JPH10298819A - ヘルメット用保護メガネ装置 - Google Patents
ヘルメット用保護メガネ装置Info
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- JPH10298819A JPH10298819A JP11610897A JP11610897A JPH10298819A JP H10298819 A JPH10298819 A JP H10298819A JP 11610897 A JP11610897 A JP 11610897A JP 11610897 A JP11610897 A JP 11610897A JP H10298819 A JPH10298819 A JP H10298819A
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- guide rail
- rail
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用時に顔面に配置したメガネ体を不使用時
ではヘルメット側方にスライド退避し、移動等に際し危
険な部材その他に突き当たってもメガネ体の損傷、損壊
等を防止する。 【解決手段】 ヘルメットHの前部縁、側部縁に沿って
連続しているガイドレール10を有するガイドレール機
構1と、ヘルメットHの前部縁、側部縁にスライド自在
にしてガイドレール10に吊持したメガネ体20とを備
える。ガイドレール10は、ヘルメットHの側部縁に取
り付けた連繋支持部材5に連結した内・外周側列いずれ
かのレール吊具2相互間に装架する。内周側列のレール
吊具2は連繋支持部材5におけるヘルメットHの開口縁
部を挟持するクリップ部6に、外周側列のレール吊具2
はクリップ部6から延長板7を介して連設した連繋片部
分7Aに夫々配設し、また連繋片部分7Aに貫挿してク
リップ部6にネジ止めした取付ネジ8先端をヘルメット
Hの外側面に圧止して連繋支持部材5を固定する。
ではヘルメット側方にスライド退避し、移動等に際し危
険な部材その他に突き当たってもメガネ体の損傷、損壊
等を防止する。 【解決手段】 ヘルメットHの前部縁、側部縁に沿って
連続しているガイドレール10を有するガイドレール機
構1と、ヘルメットHの前部縁、側部縁にスライド自在
にしてガイドレール10に吊持したメガネ体20とを備
える。ガイドレール10は、ヘルメットHの側部縁に取
り付けた連繋支持部材5に連結した内・外周側列いずれ
かのレール吊具2相互間に装架する。内周側列のレール
吊具2は連繋支持部材5におけるヘルメットHの開口縁
部を挟持するクリップ部6に、外周側列のレール吊具2
はクリップ部6から延長板7を介して連設した連繋片部
分7Aに夫々配設し、また連繋片部分7Aに貫挿してク
リップ部6にネジ止めした取付ネジ8先端をヘルメット
Hの外側面に圧止して連繋支持部材5を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種の工事現場、製
造工場その他で使用される頭部保護用のヘルメットの着
用時において、例えば溶接作業時等で作業者の顔面に配
置使用される暗光色の保護用メガネ自体を不要時ではヘ
ルメット内に格納可能にすることでその損傷、損壊等を
防止できるようにしたヘルメット用保護メガネ装置に関
する。
造工場その他で使用される頭部保護用のヘルメットの着
用時において、例えば溶接作業時等で作業者の顔面に配
置使用される暗光色の保護用メガネ自体を不要時ではヘ
ルメット内に格納可能にすることでその損傷、損壊等を
防止できるようにしたヘルメット用保護メガネ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の工事現場、製造工場その
他の危険な作業場所では頭部保護用のヘルメットの着用
が義務付けられており、労働災害の防止に役立てられて
いる。また例えば溶接作業時には作業に伴ない発生する
スパーク、強輝光等から作業者の目等を保護するために
作業者の顔面に暗光色の保護用メガネを配置使用してい
るのである。ただこの保護用メガネの使用に際し、作業
者自身がその手で持つとすれば作業の邪魔になるから、
ヘルメット自体に保護用メガネを取り付けるものとし、
使用時には顔面に移動されるようにしたものが提案され
ている。
他の危険な作業場所では頭部保護用のヘルメットの着用
が義務付けられており、労働災害の防止に役立てられて
いる。また例えば溶接作業時には作業に伴ない発生する
スパーク、強輝光等から作業者の目等を保護するために
作業者の顔面に暗光色の保護用メガネを配置使用してい
るのである。ただこの保護用メガネの使用に際し、作業
者自身がその手で持つとすれば作業の邪魔になるから、
ヘルメット自体に保護用メガネを取り付けるものとし、
使用時には顔面に移動されるようにしたものが提案され
ている。
【0003】こうしたことから提案されている従来の保
護用メガネの一例として、ヘルメットの前縁等を挟着す
ることで固定されるクリップ体にヘルメットの前面下方
である作業者の顔面と、ヘルメットの前面部との間で揺
動式に移動される起伏アームを連繋し、この起伏アーム
に湾曲している適宜に着色されたメガネ体を付設したも
のがある。これによると作業を行なう必要時にはメガネ
体自体を顔面に位置するように下げ降ろし、不要時では
跳ね上げるようにしてヘルメット前面部に退避させてお
くことができる等のワンタッチ操作で取り扱えるから極
めて便利なものである。
護用メガネの一例として、ヘルメットの前縁等を挟着す
ることで固定されるクリップ体にヘルメットの前面下方
である作業者の顔面と、ヘルメットの前面部との間で揺
動式に移動される起伏アームを連繋し、この起伏アーム
に湾曲している適宜に着色されたメガネ体を付設したも
のがある。これによると作業を行なう必要時にはメガネ
体自体を顔面に位置するように下げ降ろし、不要時では
跳ね上げるようにしてヘルメット前面部に退避させてお
くことができる等のワンタッチ操作で取り扱えるから極
めて便利なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のワンタッチ揺動式の保護メガネであると、不要時には
