JPH10303744A - Pll回路における制御電圧感度切替回路 - Google Patents
Pll回路における制御電圧感度切替回路Info
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- JPH10303744A JPH10303744A JP9105746A JP10574697A JPH10303744A JP H10303744 A JPH10303744 A JP H10303744A JP 9105746 A JP9105746 A JP 9105746A JP 10574697 A JP10574697 A JP 10574697A JP H10303744 A JPH10303744 A JP H10303744A
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- control voltage
- controlled oscillator
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロックアップタイムを短縮し、しかもC/N
特性の劣化等を防止したPLL回路における制御電圧感
度切替回路を提供する。 【解決手段】 ループフィルタの出力部とVCOの制御
電圧入力部との間のVcラインをインダクタL1で構成
すると共に、その途中と接地との間にスイッチ回路SW
およびコンデンサC1を設け、スイッチ回路SWのオン
オフによってVcラインのインピーダンスを切り替え
る。これにより制御電圧感度を切り替える。
特性の劣化等を防止したPLL回路における制御電圧感
度切替回路を提供する。 【解決手段】 ループフィルタの出力部とVCOの制御
電圧入力部との間のVcラインをインダクタL1で構成
すると共に、その途中と接地との間にスイッチ回路SW
およびコンデンサC1を設け、スイッチ回路SWのオン
オフによってVcラインのインピーダンスを切り替え
る。これにより制御電圧感度を切り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信機等に用い
られるPLL回路において、特にその制御電圧感度切替
回路に関するものである。
られるPLL回路において、特にその制御電圧感度切替
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば携帯電話器等の移動
体通信機器や衛星放送等の受信機における局部発振器は
基準周波数信号発振器とPLL回路から構成されてい
る。そしてPLL回路は、PLL制御回路(PLL−I
C)、電圧制御発振器(VCO)、ループフィルタ回路
等から構成されている。
体通信機器や衛星放送等の受信機における局部発振器は
基準周波数信号発振器とPLL回路から構成されてい
る。そしてPLL回路は、PLL制御回路(PLL−I
C)、電圧制御発振器(VCO)、ループフィルタ回路
等から構成されている。
【0003】このようにPLL回路を局部発振器に設け
た機器においては、PLL回路を制御して局部発振周波
数を切り替えることによって、送受信チャンネルを切り
替えるようにしている。
た機器においては、PLL回路を制御して局部発振周波
数を切り替えることによって、送受信チャンネルを切り
替えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した通信機や受信
機に限らず、一般に、PLL制御回路内の位相比較器に
与える信号を生成する分周器の分周比を変化させた場合
等、PLLの入力周波数を急に変化させたときにVCO
の発振周波数が新たな発振周波数に追従するまでに要す
る時間(ロックアップタイム)はPLL回路の基本特性
の1つである。PLL回路の応答性を高めるためにはロ
ックアップタイムはできるだけ短いほうが望ましい。た
とえばセルラー方式の携帯電話システムにおいては、携
帯電話器(端末)があるセルから他のセルへ移動した場
合に、チャンネルの切り替えが行われるが、チャンネル
切替時は通信が途絶えるので、チャンネル切替時間が長
くなると通話に支障を来すことになる。そのためロック
アップタイムをなるべく短くして、通話に支障を来さな
いように回路を設計することになる。
機に限らず、一般に、PLL制御回路内の位相比較器に
与える信号を生成する分周器の分周比を変化させた場合
等、PLLの入力周波数を急に変化させたときにVCO
の発振周波数が新たな発振周波数に追従するまでに要す
る時間(ロックアップタイム)はPLL回路の基本特性
の1つである。PLL回路の応答性を高めるためにはロ
ックアップタイムはできるだけ短いほうが望ましい。た
