JPH10295276A - スナック菓子 - Google Patents

スナック菓子

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JPH10295276A
JPH10295276A JP9122952A JP12295297A JPH10295276A JP H10295276 A JPH10295276 A JP H10295276A JP 9122952 A JP9122952 A JP 9122952A JP 12295297 A JP12295297 A JP 12295297A JP H10295276 A JPH10295276 A JP H10295276A
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JP
Japan
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noodles
snack
dough
noodle
confectionery
Prior art date
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Pending
Application number
JP9122952A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumitsu Kanai
信光 金井
Nobuko Kiuchi
伸子 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斬新な食感及び風味を有する新しいスナック
菓子を提供する。 【解決手段】 α化して乾燥させた麺類に、チョコレー
ト生地等の油脂性菓子生地を付着させて、スナック菓子
とする。例えば、α化して乾燥させた麺類を破砕してチ
ップ状の麺線11とし、この麺線11の外周にチョコレ
ート生地12をコーティングして、スナック菓子10を
得ることができる。油脂性菓子生地は、麺線の表面だけ
にコーティングされていてもよく、麺線の隙間を埋めつ
くすように充填されていてもよく、油脂性菓子生地のシ
ェルの内部に麺線が封入されたものであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、α化して乾燥させ
た麺類と油脂性菓子生地とを組み合わせたスナック菓子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、中華麺等の麺線をα化して乾
燥させ、食塩、しょうゆ、ソース等で味付けし、所定長
さのチップ状に破砕してなるスナック麺が知られてい
る。このスナック麺は、一般のスナック菓子と同様にそ
のままおやつ、酒のつまみ等として食されている。
【0003】また、チョコレートに代表される油脂性菓
子は、口どけのよいカカオ風味の甘い菓子として、古く
から親しまれている。更に、ビスケット、クッキー等の
表面又は内部にチョコレートを付着又は埋設させた菓子
類も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スナッ
ク麺は、麺類につゆを付着させたのと同じような味覚と
するため、一般に食塩、しょうゆ、ソース等の調味料で
味付けされていた。このため、風味を変化させて製品の
多様化を図ることが困難であり、消費者に飽きられる傾
向があった。
【0005】また、ビスケット、クッキー等の表面又は
内部にチョコレートを付した菓子類も、食感や風味の変
化に乏しく、従来から同じような製品ばかりで、消費者
に飽きられる傾向があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、従来にない
斬新な食感及び風味を有する新しいスナック菓子を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明の第1は、α化して乾燥させた麺類
に、油脂性菓子生地が付着していることを特徴とするス
ナック菓子を提供するものである。
【0008】上記第1の発明によれば、α化して乾燥さ
せた麺類のカリッとした歯触りのよい風味、食感と、油
脂性菓子生地の口どけがよく、上品でコクのある風味、
食感とが同時に味わえるため、従来にない斬新なスナッ
ク菓子を提供することができる。
【0009】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記麺類がチップ状に破砕されており、その表面に
前記油脂性菓子生地がコーティングされているスナック
菓子を提供するものである。
【0010】上記第2の発明によれば、従来のスナック
菓子と同様に、少量ずつ手でつまんで、あるいはスプー
ン等ですくって食べることができる。
【0011】本発明の第3は、前記第1の発明におい
て、前記麺類が麺線が絡まった塊状をなし、前記麺線の
表面に前記油脂性菓子生地がコーティングされ、前記麺
線どうしの間に空隙が残っているスナック菓子を提供す
るものである。
【0012】上記第3の発明によれば、全体として一体
化した塊状をなすので、その端部からかぶりついて食べ
ることができ、麺線どうしの間に空隙が残っているの
で、ザクザクとした歯触りの軽い食感が得られる。
【0013】本発明の第4は、前記第1の発明におい
て、前記麺類の麺線の隙間を埋めつくすように前記油脂
性菓子生地が付着されて、全体として隙間のない塊状を
なしているスナック菓子を提供するものである。
