JPH10301752A - 電子機器制御システム - Google Patents

電子機器制御システム

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JPH10301752A
JPH10301752A JP11311397A JP11311397A JPH10301752A JP H10301752 A JPH10301752 A JP H10301752A JP 11311397 A JP11311397 A JP 11311397A JP 11311397 A JP11311397 A JP 11311397A JP H10301752 A JPH10301752 A JP H10301752A
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icons
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器制御システムの操作方法及びAV機
器の動作状態が直感的に理解できるようにして、しかも
ユーザによる入力操作の足りない部分を補う。 【解決手段】 状態Iにおいてアイコンが受付領域内に
ドラッグされたとき、口を開けた画像を表示し、またア
イコンが受付領域内にドロップされたとき、前記アイコ
ンを咀嚼するアニメーションを表示する。またアイコン
のドロップによりタイマ9に予め定めた待ち時間を設定
し、この待ち時間内に受付領域内にドロップされた複数
のアイコンを受け付け、状態IIへ遷移する。状態IIは制
御すべきAV機器及びそれに与えるべき指令を、ドロッ
プされたアイコンと関連付けてあるAV機器又は指令か
ら選択し、コマンドを送信する。状態IIにおいて、ドロ
ップされたアイコンの中に指令を関連付けてあるアイコ
ンがないと判別したとき、状態Iへ遷移する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を制御す
る電子機器制御システム、具体的にはリビングルームに
設置してあるテレビジョン,ビデオカセットレコーダ及
びコンパクトディスクプレーヤ等の複数のAV(オーデ
ィオ・ビジュアル)機器を制御するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのディスプレイに表示した
アイコンの位置にカーソルを合わせてキーを押すことに
より前記コンピュータと接続してある複数のAV機器を
関連付けて制御するAV機器制御システムがある(特願
平8−348031号)。このAV機器制御システムの操作画
面にはコンピュータと接続してあるAV機器、例えばテ
レビジョン(以下、TVという)及びビデオカセットレ
コーダ(以下、VCRという)を表すアイコンが表示さ
れている。これらのアイコンには夫々制御対象のAV機
器及びそのAV機器に与える指令が予め関連付けてあ
る。
【0003】VCRを表すVCRアイコンには、制御対
象としてVCRが関連付けてあり、また与える指令とし
てVCRに装填してあるカセットを再生する指令及びそ
の再生のために必要な一連の指令、具体的にはVCRの
電源ON並びにTVの電源ON及び表示画面のVCR入力信
号への切替等の指令が関連付けてある。これによって、
VCR及びTVの電源がOFF になっていたとしても、カ
セットさえVCRに装填されていれば、ユーザはVCR
アイコンを押す一動作により所望の結果(カセットの再
生)を得るために間接的に必要となる操作(TVの電源
ONの操作等)をする煩わしさから解放される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のAV
機器制御システムにおいて、不慣れなユーザはアイコン
と関連付けてある指令を直感的に理解できるとは限らな
い。前述のVCRアイコンを例に取ると、ユーザはカセ
ットの再生を指令するために「PLAY」又は「再生」
と表示されたアイコンを探すことも考えられる。このよ
うな場合、扱い難い印象を与えてしまうという問題があ
る。また、複数のAV機器を一つのAV機器制御システ
ムによって集中的に、しかも同時に制御する状況におい
ては、各AV機器の制御状態を確認し易く表示するため
