JPH10307650A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH10307650A JPH10307650A JP9116625A JP11662597A JPH10307650A JP H10307650 A JPH10307650 A JP H10307650A JP 9116625 A JP9116625 A JP 9116625A JP 11662597 A JP11662597 A JP 11662597A JP H10307650 A JPH10307650 A JP H10307650A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- signal
- power supply
- keyboard controller
- switch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源スイッチをオフとするための操作を所定
の順番で行わなければならず、電源オフの操作が煩わし
く、また装置全体を制御するマイクロコンピュータと電
源制御回路を接続する特殊なハードウェア信号を必要と
する。 【解決手段】 電源スイッチ３のオフを示していること
を検出したときは、キーボードコントローラ１は、予め
定められたシャットダウン用のキーボード操作をエミュ
レーションするようなキーコードをＤＡＴＡ信号として
出力し、Ｉ／Ｏチップ６及び内部バス７を介してメイン
ＣＰＵ（図示せず）へ供給する。キーボードコントロー
ラ１はこの電源オフを許可するコマンド信号ＣＭＤが入
力された時にＶＣＣ＿ＯＮ信号をネガティブに設定し、
低消費電力モードに入る。低消費電力モード中に電源ス
イッチ３がオンされると、キーボードコントローラ１は
このＭＡＩＮ＿ＳＷ＿ＯＮ信号により割り込みがかか
り、通常モードに復帰する。
の順番で行わなければならず、電源オフの操作が煩わし
く、また装置全体を制御するマイクロコンピュータと電
源制御回路を接続する特殊なハードウェア信号を必要と
する。 【解決手段】 電源スイッチ３のオフを示していること
を検出したときは、キーボードコントローラ１は、予め
定められたシャットダウン用のキーボード操作をエミュ
レーションするようなキーコードをＤＡＴＡ信号として
出力し、Ｉ／Ｏチップ６及び内部バス７を介してメイン
ＣＰＵ（図示せず）へ供給する。キーボードコントロー
ラ１はこの電源オフを許可するコマンド信号ＣＭＤが入
力された時にＶＣＣ＿ＯＮ信号をネガティブに設定し、
低消費電力モードに入る。低消費電力モード中に電源ス
イッチ３がオンされると、キーボードコントローラ１は
このＭＡＩＮ＿ＳＷ＿ＯＮ信号により割り込みがかか
り、通常モードに復帰する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に係
り、特に装置本体とキーボードとが一体となった情報処
理装置に関する。
り、特に装置本体とキーボードとが一体となった情報処
理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の情報処理装置の一例のブロ
ック図を示す。同図において、装置本体とキーボードと
が一体となった情報処理装置であるノートパソコン１０
は、少なくともキーマトリクス２、電源スイッチ３、バ
ッテリ（ＢＡＴＴ）４、キーボードコントローラ１１、
電源制御回路１２、入出力（Ｉ／Ｏ）チップ６及び内部
バス７を有している。キーボードコントローラ１１は、
内部のリード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）１３にキーボ
ード制御等のためのファームウェア（Ｆ／Ｗ）が格納さ
れている。
ック図を示す。同図において、装置本体とキーボードと
が一体となった情報処理装置であるノートパソコン１０
は、少なくともキーマトリクス２、電源スイッチ３、バ
ッテリ（ＢＡＴＴ）４、キーボードコントローラ１１、
電源制御回路１２、入出力（Ｉ／Ｏ）チップ６及び内部
バス７を有している。キーボードコントローラ１１は、
内部のリード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）１３にキーボ
ード制御等のためのファームウェア（Ｆ／Ｗ）が格納さ
れている。
【０００３】この情報処理装置では、電源スイッチ３が
オンされると、電源制御回路１２がバッテリ４の電圧を
電源電圧ＶＣＣとして装置内の各部に出力する。キーボ
ードコントローラ１１は上記の電源電圧ＶＣＣを受ける
と、ＲＯＭ１３内のＦ／Ｗに従い、キーマトリクス２を
スキャンし、キーの変化を検出するとキーコードに変換
してデータ信号ＤＡＴＡとしてＩ／Ｏチップ６に転送す
