JPH10307065A - 温度検出器 - Google Patents

温度検出器

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JPH10307065A
JPH10307065A JP9131600A JP13160097A JPH10307065A JP H10307065 A JPH10307065 A JP H10307065A JP 9131600 A JP9131600 A JP 9131600A JP 13160097 A JP13160097 A JP 13160097A JP H10307065 A JPH10307065 A JP H10307065A
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temperature detector
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体の回転を阻害することなく、該回転体
の温度を精度良く測定することのできる温度検出器を提
供することである。 【解決手段】 円筒形中筒2と、円筒形外筒13と、該
中筒2と外筒13とによって保持されるマグネット10
と、先端の測温部9を一端に臨ませて上記中筒2によっ
て保持される熱電対7で構成され、温度計測対象とされ
る外輪30の外径面31に、マグネット10の磁力によ
って熱電対7の測温部9を接触せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転体の温度を計測
する温度検出器、例えば軸あるいは軸箱に隙間をもって
嵌着されて使用される軸受の、軸外径上をクリープ(摺
動)する内輪、あるいは軸箱内径面をクリープ(摺動)
する外輪、または低速回転する軸等の温度を計測する温
度検出器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリープする軸受外輪あるいは内
輪の温度を測定するには、図9(a)記載の温度検出器
が知られており、この温度検出器は、素線101 を保護管
102 に埋め込んだシース熱電対100 と、上記保護管102
を軸箱200 に固定するアダプタ300 ,400 ,500 とから
構成され、図10あるいは図11記載のように使用され
ている。
【0003】例えば図10記載の方法では、軸箱200 の
内径面201 に装着された外輪600 の温度を測るため、軸
箱200 に穿設された穴203 に保護管102 を挿入して熱電
対100 の測温部103 を外輪外径面(測定対象面)601 に
接触させ、軸箱200 のねじ部202 にアダプタ300 を取り
付け、アダプタ400 ,500 で保護管102 を軸箱200 に固
定して外輪温度を測定していた。
【0004】また、図11記載の方法では、軸700 の外
径面703 に装着された内輪800 の温度を測るため、軸70
0 に穿設された穴701 に保護管102 を挿入して熱電対10
0 の測温部103 を内輪内径面(測定対象面)801 に接触
させ、軸700 のねじ部702 にアダプタ300 を取り付け、
アダプタ400 ,500 で保護管102 を軸700 に固定して内
輪温度を測定していた。
【0005】また、図9(b)に示すように、熱電対10
0 の素線101 の先端を蝋付けして、球形、円錐形等に成
形した測温部103 と、その素線101 をばね座900 とアダ
プタ300 の穴に通し、熱電対100 の先端をばね座900 の
穴に充填剤で固定一体化し、ばね座900 外径に設けた熱
電対100 の測温部103 を測定対象面(内輪あるいは外
輪)に押し付けるためのコイルばね901 と、軸箱に固定
するアダプタ300 とから成るものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来技
術では、軸箱200 の内径にすきまで嵌着された外輪600
や、軸700 の外径にすきまで嵌着された内輪800 が、軸
箱200 の内径面801 や軸700 の外径面703 をクリープし
て回転摺動している状態で外輪あるいは内輪の温度を測
定することが難しいという問題点があった。
【0007】すなわち、測定対象面たる内輪800 あるい
は外輪600 に熱電対100 の測温部103 を強く押し付ける
と、クリープを阻害して回転摺動しなくなったり、押し
付けが弱いと接触が不安定となり測定精度が低下する。
【0008】特に、内輪800 の温度測定では、軸受を軸
に嵌着したあと熱電対を取り付けることが軸受サイズが