ヘルメット前面部に退避しておくことができても、ヘル
メットの着用が義務付けられている危険な作業場所で
は、各種の危険な部材、装置その他が各所に散乱し、ま
た存在しているから各作業場所への移動その他に際しそ
れらの危険な部材その他に出会すことがあり、場合によ
っては退避させておいた保護用メガネがそれらに直接に
突き当たることがある。そのために保護用メガネが損傷
したり、損壊されたりしてその後の使用が全くできなく
なり、作業の進行の妨げになるばかりでなく、その都度
新品のものと交換するとしてもその費用は嵩張り、無視
できないものであった。
のワンタッチ揺動式の保護メガネであると、不要時には
ヘルメット前面部に退避しておくことができても、ヘル
メットの着用が義務付けられている危険な作業場所で
は、各種の危険な部材、装置その他が各所に散乱し、ま
た存在しているから各作業場所への移動その他に際しそ
れらの危険な部材その他に出会すことがあり、場合によ
っては退避させておいた保護用メガネがそれらに直接に
突き当たることがある。そのために保護用メガネが損傷
したり、損壊されたりしてその後の使用が全くできなく
なり、作業の進行の妨げになるばかりでなく、その都度
新品のものと交換するとしてもその費用は嵩張り、無視
できないものであった。
【0005】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、各種作業を行なう際の必
要時ではメガネ体を退避させた位置であるヘルメットの
側方から直ちにスライドして顔面に配置させることがで
き、また不使用時ではヘルメットの側方にスライド退避
できるものとし、例えば各作業場所への移動等に際し危
険な部材その他に例えば前面が突き当たることがあって
もメガネ体の損傷、損壊等が全くなくなると共に特にヘ
ルメット内に余分な突起物等を装備させずに済むことで
作業者の頭部の保護を確実にし、しかも何時でも安全に
使用でき、またワンタッチ操作で取り扱える等の極めて
便利なヘルメット用保護メガネ装置を提供することを目
的とする。
事情に鑑み創出されたもので、各種作業を行なう際の必
要時ではメガネ体を退避させた位置であるヘルメットの
側方から直ちにスライドして顔面に配置させることがで
き、また不使用時ではヘルメットの側方にスライド退避
できるものとし、例えば各作業場所への移動等に際し危
険な部材その他に例えば前面が突き当たることがあって
もメガネ体の損傷、損壊等が全くなくなると共に特にヘ
ルメット内に余分な突起物等を装備させずに済むことで
作業者の頭部の保護を確実にし、しかも何時でも安全に
使用でき、またワンタッチ操作で取り扱える等の極めて
便利なヘルメット用保護メガネ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明にあっては、ヘルメットHにおける開口縁部
の前部縁及び少なくともいずれか一方の側部縁に沿って
連続して装着固定されるガイドレール10を有するガイ
ドレール機構1と、このガイドレール機構1のガイドレ
ール10に沿ってヘルメットHの前部縁位置あるいは側
部縁位置にスライド自在にされてガイドレール10に吊
持されるメガネ体20とを備えて成るものである。ガイ
ドレール機構1は、ヘルメットHの開口縁部における少
なくとも左右のいずれか一方の側部縁に沿って、更には
前部縁に沿って取り付けられる複数のレール吊具2と、
このレール吊具2相互間に架装されるガイドレール10
とから成るものとできる。またガイドレール10は、ヘ
ルメットHの開口縁部における少なくとも左右のいずれ
か一方の側部縁に沿って、更には前部縁に沿って取り付
けられる複数の連繋支持部材5に連結配設した内周側
列、外周側列のいずれかのレール吊具2相互間に装架さ
れることで、ヘルメットHの開口縁部で内側あるいは外
側の選択したいずれかの位置で配装されるものとでき
る。このとき連繋支持部材5自体は、内周側列のレール
吊具2を下部に連結していて、ヘルメットHの開口縁部
を挟持する断面でほぼ溝形のクリップ部6と、このクリ
ップ部6における外側片部分6Aに連続してヘルメット
H外側方に伸び、外周側列のレール吊具2を下部に連結
していて、外側片部分6Aに対峙する連繋片部分7Aを
有するほぼL字形の延長板7と、連繋片部分7Aにヘル
メットHの外方から貫挿され、クリップ部6の外側片部
分6Aに進退自在にネジ止めされ、先端がヘルメットH
の外側面に圧止される取付ネジ8とから成るものとでき
る。ガイドレール10は、ヘルメットHの開口縁部に取
り付けられるレール吊具2に係合され、メガネ体20に
付設の吊下具21がスライド自在にして係合支持され、
ヘルメットHの開口縁部に沿って配装される長尺材によ
って形成されているものである。メガネ体20は、メガ
ネ体20本体の上縁に左右で対状にして固定した連結具
23夫々に、ガイドレール10にスライド自在に係合さ
せる吊下具21を回動自在に連繋してあるものとでき
る。
ため本発明にあっては、ヘルメットHにおける開口縁部
の前部縁及び少なくともいずれか一方の側部縁に沿って
連続して装着固定されるガイドレール10を有するガイ
ドレール機構1と、このガイドレール機構1のガイドレ
ール10に沿ってヘルメットHの前部縁位置あるいは側
部縁位置にスライド自在にされてガイドレール10に吊
持されるメガネ体20とを備えて成るものである。ガイ
ドレール機構1は、ヘルメットHの開口縁部における少
なくとも左右のいずれか一方の側部縁に沿って、更には
前部縁に沿って取り付けられる複数のレール吊具2と、
このレール吊具2相互間に架装されるガイドレール10
とから成るものとできる。またガイドレール10は、ヘ
ルメットHの開口縁部における少なくとも左右のいずれ
か一方の側部縁に沿って、更には前部縁に沿って取り付
けられる複数の連繋支持部材5に連結配設した内周側
列、外周側列のいずれかのレール吊具2相互間に装架さ
れることで、ヘルメットHの開口縁部で内側あるいは外
側の選択したいずれかの位置で配装されるものとでき
る。このとき連繋支持部材5自体は、内周側列のレール
吊具2を下部に連結していて、ヘルメットHの開口縁部
を挟持する断面でほぼ溝形のクリップ部6と、このクリ
ップ部6における外側片部分6Aに連続してヘルメット
H外側方に伸び、外周側列のレール吊具2を下部に連結
