JPH10311766A - 電気機器の圧力温度計 - Google Patents

電気機器の圧力温度計

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JPH10311766A
JPH10311766A JP17690797A JP17690797A JPH10311766A JP H10311766 A JPH10311766 A JP H10311766A JP 17690797 A JP17690797 A JP 17690797A JP 17690797 A JP17690797 A JP 17690797A JP H10311766 A JPH10311766 A JP H10311766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度計と圧力計の取付スペースが少なくて済
む電気機器を得ること。 【解決手段】 電気機器の内部の温度値を測定する棒状
温度計7と、電気機器の内部の圧力値を測定する圧力計
50と、棒状温度計7および圧力計50を収納したケー
ス1とを備えた電気機器の圧力温度計であって、ケ−ス
1内に棒状温度計7を立設固定し、この棒状温度計7の
上部又は下部に圧力計50のベローズ15を設け、ベロ
ーズ15の一端が棒12に固定され、この棒12に固定
された標識部材16に圧力値を読み取る基準部を設ける
と共に、基準部に対応した圧力目盛り17をケース1に
設け、ケース1には、棒状温度計7の目盛り部と、基準
部が視認できるように窓2を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は変圧器などの電気
機器に取り付けて、電気機器の圧力および温度を測定す
る電気機器の圧力温度計の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器の圧力計,温度計を図1
1から図15によって説明する。図11に示すようにガ
スなどを封入した電気機器31の内部温度および圧力を
測定するには、温度計32、圧力計33を別々に電気機
器31に取り付けている。温度計32は、図12に示す
ようにJIS−B−7412「ガラス製棒状温度計」な
どの棒状温度計や図13に示すようなJIS−B−75
28「水銀充満圧力式指示温度計」のダイヤル温度計が
ある。また、図14に示すように圧力計33は、JIS
−B−7505『ブルドン管式圧力計』などのダイヤル
式圧力計または連成計がある。
【0003】上記のように構成された電気機器の圧力
計,温度計の作用を図11と図15を主に説明する。い
ま、温度計32と圧力計33より値を読み取り、この値
が電気機器31の正常状態であることをチェックするた
めに、図15の温度−圧力特性曲線を表示した銘板35
に読み取った値の交点が黒色部35aに入っているか否
かを照合し、この黒色部35aを外れると電気機器31
が異常と判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気機器の圧力
温度計は上記のように温度計32、圧力計33の二つの
計器を取付けて構成されているので、大きな取り付けス
ペ−スが必要であるという問題点があった。また、電気
機器31内の温度値および圧力値が正常か否かをチェッ
クする場合、作業者が温度計32、圧力計33の値をそ
れぞれ読み取り、この読み取った温度値と圧力値との関
係が正常な値にあるか否か図15の温度−圧力特性曲線
が記載された銘板35の黒色部35aに入っているか否
かを照合しなければならず、煩雑であり、照合ミスも生
じるおそれがあるという問題点があった。
【0005】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたもので、温度計と圧力計の取付スペースが少な
くて済み、しかも、温度値と圧力値との関係が正常な値
にあるか否かを容易に確認することができる電気機器の
圧力温度計を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電気機
器の圧力温度計は、電気機器の内部の温度値を測定する
棒状温度計と、電気機器の内部の圧力値を測定する圧力
計と、棒状温度計および圧力計を収納したケースとを備
