JPH10297835A - 線条物収納器 - Google Patents

線条物収納器

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JPH10297835A
JPH10297835A JP12471297A JP12471297A JPH10297835A JP H10297835 A JPH10297835 A JP H10297835A JP 12471297 A JP12471297 A JP 12471297A JP 12471297 A JP12471297 A JP 12471297A JP H10297835 A JPH10297835 A JP H10297835A
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JP
Japan
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core
support
filament
wire
storage device
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Application number
JP12471297A
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English (en)
Inventor
Masashi Morioka
政志 森岡
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 芯体が支持体により一体化された構造で
あって、該芯体に線条物の通導溝が設けられていること
を特徴とする線条物収納器である。 【効果】 両端に器具等を備えた線条物を、要領よくし
かもコンパクトに収納できる容器を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線条物収納器に関
し、より詳しくは両端に器具等を備えた線条物の収納器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電線や糸のような線条物を収
納するための容器については種々のものがある。とくに
線条物の両端に何も付けていないものや、その一端のみ
に器具等を備えた線条物については、それらを収納する
ための容器についていろいろと提案されている。
【0003】しかるに、線条物のうちでも、その両端に
器具等を備えた線条物、例えば一端にはイヤホンが他の
一端にはジャックが付けられたコードや、一端には釣針
が他の一端にはサルカンが付けられた釣り糸(通常「シ
カケ」と言われている)等については、一般的な空箱な
どに収めるか、あるいは単に棒状体等に巻き付けるくら
いしか方法がなく、両端に器具等を備えた線条物を要領
よくしかもコンパクトに収納できる容器の開発が待望さ
れているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な現状に鑑み、両端に器具等を備えた線条物を、要領よ
くしかもコンパクトに収納できる容器を開発し、提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決すべく、両端に器具等を備えた線条物の収納容器に
つき鋭意検討の結果、芯体が支持体により一体化された
構造であって、該芯体に線条物の通導溝が設けられてい
ることを特徴とする線条物収納器によって上記の課題が
解決できることが判明し、本発明を完成するに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に則して詳細
に説明する。
【0007】本発明の線条物収納器は、基本的で代表的
なものとして、図1に示すように芯体が両側の支持体よ
り構成され、該芯体1が支持体2および支持体3に挟持
一体化された構造である。なお本発明における線条物と
は、例えば電線、繊維、糸、釣り糸、コード類、ホース
類などをいう。
【0008】本発明の線条物収納器における芯体1は、
円柱、楕円柱や三角柱、四角柱等の多角柱などいかなる
形状であってもよいが、芯体1と支持体2、3とより囲
まれる部位が線条物の収納箇所となるので、その収納が
円滑に行われるためには、芯体1は円柱、楕円柱等であ
ることが好ましく、さらには図1または図2における芯
体1のごとく線条物4がスムーズに巻き込めるように丸
み5を持たせることがより好ましい。
【0009】芯体1は、それ自体または支持体と一体で
回転自在として、手動ハンドル、バネ、小型電気モータ
ー等を設置することにより、線条物をす早く円滑に収納
することができる。また、線条物収納器全体と比較して
芯体1を相対的に大きくして、芯体自体を収納部(例え
ば、イヤホンとジャックが付けられたコードであれば、
イヤホンやジャックの収納、釣具であれば釣針や重り等
の収納など)とすることができる。
【0010】本発明において最も特徴とするところは、
該芯体に、線条物4の通導溝6が設けられていることで
ある。通導溝6は、図1や図2におけるごとく、芯体と
重接する支持体に共通して切開されていてもよいし、ま
た図5(b)におけるごとく、芯体のみに斜めに切り込
むように設けてもよい。なお、前者の場合、通導溝6が
切開される支持体は、支持体2、支持体3のいずれか1
つのみであってもよいし、支持体2および支持体3の両
方共であってもよく、通導溝6は通常支持体中央部を直
線状に切開されるが、収納器の使用目的や用途によって
は、S字状やZ字状等適当な形状に設定することができ
る。
【0011】通導溝6は線条物を収納する際の発端とな
る部位であるので、線条物が通過し得るに十分な幅の溝
が切開されていることが肝要である。しかし通導溝6の
幅を必要以上に広くすると、収納器全体の強度の低下を
招く恐れがあるので好ましくない。なお通導溝6の端部
7は、収納部位への境界位置であるので線条物の円滑な
装填のためにも丸みをもった曲面とするのがよい。通導
溝6は、全深さを切開することは必ずしも必要ではな
く、収納器全体の強度、使用目的等により、その深さを
適宜設定することができる。
【0012】例えば両端にイヤホンとジャックが付設さ
れたコード4を本発明の収納器に収める場合、そのほぼ
中央部分を通導溝6に嵌め込み、芯体1と両側の支持体
に囲まれる部位で巻き取ればよい。巻き取りは、芯体1
がまたは支持体と一体で回転自在でない場合は、収納部
位で同じ方向に手巻きすれば該コードを要領よく収納す
ることができる。
【0013】本発明の収納器には、図2のごとく、さら
にガイド8を付設することにより、線条物の収納をさら
に円滑とすることができる。ガイドは、ガイド8の他ガ
イド8´を設けてもよく、さらにはガイド8´を支持体
の周囲で移動自在とすれば、片手でも簡単にしかも正確
に線条物の巻き取りを可能とする。さらに、図2に示す
ように、該収納器を覆うようにケース9を設けても、そ
して上記のガイド8等はケース9と一体化したものであ
ってもよい。
【0014】また、ガイドは、支持体またはケースの外
周にキャタピラー状物を設置し、それに付設したガイド
を上記外周に沿って回転させることによって線条物を収
納することもできる。なお、このようなガイドは、支持
体が円形でない場合にとくに有効である。
【0015】支持体またはケース9の形状、大きさ等
は、芯体1の断面をはみ出す形状、大きさであれば特に
制限ないが、支持体またはケース9が本発明の収納器の
外郭そのものであるので、通常図1および図2のごと
く、円、楕円等の形状で用いられるが、例えば動物、魚
等をデザイン化したもの、汎用のカードやCD−ROM
等と同じ大きさ、形にするなど、収納器の使用目的や用
途にしたがって適宜設定すればよい。
【0016】また、ガイドはそれ自体に線条物のストッ
パー機能を持たせることができ、それにより線条物の長
さを一定に保持したり、巻き取った線条物をほどけない
ようにすることができる。線条物のストッパーは、ガイ
ドにその機能を持たせることが最も簡便であるが、ガイ
ド以外に別途ストッパーを設置してもよい。
【0017】本発明の収納器は、両端に器具等を備えた
線条物を、時間的にも距離的にも、通常の線条物容器よ
りも2倍の量巻き取ることができ、しかも正確に要領よ
くコンパクトに収納可能である。しかも、本発明の収納
器によれば、両端を外に出した状態で、線条物を一定の
長さ保持したまま残部を収納することができ、一部分収
納したまま使用することも可能であり、ストッパー等に
より巻き込みの解けを防止することもできる。なお、本
発明の収納器を用いることによって、収納器に線条物を
格納したままハンドリング、端末加工等ができ、端末加
工したものをそのまま梱包し、出荷できることから、そ
の製造過程および梱包、物流等の合理化を促進すること
ができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施態様を挙げ、具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 図1で示されるように、芯体1と両側の支持体2、3と
より構成され、該芯体1が支持体2および支持体3に挟
持一体化された構造の線条物収納器である。通導溝6
は、芯体1および支持体2の中央部に切開されている。
【0019】実施例2 図2で示されるように、実施例1における収納器を覆う
ようにケース9を設け、さらにガイド8、ガイド8´を
付設し、ガイド8、ガイド8´はケース9と一体化した
線条物収納器である。
【0020】実施例3 図3で示されるように、支持体2と支持体3との間に中
間体10を設け、支持体2と中間体10との間と、支持
体3と中間体10との間の2箇所において別個にまたは
同時に収納するようにした線条物収納器である。中間体
10に芯体まで切り込み(通導溝)を入れ、線条物の両
端を別々に巻き取ることができ、それによって各々の末
端の長さを適宜調整することを可能とし、しかも両側で
別々に作動するガイドを設置することにより、一層スム
ーズに調整することができる。また、本例においては、
支持体2と支持体3の両方に通導溝を設け、図1に示す
もの2個分に相当するものとすることもできる。また、
本例のような構造を採ることにより、収納外形の大きさ
を半分にすることが可能となる。
【0021】実施例4 図4(b)に示されるような棒状あるいはペン状の収納
部11を、図4(a)に示される外郭12(図4(a)
は全体を切開した部分図で図示されている)に嵌入して
一体化した収納器である。まず通導溝6に設置した線条
物をキャップ12の窓部13に通し、収納部11にキャ
ップ12を嵌入しつつ支持体2を回転させれば線条物を
収納部11に収納させるようにした線条物収納器であ
る。
【0022】実施例5 図5(a)で示されるように、芯体1と両側の支持体
2、3とより構成され、支持体2から芯体1へ平行に切
