を行
う分岐記述手段と、ユーザの選択情報を受け取り、前記
分岐記述を用いてユーザの選択による分岐を行う手段と
を有することを要旨とする。
【0020】請求項7記載の本発明にあっては、ユーザ
の選択情報を受け取り、分岐記述を用いてユーザの選択
による分岐を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係るシナリ
オ記述方式を実施するシステムの構成を示す図である。
同図に示すシステムは、図13に示した従来のシステム
に対して実行部51およびシナリオ記述部53を有する
クライアント部50を有するというようにクライアント
部50に実行部51が設けられている点が異なるもので
ある。
【0023】クライアント部50の実行部51はネット
ワーク上またはローカル上にあるシナリオを読み込み、
該シナリオに従ってコンテンツの再生を行う。また、使
用するコンテンツがローカル上にある場合は問題ない
が、ネットワーク上に存在する場合、状況によってはコ
ンテンツのダウンロードに時間がかかることもあり、こ
のような場合にはクライアント部50において待ち時間
が生じるという問題が発生し、スムーズなコンテンツの
再生が不可能になるので、本実施形態ではシーン実行中
に次に実行するシーンに必要なコンテンツを先行読み込
みすることにより実行中の待ち時間を最小限にしてい
る。
【0024】また、前記シナリオ記述部53は、図2お
よび図3にそれぞれ示すようなシーン記述部60および
シーン結合記述部70を有する。シーンとは複数のコン
テンツ順次表示方式における最小の実行単位である。そ
れぞれのシーンはストーリーとしてそのシーン内で閉じ
ている。また、シーン同士では互いに独立である。
【0025】シーン記述部60は、図2に示すようにコ
ンテンツ読み込み優先度記述部61、コンテンツ実行順
序記述部62、同期制御記述部63、ユーザインタフェ
ース制御記述部64、ブラウザ制御記述部65、ウィン
ドウ制御記述部66から構成されている。また、シーン
結合記述部70は、図3に示すようにシーン再生順序記
述部71、分岐記述部72、ラベル記述部73、ジャン
プ記述部74、ループ記述部75から構成されている。
【0026】次に、以上のように構成されるシナリオ記
述方式の作用について図4以降を参照して説明する。
【0027】まず、図4を参照して、シナリオ記述方式
の同期制御について説明する。シーン記述部60の同期
制御記述部63において終了待ち要求記述を行う。ま
た、コンテンツ再生部19では、図4に示すように各コ
ンテンツの再生終了後に完了通知メッセージを発行す
る。この完了通知メッセージを受け取った後に終了待ち
要求記述に従って次のコンテンツ再生の同期をとる。こ
れにより再生中のコンテンツの終了後に実行を移す場
合、終了待ち要求を記述する。このようにして完了通知
メッセージを用いることで同期制御可能なシナリオ記述
を実現することができる。
【0028】次に、図5を参照して、シナリオ記述方式
の先行読み込み制御について説明する。シーン結合記述
部70のシーン再生順序記述部71に図5に示すように
シーン記述部の再生順序を記述する。これによりシーン
記述部60に次のコンテンツの先行読み込み要求の記述
を書かなくても、現シーンを実行中に次に実行するシー
ン記述部がわかり、先行読み込みが可能となる。このよ
うにして、先行読み込み記述を書かなくても、先行読み
込みを行うことが可能なシーン記述を実現することがで
きる。
【0029】また、シーン記述部60のコンテンツ読み
込み優先度記述部61に先行読み込み優先度を付加す
る。この先行読み込み優先度のレベルは自由に変えるこ
とができる。ある読み込み優先度以上のコンテンツの先
行読み込みができれば、そのシーンを実行可能なシーン
として実行し、先行読み込みができなければ、そのシー
ンごと飛ばして、次のシーンに実行を移すことができ
る。シーンを飛ばしても各々のシーンはストーリーとし
てシーン内で閉じているため、その後のストーリーに影
響を与えることはない。
【0030】図6(a)は、上述した先行読み込み制御
において実行可能なシーンとなる場合を示す表である。
同図では、読み込み優先度のレベルを1,2,3の3段
階としている。1が最も優先度が高く、3が最も優先度
が低い。これはネットワークの状況などを考慮して、利
用者が自由に設定できる。ここでは、優先度が1のコン
テンツの先行読み込みができれば実行可能なシーンとし
ている。同図のような状態のときは優先度1のコンテン
ツの先行読み込みが完了しているので実行可能なシーン
とする。
【0031】図6(b)は、先行読み込み制御において
実行不可能なシーンとなる場合を示す表である。同図で
は、優先度1のコンテンツの先行読み込みができなかっ
たので実行可能なシーンとならない。この場合はこのシ
ーンを飛ばして、次のシーンを実行する。このようにシ
ーン記述部にコンテンツ読み込み優先度を用いること
で、先行読み込み制御を実現することができる。
【0032】次に、図7を参照して、シナリオ記述方式
のユーザインタフェース制御について説明する。シーン
記述部60のユーザインタフェース制御記述部64を用
いて、ユーザインタフェース部のモニタ上の表示位置の
指定、可視化/不可視化の制御を行う。このようにユー
ザインタフェース制御記述部64を用いることにより効
果的にユーザインタフェース部を利用したシナリオ記述
を実現することができる。
【0033】次に、図8を参照して、シナリオ記述方式
のブラウザ制御について説明する。シーン記述部60の
ブラウザ制御記述部65を用いて、ブラウザの表示状態
の管理を行う。すなわち、シーン記述部60にブラウザ
制御の記述を行うことによりブラウザの表示状態を検出
し、ブラウザ上でのホームページの表示が完了してから
次の実行に移ることが可能となる。すなわち、ホームペ
ージの表示が終了する前に次のホームページに進むこと
を防止することが可能なシナリオ記述を実現することが
できる。
【0034】次に、図9を参照して、シナリオ記述方式
のウィンドウ制御について説明する。シーン記述部60
にウィンドウ制御記述部60を用いて、モニタ上のウィ
ンドウのサイズ指定、位置指定、最前面化、アイコン
化、起動、消滅を行い、任意のウィンドウを効果的に表
示することが可能となる。このようにシーン記述部60
にウィンドウ制御記述部66を用いることでウィンドウ
の制御が可能なシナリオ記述を実現することができる。
【0035】次に、図10および図11を参照して、シ
ナリオ記述方式のシナリオの再利用について説明する。
シーン結合記述部70にループ記述、ジャンプ記述、ラ
ベル記述を設け、シナリオの再利用を可能とする。ジャ
ンプ先にラベルを指定することによりシーン記述部60
の再利用が可能となる。また、ラベルまたはシーン記述
部60を指定することによりシーン記述部60の再利用
が可能となる。
【0036】図10では、シーン結合記述部70にジャ
ンプ記述部74を用いてシーンの再利用を行っているも
のである。シーン再生順序記述部71によりシーン1、
シーン2、シーン3の順に再生する。次に、ジャンプ記
述部74によりラベル1としてもう一度シーン1、シー
ン2、シーン3を再生させる。
【0037】図11では、シーン結合記述部70のルー
プ記述部75を用いてシーンの再利用を行っているもの
である。シーン再生順序記述部71にシーン1、シーン
2、シーン3の順に再生する。次に、ループ記述部75
によりラベル1としてシーン1、シーン2、シーン3の
順で繰り返して再生する。シーン記述部60には再生回
数を記述してあり、その回数分の再生終了後、シーン再
生順序記述部71によりシーン4の再生を行う。このよ
うにシーン結合記述部70にジャンプ記述部74とルー
プ記述部75を用いることでシナリオの再利用が可能な
シナリオ記述を実現することができる。
【0038】次に、図12を参照して、シナリオ記述方
式のユーザの選択による分岐について説明する。シーン
結合記述部70に分岐記述部72、ラベル記述部73、
ジャンプ記述部74を設け、ユーザからの選択による分
岐を行う。ユーザインタフェース部によりクライアント
側で選択を行い、選択先はラベルで指定する。これによ
りインタラクティブなシナリオ進行が可能となる。
【0039】分岐記述部72はユーザインタフェース部
からユーザの選択情報を受け取り、それに応じてラベル
1、ラベル2、ラベル3のどれかの再生を行う。このよ
うにシーン結合記述部70に分岐記述部72を用いるこ
とでユーザの選択による分岐が可能なシナリオ記述を実
現することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンテンツの再生終了時に完了通知メッセージを発行さ
せ、該完了通知メッセージを受け取った後に終了待ち要
求記述に従って次のコンテンツ再生の同期を取ることに
より、同期制御可能なシナリオ記述を実現することがで
きる。
【0041】また、本発明によれば、シーンの再生順序
を記述し、該再生順序に従って現シーンの再生実行中に
次のシーンを先行的に読み込むことができるとともに、
読み込み優先度の高いコンテンツの読み込みが可能な場
合にはそのシーンを実行し、不可能な場合にはそのシー
ンを飛ばして次のシーンに実行を移すことができる。
【0042】更に、本発明によれば、ユーザインタフェ
ース制御の記述によりユーザインタフェース部の可視化
/不可視化の制御および表示位置の指定を行うことがで
きる。
【0043】本発明によれば、ブラウザ制御記述を用い
てブラウザの表示状態を管理することにより、ブラウザ
上でのホームページの表示が完了してから次の実行に移
ることができる。
【0044】また、本発明によれば、ウィンドウ制御記
述を用いてウィンドウのサイズ指定、位置指定、最前面
化、アイコン化、起動、消滅を含むウィンドウ制御を行
うことができ、任意のウィンドウを効果的に表示するこ
とができる。
【0045】更に、本発明によれば、ジャンプ記述、ル
ープ記述、ラベル記述を用いて、ジャンプ先にラベルを
指定することによりシーン記述部の再利用が可能とな
り、またラベルまたはシーン記述部を指定することによ
りシーン記述部の再利用が可能となる。
【0046】本発明によれば、ユーザの選択情報を受け
取り、分岐記述を用いてユーザの選択による分岐を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシナリオ記述方式を
実施するシステムの構成を示す図である。
【図2】図1のシステムに使用されているシーン記述部
の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のシステムに使用されているシーン結合記
述部の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のシナリオ記述方式における同期制御を説
明するための図である。
【図5】図1のシナリオ記述方式における先行読み込み
制御を説明するための図である。
【図6】図5の先行読み込み制御において実行可能なシ
ーンおよび実行不可能なシーンとなる場合を示す表であ
る。
【図7】図1のシナリオ記述方式におけるユーザインタ