えた電気機器の圧力温度計であって、ケ−ス内に棒状温
度計を立設固定し、この棒状温度計の上部又は下部に圧
力計のベローズを設け、このベローズの一端が棒に固定
され、この棒または棒に固定された標識部材に圧力値を
読み取る基準部を設けると共に、基準部に対応した圧力
目盛りをケースに設け、ケースには、棒状温度計の目盛
り部と、基準部が視認できるように窓を設けたことを特
徴とするものである。
【0007】第2の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の上部に圧力計のベローズが設けられて
おり、電気機器内の圧力が上昇した場合、ベロ−ズが収
縮し、圧力が低下した場合、ベロ−ズが伸長するように
ベロ−ズの突出部をケースに挿入すると共に、ベロ−ズ
の端部をケースに固定したことを特徴とするものであ
る。
【0008】第3の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の下部に圧力計のベローズが設けられて
おり、電気機器内の圧力が上昇した場合、ベロ−ズが収
縮し、圧力が低下した場合、ベロ−ズが伸長するように
ベロ−ズの端部をケースに固定したことを特徴とするも
のである。
【0009】第4の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の上部に圧力計のベローズが設けられて
おり、電気機器内の圧力が上昇した場合、ベロ−ズが伸
長し、圧力が低下した場合、ベロ−ズが収縮するように
ベロ−ズの開放部をケースに固定したことを特徴とする
ものである。
【0010】第5の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の下部に圧力計のベローズが設けられて
おり、電気機器内の圧力が上昇した場合、ベロ−ズが伸
長し、圧力が低下した場合、ベロ−ズが収縮するように
ベロ−ズの突出部をケースに挿入すると共に、ベロ−ズ
の開放部をケースに固定したことを特徴とするものであ
る。
【0011】第6の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、ベロ−ズの内部を真空としたことを特徴とするもの
である。
【0012】第7の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、ベロ−ズの外側を密閉して覆うキャップと、このキ
ャップとベロ−ズとにより囲まれる空間を真空としたこ
とを特徴とするものである。
【0013】第8の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の温度を検知する感温部と、ケースの内
面とを、電気機器の内部の冷媒よりも熱伝導率の良好な
物質で充填させたことを特徴とするものである。
【0014】第9の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の温度を検知する感温部を、ケースの内
面に接触させたことを特徴とするものである。
【0015】第10の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、棒状温度計の温度を検知する感温部を、液体が浸さ
れるようにしたことを特徴とするものである。
【0016】第11の発明に係る電気機器の圧力温度計
は、圧力計の圧力値に対応する棒状温度計の目盛り部に
許容温度範囲を示す指示部材を棒に連結したことを特徴
とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の実施の形態を図1によって説
明する。図1はこの発明の実施の形態である電気機器の
圧力温度計の要部を示す側断面図である。図1におい
て、電気機器の圧力温度計100は、電気機器の内部の
冷媒の温度を検出して表示する温度計部30と、電気機
器の内部の圧力を検出して表示する圧力計部50とが、
円筒状の本体ケース1に収納されており、この本体ケー
ス1の下端を電気機器31内に挿入し、本体ケース1が
電気機器31の天面カバ−31aに設けた取付座22に
固着されている。
【0018】この本体ケ−ス1は、電気機器31外には
長孔形状の覗き窓2を設け、下端には、電気機器31の
内部と連通するように開口4を設け、内面には透明管3
