JPH10287671A - イミダゾリルメチルフェニルまたはピリジルメチルフェニル誘導体およびその製造方法 - Google Patents

イミダゾリルメチルフェニルまたはピリジルメチルフェニル誘導体およびその製造方法

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JPH10287671A
JPH10287671A JP11183297A JP11183297A JPH10287671A JP H10287671 A JPH10287671 A JP H10287671A JP 11183297 A JP11183297 A JP 11183297A JP 11183297 A JP11183297 A JP 11183297A JP H10287671 A JPH10287671 A JP H10287671A
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Nobuhiro Umeda
信広 梅田
Yuichi Yamada
裕一 山田
Seiichi Uchida
誠一 内田
Hiromi Ichihara
裕美 市原
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Nippon Soda Co Ltd
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Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、優れた活性と安全性を有する抗高脂
血症薬として有用な化合物を提供することである。 【解決手段】 一般式(1) 【化1】 [式中、Aは1−イミダゾリル基または3−ピリジル基
を表す。XはC(=O),CH(OH),CH2 または
CHを表し、Xとピペリジン環の結合は、XがC(=
O),CH(OH)またはCH2 のときは単結合を、C
Hのときは二重結合をとる。YはC(=O)またはSO
2 を表す。Rはハロゲン原子,C1-6 アルキル基または
1-6 アルコキシ基を表す。nは0,1,2または3を
示す。]で表される化合物またはその医薬的に許容され
る塩により解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イミダゾリルメチ
ルフェニルまたはピリジルメチルフェニル誘導体および
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】心筋梗塞などの重篤な心疾患は、アテロ
ーム性動脈硬化症の主要因子である高脂血症によって誘
発される。心筋梗塞の予防のためには高脂血症の治療が
重要であり、優れた活性と安全性を有する抗高脂血症薬
の開発が求められている。かかる抗高脂血症薬の代表的
な薬剤として、プラバスタチン(Pravastati
n),シンバスタチン(Simvastatin)等が
知られている。また、本発明に類似のイミダゾリルメチ
ルフェニル誘導体がコレステロール生合成阻害活性を有
することが、本発明者らにより報告されている[第11
5回日本薬学会年会,講演要旨集2,287頁)]。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、優れた活性
と安全性を有する抗高脂血症薬を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、一
般式(1)
【0005】
【化13】
【0006】〔式中、Aは、1−イミダゾリル基または
3−ピリジル基を表す。Xは、C(=O),CH(O
H),CH2 またはCHを表し、Xとピペリジン環は、
XがC(=O),CH(OH)またはCH2 のときは単
結合を、CHのときは二重結合をとる。Yは、C(=
O)またはSO2 を表す。Rは、ハロゲン原子,C1-6
アルキル基またはC1-6 アルコキシ基を表す。nは0,
1,2または3を示す。〕で表される化合物またはそれ
らの医薬的に許容される塩およびその製造方法である。
【0007】本発明化合物において、Rのハロゲン原子
としては、塩素,臭素,フッ素等が挙げられる。また、
1-6 アルキル基としては、メチル,エチル、プロピ
ル,イソプロピル,ブチル,イソブチル,s−ブチル,
t−ブチル等が、C1-6 アルコキシ基としては、メトキ
シ,エトキシ,プロポキシ,イソプロポキシ,ブトキ
シ,t−ブトキシ等が挙げられる。Rが複数個の場合、
Rは同一でも相異なってもよく、Rはベンゼン環の任意
の位置に置換することができる。
【0008】また、一般式(1)で表される化合物の医
薬的に許容される塩としては、塩酸,硫酸,硝酸,燐酸
等の無機酸の塩のほか、酢酸,プロピオン酸,乳酸,コ
ハク酸,酒石酸,クエン酸,安息香酸,サリチル酸,ニ