していて、外側片部分6Aに対峙する連繋片部分7Aを
有するほぼL字形の延長板7と、連繋片部分7Aにヘル
メットHの外方から貫挿され、クリップ部6の外側片部
分6Aに進退自在にネジ止めされ、先端がヘルメットH
の外側面に圧止される取付ネジ8とから成るものとでき
る。ガイドレール10は、ヘルメットHの開口縁部に取
り付けられるレール吊具2に係合され、メガネ体20に
付設の吊下具21がスライド自在にして係合支持され、
ヘルメットHの開口縁部に沿って配装される長尺材によ
って形成されているものである。メガネ体20は、メガ
ネ体20本体の上縁に左右で対状にして固定した連結具
23夫々に、ガイドレール10にスライド自在に係合さ
せる吊下具21を回動自在に連繋してあるものとでき
る。
【0007】以上のように構成された本発明に係るヘル
メット用保護メガネ装置にあって、連繋支持部材5にお
けるクリップ部6によるヘルメットHの開口縁部への挟
着、取付ネジ8によるヘルメットHの外側面への圧止等
によってレール吊具2を内周側列、外周側列夫々に位置
させて配列させ、内・外周側列のいずれかのレール吊具
2へのガイドレール10の係合配装により、ガイドレー
ル機構1をヘルメットHに装着させる。内周側列のレー
ル吊具2によるガイドレール10の配装はメガネ体20
を顔面に近接させた位置でスライドさせ、外周側列のレ
ール吊具2によるガイドレール10の配装はメガネ体2
0を顔面からやや離れた位置でスライドさせ、例えばヘ
ルメットH着用者が使用している眼鏡の外側方に配置さ
せる。メガネ体20を吊持するガイドレール機構1は、
ヘルメットHの開口縁部に沿って配列されることでヘル
メットH内にメガネ体20の収納手段、スライド案内手
段等を配置させずに済み、ヘルメットH着用者の頭部を
煩わさせない。メガネ体20の左右で対状にした吊下具
21はメガネ体20をガイドレール10に安定状態で吊
持させ、また吊下具21が回動自在であることでガイド
レール10に沿ってその湾曲部分、直線部分のいずれで
も円滑にメガネ体20をスライドさせ、使用時でのヘル
メットHの前部縁下方である顔面位置と不使用時でのヘ
ルメットHの側部縁である側方位置との間での移動を円
滑にさせる。またヘルメットH前面である作業者の顔面
に位置されたメガネ体20は各種作業時における作業者
の目等を保護し、不要時におけるヘルメットHの側方位
置での退避はヘルメットH前面にメガネ体20を位置さ
せずに済み、ヘルメットH前面が他の部材に対して突き
当たったり、衝接されたりしてもメガネ体20を損傷、
損壊させない。
メット用保護メガネ装置にあって、連繋支持部材5にお
けるクリップ部6によるヘルメットHの開口縁部への挟
着、取付ネジ8によるヘルメットHの外側面への圧止等
によってレール吊具2を内周側列、外周側列夫々に位置
させて配列させ、内・外周側列のいずれかのレール吊具
2へのガイドレール10の係合配装により、ガイドレー
ル機構1をヘルメットHに装着させる。内周側列のレー
ル吊具2によるガイドレール10の配装はメガネ体20
を顔面に近接させた位置でスライドさせ、外周側列のレ
ール吊具2によるガイドレール10の配装はメガネ体2
0を顔面からやや離れた位置でスライドさせ、例えばヘ
ルメットH着用者が使用している眼鏡の外側方に配置さ
せる。メガネ体20を吊持するガイドレール機構1は、
ヘルメットHの開口縁部に沿って配列されることでヘル
メットH内にメガネ体20の収納手段、スライド案内手
段等を配置させずに済み、ヘルメットH着用者の頭部を
煩わさせない。メガネ体20の左右で対状にした吊下具
21はメガネ体20をガイドレール10に安定状態で吊
持させ、また吊下具21が回動自在であることでガイド
レール10に沿ってその湾曲部分、直線部分のいずれで
も円滑にメガネ体20をスライドさせ、使用時でのヘル
メットHの前部縁下方である顔面位置と不使用時でのヘ
ルメットHの側部縁である側方位置との間での移動を円
滑にさせる。またヘルメットH前面である作業者の顔面
に位置されたメガネ体20は各種作業時における作業者
の目等を保護し、不要時におけるヘルメットHの側方位
置での退避はヘルメットH前面にメガネ体20を位置さ
せずに済み、ヘルメットH前面が他の部材に対して突き
当たったり、衝接されたりしてもメガネ体20を損傷、
損壊させない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図において示される符号1は頭
部保護用の所定のヘルメットHにおける下部開口縁部に
沿って、すなわちこの開口縁部における前部縁及び少な
くともいずれか一方の側部縁に沿って連続して装着固定
したガイドレール機構である。そしてこのガイドレール
機構1には、ヘルメットHを着用している作業者の目等
を保護するメガネ体20がガイドレール機構1に沿って
スライド移動されることでヘルメットHの前面下方であ
る顔面に位置され、あるいはヘルメットHの左右側部縁
である側方のいずれかに退避されるようにしてある。
施の形態を説明するに、図において示される符号1は頭
部保護用の所定のヘルメットHにおける下部開口縁部に
沿って、すなわちこの開口縁部における前部縁及び少な
くともいずれか一方の側部縁に沿って連続して装着固定
したガイドレール機構である。そしてこのガイドレール
機構1には、ヘルメットHを着用している作業者の目等
を保護するメガネ体20がガイドレール機構1に沿って
スライド移動されることでヘルメットHの前面下方であ
る顔面に位置され、あるいはヘルメットHの左右側部縁
である側方のいずれかに退避されるようにしてある。
【0009】ガイドレール機構1は、ヘルメットHの開
口縁部における少なくとも左右のいずれか一方の側部縁
に沿って、更には前部縁に沿って取り付けられる複数の
レール吊具2と、このレール吊具2相互間に架装される
ガイドレール10とを備えて成るものである。
口縁部における少なくとも左右のいずれか一方の側部縁
に沿って、更には前部縁に沿って取り付けられる複数の
レール吊具2と、このレール吊具2相互間に架装される
ガイドレール10とを備えて成るものである。
【0010】レール吊具2自体は、図2に示すように下
向き開口の断面でほぼ溝形を呈すると共にその開口縁に