が装着されている。
【0019】温度計部30は、本体ケ−ス1内の上下2
箇所に設けた保持板8、9の中心部に孔10、11を設
け、この孔10、11に棒状温度計7が覗き窓2に目盛
が現れるように立設固定されている。
【0020】圧力計部50は、外径が本体ケ−ス1の内
径より一段と細く、電気機器31の内圧が上昇したとき
に収縮し内圧が低下したときに伸長するように電気機器
31の内部と同一圧力に維持されたベロ−ズ15の突出
部(内部)15aを棒状温度計7の上部に設け、このベ
ローズ15の上端が本体ケース1に密封されて固着され
ており、上端にベローズ15の内部に粉塵などを侵入す
ることを防止するために被せられたキャップ6と、上部
保持板8の偏心位置に孔13を設け、この孔13に棒状
温度計7と平行に上下自在に動くように指示棒12を挿
通して、指示棒12の一端がベローズ15の先端面に固
定されている。なお、キャップ6の隙間などから空気が
侵入してベローズ15の突出部15aの内部が大気圧に
されている。
【0021】指示棒12の下端部は水平方向に円弧状に
屈曲して基準部としての標識(標識部材)16を形成
し、この標識16を棒状温度計7に遊挿して、この標識
16が覗き窓2の縁に沿って設けた圧力目盛17に沿っ
て上下に移動可能なように形成されている。
【0022】指示部材としての補助針21が圧力計12
の標識16に連結されており、標識16の指示した圧力
値に対応した棒状温度計7の目盛りによって許容温度範
囲を指示するように構成されている。
【0023】以上のように構成された電気機器の圧力温
度計100の作用を図1を参照して説明する。電気機器
31のガス中にある棒状温度計7の感温部が、ガス温度
を検知し、これに基づいて棒状温度計7の液体柱が移動
してガス温度を表示する。
【0024】一方、電気機器31内のガス圧力が上昇し
た場合は、ベロ−ズ15は収縮し、ガス圧力が低下した
場合、ベロ−ズ15は伸長し、このベロ−ズ15の動き
に連動して指示棒12が上下に移動し、標識16も上下
に動き、標識16の位置と圧力目盛17より、このとき
のゲ−ジ圧力を表示する。
【0025】また、ガスの温度値とガスの圧力値との関
係は標識16に連結された補助針21の矢印の範囲内に
棒状温度計7の液体柱の先端があるか否かにより知るこ
とができ、温度計の目盛が補助針21の範囲内にあれば
電気機器31が正常状態にあることをチェックできる。
【0026】なお、図2に示すようにベローズ15の上
端の開口を密閉部材1aで密封することにより、ベロー
ズ15の内部を真空に構成することで、上記標識16の
指示が絶対圧力を表示するようにしても良い。
【0027】実施の形態2.この発明の他の実施の形態
を図3によって説明する。図3はこの発明の他の実施の
形態である電気機器の温度圧力計の要部を示す側断面図
である。図3において、図1と同一符号は同一または相
当部分を示し、説明を省略する。
【0028】電気機器の圧力温度計200の圧力計部1
50は、外径が本体ケ−ス1の内径より一段と細く、電
気機器31の内圧が上昇したときに伸長し内圧が低下し
たときに収縮するように電気機器31の内部と同一圧力
に維持されたベロ−ズ19の開放部19aを棒状温度計
7の上部に設けると共に、本体ケース1の上端の開口1
zの周囲に固着されており、ベローズ19の外側に被せ
られたキャップ6の隙間などから空気が侵入してベロー
ズ19の外部が大気圧にされている。
【0029】以上のように構成された電気機器の圧力温
度計200の作用を図3を参照して説明する。電気機器
31のガス中にある温度計7の感温部が、ガス温度を検
知し、これに基づいて棒状温度計7の液体柱が移動して
ガス温度を表示する。
【0030】一方、電気機器31内のガス圧力が上昇し
た場合は、ベロ−ズ19は伸長し、ガス圧力が低下した
場合、ベロ−ズ19は収縮し、このベロ−ズ19の動き
に連動して指示棒12が上下に移動し、標識16も上下
に動き、標識16の位置と目盛17より、このときのゲ
−ジ圧力を表示する。
【0031】なお、図3に示すようにベロ−ズ19とキ
ャップ6の気密性を向上して、内側に囲まれた空間は真
空にしても良い。この場合、標識16は絶対圧力を指示
する。また、ベローズ19の外側とキャップ6により空
