JPH10304444A - 移動端末クローン検出排除方法 - Google Patents

移動端末クローン検出排除方法

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JPH10304444A
JPH10304444A JP11234097A JP11234097A JPH10304444A JP H10304444 A JPH10304444 A JP H10304444A JP 11234097 A JP11234097 A JP 11234097A JP 11234097 A JP11234097 A JP 11234097A JP H10304444 A JPH10304444 A JP H10304444A
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公一 幡上
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正 日高
Koji Shirota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体通信システムにおいて、クローン端末の
検出と排除を行なう方法を提供する。 【解決手段】移動端末1が基地局2および移動通信用交
換機3を介して通信を行なう移動体通信システムにおい
て、移動端末1と、移動通信用交換機3に接続されたデ
ータベース交換機5において、それぞれ前回の利用時刻
または利用時間を認証用データとして記憶し、移動端末
1の発信時、移動通信用交換機3において、移動端末1
とデータベース交換機5とのそれぞれの前回利用時刻ま
たは利用時間を比較して一致したとき、移動端末1を認
証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における、クローン端末の検出と排除を行なう方法に関
するものである。
【0002】携帯電話等の移動通信システムにおいて
は、移動端末の認証キーをコピーして作成されたクロー
ン端末の存在が大きな問題になっている。
【0003】そこでクローン端末を確実に検出できるよ
うにするとともに、検出されたクローン端末を使用不可
能なようにすることが要求されている。
【0004】
【従来の技術】携帯電話等の移動通信システムにおいて
は、端末ごとに定められている認証キーによって加入者
端末を認証し、認証された端末のみを通信可能とする方
式がとられている。
【0005】図18は、従来の移動端末の認証方法を示
したものであって、1は移動端末、2は基地局、3は移
動通信用交換機、4は固定網用交換機、5はデータベー
ス交換機、6はデータ交換機5に属するデータベースで
ある。
【0006】移動端末1は、固有の認証キーをそのメモ
リ上に保持している。またデータベース交換機5は、デ
ータベース6内に同じ認証キーを保持している。移動端
末1からの発信が生起した場合、基地局2を介して移動
通信用交換機3に対して接続要求を発生し()、これ
によって移動通信用交換機3が、固定網用交換機4,デ
ータベース交換機5を介してデータベース6から加入者
データを取得する () 。
【0007】移動通信用交換機3は、乱数を生成し
() 、加入者データ内の認証キーと乱数とから演算を
行なって、演算結果Aを得るとともに () 、この乱数
を基地局2を介して移動端末1に送る () 。移動端末
1では、そのメモリ内の認証キーと受信した乱数とから
演算を行なって、演算結果Bを得る () 。
【0008】移動端末1は、基地局2を介して移動通信
用交換機3に演算結果Bを送り () 、移動通信用交換
機3では、演算結果Aと演算結果Bとを比較して、一致
したとき移動端末1を認証する () 。移動端末1にお
いて、着信または位置登録呼が生起した場合も同様であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】移動端末側の認証キー
は、通常、端末内のメモリ(ROM)に予め格納されて
いるが、これに対して、他人の端末内のメモリを複製し
て他の端末内に実装することによって、他人の加入者番
号を窃用して不正使用する方法が密かに行なわれてい
る。このような端末は、交換機側からみた場合、正規端
末と全く異ならないため、クローン端末と呼ばれてい
る。
【0010】移動端末のメモリをコピーしてクローン端
末を作られた場合、認証キーが同一なため、移動通信用
交換機側において正常に認証されるので、クローン端末
による通信(発信,着信等)が可能になるが、クローン
端末は、認証キー等の情報が正規端末と同じなため、従
来の認証方式では、クローン端末であることの検出は不
可能であった。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、移動通信システムにおい
て、クローン端末を確実に検出することができるととも
に、検出されたクローン端末を使用不可能なようにする
ことが可能な、移動端末クローン検出排除方法を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述のように、認証キー
を用いた端末の認証方式によっては、クローン端末を確
実に検出,排除することができないので、それぞれの端
末(正規端末,クローン端末)のみに存在する他の情報
を利用して認証を行なうようにする。
【0013】これによって、正規端末とクローン端末と
が併存している場合、正規端末がクローン端末より先に
本発明方法を利用したときは、クローン端末が使用不可
能になる。逆に、クローン端末が先に本発明方法を利用
したときは、正規端末が使用不可能になるが、端末に不
正(NG)要因を通知することによって、正規端末利用
者がクローン端末の存在を認識することができるととも
に、正規端末利用者から通信事業者へ申告することによ
って、クローン端末の排除を行なうことが可能となる。
以下、クローン端末検出可能な認証方法について説明す
る。
【0014】[1] 前回の利用時間(時刻)をキーとする
認証方法。 (1) 前回の利用時間(時刻)を移動端末側および交換機
側に記憶しておき、次の発呼時または位置登録要求受信
時、前回の利用時間(時刻)をキーとして認証する。
【0015】図1は、前回の利用時間(時刻)をキーと
する認証方法を示したものであって、図18の場合と同
じものを同じ番号で示している。また、図2は、発信要
求時にデータ比較を行なう方法を示したものである。以
下、前回の利用時間(時刻)をキーとして認証する方法
を説明する。
【0016】移動端末1内のメモリおよびデータベース
交換機5のデータベース(DB)内に、利用時間(時
刻)を登録するメモリを用意して、前回利用時間管理デ