【0014】上記第4の発明によれば、油脂性菓子生地
が隙間を埋めつくすように付着されているので、油脂性
菓子生地のしっとりとした滑らかな食感の中に、α化乾
燥麺類のカリッとした食感が感じられる、よりチョコレ
ートに近い製品を得ることができる。
【0015】本発明の第5は、前記第1の発明におい
て、前記油脂性菓子生地がカプセル状に成形され、前記
麺類が前記カプセル状の菓子生地に包まれているスナッ
ク菓子を提供するものである。
【0016】上記第5の発明によれば、カプセル状をな
す油脂性菓子生地の中から麺類が現れるので、比較的混
合されない状態で2種類のタイプの異なる食品を順次味
わうことができる。
【0017】本発明の第6は、前記第1〜5の発明のい
ずれかにおいて、前記麺類及び前記油脂性菓子生地の他
に、パフ類、フルーツ乾燥品、ナッツ類から選ばれた1
種又は2種以上が混合されているスナック菓子を提供す
るものである。
【0018】上記第6の発明によれば、パフ類、フルー
ツ乾燥品、ナッツ類から選ばれた1種又は2種以上を加
えることによって、製品をより多様化することができ
る。
【0019】本発明の第7は、前記第1〜6の発明のい
ずれかにおいて、前記麺類が80〜20%、前記油脂性
菓子生地が20〜80%含有されている請求項1〜6の
いずれか1つに記載のスナック菓子を提供するものであ
る。
【0020】上記第7の発明によれば、麺類のカリッと
した軽快な食感と、油脂性菓子生地の風味のあるしっと
りした食感とが調和して、斬新な風味、食感の製品を得
ることができる。麺類の割合が上記よりも多いか、又は
油脂性菓子生地の割合が上記よりも少ないと、油脂性菓
子生地のしっとりとした食感が乏しくなり、麺類の割合
が上記よりも少ないか、油脂性菓子生地の割合が上記よ
りも多いと、麺類のカリッとした軽快な食感が乏しくな
る。
【0021】本発明の第8は、前記麺類の麺線の太さが
0.6〜2.5mmであるスナック菓子を提供するもの
である。
【0022】上記第8の発明によれば、麺類が簡単に砕
けない程度の強度が維持されると共に、麺類のカリッと
した軽快な食感が良好に得られる。上記よりも細いと砕
けやすくなり、上記よりも太いと食感が硬くなりすぎる
傾向がある。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明において、麺類としては、
中華麺、うどん、そば、スパゲティ、マカロニ等の各種
のものが採用できるが、特にかん水を用いて製造される
中華麺が適している。また、本発明の麺類は、α化して
乾燥させたものであることが必要とされるが、具体的に
は、麺線を蒸したり、茹でたりしてα化した後、油ちょ
う又は熱風乾燥により乾燥させることにより得られる。
なお、乾燥方法としては、香ばしい風味を付与して粉臭
を弱めることができる油ちょうが特に好ましい。
【0024】上記麺類の原料は、その種類によって適宜
選択すればよく、例えば小麦粉、そば粉、デュアル小麦
のセモリナ等の穀粉に、必要に応じて澱粉、植物蛋白
質、ガム質、食物繊維、卵原料、油脂等の副原料を添加
し、食塩水、かん水等を加えて生地を調製すればよい。
【0025】麺類の製造工程は特に限定されないが、例
えば、上記原料を混合した生地をミキサーで練り合わせ
てドウを形成し、圧延ロールによって徐々に圧延して麺
帯を形成し、この麺帯を所定の太さの麺線になるように
切り出し、好ましくは麺線にウエーブをかけ、蒸す、茹
でる等の手段でα化し、適度な量ずつ仕分けし、油ちょ
う又は熱風乾燥して水分量を好ましくは5%以下にした
後、冷却することによって製造することができる。な
お、麺類には、各種調味料等を付与して所望の味付けを
してもよいが、油脂性菓子生地の風味を生かすため、で
きるだけ淡泊な味付けにすることが好ましい。
【0026】一方、油脂性菓子生地としては、例えば、
純チョコレート生地、準チョコレート生地などが好まし
く用いられるが、その他に規約上はチョコレートとして
定義されない油脂性菓子生地等を用いることもできる。
好ましい例としては、カカオマス及び/又はココア5〜
40重量%、糖類20〜50重量%、粉乳5〜30重量
%、ココアバター及び/又はココアバター代用脂20〜
40重量%、乳化剤0〜1重量%、香料0〜1重量%等
の配合からなる原料を用いて、常法により調製されたも
のが挙げられる。
【0027】本発明においては、上記麺類及び油脂性菓
子生地の他に、パフ類、フルーツ乾燥品、ナッツ類等の
他の食品材料を適宜選択して使用することもできる。パ
フ類としては、例えばとうもろこし、小麦、米等の原料
をエクストルーダで加圧、加熱して押出して膨化させた
ものや、小麦粉、米粉、各種澱粉等の澱粉質原料に、副
原料、調味料、水等を加えて加熱糊化し、膨化させたも
の等が好ましく用いられる。フルーツ乾燥品としては、
例えばいちご、りんご、オレンジ、レーズン等の乾燥品
が好ましく用いられる。ナッツ類としては、アーモン
ド、ピーナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、マ
カダミアナッツ、クルミ等を適当な大きさに破砕したも
のなどが好ましく用いられる。
【0028】麺類、又は、麺類と上記他の食品材料との
混合物に、油脂性菓子生地を付着させる方法としては、
各種の方法が採用できる。例えば、チップ状に破砕し
た麺類と油脂性菓子生地とを押出成形機に供給し、押出
成形機のスクリューで撹拌しながら押出す方法や、麺
類を必要に応じて適当な大きさに破砕した後、レボリン
グパンに入れて油脂性菓子生地をコーティングする方法
や、麺類を油脂性菓子生地が流下する流れ中に入れ
て、油脂性菓子生地をコーティングする方法(エンロー
ビング法)や、油脂性菓子生地を麺類と一緒にモール
ドして所定形状に成形する方法や、油脂性菓子生地の
シェルを作って、その中に麺類を挿入して上記シェルで
封じる方法などが好ましく採用される。
【0029】図1には、本発明によるスナック菓子の一
実施例が示されている。このスナック菓子10は、α化
して乾燥させた麺類を破砕して所定長さのチップ状にし
た麺線11の外周に、チョコレート生地12をコーティ
ングしたものである。このスナック菓子10は、従来の
スナック麺と同様に、所望の量ずつ手でつまんで食べる
ことができる。
【0030】図2には、本発明によるスナック菓子の他
の実施例が示されている。このスナック菓子20は、麺
線21が互いに絡み合って塊状をなし、この麺線21の
外周に図示を省略したチョコレート生地がコーティング
されており、麺線21どうしの間に空隙が残った形状を
なしている。このスナック菓子20は、その端部からか
ぶりついて食べることができ、麺線どうしの間に空隙が
残っているので、ザクザクとした歯触りの軽い食感が得
られる。
【0031】図3には、本発明によるスナック菓子の更
に他の実施例が示されている。このスナック菓子30
は、破砕してチップ状にした麺線31と、チョコレート
生地32とを、押出成形機に供給して押出成形機のスク
リューで撹拌しながら、そのノズルから断面半円状のか
まぼこ形に押出して成形したものである。このスナック
菓子30は、比較的扁平な棒状をなすので、その端部か
らかぶりつきやすくなっている。
【0032】図4には、本発明によるスナック菓子の更
に他の実施例が示されている。このスナック菓子40
は、麺線41とチョコレート生地42とを、型中に供給
して円板状に成形したものであり、麺線41の外周の隙
間を埋めつくすように、チョコレート生地42が充填さ
れている。このスナック菓子40は、チョコレート生地
42の中に歯触りのよい麺線41が埋設されているの
で、チョコレートに近い風味、食感を有している。
【0033】図5には、本発明によるスナック菓子の更
に他の実施例が示されている。このスナック菓子50
は、所定量の麺線51が、予めシェル型に成形されたチ
ョコレート生地52内に封入されてできている。このス
ナック菓子50は、シェル型をなすチョコレート生地5
2を噛み切ると、内部から麺線51がでてくるので、チ
ョコレート生地52の風味、食感と、麺線51の風味、
食感とをそれぞれ個別に順次味わうことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
α化して乾燥させた麺類のカリッとした歯触りのよい風
味、食感と、油脂性菓子生地の口どけがよく、上品でコ
クのある風味、食感とが同時に味わえるため、従来にな
い斬新なスナック菓子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスナック菓子の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本発明によるスナック菓子の他の実施例を示す
斜視図である。
【図3】本発明によるスナック菓子の更に他の実施例を
示す斜視図である。
【図4】本発明によるスナック菓子の更に他の実施例を
示す平面図である。
【図5】本発明によるスナック菓子の更に他の実施例を
示す、前方部分を切り欠いた斜視図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50 スナック菓子 11、21、31、41、51 麺線 12、32、42、52 チョコレート生地

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α化して乾燥させた麺類に、油脂性菓子
    生地が付着していることを特徴とするスナック菓子。
  2. 【請求項2】 前記麺類がチップ状に破砕されており、
    その表面に前記油脂性菓子生地がコーティングされてい
    る請求項1記載のスナック菓子。
  3. 【請求項3】 前記麺類が麺線が絡まった塊状をなし、
    前記麺線の表面に前記油脂性菓子生地がコーティングさ
    れ、前記麺線どうしの間に空隙が残っている請求項1記
    載のスナック菓子。
  4. 【請求項4】 前記麺類の麺線の隙間を埋めつくすよう
    に前記油脂性菓子生地が付着されて、全体として隙間の
    ない塊状をなしている請求項1記載のスナック菓子。
  5. 【請求項5】 前記油脂性菓子生地がカプセル状に成形
    され、前記麺類が前記カプセル状の菓子生地に包まれて
    いる請求項1記載のスナック菓子。
  6. 【請求項6】 前記麺類及び前記油脂性菓子生地の他
    に、パフ類、フルーツ乾燥品、ナッツ類から選ばれた1
    種又は2種以上が混合されている請求項1〜5のいずれ
    か1つに記載のスナック菓子。
  7. 【請求項7】 前記麺類が80〜20%、前記油脂性菓
    子生地が20〜80%含有されている請求項1〜6のい
    ずれか1つに記載のスナック菓子。
  8. 【請求項8】 前記麺類の麺線の太さが0.6〜2.5
    mmである請求項1〜7のいずれか1つに記載のスナッ
    ク菓子。
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