間を形成したが、キャップ6の代わりに、本体ケース1
などで該空間を形成しても良いのは勿論である。
【0032】実施の形態3.この発明の他の実施の形態
を図4によって説明する。図4はこの発明の他の実施の
形態であるベローズを下部に取付けた圧力温度計の要部
を示す側断面図で、図中、図1と同一符号は同一または
相当部分を示して説明を省略する。図4において、温度
計部300は、本体ケース1の下部の2箇所(1箇所図
示せず)に設けた保持板9の中心部に孔11を設け、こ
の孔11に棒状温度計7を覗き窓2から目盛が現れるよ
うに立設固定されている。
【0033】圧力計部500は、外径が本体ケ−ス1の
内径より細く、電気機器31の内圧が上昇したときに収
縮し内圧が低下したときに伸長するようにベロ−ズ11
5の開放部を本体ケース1の下端の周囲に固定されてお
り、下部保持板9の偏心位置に孔13を設け、この孔1
3に棒状温度計7と平行に上下自在に動くよう挿通し
て、指示棒12の一端がベローズ115の底部に固定さ
れている。なお、この実施の形態の作用は、実施の形態
1とほぼ同様であるので、説明を省略する。
【0034】又、図3に対応して図5に示すように、外
径が本体ケ−ス1の内径より細く、電気機器31の内圧
が上昇したときに伸長し、内圧が低下したときに収縮す
るようにベ−ズ119を棒状温度計7の下部に設けると
共に、開放部119aを本体ケース1の下端の開口1z
の周囲に固着されている。なお、この実施の形態の作用
は、実施の形態2とほぼ同様であるので、説明を省略す
る。
【0035】又、図6に示すように棒状温度計7の感温
部を本体ケース1の内面に接触させて固定しても良い
し、図7に示すように棒状温度計7の感温部は、本体ケ
ース1の内面下部に設けると共に、電気機器の内部の冷
媒よりも、熱伝導が良好な物質、例えばカボーンが添加
されたゴムで形成された円柱状の熱伝達部材120と、
この熱伝達部材120の中心部に円柱状の穴を設け、こ
の穴に棒状温度計7の感温部を係合することにより、棒
状温度計7を立設固定しても良い。図5の圧力温度計の
構成において、図8に示すように棒状温度計7の感温部
を熱伝導が良好な液体121に浸しても良い。
【0036】図6〜図8に示す実施の形態の場合、棒状
温度計7の感温部が熱伝達部材120,熱伝導が良好な
液体121,本体ケース1の内面に接触されているの
で、いずれかの構成により電気機器内部の冷却ガス等の
温度を速やかに棒状温度計7の感温部に伝達することが
できる。
【0037】また、図9に示すように二重ベローズとし
ても良い。図9において、本体ケース1の底面には、ド
ナーツ状の孔1zが穿設されていて、中央部には、内側
に配置された第1のベローズ23の密閉部が固定され、
この第1のベローズ23の外側に同心円状に配置された
第2のベローズ24の端部がケース1の端部に固定され
ており、ケース1内の第1のベローズ23の端部と、第
2のベローズ24の端部とが平な板25で接合されてい
る。なお、第1のベローズ23の内部に棒状温度計7の
先端部を挿入されている。上記のように構成された電気
機器の圧力温度計は、圧力の測定値の精度が良くなる。
【0038】また、図10に示すように、筒26を第1
のベローズ23の内部に設け、この筒22内に棒状温度
計7の感温部を有する先端部を挿入しても良い。
【0039】なお、上記実施の形態では、標識16を設
けて、圧力目盛り17を読み取るようにしたが、指示棒
12に基準となる平行線などを引き、これを基準部とし
て圧力目盛り17を読み取っても良い。
【0040】
【発明の効果】第1の発明によれば、一つの計器で電気
機器内部の温度と圧力を知ることができ、一つの計器を
取り付ければよいため電気機器側の取り付け加工が一つ
で済み、狭いスペースで取付けできるという効果があ
る。
【0041】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、電気機器内部の圧力が上昇した場合でも、ベロー
ズが収縮するので、ベローズが破損しにくく、棒状温度
計の感温部が作動し易いという効果がある。
【0042】第3の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、電気機器内部の圧力が上昇した場合でも、ベロー