ータ領域に、該当電番ごとに前回の利用時間( 時刻) を
登録する。そして従来方式と同様の方法で、移動端末1
から基地局2を介して移動通信用交換機3に対して、接
続要求信号を送出すると同時に、前回利用時間(時刻)
のデータを送出する () 。
【0017】移動通信用交換機3は、固定網用交換機4
を介してデータベース交換機5から加入者データを収集
するとともに、前回利用時間(時刻)取得要求を送出す
ることによって () 、前回利用時間管理データから、
前回利用時間(時刻)を収集する。移動通信用交換機3
は、移動端末1から収集した前回利用時間(時刻)と、
データベース交換機5から収集した前回利用時間(時
刻)とを照合する ()。
【0018】照合結果、正しい場合は、移動通信用交換
機3からデータ書換え信号によって、今回の利用時間
(時刻)を固定網用交換機4を介してデータベース交換
機5に送出し () し、基地局2を介して移動端末1に
送出する () 。
【0019】データベース交換機5は、データベース内
の前回利用時間(時刻)を今回利用時間(時刻)に書き
換えて記憶し、移動端末1は、メモリ内の前回利用時間
(時刻)を今回利用時間(時刻)に書き換えて記憶す
る。
【0020】以後、正常に通信を行なうが、移動通信用
交換機3における照合結果、異常の場合は、移動通信用
交換機3から基地局2を介して移動端末1に対して切断
復旧信号を送出して、回線の切断復旧を行なう。
【0021】(2) 前回の利用時間(時刻)を端末および
交換機に記憶しておき、既存方式の認証と同時に前回の
利用時間(時刻)をキーとして認証する。
【0022】図3は、通常の認証と同時にデータ比較を
行なう方法を示したものである。以下、図3に基づい
て、従来方式の認証を行なうとともに、前回の利用時間
(時刻)をキーとして認証を行なう方法を説明する。
【0023】データベース交換機および移動端末に利用
時間(時刻)を登録するメモリを用意する。発呼または
位置登録要求を受信すると、移動通信用交換機では、デ
ータベース交換機から前回利用時間(時刻)のデータを
収集する()。
【0024】移動通信用交換機では、従来通りの方法で
発信または位置登録処理を行ない、移動端末から認証結
果通知信号によって、演算結果と前回利用時間(時刻)
のデータを受信する()。
【0025】移動通信用交換機では、移動端末の演算結
果と移動通信用交換機の演算結果との比較によって従来
方式の認証を行ない、異常のときは基地局側に切断復旧
信号を送出する () 。認証が正常に終了したときは、
移動端末から収集した前回利用時間(時刻)と、データ
ベース交換機から収集した前回利用時間(時刻)とを比
較する () 。
【0026】比較結果、正しい場合は、移動通信用交換
機からデータ書換え信号によって、移動端末側に今回の
利用時間(時刻)を送出し () 、データベース交換機
側に今回の利用時間(時刻)を送出する () 。これに
よって、移動端末およびデータベース交換機は、データ
の書換えを行なって、今回の利用時間(時刻)を記憶
し、以後、正常に通信を行なう。
【0027】データの比較結果、異常のときは、移動通
信用交換機から移動端末側に対して切断復旧信号を送出
して、回線の切断復旧を行なう。
【0028】[2] 前回の利用エリア情報をキーとする認
証方法。 前回の利用エリア情報を移動端末側および交換機側に記
憶しておき、次の利用時、前回の利用エリア情報をキー
として認証する。
【0029】図4は、エリア情報を示したものであっ
て、図18の場合と同じものを同じ番号で示している。
エリア情報としては、基地局単位 () 、AIC(エリ
アコード)単位 () 、移動通信用交換機単位 () が
考えられる。この方法の場合の動作概要は、[1] に示さ
れた前回の利用時間(時刻)をキーとする認証方式の場
合と同様である。
【0030】[3] 前回の認証演算結果をキーとする認証
方法。 前回の認証演算結果を移動端末側および交換機側に記憶
しておき、次の利用時、前回の認証演算結果をキーとし
て認証を行なう。この方法の場合の動作概要は、[1] に
示された前回の利用時間(時刻)をキーとする認証方式
の場合と同様である。
【0031】[4] 前回の着信電話番号をキーとする認証
方法。 前回の着信電話番号を移動端末側および交換機側に記憶
しておき、次の利用時、前回の着信電話番号をキーとし
て認証を行なう。この方法の場合の動作概要は、[1] に
示された前回の利用時間(時刻)をキーとする認証方式
の場合と同様である。
【0032】なお、上記[2],[3],[4] の場合も、[1] の
場合と同様に、既存方式の認証と同時に、前回の利用エ
リア情報, 前回の認証演算結果, 前回の着信電話番号を
キーとして認証することができる。
【0033】次に、上述の[1] 〜[4] の認証方法を実施
して、クローン端末を検出した場合の対処方法について
説明する。
【0034】[1] 利用者への通知方法。 移動通信用交換機において、認証異常(クローン端末の
存在を示す)を検出したとき、異常通知を移動端末およ
び保守センタに通知する。
【0035】図5は、利用者への通知方法を示したもの
であって、図18の場合と同じものを同じ番号で示し、
図中、7は保守センタである。
【0036】移動通信用交換機3において、データベー
ス側の前回データと、移動端末側の前回データとを照合
して()、異常検出時()、基地局2を介して移動
端末1に異常通知を行なうとともに()、固定網用交
換機4を介して保守センタ7に異常通知を行なう
()。この場合の異常通知方法としては、移動端末お
よび保守センタにおいてディプレイ上に表示する方法、
または音声によって通知する方法を用いることができ
る。
【0037】[2] 該当端末の発信停止方法。 (1) 移動通信用交換機において、該当加入者データに発
信停止の表示を行なう。
【0038】図6は、交換機からの自動発信停止方法を
示したものであって、図18の場合と同じものを同じ番
号で示している。
【0039】データベース側の前回データと移動端末側
の前回データとの照合結果、NGであったとき () 、
認証異常を検出する () 。移動通信用交換機3は、発
信停止要求を固定網用交換機4を介してデータベース交
換機5に送出し () 、これによって、データベース交
換機5はデータベース6において、対応する電番に、
「発信停止」を表示する。
【0040】(2) 正規利用者がパスワードを投入して、
データベース交換機内の前回データを書き換える。
【0041】図7は、データベース交換機内のデータ変
換方法を示したものであって、図18の場合と同じもの
を同じ番号で示している。
【0042】データベース交換機5におけるデータベー
ス内管理データに、データ書換え用パスワードを登録す
るエリアを設け、加入者契約時等に予め加入者が任意に
