JPH10294186A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH10294186A
JPH10294186A JP10221497A JP10221497A JPH10294186A JP H10294186 A JPH10294186 A JP H10294186A JP 10221497 A JP10221497 A JP 10221497A JP 10221497 A JP10221497 A JP 10221497A JP H10294186 A JPH10294186 A JP H10294186A
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浩史 野呂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放電灯始動回路を大型化せず、回路内のコンデ
ンサ等の部品のストレスを低減し、且つ放電灯を確実に
始動できる放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】少なくとも始動時に高圧パルスの印加を必
要とする放電灯2と、高圧パルス発生用の変圧器PTの
高圧側巻線N2とが閉回路内に存在し、変圧器PTの低
圧側巻線N1と並列にコンデンサC5を接続して成る放
電灯始動回路22を含む放電灯点灯装置において、放電
灯始動回路22は、変圧器PTの低圧側巻線N1と直列
にインダクタL2を接続され、変圧器PTの低圧側巻線
N1とインダクタL2の直列回路とコンデンサC5が並
列に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルハライドラ
ンプ、高圧ナトリウムランプ、水銀ランプ等の始動時に
高圧パルスを印加する必要のある高輝度高圧放電灯(H
IDランプ)を点灯するための放電灯点灯装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図18にHIDランプ等を点灯させる放
電灯点灯装置の一従来例を示す。図中、1は交流電源、
L0はインダクタ、2は始動時に高圧パルスの印加を必
要とする放電灯であり、交流電源1とインダクタL0と
放電灯2とにより主点灯回路が構成されている。この放
電灯点灯装置は、放電灯2を点灯させるための放電灯始
動回路22を有しており、R6は抵抗、C6はコンデン
サであり、交流電源1から抵抗R6を介してコンデンサ
C6に電荷が供給される。Q6は電圧応答性の例えばサ
イダックのようなスイッチング素子であり、コンデンサ
C6の充電電圧がスイッチング素子Q6のブレークオー
バー電圧に達すると導通するようになっている。PTは
低圧側巻線N1と高圧側巻線N2を有するパルストラン
スであり、コンデンサC6とスイッチング素子Q6と低
圧側巻線N1とにより振動回路が構成されており、コン
デンサC6に充電された電荷がスイッチング素子Q6の
導通によりパルストランスPTの低圧側巻線N1を介し
てパルス状の電流として放出されるようになっている。
つまり、抵抗R6を介して交流電源1からコンデンサC
6に充電された電圧がスイッチング素子Q6のブレーク
オーバー電圧に達すると、スイッチング素子Q6がブレ
ークオーバーして導通し、コンデンサC6に充電されて
いた電荷は、パルストランスPTの低圧側巻線N1を介
してパルス状の電流として放出され、このパルス状の電
流により低圧側巻線N1に発生した電圧は高圧側巻線N
2に昇圧され、高圧パルスが発生し、この高圧パルスが
コンデンサC2を介して交流電源1の電圧に重畳されて
放電灯2に印加され、その結果、放電灯2は始動し、点
灯状態に入る。放電灯2は点灯状態に入ると、電圧が低
下し、主点灯回路により点灯状態を保持される。
【0003】図18の電気回路における主要波形を図1
9に示す。同図(a)は交流電源1の電圧波形であって
正弦波形を示している。同図(b)はコンデンサC6の
両端電圧Vc6であって交流電源1のゼロ点から時間t
1後にスイッチング素子Q6のブレークオーバー電圧に
達してスイッチング素子Q6が導通することを表してい
る。同図(c)はスイッチング素子Q6が導通した後に
スイッチング素子Q6に流れるパルス電流I1を示して
おり、この波形は振動回路のコンデンサC6と低圧側巻
線N1の定数でほぼ決定される共振周波数の減衰振動波
形となっている。同図(d)はパルストランスPTの高
圧側巻線N2に発生する電圧Vn2であり、低圧側巻線
N1に発生した電圧が電磁誘導により高圧側巻線N2に
昇圧されるので、高圧側巻線N2に発生する電圧Vn2
としては減衰振動状の高圧パルスとなるのである。
【0004】次に、主安定器が前述の銅鉄型の安定器で
はなく、電子バラストである場合の一従来例を図20に
示す。なお、同一の素子には同一の符号を付してある。
これは交流電源1に接続された整流用のダイオードブリ
ッジDBと、その整流出力を平滑する電解コンデンサC
0とから成る直流電源部10により直流電源を生成し、
この直流電源を用いて放電灯2を点灯させようとするも
のである。この電子回路においては、直流電源とスイッ
チング素子Q1とインダクタL1とコンデンサC2とス
イッチング素子Q4とにより一方のチョッパ回路が構成
され、直流電源とスイッチング素子Q3とコンデンサC
2とインダクタL1とスイッチング素子Q2とにより他
方のチョッパ回路が構成されており、スイッチング素子
Q1およびスイッチング素子Q3が高周波スイッチング
動作を行うものである。また、ダイオードD1〜D4は
回生用ダイオードである。ここで、スイッチング素子Q
4がONで且つスイッチング素子Q2がOFFである
と、スイッチング素子Q1の高周波スイッチングにより
コンデンサC2の両端には略直流電圧が発生し、逆にス
イッチング素子Q2がONで且つスイッチング素子Q4
がOFFであると、スイッチング素子Q3の高周波スイ
ッチングによりコンデンサC2の両端には前記の場合と
は逆極性の略直流電圧が発生する。従って、スイッチン
グ素子Q2とQ4とを一定の周波数で交互にON/OF
Fさせることにより、コンデンサC2の両端には、スイ
ッチング素子Q2、Q4のON/OFFの周波数と同じ
周波数の矩形波交流電圧が発生する。そして、この矩形
波交流電圧を放電灯始動回路22に供給しているので、
放電灯2が安定に点灯されるのである。
【0005】ところで、以上述べてきた従来例には以下
のような問題がある。図21(a)はスイッチング素子
Q6に流れる振動電流I1の波形、図21(b)は高圧
側巻線N2の電圧Vn2の波形を時間軸方向に大きく拡
大したものを示すが、図示のように電流I1および電圧
Vn2には、点灯動作時に低圧側巻線N1とコンデンサ
C6の定数で決まる振動回路の周波数よりも高い周波数
の振動波形が現れており、細線で示す設計波形の上には
設計上意図したよりも大きな振動数の高圧パルスが表れ
ている。一般に、放電灯2を始動させるためには、放電
灯2に印加される高圧パルスが一定時間To以上に維持
されている必要がある。つまり、放電灯2の一端より開
始してアーク放電が他端に達して放電灯2内でアーク放
電が安定するまでの時間、あるいは安定したアーク放電
を起こすのに必要なエネルギーを放電灯2に供給するの
に必要な時間以上の間、高圧パルスが一定レベルに維持
されている必要がある。このため、安定に点灯動作を行
うように巻線N1やコンデンサC6の定数を設計して
も、実際には図21(a),(b)に示すように設計振
動数よりも大きな振動数の高圧パルスが発生することに
なると、高圧パルスの一定レベルVo以上の維持時間T
1が短くなり、実際の放電灯2においては確実に始動す
ることができないという問題があった。
【0006】この問題は特に図20に示したような電子
バラストにおいては大きな問題となる。つまり、電子回
路を用いて放電灯点灯回路を構成する場合、装置の軽量
小型化のためにはインダクタの小型化が要求されるが、
インダクタを小さくすると浮遊容量による影響が無視で
きなくなるからである。また、一定レベルVo以上の時
間幅T1を広げるためには、パルストランスPTで発生
する高圧パルスのピーク値を大きくすることが考えられ
るが、そうすると他の電子部品の耐圧上の問題があり、
耐圧の大きな電子部品を用いるとコストが高くなる。ま
た、コンデンサC6の容量を大きくして基本的な振動回
路の周期を大きくすることも考えられるが、こうすると
コンデンサC6の容量が大きくなって高価格化するとい
う難点があった。
【0007】以上の問題を解決する手段として、特開昭
63−150891号が提案されている。これは前記の
振動周波数はパルストランスPTに寄生する浮遊容量が
原因であると解析し、この浮遊容量を無視できるような
容量のコンデンサC5を図22のようにパルストランス
PTの低圧側巻線N1に並列に接続したものである。
【0008】ところが、図22の回路により高圧パルス
の問題は解決できたが、コンデンサC5を追加したこと
により、新たに以下のような問題の発生することが分か
った。それは放電灯2に高圧パルスが印加されて、放電
を開始した瞬間、放電灯2の両端電圧はほぼ0Vとな
り、コンデンサC2に蓄積されていた電荷が一瞬にして
放電灯2を介して放電され、パルストランスPTの高圧
側巻線N2は両端を短絡された状態になり、これにより
低圧側巻線N1のインダクタンス値は急激に低下し、コ
ンデンサC6及びC5に蓄積されていた電荷が同時に低
圧側巻線N1を介して放電され、低圧側巻線N1に流れ
る振動電流I1の傾きが急峻となり、ピーク電流値が増
大してしまうことである。つまり、図23のように本来
は細線のような電流が流れるのであるが、t2の時点で
放電が開始すると、その時点から振動電流I1の傾きが
急峻となり、ピーク電流値も通常のIp1からIp2に
増加している。
【0009】以上の問題を解決する手段として、パルス
トランスPTの高圧側巻線N2の両端が短絡された状態
においても、低圧側巻線N1がある程度インダクタンス
値を維持できるように、パルストランスPTのコア間の
ギャップを大きくして、低圧側巻線N1のリーケージイ
ングクタンスを増大させる方法がある。しかし、この方
法ではコア間のギャップを大きくしたことにより低圧側
巻線N1と高圧側巻線N2との結合率が低下し、高圧側
巻線N2に発生する高圧パルス電圧が下がってしまい、
高圧側巻線N2を更に巻き上げるなどして対策せねばな
らず、パルストランスPTが大型化してしまうという問
題がある。また、コンデンサC6、C5の容量を小さく
してIp2を低減することもできるが、そうすると、高
圧パルスの振動周波数が高くなってしまい、充分な高圧
パルスのパルス幅を維持できなくなって、確実に放電灯
を始動できなくなるという問題がある。
【0010】また、以上述べてきた放電灯始動回路22
の回路方式では、パルストランスPTの低圧側巻線N1
に印加される電圧はコンデンサC6に蓄積された電圧で
あり、かつスイッチング素子Q6のブレークオーバー電
圧以下にしか設定できない。これは放電灯始動回路22
に印加される矩形波交流電圧以下であることを意味す
る。ところが放電灯2が始動するのに必要とされる高圧
パルス電圧が非常に高い場合、上記回路方式では高圧パ
ルストランスPTの低圧側巻線N1に印加される電圧に
は制限があるため、高圧側巻線N2の巻数を増やさなけ
ればならず、高圧パルストランスPTの大型化につなが
ってしまう。また、低圧側巻線N1に印加される電圧を
上げるには放電灯始動回路22の入力電圧、つまり矩形
波交流電圧を高くしなければならず、スイッチング素子
Q1〜Q4及びダイオードD1〜D4として耐圧の高い
素子を必要とし、これらの素子の大型化そしてコスト上
昇につながってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みて為されたものであり、その目的とするところは、放
電灯始動回路を大型化せず、回路内のコンデンサ等の部
品のストレスを低減し、且つ放電灯を確実に始動できる
放電灯点灯装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、少なくと
も始動時に高圧パルスの印加を必要とする放電灯2と、
高圧パルス発生用の変圧器PTの高圧側巻線N2とが閉
回路内に存在し、前記変圧器PTの低圧側巻線N1と並
列にコンデンサC5を接続して成る放電灯始動回路22
を含む放電灯点灯装置において、前記放電灯始動回路2
2は、前記変圧器PTの低圧側巻線N1と直列にインダ
クタL2を接続され、前記変圧器PTの低圧側巻線N1
とインダクタL2の直列回路と前記コンデンサC5が並
列に接続されていることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1に第1の実施例を示す。本実施例は、
パルストランスPTの低圧側巻線N1と直列にインダク
タL2を挿入することにより、放電灯2の放電時に低圧
側巻線N1に流れる高周波の振動電流I1を抑制したも
のである。以下、本実施例の詳細について述べる。
【0014】本実施例はインダクタL2を図1のように
挿入したことにより、放電灯2が放電開始してパルスト
ランスPTの低圧側巻線N1のインダクタンス値が減少
しても、インダクタL2によりコンデンサC6、C5か
ら流れる電流を抑制することができ、振動電流I1のピ
ーク値Ip2を低減することができる。また、高圧パル
スに含まれる振動周波数についても、振動周波数を形成
するコンデンサC6、コンデンサC5、低圧側巻線N1
の閉回路内にインダクタL2を設けてあるので、振動周
波数は低く設定することができ、放電灯2の始動も確実
に行うことができる。
【0015】(実施例2)図2に第2の実施例を示す。
本実施例は第1の実施例で挿入するインダクタL2の値
について規定したものである。以下、本実施例の詳細に
ついて述べる。
【0016】図2は横軸にインダクタL2の値をとり、
縦軸に各々高圧パルスのピーク値Vp、高圧パルスのパ
ルス幅Wp、振動電流I1のピーク値Ip2をとったも
のである。図から明らかなように、インダクタL2の値
を大きくすると、高圧パルスの振動周波数が低くなるた
めパルス幅Wpは大きくなり、振動電流I1のピーク値
Ip2は小さくなるが、低圧側に流れる振動電流I1に
より低圧側巻線N1に発生するべき電圧がインダクタL
2に奪われて、高圧パルスのピーク値Vpが下がってし
まう。逆に、インダクタL2の値を小さくすると、高圧
パルスのピーク値Vpは高く維持できるが、振動周波数
が高くなるためパルス幅Wpが狭くなり、また、振動電
流I1のピーク値Ip2が大きくなってしまう。
【0017】今、例えば放電灯2の始動に必要とされる
高圧パルスのピーク値をVpmin、高圧パルスのパル
ス幅をWpminとし、コンデンサC5の最大許容電流
値をIp2max、構造上実現可能なボビンサイズにお
けるインダクタL2の最大値をL2maxとすると、最
適設計ポイントは図中で示したようになる。なお、この
インダクタL2の値の具体的な数値については、目標と
する高圧パルスのピーク値、パルス幅、振動電流ピーク
値Ip2の最大許容範囲が各放電灯、各安定器によって
大きく異なるため、ここでは特に限定しないことにす
る。
【0018】(実施例3)図3に第3の実施例を示す。
本実施例は上述の第1あるいは第2の実施例の回路をプ
リント基板3に実装したものを示す。このような回路を
プリント基板に実装する場合に最も注意しなければなら
ない点は、高周波の振動電流I1が流れる経路である。
つまり、高周波の振動電流I1は非常にノイズを発生す
る可能性が高いため、他の電子部品やパターンと隔離し
ておくのがよい。そこで、本実施例では高周波の振動電
流I1が流れるコンデンサC6、スイッチング素子Q
6、インダクタL2、コンデンサC5、パルストランス
PTの低圧側巻線N1の閉回路内に他の電子部品やパタ
ーンが存在しないように部品を配置し、パターンを設け
ている。これにより、高周波の振動電流による回路の誤
動作を防止でき、確実に放電灯を始動できる放電灯点灯
装置を提供することができる。
【0019】なお、以上の実施例においては便宜上、従
来の銅鉄型の安定器を主安定器とした場合の放電灯点灯
装置について述べたが、図20のような電子バラストを
用いた放電灯点灯装置においても同様の効果を得ること
ができる。
【0020】(実施例4)図4に第4の実施例を示す。
本実施例は主安定器が電子バラストであり、点灯部の回
路方式がフルブリッジ構成のものである。本方式の動作
については、従来例で述べたので、ここでは省略する。
本実施例においても、実施例1と同様の効果を得ること
ができ、本来の電子バラストのメリットである小型化と
いう特徴を維持することが出来る。
【0021】(実施例5)図5に第5の実施例を示す。
本実施例は実施例4のフルブリッジ回路を降圧チョッパ
回路部20と極性反転回路部21に分けて構成したもの
である。図6に各スイッチング素子Q1〜Q5の動作及
びランプ電流波形を示す。以下、この回路の動作につい
て簡単に説明する。
【0022】点灯部は降圧チョッパ回路部20と極性反
転回路部21と放電灯始動回路22とからなっている。
降圧チョッパ回路部20はスイッチング素子Q5とダイ
オードD5とインダクタL1とコンデンサC1とからな
り、スイッチング素子Q5のON時には、コンデンサC
0からインダクタL1を介してコンデンサC1に電流を
流し、スイッチング素子Q5のOFF時には、ダイオー
ドD5を介してインダクタL1の蓄積エネルギーをコン
デンサC1に放出するように構成している。スイッチン
グ素子Q5のパルス幅あるいはスイッチング周波数を制
御することにより、コンデンサC1の電圧、つまり、ラ
ンプ電圧を制御することができる。
【0023】次に、極性反転回路部21はスイッチング
素子Q1〜Q4からなり、フルブリッジ回路を構成して
いる。この極性反転回路部21は各スイッチング素子Q
1〜Q4が図6に示すような動作を行い、放電灯2に図
示の矩形波交流電力を供給している。以上の構成によ
り、本実施例においても実施例4と同様の効果を得るこ
とが出来る。
【0024】(実施例6)図7に第6の実施例を示す。
本実施例は点灯部を図示したようなハーフブリッジ回路
にて構成したものである。また、図8は図中のスイッチ
ング素子Q1,Q2のON/OFF動作及びランプ電流
波形を示したものである。以下、この回路について説明
する。スイッチング素子Q1、Q2はそれぞれ図8に示
すような高周波スイッチングを繰り返す。つまり、図5
の回路におけるスイッチング素子Q5とQ1〜Q4を兼
用したものである。また、スイッチング素子Q1が高周
波スイッチングしているサイクルにおいては、OFF時
にインダクタL1のエネルギーはダイオードD2を介し
てコンデンサC4に帰還され、スイッチング素子Q2が
高周波スイッチングしているサイクルにおいては、OF
F時にインダクタL1のエネルギーはダイオードD1を
介してコンデンサC3に帰還される。つまり、ダイオー
ドD1、D2は図5の回路におけるダイオードD5の機
能を果たしているものである。
【0025】本実施例は、スイッチング素子Q1、Q2
に例えばFETのようなダイオード内蔵型の素子を用い
れば、ダイオードD1、D2はこのダイオードで兼用す
ることができ、スイッチング素子とダイオードの使用個
数は2個となり、実施例4の6個に対して減らすことが
でき、コストダウン、小型化という面で有利である。
【0026】(実施例7)図9に第7の実施例を示す。
本実施例は放電灯始動回路22においてコンデンサC6
とC2の充電電圧の和でスイッチング素子Q6をONさ
せ、高圧パルストランスPTの低圧側巻線N1に上述の
実施例のほぼ2倍の電圧を印加できるようにしたもので
ある。
【0027】以下、この回路方式の動作について、図1
0の波形図を用いて説明する。スイッチング素子Q1〜
Q4は、図のように対角方向に並ぶ素子Q1とQ4及び
Q2とQ3がペアとなって低周波動作と共に高周波でス
イッチングしている。これにより放電灯始動回路22に
入力される矩形波交流電圧は図中で示したようになる。
ここで、コンデンサC2は放電灯始動回路22の入力端
に並列に接続されているので、コンデンサC2に印加さ
れる電圧Vc2は矩形波交流電圧と同じである。一方、
コンデンサC6は高圧パルストランスPTの低圧側巻線
N1、抵抗R6、インダクタL2を介して充放電を繰返
し、図中のVc6のような波形となる。次に、スイッチ
ング素子Q6に印加される電圧は、コンデンサC6とC
2の電圧の和となるが、矩形波の安定時にはコンデンサ
C6とC2の極性が逆であるため|Vc2|−|Vc6
|となり、スイッチング素子Q6のブレ−クオーバー電
圧には達せず、スイッチング素子Q6はONしない。と
ころが、矩形波電圧の極性が反転すると、コンデンサC
2の電圧Vc2もほぼ同時に反転するため、このときス
イッチング素子Q6には図のような|Vc2|+|Vc
6|の電圧Vsが印加され、スイッチング素子Q6のブ
レークオーバー電圧に達してスイッチング素子Q6をO
Nさせる。これにより高圧パルストランスPTの低圧側
巻線N1にはパルス電流が流れ、高圧側巻線N2に図の
ように高圧パルス電圧を発生させることができる。以上
述べたような回路方式では、矩形波電圧のほぼ2倍の電
圧を高圧パルストランスPTの低圧側巻線N1に印加す
ることが出来るので、前述の回路方式に比べて高圧パル
ストランスPTを小型化できる。
【0028】尚、本実施例においては、点灯部をフルブ
リッジ回路で構成したが、この点灯部を実施例5で述べ
たような降圧チョッパ回路部と極性反転回路部で構成し
てもよい。また同様に、実施例6で述べたようなハーフ
ブリッジ回路で構成してもよい。
【0029】(実施例8)図11に第8の実施例を示
す。前述の実施例7には次のような問題が存在する。そ
れは極性反転する際に対角方向に並ぶペアのスイッチン
グ素子のうち、まず高電位側のスイッチング素子Q1や
Q3が先にOFFして、その後、その低電位側のスイッ
チング素子Q2やQ4がONして、その後、反対側の低
電位側のスイッチング素子Q4やQ2がOFFして、そ
の後、その高電位側のスイッチング素子Q3やQ1がO
Nするような動作をする場合に発生する。今、例えばス
イッチング素子Q1とQ4がONしていたとする。次
に、極性反転のためにスイッチング素子Q1がOFF
し、スイッチング素子Q2がONしたとすると、このと
き、低電位側のスイッチング素子Q2とQ4が両方共O
Nしているため、ブリッジ回路の低電位側に閉ループが
形成される。この閉ループ内においてコンデンサC6、
インダクタL2及びインダクタL2に含まれる浮遊容
量、スイッチング素子Q6の寄生容量、高圧パルストラ
ンスPTの低圧側巻線N1、インダクタL1によるLC
の共振振動により、スイッチング素子Q6の両端に図1
2に示すようなリンギング電圧が印加されてしまう。通
常、この回路方式においては、スイッチング素子Q6の
ブレークオーバー電圧Vboを、 |Vc6|<Vbo<|Vc2|+|Vc6| となるように設定し、矩形波電圧が極性反転したときに
だけスイッチング素子Q6がONするようにしている。
ところが、図12のようなリンギング電圧がスイッチン
グ素子Q6に印加されてしまうと、この時点でスイッチ
ング素子Q6がONしてしまい、コンデンサC6の電荷
が放電されてしまう。これでは高圧パルストランスPT
の低圧側巻線N1に印加される電圧はVc2だけであ
り、本来の|Vc2|+|Vc6|よりも低く、高圧パ
ルス電圧のピーク値を減少させてしまう。
【0030】そこで、本実施例ではインダクタL2と並
列にコンデンサC7を接続することにより、極性反転時
に低電位側のスイッチング素子が同時にONしてもスイ
ッチング素子Q6の両端に異常なリンギング電圧が印加
されるのを防止し、所定の高圧パルス電圧を発生できる
ようにしたものである。これはリンギング電圧の共振周
波数の一部にインダクタL2の浮遊容量が含まれている
ことに着目し、インダクタL2と並列にコンデンサC7
を接続して共振周波数を低減したものである(図13参
照)。
【0031】なお、本実施例では点灯部をフルブリッジ
回路で説明したが、図14のような降圧チョッパ回路部
20と極性反転回路部21を組み合わせた構成でも同じ
効果を得ることができる。
【0032】以上の実施例においては、放電灯点灯装置
の一部についてのみ言及し、全体の詳細回路図について
は触れなかったが、例えばこれを実際の放電灯点灯装置
に当てはめると、以下のようになる。
【0033】(実施例9)図15〜図17に本発明を製
品として具体化した点灯装置を一例として示す。図15
は電源入力部、図16は力率改善部、図17は点灯回路
部であり、各図は点J1〜J8において接続されてい
る。
【0034】図15に示す電源入力部では、端子TM
1,TM2に接続された交流電源1から、ヒューズF
S、サーマルプロテクタTP、低抵抗R4、並びフィル
タ回路を介して整流回路DBの交流入力端子に接続され
ており、整流回路DBの直流出力端子には、コンデンサ
C9が接続されている。このコンデンサC9は小容量の
ものであり、実際の平滑動作は後段の力率改善部の昇圧
チョッパ回路により行われる。フィルタ回路は、サージ
電圧吸収用のZNR(酸化亜鉛非線形抵抗)、コイルL
5、L6、及びコンデンサCx、Cy、C8、C81、
C82を含み、コンデンサC81,C82の直列回路の
中点はコンデンサC83を介して端子TM5に接続さ
れ、端子TM5は大地(アース)に接続されている。
【0035】図16に示す力率改善部は、インダクタL
7とスイッチング素子Q7及びダイオードD7を含む昇
圧チョッパ回路よりなり、点J1から整流回路DBの全
波整流出力を受けて、点J2に接続された電解コンデン
サC0(図17)に昇圧された平滑な直流電圧を得るも
のである。昇圧チョッパ回路のスイッチング素子Q7は
昇圧チョッパ制御回路4のドライブ出力から抵抗R7
1,R72を介して駆動され、その電流は抵抗R73に
より検出される。また、インダクタL7に流れる電流
は、2次巻線に接続された抵抗R74を介して検出され
る。さらに、点J2に生じる出力電圧は抵抗R8,R9
を介して検出され、点J1の入力電圧は抵抗R91,R
92を介して検出される。昇圧チョッパ制御回路4の動
作電源Vcc1は、電源投入時には抵抗R93,R94
を介して点J1から供給されるが、スイッチング素子Q
7のスイッチング動作が開始すると、インダクタL7の
2次巻線出力をダイオードD71,D72で整流し、抵
抗R7を介してコンデンサC71に得られた直流電圧が
ダイオードD73を介して供給される。このコンデンサ
C71に得られる直流電圧は、三端子型の電圧レギュレ
ータIC1により定電圧化されて、点灯回路部制御回路
5の動作電源Vccとなる。点灯回路部制御回路5は、
図17に示す点灯回路部より点J3〜J5を介してゼロ
電流検出、過電流検出、ランプ電圧検出を行うと共に、
点J6〜J8を介して矩形波ドライブ及び降圧チョッパ
ドライブ信号を出力している。
【0036】図17に示す点灯回路部は、降圧チョッパ
回路部20を備え、電解コンデンサC0に得られた点J
2の直流電圧をスイッチング素子Q5とダイオードD5
及びインダクタL1の作用により、任意の直流電圧に降
圧して、コンデンサC1にランプ電圧を得ている。コン
デンサC1に得られたランプ電圧は、抵抗R2,R3及
び点J5を介して検出されている。また、インダクタL
1に流れる電流は、抵抗R5、点J3を介して検出され
ており、降圧チョッパ回路部20に流れる電流は、抵抗
R53、点J4を介して検出されている。降圧チョッパ
回路部20のスイッチング素子Q5は、点J8に供給さ
れるドライブ信号により、トランスT5と抵抗R51,
R52を介して駆動されている。
【0037】次に、極性反転回路部は、4個のスイッチ
ング素子Q1〜Q4で構成されたフルブリッジ回路であ
り、各スイッチング素子Q1〜Q4は汎用のドライバ回
路IC2,IC3により、抵抗R11,R12;R2
1,R22;R31,R32;R41,R42を介して
駆動される。矩形波ドライブのための信号は、点J6,
J7を介して供給されている。また、各ドライバ回路I
C2,IC3の動作電源としては、上述の定電圧Vcc
が供給されている。さらに、高電位側のスイッチング素
子Q1,Q3を駆動するためのコンデンサC11,C1
2;C31,C32は、抵抗R13とダイオードD1
1,D31を介して定電圧Vccから充電される。フル
ブリッジ回路の出力には、イグナイタ回路22のパルス
トランスPTを介して放電灯2が接続されている。放電
灯2は、例えば、ANSI規格のM98(70W)又は
M130(35W)であり、その発光管はセラミック発
光管である。TM3,TM4は放電灯2を接続するため
の端子である。なお、コンデンサC2は図示していない
が、パルストランスPTの両端間に存在する容量あるい
はランプ電圧を規定するコンデンサC1がパルス印加の
ための閉回路を構成する。もちろん、個別部品としてコ
ンデンサC2を接続しても良いことは言うまでも無い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも始動時に高
圧パルスを必要とする放電灯と高圧パルス発生用の変圧
器の高圧側巻線とが閉回路内に存在する放電灯始動回路
を含む放電灯点灯装置において、放電灯の始動に必要な
高圧パルスのピーク値、パルス幅を維持でき、且つ放電
灯始動回路内の各電子部品のストレスを低減した、簡単
で小型な放電灯点灯装置を提供することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2実施例の説明図である。
【図3】本発明の第3実施例の実装状態を示す平面図で
ある。
【図4】本発明の第4実施例の回路図である。
【図5】本発明の第5実施例の回路図である。
【図6】本発明の第5実施例の動作波形図である。
【図7】本発明の第6実施例の回路図である。
【図8】本発明の第6実施例の動作波形図である。
【図9】本発明の第7実施例の回路図である。
【図10】本発明の第7実施例の動作波形図である。
【図11】本発明の第8実施例の回路図である。
【図12】本発明の第8実施例が解決しようとする課題
を説明するための動作波形図である。
【図13】本発明の第8実施例の動作波形図である。
【図14】本発明の第8実施例の一変形例を示す回路図
である。
【図15】本発明を製品として具体化した点灯装置の電
源入力部の回路図である。
【図16】本発明を製品として具体化した点灯装置の力
率改善部の回路図である。
【図17】本発明を製品として具体化した点灯装置の点
灯回路部の回路図である。
【図18】第1の従来例の回路図である。
【図19】第1の従来例の動作波形図である。
【図20】第2の従来例の回路図である。
【図21】第1及び第2の従来例の問題点を説明するた
めの波形図である。
【図22】第3の従来例の回路図である。
【図23】第3の従来例の問題点を説明するための波形
図である。
【符号の説明】
2 高圧放電灯 22 放電灯始動回路 C2 コンデンサ C5 コンデンサ C6 コンデンサ R6 抵抗 Q6 スイッチング素子 L2 インダクタ PT パルストランス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも始動時に高圧パルスの印加
    を必要とする放電灯と、高圧パルス発生用の変圧器の高
    圧側巻線とが閉回路内に存在し、前記変圧器の低圧側巻
    線と並列にコンデンサを接続して成る放電灯始動回路を
    含む放電灯点灯装置において、前記放電灯始動回路は、
    前記変圧器の低圧側巻線と直列にインダクタを接続さ
    れ、前記変圧器の低圧側巻線とインダクタの直列回路と
    前記コンデンサが並列に接続されていることを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記インダクタは、放電灯のグロー放
    電時に前記コンデンサに流れる電流を抑制し、かつ、放
    電灯の始動に必要な電圧レベルとパルス幅を維持できる
    ような値であることを特徴とする請求項1記載の放電灯
    点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記インダクタ、コンデンサ、変圧器
    の低圧側巻線の閉回路内に他の部品が存在しないように
    プリント基板上に実装したことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも始動時に高圧パルスの印加
    を必要とする放電灯と、高圧パルス発生用の変圧器の高
    圧側巻線とが閉回路内に存在し、直流電源と少なくとも
    1つのスイッチング素子とダイオードと第1のインダク
    タと第1のコンデンサを含み、放電灯に矩形波交流電力
    を供給するインバータ回路部を具備し、始動時に高圧パ
    ルスを発生する放電灯始動回路を具備する放電灯点灯装
    置において、前記放電灯始動回路は少なくとも1つの電
    圧応答型スイッチング素子と第2のインダクタと第2の
    コンデンサと高圧パルス発生用の変圧器の低圧側巻線と
    で構成される直列回路がインバータ回路部の出力端に接
    続され、出力極性の反転時に第1及び第2のコンデンサ
    の充電電圧の和により、電圧応答型スイッチング素子を
    ONさせて放電灯に高圧パルスを印加することを特徴と
    する放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の放電灯点灯装置におい
    て、インバータ回路部は、直流電源を放電灯が必要とす
    る電圧に変換する降圧チョッパ回路部と、少なくとも4
    つのスイッチング素子から成る極性反転回路部とで構成
    され、極性反転時に極性反転回路部の低電位側の2つの
    スイッチング素子が同時にONするものにおいて、放電
    灯始動回路内の第2のインダクタと並列に第3のコンデ
    ンサを接続したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の放電灯点灯装置におい
    て、インバータ回路部はフルブリッジ回路で構成されて
    いることを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の放電灯点灯装置におい
    て、インバータ回路部はハーフブリッジ回路で構成され
    ていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 放電灯は高圧放電灯であることを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載の放電灯点灯装
    置。
  9. 【請求項9】 高圧放電灯はメタルハライドランプで
    あることを特徴とする請求項8記載の放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 高圧放電灯はANSI規格のM98
    (70W)又はM130(35W)であることを特徴と
    する請求項8記載の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 高圧放電灯の発光管はセラミック発
    光管であることを特徴とする請求項10記載の放電灯点
    灯装置。
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JP2011159479A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Tdk-Lambda Corp 放電灯点灯装置
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