ズが収縮するので、ベローズが破損しにくいという効果
がある。
【0043】第4の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、電気機器内の圧力が上昇した場合、ベロ−ズが伸
長し、圧力が低下した場合、ベロ−ズが収縮するように
ベロ−ズの開放部をケースに固定したので、電気機器内
の圧力の上昇又は低下に対応してベローズが伸長又は収
縮しに伴って移動する標識部材により圧力値を容易に読
み取ることができるという効果がある。
【0044】第5の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、電気機器内の圧力が上昇した場合、ベロ−ズが伸
長し、圧力が低下した場合、ベロ−ズが収縮するように
上記ベロ−ズの突出部を上記ケースに挿入すると共に、
ベロ−ズの開放部をケースに固定したので、電気機器内
の圧力の上昇又は低下に対応してベローズが伸長又は収
縮に伴って移動する標識部材により圧力値を容易に読み
取ることができるという効果がある。
【0045】第6の発明によれば、第2の発明の効果に
加え、ベロ−ズの内部を真空としたので、電気機器内の
圧力値として絶対圧力を指示できるという効果がある。
【0046】第7の発明によれば、第4の発明の効果に
加え、ベロ−ズの外側とキャップで囲まれる空間を真空
としたので、電気機器内の圧力値として絶対圧力を指示
できるという効果がある。
【0047】第8の発明によれば、第3又は第4の発明
の効果に加え、棒状温度計の温度を検知する感温部と、
ケースの内面とを、電気機器の内部の冷媒よりも熱伝導
率の良好な物質で充填させたので、棒状温度計の感温部
が速やかに電機機器の冷媒の温度を検知できるという効
果がある。
【0048】第9の発明によれば、第3又は第5の発明
の効果に加え、棒状温度計の温度を検知する感温部を、
ケースの内面に接触させたので、棒状温度計の感温部が
速やかに電機機器内部の冷媒の温度を検知できるという
効果がある。
【0049】第10の発明によれば、第8の発明の効果
に加え、棒状温度計の温度を検知する感温部に液体を浸
したので、棒状温度計の感温部が速やかに電機機器の冷
媒の温度を検知できるという効果がある。
【0050】第11の発明によれば、第1から第12の
発明のいずれかの効果に加え、電気機器内の温度値およ
び圧力値から温度−圧力特性曲線と照合する手間が不要
になり、しかも、電気機器内の温度−圧力特性曲線の銘
板も不要にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態である電気機器の圧力温
度計の要部を示す側断面図である。
【図2】 この発明の他の実施の形態である電気機器の
圧力温度計の要部を示す側断面図である。
【図3】 この発明の他の実施の形態である電気機器の
圧力温度計の要部を示す側断面図である。
【図4】 この発明の他の実施形態である電気機器の圧
力温度計の要部を示す側断面図である。
【図5】 この発明の他の実施形態である電気機器の圧
力温度計の要部を示す側断面図である。
【図6】 この発明の他の実施形態である電気機器の圧
力温度計の要部を示す側断面図である。
【図7】 この発明の他の実施形態である電気機器の圧
力温度計の要部を示す側断面図である。
【図8】 この発明の他の実施形態である電気機器の圧
力温度計の要部を示す側断面図である。
【図9】 この発明の他の実施形態である二重ベローズ
を用いた電気機器の圧力温度計の要部を示す側断面図で
ある。
【図10】 この発明の他の実施形態である二重ベロー
ズを用いた電気機器の圧力温度計の要部を示す側断面図
である。
【図11】 従来の電気機器の圧力温度計を固定した正
面図である。
【図12】 棒状温度計の外観図である。
【図13】 従来のダイヤル温度計の外観図である。
【図14】 従来のブルドン管式圧力計の外観図であ
る。
【図15】 従来の温度−圧力曲線を有する銘板の正面
図である。
【符号の説明】
1 本体ケ−ス、2 覗き窓、11 穴、7 棒状温度
計、12 指示棒、15,19,115,119 ベロ
ーズ、15a,115a ベローズの突出部、16 標
識部材、17 圧力目盛り、19a,119a ベロー
ズの開放部、21 補助針(指示部材)、23 第1の