の工夫が求められる。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、AV機器等の電子機器及びそれに与える指令
を夫々異なるアイコンに関連付け、それらを組み合わせ
て入力して電子機器を操作すべくなすことにより、操作
方法が直感的に理解し易い電子機器制御システムの提供
を目的とする。また、電子機器の制御状態に応じてアイ
コンの表示位置を制御することにより、電子機器の制御
状態を確認し易く表示することを他の目的とする。更に
また、電子機器制御システムにおいて各電子機器の動作
状態等を検知し、所望の結果を得るために必要な入力操
作を補助することを他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る電子機器
制御システムは、複数の電子機器に指令を与え、夫々の
電子機器を制御する電子機器制御システムであって、各
電子機器と関連付けた複数の第1アイコンを表示する手
段と、各電子機器に与えるべき指令と関連付けた複数の
第2アイコンを表示する手段と、第1又は第2アイコン
を指し示すためのポインタを操作するポインティングデ
バイスと、該ポインティングデバイスによる第1又は第
2アイコンのドラッグ・アンド・ドロップ操作に応じて
該アイコンの表示位置を変更する手段と、第1又は第2
アイコンをドロップすることにより該アイコンと関連付
けてある電子機器又は指令の指定入力を受け付ける受付
領域を表示する手段と、第2アイコンが前記受付領域に
ドロップされてから所定時間内に他の第2アイコンがド
ロップされたとき、最後にドロップされた第2アイコン
と関連付けてある指令を選択する手段と、選択した指令
を実行することが可能な電子機器を、前記所定時間内に
前記受付領域にドロップされた第1アイコンと関連付け
てある電子機器から選択する電子機器選択手段と、選択
した電子機器に選択した指令を与える手段とを備えるこ
とを特徴とする。この電子機器制御システムは所定時間
内に受け付けた第1及び第2アイコンから制御対象の電
子機器及びそれに与える指令を選択し、前記電子機器に
前記指令を与えるべくなすことにより、その操作方法を
直感的に理解し易くする。
【0007】第2発明に係る電子機器制御システムは、
電子機器選択手段はドロップされたアイコンの中に第1
アイコンが存在しないと判別したとき、最後に選択した
電子機器を選択すべくなしてあることを特徴とする。こ
の電子機器制御システムは電子機器の選択に必要な第1
アイコンを受け付けていないとき、既に実行済みの指令
の制御対象からそれを選択することにより、入力操作を
補う。
【0008】第3発明に係る電子機器制御システムは、
電子機器選択手段はドロップされたアイコンの中に第1
アイコンが複数存在すると判別したとき、最後にドロッ
プされた第1アイコンと関連付けてある電子機器を選択
すべくなしてあることを特徴とする。この電子機器制御
システムは電子機器の選択に必要な第1アイコンを複数
受け付けているとき、最後に受け付けた第1アイコンと
関連付けてある電子機器を選択することにより、入力操
作を補う。
【0009】第4発明に係る電子機器制御システムは、
制御すべき電子機器に多画面表示機能を備えるテレビジ
ョンを有する電子機器制御システムであって、該テレビ
ジョンに画面表示を行っている場合であって、画面表示
を行う新たな指令を選択したとき、前記テレビジョンに
選択した指令を与える前に多画面表示指令を与える手段
を備えることを特徴とする。この電子機器制御システム
は多画面表示機能を有するテレビジョンに一画面表示を
行っている場合であって、テレビジョン画面へ表示を行
う新たな指令を選択したとき、前記指令を与える前に多
画面表示機能を指令することにより、多画面表示機能を
指令する入力操作を補う。
【0010】第5発明に係る電子機器制御システムは、
制御すべき電子機器にビデオカセットレコーダ及びテレ
ビジョンを有する電子機器制御システムであって、アイ
コンを表示する手段と、該アイコンが受付領域にドロッ
プされたとき、ビデオカセットレコーダにカセットが装
填されているか否かを判別する手段と、カセットが装填
されていると判別したとき、該カセットが録画可能であ
るか否かを判別する手段と、カセットが録画可能である
と判別したとき、テレビジョン画面に表示する信号の入
力を前記ビデオカセットレコーダに切り替える指令を前
記テレビジョンに与え、また予め定めてある時間だけ前
記カセットを再生する指令を前記ビデオカセットレコー
ダに与える手段とを備えることを特徴とする。この電子
機器制御システムはカセットの録画内容を確認する一連
の指令と関連付けたアイコンを予め用意しておくことに
より、その入力操作を簡素化する。
【0011】第6発明に係る電子機器制御システムは、
与えた指令の実行結果をそのアイコンの表示位置により
表す実行結果表示手段を備えることを特徴とする。この
電子機器制御システムは、指令の実行結果を各電子機器
の制御状態に応じてそのアイコンの表示位置を変化させ
ることにより、各電子機器の制御状態を確認し易くす
る。
【0012】第7発明に係る電子機器制御システムは、
実行結果表示手段は実行されなかった指令について、そ
の理由を説明するメッセージを表示すべくなしてあるこ
とを特徴とする。この電子機器制御システムは実行され
なかった指令について、その理由を表示することによ
り、実行結果の情報を提供する。
【0013】第8発明に係る電子機器制御システムは、
受付領域を表示する手段は顔を模した画像を表示し、前
記顔の内側領域に第1又は第2アイコンがドラッグされ
たとき、受付領域として口を開けた顔を模した画像を表
示し、また第1又は第2アイコンが前記顔の内側領域に
ドロップされたとき、該アイコンを咀嚼するアニメーシ
ョンを表示すべくなしてあり、また実行結果表示手段
は、実行された電子機器又は指令を関連付けてある第1
又は第2アイコンを飲み込んで前記顔の下部領域に保持
するアニメーションを表示し、また実行されなかったア
イコンを口から吐き出すアニメーションを表示すべくな
してあることを特徴とする。この電子機器制御システム
は、アイコンが受付領域内にあるときに操作画面の画像
を変化させることにより、受付領域を確認し易くする。
また、操作画面に顔を模した画像を表示し、アイコンが
受付領域内にあるときにその口部をアニメーションさせ
て表示することにより、ユーザを視覚的に楽しませ、電
子機器制御システムを親しみ易くする効果が期待でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る電子機器制御
システムの構成を示すブロック図である。図において、
1は制御指令の入力を受け付けて、AV機器を制御する
コマンドを出力するコンピュータであって、所定の残り
時間を計時するタイマ9を備えている。コンピュータ1
には操作画面を表示するモニタ2及び制御指令を入力す
るためのポインティングデバイスであるマウス3が接続
してある。またコンピュータ1は、それが出力するコマ
ンドを制御対象のAV機器に送出するインタフェース装
置4と接続してある。インタフェース装置4はAV機器
を制御するコマンドを無線により送信し、また無線によ
り与えられる応答信号を受信する送受信回路41を備え
る。
【0015】一方、TV5,VCR6,VCR7及びD
VDプレーヤ8は夫々制御対象のAV機器である。イン
タフェース装置4からTV5及びVCR6へは無線によ
りコマンドを与えるべくなし、またVCR7及びDVD
プレーヤ8へは有線によりコマンドを与えるべくなして
ある。TV5,VCR6,VCR7,DVDプレーヤ8
には夫々その動作状態を検知する検知装置10,11,12及
び13が接続してある。検知装置10及び11から送出された
検知信号は、応答信号として夫々と接続してある送信装
置14及び15により無線信号に変換され送出される。また
検知装置12及び13はインタフェース装置4と接続してあ
って、その検知信号を応答信号としてインタフェース装
置4に与える。
【0016】図2はコンピュータ1によりモニタ2に表
示される操作画面を説明する説明図である。図において
画面中央部の顔を模した円形領域は後述するアイコンを
ドロップすることによってそのアイコンと関連付けてあ
るAV機器又は指令を受け付ける受付領域21である。2
2,23,24及び25は夫々TV5,VCR6,VCR7及
びDVDプレーヤ8を関連付けてあるアイコンである。
また26,27及び28は夫々停止指令,再生指令及び録画指
令を関連付けてあるアイコンである。
【0017】テレビ番組を観賞している場合であって、
その番組のVCRによる録画を急に思い立ち、録画を指
令したとき、その録画内容はVCRに装填されているカ
セットに上書きされ、元の録画内容は失われてしまう。
仮に、録画内容が保存しておきたいものであったとして
も、失われた元の録画内容を復元することはできない。
従ってこのような事態を引き起こさないために、ユーザ
はまずVCRに装填されているカセットの再生を指令
し、その録画内容が失っても構わないものであることを
判別した上で元の位置まで巻戻し、録画を指令する。
【0018】アイコン29はこのような録画準備のための
煩わしい操作の入力を補助するものであって、指定され
たVCRに装填されているカセットが録画可能であるか
否かの判別指令,カセットの再生指令,その所定時間の
後の停止指令及びカセットの元の位置までの巻戻し指令
を関連付けてある。ユーザはアイコン29を指定入力する
ことにより録画の準備を簡単に,効率良く済ませること
ができる。更にまた、30,31及び32,33は夫々チャネル
のアップ,ダウン及び音量のアップ,ダウンの指令を関
連付けてあるアイコンである。尚、チャネルのアップ及
びダウンや音量のアップ及びダウンで連続して制御する
場合があるが、その場合には図2のチャネルのアップ及
びダウンや音量のアップ及びダウンアイコン30,31,32,3
3 は直接受付領域21の中へ移動するようにしている。
【0019】図3はコンピュータ1による制御処理状態
を示す状態遷移図である。また図4,図5,図6及び図
7は何れも操作画面の一例を説明する説明図である。図
3において状態Iはモニタ2に前述の図2の如き操作画
面を表示し、アイコンの操作を待っている動作状態であ
って、制御処理の開始直後はこの状態である。状態Iに
おいてアイコン24が受付領域21内にドラッグされたと
き、口を開けた画像を表示し(図4)、またアイコン24
が受付領域21内にドロップされたとき、前記アイコンを
咀嚼するアニメーションを表示し(図5)、タイマ9に
予め定めた待ち時間を設定して、次のアイコンがドロッ
プされるのを待つ。
【0020】そして前記待ち時間内に受付領域21内にド
ロップされた複数のアイコン(この場合、アイコン24に
続いてアイコン27がドロップされたものとする)を受け
付け、記憶する。状態Iにおいて制御処理の開始からア
イコンの操作がない状況か又はアイコン27がドロップさ
れてからの経過時間が設定した待ち時間内のとき、状態
Iからの遷移は起こらない。アイコン27がドロップされ
てから、その次のアイコンのドロップがないままに設定
した待ち時間を経過したとき、状態IIへ遷移する。
【0021】状態IIは制御すべきAV機器及びそれに与
えるべき指令を、ドロップされたアイコン(アイコン24
及び27)と関連付けてあるAV機器又は指令から選択
し、コマンドを送信する動作状態である。状態IIにおい
て、ドロップされたアイコンの中に指令を関連付けてあ
るアイコンがないと判別したとき、状態Iへ遷移する。
また状態IIにおいてコマンドの送信が正常に終了したと
き又はコマンドの送信異常が検知されたとき、状態III
へ遷移する。状態III は選択したアイコン(アイコン24
及び27)によるコマンドの送信が正常に終了したときに
そのアイコンを飲み込むアニメーションを表示し(図
6)、またコマンドの送信異常が検知されたとき(例え
ば、VCR7にカセットが装填されていないとき)にそ
のアイコンを吐き出すアニメーション及びエラーメッセ
ージを表示する(図7)ことによって指令の実行結果を
表示する動作状態である。実行結果の表示が終了したと
き、状態Iへ遷移する。
【0022】図8及び図9はコンピュータ1の状態Iに
おける制御処理手順を示すフローチャートである。電子
機器制御システムを起動すると、まずタイマ9の待ち時
間をクリアし(S1)、マウスの操作により発生したイベン
トの入力があるまで待機する(S2)。イベントの入力があ
ったと判別したとき、そのイベントがアイコンのドラッ
グであるか否かを判別する(S3)。イベントがドラッグで
あると判別したとき、そのマウスカーソルの位置が受付
領域内であるか否かを判別し(S4)、受付領域であると判
別した場合、図4に示すような口を開けた画像を表示す
る(S5)。S4において受付領域でないと判別した場合、
図2に示すような口を閉じた画像を表示する(S6)。S3
においてイベントがドラッグでないと判別したとき、そ