相互に内向きで奥底壁に向かってやや上向きにしてある
レール係合片3を有して成るものである。そしてこのレ
ール吊具2は例えばこのレール吊具2自体の奥底壁に連
結してあるように、ヘルメットHの開口縁部に挟着され
る例えば後述する連繋支持部材5のクリップ部6、連繋
片部分7A等のクリップ手段を介してヘルメットHの開
口縁部に固定支持されるようにしてある。
向き開口の断面でほぼ溝形を呈すると共にその開口縁に
相互に内向きで奥底壁に向かってやや上向きにしてある
レール係合片3を有して成るものである。そしてこのレ
ール吊具2は例えばこのレール吊具2自体の奥底壁に連
結してあるように、ヘルメットHの開口縁部に挟着され
る例えば後述する連繋支持部材5のクリップ部6、連繋
片部分7A等のクリップ手段を介してヘルメットHの開
口縁部に固定支持されるようにしてある。
【0011】また図示にあってのレール吊具2はヘルメ
ットHに対して連繋支持部材5を介して内外周の二重の
複列にして配列されており、例えばヘルメットHの開口
縁部下方に位置して配列される内周側列、あるいはヘル
メットHの開口縁部の外方に位置して配列される外周側
列の少なくともいずれか一方列のレール吊具2等に沿っ
てガイドレール10が架装されるものとしてある。連繋
支持部材5自体は、内周側列のレール吊具2を下部に連
結していて、ヘルメットHの開口縁部を挟持する断面で
ほぼ溝形のクリップ部6と、このクリップ部6における
外側片部分6Aに連続してヘルメットH外側方に伸び、
外周側列のレール吊具2を下部に連結していて、外側片
部分6Aに対峙する連繋片部分7Aを有するほぼL字形
の延長板7と、連繋片部分7AにヘルメットHの外方か
ら貫挿され、クリップ部6の外側片部分6Aに進退自在
にネジ止めされ、先端がヘルメットHの外側面に圧止さ
れる取付ネジ8とから成るものとしてある。
ットHに対して連繋支持部材5を介して内外周の二重の
複列にして配列されており、例えばヘルメットHの開口
縁部下方に位置して配列される内周側列、あるいはヘル
メットHの開口縁部の外方に位置して配列される外周側
列の少なくともいずれか一方列のレール吊具2等に沿っ
てガイドレール10が架装されるものとしてある。連繋
支持部材5自体は、内周側列のレール吊具2を下部に連
結していて、ヘルメットHの開口縁部を挟持する断面で
ほぼ溝形のクリップ部6と、このクリップ部6における
外側片部分6Aに連続してヘルメットH外側方に伸び、
外周側列のレール吊具2を下部に連結していて、外側片
部分6Aに対峙する連繋片部分7Aを有するほぼL字形
の延長板7と、連繋片部分7AにヘルメットHの外方か
ら貫挿され、クリップ部6の外側片部分6Aに進退自在
にネジ止めされ、先端がヘルメットHの外側面に圧止さ
れる取付ネジ8とから成るものとしてある。
【0012】クリップ部6に対するレール吊具2の連
結、連繋片部分7Aに対するレール吊具2の連結夫々は
例えば両者間の相対的な回転を可能にしてネジ止めする
ものとしてあり、クリップ部6における外側片部分6A
の下部はヘルメットHにおける開口縁部が外方にやや拡
開されていることに対応して外方に膨出形成されている
のである。そしてこの連繋支持部材5においては、クリ
ップ部6をヘルメットHの開口縁部に挟着した後、ヘル
メットHの外方からの取付ネジ8のネジ込みによって先
端をヘルメットHの外側面に圧止させることでヘルメッ
トHに装着できるのであり、この装着に関連して内周側
列あるいは外周側列のいずれかのレール吊具2にガイド
レール10を係合して配列支持させるものである。
結、連繋片部分7Aに対するレール吊具2の連結夫々は
例えば両者間の相対的な回転を可能にしてネジ止めする
ものとしてあり、クリップ部6における外側片部分6A
の下部はヘルメットHにおける開口縁部が外方にやや拡
開されていることに対応して外方に膨出形成されている
のである。そしてこの連繋支持部材5においては、クリ
ップ部6をヘルメットHの開口縁部に挟着した後、ヘル
メットHの外方からの取付ネジ8のネジ込みによって先
端をヘルメットHの外側面に圧止させることでヘルメッ
トHに装着できるのであり、この装着に関連して内周側
列あるいは外周側列のいずれかのレール吊具2にガイド
レール10を係合して配列支持させるものである。
【0013】この連繋支持部材5は図3に示すように、
ヘルメットHにおける左右側部のいずれにもメガネ体2
0を退避できるようにガイドレール10をヘルメットH
の左右側部のいずれにも配列形成する場合には、例えば
ヘルメットHの左右側部夫々に前後で対と成るようにし
て配設しておくものである。もとよりこの連繋支持部材
5の配設例は図示例に限定されず、メガネ体20の支持
荷重、メガネ体20の退避位置、ガイドレール10によ
るメガネ体20のスライド移動の円滑性等によってその
配設位置、配設間隔等は適当に設定されるものである。
こうした連繋支持部材5によってレール吊具2を内外周
の二重の複列構造のものとしておくことで、例えば作業
者が眼鏡使用者である場合には外周側列のレール吊具2
によってガイドレール10を配装することでメガネ体1
0が吊持される位置が眼鏡と錯綜しない外方位置とされ
るものとしてある。
ヘルメットHにおける左右側部のいずれにもメガネ体2
0を退避できるようにガイドレール10をヘルメットH
の左右側部のいずれにも配列形成する場合には、例えば
ヘルメットHの左右側部夫々に前後で対と成るようにし
て配設しておくものである。もとよりこの連繋支持部材
5の配設例は図示例に限定されず、メガネ体20の支持
荷重、メガネ体20の退避位置、ガイドレール10によ
るメガネ体20のスライド移動の円滑性等によってその
配設位置、配設間隔等は適当に設定されるものである。
こうした連繋支持部材5によってレール吊具2を内外周
の二重の複列構造のものとしておくことで、例えば作業
者が眼鏡使用者である場合には外周側列のレール吊具2
によってガイドレール10を配装することでメガネ体1
0が吊持される位置が眼鏡と錯綜しない外方位置とされ
るものとしてある。
【0014】なおレール吊具2自体は適当なクリップ部
6のようなクリップ手段によって単配列構造とされるこ
ともあり、ヘルメットHの開口縁部に対して適当な間隔
でレール吊具2を配列することで、1本のガイドレール
