JPH10301513A - 反射シート付き看板 - Google Patents

反射シート付き看板

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Publication number
JPH10301513A
JPH10301513A JP9107752A JP10775297A JPH10301513A JP H10301513 A JPH10301513 A JP H10301513A JP 9107752 A JP9107752 A JP 9107752A JP 10775297 A JP10775297 A JP 10775297A JP H10301513 A JPH10301513 A JP H10301513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflection sheet
flag
sheet material
signboard
reflection
Prior art date
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Pending
Application number
JP9107752A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Nomura
城弘 野村
Masakazu Inomata
正和 猪股
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KITAZEKI SCREEN KK
Original Assignee
KITAZEKI SCREEN KK
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Publication date
Application filed by KITAZEKI SCREEN KK filed Critical KITAZEKI SCREEN KK
Priority to JP9107752A priority Critical patent/JPH10301513A/ja
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】反射シートを無駄なく使用しながら夜間の広
告、宣伝効果を高める。 【解決手段】生地の部分である旗12に表示される文
字、図形、記号などの表示部30に、反射シートよりな
るピース化された反射体32が貼着されて、文字、図
形、記号などが表示される。ライトが旗12に照射され
たとき、表示部30が反射する。これによって反射体3
2で構成された表示文字を遠くからでも視認できる。反
射体32としてはピース化されたものを多数使用するた
め、反射シート素材を有効に利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、のぼり旗や立て
看板などに適用して好適な反射シート付き看板に関す
る。詳しくは、反射率の高い反射シートよりなるピース
化された反射体を多数使用して文字、図形、記号などの
表示部を構成することによって、高価な反射シート素材
を有効に活用してコストダウンを図った反射シート付き
看板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種広告、宣伝のための顧客を呼び寄せ
るための看板の中には、のぼり旗、立て看板、広告灯、
据え置き看板、のれんなどがある。図15はのぼり旗1
0の一例を示す。同図において、のぼり旗10はほぼ長
方形状をなす旗12と、この旗12を取り付ける取り付
け棒14及び横棒16とで構成される。旗12を取り付
け棒14、横棒16に取り付けるため複数の止め18が
設けられる。
【0003】取り付け棒14は土台20を用いて垂設さ
れる。上述した旗12には広告、宣伝すべき文字、図
形、記号などの表示文字(標識文字)が刻まれている。
図は「SALE」の文字を刻んだ例である。これらの表
示文字は一般には通常色ものの生地に印刷されたもので
ある。のぼり旗10は大人の目線より若干高めとなるよ
うに取り付け棒14の長さが選ばれている。
【0004】こののぼり旗10は昼間用であるので、夜
間では旗12に表示された表示文字などは目視できな
い。夜間でも表示文字を認識できれば24時間用の看板
となり、それだけ広告宣伝効果も高い。特に、二輪車や
自動車のライトが照らされるとその表示文字が浮かび上
がるようにできれば一層効果的である。例えば、図16
に斜線で示すような反射シート22をこの表示文字上に
貼着しておけば、ライトに照らされることによって「S
ALE」という文字を確実に認識できるようになるから
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した生
地の上に反射シート22を貼着する場合、図17のよう
な比較的大きな面積をもった反射シート(以下反射シー
ト素材という)24を、図のような表示文字通りに切り
抜いて使用するか、あるいは図18のように表示文字の
大きさの反射シート素材26を用意し、これらを切り抜
いて使用するようにしている。切り抜いた残りの反射シ
ート素材(端材)は捨てられる。
【0006】図16において使用される反射シートはそ
の反射率の高いものほど効果的である。反射率の高い反
射シートとして市販されているものは非常に高価であ
る。したがって、図17あるいは図18に示すような使
い方は非常に無駄である。このような問題はのぼり旗に
限らず、立て看板、広告灯、据え置き看板、のれんなど
の看板に共通した問題である。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、高価な反射シート素材を有効
に利用でき、しかも表示文字に応じて自在に形造れる反
射シート付き看板を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る反射シート付き看板は、生地の部分
に表示される文字、図形、記号などの表示部に、反射シ
ートよりなるピース化された反射体が貼着されて、文
字、図形、記号などが表示されると共に、ライトが上記
