JPH10290824A - 非金属製配水管の電気滅菌方法および装置 - Google Patents
非金属製配水管の電気滅菌方法および装置Info
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- JPH10290824A JPH10290824A JP9107818A JP10781897A JPH10290824A JP H10290824 A JPH10290824 A JP H10290824A JP 9107818 A JP9107818 A JP 9107818A JP 10781897 A JP10781897 A JP 10781897A JP H10290824 A JPH10290824 A JP H10290824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の配水系の設備そのものを最大限に活用
し、経済的に配水の滅菌を行うとともに、水質の改善を
も実現する非金属製配水管の電気滅菌方法および装置を
提供する。 【解決手段】 非金属製配水管の内部に陽極を該配水管
中の配水に露出するように設けるとともに、この陽極か
ら離間した配水管の内面に陰極を設けるか、該配水管に
接続されている容器内面に陰極を設け、配水中に連続し
て電流を供給する。
し、経済的に配水の滅菌を行うとともに、水質の改善を
も実現する非金属製配水管の電気滅菌方法および装置を
提供する。 【解決手段】 非金属製配水管の内部に陽極を該配水管
中の配水に露出するように設けるとともに、この陽極か
ら離間した配水管の内面に陰極を設けるか、該配水管に
接続されている容器内面に陰極を設け、配水中に連続し
て電流を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水または温水を供
給する非金属製の配水管の内面および該配水管中の水ま
たは温水(以下、これら水および温水を単に配水と称
す)の滅菌を実現する電気滅菌方法および電気滅菌装置
に関する。
給する非金属製の配水管の内面および該配水管中の水ま
たは温水(以下、これら水および温水を単に配水と称
す)の滅菌を実現する電気滅菌方法および電気滅菌装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】給水配水管、給湯配水管などの配水系に
おいて、例えば、風呂へ供給される温水を濾過する濾過
器の内部および近傍などには、装置の組立の容易性、配
水管接続工事の設置容易性や、防錆防食を考慮する必要
がないことなどから、プラスチック製などの非金属製の
配水管が用いられている。特に濾過器においては、錆が
発生すると、濾過性能が大幅に低減するので、非金属製
配水管が必須となる。このような非金属製の配水管で
は、管内の防錆防食は考慮する必要はない。しかし、非
金属製配水管の管内面には経時的に付着するぬめりなど
の細菌のコロニーなどからなる汚染付着層が成長する。
この汚染付着層は、極端に配水の水質を低下させる。こ
のような汚染付着層は、給湯装置の濾過器などの水流速
度の低下する箇所、もしくは水流の停滞する箇所におい
て、顕著に発生する。この汚染付着層には、細菌のコロ
ニーが生じており、このコロニーから、細菌ばかりでな
く、その産生毒素が、配水中に混入する。このような細
菌としては、周知の大腸菌ばかりでなく、重篤な肺炎を
引き起こすレジオネラ菌をはじめ多くの細菌が確認され
ている。例えば、レジオネラ菌は、自然界の土壌や淡水
中に生息しており、日常生活で接触する可能性が高い細
菌であり、感染すると、咳きや発熱などの症状が表れ、
重篤な肺炎にいたることがある。特に、免疫力の弱い新
生児や高齢者、そして病人は感染しないように気を付け
なければならず、最近、その感染防止に関心が集まって
いる。
おいて、例えば、風呂へ供給される温水を濾過する濾過
器の内部および近傍などには、装置の組立の容易性、配
水管接続工事の設置容易性や、防錆防食を考慮する必要
がないことなどから、プラスチック製などの非金属製の
配水管が用いられている。特に濾過器においては、錆が
発生すると、濾過性能が大幅に低減するので、非金属製
配水管が必須となる。このような非金属製の配水管で
は、管内の防錆防食は考慮する必要はない。しかし、非
金属製配水管の管内面には経時的に付着するぬめりなど
の細菌のコロニーなどからなる汚染付着層が成長する。
この汚染付着層は、極端に配水の水質を低下させる。こ
のような汚染付着層は、給湯装置の濾過器などの水流速
度の低下する箇所、もしくは水流の停滞する箇所におい
て、顕著に発生する。この汚染付着層には、細菌のコロ
ニーが生じており、このコロニーから、細菌ばかりでな
く、その産生毒素が、配水中に混入する。このような細
菌としては、周知の大腸菌ばかりでなく、重篤な肺炎を
引き起こすレジオネラ菌をはじめ多くの細菌が確認され
ている。例えば、レジオネラ菌は、自然界の土壌や淡水
中に生息しており、日常生活で接触する可能性が高い細
菌であり、感染すると、咳きや発熱などの症状が表れ、
重篤な肺炎にいたることがある。特に、免疫力の弱い新
生児や高齢者、そして病人は感染しないように気を付け
なければならず、最近、その感染防止に関心が集まって
いる。
【0003】従来、このような非金属製配水管における