とえばセルラー方式の携帯電話システムにおいては、携
帯電話器(端末)があるセルから他のセルへ移動した場
合に、チャンネルの切り替えが行われるが、チャンネル
切替時は通信が途絶えるので、チャンネル切替時間が長
くなると通話に支障を来すことになる。そのためロック
アップタイムをなるべく短くして、通話に支障を来さな
いように回路を設計することになる。
【0005】ところが通信機器等においてはロックアッ
プタイムの他にC/N特性およびスプリアスの特性も設
計上重要となる。すなわちロックアップタイムを短くす
るために、VCOに入力される制御電圧の変化に対する
VCOの発振周波数の変化割合すなわち制御電圧感度を
大きくすることも有効であるが、制御電圧感度を必要以
上に高くすると微小なノイズに対してVCOの周波数が
変動することになり、C/N特性の劣化を招く。また、
ロックアップタイムを短くするためには、ループフィル
タのカットオフ周波数を高めに設定して位相遅れを少な
くする方法が有効であるが、その結果リファレンス成分
が残留してこれがスプリアスとして発生するという問題
が生じる。このように、ロックアップタイムとC/N特
性およびスプリアス特性とはトレードオフの関係にあ
り、従来はそれぞれの特性値のバランスが最適となるよ
うに設計を行っていた。
プタイムの他にC/N特性およびスプリアスの特性も設
計上重要となる。すなわちロックアップタイムを短くす
るために、VCOに入力される制御電圧の変化に対する
VCOの発振周波数の変化割合すなわち制御電圧感度を
大きくすることも有効であるが、制御電圧感度を必要以
上に高くすると微小なノイズに対してVCOの周波数が
変動することになり、C/N特性の劣化を招く。また、
ロックアップタイムを短くするためには、ループフィル
タのカットオフ周波数を高めに設定して位相遅れを少な
くする方法が有効であるが、その結果リファレンス成分
が残留してこれがスプリアスとして発生するという問題
が生じる。このように、ロックアップタイムとC/N特
性およびスプリアス特性とはトレードオフの関係にあ
り、従来はそれぞれの特性値のバランスが最適となるよ
うに設計を行っていた。
【0006】この発明の目的はロックアップタイムを短
縮し、しかもそれに伴う従来のC/N特性の劣化等を防
止したPLL回路における制御電圧感度切替回路を提供
することにある。
縮し、しかもそれに伴う従来のC/N特性の劣化等を防
止したPLL回路における制御電圧感度切替回路を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、基準周波数
信号を発生する基準周波数信号発振器、制御電圧に応じ
た周波数で発振する電圧制御発振器、該電圧制御発振器
の発振信号と前記基準周波数信号とを入力して制御信号
を発生するPLL制御回路、および前記制御信号をフィ
ルタリングして前記電圧制御発振器に対する制御電圧を
発生するループフィルタを備えたPLL回路において、
電圧制御発振器の制御電圧感度を切り替えられるように
するために、請求項1に記載のとおり、前記ループフィ
ルタの出力部と前記電圧制御発振器の制御電圧入力部と
の間をインダクタまたは分布定数線路を介して接続する
とともに、そのインダクタまたは分布定数線路の途中と
接地電位との間にスイッチ回路を設け、該スイッチ回路
のオン/オフの切り替えによって前記ループフィルタの
出力部と電圧制御発振器の制御電圧入力部との間のイン
ピーダンスが切り替わるようにする。
信号を発生する基準周波数信号発振器、制御電圧に応じ
た周波数で発振する電圧制御発振器、該電圧制御発振器
の発振信号と前記基準周波数信号とを入力して制御信号
を発生するPLL制御回路、および前記制御信号をフィ
ルタリングして前記電圧制御発振器に対する制御電圧を
発生するループフィルタを備えたPLL回路において、
電圧制御発振器の制御電圧感度を切り替えられるように
するために、請求項1に記載のとおり、前記ループフィ
ルタの出力部と前記電圧制御発振器の制御電圧入力部と
の間をインダクタまたは分布定数線路を介して接続する
とともに、そのインダクタまたは分布定数線路の途中と
接地電位との間にスイッチ回路を設け、該スイッチ回路
のオン/オフの切り替えによって前記ループフィルタの
出力部と電圧制御発振器の制御電圧入力部との間のイン
ピーダンスが切り替わるようにする。
【0008】このように構成すれば、スイッチ回路のオ
ン/オフの切り替えによって、ループフィルタの出力部
と電圧制御発振器の制御電圧入力部との間のインピーダ
ンスが切り替わり、これによって制御電圧の変化に対す
る電圧制御発振器の発振周波数の変化割合、すなわち制