る。
オンされると、電源制御回路１２がバッテリ４の電圧を
電源電圧ＶＣＣとして装置内の各部に出力する。キーボ
ードコントローラ１１は上記の電源電圧ＶＣＣを受ける
と、ＲＯＭ１３内のＦ／Ｗに従い、キーマトリクス２を
スキャンし、キーの変化を検出するとキーコードに変換
してデータ信号ＤＡＴＡとしてＩ／Ｏチップ６に転送す
る。
【０００４】Ｉ／Ｏチップ６に転送されたデータ信号Ｄ
ＡＴＡ（キーコード）は、内部バス７を介してノートパ
ソコン１０の全体をコントロールしている、図示しない
メイン中央処理装置（ＣＰＵ）に供給される。同様に、
メインＣＰＵから発行されたコマンド（ＣＭＤ）は、Ｉ
／Ｏチップ６を介して、ＣＭＤ信号にてキーボードコン
トローラ１１に供給されてこれを制御する。
ＡＴＡ（キーコード）は、内部バス７を介してノートパ
ソコン１０の全体をコントロールしている、図示しない
メイン中央処理装置（ＣＰＵ）に供給される。同様に、
メインＣＰＵから発行されたコマンド（ＣＭＤ）は、Ｉ
／Ｏチップ６を介して、ＣＭＤ信号にてキーボードコン
トローラ１１に供給されてこれを制御する。
【０００５】一方、電源スイッチ３がオフされると、電
源制御回路１２はバッテリ４からの電圧の装置内の各部
への転送を遮断し、装置内の各部の動作を停止させる。
源制御回路１２はバッテリ４からの電圧の装置内の各部
への転送を遮断し、装置内の各部の動作を停止させる。
【０００６】図４は従来の情報処理装置の他の例のブロ
ック図を示す。この従来の情報処理装置は、特開昭５９
−４１０２５号公報記載の装置で、電源オンスイッチ２
２と電源オフスイッチ２３を有するキーボード２１と、
電源制御回路２４と、電池２５と、ランダム・アクセス
・メモリ（ＲＡＭ）２６と、装置全体の動作制御を司る
マイクロプロセッサ２７と、液晶表示素子（ＬＣＤ）２
８と、ＲＯＭ２９と、インタフェース回路３０とから構
成されている。
ック図を示す。この従来の情報処理装置は、特開昭５９
−４１０２５号公報記載の装置で、電源オンスイッチ２
２と電源オフスイッチ２３を有するキーボード２１と、
電源制御回路２４と、電池２５と、ランダム・アクセス
・メモリ（ＲＡＭ）２６と、装置全体の動作制御を司る
マイクロプロセッサ２７と、液晶表示素子（ＬＣＤ）２
８と、ＲＯＭ２９と、インタフェース回路３０とから構
成されている。
【０００７】この従来装置では、電源オフスイッチ２３
からの信号３２をマイクロプロセッサ２７が受けると、
マイクロプロセッサ２７に割り込み要求が発生し、処理
中の作業を中断させ、電源をオフしても回復時の処理に
影響を与えない状態になってから、電源制御回路２４に
対して電源オフ信号３３を発生させる。電源制御回路２
４は、この電源オフ信号３３により、ＲＡＭ２６以外の
回路の電源供給を停止する。
からの信号３２をマイクロプロセッサ２７が受けると、
マイクロプロセッサ２７に割り込み要求が発生し、処理
中の作業を中断させ、電源をオフしても回復時の処理に
影響を与えない状態になってから、電源制御回路２４に
対して電源オフ信号３３を発生させる。電源制御回路２
４は、この電源オフ信号３３により、ＲＡＭ２６以外の
回路の電源供給を停止する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図３に示し
た従来の情報処理装置では、電源スイッチ３をオフとす
るためには、定められた複数のキーボード操作を定めら
れた順で行わないと、装置が故障してしまうおそれがあ
るため、使用者は画面に表示された順番で電源スイッチ
３をオフとするための操作を行わなければならず、電源
オフの操作が煩わしいという問題がある。
た従来の情報処理装置では、電源スイッチ３をオフとす
るためには、定められた複数のキーボード操作を定めら
れた順で行わないと、装置が故障してしまうおそれがあ
るため、使用者は画面に表示された順番で電源スイッチ
３をオフとするための操作を行わなければならず、電源
オフの操作が煩わしいという問題がある。
【０００９】また、図４に示した従来の情報処理装置で
は、装置全体を制御するマイクロコンピュータ２７がキ
ーボード２１と電源制御回路２４を直接アクセスしてい
るため、装置全体を制御するマイクロコンピュータ２７
とキーボード及び電源制御回路２４を接続する特殊なハ
ードウェア信号を必要とするという問題がある。
は、装置全体を制御するマイクロコンピュータ２７がキ
ーボード２１と電源制御回路２４を直接アクセスしてい
るため、装置全体を制御するマイクロコンピュータ２７
とキーボード及び電源制御回路２４を接続する特殊なハ
ードウェア信号を必要とするという問題がある。
【００１０】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
