JPH10303899A - 自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置 - Google Patents

自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置

Info

Publication number
JPH10303899A
JPH10303899A JP9123010A JP12301097A JPH10303899A JP H10303899 A JPH10303899 A JP H10303899A JP 9123010 A JP9123010 A JP 9123010A JP 12301097 A JP12301097 A JP 12301097A JP H10303899 A JPH10303899 A JP H10303899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
path
line interface
cross
interface unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9123010A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Ozawa
公夫 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9123010A priority Critical patent/JPH10303899A/ja
Publication of JPH10303899A publication Critical patent/JPH10303899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】汎用スロットに対しユニットを実装した時ユニ
ット登録からクロスコネクト接続までを自動で行い操作
性を向上させ、汎用スロットに対しユニット実装時ユニ
ット登録からクロスコネクト接続までを自動で行い誤登
録、誤接続を防止させ、信頼性を向上する自動クロスコ
ネクト機能付き伝送装置の提供。 【解決手段】汎用スロットに対してラインインターフェ
ースユニットを実装したとき、管理ユニットが実装ユニ
ットの制御部とバスで通信して自動認識しユニットを登
録し、ユニット登録後、伝送路パスの保守信号上のパス
固有の制御をラインインターフェースユニット上の保守
信号モニタ部が読み取り、高速側パス11、12と低速
側パス9、10でラベルが一致した場合両方のパスを接
続する。これを全てのパスに対して行うことで自動クロ
スコネクトを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送装置に関し、
特に、ある実装位置に複数種類のインターフェースユニ
ットを実装可能とされ、ユニットが実装されるとその種
類を自動認識してユニットに対して初期設定を実行し、
そのユニットから入力された伝送信号の保守信号を使用
して自動的にクロスコネクトを実行する伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の実装ユニット自動登録装
置は、汎用スロットを有するシステムにおいて、そのス
ロットにユニットを実装する際に手動で登録する手間
と、その際の誤登録を防止する目的で用いられている。
【0003】例えば特開平8−110884号公報に
は、識別データを有する複数のユニットのいずれをも実
装可能な汎用スロットと、その汎用スロットに実装され
たユニットの上記識別データを読み込む読み込み手段
と、その読み込み手段により読み込んだ上記識別データ
に基づき、実装されたユニットの種類を識別する識別機
能と、識別結果により登録を行う登録機能を持ち、どの
ようなユニットが汎用スロットに実装されたかを自動的
に識別して自動登録することにより、手動で実装された
ユニットについての情報を登録作業を行う必要をなくし
た、実装ユニット自動登録装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の実装ユニット自動登録装置においては、自動登録機
能を伝送装置に適用して、ラインインターフェースユニ
ットを自動認識し登録しても、それだけでは伝送路のパ
スが接続されないため、手動操作による誤接続が起こ
る、という問題点を有している。
【0005】その理由は、パスを接続するために、必要
なクロスコネクト情報を自動で設定する手段を具備して
いないことによる。
【0006】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、汎用スロットに
対してユニットを実装したときユニットの登録からクロ
スコネクト接続までを自動で行い、操作性を向上する、
自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置を提供すること
にある。