御電圧感度が切り替わる。したがってC/N特性よりも
ロックアップタイム特性が重要な時(アンロック状態の
時またはチャンネル切替時)に制御電圧感度を高くし、
逆にロックアップタイムよりもC/N特性が重要な時
(ロック状態の時)に制御電圧感度を低くすることが可
能となる。
ン/オフの切り替えによって、ループフィルタの出力部
と電圧制御発振器の制御電圧入力部との間のインピーダ
ンスが切り替わり、これによって制御電圧の変化に対す
る電圧制御発振器の発振周波数の変化割合、すなわち制
御電圧感度が切り替わる。したがってC/N特性よりも
ロックアップタイム特性が重要な時(アンロック状態の
時またはチャンネル切替時)に制御電圧感度を高くし、
逆にロックアップタイムよりもC/N特性が重要な時
(ロック状態の時)に制御電圧感度を低くすることが可
能となる。
【0009】また、この発明は、請求項2に記載のとお
り、前記電圧制御発振器の共振部に、印加電圧に応じて
静電容量が変化する可変容量素子、該可変容量素子に直
列に接続された直列コンデンサ、および該直列コンデン
サと前記可変容量素子との直列回路に対して並列に接続
された並列コンデンサを設けるとともに、前記直列コン
デンサと前記並列コンデンサの静電容量の大きさを相反
する方向に切り替えるスイッチ回路を設ける。
り、前記電圧制御発振器の共振部に、印加電圧に応じて
静電容量が変化する可変容量素子、該可変容量素子に直
列に接続された直列コンデンサ、および該直列コンデン
サと前記可変容量素子との直列回路に対して並列に接続
された並列コンデンサを設けるとともに、前記直列コン
デンサと前記並列コンデンサの静電容量の大きさを相反
する方向に切り替えるスイッチ回路を設ける。
【0010】上記構成によってスイッチ回路のオン/オ
フの切り替えによって、可変容量素子に直列に接続され
ている直列コンデンサの静電容量とこの直列回路に並列
に接続されている並列コンデンサの静電容量が相反する
方向に切り替えられるため、発振周波数がほぼ一定のま
ま、制御電圧の変化に対する発振周波数の変化割合が切
り替わる。したがってC/N特性よりもロックアップタ
イム特性が重要な時(チャンネル切替時)に制御電圧感
度を高くし、逆にロックアップタイムよりもC/N特性
が重要な時(ロック状態の時)に制御電圧感度を低くす
ることが可能となる。
フの切り替えによって、可変容量素子に直列に接続され
ている直列コンデンサの静電容量とこの直列回路に並列
に接続されている並列コンデンサの静電容量が相反する
方向に切り替えられるため、発振周波数がほぼ一定のま
ま、制御電圧の変化に対する発振周波数の変化割合が切
り替わる。したがってC/N特性よりもロックアップタ
イム特性が重要な時(チャンネル切替時)に制御電圧感
度を高くし、逆にロックアップタイムよりもC/N特性
が重要な時(ロック状態の時)に制御電圧感度を低くす
ることが可能となる。
【0011】また、この発明は請求項3に記載のとお
り、前記スイッチ回路は、前記PLL制御回路から発生
されるロック検出信号に基づいて、該信号がアンロック
状態である間は、前記制御電圧の変化に対する前記電圧
制御発振器の発振周波数の変化割合を高める方向に切り
替えるようにする。これによりPLL制御回路がロック
されていない時に制御電圧感度が高くなり、PLL制御
回路がロック状態となった時には制御電圧感度が低くな
る。したがって、チャンネル切替時間が短縮化され、且
つ定常状態でのC/N特性を高く維持することができ
る。
り、前記スイッチ回路は、前記PLL制御回路から発生
されるロック検出信号に基づいて、該信号がアンロック
状態である間は、前記制御電圧の変化に対する前記電圧
制御発振器の発振周波数の変化割合を高める方向に切り
替えるようにする。これによりPLL制御回路がロック
されていない時に制御電圧感度が高くなり、PLL制御
回路がロック状態となった時には制御電圧感度が低くな
る。したがって、チャンネル切替時間が短縮化され、且
つ定常状態でのC/N特性を高く維持することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態に係る
PLL回路における制御電圧感度切替回路の構成を図1
〜図5を参照して説明する。
PLL回路における制御電圧感度切替回路の構成を図1
〜図5を参照して説明する。
【0013】図1はPLL回路の構成を示すブロック図
である。同図において1は基準周波数信号を発生する基
準周波数信号発振器であり、ここではTCXO(温度補
償水晶発振器)で構成している。分周器2は基準周波数
信号を所定の分周比で分周する分周器である。VCO3
は電圧制御発振器であり、入力される制御電圧に応じた
周波数の信号を発振する。プリスケーラ4はVCO3の
発振信号を一定の分周比で分周する分周器である。分周
器5はプリスケーラ4により分周された信号を所定の分
周比で分周するプログラマブル分周器である。プログラ
マブル分周器5に対する分周比設定用データは送受信チ
ャンネルに応じて定まり、そのデータは外部から入力さ
れる。位相比較器6は分周器5の出力信号と分周器2の
出力信号との位相を比較する。チャージポンプ7は位相
比較器6の発生する信号をVCO3に対する制御信号に
変換する。ループフィルタ8はこの信号から不要な高周
波成分を除去してVCO3に対して制御電圧として与え
る。図中10で示す部分がPLL制御回路であり、通常
PLL−ICで構成する。また11で示す部分でPLL
モジュールを構成する。
である。同図において1は基準周波数信号を発生する基
準周波数信号発振器であり、ここではTCXO(温度補
償水晶発振器)で構成している。分周器2は基準周波数
信号を所定の分周比で分周する分周器である。VCO3
は電圧制御発振器であり、入力される制御電圧に応じた
周波数の信号を発振する。プリスケーラ4はVCO3の
発振信号を一定の分周比で分周する分周器である。分周
器5はプリスケーラ4により分周された信号を所定の分
周比で分周するプログラマブル分周器である。プログラ
マブル分周器5に対する分周比設定用データは送受信チ
ャンネルに応じて定まり、そのデータは外部から入力さ
れる。位相比較器6は分周器5の出力信号と分周器2の
出力信号との位相を比較する。チャージポンプ7は位相
比較器6の発生する信号をVCO3に対する制御信号に
変換する。ループフィルタ8はこの信号から不要な高周
波成分を除去してVCO3に対して制御電圧として与え
る。図中10で示す部分がPLL制御回路であり、通常
PLL−ICで構成する。また11で示す部分でPLL
モジュールを構成する。
【0014】図2は図1に示したPLL回路を局部発振
器として用いた通信機の送受信部分の構成を示すブロッ
ク図である。同図において12は送信IF信号に対し
て、PLLモジュール11より出力される局部発振信号
をミキシングして送信周波信号を発生するミキサ、13
はこれを電力増幅するアンプである。この送信信号はア
ンテナデュプレクサ14の送信フィルタを介してアンテ
ナへ供給される。またアンテナ15からの受信信号はデ
ュプレクサ14の受信フィルタを介して受信アンプ16
へ入力される。17はその受信信号に対して、PLLモ
ジュール11より出力される局部発振信号をミキシング
して受信IF信号を生成するミキサである。このような
構成において、PLLモジュール11内の図1に示した
分周器5の分周比を切り替えることによってVCO3の
発振周波数すなわち局部発振信号の周波数を切り替え、
これによってチャンネルを切り替える。
器として用いた通信機の送受信部分の構成を示すブロッ
ク図である。同図において12は送信IF信号に対し
て、PLLモジュール11より出力される局部発振信号
をミキシングして送信周波信号を発生するミキサ、13
はこれを電力増幅するアンプである。この送信信号はア
ンテナデュプレクサ14の送信フィルタを介してアンテ
ナへ供給される。またアンテナ15からの受信信号はデ
ュプレクサ14の受信フィルタを介して受信アンプ16
へ入力される。17はその受信信号に対して、PLLモ
ジュール11より出力される局部発振信号をミキシング
して受信IF信号を生成するミキサである。このような
構成において、PLLモジュール11内の図1に示した
分周器5の分周比を切り替えることによってVCO3の
発振周波数すなわち局部発振信号の周波数を切り替え、
これによってチャンネルを切り替える。
【0015】さて、図3は図1に示したループフィルタ
8の出力部とVCO3の制御電圧入力部との間の構成を
示す回路図である。この例では、図3に示すようにVC
O内の共振系には可変容量ダイオードVDとインダクタ
L2を設けている。ループフィルタ8の出力部とVCO
の制御電圧入力部との間のVcラインをインダクタL1
で構成するとともに、そのインダクタL1のループフィ
ルタ側の端部と接地電位との間にバイパスコンデンサC
pを設けている。またインダクタL1の途中(この例で
は中央位置)と接地電位との間にスイッチ回路SWおよ
びコンデンサC1を接続している。
8の出力部とVCO3の制御電圧入力部との間の構成を
示す回路図である。この例では、図3に示すようにVC
O内の共振系には可変容量ダイオードVDとインダクタ
L2を設けている。ループフィルタ8の出力部とVCO
の制御電圧入力部との間のVcラインをインダクタL1
で構成するとともに、そのインダクタL1のループフィ