り込まれた通導溝6を有する構造の線条物収納器であ
る。また、図5(b)で示されるように、上記と類似の
構造であるが、該芯体1に斜めに通導溝6が設けられた
線条物収納器であり、さらに、図5(c)で示されるよ
うに、支持体自体に通導溝入口6´が設けられた線条物
収納器である。これらにおいて、線条物は該通導溝6に
引っ掛けるように嵌入された後、同じ方向に巻き取れば
よい。
【0023】実施例6 図6(a)で示されるように、芯体1と両側の支持体
2、3とより構成され、該芯体1の中央部に、線条物の
折り返し部がそのまま収まるように掘削された山形の通
導溝6に線条物4を嵌め込み、線条物の両端部をほぼ中
央部から同じ回転方向に巻き取るようにした線条物収納
器である。また、図6(b)で示されるように、芯体の
中央部表面に分離体15を付設することにより、線条物
4の両端をそれぞれ別個に収納することも可能である。
なお、分離体15に設けた切開口16に線条物4をガイ
ドさせることによって通導溝6に線条物4を容易に導び
き入れることを可能とする。
【0024】実施例7 図7で示されるように、芯体1と両側の支持体2、3と
より構成され、該芯体1の中央部に、線条物の折り返し
部がそのまま収まるように掘削された馬蹄形の通導溝6
に線条物4を嵌め込み、線条物の両端を支持体側から同
じ回転方向に巻き取るようにした線条物収納器である。
なお、本例においても実施例6と同様に、芯体の中央部
表面に分離体を付設することができる。
【0025】実施例8 図8で示されるように、その中央部に収納すべき線条物
の直径とほぼ同じ高さの凸部14を有する芯体1と両側
の支持体2、3とより構成され、該凸部14に、線条物
の折り返し部がそのまま収まるように曲面に掘削された
通導溝6に線条物4を嵌め込み、線条物の両端を同じ回
転方向に巻き取るようにした線条物収納器である。上記
の実施例6〜8における収納器は、とくにケーブル類を
損傷なく収納するのに適している。
【0026】
【発明の効果】本発明の収納器は両端に器具等を備えた
線条物を、時間的にも距離的にも、通常の線条物容器よ
りも2倍の量巻き取ることができ、しかも正確に要領よ
くコンパクトに収納可能である。また、本発明の収納器
によれば、線条物を一定の長さ保持したまま残部を収納
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の線条物収納器の一例の斜視図
【図2】本発明の線条物収納器の一例の斜視図
【図3】本発明の線条物収納器の一例の斜視図
【図4】本発明の線条物収納器の一例の斜視図および一
部切開図
【図5】(a)(b)(c)いずれも本発明の線条物収
納器の一例の斜視図
【図6】(a)(b)いずれも本発明の線条物収納器の
一例の斜視図
【図7】本発明の線条物収納器の一例の斜視図
【図8】本発明の線条物収納器の一例の斜視図
【符号の説明】
1…芯体 2…支持体 3…支持体 4…線条物 5…芯体の丸み 6…通導溝 6´…通導溝入口 7…端部 8…ガイド 8´…ガイド 9…ケース 10…中間体 11…収納部 12…キャップ 13…窓 14…凸部 15…分離体 16…切開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯体が支持体により一体化された構造で
    あって、該芯体に線条物の通導溝が設けられていること
    を特徴とする線条物収納器。
  2. 【請求項2】 芯体が両側の支持体によって挟持一体化
    された構造である請求項1に記載の線条物収納器。
  3. 【請求項3】 線条物の通導溝が芯体と重接する支持体
    の少なくとも1個に切開されている請求項1または2に
    記載の線条物収納器。
  4. 【請求項4】 芯体が、それ自体または支持体と一体で
    回転自在である請求項1〜3に記載の線条物収納器。
  5. 【請求項5】 さらにガイドを付設した請求項1〜4に
    記載の線条物収納器。
JP12471297A 1997-04-30 1997-04-30 線条物収納器 Pending JPH10297835A (ja)

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JP12471297A JPH10297835A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 線条物収納器

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JP12471297A JPH10297835A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 線条物収納器

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JPH10297835A true JPH10297835A (ja) 1998-11-10

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JP12471297A Pending JPH10297835A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 線条物収納器

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