JPH10297733A - バケットエレベータ - Google Patents

バケットエレベータ

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Publication number
JPH10297733A
JPH10297733A JP11252097A JP11252097A JPH10297733A JP H10297733 A JPH10297733 A JP H10297733A JP 11252097 A JP11252097 A JP 11252097A JP 11252097 A JP11252097 A JP 11252097A JP H10297733 A JPH10297733 A JP H10297733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
bucket
casing
locus
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11252097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Kinugasa
敏文 衣笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikko Co Ltd, Nikko KK filed Critical Nikko Co Ltd
Priority to JP11252097A priority Critical patent/JPH10297733A/ja
Publication of JPH10297733A publication Critical patent/JPH10297733A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング底部の受底体とバケットとの間に
材料が噛み込んでも何ら衝撃を与えることなく、過負荷
を回避できるバケットエレベータを提供することを課題
とする。 【解決手段】 ケーシング2底部の両端部に配設したプ
ーリ23に回転自在に掛け回した無端ベルト24の往路
側をバケット19に当接させると共に、バケット19の
軌跡にほぼ沿わせて湾曲させるようにして受底体22を
形成する。これによって、材料を噛み込んでもバケット
19の走行に引き摺られて受底体22の無端ベルト24
も移動するので過負荷となることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨材等のばら物を
上方へ搬送するバケットエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】バケットエレベータにおいては、材料投
入口から投入した材料がバケットによりすくい取られず
にケーシングの底部にこぼれ落ちることがあり、またエ
レベータ上部で払い出される材料の一部がバケット内に
残り、これがケーシングの底部にこぼれ落ちることもあ
って、ケーシングの底部に材料が次第に堆積していくこ
とがある。
【0003】そこで、ケーシング底部にバケットの軌跡
に沿わせるようにして鋼板製の受底体を取り付け、バケ
ットの軌跡と受底体の間隔を少なくして材料の堆積を少
なくするものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバケットエレベータでは、バケットと受底体の間で
材料の噛み込みを生じた時に、受底体が固定されている
ためにその過負荷を回避できず、バケットが損傷した
り、モータが停止するなどの問題が生じる恐れがある。
【0005】本発明は上記の点に鑑み、ケーシング底部
の受底体とバケットとの間に材料を噛み込んでも何ら衝
撃を与えることなく、過負荷を回避することができるバ
ケットエレベータを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するために、上部に材料排出シュートを、下部に材料
投入口を配設したケーシング内にチェーンホイールを上
下両端部に配設すると共に、該チェーンホイール間に無
端状のチェーンを巻き掛け、該チェーンに所定間隔で多
数のバケットを装着したバケットエレベータにおいて、
前記ケーシング底部の両端部に配設したプーリに無端ベ
ルトを掛け回し、該無端ベルトの往路側を前記ケーシン
グ下部を通過するバケットの軌跡にほぼ沿わせるように
湾曲させて受底体を形成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のバケットエレベータによ
れば、バケットと受底体との間に搬送しようとする材料
が噛み込んでも、その状態でバケットの進行方向に無端
ベルトが回転し、バケットに過負荷をかけることなく受
底体上を通過させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】バケットエレベータ1は図1に示すように
ケーシング2内の下部チェーンホイール3と上部チェー
ンホイール4との間に無端状のチェーン5を巻き掛ける
と共に、下部チェーンホイール3には図2及び図3に示
すように軸体6を貫装してその両端を軸受7により軸支
し、ケーシング2側部のブラケット8上に配置したモー
タ9により駆動用チェーン10を介して回転させるよう
にしている。
【0010】前記上部チェーンホイール4には図4及び
図5に示すように軸体11を貫装してその両端をテーク
アップユニット12により軸支すると共に、このテーク
アップユニット12をケーシング2の両側面に固着した
ガイド部材13に上下移動自在に取り付けており、これ
によって上部チェーンホイール4は上下揺動可能となっ
ている。
【0011】テークアップユニット12の下部にはねじ
棒14を立設し、該ねじ棒14をケーシング2に固着し
たガイド材15のガイド孔に遊嵌している。また、前記
ねじ棒14には螺着した調整用ナット16とガイド材1
5との間にバネ体17を介装し、調整用ナット16を回
転降下させることによってバネ体17を適度に圧縮さ
せ、その復元力によってテークアップユニット12を上
方へ押し上げるように付勢してチェーン5を緊張させて
いる。またテークアップユニット12には塵埃が飛散し
ないように防塵カバー18を取り付けている。
【0012】チェーン5には図1に示すように所定の間
隔で多数のバケット19を装着すると共に、ケーシング
2の下部には材料投入口20を、上部には材料排出シュ
ート21を配設し、材料投入口20に投入した材料を走
行するバケット19により持ち上げて材料排出シュート
21より払い出すようにしている。
【0013】22はケーシング2の下部に配設した受底
体であって、図2に示すように両端に配設したプーリ2
3にゴム等の可撓性材料よりなる無端ベルト24を掛け
回して回転自在な構成としている。そして、無端ベルト
24の往路側をケーシング2の下部を通過するバケット
19の軌跡に沿わせるように湾曲させると共に、湾曲さ
せた無端ベルト24の上面がバケット19に当接するよ
うにしている。なお、無端ベルト24がバケット19の
軌跡にうまく沿わせるように支持ローラを適宜配設して
無端ベルト24を支持するようにしても良い。また、無
端ベルト24の側部はケーシング2の内側面に当接させ
て材料が下方にこぼれるのを防止しているが、両側部に
材料落下防止用側板を立設したベルトを採用したり、ベ
ルト両側部をサイドロ−ラにより持ち上げるようにして
も良い。
【0014】また、バケット19の背面には図6に示す
ように車輪25を軸体26にて回転自在に取り付け、車
輪25がケーシング2の下部を通過するときに受底体2
2の無端ベルト24を下方に押し下げながら通過するよ
うにしている。この車輪25は無端ベルト24の変形を
直すために必要に応じて取り付けるもので、バケット1
9の全てに取り付ける必要はなく、適宜の間隔で取り付
けると良い。
【0015】しかして、バケット19を走行させて材料
を搬送するとき、図6に示すように受底体22に沿って
通過するバケット19と無端ベルト24との間に材料を
噛み込むと、可撓性に富んだ無端ベルト24が下方に伸
びるように変形してバケット19を通過させてしまう。
また、噛み込んだ材料が大きかったり、量が多くてバケ
ット19を通過させることができない場合でも、バケッ
ト19の走行に合わせて無端ベルト24がその進行方向
に回転するので、バケット19に負担をかけることなく
受底体22上を通過させることができる。
【0016】また、バケット19が無端ベルト24上の
材料をすくいながら進むので、無端ベルトの形状が進行
方向に偏ったように変形して無端ベルト24上の材料を
バケット19によりすくい取ることができない場合もあ
るが、その場合に、バケット19の背面に配設した車輪
25が図7に示すように無端ベルト24を押圧しながら
通過すると、無端ベルト24を元の形状に引き戻すこと
ができ、再び無端ベルト24上の材料をすくい取れるよ
うになる。
【0017】なお、本実施例においては、受底体22の
無端ベルト24の回転方式を、バケット19の当接移動
により行わせる最も簡素な例によって説明したが、無端
ベルト24の回転方式を何らこの方式に限定するもので
なく、動力を用いて無端ベルト24をバケット19の回
転に同期させながら回転させるようにしても良い。
【0018】また、本実施例においては、下部チェーン
ホイール3を固定した例を上げて説明したが、何らこれ
に限定するものでなく、下部チェーンホイール3側をテ
ークアップユニット12により上下に移動自在に取り付
け、モ−タ9にて上部チェ−ンホイール4側を駆動する
ようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、ケーシ
ング底部の両端部に配設したプーリに回転自在に掛け回
した無端ベルトの往路側をバケットに当接させると共
に、バケットの軌跡にほぼ沿わせて湾曲させるようにし
て受底体を形成したので、ケーシング底部に材料がこぼ
れ落ちても取り除くことができ、またバケットと受底体
の無端ベルトとの間に材料が噛み込んでも無端ベルトが
回転して噛み込みによる過負荷を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1の要部の一部を切り欠いた拡大図である。
【図3】図2の一部を省略したA−A断面図である。
【図4】図1の要部の一部を切り欠いた拡大図である。
【図5】図4の一部を省略したB−B断面図である。
【図6】受底体とバケットとの間に材料が噛み込んだ状
態を示す説明図である。
【図7】車輪を取り付けたバケットがケーシング底部を
通過する状態を示す説明図である。
【符合の説明】
1…バケットエレベータ 2…ケーシング 3…下部チェーンホイール 4…上部チェーン
ホイール 5…チェーン 19…バケット 22…受底体 24…無端ベルト 25…車輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に材料排出シュートを、下部に材料投
    入口を配設したケーシング内にチェーンホイールを上下
    両端部に配設すると共に、該チェーンホイール間に無端
    状のチェーンを巻き掛け、該チェーンに所定間隔で多数
    のバケットを装着したバケットエレベータにおいて、前
    記ケーシング底部の両端部に配設したプーリに無端ベル
    トを掛け回し、該無端ベルトの往路側を前記ケーシング
    下部を通過するバケットの軌跡にほぼ沿わせるように湾
    曲させて受底体を形成したことを特徴とするバケットエ
    レベータ。
JP11252097A 1997-04-30 1997-04-30 バケットエレベータ Pending JPH10297733A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11252097A JPH10297733A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 バケットエレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11252097A JPH10297733A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 バケットエレベータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10297733A true JPH10297733A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14588709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11252097A Pending JPH10297733A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 バケットエレベータ

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JP (1) JPH10297733A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106429201A (zh) * 2016-11-15 2017-02-22 广西理工职业技术学院 一种板式输送机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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