JPH10304036A - 受話用電気音響変換装置 - Google Patents

受話用電気音響変換装置

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JPH10304036A
JPH10304036A JP10599197A JP10599197A JPH10304036A JP H10304036 A JPH10304036 A JP H10304036A JP 10599197 A JP10599197 A JP 10599197A JP 10599197 A JP10599197 A JP 10599197A JP H10304036 A JPH10304036 A JP H10304036A
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JP
Japan
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electroacoustic transducer
ear
sound
hole
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JP10599197A
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Hideo Yuasa
英夫 湯浅
Satoru Fujiwara
悟 藤原
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Hosiden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話のケースの耳当て部に耳介をピッタ
リと付けた場合に聞こえる低周波数帯域の音の聞こえ方
と、耳当て部から耳介が離れている場合に聞こえる低周
波数帯域の音の聞こえ方との差が少なくなり、音響特性
が所定の周波数帯域でほゞ平坦に保たれ、ケース内に水
滴が入り込んでセット部品を破損させるおそれのない受
話用電気音響変換器を提供する。 【解決手段】 電気音響変換器20を携帯電話機のケー
ス10に水密に取り付け、ケース10の耳当て部40
に、放音孔50と、ケース10の外側空間に向く音漏れ
孔60とを開設する。電気音響変換器として低音響イン
ピーダンス電気音響変換器を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受話用電気音響変
換装置に関し、詳しくは、携帯電話機などにおける受話
側音響特性が改善されると同時に、そのケースの受話側
での防水性が改善される受話用電気音響変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話の受話側音響特性を改善
する対策として、電気音響変換器自体の音響特性を改善
したり、携帯電話のケース内に音を漏らしたりする対策
が講じられている。これらの対策を講じた効果は、携帯
電話の受話側に周波数特性の測定治具を設置することに
より定量的に計測されるが、従来の対策を講じただけの
場合には、上記測定治具を用いて計測された定量的な周
波数特性と、携帯電話の実使用時に実際に耳に聞こえる
音響特性との間に相当の差が生じたり、特定の周波数帯
域での感度の落込みが顕著に現れたりする。このことを
図3〜図6および図9〜図11を参照して以下に説明す
る。
【0003】図3〜図6において、1は測定治具であ
り、人工耳2と集音用のマイクロホン3とを有してい
る。4はリーケージリングであり、音漏れ孔5を備えて
いる。他方、10は携帯電話機の受話側ケースなどの受
話装置のケースであり、このケース10に電気音響変換
器20が収容されていると共に、ケース10とそのケー
ス10に取り付けられた電気音響変換器20との相互間
には前気室30が確保され、前気室30を形成している
ケース10の耳当て部40には放音孔50が開設されて
いる。
【0004】図3および図5はケース10の耳当て部4
0に測定治具1の人工耳2を押し付けて放音孔50を取
り囲ませることによりケース10外に音漏れを生じない
ようにして行う測定方法を示している。図3の測定方法
は、ケース10の耳当て部40を、音漏れを生じないよ
うに耳介にピッタリと付けて受話音を聞くときの模擬態
様であり、周波数特性の基本的な測定に適している。こ
れに対し、図4および図6はリーケージリング4を使用
して耳当て部40と人工耳2との相互間で音漏れを生じ
させるようにして行う測定方法を示している。図4の測
定方法は、ケース10の耳当て部40に対して耳介が離
れている状態で受話音を聞くときの模擬態様であり、図
3の場合よりも携帯電話の実使用状態に近い状態で周波
数特性を定量的に測定できる。以下では、図3および図
5の測定方法によって得られる周波数特性曲線の形を密
閉特性、図4および図6の測定方法によって得られる周
波数特性曲線の形をプリリーク特性ということにする。
【0005】図3および図4に示した受話用電気音響変
換装置は、電気音響変換器20とケース10との間から
ケース10内に音漏れを生じないようにそのケース10
に電気音響変換器20を取り付けてある。
【0006】電気音響変換器20とケース10とを図3
および図4のように取り付けた場合の密閉特性を図9に
実線で、プリリーク特性を図9に破線で、それぞれ示し
てある。図9によると、密閉特性は所定の周波数帯域
(300Hz〜3KHz)でほゞ平坦であるけれども、
プリリーク特性は低周波(300〜1KHz)側におい
て感度の落込みが激しく、低周波側での密閉特性とプリ
リーク特性との差Hが大きくなっている。このことは、
耳当て部40に耳介をピッタリと付けてケース10外で
の音漏れが生じないようにしたときに聞こえる低周波数
帯域の音が、耳当て部40とケース10の相互間で音漏
れが生じているときには極端に聞こえにくくなることを
示している。なお、図9の密閉特性やプリリーク特性
は、図3および図4に示した電気音響変換器20として
高音響インピーダンスのものを用いて得られた特性であ
る。
【0007】そこで、図3および図4に示した電気音響
変換器20を低音響インピーダンスのものに取り替え、
同様の方法でそれぞれの特性を測定すると、図10の特
性が得られる。図10においては、密閉特性を実線で示
し、プリリーク特性を破線で示している。図9と図10
とを併せ見ると、図10の場合には、密閉特性およびプ
リリーク特性の感度が共に低周波側において図9の場合
よりも上がっているけれども、低周波側での両特性の差
Hはやはり大きいままである。
【0008】このことは、低音響インピーダンスの電気
音響変換器20を用いると、耳当て部40とケース10
の相互間で音漏れが生じているときに低周波数帯域の音
が図9の場合より聞こえやすくなるけれども、耳当て部
40に耳介をピッタリと付けてケース10外での音漏れ
が生じないようにしたときに聞こえる低周波数帯域の音
の聞こえ方と、耳当て部40とケース10の相互間で音
漏れが生じているときに聞こえる低周波数帯域の音の聞
こえ方とが極端に異なることを示している。
【0009】図5は低音響インピーダンスの電気音響変
換器20とケース10との間からケース10内に音漏れ
を生じさせるようにそのケース10に電気音響変換器2
0を取り付けたときの密閉特性の測定方法を示してい
る。これに対し、図6はケース10に低音響インピーダ
ンスの電気音響変換器20を図5の場合と同じ状態で取
り付けたときのプリリーク特性の測定方法を示してお
り、図5の場合よりも携帯電話の実使用状態に近い状態
で周波数特性を定量的に測定できる。なお、図5および
図6において、21はケース10内に設けられた音漏れ
孔を示している。図5の測定方法で得られる密閉特性を
図11に実線で示してあり、図6の測定方法で得られる
プリリーク特性を図11に破線で示してある。図11に
よると、密閉特性およびプリリーク特性の感度が共に低
周波側において図9の場合よりも上がっており、しか
も、低周波側での両特性の差Hが小さく縮まっているけ
れども、特定の周波数帯域(1KHz付近)での感度の
落込みが残存し、所定の周波数帯域(300Hz〜3K
Hz)での平坦性が損なわれている。
【0010】このことは、耳当て部40に耳介をピッタ
リと付けてケース10外での音漏れが生じないようにし
たときに聞こえる低周波数帯域の音の聞こえ方と、耳当
て部40とケース10の相互間で音漏れが生じていると
きに聞こえる低周波数帯域の音の聞こえ方との差が少な
くなるけれども、図5および図6のいずれの場合にも特
定の周波数帯域(1KHz付近)の音が聞こえにくくな
ることを示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
対策を講じた受話用電気音響変換装置は、受話装置のケ
ースの耳当て部に耳介をピッタリと付けたときに聞こえ
る音が、耳当て部から少し耳介が離れると極端に聞こえ
にくくなったり、聞こえ方が極端に異なったり、特定の
周波数帯域の音が聞こえにくくなったりする。
【0012】ところで、近時一般的に普及している携帯
電話機では、それを衣服のポケットやバッグに入れて便
利に持ち運びできるように小形化が進んでいることなど
の関係から、図13のように耳介Eに携帯電話機Tを当
てて使用する場合に、ケースの耳当て部をピッタリと耳
介Eに付けて受話音を聞き取るという動作を行いにくい
のが現状であり、多くの場合には、ケースの耳当て部が
耳介Eから少し離れたところに保たれる。そのため、実
使用時の受話側音響特性は図9〜図11に見られるプリ
リーク特性に近似するようになる。
【0013】また、図5や図6に示したように、携帯電
話機において、低音響インピーダンスの電気音響変換器
20とケース10との間からケース10内に音漏れを生
じさせるようにそのケース10に電気音響変換器20を
取り付けて音漏れ孔21を形成したものでは、たとえば
雨中での使用中に耳当て部40の放音孔50を通って前
気室30に入った水滴が、さらに音漏れ孔21を通って
ケース10に入るおそれが多分にあり、そのような事態
が生じると、ケース10に収容されているセット部品が
付着した水滴によって破損するおそれがある。上記放音
孔50を小さくしたり上記音漏れ孔21を防水布などで
塞いで水滴がケース10内に入らないようにすること
は、音響特性の低下を防ぐ上で好ましくない。
【0014】本発明は以上の状況のもとでなされたもの
であり、ケースの耳当て部に耳介をピッタリと付けた場
合に聞こえる低周波数帯域の音の聞こえ方(密閉特性)
と、耳当て部から耳介が離れている場合に聞こえる低周
波数帯域の音の聞こえ方(プリリーク特性)との差が少
なくなる受話用電気音響変換装置を提供することを目的
とする。
【0015】また、本発明は、上記2つのいずれの場合
でも低周波数帯域の音を聞き取りやすくなる受話用電気
音響変換装置を提供することを目的とする。
【0016】さらに、本発明は、上記2つのいずれの場
合でも、音響特性が所定の周波数帯域(300Hz〜3
KHz)でほゞ平坦に保たれる受話用電気音響変換器を
提供することを目的とする。
【0017】さらに、本発明は、ケースの耳当て部に設
けられる放音孔を大きくしても、ケース内に水滴が入り
込んでセット部品を破損させるおそれのない受話用電気
音響変換器を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る受話用電気
音響変換装置は、受話装置のケースに収容された電気音
響変換器を上記ケースに水密に取り付けることによりそ
の取付部によって上記電気音響変換器の前気室を取り囲
ませていると共に、上記電気音響変換器に対面された上
記ケースの耳当て部に、その耳当て部を耳介に対向させ
たときに耳孔に向かって開放される放音孔と、上記耳孔
に対応しない上記ケースの外側空間に向かって開放され
る音漏れ孔とが開設されている、というものである。
【0019】この発明においては、上記電気音響変換器
が低音響インピーダンス電気音響変換器であることが望
ましい。また、上記耳当て部の中央部に上記放音孔が、
上記耳当て部の外周部に上記音漏れ孔が、それぞれ振り
分けて開設されているという構成を採用することが可能
であり、その場合には、上記耳当て部がその周囲のケー
ス壁から外側へ膨出していることが望ましい。そのほ
か、上記放音孔の開口面積よりも上記音漏れ孔の開口面
積が小さいことが望ましい。さらに、この発明において
は、上記受話装置のケースとして携帯電話機のケースを
用いることが可能である。
【0020】本発明の作用については、以下の実施の形
態についての説明によって明らかにされる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る受話用電気音
響変換装置の部分断面図、図2は電気音響変換器20を
例示した断面図である。
【0022】図1の受話用電気音響変換装置は、携帯電
話機の受話側ケースといった受話装置のケース10に収
容された電気音響変換器20を上記ケース10に水密に
取り付け、その取付部22によって電気音響変換器20
の前気室30を取り囲ませている。電気音響変換器20
を上記ケース10に水密に取り付ける手段には、接着剤
による接着や電気音響変換器20とケース10との間に
シールパッキンを挾み込む手段などを採用でき、それら
の場合、上記取付部22には接着剤やシールパッキンが
該当する。このように、水密性を持つ取付部22によっ
て電気音響変換器20の前気室30を取り囲ませておく
と、ケース10の耳当て部40に設けられる後述の放音
孔50を大きくしても、ケース10内に水滴が入り込ん
でセット部品を破損させるおそれがなくなる。
【0023】電気音響変換器20に対面されたケース1
0の耳当て部40には、その耳当て部40を耳介(不図
示)に対向させたときに耳孔(不図示)に向かって開放
される放音孔50と、上記耳孔に対応しない上記ケース
10の外側空間に向かって開放される音漏れ孔60とが
開設されている。上記耳当て部40はその周囲のケース
壁10から外側へ膨出しており、その耳当て部40の中
央部に複数の上記放音孔50が、その耳当て部40の外
周部に複数の上記音漏れ孔60が、それぞれ振り分けて
開設されている。放音孔50の数やその全体の開口面
積、音漏れ孔60の数やその全体の開口面積は、それぞ
れ適宜に選定することができるけれども、放音孔50の
全体の開口面積よりも音漏れ孔60の全体の開口面積が
小さいことが望ましい。
【0024】図2に示した電気音響変換器20は、低音
響インピーダンスダイナミックレシーバである。このも
のは、マグネット24の2つの極にヨーク25とボール
ピース26とを配備し、振動板27に取り付けたボイス
コイル28をヨーク25とボールピース26との相互間
に配備し、それらをフレーム29に収容すると共に、フ
レーム29に設けた孔71に、その孔71を塞ぐ補償布
72を付設したものである。なお、73はインサート端
子、74はターミナル端子、75は半田を示している。
この電気音響変換器20において、上述した前気室30
は、振動板27の前面に設けられる。
【0025】図7は本発明に係る受話側電気音響変換装
置の密閉特性の測定方法を示し、図8は同装置のプリリ
ーク特性の測定方法を示している。測定治具1には、図
3〜図6で説明したものと同じものが用いられている。
また、図7の測定方法で得られる密閉特性を図12に実
線で示してあり、図7の測定方法で得られるプリリーク
特性を図12に破線で示してある。図12によると、密
閉特性およびプリリーク特性の感度が共に低周波側にお
いて図9の場合よりも上がっており、しかも、低周波側
での両特性の差Hが小さく縮まっており、特定の周波数
帯域(1KHz付近)での感度の落込みが少なく、所定
の周波数帯域(300Hz〜3KHz)での平坦性が確
保されている。このことは、耳当て部40に耳介をピッ
タリと付けてケース10外での音漏れが生じないように
したときに聞こえる低周波数帯域の音の聞こえ方と、耳
当て部40とケース10の相互間で音漏れが生じている
ときに聞こえる低周波数帯域の音の聞こえ方との差が少
なく、しかも、所定の周波数帯域の音が聞き取りやすく
なっていることを示している。
【0026】上記した実施形態では、電気音響変換器2
0として低音響インピーダンスダイナミックレシーバを
用いているけれども、電気音響変換器20として高音響
インピーダンスダイナミックレシーバを用いた場合に
は、密閉特性およびプリリーク特性の感度が共に低周波
側において図12の場合よりも下がるけれども、低周波
側での両特性の差Hは小さく縮まり、所定の周波数帯域
(300Hz〜3KHz)での平坦性も確保されること
を確認している。また、図1で説明したように、耳当て
部40の中央部に放音孔50が、耳当て部40の外周部
に音漏れ孔60が、それぞれ振り分けて開設されている
と、本発明の受話用電気音響変換装置を採用した小形の
携帯電話機を手で以て取り扱うときに、音漏れ孔60が
手や耳介でで塞がれるおそれが少なくなり、上述した音
響特性が損なわれることがないという利点がある。この
ような作用は、耳当て部40がその周囲のケース壁10
から外側へ膨出しているといっそう顕著に発揮される。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ケース
の耳当て部に耳介をピッタリと付けた場合と耳介が耳当
て部から離れている場合とで音の聞こえ方の差が少なく
なる。また、上記2つのいずれの場合でも低周波数帯域
の音を聞き取りやすくなり、音響特性が所定の周波数帯
域でほゞ平坦に保たれる。その上、ケースの耳当て部に
設けられる放音孔を大きくしても、ケース内に水滴が入
り込んでセット部品を破損させるおそれがないので、携
帯電話機などに好適に採用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受話用電気音響変換装置の部分断
面図である。
【図2】電気音響変換器を例示した断面図である。
【図3】高音響インピーダンス電気音響変換器を用いた
従来の受話用電気音響変換装置の密閉特性の測定方法を
示す説明図である。
【図4】高音響インピーダンス電気音響変換器を用いた
従来の受話用電気音響変換装置のプリリーク特性の測定
方法を示す説明図である。
【図5】低音響インピーダンス電気音響変換器を用いた
従来の他の受話用電気音響変換装置の密閉特性の測定方
法を示す説明図である。
【図6】低音響インピーダンス電気音響変換器を用いた
従来の他の受話用電気音響変換装置のプリリーク特性の
測定方法を示す説明図である。
【図7】本発明の受話用電気音響変換装置の密閉特性の
測定方法を示す説明図である。
【図8】本発明の受話用電気音響変換装置のプリリーク
の測定方法を示す説明図である。
【図9】図3と図4の高音響インピーダンス電気音響変
換器を用いた受話用電気音響変換装置の音響特性を示し
た線図である。
【図10】図3と図4の低音響インピーダンス電気音響
変換器を用いた受話用電気音響変換装置の音響特性を示
した線図である。
【図11】図5と図6の受話用電気音響変換装置の音響
特性を示した線図である。
【図12】図7と図8の受話用電気音響変換装置の音響
特性を示した線図である。
【図13】携帯電話機の使用状態説明図である。
【符号の説明】
10 ケース 20 電気音響変換器 22 取付部 30 前気室 40 耳当て部 50 放音孔 60 音漏れ孔 E 耳介 T 携帯電話機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話装置のケースに収容された電気音響
    変換器を上記ケースに水密に取り付けることによりその
    取付部によって上記電気音響変換器の前気室を取り囲ま
    せていると共に、上記電気音響変換器に対面された上記
    ケースの耳当て部に、その耳当て部を耳介に対向させた
    ときに耳孔に向かって開放される放音孔と、上記耳孔に
    対応しない上記ケースの外側空間に向かって開放される
    音漏れ孔とが開設されていることを特徴とする受話用電
    気音響変換装置。
  2. 【請求項2】 上記電気音響変換器が低音響インピーダ
    ンス電気音響変換器である請求項1に記載した受話用電
    気音響変換装置。
  3. 【請求項3】 上記耳当て部の中央部に上記放音孔が、
    上記耳当て部の外周部に上記音漏れ孔が、それぞれ振り
    分けて開設されている請求項1または請求項2に記載し
    た受話用電気音響変換装置。
  4. 【請求項4】 上記耳当て部がその周囲のケース壁から
    外側へ膨出している請求項3に記載した受話用電気音響
    変換装置。
  5. 【請求項5】 上記放音孔の開口面積よりも上記音漏れ
    孔の開口面積が小さい請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4のいずれかに記載した受話用電気音響変換装
    置。
  6. 【請求項6】 上記受話装置のケースが携帯電話機のケ
    ースである請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5のいずれかに記載した受話用電気音響変換装
    置。
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