【0007】本発明の他の目的は、汎用スロットに対し
てユニットを実装したときユニットの登録からクロスコ
ネクト接続までを自動で行うことで誤登録、誤接続が防
止され、伝送路パスの接続に関する信頼性を向上する、
自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の自動クロスコネクト機能付き伝送装置は、
伝送ラインのインターフェースユニットを自動認識する
手段と、入力された伝送信号の保守信号を使用してクロ
スコネクトを自動で行う手段と、を備える。
【0009】また、本発明は、ある実装位置に、複数種
類のインターフェースユニットを実装可能としたことを
特徴とする。
【0010】そして、本発明は、好ましくは、伝送装置
の汎用スロットに対してラインインターフェースユニッ
トを実装したとき、前記汎用スロットの管理ユニット上
の装置制御部が前記ラインインターフェースユニット上
のユニット制御部と通信を行うことにより、前記ライン
インターフェースユニットの種別を自動認識して前記ラ
インインターフェースユニットの登録を自動で行う手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明は、好ましくは、伝送装置
の汎用スロットに対してラインインターフェースユニッ
トを実装したとき、前記汎用スロットの管理ユニット上
の装置制御部が前記ラインインターフェースユニット上
のユニット制御部と通信を行うことにより前記ラインイ
ンターフェースユニットの種別を自動認識してユニット
の登録を自動で行う手段と、前記ラインインターフェー
スユニットの登録が為された後、伝送路パスの保守信号
上のパス固有のラベルをラインインターフェースユニッ
ト上の保守信号モニタ部が読みとり、高速側パスと低速
側パスでラベルが一致した場合両方のパスを接続し、こ
れを、入力されている全てのパスに対して同様に行うこ
とで、自動クロスコネクトを実行する手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0012】[発明の概要]本発明においては、汎用ス
ロット(図2の17から図2の20)に対してラインイ
ンターフェースユニット(図2の5、6)を実装したと
き、管理ユニット(図3の16)上の装置制御部(図3
の24)がラインインターフェースユニット上のユニッ
ト制御部(図3の29)と装置制御バス(図3の33)
における通信を行うことにより自動認識してユニットの
登録を行う。
【0013】ユニットの登録された後、伝送路パス(図
1の9から図1の12)の保守信号上のパス固有のラベ
ル(図1の13、14)をラインインターフェースユニ
ット上の保守信号モニタ部(図1の7、8)が読みと
り、高速側パス(図1の11、12)と低速側パス(図
1の9、10)でラベルが一致した場合両方のパスを接
続する。これを入力されている全てのパスに対して同様
に行うことで、自動クロスコネクトを実行する。
【0014】本発明によれば、汎用スロット(図2の1
7から図2の20)に対してラインインターフェースユ
ニット(図2の5、6)を実装したとき、管理ユニット
(図3の16)上の装置制御部(図3の24)がライン
インターフェースユニット上のユニット制御部(図3の
29)と装置制御バス(図3の33)における通信を行
うことにより自動認識してユニットの登録を行うため、
オペレータが実装したユニットが何であるか、またどの
スロットに実装したかを判断して登録する必要がなくな
る。そして自動で登録がなされるために誤設定も防止で
きる。
【0015】また、本発明によれば、ユーザの登録がさ
れた後、伝送路パス(図1の9から図1の12)の保守
信号上のパス固有のラベル(図1の13、14)をライ
ンインターフェースユニット上の保守信号モニタ部(図
1の7、8)が読みとり、高速側パス(図1の11、1
2)と低速側パス(図1の9、10)でラベルが一致し
た場合両方のパスを接続する。これを入力させている全
てのパスに対して同様に行うことで、自動クロスコネク
トを実装する。このためオペレータは高速側パスと低速
側パスがどのような組み合わせで接続されるべきかを判
断する必要がなくなる。そして自動で接続がなされるた
めに誤接続も防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施の形態に係
る自動クロスコネクト機能付き伝送装置の外観(筐体)
を示す斜視図である。図2を参照すると、筐体15は、
複数の汎用スロット17から20を備え、また装置全体
の管理を行う管理ユニット16を備えている。
【0017】汎用スロットに、ラインインターフェース
ユニット5、6を実装したときの動作について以下に説
明する。すなわち、図2を参照して、汎用スロット
(A)17に、高速側ラインインターフェースユニット
6、汎用スロット(C)19に、低速側ラインインター
フェースユニット5を実装する。
【0018】図3は、汎用スロットにラインインターフ
ェースユニットを実装したとき、その種別を自動認識し
て登録する手段を示すブロック図である。
【0019】図3を参照して、ラインインターフェース
ユニットは、割り込み制御部28とユニット制御部29
を備え、ユニット制御部29は、ユニット識別信号送信
部30、ユニット設定受信部31、ユニット設定値記憶
部32を備えている。また筐体15に実装される管理ユ
ニット16は、割り込み検出部21と装置制御部22を
備え、装置制御部22は、ユニット識別信号受信部2
2、ユニット設定送信部25、各ユニット初期設定値記
憶部26、及び、各汎用スロット登録状況記憶部27を
備える。各ラインインターフェースユニットの割り込み
送出部28は、管理ユニット16の割り込み検出部21
と割り込み信号バス23で接続されている。
【0020】図3を参照すると、ラインインターフェー
スユニットは、それぞれ割り込み送出部28を備え、装
置全体の管理を行う管理ユニット16に対して、割り込
み信号バス23を使い割り込み信号をかける。
【0021】管理ユニット16は、割り込み検出部21
で割り込み信号を受けると、新たにユニットが実装され
たことを認識し、当該ユニットがどの汎用スロットに実
装されたかを、どの割り込み信号バスから信号が来たか
で判断する。
【0022】そして管理ユニット16は、割り込み信号
の後に、ラインインターフェースユニットから送出され
てくるユニット識別信号を待つ。
【0023】ラインインターフェースユニットは、割り
込み送出部28から、割り込み信号送出後に、ユニット
制御部29上のユニット識別信号送信部30から、装置
制御バス33を使用してユニット識別信号を送出する。
【0024】管理ユニット16は、ユニット識別信号受
信部22にて、ユニット識別信号を受信すると、各汎用
スロット登録状況記憶部27を読み出し、該当スロット
がまだ登録されていない場合には、あるいは別の種類の
ユニットが登録されている場合に、新規実装ユニットと
して各汎用スロット登録状況記憶部に登録する。
【0025】その後、管理ユニット16は、各ユニット
初期設定値記憶部26から新規実装ユニットの種類に適
合する初期値を読み出し、ユニット設定送信部25か
ら、装置制御バス30を使用して、初期値をラインイン
ターフェースユニットに送信する。
【0026】新たに実装されたラインインターフェース
ユニットは、初期値をユニット制御部29のユニット設
定受信部31で受け取り、受け取った初期値をユニット
設定値記憶部32に書き込む。これにより、新たに実装
されたラインインターフェースユニットは、動作状態に
はいる。
【0027】図1(A)は、自動クロスコネクト実現手
段の構成を示すブロック図である。図1(A)におい
て、1は自動クロスコネクト機能付き伝送装置、2は高
速側に接続している伝送装置、3は低速側に接続してい
る伝送装置を示しており、自動クロスコネクト機能付き
伝送装置1において、4はクロスコネクト機能ブロッ
ク、5は低速側ラインインターフェースユニット、6は
高速側ラインインターフェースユニット、7は低速側ラ
インインターフェースユニット上の保守信号モニタ部、
8は高速側ラインインターフェースユニット上の保守信
号モニタ部、9は低速側伝送路パス(入力)、10は低
速側伝送路パス(出力)、11は高速側伝送路パス(出
力)、12は低速側伝送路パス(入力)、13は低速側
保守信号モニタ部で検出されたラベル、14は高速側保
守信号モニタ部で検出されたラベルを示している。
【0028】自動クロスコネクト機能付き伝送装置の汎
用スロットに高速側ラインインターフェースユニット6
と低速側ラインインターフェースユニット5が実装され
登録後にそれぞれ起動したのち、それぞれのユニット
5、6に、高速側伝送装置2からの信号線(光または電
気)と、低速側伝送装置3からの信号線(光または電
気)を接続する。信号線中には、多重化された状態の複
数本の伝送路パス9から12が存在する。
【0029】伝送路パスはデータ部と保守信号部から成
り立っており、保守信号部に伝送路パス固有のラベル1
3、14が存在する。このラベルは伝送路パス同士で重
複しないようにつけられている。
【0030】図1(A)に示す例では、高速側と低速側
からそれぞれ4本ずつのパスが装置1に接続されてお
り、4本のパスにはそれぞれ固有のラベルが付けられて
いる。
【0031】図4は、自動クロスコネクト機能の構成を
示すブロック図である。高速側ラインインターフェース
ユニット6の保守信号モニタ部8にて検出された各パス
のラベル値は、パスラベル情報送信部40から装置制御
バス33を経由して管理ユニット16に送信される。
【0032】管理ユニット16は、パスラベル受信部3
8で各パスのラベル値を受信すると、パスラベル値比較
部34中の高速側パスラベル値記憶部36に記憶する。
【0033】同様に、低速側ラインインターフェースユ
ニット5の保守信号モニタ部7にて検出された各パスの
ラベル値はパスラベル情報送信部40から装置制御バス
33を経由して管理ユニット16に送信される。