10のみをヘルメットHの開口縁部の内側あるいは外側
に沿って配設することも勿論可能である。また連繋支持
部材5によって内外周の二重にしてレール吊具2が複列
にして配列されるとき、いずれか一方の配列構造として
のレール吊具2が不要である場合には内周側列あるいは
外周側列のレール吊具2のいずれかが連繋支持部材5か
ら取り外されることもある。
6のようなクリップ手段によって単配列構造とされるこ
ともあり、ヘルメットHの開口縁部に対して適当な間隔
でレール吊具2を配列することで、1本のガイドレール
10のみをヘルメットHの開口縁部の内側あるいは外側
に沿って配設することも勿論可能である。また連繋支持
部材5によって内外周の二重にしてレール吊具2が複列
にして配列されるとき、いずれか一方の配列構造として
のレール吊具2が不要である場合には内周側列あるいは
外周側列のレール吊具2のいずれかが連繋支持部材5か
ら取り外されることもある。
【0015】またガイドレール10は、レール吊具2に
おけるレール係合片3が係合され、メガネ体20に付設
の後述する吊下具21がスライド自在にして係合支持さ
れ、ヘルメットHの開口縁部に沿って配装される長尺材
によって、必要があれば可撓性にして形成されているも
のである。図示にあってのガイドレール10自体は断面
でほぼ矩形状を呈し、左右側面にレール係合片3及び吊
下具21夫々が係合される係合溝11を形成してある。
そしてこの係合溝11における上内側面は溝の奥部に至
るに伴ない次第に広幅となすような傾斜面として、レー
ル吊具2における奥底壁に向かってやや上向きにしてあ
るレール係合片3とのしっくりした密着接合となるよう
にしてあり、またこの係合溝11における下内側面に吊
下具21がスライド自在に係合するものとしてある。も
とよりレール係合片3、吊下具21夫々が個別に係合す
る溝を上下夫々に形成することも可能である。なおこの
ガイドレール10における上下側面にはレール吊具2に
おけるクリップ部6とのネジ止め、メガネ体20におけ
る吊下具21のネジ止め部品等を回避する溝を形成して
おくこともあり、またガイドレール10の端部における
係合溝11の開口は着脱自在なストッパー12によって
閉塞しておくことで吊下具21の抜脱防止及びスライド
挿入配置を簡単に行なうことができるようにしておくと
よい。
おけるレール係合片3が係合され、メガネ体20に付設
の後述する吊下具21がスライド自在にして係合支持さ
れ、ヘルメットHの開口縁部に沿って配装される長尺材
によって、必要があれば可撓性にして形成されているも
のである。図示にあってのガイドレール10自体は断面
でほぼ矩形状を呈し、左右側面にレール係合片3及び吊
下具21夫々が係合される係合溝11を形成してある。
そしてこの係合溝11における上内側面は溝の奥部に至
るに伴ない次第に広幅となすような傾斜面として、レー
ル吊具2における奥底壁に向かってやや上向きにしてあ
るレール係合片3とのしっくりした密着接合となるよう
にしてあり、またこの係合溝11における下内側面に吊
下具21がスライド自在に係合するものとしてある。も
とよりレール係合片3、吊下具21夫々が個別に係合す
る溝を上下夫々に形成することも可能である。なおこの
ガイドレール10における上下側面にはレール吊具2に
おけるクリップ部6とのネジ止め、メガネ体20におけ
る吊下具21のネジ止め部品等を回避する溝を形成して
おくこともあり、またガイドレール10の端部における
係合溝11の開口は着脱自在なストッパー12によって
閉塞しておくことで吊下具21の抜脱防止及びスライド
挿入配置を簡単に行なうことができるようにしておくと
よい。
【0016】図中符号15は鍔用取付部材15であり、
ヘルメットHにおける前縁部に延設形成されている鍔部
H1位置でガイドレール10を支持するように、例えば
ガイドレール10を支持しているレール吊具2に連結さ
れていて、鍔部H1縁を挟着するように折曲自在な帯板
のものとしてある。
ヘルメットHにおける前縁部に延設形成されている鍔部
H1位置でガイドレール10を支持するように、例えば
ガイドレール10を支持しているレール吊具2に連結さ
れていて、鍔部H1縁を挟着するように折曲自在な帯板
のものとしてある。
【0017】一方、メガネ体20は、作業者の顔面特に
目部分の前方に配置された状態で顔面に沿うように左右
方向更には上下方向で湾曲しており、例えば溶接作業時
でのスパーク等の強い光から目を保護するように緑色、
濃緑色等の暗光色が施されている。そしてメガネ体20
の上縁には、このメガネ体20をガイドレール10にス
ライド自在に係合させる吊下具21が回動自在にして左
右で対状にして連繋されているのであり、吊下具21は
例えばメガネ体20本体の上縁に左右で対状に固定した
例えば側面ほぼL字形の連結具23夫々に回動自在にネ
ジ止めされていて、開口縁にガイドレール10における
係合溝11に係合する係合片22を有する断面でほぼ溝
形状に形成されたものとしてある(図2参照)。
目部分の前方に配置された状態で顔面に沿うように左右
方向更には上下方向で湾曲しており、例えば溶接作業時
でのスパーク等の強い光から目を保護するように緑色、
濃緑色等の暗光色が施されている。そしてメガネ体20
の上縁には、このメガネ体20をガイドレール10にス
ライド自在に係合させる吊下具21が回動自在にして左
右で対状にして連繋されているのであり、吊下具21は
例えばメガネ体20本体の上縁に左右で対状に固定した
例えば側面ほぼL字形の連結具23夫々に回動自在にネ
ジ止めされていて、開口縁にガイドレール10における
係合溝11に係合する係合片22を有する断面でほぼ溝
形状に形成されたものとしてある(図2参照)。
【0018】以上のように構成された本発明に係る保護
メガネ装置の使用の一例を次に説明すると、各種の現場
作業に際し着用される所定のヘルメットHにおける開口
縁部に連繋支持部材5を介してレール吊具2を配設し、
例えば作業者が眼鏡使用者であるか否かによって内周側
列あるいは外周側列に位置するレール吊具2のいずれか
にガイドレール10を架装し、また鍔部H1位置では鍔
用取付部材15によってガイドレール10を配設固定す
ると共に、このガイドレール10に吊下具21を介して
メガネ体20を吊下げ状にして配装しておくのである。