定めるパスワードを登録しておく。なお、以後のパスワ
ード変更も、特番等によって可能とする。
【0043】正規利用者は、移動端末1から基地局2を
経て移動通信用交換機3に特番とパスワードとを投入す
る () 。これによって移動通信用交換機3からパスワ
ード取得要求が、固定網用交換機4,データベース交換
機5を経て送られることによって () 、データベース
内管理データから、電番に対応するパスワードが、移動
通信用交換機3に返送される () 。
【0044】移動通信用交換機3は、データベース側の
パスワードと、移動端末が投入したパスワードとを照合
して、一致したとき、データ書換えを許容するととも
に、発信停止解除を設定する () 。これによって、移
動通信用交換機3から固定網用交換機4,データベース
交換機5を経てデータ書換えを指示することによって、
データベース内管理データにおける電番対応の前回デー
タを、移動端末1からパスワードとともに送出された端
末内データによって書き換える () 。これによってク
ローン端末は発信不可能になる。
【0045】また、移動通信用交換機3から固定網用交
換機4,データベース交換機5を経て発信停止解除を指
示することによって、(1) の処理によって、正規加入者
が発信停止になっている場合は、加入者管理データにお
いて、電番対応に発信停止解除を設定する () 。これ
によって、正規加入者端末は発信可能となる。
【0046】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段とその作用とを記述する。
【0047】(1) 移動端末1が基地局2および移動通信
用交換機3を介して通信を行なう移動体通信システムに
おいて、移動端末1と、移動通信用交換機3に接続され
たデータベース交換機5において、それぞれ前回の利用
時刻または利用時間を認証用データとして記憶し、移動
端末1の発信時、移動通信用交換機3において、移動端
末1とデータベース交換機5とのそれぞれの前回利用時
刻または利用時間を比較して一致したとき、移動端末1
を認証する。
【0048】このように、移動端末の認証方法として、
前回の利用時刻または時間を利用して認証を行なうの
で、確実にクローン端末を検出することができる。
【0049】(2) (1) の場合に、利用時刻として、発信
時刻または位置登録時刻または着信時刻を用い、利用時
間として通話時間を用いることができる。
【0050】(3) 移動端末1が基地局2および移動通信
用交換機3を介して通信を行なう移動体通信システムに
おいて、移動端末1と、移動通信用交換機3に接続され
たデータベース交換機5において、それぞれ前回の利用
エリア情報を認証用データとして記憶し、移動端末1の
発信時、移動通信用交換機3において、移動端末1とデ
ータベース交換機5とのそれぞれの前回利用エリア情報
を比較して一致したとき、移動端末1を認証する。
【0051】このように、移動端末の認証方法として、
前回の利用エリア情報を利用して認証を行なうので、確
実にクローン端末を検出することができる。
【0052】(4) (3) の場合に、利用エリア情報とし
て、移動端末が利用する基地局を示す基地局番号、また
は基地局が属するエリアを示すエリア識別番号、または
基地局またはエリアが属する移動通信用交換機を示す移
動通信用交換機番号を用いることができる。
【0053】(5) 移動端末1が基地局2および移動通信
用交換機3を介して通信を行なう移動体通信システムに
おいて、移動端末1と、移動通信用交換機3に接続され
たデータベース交換機5において、それぞれ前回の認証
演算結果を認証用データとして記憶し、移動端末1の発
信時、移動通信用交換機3において乱数を生成し、移動
端末1と移動通信用交換機3とにおいて、乱数とそれぞ
れの前回の認証演算結果とによって演算を行ない、移動
通信用交換機3において、移動端末1と移動通信用交換
機3のそれぞれの今回の認証演算結果を比較して一致し
たとき、移動端末1を認証する。
【0054】このように、移動端末の認証方法として、
前回の認証演算結果を利用して認証を行なうので、確実
にクローン端末を検出することができる。
【0055】(6) 移動端末1が基地局2および移動通信
用交換機3を介して通信を行なう移動体通信システムに
おいて、移動端末1と、移動通信用交換機3に接続され
たデータベース交換機5において、それぞれ前回の着信
電話番号を認証用データとして記憶し、移動端末1の発
信時、移動通信用交換機3において、移動端末1と、デ
ータベース交換機5とのそれぞれの着信電話番号を比較
して一致したとき、移動端末1を認証する。
【0056】このように、移動端末の認証方法として、
前回の着信電話番号を利用して認証を行なうので、確実
にクローン端末を検出することができる。
【0057】(7) (1) 〜(6) の場合に、移動端末1の発
信時に代えて、移動端末1の位置登録時に認証の処理を
行なうことができる。
【0058】(8) (1) 〜(7) の場合に、認証用データ
を、移動端末1の発信時または位置登録時、移動端末1
から最初に送られる信号に乗せて送出することによっ
て、認証の処理を行なうようにすることができる。
【0059】(9) (1) 〜(7) の場合に、移動端末1の接
続要求時、移動端末1と移動通信用交換機3とにおいて
固有の認証キーを用いて認証演算を行ない、移動端末1
から認証結果通知信号によって演算結果と認証用データ
とを移動通信用交換機3に送ることによって、移動通信
用交換機3において、移動端末1側の演算結果と移動通
信用交換機3側の演算結果とによって認証の処理を行な
って正常終了時、移動端末1側の認証用データと移動通
信用交換機3側の認証用データとを比較して、一致した
とき、移動端末1を認証するようにすることができる。
【0060】(10) (1) 〜(9) の場合に、移動端末1お
よびデータベース交換機5に、それぞれ前回の認証用デ
ータを記憶する前回データ情報管理部11,51を設
け、認証処理時、前回データ情報管理部11,51から
移動通信用交換機3に前回の認証用データを通知するよ
うにすることができる。
【0061】(11) (10)の場合に、認証処理の正常終了
時、各前回データ情報管理部11,51における前回の
認証用データを今回の認証用データに書き換えるように
することができる。
【0062】(12) (1) 〜(11)の場合に、移動端末1と
移動通信用交換機3との間における認証異常時、移動通
信用交換機3から保守センタ7に異常通知を行なうこと
によって、保守センタ7において異常情報を表示すると
ともに、移動通信用交換機3において移動端末1への異
常通知の可否を判定し、通知可のとき、基地局2を介し
て移動端末1に異常通知を行なうことによって、移動端
末1において異常情報を音声または表示によって通知す
る。
【0063】このように、クローン移動端末の検出時、
移動端末と保守センタに異常通知を行なうので、クロー
ン端末の存在を認識することができる。
【0064】(13) 移動端末1が基地局2および移動通
信用交換機3を介して通信を行なう移動体通信システム
において、移動端末1と移動通信用交換機3との間にお
ける認証異常時、移動通信用交換機3に接続されたデー
タベース交換機5において該当電番について発信停止を
表示することによって、該当加入者を自動的に発信停止
にする。
【0065】このように、クローン移動端末の検出時、
該当加入者を自動的に発信停止にするので、クローン端
末での悪用を防止することができる。
【0066】(14) 移動端末1が基地局2および移動通
信用交換機3を介して通信を行なう移動体通信システム
において、移動通信用交換機3が、利用者が移動端末1
から投入したパスワードと、移動通信用交換機3に接続
されたデータベース交換機5に記憶されているパスワー
ドとの照合一致を検出したとき、移動端末1における利
用者の正当性を確認する。
【0067】このように、パスワードを用いることによ
って、移動端末1における利用者の正当性を確認するこ
とができる。
【0068】(15) (14)の場合に、移動端末1が基地局
2および移動通信用交換機3を介して通信を行なうとと
もに、移動端末1と移動通信用交換機3のそれぞれにお
ける認証用データの比較一致によって移動端末1を認証
する移動体通信システムにおいて、パスワードの照合一
致時、データベース交換機5における前回の認証用デー
タを移動端末1の前回の認証用データに書き換える。
【0069】このように、パスワードを用いることによ
って、クローン端末があった場合、センタへの申請等を
行なわなくても、正規加入者がクローン端末を使用不能
にすることができる。
【0070】(16) (14)の場合に、移動端末1が基地局
2および移動通信用交換機3を介して通信を行なうとと
もに、移動端末1と移動通信用交換機3との間における
認証異常時、移動通信用交換機3に接続されたデータベ
ース交換機5において該当電番について発信停止を表示
することによって、該当加入者を自動的に発信停止にす
る移動体通信システムにおいて、パスワードの照合一致
時、データベース交換機5における発信停止の表示を解
除する。
【0071】このように、パスワードを用いることによ
って、クローン端末があった場合、センタへの申請等を
行なわなくても、正規加入者が使用可能になる。
【0072】
【発明の実施の形態】以下、本発明のクローン端末検出
のための認証方法について説明する。
【0073】I.本発明の実施形態(1) として、前回の
利用時間(時刻)をキーとする認証方法を説明する。こ
の場合の利用時間(時刻)としては、発信時刻,位置登
録時刻,着信時刻,通話時間等を用いることができる。
以下においては、発信時刻をキーとする場合を例として
説明する。
【0074】図8は、前回の発信時刻をキーとする認証
方法(発呼要求時データ比較を行なう方法)を示したも
のであって、図18の場合と同じものを同じ番号で示し
ている。図中、移動端末1において、11は前回データ
情報管理部である。移動通信用交換機3において、31
は対基地局信号送受信部、32は発信制御部、33は対
交換機信号送受信部、34はデータベース制御部、35
は認証(データ照合)制御部、36は受信時間測定部で
ある。データベース交換機5において、51は前回デー
タ情報管理部、52は加入者データ管理部である。
【0075】[1] 移動端末1から、発呼要求信号に前回
発信時刻を設定して送出する((1))。 [2] 移動通信用交換機3の対基地局信号送受信部31に
おいて発呼要求信号を受信して((2)) 、発信制御部32
を起動する((3)) 。 [3] 発信制御部32はデータベース制御部34を起動し
((4)) 、データベース制御部34から、対交換機信号送
受信部33,固定網用交換機4を介して、データベース
交換機5の前回データ情報管理部51に対して、前回発
信時刻の収集要求を行なう((5),(6),(7)) 。
【0076】[4] データベース交換機5の前回データ情
報管理部51において、該当加入者の前回発信時刻を検
索し、固定網用交換機4を経て、移動通信用交換機3に
おいて対交換機信号送受信部33を介してデータベース
制御部34に送出し((8),(9),(10))、データベース制御
部34から発信制御部32に通知する((11))。 [5] 発信制御部32から、移動端末1から受信した前回
発信時刻と、データベース制御部34から受信した前回
発信時刻とを設定して、認証(データ照合)制御部35
を起動する((12))。
【0077】[6] 認証(データ照合)制御部35は、移
動端末1側の前回発信時刻とデータベース制御部34側
の前回発信時刻とを比較し、比較結果を設定して発信制
御部32を起動する((13))。 [7] 発信制御部32において比較結果を判定し、判定結
果が正常であれば、受信時間測定部36を起動して((1
4))、今回の発信時刻を収集する((15))。
【0078】[8] 発信制御部32において収集した発信
時刻を設定して、データベース制御部34を起動し((1
6))、データベース制御部34から対交換機信号送受信
部33,固定網用交換機4を介して、データベース交換
機5に今回発信時刻を送出する((17),(18),(19))。ま
た、対基地局信号送受信部31,基地局2を介して移動
端末1に今回発信時刻を送出する((20),(21),(22))。今
回発信時刻を受信したデータベース交換機5および移動
端末1は、それぞれ前回データ情報管理部51,前回デ
ータ情報管理部11において、前回発信時刻を今回発信
時刻に書き換える。以上によって、認証OKとなり、以
後、正常に通信を行なう。
【0079】[9] 移動通信用交換機3の発信制御部32
において、対交換機信号送受信部33から固定網用交換
機4を経て、発呼要求信号を送出する((23),(24),(2
5))。
【0080】II. 本発明の実施形態(2) として、前回の
利用エリア情報をキーとする認証方法を説明する。この
場合の利用エリア情報としては、移動端末が利用する基
地局を示す基地局番号, 基地局が属するエリアを示すエ
リア識別番号(エリアコード), 基地局またはエリアが
属する移動通信用交換機を示す移動通信用交換機番号等
を用いることができる。以下においては、基地局番号を
キーとする場合を例として説明する。
【0081】図9は、前回の利用基地局番号をキーとす
る認証方法(発呼要求時データ比較を行なう方法)を示
したものであって、図8の場合と同じものを同じ番号で
示している。図中、移動通信用交換機3において、37
は基地局インタフェース→基地局番号変換部である。
【0082】[1] 移動端末1から、発呼要求信号に前回
利用基地局番号を設定して送出する((1)) 。 [2] 移動通信用交換機3の対基地局信号送受信部31に
おいて発呼要求信号を受信して((2)) 、発信制御部32
を起動する((3)) 。 [3] 発信制御部32はデータベース制御部34を起動し
((4)) 、データベース制御部34から対交換機信号送受
信部33,固定網用交換機4を介して、データベース交
換機5の前回データ情報管理部51に対して、前回利用
基地局番号収集要求を行なう((5),(6),(7)) 。
【0083】[4] 前回データ情報管理部51において、
該当加入者の前回利用基地局番号を検索して、固定網用
交換機4を経て、移動通信用交換機3において、対交換
機信号送受信部33を介してデータベース制御部34に
送出し((8),(9),(10))、データベース制御部34から発
信制御部32に通知する((11))。 [5] 発信制御部32から、移動端末1から受信した前回
利用基地局番号と、データベース制御部34から受信し
た前回利用基地局番号とを設定して、認証(データ照
合)制御部35を起動する((12))。
【0084】[6] 認証(データ照合)制御部35は、移
動端末1側の前回利用基地局番号と、データベース制御
部34側の前回利用基地局番号とを比較し、比較結果を
設定して発信制御部32を起動する((13))。 [7] 発信制御部32において比較結果を判定して、判定
結果が正常であれば、基地局インタフェース→基地局番
号変換部37を起動して((14))、今回の利用基地局番号
を収集する((15))。
【0085】[8] 発信制御部32において収集した基地
局番号を設定して、データベース制御部34を起動し
((16))、データベース制御部34から対交換機信号送受
信部33,固定網用交換機4を介して、データベース交
換機5に今回利用基地局番号を送出する((17),(18),(1
9) 。また、対基地局信号送受信部31,基地局2を介
して移動端末1に今回利用基地局番号を送出する(20),
(21),(22)) 。今回利用基地局番号を受信したデータベ
ース交換機5および移動端末1は、それぞれ前回データ
情報管理部51,前回データ管理部11において、前回
利用基地局番号を今回利用基地局番号に書き換える。以
上によって認証OKとなり、以後、正常に通信を行な
う。
【0086】[9] 移動通信用交換機3の発信制御部32
において、対交換機信号送受信部33,固定網用交換機
4を経て、発呼要求信号を送出する((23),(24),(25))。
【0087】III.本発明の実施形態(3) として、前回の
認証演算結果をキーとする認証方法を説明する。この場
合は、既存の認証方式を実行して、算出された認証演算
結果を次回の認証キーとして認証を行なう。
【0088】図10は、前回の認証演算結果をキーとす
る認証方法を示したものであって、図8の場合と同じも
のを同じ番号で示している。図中、移動通信用交換機3
において、38は乱数生成部、39は認証演算部であ
る。
【0089】[1] 移動端末1から既存の方法に従って発
呼要求信号を送出する((1)) 。 [2] 移動通信用交換機3の対基地局信号送受信部31に
おいて、発呼要求信号を受信して((2)) 、発信制御部3
2を起動する((3)) 。 [3] 発信制御部32はデータベース制御部34を起動し
((4)) 、データベース制御部34から、対交換機信号送
受信部33,固定網用交換機4を介して、データベース
交換機5の前回データ情報管理部51に対して、前回認
証演算結果収集要求を行なう((5)) 。
【0090】[4] 前回データ情報管理部51において、
該当加入者の前回認証演算結果を検索し、固定網用交換
機4を経て、移動通信用交換機3において、対交換機信
号送受信部33を介して、データベース制御部34に送
出し((6)) 、データベース制御部34から発信制御部3
2に通知する((7)) 。 [5] 発信制御部32から乱数生成部38を起動して
((8)) 、乱数を収集する((9)) 。 [6] 発信制御部32から、乱数を設定した認証要求信号
を、対基地局信号送受信部31,基地局2を介して、移
動端末1に送信する((10),(11),(12))。
【0091】[7] 移動端末1は、前回認証演算結果と乱
数をキーとして演算を行なって、演算結果を設定した認
証結果通知信号を基地局2に送出する((13))。 [8] 移動通信用交換機3の対基地局信号送受信部31に
おいて、認証結果通知信号を基地局2から受信して((1
4))、発信制御部32を起動する((15))。 [9] 発信制御部32は、データベース制御部34から収
集した前回認証演算結果と乱数を設定して、認証演算部
39を起動する((16))。
【0092】[10]認証演算部39は、乱数と前回認証演
算結果をもとに今回認証演算結果を算出して、発信制御
部32に通知する((17))。 [11]発信制御部32は、移動端末1から受信した認証演
算結果と、認証演算部39から受信した認証演算結果と
を設定して、認証(データ照合)制御部35を起動する
((18))。 [12]認証(データ照合)制御部35において、認証演算
結果の比較を行ない、比較結果を発信制御部32に通知
する((19))。
【0093】[13]発信制御部32において比較結果を判
定し、判定結果が正常であれば、今回認証演算結果を設
定して、データベース制御部34を起動し((20))、デー
タベース制御部34から対交換機信号送受信部33,固
定網用交換機4を介して今回認証演算結果をデータベー
ス交換機5に送出する((21))。また、発信制御部32か
ら対基地局信号送受信部31,基地局2を介して、移動
端末1に今回認証演算結果を送出する((22),(23),(2
4))。今回認証演算結果を受信したデータベース交換機
5および移動端末1は、それぞれ前回データ情報管理部
51,前回データ情報管理部11において、前回認証演
算結果を今回認証演算結果に書き換える。以上によって
認証OKとなり、以後、正常に通信を行なう。
【0094】[14]移動通信用交換機3の発信制御部32
において、対交換機信号送受信部33から固定網用交換
機4を経て、発呼要求信号を送出する((25),(26),(2
7))。
【0095】IV. 本発明の実施形態(4) として、前回の
着信電話番号をキーとする認証方法を説明する。
【0096】図11は、前回の着信電話番号をキーとす
る認証方法を示したものであって、図8の場合と同じも
のを同じ番号で示している。
【0097】[1] 移動端末1から、発呼要求信号に前回
の着信電話番号を設定して送出する((1)) 。 [2] 移動通信用交換機3の対基地局信号送受信部31に