【0034】管理ユニット16はパスラベル受信部38
で各パスのラベル値を受信すると、パスラベル値比較部
34中の低速側パスラベル値記憶部37に記憶する。
【0035】パスラベル値比較部34では、高速側の各
パスラベルと、低速側の各パスラベルを比較し、一致す
るものの組み合わせをクロスコネクト情報作成部35に
送り、クロスコネクト情報作成部35では、送られてき
た情報から、クロスコネクト情報を作成する。
【0036】作成されたクロスコネクト情報は、クロス
コネクト情報送信部39から装置制御バス33を経由し
てクロスコネクト機能ブロック4に送信される。
【0037】クロスコネクト機能ブロック4は、クロス
コネクト情報受信部41でクロスコネクト情報を受信
し、クロスコネクト情報記憶部42に記憶する。この情
報からクロスコネクト機能ブロック4はクロスコネクト
を行う。
【0038】図1(B)は、自動クロスコネクト機能部
4においてパスが接続された後の状態を示すブロック図
である。
【0039】本発明の実施の形態により、ユニットの実
装からパスの接続までを手動による設定なしに行える。
【0040】
【実施例】上記した実施の形態について更に詳細に説明
すべく、本発明の一実施例の動作について図1から図3
を参照して詳細に説明する。
【0041】図2は、本発明の一実施例の自動クロスコ
ネクト機能付き伝送装置の筐体を示す斜視図である。
【0042】本実施例の自動クロスコネクト機能付き伝
送装置伝送装置は、同期光ネットワーク規格(Synchron
ous Optical NETwork;SONET)に従うものとす
る。
【0043】図2を参照すると、筐体15は、4つの汎
用スロット17から20を持ち、また装置全体の管理を
行う管理ユニット16をもつ。汎用スロットAにライン
インターフェースユニットであるOC−12(Optical
Carrier-Level-12)、汎用スロットCにラインインタ
ーフェースユニットであるOC−3を実装したときの動
作について以下に説明する。
【0044】図3は、汎用スロットにラインインターフ
ェースユニットを実装したとき、その種別を自動認識し
て登録する手段を示すブロック図である。
【0045】汎用スロットAに高速側ラインインターフ
ェースユニットOC−12、汎用スロットCに低速側ラ
インインターフェースユニットOC−3を実装する。ラ
インインターフェースユニットはそれぞれ割り込み送出
部28を持ち、管理ユニット16に対して割り込み信号
バス23を使い割り込み信号をかける。
【0046】管理ユニット16は、割り込み検出部21
で割り込み信号を受けると新規にユニットが実装された
ことを認識し、どの汎用スロットに実装されたかを、ど
の割り込み信号バスから信号が来たかで判断する。そし
て割り込み信号の後に送出されてくるユニット識別信号
を待つ。ラインインターフェースユニットは割り込み信
号送出後にユニット制御部29上のユニット識別信号送
信部30から装置制御バス33を使用してユニット識別
信号を送出する。
【0047】管理ユニット16は、ユニット識別信号受
信部22でユニット識別信号を受信すると、各汎用スロ
ット登録状況記憶部27を読み出し、該当スロットがま
だ登録されていないか、別の種類のユニットが登録され
ている場合に、新規実装ユニットとして各汎用スロット
登録状況記憶部27に登録する。
【0048】その後、管理ユニット16は、各ユニット
初期設定値記憶部26から新規実装ユニットの種類に適
合する初期値を読み出し、ユニット設定送信部25から
装置制御バス33を使用して初期値をユニットに送信す
る。
【0049】新規実装ユニットは、初期値をユニット制
御部29のユニット設定受信部31で受け取り、初期値
を、ユニット設定値記憶部32に書き込む。これにより
OC−12とOC−3は動作状態にはいる。
【0050】図1(A)は、本発明の一実施例における
自動クロスコネクト実現手段の構成を示すブロック図で
ある。
【0051】OC−12とOC−3がそれぞれ起動した
のち、それぞれのユニットに高速側伝送装置2からの光
ラインと低速側伝送装置3からの光ラインを接続する。
【0052】OC−12ラインには51.84Mbps
のビットレートを持つ同期位相信号(Synchron
ous Transport Signal)のレベル
1信号であるSTS1パスが12本、OC−3ラインに
はSTS1パスが3本格納されている。なお、図1で
は、パスの本数を省略して示している。
【0053】STS1パスは、データであるペイロード
部と保守信号であるPOH(Path Over He
ad)から成り立っており、POH中に、「J1 By
te」と呼ばれる保守情報がある。このJ1 Byte
は64フレーム合計64Bytesで一つの意味をなす
パス固有の名称(STS Path Trace)であ
り、STS1パス同士で重複しないようにつけられてい
る。
【0054】図1(A)に示す例では、高速側と低速側
からそれぞれ4本ずつのパスが装置に接続されており、
4本のパスにはそれぞれ固有のパストレース(Path