ルタ側の端部と接地電位との間にバイパスコンデンサC
pを設けている。またインダクタL1の途中(この例で
は中央位置)と接地電位との間にスイッチ回路SWおよ
びコンデンサC1を接続している。
【0016】図4は図3に示したスイッチ回路SWの構
成例を示す回路図である。このスイッチ回路はダイオー
ドスイッチ回路であり、図4に示すように、トランジス
タQ1のコレクタに負荷抵抗R3、ベースにC2,R2
からなるベース信号入力回路をそれぞれ接続し、Q1の
コレクタとダイオードDのアノード間に抵抗R1を接続
している。この構成により、トランジスタQ1のオフ/
オンによってダイオードDをオン/オフさせる。すなわ
ちPLL−ICから出力されるLD信号がローレベルの
時、すなわちPLLがロック状態でない時、トランジス
タQ1はオフ状態となり、ダイオードDのアノード電位
が略VccとなってダイオードDがオンする。これによ
り、図3に示したVcラインのインダクタL1の中点が
コンデンサC1を介して接地電位に接地される。PLL
−ICより出力されるLD信号がハイレベル、すなわち
PLLがロック状態となれば、トランジスタQ1がオン
し、ダイオードDのアノード電位が略接地電位になるた
め、ダイオードDはオフする。これによりインダクタL
1の中点は開放される。
成例を示す回路図である。このスイッチ回路はダイオー
ドスイッチ回路であり、図4に示すように、トランジス
タQ1のコレクタに負荷抵抗R3、ベースにC2,R2
からなるベース信号入力回路をそれぞれ接続し、Q1の
コレクタとダイオードDのアノード間に抵抗R1を接続
している。この構成により、トランジスタQ1のオフ/
オンによってダイオードDをオン/オフさせる。すなわ
ちPLL−ICから出力されるLD信号がローレベルの
時、すなわちPLLがロック状態でない時、トランジス
タQ1はオフ状態となり、ダイオードDのアノード電位
が略VccとなってダイオードDがオンする。これによ
り、図3に示したVcラインのインダクタL1の中点が
コンデンサC1を介して接地電位に接地される。PLL
−ICより出力されるLD信号がハイレベル、すなわち
PLLがロック状態となれば、トランジスタQ1がオン
し、ダイオードDのアノード電位が略接地電位になるた
め、ダイオードDはオフする。これによりインダクタL
1の中点は開放される。
【0017】図5は図3に示したVcラインおよびVC
Oの共振系部分の等価回路図である。図3に示したバイ
パスコンデンサCpは高周波的にインダクタL1の一端
を接地し、またコンデンサC1もスイッチ回路SWがオ
ンの時インダクタL1の中点を高周波的に接地する。し
たがって図5に示したような等価回路となる。ここで、
図5においてインダクタL1,L2のインダクタンスを
共に2Lとし、可変容量ダイオードVDのキャパシタン
スをCvとすれば、スイッチ回路SWがオフの時のVC
Oの共振周波数f1は次式で示される。
Oの共振系部分の等価回路図である。図3に示したバイ
パスコンデンサCpは高周波的にインダクタL1の一端
を接地し、またコンデンサC1もスイッチ回路SWがオ
ンの時インダクタL1の中点を高周波的に接地する。し
たがって図5に示したような等価回路となる。ここで、
図5においてインダクタL1,L2のインダクタンスを
共に2Lとし、可変容量ダイオードVDのキャパシタン
スをCvとすれば、スイッチ回路SWがオフの時のVC
Oの共振周波数f1は次式で示される。
【0018】
【数1】f1=1/{2π√(L・Cv)} また、スイッチ回路SWがオンの時のVCOの共振周波
数f2は次式で示される。
数f2は次式で示される。
【0019】
【数2】f2=1/[2π√{(2/3)L・Cv}] 上記の両式を比較すれば明らかなように、可変容量ダイ
オードのキャパシタンスCvの変化に対するVCOの発
振周波数の変化割合はf1よりf2の方が大きいことが
わかる。たとえばL=10 nH とし、可変容量ダイオー
ドVDに対する印加電圧の単位電圧変化により、Cvが
100〜200 pF に変化すれば、f1は159.2〜
112.5 MHz の範囲で変化し、Δf=46.7 MHz
となり、f2は194.9〜137.8 MHz の範囲で
変化し、Δf=57.1MHz となる。
オードのキャパシタンスCvの変化に対するVCOの発
振周波数の変化割合はf1よりf2の方が大きいことが
わかる。たとえばL=10 nH とし、可変容量ダイオー
ドVDに対する印加電圧の単位電圧変化により、Cvが
100〜200 pF に変化すれば、f1は159.2〜
112.5 MHz の範囲で変化し、Δf=46.7 MHz
となり、f2は194.9〜137.8 MHz の範囲で
変化し、Δf=57.1MHz となる。
【0020】このようにスイッチ回路SWがオン状態の
時、制御電圧感度が高くなる。図4に示したように、P
LLがアンロック状態の時(LD信号がローレベルの
時)スイッチ回路SWがオンするため、ロックアップタ
イムが短縮化されてチャンネル切替時間が短縮化され、
その後PLLがロック状態となればスイッチ回路SWが
オフ状態となるため、制御電圧感度が低下してC/N特
性が高く維持される。
時、制御電圧感度が高くなる。図4に示したように、P
LLがアンロック状態の時(LD信号がローレベルの
時)スイッチ回路SWがオンするため、ロックアップタ
イムが短縮化されてチャンネル切替時間が短縮化され、
その後PLLがロック状態となればスイッチ回路SWが
オフ状態となるため、制御電圧感度が低下してC/N特
性が高く維持される。
【0021】次に、第2の実施形態に係るPLL回路に
おける制御電圧感度切替回路の構成例を図6および図7
を基に説明する。
おける制御電圧感度切替回路の構成例を図6および図7
を基に説明する。
【0022】図6はVCOの共振系の構成を示す回路図
である。同図においてVDは可変容量ダイオードであ
り、そのアノードと接地間にインダクタL3を接続し、
ループフィルタの出力部と可変容量ダイオードVDのカ
ソードとの間を抵抗を介して接続している。また可変容
量ダイオードVDのアノードと接地との間にスイッチ回
路SW1およびこのスイッチ回路SW1で切り替えられ
るコンデンサC11,C12を設けている。可変容量ダ
イオードVDのカソードと接地との間にはインダクタL
1、スイッチ回路SW2およびこのSW2により切り替
えられるコンデンサC21,C22を設けている。
である。同図においてVDは可変容量ダイオードであ
り、そのアノードと接地間にインダクタL3を接続し、
ループフィルタの出力部と可変容量ダイオードVDのカ
ソードとの間を抵抗を介して接続している。また可変容
量ダイオードVDのアノードと接地との間にスイッチ回
路SW1およびこのスイッチ回路SW1で切り替えられ
るコンデンサC11,C12を設けている。可変容量ダ
イオードVDのカソードと接地との間にはインダクタL
1、スイッチ回路SW2およびこのSW2により切り替
えられるコンデンサC21,C22を設けている。
【0023】図7は図6に示した共振系の等価回路図で
ある。図6に示したインダクタL3は共振系の共振周波
数においてインピーダンスが非常に高くなる値を選んで
いるため共振周波数には影響を与えない。図7における
コンデンサC1,C2のそれぞれの値は図6に示したス
イッチ回路SW1,SW2の切り替えによって2つの値
をとる。図6に示したスイッチ回路SW1とSW2は連
動して切り替わり、SW1がC11を選択している時、
SW2はC21を選択し、逆にSW1がC12を選択し
ている時、SW2はC22を選択する。ここで各コンデ
ンサの値はC11<C12、C21>C22の関係にあ
る。
ある。図6に示したインダクタL3は共振系の共振周波
数においてインピーダンスが非常に高くなる値を選んで
いるため共振周波数には影響を与えない。図7における
コンデンサC1,C2のそれぞれの値は図6に示したス
イッチ回路SW1,SW2の切り替えによって2つの値
をとる。図6に示したスイッチ回路SW1とSW2は連
動して切り替わり、SW1がC11を選択している時、
SW2はC21を選択し、逆にSW1がC12を選択し
ている時、SW2はC22を選択する。ここで各コンデ
ンサの値はC11<C12、C21>C22の関係にあ
る。
【0024】図7に示した共振系のインピーダンスZo
は次式で示される。
は次式で示される。
【0025】
【数3】 Zo={C2+C1・Cv/(C1+Cv)}//L1 上式において//はインピーダンスの並列合成演算子で
ある。
ある。
【0026】ここで、
【0027】
【数4】Co=C2+C1・Cv/(C1+Cv) と置くと、共振周波数fは
【0028】
【数5】f1=1/{2π√(L・Co)} となる。ここでC1を大きくした場合、〔数3〕より、
可変容量ダイオードVDのキャパシタンスCvの変化の
Zoに与える影響が大きくなり、制御電圧感度が高くな
る。また、C1を大きくすると〔数4〕よりCoが大き
くなるから、〔数5〕より発振周波数は低下する。
可変容量ダイオードVDのキャパシタンスCvの変化の
Zoに与える影響が大きくなり、制御電圧感度が高くな
る。また、C1を大きくすると〔数4〕よりCoが大き
くなるから、〔数5〕より発振周波数は低下する。
【0029】次に、C2を小さくした場合、〔数3〕よ
りCvの変化のZoに与える影響が大きくなり、制御電
圧感度が高くなる。また、C2を小さくすると〔数4〕
よりCoが小さくなり、〔数5〕より発振周波数が上昇
する。すなわちC1を大きくすると共にC2を小さくす
れば発振周波数が変化することなく制御電圧感度が高く
なる。逆に、C1を小さくすると共にC2を大きくすれ
ば発振周波数が変化することなく制御電圧感度が低くな
る。したがって前述したLD信号がローレベルの時、図
6に示したスイッチ回路SW1,SW2がコンデンサC
12,C22をそれぞれ選択し、LD信号がハイレベル
の時、スイッチ回路SW1,SW2がコンデンサC1
1,C21をそれぞれ選択するように構成すれば、チャ
ンネル切替時間を短縮することができ、且つ定常状態で
のC/N特性を高く維持することができる。
りCvの変化のZoに与える影響が大きくなり、制御電
圧感度が高くなる。また、C2を小さくすると〔数4〕
よりCoが小さくなり、〔数5〕より発振周波数が上昇
する。すなわちC1を大きくすると共にC2を小さくす
れば発振周波数が変化することなく制御電圧感度が高く
なる。逆に、C1を小さくすると共にC2を大きくすれ
ば発振周波数が変化することなく制御電圧感度が低くな
る。したがって前述したLD信号がローレベルの時、図
6に示したスイッチ回路SW1,SW2がコンデンサC
12,C22をそれぞれ選択し、LD信号がハイレベル
の時、スイッチ回路SW1,SW2がコンデンサC1
1,C21をそれぞれ選択するように構成すれば、チャ
ンネル切替時間を短縮することができ、且つ定常状態で
のC/N特性を高く維持することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、スイッチ
回路のオン/オフの切り替えによって、ループフィルタ
の出力部と電圧制御発振器の制御電圧入力部との間のイ
ンピーダンスが切り替わり、これによって制御電圧の変
化に対する電圧制御発振器の発振周波数の変化割合、す
なわち制御電圧感度が切り替わるため、チャンネル切替
時のように、C/N特性よりもロックアップタイム特性
が重要な時に制御電圧感度を高くし、逆にロック時のよ
うにC/N特性が重要な時に制御電圧感度を低くするこ
とが可能となる。
回路のオン/オフの切り替えによって、ループフィルタ
の出力部と電圧制御発振器の制御電圧入力部との間のイ
ンピーダンスが切り替わり、これによって制御電圧の変
化に対する電圧制御発振器の発振周波数の変化割合、す
なわち制御電圧感度が切り替わるため、チャンネル切替
時のように、C/N特性よりもロックアップタイム特性
が重要な時に制御電圧感度を高くし、逆にロック時のよ
うにC/N特性が重要な時に制御電圧感度を低くするこ
とが可能となる。
【0031】請求項2に係る発明によれば、スイッチ回
路のオン/オフの切り替えによって、可変容量素子に直
列に接続されている直列コンデンサの静電容量とこの直
列回路に並列に接続されている並列コンデンサの静電容
量が相反する方向に切り替えられるため、発振周波数が
ほぼ一定のまま制御電圧の変化に対する発振周波数の変
化割合が切り替わる。これによりC/N特性よりもロッ
クアップタイム特性が重要な時に制御電圧感度を高く
し、逆にロックアップタイムよりもC/N特性が重要な
時に制御電圧感度を低くすることが可能となる。
路のオン/オフの切り替えによって、可変容量素子に直
列に接続されている直列コンデンサの静電容量とこの直
列回路に並列に接続されている並列コンデンサの静電容
量が相反する方向に切り替えられるため、発振周波数が
ほぼ一定のまま制御電圧の変化に対する発振周波数の変
化割合が切り替わる。これによりC/N特性よりもロッ
クアップタイム特性が重要な時に制御電圧感度を高く
し、逆にロックアップタイムよりもC/N特性が重要な
時に制御電圧感度を低くすることが可能となる。
【0032】請求項3に係る発明によれば、PLL制御
回路がロックされていない時に制御電圧感度が高くな
り、PLL制御回路がロック状態となった時には制御電
圧感度が低くなるため、チャンネル切替時間が短縮化さ
れ、且つ定常状態でのC/N特性を高く維持することが
できる。
回路がロックされていない時に制御電圧感度が高くな
り、PLL制御回路がロック状態となった時には制御電
圧感度が低くなるため、チャンネル切替時間が短縮化さ
れ、且つ定常状態でのC/N特性を高く維持することが
できる。
【図1】第1の実施形態に係るPLL回路の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1に示すPLL回路を用いた通信機器の送受
信部分の構成を示す図である。
信部分の構成を示す図である。
【図3】VcラインおよびVCOの主要部の構成を示す
図である。
図である。
【図4】スイッチ回路の構成例を示す回路図である。
【図5】図3の等価回路図である。
【図6】第2の実施形態に係るPLL回路における制御
電圧感度切替回路の構成を示す図である。
電圧感度切替回路の構成を示す図である。
【図7】図6の等価回路図である。
1−TCXO(基準周波数信号発振器) 3−VCO(電圧制御発振器) 10−PLL制御回路 11−PLLモジュール L1,L2,L3−インダクタ VD−可変容量ダイオード SW,SW1,SW2−スイッチ回路
Claims (3)
- 【請求項1】 基準周波数信号を発生する基準周波数信
号発振器、制御電圧に応じた周波数で発振する電圧制御
発振器、該電圧制御発振器の発振信号と前記基準周波数
信号とを入力して制御信号を発生するPLL制御回路、
および前記制御信号をフィルタリングして前記電圧制御
発振器に対する制御電圧を発生するループフィルタを備
えたPLL回路において、 前記ループフィルタの出力部と前記電圧制御発振器の制
御電圧入力部との間をインダクタまたは分布定数線路を
介して接続するとともに、そのインダクタまたは分布定
数線路の途中と接地電位との間にスイッチ回路を設け、
該スイッチ回路のオン/オフの切り替えによって前記ル
ープフィルタの出力部と電圧制御発振器の制御電圧入力
部との間のインピーダンスを切り替え、該スイッチ回路
のオン/オフの切り替えによって、前記制御電圧の変化
に対する前記電圧制御発振器の発振周波数の変化割合を
切り替えるようにしたPLL回路における制御電圧感度
切替回路。 - 【請求項2】 基準周波数信号を発生する基準周波数信
号発振器、制御電圧に応じた周波数で発振する電圧制御
発振器、該電圧制御発振器の発振信号と前記基準周波数
信号とを入力して制御信号を発生するPLL制御回路、
および前記制御信号をフィルタリングして前記電圧制御
発振器に対する制御電圧を発生するループフィルタを備
えたPLL回路において、 前記電圧制御発振器の共振部に、印加電圧に応じて静電
容量が変化する可変容量素子、該可変容量素子に直列に
接続された直列コンデンサ、および該直列コンデンサと
前記可変容量素子との直列回路に対して並列に接続され
た並列コンデンサを設けるとともに、前記直列コンデン
サと前記並列コンデンサの静電容量の大きさを相反する
方向に切り替えるスイッチ回路を設け、該スイッチ回路
のオン/オフの切り替えによって、前記制御電圧の変化
に対する前記電圧制御発振器の発振周波数の変化割合を
切り替えるようにしたPLL回路における制御電圧感度
切替回路。 - 【請求項3】 前記スイッチ回路は、前記PLL制御回
路から発生されるロック検出信号に基づいて、該信号が
アンロック状態である間は、前記制御電圧の変化に対す
る前記電圧制御発振器の発振周波数の変化割合を高める
方向に切り替えるものである請求項1または2に記載の
PLL回路における制御電圧感度切替回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105746A JPH10303744A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Pll回路における制御電圧感度切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105746A JPH10303744A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Pll回路における制御電圧感度切替回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10303744A true JPH10303744A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14415829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9105746A Pending JPH10303744A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Pll回路における制御電圧感度切替回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10303744A (ja) |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9105746A patent/JPH10303744A/ja active Pending
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