ベローズ、25 第2のベローズ、31電気機器、10
0,200 圧力温度計、121 液体。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器の内部の温度値を測定する棒状
    温度計と、電気機器の内部の圧力値を測定する圧力計
    と、上記棒状温度計および上記圧力計を収納したケース
    と、を備えた電気機器の圧力温度計であって、 上記ケ−ス内に棒状温度計を立設固定し、この棒状温度
    計の上部又は下部に上記圧力計のベローズを設け、 このベローズの一端が棒に固定され、この棒または棒に
    固定された標識部材に圧力値を読み取る基準部を設ける
    と共に、上記基準部に対応した圧力目盛りを上記ケース
    に設け、 上記ケースには、上記棒状温度計の目盛り部と、上記基
    準部が視認できるように窓を設けたことを特徴とする電
    気機器の圧力温度計。
  2. 【請求項2】 上記棒状温度計の上部に上記圧力計のベ
    ローズが設けられており、電気機器内の圧力が上昇した
    場合、上記ベロ−ズが収縮し、上記圧力が低下した場
    合、上記ベロ−ズが伸長するように上記ベロ−ズの突出
    部を上記ケースに挿入すると共に、上記ベロ−ズの端部
    を上記ケースに固定したことを特徴とする請求項1記載
    の電気機器の圧力温度計。
  3. 【請求項3】 上記棒状温度計の下部に上記圧力計のベ
    ローズが設けられており、電気機器内の圧力が上昇した
    場合、上記ベロ−ズが収縮し、上記圧力が低下した場
    合、上記ベロ−ズが伸長するように上記ベロ−ズの端部
    を上記ケースに固定したことを特徴とする請求項1記載
    の電気機器の圧力温度計。
  4. 【請求項4】 上記棒状温度計の上部に上記圧力計のベ
    ローズが設けられており、電気機器内の圧力が上昇した
    場合、上記ベロ−ズが伸長し、上記圧力が低下した場
    合、上記ベロ−ズが収縮するように上記ベロ−ズの開放
    部を上記ケースに固定したことを特徴とする請求項1に
    記載の電気機器の圧力温度計。
  5. 【請求項5】 上記棒状温度計の下部に上記圧力計のベ
    ローズが設けられており、電気機器内の圧力が上昇した
    場合、上記ベロ−ズが伸長し、上記圧力が低下した場
    合、上記ベロ−ズが収縮するように上記ベロ−ズの突出
    部を上記ケースに挿入すると共に、上記ベロ−ズの開放
    部を上記ケースに固定したことを特徴とする請求項1に
    記載の電気機器の圧力温度計。
  6. 【請求項6】 上記ベロ−ズの内部を真空としたことを
    特徴とする請求項2に記載の電気機器の圧力温度計。
  7. 【請求項7】 上記ベロ−ズの外側を密閉して覆うキャ
    ップと、このキャップと上記ベロ−ズとにより囲まれる
    空間を真空としたことを特徴とする請求項4に記載の電
    気機器の圧力温度計。
  8. 【請求項8】 上記棒状温度計の温度を検知する感温部
    と、上記ケースの内面とを、上記電気機器の内部の冷媒
    よりも熱伝導率の良好な物質で充填させたことを特徴と
    する請求項3又は請求項5に記載の電気機器の圧力温度
    計。
  9. 【請求項9】 上記棒状温度計の温度を検知する感温部
    を、上記ケースの内面に接触させたことを特徴とする請
    求項3又は請求項5に記載の電気機器の圧力温度計。
  10. 【請求項10】 上記棒状温度計の温度を検知する感温
    部を、液体が浸されるようにしたことを特徴とする請求
    項8に記載の電気機器の圧力温度計。
  11. 【請求項11】 上記圧力計の圧力値に対応する上記棒
    状温度計の目盛り部に許容温度範囲を示す指示部材を上
    記棒に連結したことを特徴とする請求項1から請求項1
    0のいずれかに記載の電気機器の圧力温度計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015158481A (ja) * 2014-01-21 2015-09-03 株式会社テイエルブイ センサ装置

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