フェース制御を説明するための図である。
【図8】図1のシナリオ記述方式におけるブラウザ制御
を説明するための図である。
【図9】図1のシナリオ記述方式におけるウィンドウ制
御を説明するための図である。
【図10】図1のシナリオ記述方式におけるジャンプ記
述を用いたシナリオの再利用を説明するための図であ
る。
【図11】図1のシナリオ記述方式におけるループ記述
を用いたシナリオの再利用を説明するための図である。
【図12】図1のシナリオ記述方式におけるユーザの選
択による分岐を説明するための図である。
【図13】従来のシステムの構成を示す図である。
【図14】コンテンツ再生の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 3 サーバ部 7,9 コンテンツ蓄積サーバ 11,51 実行部 13,17 コンテンツ蓄積部 15,53 シナリオ記述部 19 コンテンツ再生部 50 クライアント部 60 シーン記述部 61 コンテンツ読み込み優先度記述部 62 コンテンツ実行順序記述部 63 同期制御記述部 64 ユーザインタフェース制御記述部 65 ブラウザ制御記述部 66 ウィンドウ制御記述部 70 シーン結合記述部 71 シーン再生順序記述部 72 分岐記述部 73 ラベル記述部 74 ジャンプ記述部 75 ループ記述部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 雄三 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン記述手段に
    設けられ、終了待ち要求の記述を行う同期制御記述手段
    と、各コンテンツの再生終了時に完了通知メッセージを
    発行する完了通知メッセージ発行手段と、前記完了通知
    メッセージを受け取った場合、前記終了待ち要求記述に
    従って次のコンテンツの再生の同期を取る同期制御手段
    とを有することを特徴とするシナリオ記述方式。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン結合記述手
    段に設けられ、シーンの再生順序を記述するシーン再生
    順序記述手段と、該シーン再生順序記述手段で記述され
    る再生順序に従って現シーンの再生実行中に次のシーン
    を先行的に読み込む先行読み込み手段と、コンテンツに
    先行読み込み優先度を付加するコンテンツ読み込み優先
    度付加手段と、該コンテンツ読み込み優先度記述手段で
    付加された読み込み優先度の高いコンテンツの読み込み
    が可能な場合にはそのシーンを実行し、不可能な場合に
    はそのシーンを飛ばして次のシーンに実行を移す手段と
    を有することを特徴とするシナリオ記述方式。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン記述手段に
    設けられ、ユーザインタフェース制御の記述を行うユー
    ザインタフェース制御記述手段と、前記ユーザインタフ
    ェース制御記述によりユーザインタフェース部の可視化
    /不可視化の制御および表示位置の指定を行う手段とを
    有することを特徴とするシナリオ記述方式。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン記述手段に
    設けられ、ブラウザ制御の記述を行うブラウザ制御記述
    手段と、前記ブラウザ制御記述を用いてブラウザの表示
    状態を管理する手段とを有することを特徴とするシナリ
    オ記述方式。
  5. 【請求項5】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン記述手段に
    設けられ、ウィンドウ制御の記述を行うウィンドウ制御
    記述手段と、前記ウィンドウ制御記述を用いてウィンド
    ウのサイズ指定、位置指定、最前面化、アイコン化、起
    動、消滅を含むウィンドウ制御を行うウィンドウ制御手
    段とを有することを特徴とするシナリオ記述方式。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン結合記述手
    段に設けられ、ジャンプ記述、ループ記述、ラベル記述
    を行うジャンプ/ループ/ラベル記述手段と、前記ジャ
    ンプ記述、ループ記述、ラベル記述を用いて、シナリオ
    の再利用を行う手段とを有することを特徴とするシナリ
    オ記述方式。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上またはローカル上に存在
    する複数のコンテンツを順次再生するシナリオ記述方式
    において、コンテンツの再生順序、再生タイミング、再
    生法を記述したシナリオを記述するシナリオ記述手段で
    あって、複数コンテンツ順次表示方式における最小の実
    行単位であるシーンを記述したシーン記述手段およびシ
    ーンの順番およびつながりを記述したシーン結合記述手
    段を有するシナリオ記述手段と、前記シーン結合記述手
    段に設けられ、分岐記述を行う分岐記述手段と、ユーザ
    の選択情報を受け取り、前記分岐記述を用いてユーザの
    選択による分岐を行う手段とを有することを特徴とする
    シナリオ記述方式。
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