JPH10295867A - パット練習器 - Google Patents
パット練習器Info
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- JPH10295867A JPH10295867A JP10498797A JP10498797A JPH10295867A JP H10295867 A JPH10295867 A JP H10295867A JP 10498797 A JP10498797 A JP 10498797A JP 10498797 A JP10498797 A JP 10498797A JP H10295867 A JPH10295867 A JP H10295867A
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- putting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単でコンパクトな構成で、狭い室内において
も効果的にロングパットの練習を可能にすること。 【解決手段】打球点が記された仮想グリーン面となるマ
ットと、打ち出された球の速度検出手段、グリーン面速
度や仮想カップまでの距離等の設定条件を入力可能な入
力手段、入力された設定条件及びパッティング結果とな
る打球の到達予測距離を表示する表示手段等を備え、前
記マットを挟んで対向状態に設置される一対の制御ボッ
クスと、打ち出された球が前記打球点に戻るだけの弾性
力を有する打球受け部とを具備するパット練習器であっ
て、前記設定条件やパッティング結果の距離の単位を、
メートル、ヤード、歩数のうちから選択可能とした。
も効果的にロングパットの練習を可能にすること。 【解決手段】打球点が記された仮想グリーン面となるマ
ットと、打ち出された球の速度検出手段、グリーン面速
度や仮想カップまでの距離等の設定条件を入力可能な入
力手段、入力された設定条件及びパッティング結果とな
る打球の到達予測距離を表示する表示手段等を備え、前
記マットを挟んで対向状態に設置される一対の制御ボッ
クスと、打ち出された球が前記打球点に戻るだけの弾性
力を有する打球受け部とを具備するパット練習器であっ
て、前記設定条件やパッティング結果の距離の単位を、
メートル、ヤード、歩数のうちから選択可能とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内等におい
て、ロングパットを含むパット練習を効果的に行うこと
のできるパット練習器に関する。
て、ロングパットを含むパット練習を効果的に行うこと
のできるパット練習器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パット練習器として種々のものが
開発され、また実際に市場に提供されている。
開発され、また実際に市場に提供されている。
【0003】ところが、これらのパット練習器は、業務
用のシュミレーションゴルフなどのように高価な大型の
装置を除けば、所定長さの人工マットに単に穴をあけた
だけのものが主流であり、ロングパットの練習を行える
ものではなかった。
用のシュミレーションゴルフなどのように高価な大型の
装置を除けば、所定長さの人工マットに単に穴をあけた
だけのものが主流であり、ロングパットの練習を行える
ものではなかった。
【0004】かかるロングパットはゴルファーにとって
非常に難しいものであり、これを克服するには、特にそ
の距離感を養うことが最も重要である。
非常に難しいものであり、これを克服するには、特にそ
の距離感を養うことが最も重要である。
【0005】しかしながら、一般アマチュアの大多数は
この練習の機会がないために、実戦において目測による
勘に頼るだけとなって、3パット、時には4パットとい
う結果となり、スコアを大きく崩す要因となっていた。
この練習の機会がないために、実戦において目測による
勘に頼るだけとなって、3パット、時には4パットとい
う結果となり、スコアを大きく崩す要因となっていた。
【0006】そこで、一般家庭等の室内においてロング
パットの練習を可能としたものが、特開平8−0570
93号公報により開示された。
パットの練習を可能としたものが、特開平8−0570
93号公報により開示された。
【0007】これは、ボールの初速及び打ち出し角度を
電子回路により算出し、これらに基づいて、仮想グリー
ン上を転がるボールの位置が逐次計算されてシュミレー
ションされ、このシュミレーション結果をテレビ画面に
表示するようにしたものである。
電子回路により算出し、これらに基づいて、仮想グリー
ン上を転がるボールの位置が逐次計算されてシュミレー
ションされ、このシュミレーション結果をテレビ画面に
表示するようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したパ
ット練習器は、ロングパットの練習は確かに可能ではあ
るが、これがそのまま実戦において好結果につながるも
のではなかった。
ット練習器は、ロングパットの練習は確かに可能ではあ
るが、これがそのまま実戦において好結果につながるも
のではなかった。
【0009】すなわち、距離感を養うためには、ボール
とカップまでの距離とグリーンの早さを正しく把握する
とともに、それに応じたパターのテイクバックの大きさ
を体で覚えなければならない。また、プレイヤーによっ
ては、距離の把握のしかたがメートル、ヤード、歩数と
単位がそれぞれ異なっているので、練習器の距離の単位
が一定であると、その単位に慣れているものはいいが、
異なっている者にとっては長年慣れ親しんでいる感覚と
違和感があるので距離の正確な把握が難しくなってしま
う。特に、実際のグリーン上では、ロングパットの場
合、歩測して距離を測ることが一般的であるが、上記し
た練習器では歩数で距離を示すことはできないものであ