大きくなるほど難しく、軸の内輪装着部に事前に熱電対
を取り付けておく方法がとられるが、軸内径面上から熱
電対先端の測温部を出張らすと、内輪組込み上支障があ
り、軸外径面に合わせて固定されるため、測定対象面に
熱電対が接触しないという問題点があった。
【0009】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、回転体の回転を阻害することなく、該回転体の温度
を精度良く測定することのできる温度検出器を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明がなした技術的手段は、回転体に熱電対の測温
部を接触せしめて温度を計測する温度検出器であって、
温度計測対象とされる回転体にマグネットの磁力によっ
て熱電対の測温部を接触せしめることである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明温度検
出器の一実施例を説明する。まず、本発明温度検出器の
第一実施例を図3に基づいて説明する。
【0012】本実施例における温度検出器1は、例えば
円筒形中筒2と、その円筒形中筒2の一端4の平面から
先端の測温部9が温度測定対象物(回転体)に接触する
よう配されて埋め込まれる熱電対7と、上記円筒形中筒
2の外周に配される円筒形のマグネット10と、該マグ
ネット10の外周に配される円筒形外筒13とにより構
成されている(図3)。
【0013】円筒形中筒2は、非磁性材によって上下開
放状の円筒状に形成され、その中心に設けられている挿
通孔3にて熱電対7を保護するとともに一端4にて測温
部9を固定し、そして他端5には、その外側に装着され
るマグネット10を軸方向に固定するフランジ6が外方
に向けて延設されている。したがって、本実施例ではフ
ランジ6を備えることで断面形状が逆T字状とされてい
る(図3参照)。
【0014】熱電対7は、素線8の先端を蝋付けして略
球状に測温部9が形成されており、上記円筒形中筒2の
挿通孔3内に挿入されると共に、一端4の平面から、僅
かに測温部9の先端が臨むように埋め込まれている。ま
た、測温部9は温度測定対象物に接触するよう埋め込ま
れているものであれば特にその突出度合は限定されず任
意である。
【0015】マグネット10は、上記円筒形中筒2の円
筒部2aを嵌挿可能とする中空部11を中心に備えた円
筒形状に形成され、円筒形中筒2のフランジ6上に接触
せしめた状態でその一端12が円筒形中筒2の一端4と
面一状となる全高としている(図3参照)。
【0016】円筒形外筒13は、非磁性材によって上下
開放状の円筒状に形成され、その内径はマグネット10
を嵌合できる程度にすると共に、該マグネット10を軸
方向に固定するフランジ14が内方に向けて延設されて
いる。
【0017】したがって、上記円筒形中筒2の軸方向に
マグネット10の磁力が働くので、測温部9を固定した
一端側を、測定対象となる回転体、例えば内輪あるいは
外輪(磁性体)に接近せしめると、マグネット10の磁
力で温度検出器1全体が内輪あるいは外輪(回転体)の
測定対象面へ移動して吸着(磁力の吸引力により接触)
される。
【0018】そして、測温部9は、磁力で内輪あるいは
外輪(測定対象面)へ吸着(接触)しているだけなの
で、内輪あるいは外輪(測定対象面)がクリープして
も、検出器1は測定対象面に接触しつづけ、内輪あるい
は外輪(測定対象面)のクリープに影響することもな
い。
【0019】なお、本実施例ではマグネット10を軸方
向に固定するフランジ6,14が、それぞれ円筒形中筒
2と円筒形外筒13に備えるものとしているが、マグネ
ット10を上記中筒2、外筒13のいずれか一方あるい
は双方に固定せしめるものとすれば上記フランジ6,1
4を設けなくともよい。
【0020】また、本実施例では、円筒形中筒2のフラ
ンジ6外周と円筒形外筒13のフランジ14内周との間
に隙間15が形成されているが、上記隙間15の間隔は
任意であり、さらに特に限定されるものではないため隙
間15は設けなくともよい。また、円筒形中筒2と円筒
形外筒13にあっては、本実施例において非磁性材をも
って説明しているが、磁性体を使っても温度検出器とし
ての支障はない。
【0021】さらに、円筒形中筒2と円筒形外筒13と
からなる構造を、本実施例では夫々別体構造をもって形
成するが、円筒形外筒13と同一径とする中空円筒の内
底中心部に円筒形中筒2の円筒部2aと同一形状の中空
円筒部を立設せしめて一体的に形成するものとしても良
い。
【0022】図6および図7は温度検出器1の第二実施
例を示し、非磁性材をもって略円柱状(中実状)に形成