そして各種の作業の実施に伴ないメガネ体20が必要と
なるときには、メガネ体20を作業者の顔面に位置する
ようにヘルメットHの前面部にスライド移動し、不要時
ではメガネ体20を手指等によって摘み、ガイドレール
10によって案内させてヘルメットHの側方にスライド
移動すればよいのである。
メガネ装置の使用の一例を次に説明すると、各種の現場
作業に際し着用される所定のヘルメットHにおける開口
縁部に連繋支持部材5を介してレール吊具2を配設し、
例えば作業者が眼鏡使用者であるか否かによって内周側
列あるいは外周側列に位置するレール吊具2のいずれか
にガイドレール10を架装し、また鍔部H1位置では鍔
用取付部材15によってガイドレール10を配設固定す
ると共に、このガイドレール10に吊下具21を介して
メガネ体20を吊下げ状にして配装しておくのである。
そして各種の作業の実施に伴ないメガネ体20が必要と
なるときには、メガネ体20を作業者の顔面に位置する
ようにヘルメットHの前面部にスライド移動し、不要時
ではメガネ体20を手指等によって摘み、ガイドレール
10によって案内させてヘルメットHの側方にスライド
移動すればよいのである。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、作業を行なうに際しての必要時ではメガネ体20を
退避させた位置であるヘルメットHの側方から直ちにス
ライドして顔面に配置させることができ、また不使用時
ではヘルメットHの側方にスライド退避させられるか
ら、例えば各作業場所への移動等に際し危険な部材その
他に例えばヘルメットHの前面が突き当たることがあっ
てもメガネ体20の損傷、損壊等が全くなくなるのであ
る。しかも特にヘルメットH内にメガネ体20を収納さ
せるための収納具等の余分な突起物等を装備させずに済
むことで作業者の頭部の保護を確実にすることができる
ばかりでなく、何時でも安全に使用でき、またワンタッ
チ操作で取り扱える等の極めて便利なものである。
め、作業を行なうに際しての必要時ではメガネ体20を
退避させた位置であるヘルメットHの側方から直ちにス
ライドして顔面に配置させることができ、また不使用時
ではヘルメットHの側方にスライド退避させられるか
ら、例えば各作業場所への移動等に際し危険な部材その
他に例えばヘルメットHの前面が突き当たることがあっ
てもメガネ体20の損傷、損壊等が全くなくなるのであ
る。しかも特にヘルメットH内にメガネ体20を収納さ
せるための収納具等の余分な突起物等を装備させずに済
むことで作業者の頭部の保護を確実にすることができる
ばかりでなく、何時でも安全に使用でき、またワンタッ
チ操作で取り扱える等の極めて便利なものである。
【0020】すなわちこれは本発明において、ヘルメッ
トHにおける開口縁部の前部縁及び少なくともいずれか
一方の側部縁に沿って連続して装着固定されるガイドレ
ール10を有するガイドレール機構1と、このガイドレ
ール機構1のガイドレール10に沿ってヘルメットHの
前部縁位置あるいは側部縁位置にスライド自在にされて
ガイドレール10に吊持されるメガネ体20とを備えて
成るものとしたからであり、これによって使用時に顔面
に配置したメガネ体20を不使用時ではヘルメットHの
側方にスライド退避させてそれの損傷、損壊等を防止す
るのである。
トHにおける開口縁部の前部縁及び少なくともいずれか
一方の側部縁に沿って連続して装着固定されるガイドレ
ール10を有するガイドレール機構1と、このガイドレ
ール機構1のガイドレール10に沿ってヘルメットHの
前部縁位置あるいは側部縁位置にスライド自在にされて
ガイドレール10に吊持されるメガネ体20とを備えて
成るものとしたからであり、これによって使用時に顔面
に配置したメガネ体20を不使用時ではヘルメットHの
側方にスライド退避させてそれの損傷、損壊等を防止す
るのである。
【0021】そしてまたヘルメットH前面である作業者
の顔面にメガネ体20を位置することで各種作業時にお
いて作業者の目等を保護するのであり、不使用時におけ
るヘルメットHの側方位置へのメガネ体20の退避は、
ヘルメットH前面にメガネ体20を位置させずに済むか
ら、ヘルメットH前面が他の部材等に対して突き当たっ
たり、衝接したりしてもメガネ体20を損傷、損壊させ
ないのであり、従来生じていた経済的損失を大きく節減
できるのである。
の顔面にメガネ体20を位置することで各種作業時にお
いて作業者の目等を保護するのであり、不使用時におけ
るヘルメットHの側方位置へのメガネ体20の退避は、
ヘルメットH前面にメガネ体20を位置させずに済むか
ら、ヘルメットH前面が他の部材等に対して突き当たっ
たり、衝接したりしてもメガネ体20を損傷、損壊させ
ないのであり、従来生じていた経済的損失を大きく節減
できるのである。
【0022】またヘルメットHの開口縁部に沿って装着
固定されるガイドレール10は、連繋支持部材5におけ
るクリップ部6に配設した内周側列のレール吊具2ある
いは連繋片部分7Aに配設した外周側列のレール吊具2
のいずれかに選択して係合することでヘルメットHの開
口縁部の内側あるいは外側位置で配装されるものとして
あるから、メガネ体20を顔面に近接させた位置でスラ
イドさせるようにすることも、顔面からやや離れた位置
でスライドさせるようにすることも可能であり、例えば
ヘルメットH着用者が使用している眼鏡の外側方に配置
させることとすることで眼鏡使用者にも対応できるもの
である。
固定されるガイドレール10は、連繋支持部材5におけ
るクリップ部6に配設した内周側列のレール吊具2ある
いは連繋片部分7Aに配設した外周側列のレール吊具2
のいずれかに選択して係合することでヘルメットHの開
口縁部の内側あるいは外側位置で配装されるものとして
あるから、メガネ体20を顔面に近接させた位置でスラ
イドさせるようにすることも、顔面からやや離れた位置
でスライドさせるようにすることも可能であり、例えば
ヘルメットH着用者が使用している眼鏡の外側方に配置
させることとすることで眼鏡使用者にも対応できるもの
である。
【0023】しかもメガネ体20を吊持するガイドレー
ル機構1はヘルメットHの開口縁部に沿ってガイドレー
ル10を装着固定しており、ヘルメットHの前部縁、側
部縁の外方位置でメガネ体20をスライドさせるものと
してあるから、ヘルメットH内にはメガネ体20を収納
する収納手段、スライド移動するスライド手段等の各構
成部材等を配置させずに済み、ヘルメットH内に通常は
配装されているクッション具による頭部の保護等を確実
にし、作業者の頭部周囲を煩わさせずに済むものであ
る。
ル機構1はヘルメットHの開口縁部に沿ってガイドレー
ル10を装着固定しており、ヘルメットHの前部縁、側
部縁の外方位置でメガネ体20をスライドさせるものと
してあるから、ヘルメットH内にはメガネ体20を収納
する収納手段、スライド移動するスライド手段等の各構
成部材等を配置させずに済み、ヘルメットH内に通常は
配装されているクッション具による頭部の保護等を確実
にし、作業者の頭部周囲を煩わさせずに済むものであ
る。
【0024】内・外周側列のレール吊具2夫々を連設し
ている連繋支持部材5は、ヘルメットHの開口縁部を挟
持するクリップ部6によって内周側列のレール吊具2を
支持しており、またクリップ部6の外側方に延びている
延長板7の連繋片部分7Aによって外周側列のレール吊
具2を連結支持しているから、それらの内・外周側列の
いずれかのレール吊具2によってメガネ体20を内・外
位置のいずれかで選択して配装できるのである。またこ
の連繋支持部材5は、クリップ部6の外側片部分6Aに
対峙する連繋片部分7AにヘルメットHの外方から貫挿
されて、外側片部分6Aに進退自在にネジ止めされ、先
端がヘルメットHの外側面に圧止される取付ネジ8によ
ってヘルメットHの開口縁部にしっかりと固定されるか
ら、ガイドレール10を介してのメガネ体20の吊持を
も確実にし、使用中に落下させることもないのである。
ている連繋支持部材5は、ヘルメットHの開口縁部を挟
持するクリップ部6によって内周側列のレール吊具2を
支持しており、またクリップ部6の外側方に延びている
延長板7の連繋片部分7Aによって外周側列のレール吊
具2を連結支持しているから、それらの内・外周側列の
いずれかのレール吊具2によってメガネ体20を内・外
位置のいずれかで選択して配装できるのである。またこ
の連繋支持部材5は、クリップ部6の外側片部分6Aに
対峙する連繋片部分7AにヘルメットHの外方から貫挿
されて、外側片部分6Aに進退自在にネジ止めされ、先
端がヘルメットHの外側面に圧止される取付ネジ8によ
ってヘルメットHの開口縁部にしっかりと固定されるか
ら、ガイドレール10を介してのメガネ体20の吊持を
も確実にし、使用中に落下させることもないのである。
【0025】一方、メガネ体20には、これの上縁左右
で対状にした連結具23を介して、ガイドレール10に
スライド自在に係合している吊下具21を回動自在に連
結して2点支持としてあるから、メガネ体20をガイド
レール10に沿ってスライド移動させるときにガイドレ
ール10の湾曲部分、直線部分のいずれでも円滑にメガ
ネ体20をスライドさせることができ、使用時でのヘル
メットHの前部縁下方である顔面位置と不使用時でのヘ
ルメットHの側部縁である側方位置との間での移動を円
滑にさせることができるのである。
で対状にした連結具23を介して、ガイドレール10に
スライド自在に係合している吊下具21を回動自在に連
結して2点支持としてあるから、メガネ体20をガイド
レール10に沿ってスライド移動させるときにガイドレ
ール10の湾曲部分、直線部分のいずれでも円滑にメガ
ネ体20をスライドさせることができ、使用時でのヘル
メットHの前部縁下方である顔面位置と不使用時でのヘ
ルメットHの側部縁である側方位置との間での移動を円
滑にさせることができるのである。
【図1】本発明の実施の一形態における使用状態の斜視
図である。
図である。
【図2】同じく要部断面図である。
【図3】同じく平面図である。
H…ヘルメット H1…鍔部 1…ガイドレール機構 2…レール吊具 3…レール係合片 5…連繋支持部
材 6…クリップ部 7…延長板 7A…連繋片部分 8…取付ネジ 10…ガイドレール 11…係合溝 12…ストッパー 15…鍔用取付
部材 20…メガネ体 21…吊下具 22…係合片 23…連結具
材 6…クリップ部 7…延長板 7A…連繋片部分 8…取付ネジ 10…ガイドレール 11…係合溝 12…ストッパー 15…鍔用取付
部材 20…メガネ体 21…吊下具 22…係合片 23…連結具
Claims (6)
- 【請求項1】 ヘルメットにおける開口縁部の前部縁及
び少なくともいずれか一方の側部縁に沿って連続して装
着固定されるガイドレールを有するガイドレール機構
と、このガイドレール機構のガイドレールに沿ってヘル
メットの前部縁位置あるいは側部縁位置にスライド自在
にされてガイドレールに吊持されるメガネ体とを備えて
成ることを特徴とするヘルメット用保護メガネ装置。 - 【請求項2】 ガイドレール機構は、ヘルメットの開口
縁部における少なくとも左右のいずれか一方の側部縁に
沿って、更には前部縁に沿って取り付けられる複数のレ
ール吊具と、このレール吊具相互間に架装されるガイド
レールとから成る請求項1記載のヘルメット用保護メガ
ネ装置。 - 【請求項3】 ガイドレールは、ヘルメットの開口縁部
における少なくとも左右のいずれか一方の側部縁に沿っ
て、更には前部縁に沿って取り付けられる複数の連繋支
持部材に連結配設した内周側列、外周側列のいずれかの
レール吊具相互間に装架されることで、ヘルメットの開
口縁部で内側あるいは外側の選択したいずれかの位置で
配装されるものとしてある請求項1または2記載のヘル
メット用保護メガネ装置。 - 【請求項4】 連繋支持部材自体は、内周側列のレール
吊具を下部に連結していて、ヘルメットの開口縁部を挟
持する断面でほぼ溝形のクリップ部と、このクリップ部
における外側片部分に連続してヘルメット外側方に伸
び、外周側列のレール吊具を下部に連結していて、外側
片部分に対峙する連繋片部分を有するほぼL字形の延長
板と、連繋片部分にヘルメットの外方から貫挿され、ク
リップ部の外側片部分に進退自在にネジ止めされ、先端
がヘルメットの外側面に圧止される取付ネジとから成る
請求項3記載のヘルメット用保護メガネ装置。 - 【請求項5】 ガイドレールは、ヘルメットの開口縁部
に沿って取り付けられるレール吊具に係合され、メガネ