Trace)が付けられている。
【0055】図4は、本実施例における自動クロスコネ
クト機能の構成を示すブロック図である。
【0056】OC−12の保守信号モニタ部8にて検出
された各STS−1パスのPathTraceは、パス
ラベル情報送信部40から装置制御バス33を経由して
管理ユニット16に送信される。
【0057】管理ユニット16は、パスラベル受信部3
8で各STS−1パスのPathTraceを受信する
と、パスラベル値比較部34中の高速側パスラベル値記
憶部36に記憶する。
【0058】同様に、OC−3の保守信号モニタ部7に
て検出された各パスのラベル値はパスラベル情報送信部
40から装置制御バス33を経由して管理ユニット16
に送信される。
【0059】管理ユニット16は、パスラベル受信部3
8で各STS−1パスのPathTraceを受信する
と、パスラベル値比較部34中の低速側パスラベル値記
憶部37に記憶する。
【0060】パスラベル値比較部34では、高速側の各
パストレース(Path Trace)と、低速側の各
パストレース(Path Trace)を比較し、一致
するものの組み合わせを、クロスコネクト情報作成部3
5に送り、クロスコネクト情報作成部35では、送られ
てきた情報からクロスコネクト情報を作成する。
【0061】作成されたクロスコネクト情報はクロスコ
ネクト情報送信部39から装置制御バスを経由してクロ
スコネクト機能ブロック4に送信される。
【0062】クロスコネクト機能ブロック4は、クロス
コネクト情報受信部41でクロスコネクト情報を受信
し、クロスコネクト情報記憶部42に記憶する。この情
報からクロスコネクト機能ブロック4はクロスコネクト
を行う。
【0063】図1(B)は、上記手段でパスが接続され
た後の状態を示すブロック図である。
【0064】本発明の第2の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。本発明の第2の実施の形態に
おいては、前記第1の実施の形態から、図3を参照して
説明したユニットの自動登録の機能を削除したものであ
る。ラインインターフェースへの汎用スロットへの実装
からパスの接続まで手動作業で行う。これ以外は前記第
1の実施の形態と基本的に同様である。以下に詳細に説
明する。
【0065】自動クロスコネクト実現手段の構成を示す
図1(A)を参照すると、高速側ラインインターフェー
スユニットと低速側ラインインターフェースユニットが
それぞれ起動したのち、それぞれのユニットに高速側伝
送装置2からの信号線(光または電気)と低速側伝送装
置3からの信号線(光または電気)を接続する。信号線
中には多重化された状態の複数本の伝送路パス9から1
2が存在する。
【0066】伝送路パスはデータ部と保守信号部から成
り立っており、保守信号に伝送路パス固有のラベル1
3、14が存在する。このラベルは伝送路パス同士で重
複しないようにつけられている。図1(A)に示す例で
は、高速側と低速側からそれぞれ4本ずつのパスが装置
に接続されており、4本のパスにはそれぞれ固有のラベ
ルが付けられている。
【0067】自動クロスコネクト機能の構成を示すブロ
ック図である図4を参照すると、高速側ラインインター
フェースユニット6の保守信号モニタ部8にて検出され
た各パスのラベル値はパスラベル情報送信部から装置制
御バスを経由して管理ユニットに送信される。管理ユニ
ットはパスラベル受信部38で各パスのラベル値を受信
するとパスラベル値比較部34中の高速側パスラベル値
記憶部36に記憶する。
【0068】同様に、低速側ラインインターフェースユ
ニット5の保守信号モニタ部7にて検出された各パスの
ラベル値はパスラベル情報送信部から装置制御バスを経
由して管理ユニットに送信される。管理ユニットはパス
ラベル受信部38で各パスのラベル値を受信するとパス
ラベル値比較部34中の低速側パスラベル値記憶部37
に記憶する。
【0069】パスラベル比較部では高速側の各パスラベ
ルと、低速側の各パスラベルを比較し、一致するものの
組み合わせをクロスコネクト情報作成部35に送り、ク
ロスコネクト情報作成部では送られてきた情報からクロ
スコネクト情報を作成する。作成されたクロスコネクト
情報はクロスコネクト情報送信部39から装置制御バス
を経由してクロスコネクト機能ブロック4に送信され
る。パスが接続された後の状態を図1(B)に示す。
【0070】本発明の第2の実施の形態では、ユニット
の自動登録の機能を削除したため、ユニットの実装から
パスの接続まで手動による設定なしには行えない。しか
し、自動クロスコネクト機能により、手動では、最も誤
設定が起こり易い部分を、自動で行えるため操作性、信
頼性が従来技術のものよりも向上する。
【0071】図1(A)を参照して、本実施例の自動ク
ロスコネクト実現手段を説明すると、起動している状態
のOC−12、OC−3ユニットに、高速側伝送装置2
からの光ラインと低速側伝送装置3からの光ラインを接
続する。OC−12ラインには51.84Mbpsとビ