滅菌は、配水系の要所において、殺菌剤の投入や、オゾ
ン発生装置を設置するか、高温殺菌を行うという方法に
より、対応していた。これらの滅菌方法は、その効果が
不十分であるばかりでなく、殺菌剤の投入は、人体への
影響から好ましくなく、また、この殺菌剤の投入も含め
て、その他のオゾンによる殺菌、高温殺菌には、設置コ
ストおよびランニングコストが嵩むという経済的な問題
点もあった。
滅菌は、配水系の要所において、殺菌剤の投入や、オゾ
ン発生装置を設置するか、高温殺菌を行うという方法に
より、対応していた。これらの滅菌方法は、その効果が
不十分であるばかりでなく、殺菌剤の投入は、人体への
影響から好ましくなく、また、この殺菌剤の投入も含め
て、その他のオゾンによる殺菌、高温殺菌には、設置コ
ストおよびランニングコストが嵩むという経済的な問題
点もあった。
【0004】これに対し、本発明者は、本発明に先立っ
て、冷水または加熱水の金属製配水管の防食ならびに細
菌が寄生している配水の滅菌を低コストで確実に行う電
気防食滅菌方法および装置を提案した(特願平8−34
9965号)。この技術は、少なくとも、金属製配水管
の継ぎ手部分に管内空間に露出して取り付けられる陽極
と、前記配水管の所望の外表面に接続される陰極と、前
記陽極と前記陰極とに接続され該陽極と陰極との間に一
定の電流を供給する直流電流供給デバイスとから装置を
構成し、前記陽極から陰極の間の配水中に経時的に所定
の一定電流を供給する構成である。この技術によれば、
金属製配水管を、従来の常識と異なって、裸管で陽極か
ら片側10〜15mまでの範囲、ライニング管で陽極か
ら片側30m程度までの広い範囲内を電気防食できる技
術を確立できる。また、同時に、この技術により、金属
製配水管からなる給水系統において、薬剤なしに、一般
細菌が寄生している配水の滅菌を確実に行うことができ
る。
て、冷水または加熱水の金属製配水管の防食ならびに細
菌が寄生している配水の滅菌を低コストで確実に行う電
気防食滅菌方法および装置を提案した(特願平8−34
9965号)。この技術は、少なくとも、金属製配水管
の継ぎ手部分に管内空間に露出して取り付けられる陽極
と、前記配水管の所望の外表面に接続される陰極と、前
記陽極と前記陰極とに接続され該陽極と陰極との間に一
定の電流を供給する直流電流供給デバイスとから装置を
構成し、前記陽極から陰極の間の配水中に経時的に所定
の一定電流を供給する構成である。この技術によれば、
金属製配水管を、従来の常識と異なって、裸管で陽極か
ら片側10〜15mまでの範囲、ライニング管で陽極か
ら片側30m程度までの広い範囲内を電気防食できる技
術を確立できる。また、同時に、この技術により、金属
製配水管からなる給水系統において、薬剤なしに、一般
細菌が寄生している配水の滅菌を確実に行うことができ
る。
【0005】ところが、上記本発明者が提案した電気防
食滅菌方法および装置では、金属製配水管の滅菌はでき
るが、合成樹脂等の非金属製配水管では、配水管材が陰
極となり得ないので、配水の滅菌を行うことができな
い。
食滅菌方法および装置では、金属製配水管の滅菌はでき
るが、合成樹脂等の非金属製配水管では、配水管材が陰
極となり得ないので、配水の滅菌を行うことができな
い。
【0006】本発明者は、前記非金属製配水管の滅菌
を、確実かつ安価に行うことのできる方法は、電気的滅
菌方法以外に適当な方法はないとの観点から、前記先に
提案の電気防食滅菌方法および装置を、非金属製配水管
にも適用できるように拡張すべく検討し、本発明を成す
に至った。
を、確実かつ安価に行うことのできる方法は、電気的滅
菌方法以外に適当な方法はないとの観点から、前記先に
提案の電気防食滅菌方法および装置を、非金属製配水管
にも適用できるように拡張すべく検討し、本発明を成す
に至った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来の事情に鑑みてなされたもので、従来の配水系の設
備そのものを最大限に活用し、経済的に配水の滅菌を行
うとともに、水質の改善をも実現する非金属製配水管の
電気滅菌方法および装置を提供することにある。
従来の事情に鑑みてなされたもので、従来の配水系の設
備そのものを最大限に活用し、経済的に配水の滅菌を行
うとともに、水質の改善をも実現する非金属製配水管の
電気滅菌方法および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するために、非金属製配水管系において最も滅菌を
必要とする濾過装置近傍の配水系に対して、以下のよう
な検討を行った。
解決するために、非金属製配水管系において最も滅菌を
必要とする濾過装置近傍の配水系に対して、以下のよう
な検討を行った。
【0009】(i)図1に示すような装置を濾過装置の
出口合成樹脂配水管の途中に設置することにより、ある
条件下では設置以前に検出された細菌が設置後10〜2
0日の間に不検出となることが確認されたが、印加する
直流電圧を高くし、電流を相当量流さなければならず、
水の使用端への迷走電流による悪影響が懸念された。図
中、1は合成樹脂容器、2および3は絶縁ワニス、4は
陽極(ステンレス製)、5は陰極(ステンレス製)を示
す。
出口合成樹脂配水管の途中に設置することにより、ある
条件下では設置以前に検出された細菌が設置後10〜2
0日の間に不検出となることが確認されたが、印加する
直流電圧を高くし、電流を相当量流さなければならず、
水の使用端への迷走電流による悪影響が懸念された。図
中、1は合成樹脂容器、2および3は絶縁ワニス、4は
陽極(ステンレス製)、5は陰極(ステンレス製)を示
す。
【0010】(ii)そこで、配水系に設けられている給
湯装置の濾過装置のフィルタードラムが金属製であれ
ば、その既設のフィルタードラムを陰極にして、既設の
フィルタードラムが非金属製であれば、それを金属製の
フィルタードラムに交換し、その新設金属製フィルター
ドラムを陰極として、その濾過装置の温水入口に陽極を
設置し、配水中に電流を印加した。その結果、循環温水
中に検出されていた細菌が、7〜12Vの電圧と2〜1
5mAの直流電流により、5〜10日経過後には完全に
検出されなくなった。また、副次効果として、水路の内
面に付着していたぬめりなどの汚染付着層も消滅してい
た。
湯装置の濾過装置のフィルタードラムが金属製であれ
ば、その既設のフィルタードラムを陰極にして、既設の
フィルタードラムが非金属製であれば、それを金属製の
フィルタードラムに交換し、その新設金属製フィルター
ドラムを陰極として、その濾過装置の温水入口に陽極を
設置し、配水中に電流を印加した。その結果、循環温水
中に検出されていた細菌が、7〜12Vの電圧と2〜1
5mAの直流電流により、5〜10日経過後には完全に
検出されなくなった。また、副次効果として、水路の内
面に付着していたぬめりなどの汚染付着層も消滅してい
た。
【0011】本テストの水質データの一例を表1に示
す。
す。
【0012】
【表1】
【0013】したがって、前記課題を解決するために、
本発明の請求項1の非金属製配水管の電気滅菌方法は、
非金属製配水管の内部に陽極を該配水管中の配水に露出
するように設けるとともに、この陽極から離間した配水
管の内面に陰極を設け、配水中に連続して電流を供給す
ることを特徴とする。
本発明の請求項1の非金属製配水管の電気滅菌方法は、
非金属製配水管の内部に陽極を該配水管中の配水に露出
するように設けるとともに、この陽極から離間した配水
管の内面に陰極を設け、配水中に連続して電流を供給す
ることを特徴とする。
【0014】請求項2の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項1に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が直流定電流または直流パルス電流である
ことを特徴とする。
は、前記請求項1に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が直流定電流または直流パルス電流である
ことを特徴とする。
【0015】請求項3の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項1に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
は、前記請求項1に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
【0016】請求項4の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項1ないし3のいずれかに記載の方法にお
いて、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレート状
または棒状のいずれかの形状であることを特徴とする。
は、前記請求項1ないし3のいずれかに記載の方法にお
いて、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレート状
または棒状のいずれかの形状であることを特徴とする。
【0017】請求項5の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、非金属製配水管の内部に陽極を該配水管中の配水に
露出するように設けるとともに、該配水管に接続されて
いる容器内面に陰極を設け、配水中に連続して電流を供
給することを特徴とする。
は、非金属製配水管の内部に陽極を該配水管中の配水に
露出するように設けるとともに、該配水管に接続されて
いる容器内面に陰極を設け、配水中に連続して電流を供
給することを特徴とする。
【0018】請求項6の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項5に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が直流定電流または直流パルス電流である
ことを特徴とする。
は、前記請求項5に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が直流定電流または直流パルス電流である
ことを特徴とする。
【0019】請求項7の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項5に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
は、前記請求項5に記載の方法において、前記連続して
供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
【0020】請求項8の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項5ないし7のいずれかに記載の方法にお
いて、前記容器が濾過器であることを特徴とする。
は、前記請求項5ないし7のいずれかに記載の方法にお
いて、前記容器が濾過器であることを特徴とする。
【0021】請求項9の非金属製配水管の電気滅菌方法
は、前記請求項5ないし8のいずれかに記載の方法にお
いて、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレート状
または棒状のいずれかの形状であることを特徴とする。
は、前記請求項5ないし8のいずれかに記載の方法にお
いて、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレート状
または棒状のいずれかの形状であることを特徴とする。
【0022】請求項10の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、非金属製配水管の内部に該配水管中の配水に露出
するように設けられる陽極と、この陽極から離間した配
水管の内面に設けられる陰極と、前記陽極と陰極とに接
続され該陽極と陰極とを介して前記配水中に連続して所
定の電流を供給する電流供給デバイスとを、少なくとも
有することを特徴とする。
置は、非金属製配水管の内部に該配水管中の配水に露出
するように設けられる陽極と、この陽極から離間した配
水管の内面に設けられる陰極と、前記陽極と陰極とに接
続され該陽極と陰極とを介して前記配水中に連続して所
定の電流を供給する電流供給デバイスとを、少なくとも
有することを特徴とする。
【0023】請求項11の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項10に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が直流定電流または直流パルス電流で
あることを特徴とする。
置は、前記請求項10に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が直流定電流または直流パルス電流で
あることを特徴とする。
【0024】請求項12の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項10に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
置は、前記請求項10に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
【0025】請求項13の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項10ないし12のいずれかに記載の装
置において、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレ
ート状または棒状のいずれかの形状であることを特徴と
する。
置は、前記請求項10ないし12のいずれかに記載の装
置において、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレ
ート状または棒状のいずれかの形状であることを特徴と
する。
【0026】請求項14の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、非金属製配水管の内部に該配水管中の配水に露出
するように設けられる陽極と、該配水管に接続されてい
る容器内面に設けられる陰極と、該陽極と陰極とに接続
され該陽極と陰極とを介して前記配水中に連続して所定
の電流を供給する電流供給デバイスとを、少なくとも有
することを特徴とする。
置は、非金属製配水管の内部に該配水管中の配水に露出
するように設けられる陽極と、該配水管に接続されてい
る容器内面に設けられる陰極と、該陽極と陰極とに接続
され該陽極と陰極とを介して前記配水中に連続して所定
の電流を供給する電流供給デバイスとを、少なくとも有
することを特徴とする。
【0027】請求項15の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項14に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が直流定電流または直流パルス電流で
あることを特徴とする。
置は、前記請求項14に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が直流定電流または直流パルス電流で
あることを特徴とする。
【0028】請求項16の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項14に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
置は、前記請求項14に記載の装置において、前記連続
して供給する電流が交流電流であることを特徴とする。
【0029】請求項17の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項14ないし16のいずれかに記載の装
置において、前記容器が濾過器であることを特徴とす
る。
置は、前記請求項14ないし16のいずれかに記載の装
置において、前記容器が濾過器であることを特徴とす
る。
【0030】請求項18の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項14ないし17のいずれかに記載の装
置において、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレ
ート状または棒状のいずれかの形状であることを特徴と
する。
置は、前記請求項14ないし17のいずれかに記載の装
置において、前記陰極および陽極が、網状、孔開きプレ
ート状または棒状のいずれかの形状であることを特徴と
する。
【0031】請求項19の非金属製配水管の電気滅菌装
置は、前記請求項14ないし18のいずれかに記載の装
置において、前記陰極が濾過器の金属製フィルターに一
体的に接続されていることを特徴とする。
置は、前記請求項14ないし18のいずれかに記載の装
置において、前記陰極が濾過器の金属製フィルターに一
体的に接続されていることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
するが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるも
のではない。
するが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるも
のではない。
【0033】図2および図3は、本発明にかかる非金属
製配水管路中の温配水に寄生する細菌の電気滅菌装置の
概略構成の説明図である。本発明の電気滅菌方法および
装置では、電源接続端子105を有する定電圧直流電流
供給デバイス100(図3)を濾過器10に隣接して設
置する。
製配水管路中の温配水に寄生する細菌の電気滅菌装置の
概略構成の説明図である。本発明の電気滅菌方法および
装置では、電源接続端子105を有する定電圧直流電流
供給デバイス100(図3)を濾過器10に隣接して設
置する。
【0034】図3は、動作電圧を低下させるとともに、
交流電流を直流電流に整流する定電圧直流電流供給デバ
イスの概略回路図である。
交流電流を直流電流に整流する定電圧直流電流供給デバ
イスの概略回路図である。
【0035】図3において、供給電力は、接続端子10
5から入力され、続いて、ヒューズ101を介してトラ
ンス102に入力され、そこで10V前後の電圧に低下
されて出力される。トランス102の出力端は、交流電
流を直流電流に整流する整流ダイオード列103に接続
されている。整流ダイオード列103からの出力は、電
流制御器104を介して、図2に示した濾過器10に設
置されている後述の陽極11および陰極(セットボルト
兼用)12に接続される。電流制御器104は直流電流
を最大値20〜200ミリアンペアに制限する。
5から入力され、続いて、ヒューズ101を介してトラ
ンス102に入力され、そこで10V前後の電圧に低下
されて出力される。トランス102の出力端は、交流電
流を直流電流に整流する整流ダイオード列103に接続
されている。整流ダイオード列103からの出力は、電
流制御器104を介して、図2に示した濾過器10に設
置されている後述の陽極11および陰極(セットボルト
兼用)12に接続される。電流制御器104は直流電流
を最大値20〜200ミリアンペアに制限する。
【0036】図2は、温配水系路に新設した電気滅菌機
能付き濾過器(電気滅菌装置)の概略断面構成図であ
る。FRP製のシェル13の内部にフィルタードラム1
4が装着されており、その上部にヘアフィルター15が
取り付けられている。ヘアフィルター15の上部フラン
ジ16aと陽極固定フランジ17との間にフランジ型陽
極11を挟み込む。この陽極11は、硬質樹脂製のフラ
ンジ11aの内側に白金メッキニオブのワイヤー11b
を露出した構造をなしており、フランジ11aの外周の
タップに直流プラス電源を継ぎ込むと、白金メッキニオ
ブワイヤー11bが陽極として作動するようになる。フ
ィルタードラム14とその穴あき板14aはステンレス
スチール製であり、ヘアフィルター15もステンレス製
である。また、ヘアフィルター15を固定するセットボ
ルト(陰極として使用)12もステンレス製とする。し
たがって、ヘアフィルター15のアンカープレート16
bとセットボルト(陰極)12の締め付けナット12a
との間に図3に示した整流ダイオード列103のカソー
ド線をセットすることにより、ヘアフィルター15とフ
ィルタードラム14のステンレス製穴あき板14aとが
循環温水に対して直接的な陰極として作動するようにな
る。換言すれば、セットボルト12は接続部陰極であ
り、ヘアフィルター15と穴あき板14aとは作動陰極
である。
能付き濾過器(電気滅菌装置)の概略断面構成図であ
る。FRP製のシェル13の内部にフィルタードラム1
4が装着されており、その上部にヘアフィルター15が
取り付けられている。ヘアフィルター15の上部フラン
ジ16aと陽極固定フランジ17との間にフランジ型陽
極11を挟み込む。この陽極11は、硬質樹脂製のフラ
ンジ11aの内側に白金メッキニオブのワイヤー11b
を露出した構造をなしており、フランジ11aの外周の
タップに直流プラス電源を継ぎ込むと、白金メッキニオ
ブワイヤー11bが陽極として作動するようになる。フ
ィルタードラム14とその穴あき板14aはステンレス
スチール製であり、ヘアフィルター15もステンレス製
である。また、ヘアフィルター15を固定するセットボ
ルト(陰極として使用)12もステンレス製とする。し
たがって、ヘアフィルター15のアンカープレート16
bとセットボルト(陰極)12の締め付けナット12a
との間に図3に示した整流ダイオード列103のカソー
ド線をセットすることにより、ヘアフィルター15とフ
ィルタードラム14のステンレス製穴あき板14aとが
循環温水に対して直接的な陰極として作動するようにな
る。換言すれば、セットボルト12は接続部陰極であ
り、ヘアフィルター15と穴あき板14aとは作動陰極
である。
【0037】温配水が濾過器10とその前後の合成樹脂
製配水管内に充満している時に、図3に示す電流供給デ
バイス100に電力を入力し、陽極11と陰極12との
間の電圧を10V程度に保持すると、ヘアフィルター1
5とフィルタードラム14の穴あきプレート14aとを
作動陰極とし、陽極11の白金ニオブワイヤー11bを
作動陽極として温配水中に微弱電流が生じ、細菌を消滅
せしめる。
製配水管内に充満している時に、図3に示す電流供給デ
バイス100に電力を入力し、陽極11と陰極12との
間の電圧を10V程度に保持すると、ヘアフィルター1
5とフィルタードラム14の穴あきプレート14aとを
作動陰極とし、陽極11の白金ニオブワイヤー11bを
作動陽極として温配水中に微弱電流が生じ、細菌を消滅
せしめる。
【0038】
(実施例1)風呂への給湯装置に給水濾過器を組み合わ
せて風呂水の交換なしに常時入浴可能とした通称24時
間風呂に本発明を適用した。対象とした24時間風呂の
温配水管の風呂入口手前の合成樹脂製配水管の途中に、
図2に示す電気滅菌機能付き濾過器を設置し、電気を入
力しない状態で、14日間温水を循環した。14日後の
水質検査値が前掲表1の電圧印加前の項に示すような値
となった。
せて風呂水の交換なしに常時入浴可能とした通称24時
間風呂に本発明を適用した。対象とした24時間風呂の
温配水管の風呂入口手前の合成樹脂製配水管の途中に、
図2に示す電気滅菌機能付き濾過器を設置し、電気を入
力しない状態で、14日間温水を循環した。14日後の
水質検査値が前掲表1の電圧印加前の項に示すような値
となった。
【0039】14日経過後から温水循環は継続したま
ま、図3に示す定電圧直流電流供給デバイスにより、電
気を図2の濾過器に入力し、DC10Vの電圧を連続し
て印加したところ、電流供給開始から5日後の水質は、
表1に示すように、一般細菌が0となり、かつ大腸菌も
検出されなかった。また、副次効果として、配水管内面
等に付着していたぬめり(汚染付着層)も除去された。
ま、図3に示す定電圧直流電流供給デバイスにより、電
気を図2の濾過器に入力し、DC10Vの電圧を連続し
て印加したところ、電流供給開始から5日後の水質は、
表1に示すように、一般細菌が0となり、かつ大腸菌も
検出されなかった。また、副次効果として、配水管内面
等に付着していたぬめり(汚染付着層)も除去された。
【0040】(実施例2)本実施例は、非金属配水管の
内部に流す電流を交流電流とした場合の実施例であり、
図4に示す装置により実施したものである。この実施例
では、配水中に交流電圧を印加することにより、上流側
で検出される細菌が下流側の配水中では死滅していた。
これは、下流側のサンプリング水を培養槽中に入れて培
養することにより、確認した。
内部に流す電流を交流電流とした場合の実施例であり、
図4に示す装置により実施したものである。この実施例
では、配水中に交流電圧を印加することにより、上流側
で検出される細菌が下流側の配水中では死滅していた。
これは、下流側のサンプリング水を培養槽中に入れて培
養することにより、確認した。
【0041】図4において、符号21は、合成樹脂製の
配管であり、この配管の中に金属リング22および23
をはめ込んだ。金属リング22には金属メッシュ24を
溶接し、金属リング23には金属メッシュ25を溶接
し、これら金属リング22,23の配管21への固定
は、それぞれ金属ビス26および27により行った。
配管であり、この配管の中に金属リング22および23
をはめ込んだ。金属リング22には金属メッシュ24を
溶接し、金属リング23には金属メッシュ25を溶接
し、これら金属リング22,23の配管21への固定
は、それぞれ金属ビス26および27により行った。
【0042】金属ビス26の末端には端子30を有する
リード線28を接続し、金属ビス27には端子31を有
するリード線29を接続した。
リード線28を接続し、金属ビス27には端子31を有
するリード線29を接続した。
【0043】端子30および端子31に印加する交流電
圧は、慣用のスライダックにより調整できる範囲内に設
定した。その範囲内では、最低電圧AC5Vでも、最高
電圧AC100Vでも、下記の表2に示すように、滅菌
効果が確認された。そして、このことから、さらに広範
囲な印加電圧によっても、滅菌が可能であることが推定
された。
圧は、慣用のスライダックにより調整できる範囲内に設
定した。その範囲内では、最低電圧AC5Vでも、最高
電圧AC100Vでも、下記の表2に示すように、滅菌
効果が確認された。そして、このことから、さらに広範
囲な印加電圧によっても、滅菌が可能であることが推定
された。
【0044】
【表2】
【0045】(実施例3)図4の構成において、自動オ
ンオフのDC10V電源の陽極を端子30に接続し、同
電源の陰極を端子31に接続して、配管中にパルス電流
を流して、滅菌効果の確認を行った。
ンオフのDC10V電源の陽極を端子30に接続し、同
電源の陰極を端子31に接続して、配管中にパルス電流
を流して、滅菌効果の確認を行った。
【0046】その結果、上流サンプル水中の一般細菌数
が300個/ml以上であったものが、下流サンプル水
中では細菌が死滅していることが、下流サンプル水の2
4時間培養により、確認された。
が300個/ml以上であったものが、下流サンプル水
中では細菌が死滅していることが、下流サンプル水の2
4時間培養により、確認された。
【0047】さらに、自動オンオフDC電源の印加電圧
をDC2Vとした場合も、全く同様に、上流配水中で検
出された一般細菌が下流配水中では死滅していること
が、確認できた。
をDC2Vとした場合も、全く同様に、上流配水中で検
出された一般細菌が下流配水中では死滅していること
が、確認できた。
【0048】以上のことから、配水中に流す電流が、直
流パルス電流でも、直流一定電流と同様に滅菌効果があ
ることが、確認できた。
流パルス電流でも、直流一定電流と同様に滅菌効果があ
ることが、確認できた。
【0049】なお、図4の装置を非金属製配水管ではな
く、金属製の配水管に装着した場合についても同様の滅
菌実験を行ったが、前述の非金属製配水管と同様の効果
を得ることができることが確認できた。
く、金属製の配水管に装着した場合についても同様の滅
菌実験を行ったが、前述の非金属製配水管と同様の効果
を得ることができることが確認できた。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の配水系の設備そのものを最大限に活用し、経済的
に配水の滅菌を行うとともに、水質の改善をも実現する
非金属製配水管の電気滅菌方法および装置を提供するこ
とができる。
従来の配水系の設備そのものを最大限に活用し、経済的
に配水の滅菌を行うとともに、水質の改善をも実現する
非金属製配水管の電気滅菌方法および装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明をなすに至る途中で考案した電気滅菌装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
【図2】本発明にかかる非金属製配水管の電気滅菌装置
の第1の実施例を説明するためのもので、本発明を温水
循環濾過器に適用した場合の概略構成図である。
の第1の実施例を説明するためのもので、本発明を温水
循環濾過器に適用した場合の概略構成図である。
【図3】本発明の非金属製配水管の電気滅菌装置を構成
する定電圧直流電流供給デバイスの概略回路図である。
する定電圧直流電流供給デバイスの概略回路図である。
【図4】本発明にかかる非金属製配水管の電気滅菌装置
の第2および第3の実施例を説明するためのもので、一
般的な合成樹脂製の配水管に本滅菌装置を取り付けた場
合の構成図である。
の第2および第3の実施例を説明するためのもので、一
般的な合成樹脂製の配水管に本滅菌装置を取り付けた場
合の構成図である。
10 濾過器 11 陽極 11a 硬質樹脂製のフランジ 11b 白金メッキニオブのワイヤー 12 陰極(セットボルト) 13 濾過器のシェル 14 フィルタードラム 14a 穴あき板(陰極) 15 ヘアフィルター(陰極) 16a ヘアフィルターの上部フランジ16a 16b アンカープレート 17 陽極固定フランジ 21 合成樹脂製の配管 22,23 金属リング 24,25 金属メッシュ 26,27 金属ビス 28,29 リード線 30,31 端子 100 定電圧直流電流供給デバイス 101 ヒューズ 102 トランス 103 整流ダイオード列 104 電流制御器 105 電源接続端子
Claims (19)
- 【請求項1】 非金属製配水管の内部に陽極を該配水管
中の配水に露出するように設けるとともに、この陽極か
ら離間した配水管の内面に陰極を設け、配水中に連続し
て電流を供給することを特徴とする非金属製配水管の電
気滅菌方法。 - 【請求項2】 前記連続して供給する電流が直流定電流
または直流パルス電流であることを特徴とする請求項1
に記載の非金属製配水管の電気滅菌方法。 - 【請求項3】 前記連続して供給する電流が交流電流で
あることを特徴とする請求項1に記載の非金属製配水管
の電気滅菌方法。 - 【請求項4】 前記陰極および陽極が、網状、孔開きプ
レート状または棒状のいずれかの形状であることを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載の非金属製配
水管の電気滅菌方法。 - 【請求項5】 非金属製配水管の内部に陽極を該配水管
中の配水に露出するように設けるとともに、該配水管に
接続されている容器内面に陰極を設け、配水中に連続し
て電流を供給することを特徴とする非金属製配水管の電
気滅菌方法。 - 【請求項6】 前記連続して供給する電流が直流定電流
または直流パルス電流であることを特徴とする請求項5
に記載の非金属製配水管の電気滅菌方法。 - 【請求項7】 前記連続して供給する電流が交流電流で
あることを特徴とする請求項5に記載の非金属製配水管
の電気滅菌方法。 - 【請求項8】 前記容器が濾過器であることを特徴とす
る請求項5ないし7のいずれかに記載の非金属製配水管
の電気滅菌方法。 - 【請求項9】 前記陰極および陽極が、網状、孔開きプ
レート状または棒状のいずれかの形状であることを特徴
とする請求項5ないし8のいずれかに記載の非金属製配
水管の電気滅菌方法。 - 【請求項10】 非金属製配水管の内部に該配水管中の
配水に露出するように設けられる陽極と、この陽極から
離間した配水管の内面に設けられる陰極と、前記陽極と
陰極とに接続され該陽極と陰極とを介して前記配水中に
連続して所定の電流を供給する電流供給デバイスとを、
少なくとも有することを特徴とする非金属製配水管の電
気滅菌装置。 - 【請求項11】 前記連続して供給する電流が直流定電
流または直流パルス電流であることを特徴とする請求項
10に記載の非金属製配水管の電気滅菌装置。 - 【請求項12】 前記連続して供給する電流が交流電流
であることを特徴とする請求項10に記載の非金属製配
水管の電気滅菌装置。 - 【請求項13】 前記陰極および陽極が、網状、孔開き
プレート状または棒状のいずれかの形状であることを特
徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の非金
属製配水管の電気滅菌装置。 - 【請求項14】 非金属製配水管の内部に該配水管中の
配水に露出するように設けられる陽極と、該配水管に接
続されている容器内面に設けられる陰極と、該陽極と陰
極とに接続され該陽極と陰極とを介して前記配水中に連
続して所定の電流を供給する電流供給デバイスとを、少
なくとも有することを特徴とする非金属製配水管の電気
滅菌装置。 - 【請求項15】 前記連続して供給する電流が直流定電
流または直流パルス電流であることを特徴とする請求項
14に記載の非金属製配水管の電気滅菌装置。 - 【請求項16】 前記連続して供給する電流が交流電流
であることを特徴とする請求項14に記載の非金属製配
水管の電気滅菌装置。 - 【請求項17】 前記容器が濾過器であることを特徴と
する請求項14ないし16のいずれかに記載の非金属製
配水管の電気滅菌装置。 - 【請求項18】 前記陰極および陽極が、網状、孔開き
プレート状または棒状のいずれかの形状であることを特
徴とする請求項14ないし17のいずれかに記載の非金
属製配水管の電気滅菌装置。 - 【請求項19】 前記陰極が濾過器の金属製フィルター
に一体的に接続されていることを特徴とする請求項14
ないし18のいずれかに記載の非金属製配水管の電気滅
菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9107818A JPH10290824A (ja) | 1997-02-21 | 1997-04-24 | 非金属製配水管の電気滅菌方法および装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-37507 | 1997-02-21 | ||
JP3750797 | 1997-02-21 | ||
JP9107818A JPH10290824A (ja) | 1997-02-21 | 1997-04-24 | 非金属製配水管の電気滅菌方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290824A true JPH10290824A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=26376630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9107818A Pending JPH10290824A (ja) | 1997-02-21 | 1997-04-24 | 非金属製配水管の電気滅菌方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10290824A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074256A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Jonan Kk | 配水管への有機物の付着及び堆積防止方法並びに装置 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP9107818A patent/JPH10290824A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074256A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Jonan Kk | 配水管への有機物の付着及び堆積防止方法並びに装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040409 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060322 |