おいて、発呼要求信号を受信して((2)) 、発信制御部3
2を起動する((3)) 。 [3] 発信制御部32は、データベース制御部34を起動
し((4)) 、データベース制御部34から、対交換機信号
送受信部33,固定網用交換機4を介して、データベー
ス交換機5の前回データ情報管理部51に対して、前回
着信電話番号の収集要求を行なう((5),(6),(7)) 。
【0098】[4] 前回データ情報管理部51において、
該当加入者の前回着信電話番号を検索し、固定網用交換
機4を経て、移動通信用交換機3において、対交換機信
号送受信部33を介してデータベース制御部34に送出
し((8),(9),(10))、データベース制御部34から発信制
御部32に通知する((11))。
【0099】[5] 発信制御部32から、移動端末1から
受信した前回着信電話番号と、データベース制御部34
から受信した前回着信電話番号とを設定して、認証(デ
ータ照合)制御部35を起動する((12))。 [6] 認証(データ照合)制御部35は、移動端末1側の
前回着信電話番号と、データベース制御部34側の前回
着信電話番号とを比較し、比較結果を設定して発信制御
部32を起動する((13))。
【0100】[7] 発信制御部32において比較結果を判
定して、判定結果が正常であればデータベース制御部3
4を起動し((14))、データベース制御部34から対交換
機信号送受信部33,固定網用交換機4を介して、デー
タベース交換機5に今回着信電話番号を送出する((15),
(16),(17))。また、対基地局信号送受信部31,基地局
2を介して、移動端末1に今回着信電話番号を送出する
((18),(19),(20))。今回着信電話番号を受信したデータ
ベース交換機5および移動端末1は、前回データ情報管
理部51,前回データ情報管理部11において、前回着
信電話番号を今回着信電話番号に書き換える。以上によ
って認証OKとなり、以後、正常に通信を行なう。
【0101】[8] 移動通信用交換機3の発信制御部32
において、対交換機信号送受信部33から固定網用交換
機4を経て、発呼要求信号を送出する((21),(22),(2
3))。
【0102】以下、クローン端末検出(本発明方法によ
る認証NG)時の対処方法を説明する。
【0103】本発明方法によって認証NGとなったとき
の対処方法として、利用者への通知と、該当端末の発信
停止と、該当端末の発信停止解除および前回データの書
換えとを行なう。
【0104】V.本発明の実施形態(5) として、クロー
ン端末検出時の利用者への通知方法を説明する。
【0105】図12は、クローン端末検出時の利用者へ
の通知方法を示したものであって、図8の場合と同じも
のを同じ番号で示している。図中、7は保守センタを示
し、移動通信用交換機3において、40は移動端末通知
管理部である。
【0106】[1] 移動通信用交換機3の発信制御部32
において、前回データ比較結果、異常を検出した((1))
。 [2] 発信制御部32から、異常通知を、対交換機信号送
受信部32,固定網用交換機4を介して、保守センタ7
に送出する((2),(3),(4)) 。 [3] 異常通知を受信した保守センタ7では、異常情報等
を表示する((5)) 。 [4] 移動通信用交換機3の発信制御部32から移動端末
通知管理部40を起動することによって、移動端末通知
管理部40は移動端末1への通知の可否の判定を行なう
((6)) 。
【0107】[5] 移動端末通知管理部40から通知可否
判定結果を設定して、発信制御部32を起動する((7))
。 [6] 発信制御部32は、通知可否判定結果に応じて、通
知可の場合は、対基地局信号送受信部31,基地局2を
介して、移動端末1に異常通知を送出する((8),(9),(1
0))。なお、通知可否の判定は、通信事業者の設定によ
るものである。 [7] 移動端末1は、異常通知を受けたとき、異常情報等
を音声またはディスプレイ上の表示によって、加入者に
知らせる((11))。以後、切断処理を行なう。
【0108】VI. 本発明の実施形態(6) として、クロー
ン端末検出時の該当端末の発信停止方法を説明する。
【0109】図13は、クローン端末検出時の該当端末
の発信停止方法を示したものであって、図8の場合と同
じものを同じ番号で示している。
【0110】[1] 移動通信用交換機3の発信制御部32
において、前回データの比較結果、異常を検出した
((1)) 。 [2] 発信制御部32から、異常通知を設定して、データ
ベース制御部34を起動する((2)) 。 [3] データベース制御部34は、異常通知を、対交換機
信号送受信部33,固定網用交換機4を介して、データ
ベース交換機5の加入者データ管理部52へ送出する
((3),(4),(5)) 。
【0111】[4] 加入者データ管理部52は、受信した
異常通知に応じて、該当加入者を発信停止加入者に変更
する((6)) 。 [5] 加入者データ管理部52は、発信停止変更完了通知
を、固定網用交換機4から移動通信用交換機3の対交換
機信号送受信部33を介して、データベース制御部34
に送出する((7),(8),(9)) 。 [6] データベース制御部34は、発信停止変更完了通知
を設定して、発信制御部32を起動する((10))。以後、
切断処理を行なう。
【0112】VII.本発明の実施形態(7) として、クロー
ン端末検出時の正規利用者による該当端末の発信停止解
除, 前回データ書換え方法を説明する。
【0113】図14は、クローン端末検出時の正規利用
者による該当端末の前回データ書換え方法を示したもの
であって、図8の場合と同じものを同じ番号で示してい
る。図中、移動通信用交換機3において、41はパスワ
ード照合部である。
【0114】[1] 正規利用者は、移動端末1から特番
(発信停止解除またはデータ書換え用)とパスワードを
投入する。 [2] 移動端末1から、発信停止解除/データ変更要求信
号に、パスワードおよび前回データを設定して、基地局
2を介して移動通信用交換機3に送出する((1),(2)) 。 [3] 移動通信用交換機3の対基地局信号送受信部31
は、発信停止解除/データ変更要求信号を受信して、発
信制御部32を起動する((3)) 。
【0115】[4] 発信制御部32は、データベース制御
部34を起動し((4)) 、データベース制御部34は対交
換機信号送受信部33,固定網用交換機4を介して、デ
ータベース交換機5の加入者データ管理部52に対し
て、該当加入者のパスワード収集要求を行なう((5),
(6),(7)) 。 [5] 加入者データ管理部52において、該当加入者のパ
スワードを設定して、固定網用交換機4から移動通信用
