JPH10293152A - ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法 - Google Patents

ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法

Info

Publication number
JPH10293152A
JPH10293152A JP10070197A JP10070197A JPH10293152A JP H10293152 A JPH10293152 A JP H10293152A JP 10070197 A JP10070197 A JP 10070197A JP 10070197 A JP10070197 A JP 10070197A JP H10293152 A JPH10293152 A JP H10293152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
cable
test
breakdown voltage
water tree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10070197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3524320B2 (ja
Inventor
Katsumi Uchida
克己 内田
Yoichi Kato
洋一 加藤
Hiroyuki Sakakibara
広幸 榊原
Hideo Tanaka
秀郎 田中
Naotaka Ichiyanagi
直隆 一柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Chubu Electric Power Co Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP10070197A priority Critical patent/JP3524320B2/ja
Publication of JPH10293152A publication Critical patent/JPH10293152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3524320B2 publication Critical patent/JP3524320B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線路で使用されているケーブルにも適用する
ことができるケーブルの耐電圧試験方法であって、特に
雷インパルス電圧印加時に問題となる水トリーを有する
ケーブルをスクリーニングすることのできるゴム・プラ
スチックケーブルの耐電圧試験方法を提供する。 【解決手段】 水トリー劣化状態と雷インパルス破壊電
圧との関係と、水トリー劣化状態と試験波形破壊電圧と
の関係とから、雷インパルス破壊電圧と試験波形破壊電
圧との関係を求め、試験ケーブルに所定の試験波形電圧
を印加して水トリーのスクリーニングを行うゴム・プラ
スチックケーブルの耐電圧試験方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水トリー劣化した
ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル(線路を含む)の
耐電圧試験方法に関するもので、特に通常運転時には問
題にならないが雷インパルス電圧侵入時に絶縁破壊の原
因となりうる水トリーを検出するのに好適な耐電圧試験
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル
(以下、単にケーブルと記す)は長時間にわたって水が
共存する状態で電界に曝されると、絶縁体中に樹枝状の
欠陥を生ずる。これは、水トリーと呼ばれ、絶縁体の絶
縁性能を低下させる原因となるケーブルの深刻な劣化形
態の一つである。しかし、絶縁体を貫通していない水ト
リーを検出することは困難であり、種々の劣化検出方法
が提案されているが、特に、ケーブルを非破壊にて確実
に非橋絡水トリーを検出する方法は得られていない。そ
こで長期的実使用運転に耐えるケーブル(健全ケーブ
ル)か、耐えないケーブル(欠陥ケーブル)かを判定す
る方法として、ケーブルに高い電圧を課電し、ケーブル
内に有害な水トリーが存在するときにはこのケーブルを
絶縁破壊させ、欠陥ケーブルのスクリーニングをする方
法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、線路として
使用されるケーブルには、通常の運転電圧だけでなく、
落雷等による雷インパルス電圧の侵入も考慮しなければ
ならず、ケーブルの電圧階級、線路条件によって雷イン
パルス耐電圧値(LIWV値;Lightning I
mpulse Withstand Voltage)
が規定されている。しかし、上述したような従来の水ト
リーの検出方法では、通常の運転電圧で有害な水トリー
が形成されているケーブルのスクリーニングはできる
が、雷インパルス侵入時に絶縁破壊の原因となりうる程
度の大きさの水トリーの検出については万全ではなかっ
た。一方、雷インパルス侵入時に問題となる水トリーを
有するケーブルをスクリーニングするために、雷インパ
ルス電圧を印加して破壊を起こさる方法も考えられる
が、亘長の長いことから線路全体に一様に雷インパルス
電圧を印加することは、波形の減衰、変歪が起きるため
実質上不可能である。
【0004】本発明においては、線路で使用されている
ケーブルにも適用することができるケーブルの耐電圧試
験方法であって、特に雷インパルス電圧侵入時に問題と
なる水トリーを有するケーブルをスクリーニングするこ
とのできる耐電圧試験方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題を
解決するために、実線路全長にわたって印加することの
困難な雷インパルス電圧以外の試験波形電圧を用いて、
雷インパルス電圧侵入時に絶縁破壊の原因となる水トリ
ーを有するケーブルをスクリーニングすることができる
耐電圧試験方法を鋭意検討し本発明に至った。
【0006】すなわち、本発明においては、水トリー劣
化状態と雷インパルス破壊電圧との関係と、水トリー劣
化状態と試験波形破壊電圧との関係とから、雷インパル
ス破壊電圧と試験波形破壊電圧との関係を求め、試験ケ
ーブルに所定の試験波形電圧を印加して水トリーのスク
リーニングを行うことを特徴とするゴム・プラスチック
ケーブルの耐電圧試験方法が提供される。
【0007】上記の方法によれば、線路全体に印加する
ことが困難な雷インパルス電圧に代えて雷インパルス以
外の試験波形電圧を印加することによって、雷インパル
ス電圧侵入時に有害となる水トリーを有するケーブルを
スクリーニングすることができる。
【0008】また、前記試験のように、有害な水トリー
劣化状態のケーブルを単一の試験波形電圧で破壊させる
ことも可能であるが、試験波形電圧の印加を二段階に分
けて、まず試験ケーブルに所定の試験波形電圧を印加し
て水トリーから電気トリーを発生させ、一度降圧してか
ら、同一または別の試験波形電圧を印加して該電気トリ
ーを伸展、破壊に至らせることができる。すなわち、水
トリー劣化状態と雷インパルス破壊電圧との関係と、水
トリー劣化状態とその水トリーから電気トリーが発生し
うる試験電圧と前記電気トリーを伸展破壊させる試験波
形電圧との関係を求め、試験ケーブルに所定の電気トリ
ー発生試験電圧と電気トリー伸展電圧を印加して水トリ
ーのスクリーニングを行うゴム・プラスチックケーブル
の耐電圧試験方法である。この方法を採用することによ
り、試験時に印加する試験波形電圧を低減することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の試験方法にお
いて、雷インパルス電圧に代わる試験波形としては、減
衰の少ない商用周波数の交流(以下ACとする)、装置
が小型な減衰振動波、または1Hz以下の超低周波を用
いることができる。
【0010】雷インパルス破壊電圧と試験波形破壊電圧
との関係は、水トリー劣化状態を基にして調べるが、こ
の水トリー劣化状態を表す指針としては、水トリー長や
水トリーの密度、含有水分量、経年数などがある。いず
れの水トリー劣化状態を基にしてもよいが、以下、最も
絶縁破壊に対する影響が大きいと考えられる水トリー長
を用いて説明することとする。
【0011】種々の水トリー長に対し雷インパルス電圧
を印加して絶縁破壊した電圧を測定して、横軸に水トリ
ー長、縦軸に雷インパルス破壊電圧値をプロットし、図
1のグラフを得る。また、同様に水トリー長と、AC破
壊電圧値、減衰振動波破壊電圧値、および1Hz以下の
超低周波破壊電圧値との関係をそれぞれ測定し、図2、
図4、図6のグラフを得る。次いで、雷インパルス破壊
電圧値と水トリー長(図1)、AC破壊電圧値と水トリ
ー長との関係(図2)から、図3に示す雷インパルス破
壊電圧とAC破壊電圧との相関図を得る。これは、図1
及び図2で水トリー長に対する破壊電圧値を最小二乗近
似して求めたものである。同様に、雷インパルス破壊電
圧と減衰振動波破壊電圧との相関図(図5)、雷インパ
ルス破壊電圧と1Hz以下の超低周波破壊電圧との相関
図(図7)が得られる。このようにして得られた雷イン
パルス電圧と試験波形との関係から、ケーブル系統の例
えばLIWV値に対応する試験波形電圧値を求めて試験
対象のケーブルに印加することにより、健全ケーブルか
欠陥ケーブルかを判断することができる。印加する試験
波形電圧値を、LIWV値の1.2倍に対応する電圧
値、1.5倍に対応する電圧値等、裕度を与えた電圧値
としてもよい。
【0012】本発明の試験方法において、請求項2の発
明では、雷インパルス破壊電圧に対し、電気トリー発生
電圧の試験波形と電気トリー伸展電圧の試験波形の2種
の組み合わせ破壊電圧をかけ、より低試験電圧で効率的
に有害な水トリーをスクリーニングしている。例えば、
絶縁破壊の原因となる有害な水トリーから電気トリーを
発生させる電圧値以上で減衰振動波電圧を印加した後、
減衰振動波電圧により発生した電気トリーを再伸展させ
得る電圧値以上で超低周波電圧を印加することによって
有害な水トリーのスクリーニングを行う。減衰振動波と
超低周波とを組み合わせて耐電圧試験を行う場合には、
まず、部分放電測定等の手段により、減衰振動波電圧の
印加による電気トリー発生電圧が、図2で調べた減衰振
動波破壊電圧に対して何%になるかを調べる。また、減
衰振動波電圧の印加により電気トリーを発生させたケー
ブルに対して、超低周波電圧により耐電圧試験を行い、
超低周波による電気トリー再伸展電圧が、図6で調べた
絶縁破壊電圧の何%になるかを部分放電測定等、適宜の
手段により調べる。耐電圧試験を行うときには、試験対
象のケーブルに、例えばLIWV値に対応する減衰振動
波の電気トリー発生電圧を印加した後、LIWV値に対
応する超低周波の電気トリー再伸展電圧を印加する。こ
の耐電圧試験を行えば、LIWV値以上の雷インパルス
電圧が印加されたときに破壊の原因となりうる水トリー
を有する欠陥ケーブルでは、絶縁体中の水トリーから減
衰振動波の印加により電気トリーが発生し、次いで超低
周波の印加により電気トリーが再伸展して絶縁破壊にい
たるため、健全ケーブルと欠陥ケーブルとを判別するこ
とが可能である。この方法では部分放電を測定すること
が判定を容易にする。
【0013】
【実施例】本発明を実施例により詳細に説明する。 (1)長さ10m、絶縁厚さ8mmの33kV×400
mm2 CVケーブルを70℃の温水中に浸積して1kH
zの高周波課電を行い、一定時間経過後、切り分け、各
試料の一片を水トリー長測定に用い、残りの試料によ
り、雷インパルスによる耐電圧試験を行った。 (2)同様に(1)での高周波課電時間を変えて水トリ
ーを発生させた試料ケーブルについてその最大水トリー
長を測定して、雷インパルスによる耐電圧試験を行っ
た。図1に、水トリー長と雷インパルス破壊電圧との関
係を示す。
【0014】雷インパルスによる耐電圧試験と同様にし
て、水トリー長とAC破壊電圧、減衰振動波破壊電圧、
または0.1Hzの三角波なる超低周波破壊電圧との関
係を調べた。結果を図2、図4、図6に示す。
【0015】図1の雷インパルス破壊電圧と水トリー長
の関係及び図2のAC破壊電圧と水トリー長の関係か
ら、図3に示す雷インパルス破壊電圧とAC破壊電圧の
相関図が得られる。これは、図1及び図2で水トリー長
に対する破壊電圧値を最小二乗近似し、水トリー長を媒
体として相関を求めたものである。
【0016】同様にして、雷インパルス破壊電圧と減衰
振動波破壊電圧の関係(図5)、雷インパルス破壊電圧
と超低周波破壊電圧の関係(図7)を得た。
【0017】なお、水トリー長と破壊電圧値の関係を求
めるときに、最小二乗則でなく、インパルス破壊電圧値
の最小値にしたり、各試験波形破壊電圧値の最大値にす
れば、各試験波形破壊電圧と雷インパルス破壊電圧の関
係を表すグラフが、より大きな傾きとなるので、より安
全サイドに移動した耐圧試験となる。また、線路の気候
条件を考慮して、線路に課電する試験電圧を適宜増やし
て裕度をとることができる。
【0018】(実施例1)A、Bの2種類の絶縁厚さ8
mmの33kV×400mm2 CVケーブルを用意し、
試験用に切り分け、10mの試験ケーブルを作製した。
試験ケーブルについて最大水トリー長を観測したとこ
ろ、試験ケーブルAは2.5mm、試験ケーブルBは
3.8mmであった。これらA、Bのケーブルは、33
kVの運転電圧で7〜16年の余寿命があることが推定
されている。すなわち、A、Bのケーブルは運転電圧の
みに曝されている場合、当面の間は破壊しない健全ケー
ブルであると判定される。
【0019】試験ケーブルA、Bについて、33kVケ
ーブルの系統雷インパルス耐電圧値で耐電圧試験(20
0kV/3回印加)を行ったところ、試験ケーブルAは
破壊しなかったが、試験ケーブルBは1回で破壊してし
まった。すなわち、ケーブルBは、33kV系統のLI
WV値の雷インパルス過電圧に対して有害となる水トリ
ーを有するケーブルであることがわかる。
【0020】本発明方法で、試験ケーブルA、Bについ
て、AC電圧による耐電圧試験を行った。すなわち、3
3kVケーブル系統のLIWV値である200kVに対
応するAC電圧値62kVを図3から読みとり、試験ケ
ーブルA、Bに印加したところ、試験ケーブルAは10
分間の耐電圧試験に耐えたが、試験ケーブルBは9分後
に破壊した。
【0021】また、試験ケーブルA、Bについて、減衰
振動波電圧を146kV/1回印加(電圧値は図5より
読みとった)して、耐電圧試験を行った。その結果、試
験ケーブルAは1回の耐電圧試験に耐えたが、試験ケー
ブルBは破壊した。
【0022】さらに、試験ケーブルA、Bについて、超
低周波電圧を117kV/10分(電圧値は図7より読
みとった)を印加して、耐電圧試験を行った。その結
果、試験ケーブルAは10分間の耐電圧試験に耐えた
が、試験ケーブルBは2分後に破壊した。
【0023】これらの結果より、運転電圧では直ちに破
壊しないような水トリー劣化をしたケーブルに、本発明
方法によって、系統のLIWV値相当のAC、超低周波
または減衰振動波を試験波形電圧で印加することによ
り、雷インパルス侵入時に有害となる水トリーを有する
ケーブルをスクリーニングすることができた。
【0024】(実施例2)上記(1)と同様の手法で作
製した水トリー劣化ケーブルに、減衰振動波電圧を印加
して、水トリーから電気トリーが発生する電気トリー発
生電圧を調べた。光学顕微鏡によってケーブルの絶縁体
断面を観察して電気トリー発生の有無を確認しながら、
種々の減衰振動波電圧値を印加していったところ、減衰
振動波破壊電圧値の78%で水トリーから電気トリーが
発生することがわかった。続いて、減衰振動波の印加に
よって電気トリーが発生した試験ケーブルに、超低周波
電圧を印加し、電気トリーが再び伸展を始める電気トリ
ー再伸展電圧を、部分放電測定を行うことによって調べ
た。その結果、超低周波電圧の電気トリー再伸展電圧
は、図6に示した超低周波破壊電圧の83%であること
がわかった。
【0025】したがって、AC、減衰振動波、超低周波
等の試験波形電圧ををそれぞれ単独で用いて、図3、図
5、図7から読みとれる電圧値を印加して耐電圧試験を
行うのに代わって、図3より求められる減衰振動破壊電
圧値の0.78倍の電圧値の電圧を印加し、続いて図5
より求められる超低圧波破壊電圧値の0.83倍の電圧
を印加すれば、雷インパルス侵入時に絶縁破壊の原因と
なりうる有害水トリーを有するケーブルをスクリーニン
グできる。ケーブルA、Bについて、系統のLIWV値
で有害となる水トリーを有するケーブルをスクリーニン
グすべく、減衰振動波(146kV×0.78=)11
4kV/1回および超低周波(117kV×0.83
=)97kV/10分を印加し、耐電圧試験を行った。
その結果、試験ケーブルAでは破壊は生じなかったが、
試験ケーブルBは、超低周波電圧97kVの印加を始め
て1分後に破壊が生じた。これらの結果より、減衰振動
波及び超低周波電圧を組み合わせて耐電圧試験を行うこ
とによって、試験波形電圧を単独で用いて耐電圧試験を
行うのと同じように、雷インパルス侵入時に有害となる
水トリーを有するケーブルのスクリーニングをすること
ができた。
【0026】
【発明の効果】本発明の耐電圧試験方法を用いれば、雷
インパルスに代わる各種試験波形によって、雷インパル
ス侵入時に絶縁破壊の原因となる有害な水トリーを有す
るケーブルをスクリーニングすることができる。また、
本発明方法は、長尺ケーブルに対しても適用できるた
め、実線路のケーブルの雷インパルスに対する信頼性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インパルス破壊電圧と水トリー長の関係を示す
グラフである。
【図2】AC破壊電圧と水トリー長の関係を示すグラフ
である。
【図3】インパルス破壊電圧とAC破壊電圧の関係を示
すグラフである。
【図4】減衰振動波破壊電圧と水トリー長の関係を示す
グラフである。
【図5】インパルス破壊電圧と減衰振動波破壊電圧の関
係を示すグラフである。
【図6】超低周波破壊電圧と水トリー長の関係を示すグ
ラフである。
【図7】インパルス破壊電圧と超低周波破壊電圧の関係
を示すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 榊原 広幸 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 田中 秀郎 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 一柳 直隆 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水トリー劣化状態と雷インパルス破壊電
    圧との関係と、水トリー劣化状態と試験波形破壊電圧と
    の関係とから、雷インパルス破壊電圧と試験波形破壊電
    圧との関係を求め、試験ケーブルに所定の試験波形電圧
    を印加して水トリーのスクリーニングを行うことを特徴
    とするゴム・プラスチックケーブルの耐電圧試験方法。
  2. 【請求項2】 水トリー劣化状態と雷インパルス破壊電
    圧との関係と、水トリー劣化状態とその水トリーから電
    気トリーが発生しうる試験電圧と前記電気トリーを伸展
    破壊させる試験波形電圧との関係を求め、試験ケーブル
    に所定の電気トリー発生試験電圧と電気トリー伸展電圧
    を印加して水トリーのスクリーニングを行うことを特徴
    とするゴム・プラスチックケーブルの耐電圧試験方法。
JP10070197A 1997-04-18 1997-04-18 ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法 Expired - Fee Related JP3524320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10070197A JP3524320B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10070197A JP3524320B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10293152A true JPH10293152A (ja) 1998-11-04
JP3524320B2 JP3524320B2 (ja) 2004-05-10

Family

ID=14281020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10070197A Expired - Fee Related JP3524320B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3524320B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100688690B1 (ko) * 2003-08-13 2007-02-28 가온전선 주식회사 통신케이블 내전압 시험방법
CN104237758A (zh) * 2014-10-13 2014-12-24 国家电网公司 一种基于缩比模型的特高压换流变压器冲击耐压试验方法
CN109212368A (zh) * 2018-11-02 2019-01-15 贵州电网有限责任公司 一种输电线路导地线耐雷电流烧蚀能力评估方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100688690B1 (ko) * 2003-08-13 2007-02-28 가온전선 주식회사 통신케이블 내전압 시험방법
CN104237758A (zh) * 2014-10-13 2014-12-24 国家电网公司 一种基于缩比模型的特高压换流变压器冲击耐压试验方法
CN109212368A (zh) * 2018-11-02 2019-01-15 贵州电网有限责任公司 一种输电线路导地线耐雷电流烧蚀能力评估方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3524320B2 (ja) 2004-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Toigo et al. Partial discharge behavior of protrusion on high voltage conductor in GIS/GIL under high voltage direct current: Comparison of SF 6 and SF 6 alternative gases
JP2000224723A (ja) ガス絶縁機器の部分放電診断装置および診断方法
Heider et al. Study of frequency variant tan delta diagnosis for MV cables insulation status assessment
JPH10293152A (ja) ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法
Lundgaard et al. Acoustic method for quality control and in-service periodic monitoring of medium voltage cable terminations
Hartlein et al. Effects of voltage impulses on extruded dielectric cable life
Kruizinga et al. Fault development on water ingress in damaged underground low voltage cables with plastic insulation
Mashikian Partial discharge location as a diagnostic tool for power cables
JPH1183932A (ja) ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブルの耐電圧試験方法
CN110596142A (zh) 基于太赫兹成像的缺陷检测方法及系统
CN106771902B (zh) 一种gis电晕放电程度的确定方法
JP3599465B2 (ja) ゴム、プラスチックケーブルの寿命判定試験方法
KR20140113554A (ko) 삽입 프로토콜
JP4101120B2 (ja) 固体絶縁ケーブルの試験方法
Steiner et al. Partial discharges in low-voltage cables
Densley An overview of aging mechanisms and diagnostics for extruded power cables
Phillips et al. Ultrasonic emissions from nonceramic insulators with defects
JP2000055976A (ja) ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの耐圧試験方法および診断方法
JP3197000B2 (ja) 開閉サージを利用した特別高電圧線路の現地試験方法
JP3083163B2 (ja) ケーブル絶縁体の欠陥部検出方法
JPH07311236A (ja) 電力ケーブル線路の欠陥検出方法
Naderiallaf et al. Glass fibre insulated wire assessment under partial discharges activity via dielectric dissipation factor measurements
Kutil Qualification of fiber-reinforced insulating materials based on PD analysis
Takahashi et al. Study on insulation diagnosis for XLPE cables using dumping oscillating high voltage
JPH11242017A (ja) ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの耐圧試験結果の定量的評価方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040212

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees