JPH10294905A - デジタル放送受信端末 - Google Patents

デジタル放送受信端末

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JPH10294905A
JPH10294905A JP10293997A JP10293997A JPH10294905A JP H10294905 A JPH10294905 A JP H10294905A JP 10293997 A JP10293997 A JP 10293997A JP 10293997 A JP10293997 A JP 10293997A JP H10294905 A JPH10294905 A JP H10294905A
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JP
Japan
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signal
input
line
switching
audio signal
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Application number
JP10293997A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayakawa
弘之 早川
Satoru Mio
識 三尾
Hisahiro Kato
寿宏 加藤
Toshio Kushida
敏夫 櫛田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 NVODの番組や有料番組を視聴中に、電話がかかって
きて視聴が中断された場合にでも、次回又はそれ以降の
放送回のチャンネルに自動的に切り替えることで、番組
を視聴中断時間を最小にしたり、留守番電話に切り替え
たりする。 【課題】本発明の課題は、ディジタル放送の受信端末に
おいて、 NVODや留守番電話機能により電話がかか
ってきて場合にでもこれに妨げられることなく快適な視
聴を可能にすることにある。 【解決手段】NVODの番組や有料番組を視聴中に、電
話がかかってきて視聴が中断された場合にでも、次回又
はそれ以降の放送回のチャンネルに自動的に切り替える
ことで、番組を視聴中断時間を最小にしたり、内蔵した
留守番電話に切り替えたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の圧縮された映
像及び音声情報、データを受信し再生するデジタル放送
受信端末において、電話回線との接続機能を有する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】映像及び音声の圧縮伝送技術の向上によ
り放送の分野においても映像及び音声の圧縮伝送が可能
となり、多チャンネルで高品質のデジタル放送が開始さ
れた。この多チャンネルを利用してチャンネル放送開始
時間をずらして同一番組を放送することで、見たい時間
から視聴できるNVOD(Near Video OnD
emand)などのサービスが実現した。また、デジタ
ル放送は、多チャンネルのみならず、各種情報をも多重
して伝送できるため、様々な機能を付加することができ
る。一方、放送局側から視聴者への一方的な放送だけで
なく、受信端末のモデム内蔵によって電話回線等を用い
た双方向サービスが可能となった。
【0003】NVODの利用方法に関する技術は、例え
ば、特開平8−163552に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル放送受
信機に内蔵されているモデムは、課金情報の転送や視聴
者の番組への投票参加などの放送局との通信に限定し使
用されてきた。しかしながら、必ずしも内蔵モデムの機
能が有効活用されているとは言えず、内蔵モデムの機能
が有効活用することによって、有料番組を放送するデジ
タル放送が抱える問題、例えば、放送局以外からの電話
による有料番組視聴の中断により視聴者が受ける損害や
不具合などを解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、デジタ
ル放送を受信して映像信号及び音声信号及びデータを出
力するデジタル放送受信端末において、デジタル放送受
信端末全体を制御する制御手段と、デジタル放送を受信
し映像信号及び音声信号を出力する受信再生手段と、電
話回線接続端子と、電話回線接続端子を介して接続され
た電話回線からの着信音を検出し、デジタル変調された
信号か否かを判定し切り替え制御信号を出力する着信検
出手段と、着信検出手段及び制御手段から入力される切
り替え制御信号に応じて電話回線を切り替える回線切り
替え手段と、回線切り替え手段から入力された信号をデ
ジタル復調しデジタルデータを制御手段に対し転送する