生地に照射されたとき、表示部からの反射によって反射
体のみによって表示部の内容を認識できるようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】この発明では、旗などの看板用基材に表示
された表示部の表面に、この表示部を覆うように複数の
反射体が貼着されて表示文字が構成される。反射体は反
射シート素材を丸形、四角形、短冊形などのようにピー
ス化したものを使用する。ピース化された反射体は1個
ずつ剥して表示部に沿って連続して貼着する。
【0010】ピース化された反射体を反射シート素材に
形成する場合には、反射シート素材上にこの反射体を無
駄なく形成できる。もちろん、丸形のようなピースでは
必ず反射シート素材の一部が残るが、この残余素材であ
る端材は装飾材として看板用基材に貼着される。こうす
ることによって、反射シート素材を無駄なく利用できる
から素材を有効活用できると共に、1つの看板に用いる
反射シートの経費も少なくなるので非常に経済的であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る反射シー
ト付き看板の一実施態様を図面を参照して詳細に説明す
る。この発明ではのぼり旗を始めてとして、のれん、立
て看板、据え置き看板、広告灯などの各種看板に適用で
きる。以下に説明する実施の態様は、上述したのぼり旗
に適用した場合である。
【0012】図1はこの発明を適用したのぼり旗10の
一実施態様を示すもので、こののぼり旗10は従来と同
様に、看板用基材として使用される旗12、取り付け棒
14および横棒16とで構成される。旗12は布地、ビ
ニール地など周知の生地を用いることができ、この旗1
2の中心部には広告、宣伝等に用いる表示文字30を印
刷するかあるいは表示文字の輪郭部のみ印刷される。印
刷するのではなく単なるシート貼着用の下地として仮り
描画してもよい。
【0013】表示文字30を印刷した部分は、表示部と
して機能するものであり、この表示部はさらに反射シー
ト貼着部として使用される。表示部30には反射体32
が連続するように貼着される。反射体32は反射シート
素材をピース化したものであって、この発明で使用され
る反射シート(反射シート素材)としては反射率の高い
ものが使用される。
【0014】反射率の高いシート素材としては、マイク
ロプリズム構成の反射シートなどを使用することがで
き、これは図2に示すようにポリエステルフィルムなど
の基材34の一面にマイクロプリズム35が連続して多
数形成されたものでマイクロプリズム35の一面側には
金属蒸着膜36が蒸着され、さらに粘着剤37を介して
最外側には剥離材38が貼られている。
【0015】マイロクプリズムの他面側には着色層39
を介して保護材40がコーディングされている。このよ
うな反射シート素材33を用いると入射光がマイクロプ
リズムの表面を反射して出射するので、反射効率が非常
に高い。したがって、この反射シート面にライト(光)
を当てるとその部分が反射して明るく見えるので視認効
果が高い。着色層39の着色によって反射する色が変わ
るので、目的に合わせて反射色を選択できる。このよう
な反射シート素材33としては、例えばリフレクサイト
社製の「リフレクサイトAP−1000」などの反射シ
ート素材を使用することができる。
【0016】さて、図1に示すように反射体32として
は反射シート素材33をピース化したものが使用され
る。この反射体32は図3に示すように所定の面積を有
する反射シート素材を用いてプレス加工されたものであ
って、同図のように所定の大きさの円形反射体32が間
断なく連続して形成される。プレスによって反射体32
同士は図4に示すように剥離し易く加工されるので、反
射体32を1個ずつ簡単に分離しながら剥離できる(図
5斜線図示)。
【0017】反射シート素材33の裏面側には粘着剤3
7が塗布されているので、図1のように表示部30に沿
ってこの反射体32を間断なく連続して貼着するだけで
図示するような表示文字を形造ることができる。円形状
反射体を使用する場合には、曲線をもった表示文字でも
これをなめらかにつなぐことができるため不自然な感じ
とはならない。
【0018】このように多数の反射体32を貼着して必
要な表示文字を構成した場合、昼間では反射体32を構
成する着色層39の色そのものが見えるので、表示文字
は丁度この着色層39の色で印刷されているように視認
できる。夜間ではのぼり旗10自体は見えないが、この
旗12の部分にライトを当てると反射体32への光が反
射する。これによって表示文字を視認できる。マイクロ
プリズム構成の反射体32の場合、50m以上手前から
でも表示文字を視認できるので、夜間でも広告、宣伝効
果を期待できる。
【0019】図3のように多数の反射体32を1枚の反
射シート素材33に形成することによって反射シート素
材を無駄なく有効に利用できるが、反射体32として円
形状のものを用いる場合には図6の斜線図示のような端
材42が残る。この端材42はのぼり旗10の装飾体と
して使用することができる。図7および図8にその使用
例を示す。図7は旗12自身に貼着した場合であり、図
8は取り付け棒14や止め20に装飾体42を貼着して
使用した場合を示す。このような装飾体42を貼着する
ことによって広告、宣伝等を一層効果的なものとするこ
とができる。
【0020】使用する反射体32の大きさは使用する旗
12の大きさ、表示部30の大きさなどによってまちま
ちである。そこで、このような点をも考慮して例えば図
9のように円形の反射体32であるときには径の異なる
複数の反射体32を同一の反射シート素材33に形成す
ることもできる。反射体32としては円形ではなく図1
0のように四角形でもよければ、図11に示すような細
長い短冊形でもよく、その形状、大きさ等は任意であ
る。
【0021】図12以下は表示文字の他の例を示す。図
12はパーキング用ののぼり旗12として使用した例で
あり、反射体32でPの記号が表示される。図13は進
入方向(入口)を示すのぼり旗12として使用した例で
あり、図14は開店セール用ののぼり旗として使用した
例である。このように多種多様なものにこの発明を適用
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ピース化された反射体を複数連続して表示文字上に貼着
することによって表示部を看板用素体に形成したもので
ある。これによれば、夜間でもライトを当てれば表示文
字を遠くから容易に視認することができ、広告、宣伝効
果を一層高めることができる。
【0023】さらに、ピース化された反射体を敷き詰め
て表示文字を形成するようにしたから、同一反射シート
素材に多数の反射体を形成しておくことができる。その
ため、反射シート素材を極めて有効に利用でき、場合に
よってはその端材をも活用できるから、仮に反射シート
素材が高価であっても表示部自体のコストを下げること
ができる特徴を有する。
【0024】したがって、この発明はのぼり旗、のれ
ん、立て看板など宣伝、広告効果を狙った看板に適用し
て極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る反射シート付き看板をのれん旗
に適用したときの一実施態様を示す平面図(その1)で
ある。
【図2】反射シートの断面図である。
【図3】反射シート素材の平面図(その1)である。
【図4】その横断面図である。
【図5】反射シート素材の一部拡大平面図(その1)で
ある。
【図6】反射シート素材の一部拡大平面図(その2)で
ある。
【図7】この発明の他の実施態様を示す図1と同様な平
面図(その2)である。
【図8】この発明の他の実施態様を示す図1と同様な平
面図(その2)である。
【図9】反射シート素材の他の例を示す平面図(その
2)である。
【図10】反射シート素材の他の例を示す平面図(その
3)である。
【図11】反射シート素材の他の例を示す平面図(その
4)である。
【図12】この発明の他の実施態様を示す図1と同様な
平面図(その3)である。
【図13】この発明の他の実施態様を示す図1と同様な
平面図(その4)である。
【図14】この発明の他の実施態様を示す図1と同様な
平面図(その5)である。
【図15】のぼり旗の一例を示す平面図である。
【図16】のぼり旗に反射シートを貼着したときの平面
図である。
【図17】反射シート素材の例(その1)を示す図であ
る。
【図18】反射シート素材の例(その2)を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 のぼり旗 12 旗 14 取り付け棒 30 表示部 32 反射体 33 反射シート素材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地の部分に表示される文字、図形、記
    号などの表示部に、反射シートよりなるピース化された
    反射体が貼着されて、文字、図形、記号などが表示され
    ると共に、 ライトが上記生地に照射されたとき、上記表示部の上記
    反射体からの反射のみによって上記表示部の内容を認識
    できるようにしたことを特徴とする反射シート付き看
    板。
  2. 【請求項2】 上記反射体は反射シート素材に連続して
    多数形成され、これを剥離しながら上記表示部が形成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の反射シート付き看
    板。
  3. 【請求項3】 上記反射シート素材より上記反射体を抜
    き出したときに残る端材が模様やマークなどの装飾体と
    して使用されるようになされたことを特徴とする請求項
    1記載の反射シート付き看板。
  4. 【請求項4】 上記反射シート素材としては、マイクロ
    プリズムが多数連続して形成された反射シートが使用さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の反射シート付き看
    板。
JP9107752A 1997-04-24 1997-04-24 反射シート付き看板 Pending JPH10301513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9107752A JPH10301513A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 反射シート付き看板

Applications Claiming Priority (1)

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JP9107752A JPH10301513A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 反射シート付き看板

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JPH10301513A true JPH10301513A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14467084

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9107752A Pending JPH10301513A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 反射シート付き看板

Country Status (1)

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JP (1) JPH10301513A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004252A (ko) * 2000-07-04 2002-01-16 윤영도 장식용 기
CN103617770A (zh) * 2013-11-18 2014-03-05 张敬国 发光旗帜

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004252A (ko) * 2000-07-04 2002-01-16 윤영도 장식용 기
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