った。
とカップまでの距離とグリーンの早さを正しく把握する
とともに、それに応じたパターのテイクバックの大きさ
を体で覚えなければならない。また、プレイヤーによっ
ては、距離の把握のしかたがメートル、ヤード、歩数と
単位がそれぞれ異なっているので、練習器の距離の単位
が一定であると、その単位に慣れているものはいいが、
異なっている者にとっては長年慣れ親しんでいる感覚と
違和感があるので距離の正確な把握が難しくなってしま
う。特に、実際のグリーン上では、ロングパットの場
合、歩測して距離を測ることが一般的であるが、上記し
た練習器では歩数で距離を示すことはできないものであ
った。
【0010】また、テイクバックの大きさを体で覚える
ためには、同条件の下で一定のリズムをもって反復練習
することが必要となるが、上記パット練習器ではそのリ
ズムを掴むことができず、しかも、シュミレーションの
画面表示により、一回毎のパッティング結果のみに気を
とられがちとなるというマイナスの作用がはたらくこと
になって、距離感を体で覚えることが難しいものであっ
た。
ためには、同条件の下で一定のリズムをもって反復練習
することが必要となるが、上記パット練習器ではそのリ
ズムを掴むことができず、しかも、シュミレーションの
画面表示により、一回毎のパッティング結果のみに気を
とられがちとなるというマイナスの作用がはたらくこと
になって、距離感を体で覚えることが難しいものであっ
た。
【0011】本発明は、上記課題を解決することのでき
るパット練習器を提供することを目的としている。
るパット練習器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、請求項1記載の本発明では、打球点が記さ
れた仮想グリーン面となるマットと、打ち出された球の
速度検出手段、グリーン面速度や仮想カップまでの距離
等の設定条件を入力可能な入力手段、入力された設定条
件及びパッティング結果となる打球の到達予測距離を表
示する表示手段等を備え、前記マットを挟んで対向状態
に設置される一対の制御ボックスと、打ち出された球が
前記打球点に戻るだけの弾性力を有する打球受け部とを
具備するパット練習器であって、前記設定条件やパッテ
ィング結果の距離の単位を、メートル、ヤード、歩数の
うちから選択可能とした。したがって、使用者はカップ
までの距離を自分に適した距離表示の下で正確に把握す
ることができる。
するために、請求項1記載の本発明では、打球点が記さ
れた仮想グリーン面となるマットと、打ち出された球の
速度検出手段、グリーン面速度や仮想カップまでの距離
等の設定条件を入力可能な入力手段、入力された設定条
件及びパッティング結果となる打球の到達予測距離を表
示する表示手段等を備え、前記マットを挟んで対向状態
に設置される一対の制御ボックスと、打ち出された球が
前記打球点に戻るだけの弾性力を有する打球受け部とを
具備するパット練習器であって、前記設定条件やパッテ
ィング結果の距離の単位を、メートル、ヤード、歩数の
うちから選択可能とした。したがって、使用者はカップ
までの距離を自分に適した距離表示の下で正確に把握す
ることができる。
【0013】また、請求項2記載の本発明では、複数の
練習モードを備え、同練習モードのうち、少なくとも一
つは、仮想カップまでの距離を設定入力すると、その距
離に対するパッティング結果に応じて設定条件が自動的
に変化するステップアップ機能を有することとした。し
たがって、短い距離から長い距離までのパッティング感
覚を段階的に確実に習得することができる。
練習モードを備え、同練習モードのうち、少なくとも一
つは、仮想カップまでの距離を設定入力すると、その距
離に対するパッティング結果に応じて設定条件が自動的
に変化するステップアップ機能を有することとした。し
たがって、短い距離から長い距離までのパッティング感
覚を段階的に確実に習得することができる。
【0014】また、請求項3記載の本発明では、前記制
御ボックスに、パッティングのストロークタイミングを
リズム表示するリズム表示手段を設けた。したがって、
距離に応じたテイクバックの大きさなどを体にリズムで
覚えさせることができる。
御ボックスに、パッティングのストロークタイミングを
リズム表示するリズム表示手段を設けた。したがって、
距離に応じたテイクバックの大きさなどを体にリズムで
覚えさせることができる。
【0015】また、請求項4記載の本発明では、上記リ
ズム表示手段は、音及び/又は光により表示することと
した。したがって、耳や目でリズムを掴むことができ
る。
ズム表示手段は、音及び/又は光により表示することと
した。したがって、耳や目でリズムを掴むことができ
る。
【0016】また、請求項5記載の本発明では、上記表
示手段は、表示内容に応じて異なる効果音を発する発音
手段を具備することとした。したがって、表示手段を見
ないでも音による認識が可能となるとともに、楽しく練
習を行える。
示手段は、表示内容に応じて異なる効果音を発する発音
手段を具備することとした。したがって、表示手段を見
ないでも音による認識が可能となるとともに、楽しく練
習を行える。
【0017】さらに、請求項6記載の本発明では、上記
打球受け部は、マット幅の布地を渦巻状に巻回して形成
した。したがって、廉価で構成できるとともに、球を打
球点に確実に戻せる。
打球受け部は、マット幅の布地を渦巻状に巻回して形成
した。したがって、廉価で構成できるとともに、球を打
球点に確実に戻せる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、打球点が記された仮想
グリーン面となるマットと、打ち出された球の速度検出
手段、グリーン面速度や仮想カップまでの距離等の設定
条件を入力可能な入力手段、入力された設定条件及びパ
ッティング結果となる打球の到達予測距離を表示する表