ットレートを持つ同期位相信号(Synchronou
s Transport Signal)のレベル1信
号であるSTS1パスが12本、OC−3ラインにはS
TS1パスが3本格納されている。図1ではパスの本数
を省略して記している。
【0072】STS1パスはデータであるペイロード部
と保守信号であるPOH(PathOver Hea
d)から成り立っており、POH中にJ1 Byteと
呼ばれる保守情報がある。このJ1 Byteは64フ
レーム合計64Bytesで一つの意味をなすパス固有
の名称(STS Path Trace)であり、ST
S1パス同士で重複しないようにつけられている。図1
の例では高速側と低速側からそれぞれ4本ずつのパスが
装置に接続されており、4本のパスにはそれぞれ固有の
STS Path Traceが付けられている。
【0073】自動クロスコネクト機能の構成を示すブロ
ック図である図4を参照して、OC−12の保守信号モ
ニタ部8にて検出された各STS−1パスのPath
Traceはパスラベル情報送信部から装置制御バスを
経由して管理ユニットに送信される。管理ユニットはパ
スラベル受信部38で各STS−1パスのPathTr
aceを受信するとパスラベル値比較部34中の高速側
パスラベル値記憶部36に記憶する。
【0074】同様に、OC−3の保守信号モニタ部7に
て検出された各パスのラベル値はパスラベル情報送信部
から装置制御バスを経由して管理ユニットに送信され
る。管理ユニットはパスラベル受信部38で各STS−
1パスのPath Traceを受信するとパスラベル
値比較部34中の低速側パスラベル値記憶部37に記憶
する。
【0075】パスラベル比較部では高速側の各Path
Traceと、低速側の各Path Traceを比
較し、一致するものの組み合わせをクロスコネクト情報
作成部35に送り、クロスコネクト情報作成部では送ら
れてきた情報からクロスコネクト情報を作成する。作成
されたクロスコネクト情報はクロスコネクト情報送信部
39から装置制御バスを経由してクロスコネクト機能ブ
ロック4に送信される。
【0076】クロスコネクト機能ブロックはクロスコネ
クト情報受信部41でクロスコネクト情報を受信し、ク
ロスコネクト情報記憶部42に記憶する。この情報から
クロスコネクト機能ブロックはクロスコネクトを行う。
パスが接続された後の状態をは図1(B)に示すような
ものとなる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0078】本発明の第1の効果は、クロスコネクトが
自動で行われる、ということである。
【0079】その理由は、本発明においては、伝送路パ
スの保守信号上のパス固有のラベルをラインインターフ
ェースユニット上の保守信号モニタ部が読みとり、高速
側パスと低速側パスでラベルの一致したものを自動で接
続するためである。
【0080】本発明の第2の効果は、ユニットの実装か
らパスの接続による伝送路の確立まで手動による設定が
不要になることである。
【0081】その理由は、本発明においては、ユニット
の自動登録機能とクロスコネクト自動接続機能とを有し
ているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の自動クロスコネクト機能
付き伝送装置の構成を示す図であり、(A)はパスの接
続がされる前の状態、(B)はパスの接続がされた後の
状態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の汎用スロットを備えた伝
送装置の外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における実装ユニット自動
登録機能の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における自動クロスコネク
ト機能を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自動クロスコネクト機能付き伝送装置 2 高速側に接続している伝送装置 3 低速側に接続している伝送装置 4 クロスコネクト機能ブロック 5 低速側ラインインターフェースユニット 6 高速側ラインインターフェースユニット 7 低速側ラインインターフェースユニット上の保守信
号モニタ部 8 高速側ラインインターフェースユニット上の保守信
号モニタ部 9 低速側伝送路パス(入力) 10 低速側伝送路パス(出力) 11 高速側伝送路パス(出力) 12 低速側伝送路パス(入力) 13 低速側保守信号モニタ部で検出されたラベル 14 高速側保守信号モニタ部で検出されたラベル 15 自動クロスコネクト機能付き伝送装置筐体 16 管理ユニット 17 汎用スロットA 18 汎用スロットB 19 汎用スロットC 20 汎用スロットD 21 割り込み検出部 22 ユニット識別信号受信部 23 割り込み信号バス 24 装置制御部 25 ユニット設定送信部 26 各ユニット初期設定記憶部 27 各汎用スロット登録状況記憶部 28 割り込み送出部 29 ユニット制御部 30 ユニット識別信号送信部 31 ユニット設定受信部 32 ユニット設定値記憶部 33 装置制御バス 34 パスラベル値比較部 35 クロスコネクト情報作成部 36 高速側パスラベル値記憶部 37 低速側パスラベル値記憶部 38 パスラベル情報受信部 39 クロスコネクト情報送信部 40 パスラベル情報送信部 41 クロスコネクト情報受信部 42 クロスコネクト情報記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送ラインのインターフェースユニットを
    自動認識する手段と、入力された伝送信号の保守信号を
    使用してクロスコネクトを自動で行う手段と、 を備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】ある実装位置に、複数種類のインターフェ
    ースユニットを実装可能としたことを特徴とする請求項
    1記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】伝送装置の汎用スロットに対してラインイ
    ンターフェースユニットを実装したとき、前記汎用スロ
    ットの管理ユニット上の装置制御部が前記ラインインタ
    ーフェースユニット上のユニット制御部と通信を行うこ
    とにより、前記ラインインターフェースユニットの種別
    を自動認識して前記ラインインターフェースユニットの
    登録を自動で行う手段を備えたことを特徴とする伝送装
    置。
  4. 【請求項4】伝送装置の汎用スロットに対してラインイ
    ンターフェースユニットを実装したとき、前記汎用スロ
    ットの管理ユニット上の装置制御部が前記ラインインタ
    ーフェースユニット上のユニット制御部と通信を行うこ
    とにより前記ラインインターフェースユニットの種別を
    自動認識してユニットの登録を自動で行う手段と、 前記ラインインターフェースユニットの登録が為された
    後、伝送路パスの保守信号上のパス固有のラベルをライ
    ンインターフェースユニット上の保守信号モニタ部が読
    みとり、高速側パスと低速側パスでラベルが一致した場
    合両方のパスを接続し、これを、入力されている全ての
    パスに対して同様に行うことで、自動クロスコネクトを
    実行する手段と、 を備えたことを特徴とする伝送装置。
JP9123010A 1997-04-25 1997-04-25 自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置 Pending JPH10303899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9123010A JPH10303899A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9123010A JPH10303899A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10303899A true JPH10303899A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14850019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9123010A Pending JPH10303899A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10303899A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004093357A1 (ja) * 2003-04-17 2004-10-28 Fujitsu Limited 伝送ネットワークシステム
JP2006157359A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Fujitsu Ltd 光伝送装置、光自動接続方法および光自動接続プログラム
JP2007007216A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Sankyo Kk 管理装置
US7443843B2 (en) 2003-03-28 2008-10-28 Fujitsu Limited Terminal relay device and relay method
US7912992B2 (en) 2007-02-09 2011-03-22 Fujitsu Limited Disk-drive automatic recognition/setting apparatus and disk-drive automatic recognition/setting method
JP2012231522A (ja) * 2005-06-30 2012-11-22 Infinera Corp ネットワークノードアーキテクチャのモジュール式適応および構成

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7443843B2 (en) 2003-03-28 2008-10-28 Fujitsu Limited Terminal relay device and relay method
WO2004093357A1 (ja) * 2003-04-17 2004-10-28 Fujitsu Limited 伝送ネットワークシステム
US7724731B2 (en) 2003-04-17 2010-05-25 Fujitsu Limited Transmission network system
JP2006157359A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Fujitsu Ltd 光伝送装置、光自動接続方法および光自動接続プログラム
JP2007007216A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Sankyo Kk 管理装置
JP2012231522A (ja) * 2005-06-30 2012-11-22 Infinera Corp ネットワークノードアーキテクチャのモジュール式適応および構成
JP2014212574A (ja) * 2005-06-30 2014-11-13 インフィネラコーポレイション ネットワークノードアーキテクチャのモジュール式適応および構成
US7912992B2 (en) 2007-02-09 2011-03-22 Fujitsu Limited Disk-drive automatic recognition/setting apparatus and disk-drive automatic recognition/setting method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5805568A (en) Add/drop multiplexer for supporting fixed length cell
EP0714574B1 (en) Method and apparatus for the monitoring and demarcation of synchronous optical network
JP2867860B2 (ja) クロスコネクト装置
US5623357A (en) Method and apparatus for the monitoring and demarcation of synchronous digital hierarchy networks
JPH10303899A (ja) 自動クロスコネクト機能を持つ伝送装置
US5570344A (en) Synchronous digital hierarchy transmission device and method for exchanging synchronous digital hierarchy transmission device units
JP2960818B2 (ja) プロセッサのリセット方式
JP2616486B2 (ja) 同期網リングネットワークシステム
EP1659719B1 (en) Apparatus for protecting low/high order traffic boards in a synchronous digital hierarchy transmission device
Cisco Packet OC-3 Interface Processor
Cisco Packet OC-3 Interface Processor
Cisco Packet OC-3 Interface Processor
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Packet OC-3 Interface Processor (POSIP)
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
Cisco Troubleshooting the Initial Hardware Configuration
US6278535B1 (en) SONET Jo byte message monitoring system
EP0752178A1 (en) Protection scheme for sdh add/drop multiplexer
JP3496660B2 (ja) 多重化通信装置とその警報転送システムおよび方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001128