のイベントがドロップであるか否かを判別する(S7)。イ
ベントがドロップでないと判別したとき、S2に処理を
戻して以降の手順を繰り返す。
【0023】S7においてアイコンのドロップであると
判別したとき、そのドロップ位置が受付領域内であるか
否かを判別する(S8)。受付領域内であると判別したと
き、図5に示すようなアイコンを咀嚼する、所定長のア
ニメーションの表示を開始し(S9)、そのアイコンを記憶
する(S10) 。そしてタイマ9に待ち時間を設定し、その
動作を指令する(S11) 。タイマ9に設定した待ち時間の
残りがあるか否かを検査し(S12) 、待ち時間の残りがな
いと判別したとき、状態IIへ遷移する。また、待ち時間
の残りがあると判別したとき、次のイベントの入力があ
るまでS12に処理を戻し、以降の手順を繰り返す(S13)
【0024】S13においてイベントの入力があったと判
別したとき、そのイベントがアイコンのドラッグである
か否かを判別する(S14) 。イベントがドラッグであると
判別したとき、そのマウスカーソルの位置が受付領域内
であるか否かを判別し(S15)、受付領域であると判別し
た場合、図4に示すような口を開けた画像を表示する(S
16) 。S15において受付領域でないと判別した場合、図
2に示すような口を閉じた画像を表示する(S17) 。S14
においてイベントがドラッグでないと判別したとき、そ
のイベントがドロップであるか否かを判別する(S18) 。
イベントがドロップであると判別したとき、S8に処理
を戻し、以降の手順を繰り返す。S18においてイベント
がドロップでないと判別したとき、S12に処理を戻して
以降の手順を繰り返す。また、S8において受付領域内
でないと判別したとき、アイコンの表示位置をその位置
に更新し(S19) 、S12に処理を移して以降の手順を繰り
返す。
【0025】図10,図11及び図12はコンピュータ
1の状態IIおける制御処理手順を示すフローチャートで
ある。まず状態Iにおいて記憶したアイコンにAV機器
を関連付けてあるアイコン22,23,24又は25(以下、機
器アイコンという)があるか否かを判別する(S21) 。機
器アイコンがあると判別したとき、最も新しく受け付け
た機器アイコンと関連付けてあるAV機器を制御対象に
設定する(S22) 。次に、記憶したアイコンに指令を関連
付けてあるアイコン26,27,28, 30,31,32又は33(以
下、指令アイコンという)があるか否かを判別する(S2
3) 。指令アイコンがないと判別したとき、状態Iへ遷
移する。指令アイコンがあると判別したとき、最も新し
く受け付けた指令アイコンを選択し、その指令アイコン
に関連付けてある指令を制御対象に与えるべきものとし
て設定する(S24) 。
【0026】次に、S24において選択したアイコンが、
録画準備のための一連の指令を関連付けてあるアイコン
29であるか否かを判別し(S25) 、アイコン29であると判
別した場合、以降の手順において予め設定してあるコマ
ンド列を生成して送信する。アイコン29ではないと判別
した場合、設定した指令と設定済みのAV機器とが対応
するか否かを判別し(S26) 、対応しないと判別したとき
は前記AV機器の設定を消去して(S27) 、以降の手順に
おいてAV機器の設定を行う。
【0027】S26において、設定した指令と設定済みの
AV機器とが対応しないと判別したとき、またはS27に
おいてAV機器の設定の消去を行った後、AV機器が設
定済みであるか否かを判別し(S31) 、設定済みであると
判別したとき、それを記憶する(S35) 。AV機器が未設
定であると判別したとき、接続してあるAV機器の動作
状態を検知し(S32) 、動作継続中のAV機器があるか否
かを判別する(S33) 。動作継続中のAV機器が存在しな
いとき、以前に指令した指令の対象機器を制御対象のA
V機器として設定し(S34) 、これを記憶する(S35) 。S
33において動作継続中のAV機器が存在するとき、それ
を制御対象のAV機器として設定し(S36) 、これを記憶
する(S35) 。
【0028】S35においてAV機器を記憶した後、記憶
した設定情報に基づいてコマンド列を生成する(S41) 。
一方、S25において選択したアイコンがアイコン29であ
ると判別したとき、録画準備のための一連のコマンド
列、具体的にはVCRに装填されているカセットが録画
可能であるか否かの判別し、そのカセットを所定時間だ
け再生した後に停止して元の位置まで巻戻すことを指令
するコマンド列を生成する(S42) 。次に、接続してある
AV機器の動作状態を検知し、その検知した動作状態及
び生成したコマンド列から画面表示を行わせるコマンド
が複数になる、即ち多画面表示機能の使用が必要である
か否かを判別し(S43) 、必要であると判別したとき、生
成したコマンド列に多画面切替コマンドを付加する(S4
4) 。そして、S41,S42又はS44において生成された
コマンド列を、制御対象として設定したAV機器へ送信
し(S45) 、その実行結果を表す応答信号を受信する(S4
6) 。
【0029】受信した応答信号が正常終了を表すものか
否かを判別して(S47) 、異常を表すと判別したときその
異常を知らせるメッセージを作成し(S48) 、状態III へ
遷移する。S47において正常終了を表すものであると判
別したとき、送信すべきコマンドが残っているか否かを
判別して(S49) 、コマンドが残っていないと判別したと
き、状態III へ遷移する。S49において送信すべきコマ
ンドが残っていると判別したとき、次のコマンドを選択
し(S50) 、処理をS45へ移して以降の手順を繰り返すこ
とにより、すべてのコマンドを送信する。
【0030】ところで、操作画面の広さは限られてい
る。表示すべきアイコンの数が多い場合、全てのアイコ
ンを表示すると操作画面が見難くなるので、アイコンの
表示方法を工夫する必要が生じる。図13は所定のアイ
コンを非表示にして、見易くすることができる操作画面
の一例を説明する説明図である。図において34はアイコ
ン毎に設定された表示状態に基づいて、アイコンの表示
状態を制御するアイコンである。またアイコン22,32 及
び33は、夫々操作画面に表示していないアイコンであ
る。更にまた、各アイコンはそれをクリックすることに
より表示状態を「表示」又は「非表示」を設定すべくな
してある。通常、全てのアイコンの表示状態は「表示」
に設定してあるが、この場合アイコン22,32 及び33には
「非表示」と設定してある。他の図2と同様の構成要素
については説明を省略する。
【0031】ユーザは予め使用頻度が低いアイコン(こ
の場合、アイコン22,32 及び33とする)をクリックし、
そのアイコンを「非表示」(非表示とは表示しているア
イコンに比べ表示の明るさやコントラストを落として薄
く表示する)に設定しておく。この時点では、全てのア
イコンが操作画面に表示されている。そして、ユーザが
アイコン34をクリックすると、「非表示」に設定してあ
るアイコン22,32 及び33は消去され、「表示」に設定し
てあるアイコンのみが操作画面に表示される。この状態
においてもう一度ユーザがアイコン34をクリックするこ
とにより、全てのアイコンを表示する。以後アイコン34
をクリックする都度、前述の表示状態のどちらか一方に
切り替える。これによって、表示すべきアイコンの数が
多い場合であっても、操作画面を見易くすることができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の如き第1発明の電子機器制御シス
テムによっては、所定時間内に受け付けた第1及び第2
アイコンから制御対象の電子機器及びそれに与える指令
を選択し、前記電子機器に前記指令を与えることから、
その操作方法を直感的に理解し易くすることができる。
【0033】第2発明の電子機器制御システムによって
は、電子機器の選択に必要な第1アイコンを受け付けて
いないとき、既に実行済みの指令の制御対象からそれを
選択することから、ユーザが制御対象の電子機器の入力
操作を怠ったとしても、これを推測して補うことができ
る。
【0034】第3発明の電子機器制御システムによって
は、電子機器の選択に必要な第1アイコンを複数受け付
けているとき、最後に受け付けた第1アイコンと関連付
けてある電子機器を選択することから、ユーザが制御対
象の電子機器を複数指定したとしても、その中から適当
と思われる第1アイコンを選択し、その入力操作を補う
ことができる。
【0035】第4発明の電子機器制御システムによって
は、多画面表示機能を有するテレビジョンに一画面表示
を行っている場合であって、テレビジョン画面へ表示を
行う新たな指令を選択したとき、前記指令を与える前に
多画面表示機能を指令することから、ユーザの入力操作
を補うことができる。
【0036】第5発明の電子機器制御システムによって
は、カセットの録画内容を確認する一連の指令と関連付
けたアイコンを予め用意しておくことから、その入力操
作を簡素化することができる。
【0037】第6発明の電子機器制御システムによって
は、指令の実行結果を各電子機器の制御状態に応じてそ
のアイコンの表示位置を変化させて表すことから、各電
子機器の制御状態を確認し易くすることができる。
【0038】第7発明の電子機器制御システムによって
は、指令が実行されなかった理由を表示することから、
実行結果の詳細な報告を望むユーザにその情報を提供す
ることができる。
【0039】第8発明の電子機器制御システムによって
は、アイコンが受付領域内にあるときに操作画面の画像
を変化させ、また各電子機器の制御状態に応じてそのア
イコンの表示位置を変化させることから、受付領域及び
各電子機器の制御状態を確認し易くすることができる。
また、操作画面に顔を模した画像を表示し、アイコンが
受付領域内にあるときにその口部をアニメーションさせ
て表示することにより、ユーザを視覚的に楽しませ、電
子機器制御システムを親しみ易くする効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器制御システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】操作画面を説明する説明図である。
【図3】制御処理状態を示す状態遷移図である。
【図4】操作画面の一例を説明する説明図である。
【図5】操作画面の一例を説明する説明図である。
【図6】操作画面の一例を説明する説明図である。
【図7】操作画面の一例を説明する説明図である。
【図8】状態Iおける制御処理手順を示すフローチャー
トである。
【図9】状態Iおける制御処理手順を示すフローチャー
トである。
【図10】状態IIおける制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】状態IIおける制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】状態IIおける制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】操作画面の一例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 モニタ 3 マウス 4 インタフェース装置 5 TV 6,7 VCR 8 DVDプレーヤ 9 タイマ 10,11,12,13 検知装置 14,15 送信装置 21 受付領域 22,23,24,25,26,27,28,29 ア
イコン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子機器に指令を与え、夫々の電
    子機器を制御する電子機器制御システムであって、 各電子機器と関連付けた複数の第1アイコンを表示する
    手段と、 各電子機器に与えるべき指令と関連付けた複数の第2ア
    イコンを表示する手段と、 第1又は第2アイコンを指し示すためのポインタを操作
    するポインティングデバイスと、 該ポインティングデバイスによる第1又は第2アイコン
    のドラッグ・アンド・ドロップ操作に応じて該アイコン
    の表示位置を変更する手段と、 第1又は第2アイコンをドロップすることにより該アイ
    コンと関連付けてある電子機器又は指令の指定入力を受
    け付ける受付領域を表示する手段と、 第2アイコンが前記受付領域にドロップされてから所定
    時間内に他の第2アイコンがドロップされたとき、最後
    にドロップされた第2アイコンと関連付けてある指令を
    選択する手段と、 選択した指令を実行することが可能な電子機器を、前記
    所定時間内に前記受付領域にドロップされた第1アイコ
    ンと関連付けてある電子機器から選択する電子機器選択
    手段と、 選択した電子機器に選択した指令を与える手段とを備え
    ることを特徴とする電子機器制御システム。
  2. 【請求項2】 電子機器選択手段はドロップされたアイ
    コンの中に第1アイコンが存在しないと判別したとき、
    最後に選択した電子機器を選択すべくなしてあることを
    特徴とする請求項1記載の電子機器制御システム。
  3. 【請求項3】 電子機器選択手段はドロップされたアイ
    コンの中に第1アイコンが複数存在すると判別したと
    き、最後にドロップされた第1アイコンと関連付けてあ
    る電子機器を選択すべくなしてあることを特徴とする請
    求項1記載の電子機器制御システム。
  4. 【請求項4】 制御すべき電子機器に多画面表示機能を
    備えるテレビジョンを有する電子機器制御システムであ
    って、 該テレビジョンに画面表示を行っている場合であって、
    画面表示を行う新たな指令を選択したとき、前記テレビ
    ジョンに選択した指令を与える前に多画面表示指令を与
    える手段を備えることを特徴とする請求項1記載の電子
    機器制御システム。
  5. 【請求項5】 制御すべき電子機器にビデオカセットレ
    コーダ及びテレビジョンを有する電子機器制御システム
    であって、 アイコンを表示する手段と、 該アイコンが受付領域にドロップされたとき、ビデオカ
    セットレコーダにカセットが装填されているか否かを判
    別する手段と、 カセットが装填されていると判別したとき、該カセット
    が録画可能であるか否かを判別する手段と、 カセットが録画可能であると判別したとき、テレビジョ
    ン画面に表示する信号の入力を前記ビデオカセットレコ
    ーダに切り替える指令を前記テレビジョンに与え、また
    予め定めてある時間だけ前記カセットを再生する指令を
    前記ビデオカセットレコーダに与える手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器制御システム。
  6. 【請求項6】 与えた指令の実行結果をそのアイコンの
    表示位置により表す実行結果表示手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の電子機器制御システム。
  7. 【請求項7】 実行結果表示手段は実行されなかった指
    令について、その理由を説明するメッセージを表示すべ
    くなしてあることを特徴とする請求項6記載の電子機器
    制御システム。
  8. 【請求項8】 受付領域を表示する手段は顔を模した画
    像を表示し、前記顔の内側領域に第1又は第2アイコン
    がドラッグされたとき、受付領域として口を開けた顔を
    模した画像を表示し、また第1又は第2アイコンが前記
    顔の内側領域にドロップされたとき、該アイコンを咀嚼
    するアニメーションを表示すべくなしてあり、 また実行結果表示手段は、実行された電子機器又は指令
    を関連付けてある第1又は第2アイコンを飲み込んで前
    記顔の下部領域に保持するアニメーションを表示し、ま
    た実行されなかったアイコンを口から吐き出すアニメー
    ションを表示すべくなしてあることを特徴とする請求項
    6記載の電子機器制御システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2391147A (en) * 2002-07-19 2004-01-28 Kaydara Inc Generating animation data simply via display
KR100883115B1 (ko) * 2007-03-28 2009-02-10 삼성전자주식회사 실행영역이 설정된 터치스크린을 구비하는 휴대 단말기 및그 기능 실행 방법
JP2010092455A (ja) * 2008-09-10 2010-04-22 Ricoh Co Ltd ファイル管理システム及びプログラム
JP2018074364A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム及び記憶媒体

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