体に付設の吊下具がスライド自在にして係合支持され、
ヘルメットの開口縁部に沿って配装される長尺材によっ
て形成されている請求項1乃至4のいずれか記載のヘル
メット用保護メガネ装置。 - 【請求項6】 メガネ体は、メガネ体本体の上縁に左右
で対状にして固定した連結具夫々に、ガイドレールにス
ライド自在に係合させる吊下具を回動自在に連繋してあ
る請求項1乃至5のいずれか記載のヘルメット用保護メ
ガネ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11610897A JPH10298819A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | ヘルメット用保護メガネ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11610897A JPH10298819A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | ヘルメット用保護メガネ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10298819A true JPH10298819A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14678901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11610897A Pending JPH10298819A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | ヘルメット用保護メガネ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10298819A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014052009A1 (en) | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 3M Innovative Properties Company | Elongated guide, and visor removably mountable thereto |
KR101589297B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2016-01-27 | 주식회사 아이제스 | 헬멧 부착형 고글 |
WO2017130857A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | ブラザー工業株式会社 | 取付具、表示システム、及び、取付システム |
US9775397B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-10-03 | 3M Innovative Properties Company | Elongated guide, and visor removably mountable thereto |
CN107259693A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-10-20 | 国网浙江平湖市供电公司 | 用于电力检修的可更换式帽镜 |
CN107479208A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-12-15 | 京东方科技集团股份有限公司 | 眼镜 |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP11610897A patent/JPH10298819A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014052009A1 (en) | 2012-09-26 | 2014-04-03 | 3M Innovative Properties Company | Elongated guide, and visor removably mountable thereto |
EP2900100A4 (en) * | 2012-09-26 | 2016-06-08 | 3M Innovative Properties Co | LONG GUIDE AND DOOR MOUNTED REMOVABLE VISOR |
US9775397B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-10-03 | 3M Innovative Properties Company | Elongated guide, and visor removably mountable thereto |
KR101589297B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2016-01-27 | 주식회사 아이제스 | 헬멧 부착형 고글 |
WO2017130857A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | ブラザー工業株式会社 | 取付具、表示システム、及び、取付システム |
JP2017134283A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | ブラザー工業株式会社 | 取付具、表示システム、及び、取付システム |
CN107259693A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-10-20 | 国网浙江平湖市供电公司 | 用于电力检修的可更换式帽镜 |
CN107479208A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-12-15 | 京东方科技集团股份有限公司 | 眼镜 |
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