されたケーシング16と、該ケーシング16の中心部に
設けた挿通孔17と、該挿通孔17に埋め込み接着剤等
で固定することで、測温部9を一端18から臨ませてい
る熱電対7と、ケーシング16の軸方向に穿設された複
数の埋設孔19…に埋め込んだ棒状のマグネット20…
とにより構成されている。
【0023】本実施例の温度検出器1によっても上記詳
述した第一実施例と同様の作用効果を奏し得る。
【0024】また、マグネット20の配設数は特に限定
されず任意に選択可能であり、また複数個のマグネット
を使用することとせず、単一のマグネットを使用するも
のとしても構わない。さらに、ケーシング16には、非
磁性体に変えて磁性体を使っても温度検出器としての支
障はない。また、複数本の熱電対を設けても良い。
【0025】図8は温度検出器1の第三実施例を示し、
非磁性材をもって一端22を開放せしめて有底円筒形状
(中空状)に形成されたケーシング21と、該ケーシン
グ21内に嵌合されたマグネット25と、上記ケーシン
グ21の底部23の中心に設けた挿通孔24と、マグネ
ット25の中心部に設けた挿通孔26とを連通せしめ、
埋め込み接着剤等で固定することで、測温部9を一端か
ら臨ませている熱電対7とにより構成されている。
【0026】本実施例の温度検出器1によっても上記詳
述した第一実施例と同様の作用効果を奏し得る。
【0027】また、ケーシング21には、非磁性体に変
えて磁性体を使っても温度検出器としての支障はない。
【0028】
【実施例】以下、図に基づいて本発明温度検出器の一実
施例を説明する。また、図中27は軸箱、30は外輪、
32は内輪、34はころ、35は軸を夫々示す。なお、
本実施例は単に本発明温度検出器の一実施例を説明する
にすぎず、何等これに限定されるものではなく、また本
実施例にて示す外輪30、内輪32、ころ34、および
軸35は本発明の範囲内において他の構成を適用可能で
あって特に限定されるものではない。
【0029】図1及び図2では、軸箱27の内径面にす
きまをもって嵌着された外輪(回転体)30がクリープ
する場合の外輪(回転体)温度を検出する実施例を示
す。本実施例では上述した図3記載の温度検出器1を使
用している。
【0030】軸箱27は、温度検出器1を自由に上下動
可能に内装できる検出器内装用穴28を、内径面と連通
するよう凹設し、該検出器内装用穴28は、その内底面
に軸箱頂面へと貫通する貫通孔29を設けている。本実
施例では、温度検出器1の円筒形外筒13の外面が摺設
する程度の内径で、温度検出器1が上下動可能な深さに
検出器内装用穴28が構成されている。
【0031】従って、温度検出器1を軸箱27の検出器
内装用穴28に装着し、外輪30が軸箱27の内径面に
嵌着されると、温度検出器1が外輪外径面31に向って
検出器内装用穴28内を移動すると共に接触して測温部
9が固定される。
【0032】温度検出器1は、マグネット10の磁力で
外輪外径面31に固定されているだけなので、軸箱27
の内径面にすきまをもって嵌着された外輪30がクリー
プしている状態で温度を測定する際であっても、クリー
プを止めずに温度計測を可能にする効果がある。
【0033】図4は、軸35の外径面にすきまをもって
嵌着された内輪(回転体)32がクリープする場合の内
輪(回転体)温度を検出する実施例を示す。温度検出器
の構成は、上述した図3記載の温度検出器1を使用して
いる。
【0034】本実施例は、温度検出器1を自由に上下動
可能に内装できる検出器内装用穴28を、軸外径面36
と連通するよう軸35内に凹設し、該検出器内装用穴2
8は、軸35内に穿設される通路37と連絡する貫通孔
29を内底面に設けている。本実施例では、温度検出器
1の円筒形外筒13の外面が摺設する程度の内径で、温
度検出器1が上下動可能な深さに検出器内装用穴28が
構成されている。
【0035】従って、温度検出器1を軸35の検出器内
装用穴28に装着し、内輪32が軸35の外径面36に
すきまをもって嵌着されると、温度検出器1が内輪内径
面33に向って検出器内装用穴28内を移動すると共に
接触して測温部9が固定される。
【0036】このように、温度検出器1は、マグネット
10の磁力で内輪内径面33に固定されているだけなの
で、軸35の外径面36にすきまをもって嵌着された内
輪32がクリープしている状態で温度を測定する際であ
っても、クリープを止めずに温度計測を可能にする効果
がある。
【0037】上記説明した各実施例によれば、次のよう
な作用効果を奏する。
【0038】熱電対7の先端測温部9、その外周に円筒
形中筒2、マグネット10、円筒形外筒13で、軸箱2
