JPH10296562A - クランプ確認機構 - Google Patents

クランプ確認機構

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JPH10296562A
JPH10296562A JP12323797A JP12323797A JPH10296562A JP H10296562 A JPH10296562 A JP H10296562A JP 12323797 A JP12323797 A JP 12323797A JP 12323797 A JP12323797 A JP 12323797A JP H10296562 A JPH10296562 A JP H10296562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
piston rods
moving member
proximity switch
clamped
Prior art date
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Pending
Application number
JP12323797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Atobe
昌弘 跡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP12323797A priority Critical patent/JPH10296562A/ja
Publication of JPH10296562A publication Critical patent/JPH10296562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基台上を摺動する移動部材を基台にクランプ
する場合に、複数の同じ働きをするクランプ機構の動き
を、単一の検出装置を用いて、簡素な構造で確実に検出
することができるクランプ確認機構の提供。 【解決手段】 複数のクランプ機構の中でクランプ動作
として同じ動きを行うクランプ部材の各クランプ軸を連
結し、クランプ軸の動き量を一箇所で検出できるように
した連結部材と、この連結部材の中央と対向する唯一箇
所の位置に、連結部材の動き量を検知する単一の検出装
置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基台上を移動可能に
設けられた移動部材を、所定位置にて基台に対し固定す
る場合に、移動部材に複数の移動部材固定用クランプ部
を設け、この複数のクランプが確実に作動していること
を検出するクランプ確認機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械において、旋盤・研削盤等の心
押台・振れ止め、旋盤の刃物台・Y軸駆動機構・タレッ
ト旋回機構、研削盤の砥石台、マシニングセンタの主軸
頭・テーブル等各種位置決めを行う必要のある部材は加
工時に加わる負荷を受けとめられるようにベッド・コラ
ム・ベース等の基台に強力にクランプしなければならな
い。このクランプのための機構は作業者の手作業で行う
ものであれば、ねじ等を利用したクランフ部材を複数設
けるのが一般的である。しかし近年、自動化・省力化が
行われるようになり、クランプ・アンクランプを自動的
に容易に行わせる為に、一般に油圧装置が多く用いられ
るようになった。
【0003】自動により上述の作業を行う場合には動作
が確実に行われていることを検出する必要があり、従来
は油圧装置のシリンダに送油するための油路の途中に設
けた電磁弁、例えば図1に示す方向切換電磁弁14のソ
レノイドに電流を送るか送らないかの入切により検出す
るのが一般であった。また通常の油圧装置では例えば図
5のピストン21のピストンロッド22先端に駒23を
取り付けて、駒23により固定部分に設けたリミットス
イッチ24等を作動させてピストンの動きを検知するこ
とが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方向切換電磁弁1
4の入切による検出では圧油が送られたことは検知でき
るが、その圧油によって確実にピストンが作動したか否
か、確認出来ない。また複数のピストンを同時に作動さ
せる場合、全ピストンが全て確実に作動したか否か不明
である。温度による油の粘性の変化等の要因によりピス
トンの動きが円滑性を欠き速やかに行われない可能性が
あるという問題を有している。
【0005】またピストンロッド22先端に駒23を取
り付けて、リミットスイッチ24によりピストン21の
作動を検知する方法は確実にピストンの動きを確認出来
るものであるが、しかし複数のピストンに対し、その数
に応じた検出装置を設けなければならず、部品点数,組
立工数,制御の繁雑さ等多くの問題を有している。
【0006】本発明は従来の技術の有する上記問題点に
鑑みなされたもので、その目的とするところは複数の同
じ働きをするクランプ機構の動作を単一の検出器を用い
簡素な構造で確実に検出することができるクランプ確認
機構を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のクランプ確認機構は、同一の動作を行う複数
のクランプ部材にて移動部材を基台にクランプする際の
クランプ部材の動き量を検出するクランプ確認機構であ