示手段等を備え、前記マットを挟んで対向状態に設置さ
れる一対の制御ボックスと、打ち出された球が前記打球
点に戻るだけの弾性力を有する打球受け部とを具備する
パット練習器であって、前記設定条件やパッティング結
果の距離の単位を、メートル、ヤード、歩数のうちから
選択可能としたパット練器である。
グリーン面となるマットと、打ち出された球の速度検出
手段、グリーン面速度や仮想カップまでの距離等の設定
条件を入力可能な入力手段、入力された設定条件及びパ
ッティング結果となる打球の到達予測距離を表示する表
示手段等を備え、前記マットを挟んで対向状態に設置さ
れる一対の制御ボックスと、打ち出された球が前記打球
点に戻るだけの弾性力を有する打球受け部とを具備する
パット練習器であって、前記設定条件やパッティング結
果の距離の単位を、メートル、ヤード、歩数のうちから
選択可能としたパット練器である。
【0019】そして、スティンプメータ(商標)により
設定されたプロトーナメント並みの高速グリーン、一般
的に速いといわれるグリーン、遅めのグリーン等のグリ
ーン面速度を予め設定し、その中から練習目的に応じて
選択するようにしたり、あるいは、グリーン面速度を実
戦に即して自由に設定可能とし、自分の目的とするゴル
フコースのグリーン面速度に合わせたパッティング練習
を繰り返し行えるようにしている。
設定されたプロトーナメント並みの高速グリーン、一般
的に速いといわれるグリーン、遅めのグリーン等のグリ
ーン面速度を予め設定し、その中から練習目的に応じて
選択するようにしたり、あるいは、グリーン面速度を実
戦に即して自由に設定可能とし、自分の目的とするゴル
フコースのグリーン面速度に合わせたパッティング練習
を繰り返し行えるようにしている。
【0020】パットの練習の際には、マット上の打球点
にゴルフボールを載置し、打球受け部に向けて、設定し
た距離をイメージしながら打ち出すもので、打ち出され
た球は打球受け部にて適当に勢いを吸収されるととも
に、程よい球足で打球点側に跳ね返される。
にゴルフボールを載置し、打球受け部に向けて、設定し
た距離をイメージしながら打ち出すもので、打ち出され
た球は打球受け部にて適当に勢いを吸収されるととも
に、程よい球足で打球点側に跳ね返される。
【0021】しかも、目標とする距離の設定を行う場合
に、メートル、ヤード、歩数のうちから自分の慣れ親し
んだ距離単位を選択することができるので、距離のイメ
ージが明瞭となり、カップまでの距離を正確に把握する
ことができる。
に、メートル、ヤード、歩数のうちから自分の慣れ親し
んだ距離単位を選択することができるので、距離のイメ
ージが明瞭となり、カップまでの距離を正確に把握する
ことができる。
【0022】そして、パッティング結果、すなわち、球
の到達予想距離が表示され、目標設定を行っている場合
は、そのパッティング結果が設定値に対してどの程度の
差があるかがその絶対値で表示される。このときの単位
も初めに設定した単位(メートル、ヤード、歩数)で表
される。なお、差の表示は絶対値ではなく、+−表示と
することもできる。
の到達予想距離が表示され、目標設定を行っている場合
は、そのパッティング結果が設定値に対してどの程度の
差があるかがその絶対値で表示される。このときの単位
も初めに設定した単位(メートル、ヤード、歩数)で表
される。なお、差の表示は絶対値ではなく、+−表示と
することもできる。
【0023】また、本パット練習器は、複数の練習モー
ドを備えており、同練習モードの一つとして、仮想カッ
プまでの距離を設定入力すると、その距離に対するパッ
ティング結果に応じて設定条件が自動的に変化するステ
ップアップ機能をもたせたモードを設定するとよい。
ドを備えており、同練習モードの一つとして、仮想カッ
プまでの距離を設定入力すると、その距離に対するパッ
ティング結果に応じて設定条件が自動的に変化するステ
ップアップ機能をもたせたモードを設定するとよい。
【0024】すなわち、短い距離の目標設定から開始さ
れ、その設定距離に対してOK(誤差が許容範囲にある
距離であり、ここでは1メートル、あるいは1ヤード、
あるいは1歩の単位距離とする)である場合は、順次、
単位距離分だけ長くなり、最長距離まで自動的にステッ
プアップする機能を有する練習モードをもたせている。
したがって、意欲的に練習に取り組むことができるよう
になる。
れ、その設定距離に対してOK(誤差が許容範囲にある
距離であり、ここでは1メートル、あるいは1ヤード、
あるいは1歩の単位距離とする)である場合は、順次、
単位距離分だけ長くなり、最長距離まで自動的にステッ
プアップする機能を有する練習モードをもたせている。
したがって、意欲的に練習に取り組むことができるよう
になる。
【0025】また、前記制御ボックスに、パッティング
のストロークタイミングをリズム表示するリズム表示手
段を設けることが好ましく、このリズム表示手段は、音
及び/又は光により表示することができる。
のストロークタイミングをリズム表示するリズム表示手
段を設けることが好ましく、このリズム表示手段は、音
及び/又は光により表示することができる。
【0026】すなわち、ロングパットの距離感を習得す
るには、グリーン面速度と距離に応じたテイクバックの
大きさを体で覚えなければならないが、このリズム表示
手段を設けることで、常に一定のリズムで練習すること
ができ、そのリズムとともにテイクバックの大きさを体
で早期に覚え込ませることができる。しかも、そのリズ
ムが光の点滅で表示されたり、音で表示されるのでリズ
ム感が得やすい。
るには、グリーン面速度と距離に応じたテイクバックの
大きさを体で覚えなければならないが、このリズム表示
手段を設けることで、常に一定のリズムで練習すること
ができ、そのリズムとともにテイクバックの大きさを体
で早期に覚え込ませることができる。しかも、そのリズ