デジタル復調部と制御手段から入力されるデジタルデー
タをデジタル変調し回線切り替え手段に出力するデジタ
ル変調部とから構成されるデジタル変復調手段と、入力
された音声を電気信号に変換する音声入力手段と、入力
される音声信号を蓄積し、また、蓄積した音声信号を再
生し出力する音声信号蓄積再生手段と、音声信号蓄積再
生手段から再生された音声信号と音声入力手段から入力
される音声信号とを切り替えて出力する入力信号切り替
え手段と、入力信号切り替え手段から入力される音声信
号は混合して回線切り替え手段に出力し、また、回線切
り替え手段から入力された音声信号は分離して、音声信
号蓄積再生手段に対し出力する回線信号混合分離手段
と、音声信号蓄積再生手段に蓄積される音声信号と受信
再生手段から入力される音声信号とを切り替えて出力す
る信号切り替え手段と、情報表示手段とを有すること
で、デジタル放送を受信中に電話回線からの非デジタル
変調信号の着信を着信検出手段が検出した時、情報表示
手段は着信したことを表示し、音声信号蓄積再生手段
は、蓄積されている所定の音声を再生し、入力信号切り
替え手段は、音声信号蓄積再生手段から入力される音声
信号を切り替えて出力し、回線信号混合分離手段から入
力される音声信号を音声信号蓄積再生手段に蓄積するこ
とにより、テレビ画面で番組を見ながら他からかかって
きた電話の応答をしたり、デジタル放送受信端末内蔵の
留守番電話が人間に代わって電話の対応したり、NVOD(N
ear Video On Demand)の番組の場合、より放送開始時間
の遅いのチャンネルに切りかかることで、例えば、有料
番組を視聴時に他から電話がかかってきても妨げられる
ことなく、有料放送を視聴することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1に従い説
明する。図1に示す実施例では、本発明を多チャンネル
衛星デジタル放送の受信端末に適用した場合について説
明する。図1は、多チャンネル衛星デジタル放送の受信
端末の内部構成を示すブロック図である。図1におい
て、100はマイコン、101はリモコン受光部、10
2はリモコン、105は表示管、110はシステムバ
ス、120は受信信号入力端子、125はチューナ及び
復調回路、130は暗号復号回路及びICカード、140
は多重分離回路、150は映像伸長回路、160はOS
D表示回路、170は音声信号伸長回路、180は信号
切り替え回路、190は音声信号出力端子、191は映
像信号出力端子、200は電話回線接続端子、210は
着信検出回路、215は回線切り替え回路、220はモ
デム、230は回線信号混合分離回路、240は出力信
号切り替え回路、245はA/Dコンバータ、250は
メモリ、260はメモリ制御回路、270は入力信号切
り替え回路、275はD/Aコンバータ、280はアン
プ、285はマイク、430は受信端末である。
【0007】図1に示した受信端末430は、図2に示
す多チャンネル衛星デジタル放送システムで使用され
る。
【0008】図2に多チャンネル衛星デジタル放送シス
テムの構成を示す。図2において400は放送局、41
0は通信衛星、420は各家庭に設置された受信アンテ
ナ、430は図1に示した多チャンネル衛星デジタル放
送の受信端末430、440は公衆電話回線網である。
【0009】図2に示したように多チャンネル衛星デジ
タル放送システムは、放送の運営を行う放送局400
と、放送局400からの電波を受信し受信端末に向けて
電波を配信する通信衛星410と、通信衛星410から
の電波を受信する受信端末430と、放送局400と受
信端末430を電話で結ぶ公衆電話回線網440から構
成されている。
【0010】放送局400は映像信号や音声信号を例え
ば、MPEG2(Moving Picture ExpertGroup phase 2)等の
高能率符号化し、パケット化して、番組の各種付加情報
とパケット単位で多重化し、デジタル変調して送出す
る。また、静止軌道上にある通信衛星410はこの電波
を受信し、各家庭に向けて配信する。各家庭に設置され
た受信アンテナ430を介して受信端末430はこの放
送波を受信する。放送波を受信した受信端末430は、
図1に示したチューナ及び復調回路125でデジタル復
調し、スクランブルが掛かっている場合は暗号復号回路
及びICカード130で暗号復号する。そして、多重分離
回路140でマイコン100から指定されたPID(Packet
IDentification)を持つトランスポートパケットのみを
分離し、ビデオデータは、映像伸長回路150に、オー
ディオデータは音声信号伸長回路170に対し出力す
る。映像伸長回路150は入力されたビデオデータを伸
長処理し映像信号を、音声信号伸長回路170は入力さ
れたオーディオデータを伸長処理して音声信号をそれぞ
れ出力する。
【0011】また、受信端末430内にモデム220を