って、複数のクランプ部材の各クランプ軸を連結しクラ
ンプ軸の動き量を一箇所で検出できるようにした連結部
材と、該連結部材の動き量を検知する検出装置を連結部
材に対向する唯一箇所の位置に設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明のクランプ確認機構の
実施の形態を図面にもとづき説明する。先ず構造につい
て図1により説明する。1は基台で上端両サイドには顎
部1a,1aが設けられいる。基台1には移動部材本体
2が載置されていて、図示しない案内部に案内されて図
示しない駆動源によって紙面に対し直角方向に移動させ
られる。移動部材本体2の上面には少なくとも二つの油
圧シリンダ部材3,4が固着されていて、各シリンダ
3,4内にはそれぞれピストン3a,4aが挿入され、
上下に移動可能である。ピストン3a,4aにはピスト
ンロッド3b,4bが移動部材本体2を貫通して下方に
伸びている。ピストンロッド3b,4bの下端にはそれ
ぞれクランプ駒6,6が螺着されていて、このクランプ
駒6,6は基台1の顎1a,1aと係合可能となってい
る。各ピストン3a,4aには上方にも伸びるピストン
ロッド3c,4cが設けられている。各シリンダ3,4
の上室にはそれぞれスプリング5,5が挿設されていて
常に各ピストン3a,4aを下方に付勢している。ピス
トンロッド3c,4cの上端にはこれら2つのピストン
ロッド3c,4cを連結する弾性変形可能な板材7が固
着されている。この板材7の中央下部には突設部7aが
設けられている。移動部材本体2の上面にはステー9が
取付けられていて、このステー9の先端には板材7の突
設部7aに対向した位置に近接スイッチ11が取り付け
られている。この近接スイッチ11は物体が一定距離以
上離れたとき信号を出力するノーマルクローズド方式の
ものである。油タンク12の油はポンプ13により電磁
方向切換弁14を通って分岐点15にて2つの管路1
6,16に分けられ、各シリンダ3,4のそれぞれの下
室に同時に送られるよう構成されている。
【0009】次に本発明の機構における作用について説
明する。先ず移動部材本体2を基台1にクランプする場
合には、図1の電磁方向切換弁14を作動させて電磁方
向切換弁14のイのステーションを作用位置にもたらせ
る。油タンク12からの油はポンプ13により電磁方向
切換弁14のイのステーションを経て分岐点15から2
つの管路16,16を通り圧油が各シリンダ3,4のそ
れぞれの下室に送られる。従って各ピストン3a,4a
はそれぞれのスプリング5,5に抗して上昇し、この上
昇に伴って各下方ピストンロッド3b,4bと各駒6,
6が上昇するので、各駒6,6が基台1のそれぞれの顎
1a,1aに係合して、移動部材本体2が基台1にクラ
ンプされる。このとき各ピストン3a,4aの上部ピス
トンロッド3c,4cも共に上昇し、同時にこれらピス
トンロッド3c,4cに連結されている板材7と突設部
7aが上昇する。この突設部7aの上昇によって近接ス
イッチ11との距離が図1の隙間aの如く大きくなり、
近接スイッチ11から信号が出力されて、移動部材本体
2の基台1へのクランプが確認される。
【0010】移動部材本体2を基台1上でアンクランプ
状態にさせる場合には電磁方向切換弁14を作動させて
電磁方向切換弁14のロのステーションを作用位置にも
たらせる。油タンク12から圧油は電磁方向切換弁14
により油路が閉じられ、シリンダ3,4の各下室へ圧油
が送られることはない。電磁方向切換弁がロのステーシ
ョンとなり管路16は油タンク12側に接続されて背圧
がなくなり、各ピストン3a,4aは各スプリング5,
5により下方に押し下げられる。各シリンダ3,4の各
下室内の油は管路16,16から分岐点15を通って電
磁方向切換弁14のロのステーションから油タンク12
に戻される。各ピストン3a,4aの下降に伴って各ピ
ストンロッド3b,4bが下降し、クランプ駒6,6は
基台1の顎部1a,1aとの係合が解かれ、アンクラン
プ状態となる。このとき各ピストン3a,4aの上部ピ
ストンロッド3c,4cも下降し、このピストンロッド
3c,4cに取り付けられている板材7及び突設部7a
もともに同一量下降する。従って突設部7aが近接スイ
ッチ11に接近して近接スイッチ11との距離が図2の
隙間bの如く短くなる。このとき近接スイッチ11から
は信号が出力されず、そのためアンクランプ状態と判断
される。
【0011】電磁方向切換弁14を作動させ電磁方向切
換弁14のイのステーションを作用位置にもたらせたと
き、何らかの不具合により圧油が一方のシリンダ3の下
室にしかおくられなかった場合、或いは圧油は両シリン
ダ3,4の下室に送られたにもかかわらず一方のピスト
ン3aしか上昇しなかった場合には、下方ピストンロッ
ド3bのみが上昇し移動体本体2は基台1に対して片方
のみクランプした状態となる。このときピストンロッド
3c,4cの連結板材7は傾斜状となる。そして板材7
の突設部7aと近接スイッチ11との距離は図3に示す
ように隙間cとなり、この隙間cは図1の隙間aよりも
小さいため近接スイッチ11は信号を出すことがない。
即ちアンクランプ状態と判断される。連結板材7を弾性
変形可能な例えば板ばね材等にて構成しておけば複数の
ピストンロッドが同一動きを行わず、従って連結板材7
が傾斜状に保持されるというこのような不具合事故に対
応できるものである。その他図4に示すように連結板材
7と上部ピストンロッド3c,4cとの係合について、