交換機3の対交換機信号送受信部33を介して、データ
ベース制御部34に通知する((8),(9),(10))。
【0116】[6] データベース制御部34において、パ
スワードを設定して、発信制御部32を起動する((1
1))。 [7] 発信制御部32において、移動端末1から受信した
パスワードと、データベース制御部34から受信したパ
スワードとを設定して、パスワード照合部41を起動す
る((12))。 [8] パスワード照合部41において、移動端末1からの
パスワードと、データベース制御部34からのパスワー
ドとを照合して、照合結果を発信制御部32に通知する
((13))。
【0117】[9] 発信制御部32において照合結果を判
定して、判定結果が正常であれば、移動端末1から受信
した前回データを設定して、データベース制御部34を
起動する((14))。 [10] データベース制御部34から、前回データを設定
して、データ変更要求を、対交換機信号送受信部33,
固定網用交換機4を介して、データベース交換機5の前
回データ情報管理部51に送出する。前回データ情報管
理部51は、前回データを受信した前回データに書き換
える((15),(16),(17))。
【0118】[11] 移動通信用交換機3の発信制御部3
2において、発信停止解除要求を設定して、データベー
ス制御部34を起動する((18))。 [12] データベース制御部34から発信停止解除要求
を、対交換機信号送受信部33から固定網用交換機4を
介して、データベース交換機5の加入者データ管理部5
2に送出する。加入者データ管理部52は、該当加入者
の発信停止を解除する((19),(20),(21))。
【0119】[13] 移動通信用交換機3の発信制御部3
2から、対基地局信号送受信部31,基地局2を介して
移動端末1に、完了通知を送出する((22),(23),(24))。
以後、正規利用者による通信を、正常に行なえるように
なる。
【0120】図15は、移動通信用交換機内の前回デー
タ比較フローを示したものであって、上述の各実施形態
における、移動通信用交換機内における前回データ比較
時の処理を説明している。
【0121】図16は、移動通信用交換機内のデータ比
較異常時のフローを示したものであって、上述の各実施
形態における、移動通信用交換機内における前回データ
比較結果、異常であったときの処理を説明している。
【0122】図17は、移動通信用交換機内のデータ書
換えフローを示したものであって、上述の各実施形態に
おける、移動通信用交換機内における前回データ書換え
時の処理を説明している。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動端末の認証方法として、前回のデータ(利用時間,エ
リア情報,認証演算結果,着信電話番号等)を利用して
認証を行なうようにしたので、確実にクローン端末を検
出することができる。本発明の認証方法は、従来の認証
方法と併用することができる。
【0124】また本発明によれば、クローン端末を検出
したとき、この端末を発信停止にすることによって、ク
ローン端末の悪用を防止することができる。
【0125】さらに本発明によれば、クローン端末検出
時、移動端末と保守センタに通知することによって、ク
ローン端末の存在を認識することが可能となる。
【0126】クローン端末検出時の、端末の発信停止解
除と前回のデータ変更を加入者が行なえるので、保守セ
ンタへの申請等を行なう必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前回の利用時間(時刻)をキーとする認証方法
を示す図である。
【図2】発信要求時にデータ比較を行なう方法を示す図
である。
【図3】通常の認証と同時にデータ比較を行なう方法を
示す図である。
【図4】エリア情報を示す図である。
【図5】利用者への通知方法を示す図である。
【図6】交換機からの自動発信停止方法を示す図であ
る。
【図7】データベース交換機内のデータ変換方法を示す
図である。
【図8】前回の発信時刻をキーとする認証方法を示す図
である。
【図9】前回の利用基地局番号をキーとする認証方法を
示す図である。
【図10】前回の認証演算結果をキーとする認証方法を
示す図である。
【図11】前回の着信電話番号をキーとする認証方法を
示す図である。
【図12】クローン端末検出時の利用者への通知方法を
示す図である。
【図13】クローン端末検出時の該当端末の発信停止方
法を示す図である。
【図14】クローン端末検出時の正規利用者による該当
端末の前回データ書換え方法を示す図である。
【図15】移動通信用交換機内の前回データ比較フロー
を示す図である。
【図16】移動通信用交換機内のデータ比較異常時のフ
ローを示す図である。
【図17】移動通信用交換機内のデータ書換えフローを
示す図である。
【図18】従来の移動端末の認証方式を示す図である。
【符号の説明】
1 移動端末 2 基地局 3 移動通信用交換機 5 データベース交換機 7 保守センタ 11 前回データ情報管理部 51 前回データ情報管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城田 浩司 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末が基地局および移動通信用交換
    機を介して通信を行なう移動体通信システムにおいて、 前記移動端末と、前記移動通信用交換機に接続されたデ
    ータベース交換機において、それぞれ前回の利用時刻ま
    たは利用時間を認証用データとして記憶し、移動端末の
    発信時、前記移動通信用交換機において、前記移動端末
    と前記データベース交換機とのそれぞれの前回利用時刻
    または利用時間を比較して一致したとき、該移動端末を
    認証することを特徴とする移動端末クローン検出方法。
  2. 【請求項2】 前記利用時刻が、発信時刻または位置登
    録時刻または着信時刻であり、前記利用時間が通話時間
    であることを特徴とする請求項1に記載の移動端末クロ
    ーン検出方法。
  3. 【請求項3】 移動端末が基地局および移動通信用交換
    機を介して通信を行なう移動体通信システムにおいて、 前記移動端末と、前記移動通信用交換機に接続されたデ
    ータベース交換機において、それぞれ前回の利用エリア
    情報を認証用データとして記憶し、移動端末の発信時、
    前記移動通信用交換機において、前記移動端末と前記デ
    ータベース交換機とのそれぞれの前回利用エリア情報を
    比較して一致したとき、該移動端末を認証することを特
    徴とする移動端末クローン検出方法。
  4. 【請求項4】 前記利用エリア情報が、該移動端末が利
    用する基地局を示す基地局番号、または該基地局が属す
    るエリアを示すエリア識別番号、または該基地局または
    エリアが属する移動通信用交換機を示す移動通信用交換
    機番号であることを特徴とする請求項3に記載の移動端
    末クローン検出方法。
  5. 【請求項5】 移動端末が基地局および移動通信用交換
    機を介して通信を行なう移動体通信システムにおいて、 前記移動端末と、前記移動通信用交換機に接続されたデ
    ータベース交換機において、それぞれ前回の認証演算結
    果を認証用データとして記憶し、移動端末の発信時、前
    記移動通信用交換機において乱数を生成し、前記移動端
    末と移動通信用交換機とにおいて、該乱数と前記それぞ
    れの前回の認証演算結果とによって演算を行ない、前記
    移動通信用交換機において、該移動端末と移動通信用交
    換機のそれぞれの今回の認証演算結果を比較して一致し
    たとき、該移動端末を認証することを特徴とする移動端
    末クローン検出方法。
  6. 【請求項6】 移動端末が基地局および移動通信用交換
    機を介して通信を行なう移動体通信システムにおいて、 前記移動端末と、前記移動通信用交換機に接続されたデ
    ータベース交換機において、それぞれ前回の着信電話番
    号を認証用データとして記憶し、該移動端末の発信時、
    前記移動通信用交換機において、前記移動端末と、前記
    データベース交換機とのそれぞれの着信電話番号を比較
    して一致したとき、該移動端末を認証することを特徴と
    する移動端末クローン検出方法。
  7. 【請求項7】 前記移動端末の発信時に代えて、該移動
    端末の位置登録時に前記認証の処理を行なうことを特徴
    とする請求項1から6までのいずれかに記載の移動端末
    クローン検出方法。
  8. 【請求項8】 前記認証用データを、前記移動端末の発
    信時または位置登録時、該移動端末から最初に送られる
    信号に乗せて送出することによって前記認証の処理を行
    なうことを特徴とする請求項1から7までのいずれかに
    記載の移動端末クローン検出方法。
  9. 【請求項9】 前記移動端末の接続要求時、移動端末と
    移動通信用交換機とにおいて固有の認証キーを用いて認
    証演算を行ない、移動端末から認証結果通知信号によっ
    て該演算結果と前記認証用データとを移動通信用交換機
    に送ることによって、該移動通信用交換機において、該
    移動端末側の演算結果と移動通信用交換機側の演算結果
    とによって認証の処理を行なって正常終了時、該移動端
    末側の前記認証用データと移動通信用交換機側の前記認
    証用データとを比較して、一致したとき、該移動端末を
    認証することを特徴とする請求項1から7までのいずれ
    かに記載の移動端末クローン検出方法。
  10. 【請求項10】 前記移動端末およびデータベース交換
    機に、それぞれ前回の認証用データを記憶する前回デー
    タ管理部を設け、認証処理時、該両前回データ管理部か
    ら前記移動通信用交換機に前記前回の認証用データを通
    知することを特徴とする請求項1から9までのいずれか
    に記載の移動端末クローン検出方法。
  11. 【請求項11】 前記認証処理の正常終了時、前記各前
    回データ管理部における前回の認証用データを今回の認
    証用データに書き換えることを特徴とする請求項10に
    記載の移動端末クローン検出方法。
  12. 【請求項12】 前記移動端末と移動通信用交換機との
    間における認証異常時、該移動通信用交換機から保守セ
    ンタに異常通知を行なうことによって、該保守センタに
    おいて異常情報を表示するとともに、該移動通信用交換
    機において前記移動端末への異常通知の可否を判定し、
    通知可のとき、基地局を介して移動端末に異常通知を行
    なうことによって、該移動端末において異常情報を音声
    または表示によって通知することを特徴とする請求項1
    から11までのいずれかに記載の移動端末クローン検出
    方法。
  13. 【請求項13】 移動端末が基地局および移動通信用交
    換機を介して通信を行なう移動体通信システムにおい
    て、 前記移動端末と前記移動通信用交換機との間における認
    証異常時、該移動通信用交換機に接続されたデータベー
    ス交換機において該当電番について発信停止を表示する
    ことによって、該当加入者を自動的に発信停止にするこ
    とを特徴とする移動端末クローン排除方法。
  14. 【請求項14】 移動端末が基地局および移動通信用交
    換機を介して通信を行なう移動体通信システムにおい
    て、 前記移動通信用交換機が、利用者が移動端末から投入し
    たパスワードと、該移動通信用交換機に接続されたデー
    タベース交換機に記憶されているパスワードとの照合一
    致を検出したとき、該移動端末における利用者の正当性
    を確認することを特徴とする移動端末クローン排除方
    法。
  15. 【請求項15】 移動端末が基地局および移動通信用交
    換機を介して通信を行なうとともに、前記移動端末と前
    記移動通信用交換機のそれぞれにおける認証用データの
    比較一致によって該移動端末を認証する移動体通信シス
    テムにおいて、 前記パスワードの照合一致時、前記データベース交換機
    における前回の認証用データを前記移動端末の前回の認
    証用データに書き換えることを特徴とする請求項13に
    記載の移動端末クローン排除方法。
  16. 【請求項16】 移動端末が基地局および移動通信用交
    換機を介して通信を行なうとともに、前記移動端末と前
    記移動通信用交換機との間における認証異常時、該移動
    通信用交換機に接続されたデータベース交換機において
    該当電番について発信停止を表示することによって、該
    当加入者を自動的に発信停止にする移動体通信システム
    において、 前記パスワードの照合一致時、前記データベース交換機
    における発信停止の表示を解除することを特徴とする請
    求項13に記載の移動端末クローン排除方法。
JP11234097A 1997-04-30 1997-04-30 移動端末クローン検出方法及び移動体通信システム Expired - Fee Related JP3684521B2 (ja)

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