内蔵していることを利用した視聴者参加型の番組では、
マイコン100が多重分離回路140で分離された付加
情報をもとにOSD表示回路160を制御して各種の表示
画面、例えば、視聴者参加のクイズ番組などの場合、質
問とその質問に対する複数の答えの選択肢をOSD上に
構成し、 OSD表示回路160は映像伸長回路150から
出力される映像信号とOSD表示回路160で生成されたO
SDとを合成して出力する。この時、OSD上に表示され
る画面は、視聴者が任意に選択した答えの選択肢の色を
変えて表示する。そして、リモコン102上の図示せぬ
矢印ボタンで任意の選択肢を選択し、リモコン102上
の図示せぬ決定ボタンで選択を決定する。
【0012】最終的に、視聴者がリモコン102で答え
を決定すると、マイコン100はモデム220を制御し
て放送局400に対し電話をかけて、例えば、OSD上で
視聴者が選択したクイズ番組の答えやICカード130
の内部に登録されている視聴者情報等を送信し、視聴者
参加番組の投票を管理する放送局400内の図示せぬデ
ータベースに登録を行う。以上のようにして視聴者参加
番組が構成される。
【0013】また、マイコン100は多重分離回路14
0で分離した付加情報に含まれている現在時刻に関する
情報を検出し、現在時刻を常時保持及び校正することが
可能である。有料番組の視聴を予約した場合、マイコン
100は視聴開始時間とマイコン100内で保持してい
る現在時刻が一致した時、この時、視聴者が実際に視聴
しているか否かを問わず、予約されている番組の受信開
始を指示する。そして、有料放送の受信が開始されその
課金情報がICカード130内に蓄積される。
【0014】そして、放送局400は、例えば、月に一
度、順次、各受信端末430に電話をかけ、ICカード1
30内に蓄積されている課金情報を収集し、例えば、所
定の金融機関を介して、視聴者から視聴料金の回収を行
う。
【0015】まず、公衆電話回線網440からの電話の
着信を着信検出回路210が検出する。そして、着信検
出回路210は電話回線接続端子200から入力される
回線信号がデジタル変調信号であるか否かを判定し、シ
ステムバス110を介してマイコン100に着信した信
号の判定結果を伝える。マイコン100はこの判定信号
に従って、回線切り替え回路215の出力を切り替え
る。
【0016】着信した信号がデジタル変調信号であった
場合、電話回線接続端子200からの回線信号はモデム
220に入力されてデジタル復調される。復調されたデ
ータは、システムバス220を介してマイコン100に
転送される。マイコン100に転送されたデータが、例
えば、放送局400からの視聴料金の確認要求であった
場合、マイコン100はICカード130に蓄積されてい
る所定の課金情報や視聴者識別情報などのデータを読み
出してモデム220に転送する。
【0017】そして、モデム220は、このデータをデ
ジタル変調し、回線切り替え回路215及び電話回線接
続端子200を介して公衆電話回線網440に対し出力
する。
【0018】一方、着信した信号がデジタル変調信号で
なかった場合、着信検出回路210は、非デジタル変調
信号の着信をマイコン100に知らせ、マイコン100
は、例えば、表示管105に対し電話の着信を知らせる
表示を行わせる命令を発行し、表示管105に着信表示
を表示させたり、 OSD表示回路160を制御して着信を
知らせるOSDを表示させたりする。
【0019】また、マイコン100は、回線切り替え回
路215を回線信号混合分離回路230側に切り替える
よう命令を発行する。
【0020】回線切り替え回路215は、この命令を受
けて、入力された回線信号を回線信号混合分離回路23
0側に切り替えて出力する。回線切り替え回路215か
ら回線信号混合分離回路230に入力された回線信号
は、発信者からの音声信号と発信者への音声信号が周波
数多重されているので、回線信号混合分離回路230に
より発信者からの音声信号のみを分離して出力信号切り
替え回路240に出力する。
【0021】出力信号切り替え回路240に入力された
信号は、通常、信号切り替え回路180に入力される。
【0022】次に、信号切り替え回路180は、通信衛
星410からの放送を受信再生している場合、通常、音
声信号伸長回路170からの入力を選択し出力している
が、着信した信号がデジタル変調信号でなかった場合、
マイコン100からの命令により出力信号切り替え回路
240からの入力信号を選択して出力する。このように
して、電話の音声信号は音声信号出力端子190を介し
て、例えば、接続されているテレビのスピーカに出力さ
れる。
【0023】また、視聴者は、受信端末430に内蔵さ
れているマイク285に向かって話すと、マイク285
により電気信号に変換され、アンプ280を通して入力
信号切り替え回路270に入力される。この時、入力信
号切り替え回路270は、アンプ280からの入力を選
択して回線信号混合分離回路230に対し出力する。回
線信号混合分離回路230は、入力された音声信号を周
波数多重し、回線切り替え回路215及び電話回線接続
端子200を介して公衆電話回線網440に対し出力す
る。
【0024】例えば、本実施例では図示せぬメニュー設
定で、電話の着信設定を留守番電話モードにした場合、
マイコン100は出力信号切り替え回路240の出力先
をA/Dコンバータ245側に切り替える。 回線信号
混合分離回路230で分離された音声信号は、A/Dコ
ンバータ245に入力され、デジタル化され、メモリ2
50内の所定のアドレスに蓄積される。メモリ250は
大きく分けて留守番電話メッセージを蓄積する部分と着
信したメッセージを蓄積する部分に別れ、それぞれがア
ドレスによって管理される。メモリ250内のアドレス
管理は、メモリ制御回路260により行われる。
【0025】一方、マイコン100はメモリ制御回路2
60に命令を発行し、メモリ250内に蓄積されている
所定のアドレスからデータ読み出すよう要求する。メモ
リ250から読み出されたデータはD/Aコンバータ2
75でアナログの音声信号に変換され入力信号切り替え
回路270に対し出力される。この時、入力信号切り替
え回路270はマイコン100からの指示により、 D
/Aコンバータ275からの入力を選択して、回線信号
混合分離回路230に対し出力する。
【0026】そして、回線信号混合分離回路230は、
入力された音声信号を周波数多重し、回線切り替え回路
215及び電話回線接続端子200を介して公衆電話回
線網440に対し出力することで、相手に所定のメッセ
ージを伝える。
【0027】以上のように、有料番組を視聴中に電話が
かかってきた時、例えば、表示管105に着信表示を表
示したり、 OSD表示回路160を制御して着信を知らせ
るOSDを表示した後、受信端末430と接続されてい
るテレビのスピーカに着信した相手の声を出力し、受信
端末430に内蔵されているマイク285に向かって話
すことで、離席することなく番組をみながら、電話をか
けてきた相手と会話をすることができる。
【0028】また、メニュー設定により、受信端末43
0が留守番応答をしたりすることで、視聴予約により課
金済みの有料放送を見逃すことを最小限に防ぐことがで
き、視聴者の損害や不具合を最小限に押さえることがで
きる。
【0029】図3に受信端末430が受信した付加情報
によりOSD表示回路160を用いて構成した電子番組
表の一例を示す。図3において、500は電子番組表、
510はチャンネル表示欄、520は現在受信中のチャ
ンネル、530は時間帯表示欄、540は番組名表示
欄、550は現在視聴中の番組、560は電子番組表消
去ボタン、570は現在の年月日及び時間表示欄であ
る。
【0030】図3に示した電子番組表500は、図1に
示したOSD表示回路160で構成され、受信再生した
映像信号と合成され、映像信号出力端子191に接続さ
れている例えば、テレビに画面上に表示される。多重分
離回路140で分離された付加情報は、システムバス1
10を介してマイコン100内のメモリに転送される。
この付加情報の中には、現在の年月日、時間の他、放送
が行われているすべてのチャンネルのチャンネル番号、
番組の開始時間、番組の終了時間、番組名、番組の内容
などが含まれている。
【0031】リモコン102から電子番組表の表示指示
をマイコン100が受けた場合、マイコン100はマイ
コン100内のメモリにあるこれらの付加情報を検索
し、マイコン100内で校正保持している現在の年月日
時間を起点として、電子番組表の作成に必要な情報を抽
出して画面の作成をOSD表示回路160を制御するこ
とで電子番組ガイドを作成する。
【0032】図3では、同じ番組を、例えば、複数のチ
ャンネルを用いて各チャンネル毎に番組開始時間をずら
して放送するNVODのチャンネルの電子番組表の一例であ
る。通常、NVODが行われる番組は、新作の映画などの有
料番組であることが多く、例えば、有料番組である場
合、電子番組表500や受信端末430の本実施例では
図示せぬメニュー画面から番組を購入予約する。
【0033】そして、マイコン100は、番組の購入予
約がされている時、番組開始時刻になったらチューナ1
25を制御しデジタル復調し、暗号復号回路及びICカー
ド130で暗号復号して受信を開始する。そして、多重
分離回路140は、分離した番組情報をもとに、目的の
番組のPIDを持つトランスポートパケットのみを分離
し、ビデオデータは、映像伸長回路150に、オーディ
オデータは音声信号伸長回路170に対し出力する。映
像伸長回路150は入力されたビデオデータを伸長処理
し映像信号を、声信号伸長回路170は入力されたオー
ディオデータを伸長処理して音声信号をそれぞれ出力す
る。
【0034】例えば、図3に示した電子番組表500の
番組名表示欄540に表示されているように、同一番組
を例えば30分づつずらして、4チャンネルを用いてN
VODで放送されている番組550の2回目の放送をチ
ャンネル520で視聴中に、公衆電話回線網440から
着信した時、電話回線接続端子200からの回線信号を
着信検出回路210が検出し、着信した信号がデジタル
変調信号でなかった場合、着信検出回路210は、非デ
ジタル変調信号の着信をマイコン100に知らせる。
【0035】マイコン100は、回線切り替え回路21
5を回線信号混合分離回路230側に切り替えるよう命
令を発行する。回線切り替え回路215は、この命令を
受けて、入力された回線信号を回線信号混合分離回路2
30側に切り替えて出力する。回線切り替え回路215
に入力された回線信号は、発信者からの音声信号と発信
者への音声信号が周波数多重されているので、回線信号
混合分離回路230は発信者からの音声信号のみを分離
して出力信号切り替え回路240に出力する。
【0036】そして、出力信号切り替え回路240に入
力された信号は、信号切り替え回路180に入力され、
信号切り替え回路180は出力信号切り替え回路240
からの入力を切り替えて出力する。
【0037】一方、通話が終了した時、マイコン100
は内部で校正保持している現在時間を用いて通話時間を
計算する。その通話時間がNVODの開始時間差より短
い場合は、そのままのチャンネルを受信し、通話時間が
NVODの開始時間差の1倍を超えて2倍以下の場合、
次の開始時間のチャンネルに切り替えて受信する。さら
に、通話時間がNVODの開始時間差の2倍を超えて3
倍以下の場合、さらに次の開始時間のチャンネルに切り
替えて受信する。また、通話時間がNVODの開始時間
差の3倍を超えて、また、次に切り替えるチャンネルが
ない場合は一番最終回の放送が開始されるチャンネルに
切り替えて受信する。
【0038】以上のように、NVODの番組を視聴中
に、電話がかかってきて視聴が中断された場合にでも、
次回又はそれ以降の放送回のチャンネルに自動的に切り
替えることで、番組を視聴中断時間を最小にする最適な
チャンネルを自動的に選択することで、視聴者が受ける
損害を最低限に押さえることができる。
【0039】また、上記の実施例では、デジタル放送受
信端末の例として多チャンネル衛星デジタル放送の受信
端末をとりあげたが、光ファイバーや同軸ケーブル等を
用いたデジタルケーブルテレビの受信端末でも使用可能
である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、NVODの番組や有料
番組を視聴中に、電話がかかってきて視聴が中断された
場合にでも、次回又はそれ以降の放送回のチャンネルに
自動的に切り替えることで、番組を視聴中断時間を最小
にしたり、留守番電話に切り替えたりすることで視聴者
が受ける損害を最低限に押さえることができ、また、快
適に視聴することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の多チャンネル衛星デジタル
放送の受信端末の内部構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例の多チャンネル衛星デジタル
放送のシステム構成図。
【図3】図1に示す受信端末の電子番組表の一例。
【符号の説明】
100…マイコン 105…表示管 125…チューナ及び復調回路 130…暗号復号回路及びICカード 140…多重分離回路 150…映像伸長回路 160…OSD表示回路 170…音声信号伸長回路 180…信号切り替え回路 190…音声信号出力端子 200…電話回線接続端子 210…着信検出回路 215…回線切り替え回路 220…モデム 230…回線信号混合分離回路 240…出力信号切り替え回路 250…メモリ 270…入力信号切り替え回路 285…マイク 400…放送局 410…通信衛星 430…図1に示した多チャンネル衛星デジタル放送の
受信端末 440…公衆電話回線網 500…電子番組表 510…チャンネル表示欄 550…現在視聴中の番組
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 寿宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 櫛田 敏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル放送を受信して映像信号及び音声
    信号及びデータを出力するデジタル放送受信端末におい
    て、 該デジタル放送受信端末全体を制御する制御手段と、 上記デジタル放送を受信し映像信号及び音声信号を出力
    する受信再生手段と、 電話回線接続端子と、 該電話回線接続端子を介して接続された電話回線からの
    着信音を検出し、デジタル変調された信号か否かを判定
    し切り替え制御信号を出力する着信検出手段と、 該着信検出手段及び上記制御手段から入力される切り替
    え制御信号に応じて電話回線を切り替える回線切り替え
    手段と、 該回線切り替え手段から入力された信号をデジタル復調
    しデジタルデータを上記制御手段に対し転送するデジタ
    ル復調部と上記制御手段から入力されるデジタルデータ
    をデジタル変調し上記回線切り替え手段に出力するデジ
    タル変調部とから構成されるデジタル変復調手段と、 入力された音声を電気信号に変換する音声入力手段と、
    該音声入力手段からの音声信号を混合して上記回線切り
    替え手段に出力し、また、上記回線切り替え手段から入
    力された音声信号を分離して出力する回線信号混合分離
    手段と、 該回線信号混合分離手段から入力される音声信号と上記
    受信再生手段から入力される声信号とを切り替えて出力
    する出力信号切り替え手段とを有し、 デジタル放送を受信中に電話回線から非デジタル変調信
    号の着信を上記着信検出手段が検出した時、上記出力信
    号切り替え手段は、上記回線信号混合分離手段から入力
    される音声信号を出力することを特徴とするデジタル放
    送受信端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデジタル放送受信端末にお
    いて、 情報表示手段を有し、 デジタル放送を受信中に電話回線から非デジタル変調信
    号の着信を上記着信検出手段が検出した時、上記情報表
    示手段は着信したことを表示し、上記出力信号切り替え
    手段は、上記回線信号混合分離手段から入力される音声
    信号を出力ことを特徴とするデジタル放送受信端末。
  3. 【請求項3】請求項2記載のデジタル放送受信端末にお
    いて、 該デジタル放送受信端末は少なくとも2つ以上のチャン
    ネルを用いてそれぞれ異なる時刻から同一内容の番組を
    放送開始する多チャンネル時差放送を受信中に、電話回
    線から非デジタル変調信号の着信を請求項2記載の着信
    検出手段が検出した時、 請求項2記載の受信再生手段は、現在受信中のチャンネ
    ルよりも放送開始時間の遅いチャンネルに切り替えて受
    信し、 請求項2記載の出力信号切り替え手段は、請求項2記載の
    回線信号混合分離手段から入力される音声信号を出力こ
    とを特徴とするデジタル放送受信端末。
  4. 【請求項4】デジタル放送を受信して映像信号及び音声
    信号及びデータを出力するデジタル放送受信端末におい
    て、 該デジタル放送受信端末全体を制御する制御手段と、上
    記デジタル放送を受信し映像信号及び音声信号を出力す
    る受信再生手段と、 電話回線接続端子と、 該電話回線接続端子を介して接続された電話回線からの
    着信音を検出し、デジタル変調された信号か否かを判定
    し切り替え制御信号を出力する着信検出手段と、 該着信検出手段及び上記制御手段から入力される切り替
    え制御信号に応じて電話回線を切り替える回線切り替え
    手段と、 該回線切り替え手段から入力された信号をデジタル復調
    しデジタルデータを上記制御手段に対し転送するデジタ
    ル復調部と上記制御手段から入力されるデジタルデータ
    をデジタル変調し上記回線切り替え手段に出力するデジ
    タル変調部とから構成されるデジタル変復調手段と、 入力された音声を電気信号に変換する音声入力手段と、 入力される音声信号を蓄積し、また、蓄積した音声信号
    を再生し出力する音声信号蓄積再生手段と、 上記音声信号蓄積再生手段から再生された音声信号と上
    記音声入力手段から入力される音声信号とを切り替えて
    出力する入力信号切り替え手段と、 該入力信号切り替え手段から入力される音声信号は混合
    して上記回線切り替え手段に出力し、また、上記回線切
    り替え手段から入力された音声信号は分離して、上記音
    声信号蓄積再生手段に対し出力する回線信号混合分離手
    段と、 上記音声信号蓄積再生手段に蓄積される音声信号と上記
    受信再生手段から入力される音声信号とを切り替えて出
    力する信号切り替え手段と、 情報表示手段を有し、 デジタル放送を受信中に上記着信検出手段が、電話回線
    からの非デジタル変調信号の着信を検出した時、 上記情報表示手段は着信したことを表示し、 上記音声信号蓄積再生手段は、蓄積されている所定の音
    声を再生し、また、上記回線信号混合分離手段から入力
    される音声信号を蓄積し、 上記入力信号切り替え手段は、上記音声信号蓄積再生手
    段から入力される音声信号を切り替えて出力することを
    特徴とするデジタル放送受信端末。
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