7の検出器内装用穴28よりも小型の円筒一体型に温度
検出器1が成形されているので、軸箱27の内径面ある
いは軸35の外径面36に穿設された検出器内装用穴2
8に、熱電対7の測温部9をすきまをもたせて、また軸
箱27の内径面あるいは軸35の外径面36より測温部
9を沈めて配設することができる。
【0039】そのため、測温部9が出っ張ることがない
ので、軸箱27あるいは軸35への外輪あるいは内輪の
装着がスムーズに行える。
【0040】そして、上記配設状態とした後、軸箱27
の内径あるいは軸35の外径面36に外輪30あるいは
内輪32が嵌着されると、マグネット10の磁力によつ
て軸箱27あるいは軸35の検出器内装用穴28内を、
外輪30あるいは内輪32の測定面(外輪外径面31あ
るいは内輪内径面33)方向に向って温度検出器1の全
体が移動し、外輪外径面31あるいは内輪内径面にマグ
ネット10の磁力によって吸着(接触)されてその状態
が維持される。
【0041】また、マグネット10の外周は非磁性材か
らなる円筒形外筒13でカバーされているので、検出器
内装用穴28の中で止まってしまう虞れはない。
【0042】さらに、マグネット10の磁力で、外輪外
径面31あるいは内輪内径面33に接触しているだけな
ので、外輪30あるいは内輪32が軸箱27内径あるい
は軸35の外径面上をクリープして回転摺動しても、そ
れを阻害することがなく、また、接触が不安定になるこ
ともない。
【0043】また、図6,図8に示す他の実施形態を用
いたとしても上記実施例と同じ作用効果が得られる。
【0044】さらに、本発明の温度検出器は、極低速で
回転する回転体の温度を計測するときにも簡便に利用で
きる(図5参照)。
【0045】例えば、低速で回転する軸(回転体)35
の表面温度や、外輪回転する軸受外輪温度等、センサホ
ルダ38を固定することによって、スリップリング、無
線システムを使わずに簡便に温度が測定できる。
【0046】本実施例に使用される温度検出器1は図3
記載の温度検出器1であり、作用効果も同一であるた
め、同一箇所に同一符号を付してその説明は省略する。
また、本実施例においても上記各実施例にて用いたと同
様に図6乃至図8記載の他の温度検出器を用いるものと
してもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は上記構成としたことにより、温
度測定対象物(外輪、内輪等の回転体)が接近すると、
マグネットの磁力で温度検出器全体が温度測定対象物方
向へと移動し、測定対象面に接触、固定され、測温部が
測定対象面に接触して温度の計測ができる。
【0048】また、測定対象面にマグネットの磁力で検
出器が接触しているだけなので、測定対象面がスライド
しても、検出器はスライドを阻害することなく測定対象
面に対しての接触を維持しつつ温度計測ができる効果を
有する。
【0049】従って、軸箱内径あるいは軸外径にすきま
をもって嵌着された外輪あるいは内輪(回転体)におけ
るクリープして回転摺動している測定対象面の温度を、
クリープを阻害することなく精度良く測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明温度検出器を外輪温度測定に用いた縦断
正面図。
【図2】一部縦断側面図。
【図3】本発明温度検出器の第一実施例を示す縦断正面
図。
【図4】本発明温度検出器を内輪温度測定に用いた縦断
正面図。
【図5】本発明温度検出器を低速回転する軸表面温度測
定に用いた一部縦断正面図。
【図6】本発明温度検出器の第二実施例の平面図。
【図7】本発明温度検出器の第二実施例の縦断正面図。
【図8】本発明温度検出器の第三実施例の縦断正面図。
【図9】従来の温度検出器を外輪温度測定に用いた縦断
正面図。
【図10】従来の温度検出器の縦断正面図。
【図11】従来の温度検出器を内輪温度測定に用いた縦
断正面図。
【符号の説明】
1:温度検出器 2:円筒形中筒 7:熱電対 9:測温部 10:マグネット 13:円筒形外筒 16,21:ケーシング 27:軸箱 28:検出器内装用穴 30:外輪 31:外輪外径面 32:内輪 33:内輪内径面 35:軸 38:ホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に熱電対の測温部を接触せしめて
    温度を計測する温度検出器であって、温度計測対象とさ
    れる回転体にマグネットの磁力によって熱電対の測温部
    を接触せしめることを特徴とする温度検出器。
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