コチン酸,ヘプタグルコン酸等の有機酸の塩を挙げるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の態様】本発明化合物は以下に示す方法に
より製造することができる。 1)Aが1−イミダゾリル基で、XがC(=O)である
化合物は、以下に示す3段階の反応により製造すること
ができる。
【0010】
【化14】
【0011】(式中、Y,R,nは前記と同じ意味を表
し、Zはハロゲン原子またはスルホン酸エステルを表
す。)
【0012】すなわち、第1段階として、式(6)で表
される化合物と式(4)で表される化合物とを、不活性
溶媒中、パラジウム触媒存在下にカップリング反応させ
ることにより、式(7)で表される中間体を製造する。
この反応に用いられるパラジウム触媒としては、PdC
2 ,PdCl2 (PPh3 2 ,PdCl2 (CH3
CN)2 ,PdCl2 (PhCN)2 ,Pd(OAc)
2 ,Pd(PPh3 4 などが挙げられる。カップリン
グ反応は、例えば、テトラヒドロフラン(THF),ジ
オキサン等のエーテル類、トルエン等の芳香族炭化水素
類、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF),N−メ
チルピロリドン,ヘキサメチルホスホルアミド(HMP
A)等のアミド類等の反応に不活性な溶媒中、0〜15
0℃、好ましくは20〜70℃の温度で行う。触媒の使
用量は、特に制限されるものではないが、通常、式
(6)のスズ化合物1モルに対して1〜1万分の1モ
ル、好ましくは0.1〜0.001モルの範囲内の量で使用
することができる。
【0013】第2段階では、式(7)で表される化合物
を水またはメタノール,エタノール等のアルコール類
中、酸触媒を用いて、脱保護し、生成したベンジルアル
コールをハロゲン化するか、スルホン酸エステル化する
ことにより、式(2)で表される中間体を製造する。脱
保護は、p−トルエンスルホン酸等の有機酸や塩酸,硫
酸等の無機酸を式(7)の化合物1モルに対し、0.1〜
10モルの範囲内で加え、−20℃から用いるアルコー
ルの沸点まで、好ましくは、室温から穏やかな加熱条件
下で、30分から数10時間反応させる。ハロゲン化
は、クロロホルム,塩化メチレン等のハロゲン化炭化水
素類等の不活性溶媒中、塩化チオニル等のハロゲン化剤
を用い、−20℃から用いる溶媒の沸点まで、好ましく
は、0℃から室温まで30分から数時間反応させる。ス
ルホン酸エステル化は、クロロホルム,塩化メチレン等
のハロゲン化炭化水素類等の不活性溶媒中、トリエチル
アミン,1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデ
−7−セン(DBU)等の塩基存在下、−20℃から用
いる溶媒の沸点まで、好ましくは、0℃で、p−トルエ
ンスルホニルクロリドやメタンスルホニルクロリドを用
いて、30分から数時間反応させる。
【0014】第3段階では、式(2)で表される化合物
とイミダゾールとを塩基存在下に反応させる。この反応
はアセトン,アセトニトリル,ジメチルスルホキサイド
(DMSO),DMF等の有機溶媒中、炭酸カリウム等
の炭酸塩、カリウムt−ブトキシド等のアルコキシド等
の塩基存在下、−20℃から用いる溶媒の沸点まで、好
ましくは、室温から穏やかな加熱条件下で30分から数
時間行われる。
【0015】2)XがC(=O)の化合物は次のような
反応により製造することができる。
【0016】
【化15】
【0017】(式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味
を表す。)
【0018】すなわち、式(3)で表されるベンジルイ
ミダゾールまたはベンジルピリジンと、式(4)で表さ
れる酸クロリドとを反応させるものである。この反応
は、塩化アルミニウムにDMFを加えてできる溶液中
に、ベンジルイミダゾールまたはベンジルピリジンと式
(4)で表される酸クロリドを加え、50〜150℃ま
で、好ましくは、70〜80℃で30分から数時間かけ
て行われる。
【0019】3)XがCH(OH)の化合物は、次のよ
うな反応により製造することができる。
【0020】
【化16】
【0021】(式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味
を表す。)
【0022】この還元反応は、メタノール,エタノール
等のアルコール類中、水素化ホウ素ナトリウム等の還元
剤を用いて、−20℃から用いるアルコールの沸点まで
30分から数時間かけて行うか、あるいは、クロロホル
ム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類等の不活性
溶媒中または無溶媒で、トリフルオロ酢酸等のルイス酸
存在下、トリエチルシラン等の還元剤を用いて、−20
℃から用いる溶媒の沸点までの温度範囲で30分から数
10時間かけて行うものである。
【0023】4)XがCHで、Xとピペリジン環が二重
結合である化合物の製造方法
【0024】
【化17】
【0025】(式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味
を表す。)
【0026】この反応は、クロロホルム.塩化メチレン
等のハロゲン化炭化水素類等の不活性溶媒中、トリフル
オロメタンスルホン酸等の脱水剤を用いて、−50℃か
ら用いる溶媒の沸点まで、好ましくは、−20℃から室
温で、30分から数10時間かけて行うものである。
【0027】5)XがCH2 である化合物の製造方法
【0028】
【化18】
【0029】[式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味
を表し、Wは、C(=O)またはCH(OH)を表
す。]
【0030】この反応は、クロロホルム.塩化メチレン
等のハロゲン化炭化水素類等の不活性溶媒中あるいは無
溶媒で、トリフルオロ酢酸等のルイス酸存在下、トリエ
チルシラン等の還元剤を用いて、−20℃から用いる溶
媒の沸点まで、30分から数10時間かけて行うもので
ある。
【0031】反応終了後は、通常の後処理を行うことに
より目的物を得ることができる。本発明化合物の構造
は、IR,NMRおよびMS等から決定した。
【0032】
【実施例】次に、参考例、実施例を挙げて、本発明をさ
らに具体的に説明する。
【0033】参考例1 4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキ
シメチル]フェニルトリブチルスズの製造
【0034】
【化19】
【0035】窒素中で、1−ブロモ−4−[(テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシメチル]ベンゼ
ン5.0gをTHF50mlに溶解し、そこへ、−70℃
で、1.6M n−ブチルリチウム溶液11.5mlを滴下
した。−70℃で30分間攪拌した後、同温度でクロロ
トリブチルスズ6.0gを滴下し、−70℃で2時間攪拌
した。反応液に水を加えてから、室温まで昇温し、クロ
ロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮して、油状の目
的物を9.7g得た。1 H−NMR(CDCl3,δppm):0.8-1.9(m,33H),3.6
(m,1H),3.9(m,1H),4.5(d,1H),4.7(m,1H),4.8(d,1H),7.3
(d,2H),7.6(d,2H)
【0036】参考例2 N−(4−クロロベンゾイル)−4−[(テトラヒドロ
−2H−ピラン−2−イル)オキシメチル]ベンゾイル
ピペリジンの製造
【0037】
【化20】
【0038】4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2
−イル)オキシメチル]フェニルトリブチルスズ2.4g
とビス(トリフェニルホスフィン)パラジウムジクロリ
ド0.14gをTHF10mlに懸濁し、N−(4−クロ
ロベンゾイル)イソニペコチン酸クロリド1.34gを加
え、一夜還流した。反応液を放冷後、フッ化カリウム水
溶液を加え、室温で30分環攪拌した。クロロホルムを
加え、攪拌した後、セライト濾過し、濾液をクロロホル
ムで抽出した。飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:クロロホルム=1:3)に
より精製し、油状の目的物を1.21g得た。1 H−NMR(CDCl3,δppm):1.5-2.0(m,10H),3.1
(br,2H),3.5(m,2H),3.9(m,2H),4.5(d,1H),4.6(br,1H),
4.7(m,1H),4.8(d,1H).7.4(q,4H),7.5(d,2H),7.9(d,2H)
【0039】実施例1 N−(4−クロロベンゾイル)−4−(イミダゾール−
1−イル)メチルベンゾイルピペリジン(化合物番号I
−2)の製造
【0040】
【化21】
【0041】N−(4−クロロベンゾイル)−4−
[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシメ
チル]ベンゾイルピペリジン1.21gとp−トルエンス
ルホン酸・1水和物0.05gをメタノール30mlに溶
解し、室温で5時間攪拌した。反応液を炭酸水素ナトリ
ウム水溶液中に注ぎ、クロロホルムで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮した。得られた残渣に、塩化メチレン4m
lとトリエチルアミン0.42gを加え、0℃に冷却し、
メタンスルホニルクロリド0.38gを滴下し、0℃で1
時間、室温で1時間攪拌した後、氷水中に注ぎ、クロロ
ホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣にイミ
ダゾール0.19g、炭酸カリウム0.45g、アセトニト
リル3mlを加え、30℃で一夜攪拌した。反応液を氷
水中に注ぎ、クロロホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(エタノール:クロ
ロホルム=1:50)により精製し、少量のクロロホル
ムとエーテルを加えて、結晶化させ、濾別し、目的物を
0.70g得た。 mp.133−134℃
【0042】実施例2 [N−(4−クロロベンゼンスルホニル)ピペリジン−
4−イル]4−[(イミダゾール−1−イル)メチルフ
ェニル]メタノール(化合物番号II−5)の製造
【0043】
【化22】
【0044】N−(4−クロロベンゼンスルホニル)−
4−[(イミダゾール−1−イル)メチルベンゾイル]
ピペリジン4.79gをメタノール57mlに溶解し、0
℃で水素化ホウ素ナトリウムを0.45g加え、室温で2
時間攪拌した。反応液を氷水に注ぎ、希塩酸でpH=1
にし、次いで水酸化ナトリウム水溶液でpH=9とし
て、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
して、目的物を4.51g得た。 mp.206−208℃
【0045】実施例3 N−(4−クロロベンゼンスルホニル)−4−[(イミ
ダゾール−1−イル)メチルベンジリデン]ピペリジン
(化合物番号II−8)の製造
【0046】
【化23】
【0047】[N−(4−クロロベンゼンスルホニル)
ピペリジン−4−イル]4−[(イミダゾール−1−イ
ル メチル)フェニルメタノール4.51gを塩化メチレ
ン47mlに溶解し、0℃でトリフルオロメタンスルホ
ン酸7.59gを滴下し、0℃で一夜静置した。反応液を
氷水に注ぎ、水酸化ナトリウム水溶液でpH=9にし
て、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(エタノール:クロロホルム=1:50)により精
製し、少量のクロロホルムとエーテルを加えて、結晶化
させて、濾別し、目的物を2.0g得た。 mp.132−135℃
【0048】実施例4 N−(4−クロロベンゾイル)−4−(3−ピリジル)
メチルベンゾイルピペリジン(化合物番号III−2)
の製造
【0049】
【化24】
【0050】粉砕した塩化アルミニウム24gを攪拌し
ながら、DMF3.8mlを70℃で滴下し、さらに、3
−ベンジルピリジンを3.23g滴下した。70〜80℃
で30分間攪拌した後、N−(4−クロロベンゾイル)
イソニペコチン酸クロリド5.46gを徐々に加え、70
〜80℃で1時間攪拌した。反応液を氷水に注ぎ、水酸
化ナトリウム水溶液でpH11とし、クロロホルムで抽
出した。飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:クロロホルム=1:1)により精
製し、油状の目的物を1.2g得た。1H−NMRデータ
*5)は、第4表の後に示した。
【0051】実施例5 N−(4−クロロベンゼンスルホニル)−4−(3−ピ
リジル)メチルベンジルピペリジン(化合物番号IV−
11)の製造
【0052】
【化25】
【0053】N−(4−クロロベンゼンスルホニル)−
4−(3−ピリジル)メチルベンゾイルピペリジン3.0
gとトリフルオロ酢酸11.3g中に、トリエチルシラン
3.36gを滴下し、室温で一夜攪拌した。反応液を減圧
濃縮し、1規定水酸化ナトリウム水溶液15mlとエタ
ノール15mlを加え、1時間還流した。放冷後、氷水
を加え、クロロホルムで抽出した。飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮後、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:クロ
ロホルム=1:1)により精製し、目的物を1.2g得
た。 mp.103−107℃
【0054】上記実施例を含め、本発明化合物の代表例
を第1表〜第4表に示した。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】上記各表中の化合物の 1H−NMR(δ
ppm)データをまとめて以下に示す。 *1) 1.3(br,4H),1.8(m,1H),2.0(br,1H),2.6(br,1H),
2.9(br,1H),3.7(br,1H),4.4(d,1H),4.7(br,1H),5.1(s,2
H),6.9(s,1H),7.0(s,1H),7.1(d,2H),7.5-7.7(m,6H),7.4
(s,1H) *2) 3.3(br,2H),3.4(br,2H),3.7(br,2H),3.9(br,2H),
5.1(s,2H),6.4(s,1H),6.9(s,1H),7.1-7.2(m,5H),7.3-7.
4(m,4H),7.5(s,1H) *3) 1.8-2.0(m,4H),2.5(m,2H),3.2(m,1H),3.7(m,2H),
5.2(s,2H),6.9(s,1H),7.1(s,1H),7.2(d,2H),7.5(d,2H),
7.6(s,1H),7.7(d,2H),7.8(d,2H) *4) 1.8-2.0(m,4H),2.5-2.6(m,2H),3.2(m,1H),3.7-3.
8(m,2H),5.2(s,2H),6.9(s,1H),7.1(s,1H),7.2(m,4H),7.
6(s,1H),7.7-7.9(m,4H) *5) 1.7-2.0(m,4H),3.1(br,2H),3.5(br,1H),3.9(br,1
H),4.0(s,2H),4.6(br,1H),7.2-7.5(m,8H),7.9(d,2H),8.
5(m,2H) *6) 1.3(br,4H),1.8(m,1H),2.0(br,1H),2.6(br,1H),
2.9(br,1H),3.7(br,1H),3.9(s,2H),4.4(d,1H),4.6(br,1
H),7.1-7.5(m,10H),8.4(m,2H) *7) 3.3(br,2H),3.4(br,2H),3.7(br,2H),3.9(br,2H),
4.0(s,2H),6.4(s,1H),7.1-7.5(m,10H),8.5(m,2H) *8) 1.8-2.0(m,4H),2.5-2.6(m,2H),3.2(m,1H),3.7(m,
2H),4.0(s,2H),7.2(m,3H),7.4(m,1H),7.5(d,2H),7.7(d,
2H),7.8(d,2H),8.4(m,2H) *9) 1.8-2.0(m,4H),2.5-2.6(m,2H),3.2(m,1H),3.7(m,
2H),4.0(s,2H),7.2-7.3(m,5H),7.5(m,1H),7.8(m,4H),8.
5(m,2H) *10) 1.3-1.5(m,4H),2.0-2.3(m,3H),2.5(br,1H),3.7-
3.9(m,2H),3.9(s,2H),4.3(d,1H),7.1-7.2(m,5H),7.5(m,
3H),7.7(d,2H),8.4(m,2H) *11) 2.4(t,2H),2.6(t,2H),3.0(t,2H),3.1(t,2H),6.5
(s,1H),7.0-7.3(m,5H),7.5(m,3H),7.7(d,2H),8.5(m,2H)
【0060】
【発明の実施の形態】
(抗高脂血症薬)本発明化合物は、抗高脂血症薬として
有用であり、その投与方法は、一般式(1)の化合物ま
たはその医薬的に許容されている塩の純粋な形または類
似の有用性を有する薬剤の投与様式として許容されてい
る任意の様式で行うことができる。例えば、経口,経
鼻,非経口,局所,経皮または経直腸的に、固体,半固
体,凍結乾燥粉末または液体の剤形、例えば、錠剤,坐
薬,丸薬,軟質および硬質カプセル,散薬,液剤,懸濁
剤,エアゾル剤等として、好ましくは正確な投与量を処
方でき、かつ、簡便に投与することができる適当な剤形
として行うことができる。組成物には、慣用の医薬用担
体または賦形剤、および単独のまたは1種の活性成分と
しての式(1)の化合物を含有させるが、さらに他の薬
剤,製剤用成分,担体,アジュバント等を包含させるこ
ともできる。
【0061】一般的に、意図された投与様式に応じて、
医薬として許容される組成物は、一般式(1)の化合物
の1種もしくは2種以上またはそれらの医薬的に許容さ
れる塩を、1〜99重量%、および適当な医薬用賦形剤
99〜1重量%を含有する。組成物は、好ましくは、式
(1)の化合物の1種もしくは2種以上またはそれらの
医薬的に許容される塩を、5〜75重量%を含有し、残
部は適当な医薬的賦形剤とする。
【0062】好ましい投与経路は経口であり、処置され
る高脂血症の程度に応じて調整される簡便な1日投与量
基準が用いられる。このような経口投与用の組成物は、
一般式(1)の化合物の1種もしくは2種以上またはそ
の医薬的に許容される塩、および任意の通常用いられる
賦形剤、例えば、医薬用のマニトール,乳糖,デンプ
ン,ゼラチン化デンプン,ステアリン酸マグネシウム,
サッカリンナトリウム,タルク,セルロースエーテル誘
導体,グルコース,ゼラチン,スクロース,クエン酸
塩,没食子酸プロピル等を加えて形成される。このよう
な組成物は、液剤,懸濁剤,錠剤,丸剤,カプセル剤,
散剤,持続放出製剤,坐剤等の形態で使用される。ま
た、このような組成物の場合は、希釈剤、例えば、乳
糖,スクロース,リン酸二カルシウム等、崩壊剤、例え
ば、クロスカルメロースナトリウムまたはその誘導体、
滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム等、結合
剤、例えば、デンプン,アラビアゴム,ポリビニルピロ
リドン,ゼラチン,セルロースエーテル誘導体等を含有
させることができる。坐剤の場合には、体内で徐々に溶
解する担体、例えば、ポリオキシエチレングリコールま
たはポリエチレングリコール(PEG)、例えば、PE
G1000(96%)もしくはPEG4000(4%)
またはこれらの2種以上に、式(1)の化合物の1種も
しくは2種以上またはその医薬的に許容される塩0.5〜
50重量%を分散して製剤化する。医薬として投与でき
る液体組成物は、式(1)の化合物の1種もしくは2種
以上またはその医薬的に許容される塩を、0.5〜50重
量%、および任意の医薬アジュバントを、水,食塩水,
デキストロース水溶液,グリセロール,エタノール等の
担体中に、溶解、分散させるなどの処理を行い、溶液ま
たは懸濁液の形態とすることによって製造することがで
きる。本発明の医薬組成物には、所望により、少量の補
助物質、例えば、湿潤剤,乳化剤,pH緩衝剤,抗酸化
剤等、例えば、クエン酸,ソルビタンモノラウレート,
トリエタノールアミンオレエート,ブチル化ヒドロキシ
トルエン等を添加することもできる。
【0063】このような剤形の実際の製造方法は、通常
の方法、例えば、Remington’s Pharm
aceutical Sciences,18版,Ma
ckPublishing Company,East
on,Pennsylvania,1990に従って製
造される。
【0064】一般的に、一般式(1)の化合物の1種も
しくは2種以上またはそれらの医薬的に許容される塩
は、個人および処置される高コレステロール血症によっ
て特徴づけられる病的状態に依存して変動する治療有効
量で投与される。通常、治療有効1日用量は、体重1k
gあたり、式(1)の化合物約0.14mg〜約14.3m
g/日であり、好ましくは、体重1kgあたり約0.7m
g〜約10mg/日、最も好ましくは、体重1kgあた
り約1.4mg〜約7.2mg/日である。例えば、体重7
0kgのヒトに投与する場合、一般式(1)の化合物ま
たはその医薬的に許容される塩の用量範囲は、1日約1
0mg〜約1.0g、好ましくは、1日約50mg〜約7
00mg、最も好ましくは、1日約100mg〜約50
0mgである。
【0065】
【発明の効果】次に、本発明化合物が優れた薬理活性を
有することを示す。 薬理試験例1 Cell−freeでのコレステロール
生合成阻害作用 (1)酵素系の調整 ラットのコレステロール生合成の酵素系の調整は、Bi
ochimica et Biophysica Ac
ta 486巻 70〜81頁(1977)に記載の方
法に準じて行った。すなわち、照明を昼夜逆転した環境
下(午前7時〜午後7時,暗)で、SD系雌ラット(体
重110〜130g)に2%コレスチラミン添加飼料を
約2週間摂食させ、コレステロール生合成活性を増加さ
せた。放血致死させた後、肝臓を摘出し、2倍容の15
mM ニコチンアミド、2mM 塩化マグネシウムを含
む0.1M リン酸カリ緩衝液(pH7.4)を加え、lo
ose fittingのテフロンホモジナイザーでホ
モジナイズした。12000×gで30分間遠心分離し
て、得られた上清を、さらに、105000×gで90
分間遠心分離し、ミクロソーム画分と上清に分けた。得
られた上清は、40〜80%硫安沈澱画分(可溶画分)
とした。可溶画分およびミクロソーム画分を、0.1M
リン酸カリ緩衝液(pH7.4)で、それぞれ、1ml/
g肝臓、1ml/3g肝臓となるように調整し、16対
1の混合比の酵素液として、後記の試験に使用した。
【0066】(2)コレステロール生合成活性の測定 コレステロール生合成活性は、Biochimica
et Biophysica Acta 486巻 7
0〜81頁(1977)に記載の方法に準じて行った。
(1)で調整した酵素液50μl,0.1M リン酸カリ
緩衝液(pH7.4),1mM ATP,5mM グルコ
ース−1−リン酸,6mM グルタチオン,6mM 塩
化マグネシウム,0.04mM コエンザイムA,0.25
mM NAD,0.25mM NADP,1mM 2−14
C−酢酸ナトリウム(111MBq./mmol)から
なる溶液に試験薬剤のDMSO溶液2μlを加え、全量
を0.2mlとし、37℃で90分間振盪反応させ、75
℃で1時間加熱した。非けん化物質をn−ヘキサンで抽
出した後、濃縮乾固し、少量のクロロホルム−メタノー
ル(1;2)に溶解した。クロロホルム−メタノール溶
液をPre−coated Silicagel TL
Cにスポットし、ベンゼン−酢酸エチル(9:1)で展
開した。コレステロール部分をかき取り、液体シンチレ
ーションカウンターで放射活性を測定し、本発明化合物
の50%阻害濃度(IC50値)を求め、その結果を第5
表に示した。
【0067】
【表5】
【0068】一方、スクアレン−2,3−オキシド サ
イクラーゼ阻害剤であるAMO 1618(Calbi
ochem,USA)の作用で生成した14C−スクアレ
ン−2,3−エポキシドのTLCにおける位置を確認
し、TLCの14C−スクアレン−2,3−エポキシド部
分を切取り、液体シンチレーションカウンターで放射活
性を測定した。本発明化合物は第6表に示すように、14
C−コレステロール生成量の減少に伴って、14C−スク
アレン−2,3−エポキシドが増加することから、コレ
ステロール生合成系のスクアレン−2,3−オキシド
サイクラーゼを阻害していることが示唆された。
【0069】
【表6】
【0070】薬理試験例2 生体内でのコレステロール
生合成阻害試験 7〜9週令の雄性Crj:ICRマウスを用いた。マウ
スは、照明を昼夜逆転した環境下(午前7時〜午後7
時,暗)、2%コレスチラミン添加飼料を約2週間摂取
させた。試験薬剤は、20%DMSO水溶液に溶解ある
いは懸濁させ、経口投与した。試験薬剤投与1時間後、
マウスに14C−酢酸ナトリウムを5μCi/0.5ml/
マウスで腹腔内投与した。その2時間後に、エーテル麻
酔下、腹部大動脈より、血清分離剤入りプラスチック試
験管に採血し、約30分〜1時間後に、10000rp
m遠心し、血清を分離した。血清0.5mlに20%水酸
化カリウム−エタノール溶液1mlを添加し、75℃で
3時間加熱した。非けん化物質をn−ヘキサンで抽出し
た後、濃縮乾固し、少量のクロロホルム−メタノール溶
液をPre−coated Silicagel TL
Cにスポットし、ベンゼン−酢酸エチル(9:1)で展
開した。コレステロール部分をかき取り、液体シンチレ
ーションカウンターで放射活性を測定した。本発明化合
物のコレステロール生合成を50%阻害する用量(ID
50値)を求め、その結果を第7表に示した。
【0071】
【表7】
【0072】薬理試験例3 急性毒性 雄性マウスに一回用量を経口投与した後、7日間観察
し、死亡率を求めた。結果は第8表に示した。
【0073】
【表8】
【0074】以上説明したように、本発明化合物は、優
れた活性と安全性を有する抗高脂血症薬として有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 裕美 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 〔式中、Aは、1−イミダゾリル基または3−ピリジル
    基を表す。Xは、C(=O),CH(OH),CH2
    たはCHを表し、Xとピペリジン環は、XがC(=
    O),CH(OH)またはCH2 のときは単結合を、C
    Hのときは二重結合をとる。Yは、C(=O)またはS
    2 を表す。Rは、ハロゲン原子,C1-6 アルキル基ま
    たはC1-6 アルコキシ基を表す。nは0,1,2または
    3を示す。〕で表される化合物またはそれらの医薬的に
    許容される塩。
  2. 【請求項2】一般式(2) 【化2】 (式中、Y,R,nは前記と同じ意味を表し、Zはハロ
    ゲン原子またはスルホン酸エステルを表す。)で表され
    る化合物と、イミダゾールとを反応させることを特徴と
    する一般式(1−1) 【化3】 (式中、Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で表さ
    れる化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】一般式(3) 【化4】 (式中、Aは前記と同じ意味を表す。)で表される化合
    物と、一般式(4) 【化5】 (式中、Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で表さ
    れる化合物とを反応させることを特徴とする一般式(1
    −2) 【化6】 (式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で
    表される化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】一般式(1−2) 【化7】 (式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で
    表される化合物を還元することを特徴とする、一般式
    (1−3) 【化8】 (式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で
    表される化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】一般式(1−3) 【化9】 (式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で
    表される化合物を脱水することを特徴とする、一般式
    (1−4) 【化10】 (式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で
    表される化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】一般式(5) 【化11】 〔式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表し、Wは
    C(=O)またはCH(OH)を示す。〕で表される化
    合物を還元することを特徴とする、一般式(1−5) 【化12】 (式中、A,Y,R,nは前記と同じ意味を表す。)で
    表される化合物の製造方法。
JP11183297A 1997-04-14 1997-04-14 イミダゾリルメチルフェニルまたはピリジルメチルフェニル誘導体およびその製造方法 Withdrawn JPH10287671A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004033427A1 (en) * 2002-10-11 2004-04-22 Astrazeneca Ab 1,4-disubstituted piperidine derivatives and their use as 11-betahsd1 inhibitors
WO2005047250A1 (en) * 2003-11-05 2005-05-26 Astrazeneca Ab N-acylated-3- (benzoyl) - pyrrolidines as 11-beta-hsd1 inhibitors useful for the treatment of metabolic disorders.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004033427A1 (en) * 2002-10-11 2004-04-22 Astrazeneca Ab 1,4-disubstituted piperidine derivatives and their use as 11-betahsd1 inhibitors
WO2005047250A1 (en) * 2003-11-05 2005-05-26 Astrazeneca Ab N-acylated-3- (benzoyl) - pyrrolidines as 11-beta-hsd1 inhibitors useful for the treatment of metabolic disorders.

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