JPH10297859A - 乗客コンベアの外装照明装置 - Google Patents
乗客コンベアの外装照明装置Info
- Publication number
- JPH10297859A JPH10297859A JP10568697A JP10568697A JPH10297859A JP H10297859 A JPH10297859 A JP H10297859A JP 10568697 A JP10568697 A JP 10568697A JP 10568697 A JP10568697 A JP 10568697A JP H10297859 A JPH10297859 A JP H10297859A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior
- body frame
- main body
- passenger conveyor
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/22—Balustrades
- B66B23/225—Lighting systems therefor
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】乗客コンベアの外装照明装置の意匠性の向上を
図り、照明ランプ等の交換,点検作業の省力化を図る。 【解決手段】本体枠8の側面及び本体枠8の底面を被う
側部外装板7,10と底部外装板11を有したものにお
いて、側部外装板7,10の下辺の本体枠8との間の空
隙に照明ランプ15から成る外装照明装置を配設して外
装側部と外装底部を同時照明し、その照明ランプ等の保
守,点検を本体枠8の内部から実施する。
図り、照明ランプ等の交換,点検作業の省力化を図る。 【解決手段】本体枠8の側面及び本体枠8の底面を被う
側部外装板7,10と底部外装板11を有したものにお
いて、側部外装板7,10の下辺の本体枠8との間の空
隙に照明ランプ15から成る外装照明装置を配設して外
装側部と外装底部を同時照明し、その照明ランプ等の保
守,点検を本体枠8の内部から実施する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗客コンベアの外装
照明装置に関する。
照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の外装照明装置は、乗客コンベアの
内部構造とは無縁の構成で、乗客コンベアの外方部から
の取付け、点検及び球切れ(寿命)対応を通例としてい
た。まれな例では、特開昭63−66087 号公報の開示で知
られているように光ファイバー照明方式として発光装置
を集約する一方、これの点検口を設けて保守時間(球切
れ交換)等を低減する試みもある。
内部構造とは無縁の構成で、乗客コンベアの外方部から
の取付け、点検及び球切れ(寿命)対応を通例としてい
た。まれな例では、特開昭63−66087 号公報の開示で知
られているように光ファイバー照明方式として発光装置
を集約する一方、これの点検口を設けて保守時間(球切
れ交換)等を低減する試みもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のものは、
本体枠の底板を境界にして、この底板と底部外装板との
間の狭いスペース内に長尺の管球ランプや球体ランプ、
それの電子安定器,電線などを設けている。これらの照
明器具のうち、発光源であるランプは年に1回〜数回球
切れし、その都度新品と交換する必要があった。この交
換作業は、建屋の吹き抜け部の天井照明,乗客コンベア
の底部照明など高架のものにおいて大掛かりな足場構造
物の設置とその保管場所の確保,高所作業対応など費
用,スペース及び安全性の面で問題があった。また、上
記光ファイバー方式の場合も球切れや保守点検対応の問
題は残るほか、従来のものは共通的に外装底部のみの照
明であり、外装底部と同時に外装側部を照明して全体照
度を高めることを意図するものはなかった。
本体枠の底板を境界にして、この底板と底部外装板との
間の狭いスペース内に長尺の管球ランプや球体ランプ、
それの電子安定器,電線などを設けている。これらの照
明器具のうち、発光源であるランプは年に1回〜数回球
切れし、その都度新品と交換する必要があった。この交
換作業は、建屋の吹き抜け部の天井照明,乗客コンベア
の底部照明など高架のものにおいて大掛かりな足場構造
物の設置とその保管場所の確保,高所作業対応など費
用,スペース及び安全性の面で問題があった。また、上
記光ファイバー方式の場合も球切れや保守点検対応の問
題は残るほか、従来のものは共通的に外装底部のみの照
明であり、外装底部と同時に外装側部を照明して全体照
度を高めることを意図するものはなかった。
【0004】なかでも、乗客コンベアの場合は、底部外
装板が長い傾斜部を有しており、これに付属する照明器
具を交換する際、特殊足場構造体の用意、作業の非能率
さや高所からの落下防止保護など費用,安全両面の対策
が必要であり、さらに外装側部と同時に外装底部を照明
できれば、乗客コンベア周囲の照度が増す一方、意匠性
が向上する期待が持たれる。
装板が長い傾斜部を有しており、これに付属する照明器
具を交換する際、特殊足場構造体の用意、作業の非能率
さや高所からの落下防止保護など費用,安全両面の対策
が必要であり、さらに外装側部と同時に外装底部を照明
できれば、乗客コンベア周囲の照度が増す一方、意匠性
が向上する期待が持たれる。
【0005】本発明の目的は、外装照明装置の交換,点
検作業の省力化と安全性、さらには全体の意匠性の向上
を図り得る乗客コンベアの外装照明装置を提供すること
にある。
検作業の省力化と安全性、さらには全体の意匠性の向上
を図り得る乗客コンベアの外装照明装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、側部外装板の下辺側の本体枠との間の空隙に照明
ランプ等から成る外装照明装置を配設して外装側部と外
装底部を同時照明し、さらに前記照明ランプの保守,点
検を前記本体枠の内側から実施できる構成とすることに
より解決される。
題は、側部外装板の下辺側の本体枠との間の空隙に照明
ランプ等から成る外装照明装置を配設して外装側部と外
装底部を同時照明し、さらに前記照明ランプの保守,点
検を前記本体枠の内側から実施できる構成とすることに
より解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
よって説明する。図1はエスカレーター式乗客コンベア
1が上階2からさらに上階3に装架された全体斜視図で
あり、移動するステップ4の両側の欄干5,ハンドレー
ル6,側部外装板7の存在を示している。図2は、図1
のI−I線に沿う断面図であり、左右両側のトラスメン
バー8Aと8B、この両者の底部を塞ぐ底板8Cから成
る本体枠8,欄干5の内側を移動する往路のステップ4
と復路のステップ4,左右一対の案内レール9A,9
B,9Cの存在を示している。さらに、図2には、本体
枠8の両側面を被う側部外装板7,10,底板8Cの底
面を被う底部外装板11の存在を示している。上記は一
般的な乗客コンベアの主要構成であるが、本発明の外装
照明装置12は、側部外装板7と10の下辺部7Aと1
0Aに側面13Aと底面13Bから成る略L字(反対側
は逆L字)形の照明カバー13を備える一方、本体枠7
との空隙Qの中には、ソケット14,照明ランプ15,
取付具16等を収納した構成としたことに特徴がある。
ここで、照明カバー13は外側外装板7,10と底部外
装板11に支持されて照明ランプ15の光線を矢印m,
nのように乗客コンベア1の側部と底部に向けて同時照
明するものであり、取付具16は本体枠8の長手方向に
1m〜1.5m 位の間隔をおいて直立するトラスメンバ
ー8Aと8Bにビス17で固設されるものである。そし
て、照明ランプ15が経時的に球切れした場合には、乗
客コンベア1の中で図2の往復路のステップ4を取外し
た状態で空隙Qに手を差し入れて矢印×のように斜め内
側に、あるいは矢印Yのように上側に照明ランプ15を
ソケット14から外して上げ、本体枠8のトラスメンバ
ー8A及び8Bの長手方向の間隔(前記のように1m〜
1.5m の間隔がある)内を脱着スペースに利用して新
品と交換する。また、外装照明装置12の保守,点検作
業や照明カバー13の清掃対応も上記交換方法と同様に
行うものである。
よって説明する。図1はエスカレーター式乗客コンベア
1が上階2からさらに上階3に装架された全体斜視図で
あり、移動するステップ4の両側の欄干5,ハンドレー
ル6,側部外装板7の存在を示している。図2は、図1
のI−I線に沿う断面図であり、左右両側のトラスメン
バー8Aと8B、この両者の底部を塞ぐ底板8Cから成
る本体枠8,欄干5の内側を移動する往路のステップ4
と復路のステップ4,左右一対の案内レール9A,9
B,9Cの存在を示している。さらに、図2には、本体
枠8の両側面を被う側部外装板7,10,底板8Cの底
面を被う底部外装板11の存在を示している。上記は一
般的な乗客コンベアの主要構成であるが、本発明の外装
照明装置12は、側部外装板7と10の下辺部7Aと1
0Aに側面13Aと底面13Bから成る略L字(反対側
は逆L字)形の照明カバー13を備える一方、本体枠7
との空隙Qの中には、ソケット14,照明ランプ15,
取付具16等を収納した構成としたことに特徴がある。
ここで、照明カバー13は外側外装板7,10と底部外
装板11に支持されて照明ランプ15の光線を矢印m,
nのように乗客コンベア1の側部と底部に向けて同時照
明するものであり、取付具16は本体枠8の長手方向に
1m〜1.5m 位の間隔をおいて直立するトラスメンバ
ー8Aと8Bにビス17で固設されるものである。そし
て、照明ランプ15が経時的に球切れした場合には、乗
客コンベア1の中で図2の往復路のステップ4を取外し
た状態で空隙Qに手を差し入れて矢印×のように斜め内
側に、あるいは矢印Yのように上側に照明ランプ15を
ソケット14から外して上げ、本体枠8のトラスメンバ
ー8A及び8Bの長手方向の間隔(前記のように1m〜
1.5m の間隔がある)内を脱着スペースに利用して新
品と交換する。また、外装照明装置12の保守,点検作
業や照明カバー13の清掃対応も上記交換方法と同様に
行うものである。
【0008】なお、上記外装照明装置12に矢印Zのよ
うに回動系から滴下した油が付着するのを防止する横側
仕切板S(図2の想像線)や、照明ランプ15への塵埃
の付着を防止する上側仕切板(図示省略)を追加するこ
とも可能である。
うに回動系から滴下した油が付着するのを防止する横側
仕切板S(図2の想像線)や、照明ランプ15への塵埃
の付着を防止する上側仕切板(図示省略)を追加するこ
とも可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明の乗客コンベアの底部照明装置
は、外装側部と外装底部を同時照明して照度と意匠性の
向上を図ることができる一方、作業者が乗客コンベアの
中にいて照明ランプの球切れ時の交換作業,保守点検,
照明カバーの清掃等ができるので足場構造が不要となる
経済的,スペース的利点や省力化及び安全性の向上を図
ることができる。
は、外装側部と外装底部を同時照明して照度と意匠性の
向上を図ることができる一方、作業者が乗客コンベアの
中にいて照明ランプの球切れ時の交換作業,保守点検,
照明カバーの清掃等ができるので足場構造が不要となる
経済的,スペース的利点や省力化及び安全性の向上を図
ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態の乗客コンベアの斜視
図。
図。
【図2】図1のI−I線に沿う要部の断面図。
1…乗客コンベア、7,10…側部外装板、8…本体
枠、11…底部外装板、12…底部照明装置、13…照
明カバー、14…ソケット、15…照明ランプ、16…
取付具。
枠、11…底部外装板、12…底部照明装置、13…照
明カバー、14…ソケット、15…照明ランプ、16…
取付具。
Claims (1)
- 【請求項1】本体枠の側面及び底面を被う側部外装板と
底部外装板を有し、これら外装板に、乗客コンベアの周
囲を照らす外装照明装置を設けたものにおいて、前記側
部外装板の下辺側の前記本体枠との間の空隙に照明ラン
プから成る外装照明装置を配設して外装側部と外装底部
を同時照明し、前記照明ランプの保守,点検を前記本体
枠の内側から実施できる構成としたことを特徴とする乗
客コンベアの外装照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10568697A JPH10297859A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 乗客コンベアの外装照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10568697A JPH10297859A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 乗客コンベアの外装照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297859A true JPH10297859A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14414298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10568697A Pending JPH10297859A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 乗客コンベアの外装照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10297859A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104192688A (zh) * | 2014-08-26 | 2014-12-10 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 自动扶梯底部护壁的照明装置 |
CN108083071A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-05-29 | 昆山市飞鹏金属工业有限公司 | 一种用于自动扶梯的安装结构 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10568697A patent/JPH10297859A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104192688A (zh) * | 2014-08-26 | 2014-12-10 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 自动扶梯底部护壁的照明装置 |
CN108083071A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-05-29 | 昆山市飞鹏金属工业有限公司 | 一种用于自动扶梯的安装结构 |
CN108083071B (zh) * | 2018-01-23 | 2024-03-26 | 昆山市飞鹏金属工业有限公司 | 一种用于自动扶梯的安装结构 |
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