ムが光の点滅で表示されたり、音で表示されるのでリズ
ム感が得やすい。
【0027】また、上記制御ボックスに設けられた表示
手段は、表示内容に応じて異なる効果音を発する発音手
段を具備する構成とすることもできる。
手段は、表示内容に応じて異なる効果音を発する発音手
段を具備する構成とすることもできる。
【0028】したがって、表示手段を見ないでも音によ
る認識が可能となるとともに、楽しく練習を行うことが
できる。
る認識が可能となるとともに、楽しく練習を行うことが
できる。
【0029】さらに、上記打球受け部は、マット幅の布
地を渦巻状に巻回して形成したものとするとよく、それ
を適当な布地でカバーして見栄えを整えるとなおよい。
かかる構成の打球受け部であれば、廉価でありながら、
球が勢いよく跳ね返ったりすることがなく安全で、か
つ、球を打球点方向へ確実に戻すことができる。
地を渦巻状に巻回して形成したものとするとよく、それ
を適当な布地でカバーして見栄えを整えるとなおよい。
かかる構成の打球受け部であれば、廉価でありながら、
球が勢いよく跳ね返ったりすることがなく安全で、か
つ、球を打球点方向へ確実に戻すことができる。
【0030】このように、本発明では、通常誰もが苦手
とするロングパットを自宅等の狭い室内等でも容易、か
つ効果的に練習することができ、確実な技術向上に寄与
することができる。
とするロングパットを自宅等の狭い室内等でも容易、か
つ効果的に練習することができ、確実な技術向上に寄与
することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0032】図1は本実施例に係るパット練習器Aの平
面視による説明図であり、図示するように、打球点10が
記された仮想グリーン面となるマット1と、同マット1
を挟んで対向状態に設置される一対の制御ボックス2a,2
b と、打ち出された球Bが前記打球点10に戻るだけの弾
性力を有する打球受け部3とを具備している。本実施例
では、一般家庭の室内においても十分練習することがで
きるように、マット1の長さを約90cm、幅を約30cm
としたコンパクトな大きさとしている。
面視による説明図であり、図示するように、打球点10が
記された仮想グリーン面となるマット1と、同マット1
を挟んで対向状態に設置される一対の制御ボックス2a,2
b と、打ち出された球Bが前記打球点10に戻るだけの弾
性力を有する打球受け部3とを具備している。本実施例
では、一般家庭の室内においても十分練習することがで
きるように、マット1の長さを約90cm、幅を約30cm
としたコンパクトな大きさとしている。
【0033】そして、前記制御ボックス2a,2b に、ステ
ィンプメータ(商標)により決定したプロトーナメント
並みの高速グリーン、一般的に速いといわれるグリー
ン、遅めのグリーン等のグリーン面速度を予め設定して
おり、これらの中から、後述するセットアップモードに
より自分の目的とするゴルフコースのグリーン面速度に
条件を選択可能として、その設定条件下においてパッテ
ィング練習を繰り返し行えるようにしている。なお、グ
リーン面速度は、後述するセットアップモードにより、
自由に設定入力することもできる。
ィンプメータ(商標)により決定したプロトーナメント
並みの高速グリーン、一般的に速いといわれるグリー
ン、遅めのグリーン等のグリーン面速度を予め設定して
おり、これらの中から、後述するセットアップモードに
より自分の目的とするゴルフコースのグリーン面速度に
条件を選択可能として、その設定条件下においてパッテ
ィング練習を繰り返し行えるようにしている。なお、グ
リーン面速度は、後述するセットアップモードにより、
自由に設定入力することもできる。
【0034】パットの練習の際には、マット1上の打球
点10に球(ゴルフボール)Bを載置し、打球受け部3に
向けて打ち出すもので、打ち出された球Bは打球受け部
3にて適当に勢いを吸収されるとともに、程よい球足で
打球点10側に跳ね返されるように構成されている。
点10に球(ゴルフボール)Bを載置し、打球受け部3に
向けて打ち出すもので、打ち出された球Bは打球受け部
3にて適当に勢いを吸収されるとともに、程よい球足で
打球点10側に跳ね返されるように構成されている。
【0035】なお、図1中、Wは壁体、Lは制御ボック
ス2a,2b 間を接続する電気信号線、Cは電源コードであ
る。
ス2a,2b 間を接続する電気信号線、Cは電源コードであ
る。
【0036】図2及び図3に制御ボックス2a,2b の拡大
平面図を、図4にその断面図を示している。
平面図を、図4にその断面図を示している。
【0037】制御ボックス2a,2b は、それぞれ、長さ約
20cm、幅約8cm、高さ約6cmの箱体2で構成され
ており、打球点10から約40cm離して対向状態に載置さ
れている。そして、ボール速度検出手段として、発光部
S1及び受光部S2からなる周知の光センサSを備えてい
る。
20cm、幅約8cm、高さ約6cmの箱体2で構成され
ており、打球点10から約40cm離して対向状態に載置さ
れている。そして、ボール速度検出手段として、発光部
S1及び受光部S2からなる周知の光センサSを備えてい
る。
【0038】本実施例では、右利きの者が練習する際
に、足元側に位置する一側の制御ボックス2a内に、図3
に示すように一定の間隔をおいて配設した一対の発光部
S1を内蔵させ、練習者の向かい側に位置する他側の制御
ボックス2b内に、一対の受光部S2を内蔵させている。図
2〜図4中、20は発光窓、21は受光窓、25は基板、26は
脚部である。
に、足元側に位置する一側の制御ボックス2a内に、図3
に示すように一定の間隔をおいて配設した一対の発光部
S1を内蔵させ、練習者の向かい側に位置する他側の制御
ボックス2b内に、一対の受光部S2を内蔵させている。図
2〜図4中、20は発光窓、21は受光窓、25は基板、26は
脚部である。
【0039】さらに、前記制御ボックス2bの上面には、
グリーン面速度や仮想カップまでの距離等の設定条件を
入力可能な入力手段としての各種スイッチ22a,22b,22c,
22dと、入力された設定条件及びパッティング結果とな
る打球の到達予測距離を表示する表示手段としてLED か
らなる表示ランプ23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g 及び表
示窓24a,24b,24c,24d を設けている。
グリーン面速度や仮想カップまでの距離等の設定条件を
入力可能な入力手段としての各種スイッチ22a,22b,22c,
22dと、入力された設定条件及びパッティング結果とな
る打球の到達予測距離を表示する表示手段としてLED か
らなる表示ランプ23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g 及び表
示窓24a,24b,24c,24d を設けている。
【0040】本実施例では、基本的にスイッチ22a は後
述する練習モードの切替えを、スイッチ22b,22c は設定
数値のUP・DOWNを、スイッチ22d は本パット練習
器AのON・OFF操作するものであり、また、各スイ
ッチ22a 〜22d のうち、所定のペアリングング同士を同
時操作することでその他の設定・操作も可能としてい
る。
述する練習モードの切替えを、スイッチ22b,22c は設定
数値のUP・DOWNを、スイッチ22d は本パット練習
器AのON・OFF操作するものであり、また、各スイ
ッチ22a 〜22d のうち、所定のペアリングング同士を同
時操作することでその他の設定・操作も可能としてい
る。
【0041】また、表示窓24a には目標距離の設定値や
実際にパットした際の球Bの到達予想距離が表示され、
いずれが表示されているかは表示ランプ23a (目標)、
表示ランプ23b (実打)の点灯で認識することができ
る。
実際にパットした際の球Bの到達予想距離が表示され、
いずれが表示されているかは表示ランプ23a (目標)、
表示ランプ23b (実打)の点灯で認識することができ
る。
【0042】表示窓24b は設定した目標距離と球の到達
予想距離との差を表示するもので、一回毎に絶対値ある
いは+−による偏差で表示されるとともに、所定時間後
(例えば2秒後)にはそれまでの平均の差が表示され
る。各表示に調時して表示ランプ23c (差)、表示ラン
プ23d (平均)が点灯する。
予想距離との差を表示するもので、一回毎に絶対値ある
いは+−による偏差で表示されるとともに、所定時間後
(例えば2秒後)にはそれまでの平均の差が表示され
る。各表示に調時して表示ランプ23c (差)、表示ラン
プ23d (平均)が点灯する。
【0043】表示窓24c は設定距離に対するOK(設定
距離と実打との誤差が許容範囲にある距離)の回数を表
示する。
距離と実打との誤差が許容範囲にある距離)の回数を表
示する。
【0044】また、表示窓24d には、練習したパットの
累計回数と、後述するオートステップアップ機能を有す
る練習モード時の最終ステップの目標距離が表示され
る。
累計回数と、後述するオートステップアップ機能を有す
る練習モード時の最終ステップの目標距離が表示され
る。
【0045】上記構成において、本発明では、前記設定
条件やパッティング結果の距離の単位を、メートル、ヤ
ード、歩数のうちから選択可能としている。
条件やパッティング結果の距離の単位を、メートル、ヤ
ード、歩数のうちから選択可能としている。
【0046】すなわち、目標とする距離の設定を行う場
合に、メートル、ヤード、歩数のうちから自分の慣れ親
しんだ距離単位を選択することができるもので、本実施
例ではメートル表示を基本表示とし、前記スイッチ22a
とスイッチ22b とを同時に押すと、設定条件を入力する
セットアップモードとなり、同モードにおいて、距離単
位の切替えが可能となる。なお、セットアップモードに
ついては後述する。
合に、メートル、ヤード、歩数のうちから自分の慣れ親
しんだ距離単位を選択することができるもので、本実施
例ではメートル表示を基本表示とし、前記スイッチ22a
とスイッチ22b とを同時に押すと、設定条件を入力する
セットアップモードとなり、同モードにおいて、距離単
位の切替えが可能となる。なお、セットアップモードに
ついては後述する。
【0047】例えば、距離単位を歩数で表す場合には、
同セットアップモードにおいて設定数値のUP・DOW
Nを行うスイッチ22b,22c を操作して自分の歩幅をcm
の単位で入力すると自動的に換算されてメートル表示が
歩数表示となる。そして、この選択に応じて、メート
ル、ヤード、歩数に対応する表示ランプ23e,23f,23g が
点灯する。
同セットアップモードにおいて設定数値のUP・DOW
Nを行うスイッチ22b,22c を操作して自分の歩幅をcm
の単位で入力すると自動的に換算されてメートル表示が
歩数表示となる。そして、この選択に応じて、メート
ル、ヤード、歩数に対応する表示ランプ23e,23f,23g が
点灯する。
【0048】かかる構成とすることにより、距離を使用
者の慣れた単位で表すことができるので距離感が明瞭と
なり、違和感なく練習に取り組める。
者の慣れた単位で表すことができるので距離感が明瞭と
なり、違和感なく練習に取り組める。
【0049】ここで、練習モードについて説明する。
【0050】本パット練習器は、モード1〜7までの練
習モードを備えており、モード1では目標がなくパッテ
ィングした球の到達予想距離のみが表示される自由練習
モードである。
習モードを備えており、モード1では目標がなくパッテ
ィングした球の到達予想距離のみが表示される自由練習
モードである。
【0051】モード2は、自分で目標距離を設定し、そ
の目標に対して練習を行うもので、目標値は任意に変更