どのような状態で使用していても、電源スイッチをオフ
すると、装置を破壊することなく、電源オフできる情報
処理装置を提供することを目的とする。
どのような状態で使用していても、電源スイッチをオフ
すると、装置を破壊することなく、電源オフできる情報
処理装置を提供することを目的とする。
【００１１】また、本発明の他の目的は、特殊なハード
ウェア信号を使用することなく、電源オフを簡易に実現
し得る情報処理装置を提供することにある。
ウェア信号を使用することなく、電源オフを簡易に実現
し得る情報処理装置を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、電源スイッチのオン状態時に、キーマト
リクスをスキャンして得た信号をキーコードに変換して
装置内部のメイン中央処理装置へ転送するキーボードコ
ントローラを備えた情報処理装置において、直流電圧を
発生する直流電源と、直流電源からの直流電圧を制御信
号に応じて電源電圧として通過又は遮断する電源制御回
路と、を備え、キーボードコントローラは、電源スイッ
チのオン信号の入力時に割り込みを検出する手段と、検
出手段による割り込み検出時は、電源スイッチからの入
力信号がオンかオフかを確認し、その確認結果に応じて
制御信号を発生し、電源制御回路を電源電圧を出力又は
遮断するように制御する制御手段とを有する構成とした
ものである。
め、本発明は、電源スイッチのオン状態時に、キーマト
リクスをスキャンして得た信号をキーコードに変換して
装置内部のメイン中央処理装置へ転送するキーボードコ
ントローラを備えた情報処理装置において、直流電圧を
発生する直流電源と、直流電源からの直流電圧を制御信
号に応じて電源電圧として通過又は遮断する電源制御回
路と、を備え、キーボードコントローラは、電源スイッ
チのオン信号の入力時に割り込みを検出する手段と、検
出手段による割り込み検出時は、電源スイッチからの入
力信号がオンかオフかを確認し、その確認結果に応じて
制御信号を発生し、電源制御回路を電源電圧を出力又は
遮断するように制御する制御手段とを有する構成とした
ものである。
【００１３】本発明では、装置全体の動作を司るメイン
中央処理装置がキーボードと電源制御回路を直接アクセ
スするのではなく、キーボードコントローラが従来と同
じインタフェース信号を使用してメイン中央処理装置と
接続された構成にできる。
中央処理装置がキーボードと電源制御回路を直接アクセ
スするのではなく、キーボードコントローラが従来と同
じインタフェース信号を使用してメイン中央処理装置と
接続された構成にできる。
【００１４】また、請求項２記載の発明は、キーボード
コントローラを、電源オン状態において電源スイッチか
らの信号に基づき電源スイッチのオフを検出したとき
は、あたかもキーボード操作で電源をオフする一連の動
作をエミュレーションするキーコードを出力する出力手
段と、出力手段からのキーコード出力後にメイン中央処
理装置からの電源オフの確認信号入力時に電源制御回路
により電源電圧を遮断するように制御する手段とを有す
る構成としたものである。
コントローラを、電源オン状態において電源スイッチか
らの信号に基づき電源スイッチのオフを検出したとき
は、あたかもキーボード操作で電源をオフする一連の動
作をエミュレーションするキーコードを出力する出力手
段と、出力手段からのキーコード出力後にメイン中央処
理装置からの電源オフの確認信号入力時に電源制御回路
により電源電圧を遮断するように制御する手段とを有す
る構成としたものである。
【００１５】本発明では、キーボードコントローラが電
源スイッチのオフを検出したときは、あたかもキーボー
ド操作で電源をオフする一連の動作をエミュレーション
するキーコードを出力するため、使用者が電源をオフす
るキーボード操作を不要にできる。
源スイッチのオフを検出したときは、あたかもキーボー
ド操作で電源をオフする一連の動作をエミュレーション
するキーコードを出力するため、使用者が電源をオフす
るキーボード操作を不要にできる。
【００１６】更に、請求項３記載の発明は、キーボード
コントローラを、電源電圧を遮断するように電源制御回
路を制御したときは低消費電力モードに設定され、その
後に電源スイッチからの信号に基づき電源スイッチのオ
ンを検出したときは、検出手段により割り込み動作し、
キーマトリクスをスキャンして得た信号をキーコードに
変換してメイン中央処理装置へ転送する通常モードに復
帰するよう構成したものである。
コントローラを、電源電圧を遮断するように電源制御回
路を制御したときは低消費電力モードに設定され、その
後に電源スイッチからの信号に基づき電源スイッチのオ
ンを検出したときは、検出手段により割り込み動作し、
キーマトリクスをスキャンして得た信号をキーコードに
変換してメイン中央処理装置へ転送する通常モードに復
帰するよう構成したものである。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は本発明になる情報処理装
置の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図３と
同一構成部分には同一符号を付してある。図１におい
て、ノートパソコン９は、少なくともキーボードコント
ローラ１、キーマトリクス２、電源スイッチ３、バッテ
リ（ＢＡＴＴ）４、電源制御回路５、入出力（Ｉ／Ｏ）
チップ６及び内部バス７を有している。キーボードコン
トローラ１は、内部のリード・オンリ・メモリ（ＲＯ
Ｍ）８にキーボードコントローラ制御のためのファーム
ウェア（Ｆ／Ｗ）が格納されている。
て図面と共に説明する。図１は本発明になる情報処理装
置の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図３と
同一構成部分には同一符号を付してある。図１におい
て、ノートパソコン９は、少なくともキーボードコント
ローラ１、キーマトリクス２、電源スイッチ３、バッテ
リ（ＢＡＴＴ）４、電源制御回路５、入出力（Ｉ／Ｏ）
チップ６及び内部バス７を有している。キーボードコン
トローラ１は、内部のリード・オンリ・メモリ（ＲＯ
Ｍ）８にキーボードコントローラ制御のためのファーム
ウェア（Ｆ／Ｗ）が格納されている。
【００１８】キーボードコントローラ１には、キーマト
リクス２をスキャンするキースキャン信号と、キーマト
リクス２からの信号を入力するスキャンイン信号と、電
源スイッチ３のオン／オフを示す信号（以下、これをMA
IN_SW_ON信号という）と、電源制御回路５の電源電圧Ｖ
ＣＣを制御する制御信号（以下、これをVCC_ON信号とい
う）と、Ｉ／Ｏチップ６とのインタフェースを行うＤＡ
ＴＡ信号と、コマンド信号ＣＭＤが入出力され、電源電
圧はバッテリ４から供給されている。
リクス２をスキャンするキースキャン信号と、キーマト
リクス２からの信号を入力するスキャンイン信号と、電
源スイッチ３のオン／オフを示す信号（以下、これをMA
IN_SW_ON信号という）と、電源制御回路５の電源電圧Ｖ
ＣＣを制御する制御信号（以下、これをVCC_ON信号とい
う）と、Ｉ／Ｏチップ６とのインタフェースを行うＤＡ
ＴＡ信号と、コマンド信号ＣＭＤが入出力され、電源電
圧はバッテリ４から供給されている。
【００１９】次に、この実施の形態の動作について、図
２のフローチャートを併せ参照して説明する。図２のフ
ローチャートは図１のＲＯＭ８に格納されているＦ／Ｗ
の一部の動作を示す。まず、電源スイッチ３のオン状態
では、キーマトリクス２をスキャンしながら（ステップ
１０１）、電源スイッチ３からのMAIN_SW_ON信号を取り
込み、オンかオフかをチェックする（ステップ１０２、
１０３）。
２のフローチャートを併せ参照して説明する。図２のフ
ローチャートは図１のＲＯＭ８に格納されているＦ／Ｗ
の一部の動作を示す。まず、電源スイッチ３のオン状態
では、キーマトリクス２をスキャンしながら（ステップ
１０１）、電源スイッチ３からのMAIN_SW_ON信号を取り
込み、オンかオフかをチェックする（ステップ１０２、
１０３）。
【００２０】MAIN_SW_ON信号が電源スイッチ３のオンを
示している間は、上記のステップ１０１〜１０３の動作
を繰り返す。一方、MAIN_SW_ON信号が電源スイッチ３の
オフを示していることを検出したときは、キーボードコ
ントローラ１は、予め定められたシャットダウン用のキ
ーボード操作をエミュレーションするようなキーコード
をDATA信号として出力し、Ｉ／Ｏチップ６及び内部バス
７を介してメインＣＰＵ（図示せず）へ供給する（ステ
ップ１０４）。
示している間は、上記のステップ１０１〜１０３の動作
を繰り返す。一方、MAIN_SW_ON信号が電源スイッチ３の
オフを示していることを検出したときは、キーボードコ
ントローラ１は、予め定められたシャットダウン用のキ
ーボード操作をエミュレーションするようなキーコード
をDATA信号として出力し、Ｉ／Ｏチップ６及び内部バス
７を介してメインＣＰＵ（図示せず）へ供給する（ステ
ップ１０４）。
【００２１】すると、装置全体を制御するメインＣＰＵ
が電源オフを許可するコマンド信号ＣＭＤを発生し、こ
れを内部バス７及びＩ／Ｏチップ６を介してキーボード
コントローラ１へ返送する。キーボードコントローラ１
はこの電源オフを許可するコマンド信号ＣＭＤが入力さ
れたかどうかをチェックしており（ステップ１０５）、
当該コマンド信号ＣＭＤが入力された時にVCC_ON信号を
ネガティブに設定し（ステップ１０６）、低消費電力モ
ードに入る（ステップ１０７）。
が電源オフを許可するコマンド信号ＣＭＤを発生し、こ
れを内部バス７及びＩ／Ｏチップ６を介してキーボード
コントローラ１へ返送する。キーボードコントローラ１
はこの電源オフを許可するコマンド信号ＣＭＤが入力さ
れたかどうかをチェックしており（ステップ１０５）、
当該コマンド信号ＣＭＤが入力された時にVCC_ON信号を
ネガティブに設定し（ステップ１０６）、低消費電力モ
ードに入る（ステップ１０７）。
【００２２】この低消費電力モード中に電源スイッチ３
がオンされると、電源スイッチ３からMAIN_SW_ON信号が
キーボードコントローラ１に入力され、キーボードコン
トローラ１はこのMAIN_SW_ON信号により割り込みがかか
り（ステップ２０１）、通常モードに復帰した後MAIN_S
W_ON信号の状態をチェックする（ステップ２０３）。
がオンされると、電源スイッチ３からMAIN_SW_ON信号が
キーボードコントローラ１に入力され、キーボードコン
トローラ１はこのMAIN_SW_ON信号により割り込みがかか
り（ステップ２０１）、通常モードに復帰した後MAIN_S
W_ON信号の状態をチェックする（ステップ２０３）。
【００２３】MAIN_SW_ON信号が本当に電源スイッチ３の
オンを示しているときには、VCC_ON信号をアクティブに
設定して（ステップ２０５）、電源制御回路５よりバッ
テリ４からの電源電圧ＶＣＣを装置内の各部へ出力させ
ると共に、キースキャンを開始する（ステップ１０
１）。一方、ステップ２０４でＭＡＩＮ＿ＳＷ＿ＯＮ信
号が電源スイッチ３のオフを示していることを検出した
ときには、キーボードコントローラ１を低消費電力モー
ドとする（ステップ１０７）。
オンを示しているときには、VCC_ON信号をアクティブに
設定して（ステップ２０５）、電源制御回路５よりバッ
テリ４からの電源電圧ＶＣＣを装置内の各部へ出力させ
ると共に、キースキャンを開始する（ステップ１０
１）。一方、ステップ２０４でＭＡＩＮ＿ＳＷ＿ＯＮ信
号が電源スイッチ３のオフを示していることを検出した
ときには、キーボードコントローラ１を低消費電力モー
ドとする（ステップ１０７）。
【００２４】このように、この実施の形態では、電源ス
イッチ３のオフを検出すると、キーボードコントローラ
１があたかも電源オフするようなキーボード操作をエミ
ュレーションしたキーコードを従来より使用されていた
インタフェース信号を用いて出力した後に電源をオフす
るようにしているため、電源オフの操作を電源スイッチ
３のオフ操作のみで済み、従来に比べて電源オフ時の操
作を極めて容易に、かつ、簡単にできる。
イッチ３のオフを検出すると、キーボードコントローラ
１があたかも電源オフするようなキーボード操作をエミ
ュレーションしたキーコードを従来より使用されていた
インタフェース信号を用いて出力した後に電源をオフす
るようにしているため、電源オフの操作を電源スイッチ
３のオフ操作のみで済み、従来に比べて電源オフ時の操
作を極めて容易に、かつ、簡単にできる。
【００２５】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えばノートパソコンに限らず、ワ
ードプロセッサ等の本体とキーボードとが一体的になっ
ている情報処理装置全般に適用可能である。
れるものではなく、例えばノートパソコンに限らず、ワ
ードプロセッサ等の本体とキーボードとが一体的になっ
ている情報処理装置全般に適用可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置全体の動作を司るメイン中央処理装置がキーボード
と電源制御回路を直接アクセスするのではなく、キーボ
ードコントローラが従来と同じインタフェース信号を使
用してメイン中央処理装置と接続された構成にしたた
め、特殊なハードウェア信号を不要にできる。
装置全体の動作を司るメイン中央処理装置がキーボード
と電源制御回路を直接アクセスするのではなく、キーボ
ードコントローラが従来と同じインタフェース信号を使
用してメイン中央処理装置と接続された構成にしたた
め、特殊なハードウェア信号を不要にできる。
【００２７】また、本発明によれば、キーボードコント
ローラが電源スイッチのオフを検出したときは、あたか
もキーボード操作で電源をオフする一連の動作をエミュ
レーションするキーコードを出力するため、使用者が電
源をオフするキーボード操作を不要にでき、よって、煩
わしい電源オフのためのキーボード操作を行うことなし
に、電源スイッチのみで電源オフしても装置の故障を引
き起こすことがなく、電源オフの操作を極めて簡単にで
きる。
ローラが電源スイッチのオフを検出したときは、あたか
もキーボード操作で電源をオフする一連の動作をエミュ
レーションするキーコードを出力するため、使用者が電
源をオフするキーボード操作を不要にでき、よって、煩
わしい電源オフのためのキーボード操作を行うことなし
に、電源スイッチのみで電源オフしても装置の故障を引
き起こすことがなく、電源オフの操作を極めて簡単にで
きる。
【図１】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図２】図１の動作説明用フローチャートである。
【図３】従来の一例のブロック図である。
１ キーボードコントローラ ２ キーマトリクス ３ 電源スイッチ ４ バッテリ（ＢＡＴＴ） ５ 電源制御回路 ６ 入出力（Ｉ／Ｏ）チップ ７ 内部バス ８ リード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ） ９ ノートパソコン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年６月１９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図２】図１の動作説明用フローチャートである。
【図３】従来の一例のブロック図である。
【図４】従来の他の例のブロック図である。
【符号の説明】 １ キーボードコントローラ ２ キーマトリクス ３ 電源スイッチ ４ バッテリ（ＢＡＴＴ） ５ 電源制御回路 ６ 入出力（Ｉ／Ｏ）チップ ７ 内部バス ８ リード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ） ９ ノートパソコン
Claims (3)
- 【請求項１】 電源スイッチのオン状態時に、キーマト
リクスをスキャンして得た信号をキーコードに変換して
装置内部のメイン中央処理装置へ転送するキーボードコ
ントローラを備えた情報処理装置において、 直流電圧を発生する直流電源と、 前記直流電源からの直流電圧を制御信号に応じて電源電
圧として通過又は遮断する電源制御回路と、 を備え、前記キーボードコントローラは、前記電源スイ
ッチのオン信号の入力時に割り込みを検出する手段と、 前記検出手段による割り込み検出時は、前記電源スイッ
チからの入力信号がオンかオフかを確認し、その確認結
果に応じて前記制御信号を発生し、前記電源制御回路を
電源電圧を出力又は遮断するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項２】 前記キーボードコントローラは、電源オ
ン状態において前記電源スイッチからの信号に基づき該
電源スイッチのオフを検出したときは、あたかもキーボ
ード操作で電源をオフする一連の動作をエミュレーショ
ンするキーコードを出力する出力手段と、該出力手段か
らのキーコード出力後に前記メイン中央処理装置からの
電源オフの確認信号入力時に前記電源制御回路により電
源電圧を遮断するように制御する手段とを有することを
特徴とする請求項１記載の情報処理装置。 - 【請求項３】 前記キーボードコントローラは、電源電
圧を遮断するように前記電源制御回路を制御したときは
低消費電力モードに設定され、その後に前記電源スイッ
チからの信号に基づき該電源スイッチのオンを検出した
ときは、前記検出手段により割り込み動作し、前記キー
マトリクスをスキャンして得た信号をキーコードに変換
して前記メイン中央処理装置へ転送する通常モードに復
帰することを特徴とする請求項１又は２記載の情報処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9116625A JPH10307650A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9116625A JPH10307650A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10307650A true JPH10307650A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14691835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9116625A Pending JPH10307650A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10307650A (ja) |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9116625A patent/JPH10307650A/ja active Pending
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