一方の上部ピストンロッド例えば4cと連結板材7とは
枢支状態で係合させる。他の上部ピストンロッド3cと
は連結板材7に長穴を設け、上部ピロトンロッド3cに
はこの長穴内を移動可能なピン17を植設するようにし
て係合させるようになすことも可能である。
【0012】上記説明では2つのシリンダ3,4を設け
た場合について説明したが、更に多くのシリンダを配設
し、それぞれのシリンダの上部ピストンロッドを連結す
る板材を取り付けて、唯一つの近接スイッチにてクラン
プ,アンクランプの確認を行わせるようになすことも可
能である。例えば4個のシリンダを方形に配置し、各ピ
ストンロッドの先端をX字形の板材にて連結させ、X字
形の交点中央部に対向する位置に近接スイッチを設ける
等各種の変形が可能となる。
【0013】また上記説明では各シリンダの上室にスプ
リングを挿入し、下室に圧油を送るようになしたが、逆
にシリンダの上室に圧油を送り、下室にスプリングを挿
入する構成となすことも出来る。更にシリンダに代えて
モータを用いて複数のクランプ用ねじ軸をスプロケット
とチエーンにて連結して同時に回転させるように構成す
ることも可能である。更にリンク機構を用い単一のシリ
ンダまたはモータにて駆動させるように構成することも
可能である。更にモータまたはシリンダにより楔部材を
進退させてクランプ軸を上下させるようにこことも可能
である。
【0014】更に上記説明では各上部ピストンロッドを
連結する板材を弾性変形可能な材質となして片クランプ
状態の場合にも対応できるようになしたが、各上部ピス
トンロッドを連結する部材を弾性変形可能な材質とせ
ず、図4に示すよう一方の上部ピストンロッドとの係合
部に長穴を設けて、片クランプ状態に対して対応させる
ことも可能である。
【0015】
【発明の効果】基台に対し移動部材を複数個所にてクラ
ンプする場合に、複数のクランプ部材の動きを個所の単
一の検出装置にて検出するようになしたので、複数のク
ランプ部材の動きを簡素な構造で確実に検出することが
可能となった。また検出装置が単一のため制御が簡単に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動部材クランプ機構の全体説明図で
あってクランプ状態を示す。
【図2】本発明の移動部材クランプ機構でアンクランプ
状態を示す。
【図3】本発明の移動部材クランプ機構で片クランプ状
態を示す。
【図4】本発明のピストンロッド連結部材の他の実施例
を示す。
【図5】従来の技術の信号取出し部概略図を示す。
【符号の説明】
1 基台 2 移動部材 3,4 シリンダ 3a,4a ピストン 7 連結部材 11 近接スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の動作を行う複数のクランプ部材に
    て移動部材を基台にクランプする際のクランプ部材の動
    き量を検出するクランプ確認機構であって、複数のクラ
    ンプ部材の各クランプ軸を連結しクランプ軸の動き量を
    一箇所で検出できるようにした連結部材と、該連結部材
    の動き量を検知する検出装置を連結部材に対向する唯一
    箇所の位置に設けたことを特徴とするクランプ確認機
    構。
JP12323797A 1997-04-24 1997-04-24 クランプ確認機構 Pending JPH10296562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12323797A JPH10296562A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 クランプ確認機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12323797A JPH10296562A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 クランプ確認機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10296562A true JPH10296562A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14855601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12323797A Pending JPH10296562A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 クランプ確認機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH10296562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159418A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 Smc株式会社 クランプ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159418A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 Smc株式会社 クランプ装置

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