可能である。
の目標に対して練習を行うもので、目標値は任意に変更
可能である。
【0052】モード3がオートステップアップ機能を有
する練習モードであり、短い距離の目標設定から開始さ
れ、その設定距離に対してOKである場合は、順次、単
位距離分だけ長くなり、最長距離まで自動的にステップ
アップするものである。
する練習モードであり、短い距離の目標設定から開始さ
れ、その設定距離に対してOKである場合は、順次、単
位距離分だけ長くなり、最長距離まで自動的にステップ
アップするものである。
【0053】また、モード4及び5もこのオートステッ
プアップ機能を有する練習モードであるが、モード3で
は設定目標に対して何度でもトライできるが、モード4
ではOKでなければ、1度だけのトライチャンスが与え
られあるのみで、これをOKとすることができなければ
目標値が1ステップダウンし、再度前回の目標値をクリ
アしなければならない。
プアップ機能を有する練習モードであるが、モード3で
は設定目標に対して何度でもトライできるが、モード4
ではOKでなければ、1度だけのトライチャンスが与え
られあるのみで、これをOKとすることができなければ
目標値が1ステップダウンし、再度前回の目標値をクリ
アしなければならない。
【0054】他方、モード5では、トライチャンスが全
くなく、目標値に対してOKとすることができなければ
目標値が即座に1ステップダウンする。
くなく、目標値に対してOKとすることができなければ
目標値が即座に1ステップダウンする。
【0055】さらに、モード6は、ランダムに表示され
る目標値に対して練習するモードであり、表示窓24b に
おける1回毎の差、平均の差から結果を判断することが
できる。
る目標値に対して練習するモードであり、表示窓24b に
おける1回毎の差、平均の差から結果を判断することが
できる。
【0056】また、モード7はゲーム性をもたせたもの
で、実戦の18ホールに見立てた18回のランダム表示され
る目標値に対して何回OKを得ることができるかを競う
ものである。
で、実戦の18ホールに見立てた18回のランダム表示され
る目標値に対して何回OKを得ることができるかを競う
ものである。
【0057】以上、各練習モードについて説明したが、
本発明に係るパット練習器Aは、各練習モードにおい
て、パッティングのストロークタイミングをリズム表示
するリズム表示手段4を設けている。
本発明に係るパット練習器Aは、各練習モードにおい
て、パッティングのストロークタイミングをリズム表示
するリズム表示手段4を設けている。
【0058】すなわち、本実施例では、制御ボックス2b
の表示窓24a に表示される目標距離の数字が一定のリズ
ムで点滅するようにしている。なお、専用の発光部を設
けてもよく、さらには、同時にリズム音を発するように
したり、光の点滅に代えてリズム音のみを発するように
してもよい。
の表示窓24a に表示される目標距離の数字が一定のリズ
ムで点滅するようにしている。なお、専用の発光部を設
けてもよく、さらには、同時にリズム音を発するように
したり、光の点滅に代えてリズム音のみを発するように
してもよい。
【0059】いずれにしても、常に一定のリズムで練習
することができるので、そのリズムとともにテイクバッ
クの大きさを体で早期に覚え込ませることができ、効果
的な練習が可能となる。
することができるので、そのリズムとともにテイクバッ
クの大きさを体で早期に覚え込ませることができ、効果
的な練習が可能となる。
【0060】また、本実施例では、制御ボックス2bに設
けられた表示手段として、前記表示ランプ23a,23b,23c,
23d,23e,23f,23g 及び表示窓24a,24b,24c,24d の他、表
示内容に応じて異なる効果音を発する発音手段を設けて
いる。
けられた表示手段として、前記表示ランプ23a,23b,23c,
23d,23e,23f,23g 及び表示窓24a,24b,24c,24d の他、表
示内容に応じて異なる効果音を発する発音手段を設けて
いる。
【0061】例えば、電源投入後、球の到達予想距離の
計測可能なスタンバイ状態、OKの場合、ステップアッ
プモードの全ステップ終了時等にはそれぞれ異なる音を
発して使用者に報知することができる。特に、OKの場
合でも差が+−0、すなわちカップインした場合は、実
際のグリーンでカップイン時に聞こえる独特の音を擬音
化して発するようにすると練習がより楽しいものとな
る。
計測可能なスタンバイ状態、OKの場合、ステップアッ
プモードの全ステップ終了時等にはそれぞれ異なる音を
発して使用者に報知することができる。特に、OKの場
合でも差が+−0、すなわちカップインした場合は、実
際のグリーンでカップイン時に聞こえる独特の音を擬音
化して発するようにすると練習がより楽しいものとな
る。
【0062】なお、上述したリズム表示手段4や発音手
段に関しても、前述したセットアップモードにより設定
可能としており、本実施例におけるセットアップモード
は、グリーン面速度の設定、OK範囲の設定、歩
幅設定、リズムスピードの設定、リズム音の設定、
効果音の設定、利き手設定、の七つの条件設定を可
能としている。
段に関しても、前述したセットアップモードにより設定
可能としており、本実施例におけるセットアップモード
は、グリーン面速度の設定、OK範囲の設定、歩
幅設定、リズムスピードの設定、リズム音の設定、
効果音の設定、利き手設定、の七つの条件設定を可
能としている。
【0063】上記中、利き手設定とは、例えば右打ち
の場合は図1に示すようなスタンス位置となるが、左打
ちの場合はマット1を跨いで反対側にスタンスをとるこ
とになる。一方、左打ちする場合は、表示窓24a,24b,24
c,24d を見易くするために、一対の制御ボックス2a,2b
の配置も互いに入れ替える。このときに、右打ちの場合
と左打ちの場合とでは、制御ボックス2a,2b に設けた発
光部S1及び受光部S2間の2本の光軸のうち、球Bが最初
に横切る光軸と後から横切る光軸とが入れ替わることに
なるので、その入れ替わった状態で球Bの到達予想距離
を算出可能とするために、利き手設定を行うものであ
る。
の場合は図1に示すようなスタンス位置となるが、左打
ちの場合はマット1を跨いで反対側にスタンスをとるこ
とになる。一方、左打ちする場合は、表示窓24a,24b,24
c,24d を見易くするために、一対の制御ボックス2a,2b
の配置も互いに入れ替える。このときに、右打ちの場合
と左打ちの場合とでは、制御ボックス2a,2b に設けた発
光部S1及び受光部S2間の2本の光軸のうち、球Bが最初
に横切る光軸と後から横切る光軸とが入れ替わることに
なるので、その入れ替わった状態で球Bの到達予想距離
を算出可能とするために、利き手設定を行うものであ
る。
【0064】次に、打球受け部3について説明する。
【0065】打球受け部3は、図1に示すようにマット
1と同幅の布地30を、図5に示すように渦巻き状に巻き
込み適度な硬さと弾力性をもたせて、同質の布地30でカ
バー31して構成している。なお、布地30としてはコーデ
ュロイが好適に用いられるが、カバー31の材質としては
一般の生地であれば何でもよい。
1と同幅の布地30を、図5に示すように渦巻き状に巻き
込み適度な硬さと弾力性をもたせて、同質の布地30でカ
バー31して構成している。なお、布地30としてはコーデ
ュロイが好適に用いられるが、カバー31の材質としては
一般の生地であれば何でもよい。
【0066】かかる構成とすることにより、廉価であり
ながら、球Bが勢いよく跳ね返ったりすることがなく安
全で、大きな衝撃音を発することもなく静かであり、か
つ、球Bを打球点10方向へ確実に戻すことができるの
で、連続して練習することができる。
ながら、球Bが勢いよく跳ね返ったりすることがなく安
全で、大きな衝撃音を発することもなく静かであり、か
つ、球Bを打球点10方向へ確実に戻すことができるの
で、連続して練習することができる。
【0067】以上説明してきたように、本実施例に係る
パット練習器Aは、きわめてコンパクトな構成でありな
がら、ロングパットの練習が可能となっており、しか
も、メートル、ヤード、歩数のうちから自分の慣れ親し
んだ距離単位を選択することができるので、距離のイメ
ージが明瞭となり、効果的な練習が可能となる。
パット練習器Aは、きわめてコンパクトな構成でありな
がら、ロングパットの練習が可能となっており、しか
も、メートル、ヤード、歩数のうちから自分の慣れ親し
んだ距離単位を選択することができるので、距離のイメ
ージが明瞭となり、効果的な練習が可能となる。
【0068】また、複数の練習モードを有するので多彩
な練習が可能となり、かつ、リズム表示手段を備えてい
るので、各練習モードにおけるパッティングストローク
を常に一定のリズムで行え、そのリズムとともにテイク
バックの大きさを体で早期に覚え込ませることができる
のでロングパットの距離感を養うのに最適である。
な練習が可能となり、かつ、リズム表示手段を備えてい
るので、各練習モードにおけるパッティングストローク
を常に一定のリズムで行え、そのリズムとともにテイク
バックの大きさを体で早期に覚え込ませることができる
のでロングパットの距離感を養うのに最適である。
【0069】
【発明の効果】本発明は上記のような形態で実施される
もので、以下の効果を奏する。
もので、以下の効果を奏する。
【0070】1)請求項1に係る本発明では、打球点が記
された仮想グリーン面となるマットと、打ち出された球
の速度検出手段、グリーン面速度や仮想カップまでの距
離等の設定条件を入力可能な入力手段、入力された設定
条件及びパッティング結果となる打球の到達予測距離を
表示する表示手段等を備え、前記マットを挟んで対向状
態に設置される一対の制御ボックスと、打ち出された球
が前記打球点に戻るだけの弾性力を有する打球受け部と
を具備するパット練習器であって、前記設定条件やパッ
ティング結果の距離の単位を、メートル、ヤード、歩数
のうちから選択可能としたことにより、通常誰もが苦手
とするロングパットを自宅等の狭い室内等でも容易、か
つ効果的に練習することができ、しかも、使用者はカッ
プまでの距離を自分に適した距離表示の下で正確に把握
することができるので、確実に技術向上を図ることがで
きる。
された仮想グリーン面となるマットと、打ち出された球
の速度検出手段、グリーン面速度や仮想カップまでの距
離等の設定条件を入力可能な入力手段、入力された設定
条件及びパッティング結果となる打球の到達予測距離を
表示する表示手段等を備え、前記マットを挟んで対向状
態に設置される一対の制御ボックスと、打ち出された球
が前記打球点に戻るだけの弾性力を有する打球受け部と
を具備するパット練習器であって、前記設定条件やパッ
ティング結果の距離の単位を、メートル、ヤード、歩数
のうちから選択可能としたことにより、通常誰もが苦手
とするロングパットを自宅等の狭い室内等でも容易、か
つ効果的に練習することができ、しかも、使用者はカッ
プまでの距離を自分に適した距離表示の下で正確に把握
することができるので、確実に技術向上を図ることがで
きる。
【0071】2)請求項2記載の本発明では、複数の練習
モードを備え、同練習モードのうち、少なくとも一つ
は、仮想カップまでの距離を設定入力すると、その距離
に対するパッティング結果に応じて設定条件が自動的に
変化するステップアップ機能を有することとしたので、
短い距離から長い距離までのパッティング感覚を段階的
に確実に習得することができる。
モードを備え、同練習モードのうち、少なくとも一つ
は、仮想カップまでの距離を設定入力すると、その距離
に対するパッティング結果に応じて設定条件が自動的に
変化するステップアップ機能を有することとしたので、
短い距離から長い距離までのパッティング感覚を段階的
に確実に習得することができる。
【0072】3)請求項3記載の本発明では、前記制御ボ
ックスに、パッティングのストロークタイミングをリズ
ム表示するリズム表示手段を設けたことにより、距離に
応じたテイクバックの大きさなどを体にリズムで覚えさ
せることができ、パットの距離感を養うことができる。
ックスに、パッティングのストロークタイミングをリズ
ム表示するリズム表示手段を設けたことにより、距離に
応じたテイクバックの大きさなどを体にリズムで覚えさ
せることができ、パットの距離感を養うことができる。
【0073】4)請求項4記載の本発明では、上記リズム
表示手段は、音及び/又は光の点滅により表示すること
としたので、耳や目でリズムを容易に掴むことができ
る。
表示手段は、音及び/又は光の点滅により表示すること
としたので、耳や目でリズムを容易に掴むことができ
る。
【0074】5)請求項5記載の本発明では、上記表示手
段は、表示内容に応じて異なる効果音を発する発音手段
を具備することとしたので、表示手段を見ないでも音に
よる認識が可能となるとともに、楽しく練習を行える。
段は、表示内容に応じて異なる効果音を発する発音手段
を具備することとしたので、表示手段を見ないでも音に
よる認識が可能となるとともに、楽しく練習を行える。
【0075】6)請求項6記載の本発明では、上記打球受
け部は、マット幅の布地を渦巻状に巻回して形成したの
で、廉価で構成できるとともに、球を打球点に確実に戻
すことができる。
け部は、マット幅の布地を渦巻状に巻回して形成したの
で、廉価で構成できるとともに、球を打球点に確実に戻
すことができる。
【図1】本実施例に係るパット練習器の説明図である。
【図2】同パット練習器の一方の制御ボックスの平面図
である。
である。
【図3】同パット練習器の他方の制御ボックスの平面図
である。
である。
【図4】制御ボックスの断面図である。
【図5】打球受け部の断面図である。
A パット練習器 B 球 1 マット 2a 制御ボックス 2b 制御ボックス 3 打球受け部 10 打球点
Claims (6)
- 【請求項1】打球点が記された仮想グリーン面となるマ
ットと、 打ち出された球の速度検出手段、グリーン面速度や仮想
カップまでの距離等の設定条件を入力可能な入力手段、
入力された設定条件及びパッティング結果となる打球の
到達予測距離を表示する表示手段等を備え、前記マット
を挟んで対向状態に設置される一対の制御ボックスと、 打ち出された球が前記打球点に戻るだけの弾性力を有す
る打球受け部とを具備するパット練習器であって、 前記設定条件やパッティング結果の距離の単位を、メー
トル、ヤード、歩数のうちから選択可能としたことを特
徴とするパット練習器。 - 【請求項2】複数の練習モードを備え、同練習モードの
うち、少なくとも一つは、仮想カップまでの距離を設定
入力すると、その距離に対するパッティング結果に応じ
て設定条件が自動的に変化するステップアップ機能を有
することを特徴とする請求項1記載のパット練習器。 - 【請求項3】 前記制御ボックスに、パッティングのス
トロークタイミングをリズム表示するリズム表示手段を
設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパット
練習器。 - 【請求項4】 上記リズム表示手段は、音及び/又は光
により表示することを特徴とする請求項3記載のパット
練習器。 - 【請求項5】 上記表示手段は、表示内容に応じて異な
る効果音を発する発音手段を具備することを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載のパット練習器。 - 【請求項6】 上記打球受け部は、マット幅の布地を渦
巻状に巻回して形成したことを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載のパット練習器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10498797A JPH10295867A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | パット練習器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10498797A JPH10295867A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | パット練習器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295867A true JPH10295867A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14395454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10498797A Pending JPH10295867A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | パット練習器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10295867A (ja) |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10498797A patent/JPH10295867A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040422 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |