JPH10287545A - マッサ−ジ剤の製造方法 - Google Patents
マッサ−ジ剤の製造方法Info
- Publication number
- JPH10287545A JPH10287545A JP9111903A JP11190397A JPH10287545A JP H10287545 A JPH10287545 A JP H10287545A JP 9111903 A JP9111903 A JP 9111903A JP 11190397 A JP11190397 A JP 11190397A JP H10287545 A JPH10287545 A JP H10287545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pericarps
- salt
- seeds
- fruits
- citrus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 柑橘類の果汁を搾ったあとの果肉、袋、種子
を含んだ柑橘類の果皮の有効利用に着目し、従来は産業
廃棄物として焼却されていた前記果皮を有効に活用した
マッサ−ジ剤の製造方法の提供 【解決手段】 果汁を搾ったのち、果肉、袋、種子を含
んだ柑橘類の果皮２を細切れ３にし、この細切れ３に、
塩４を少なくとも前記細切れ３の重量と同量以上混合し
たのち、前記細切れ３がぺ−スト状になるまですり潰
す。前記果皮２には蛋白、脂肪、繊維などを含んいでい
るから、肌の毛穴などに残存した微量の垢を除去し、肌
を艶やかに、かつ滑らかにする効果を有している。
を含んだ柑橘類の果皮の有効利用に着目し、従来は産業
廃棄物として焼却されていた前記果皮を有効に活用した
マッサ−ジ剤の製造方法の提供 【解決手段】 果汁を搾ったのち、果肉、袋、種子を含
んだ柑橘類の果皮２を細切れ３にし、この細切れ３に、
塩４を少なくとも前記細切れ３の重量と同量以上混合し
たのち、前記細切れ３がぺ−スト状になるまですり潰
す。前記果皮２には蛋白、脂肪、繊維などを含んいでい
るから、肌の毛穴などに残存した微量の垢を除去し、肌
を艶やかに、かつ滑らかにする効果を有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、肌の健康と美容
を保つために、入浴時などに使用するマッサ−ジ剤の製
造方法に関するものである。
を保つために、入浴時などに使用するマッサ−ジ剤の製
造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、肌の健康と美容を保つためには、
入浴時などに、肩、腹、腰など体の一部に塩をすり込
み、マッサ−ジをするというやり方が行なわれている
が、使用される塩は特にマッサ−ジ用に加工されたもの
ではなかった。
入浴時などに、肩、腹、腰など体の一部に塩をすり込
み、マッサ−ジをするというやり方が行なわれている
が、使用される塩は特にマッサ−ジ用に加工されたもの
ではなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、かぼす、ゆ
ず、だいだい、夏みかん、すだち、などの柑橘類の果汁
を搾ったあとの果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の
有効利用に着目し、従来は産業廃棄物として焼却されて
いた前記果皮を有効に活用したマッサ−ジ剤の製造方法
の提供を目的とするものである。
ず、だいだい、夏みかん、すだち、などの柑橘類の果汁
を搾ったあとの果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の
有効利用に着目し、従来は産業廃棄物として焼却されて
いた前記果皮を有効に活用したマッサ−ジ剤の製造方法
の提供を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願のマッサ−ジ剤の製
造方法は、果汁を搾ったのち、果肉、袋、種子を含んだ
柑橘類の果皮を細切れにし、この細切れに、塩を少なく
とも前記細切れの重量と同量以上混合したのち、前記細
切れがぺ−スト状になるまですり潰してなることを特徴
とするものである。
造方法は、果汁を搾ったのち、果肉、袋、種子を含んだ
柑橘類の果皮を細切れにし、この細切れに、塩を少なく
とも前記細切れの重量と同量以上混合したのち、前記細
切れがぺ−スト状になるまですり潰してなることを特徴
とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を説明
するに、図１〜図４に示すように、例えば、かぼす、ゆ
ず、だいだい、夏みかん、すだち、などの柑橘類１を、
図２に示すように、適当に分割したのち、果汁を搾り取
るために、図示は省略した搾什機にかけて、果汁を搾り
取ったのち、図３に示すように、果肉、袋、種子を含ん
だ柑橘類の果皮２を、図示は省略したスライスカッタ−
によって細切れ３にしたのち、細切れ３の重量と少なく
とも同量以上の塩４を混合したものを、図示は省略した
ミキサ−に送り込み、細切れ３がペ−スト状になるまで
すり潰す。
するに、図１〜図４に示すように、例えば、かぼす、ゆ
ず、だいだい、夏みかん、すだち、などの柑橘類１を、
図２に示すように、適当に分割したのち、果汁を搾り取
るために、図示は省略した搾什機にかけて、果汁を搾り
取ったのち、図３に示すように、果肉、袋、種子を含ん
だ柑橘類の果皮２を、図示は省略したスライスカッタ−
によって細切れ３にしたのち、細切れ３の重量と少なく
とも同量以上の塩４を混合したものを、図示は省略した
ミキサ−に送り込み、細切れ３がペ−スト状になるまで
すり潰す。
【０００６】果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮２
は、約８０％程度の水分を含有しているので、前記ミキ
サ−にかけると、前記水分によって塩４が溶解し、ぺ−
スト状になった細切れ３とよく溶合し、塩４の粒は全く
残存しない状態になる。なお、使用する塩は、使用者が
口に入れる場合も想定されるので、食用の塩を使用する
ことが好ましい。
は、約８０％程度の水分を含有しているので、前記ミキ
サ−にかけると、前記水分によって塩４が溶解し、ぺ−
スト状になった細切れ３とよく溶合し、塩４の粒は全く
残存しない状態になる。なお、使用する塩は、使用者が
口に入れる場合も想定されるので、食用の塩を使用する
ことが好ましい。
【０００７】塩４と溶合しぺ−スト状になったものは、
標準として、５０ｇ入りのポリ袋に詰め、さらにそのポ
リ袋１２個を化粧箱に納めて、市場に出荷している。な
お、通常、柑橘類の果汁搾り取り工程、果肉、袋、種子
を含んだ柑橘類の果皮の細切れ工程、細切れと塩の混合
工程、細切れと塩を混合したものをぺ−スト状にすり潰
す工程、及びすり潰したものをポリ袋に詰める工程は一
連の連続した工程になっている。
標準として、５０ｇ入りのポリ袋に詰め、さらにそのポ
リ袋１２個を化粧箱に納めて、市場に出荷している。な
お、通常、柑橘類の果汁搾り取り工程、果肉、袋、種子
を含んだ柑橘類の果皮の細切れ工程、細切れと塩の混合
工程、細切れと塩を混合したものをぺ−スト状にすり潰
す工程、及びすり潰したものをポリ袋に詰める工程は一
連の連続した工程になっている。
【０００８】出願人が行なった実験結果から、混合する
塩４の量は、果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の細
切れ３の量未満である場合には、夏期など周囲温度が高
い室内に放置すると、細切れ３が発酵し、腐敗すること
があるので、混合する塩４の量は、少なくとも果肉、
袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の細切れ３の量と同量以
上であることが必要である。
塩４の量は、果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の細
切れ３の量未満である場合には、夏期など周囲温度が高
い室内に放置すると、細切れ３が発酵し、腐敗すること
があるので、混合する塩４の量は、少なくとも果肉、
袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の細切れ３の量と同量以
上であることが必要である。
【０００９】なお、本発明に係るマッサ−ジ剤を使用す
る場合には、両肩、脇腹、太股、膝足首、腰まわり、手
首、肘、腕などに、マッサ−ジ剤を適量手に取り軽くす
り込むようにしてマッサ−ジしたのち、ぬるま湯で洗い
流す。
る場合には、両肩、脇腹、太股、膝足首、腰まわり、手
首、肘、腕などに、マッサ−ジ剤を適量手に取り軽くす
り込むようにしてマッサ−ジしたのち、ぬるま湯で洗い
流す。
【００１０】果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮をぺ
−スト状にしたものには、クエン酸、リンゴ酸、ビタミ
ンＣなどの他に、数パ−セントの蛋白、脂肪及び繊維を
含んでおり、マッサ−ジするときに、前記繊維が皮膚を
ほどよく摩擦し、皮膚の毛穴などに残存している微量の
垢を除去し、前記蛋白及び脂肪が肌を艶やかに、滑らか
に仕上げる。
−スト状にしたものには、クエン酸、リンゴ酸、ビタミ
ンＣなどの他に、数パ−セントの蛋白、脂肪及び繊維を
含んでおり、マッサ−ジするときに、前記繊維が皮膚を
ほどよく摩擦し、皮膚の毛穴などに残存している微量の
垢を除去し、前記蛋白及び脂肪が肌を艶やかに、滑らか
に仕上げる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、つぎのような効果を呈する。 （１）従来は産業廃棄物として焼却されていた果汁を搾
り取ったあとの果皮を肌の健康と美容を保ためのマッサ
−ジ剤として有効に活用できる。天然資源の有効活用。 （２）柑橘類の果皮をぺ−スト状にしたものには、数パ
−セントの蛋白、脂肪及び繊維を含んでいるから、従来
の塩単体に比べて、肌をよりきれいに、かつ滑らかに仕
上げることができる。 （３）従来の塩単体に比べて、安価に製造できる。
で、つぎのような効果を呈する。 （１）従来は産業廃棄物として焼却されていた果汁を搾
り取ったあとの果皮を肌の健康と美容を保ためのマッサ
−ジ剤として有効に活用できる。天然資源の有効活用。 （２）柑橘類の果皮をぺ−スト状にしたものには、数パ
−セントの蛋白、脂肪及び繊維を含んでいるから、従来
の塩単体に比べて、肌をよりきれいに、かつ滑らかに仕
上げることができる。 （３）従来の塩単体に比べて、安価に製造できる。
【図１】柑橘類の斜視図
【図２】柑橘類を分割した状態を示す斜視図
【図３】果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮の斜視図
【図４】細切れと塩を混合した状態の説明図
１ 柑橘類 ２ 果肉、袋、種子を含んだ柑橘類の果皮 ３ 細切れ ４ 塩
Claims (1)
- 【請求項１】 果汁を搾ったのち、果肉、袋、種子を含
んだ柑橘類の果皮を細切れにし、該細切れに、塩を少な
くとも前記細切れの重量と同量以上混合したのち、前記
細切れがぺ−スト状になるまですり潰してなることを特
徴とするマッサ−ジ剤の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9111903A JPH10287545A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | マッサ−ジ剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9111903A JPH10287545A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | マッサ−ジ剤の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287545A true JPH10287545A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14573024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9111903A Pending JPH10287545A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | マッサ−ジ剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287545A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030094957A (ko) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 유재춘 | 크림형태의 피부 세정제 조성물 및 그의 제조방법 |
| JP2018526347A (ja) * | 2015-08-03 | 2018-09-13 | エルヴェエムアッシュ ルシェルシュ | 砂糖漬けにされた柑橘類果実片を含む剥離性化粧用組成物 |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP9111903A patent/JPH10287545A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030094957A (ko) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 유재춘 | 크림형태의 피부 세정제 조성물 및 그의 제조방법 |
| JP2018526347A (ja) * | 2015-08-03 | 2018-09-13 | エルヴェエムアッシュ ルシェルシュ | 砂糖漬けにされた柑橘類果実片を含む剥離性化粧用組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102370156A (zh) | 鱼皮胶原蛋白酱及其制作方法 | |
| CN110194998A (zh) | 天然植物手工冷制皂及其制备方法 | |
| CN102911815A (zh) | 一种牡丹籽油香皂及其制作方法 | |
| CN106333187A (zh) | 果汁饮料的制备方法 | |
| JPH10287545A (ja) | マッサ−ジ剤の製造方法 | |
| CN106214557A (zh) | 纯天然洗发水的制备方法 | |
| CN106858597A (zh) | 将大豆制品废水制作为表面活性剂和营养强化剂及其应用 | |
| CN106234877A (zh) | 果汁的加工工艺 | |
| CN105670834A (zh) | 山茶籽油在洗涤产品中的应用及洗洁精制品及其制备方法 | |
| CN107912719B (zh) | 一种山茶油部分替代猪油生产高不饱和脂肪酸广式腊肠的方法 | |
| KR100222129B1 (ko) | 현미를 함유하는 미용비누 | |
| KR20030015552A (ko) | 미용용 팩 조성물 및 그 제조방법 | |
| CN106074296A (zh) | 黑木耳嫩白面膜粉 | |
| CN105925362A (zh) | 一种去火花生油 | |
| JPS59148723A (ja) | 皮膚保健水の製造法 | |
| KR20030015553A (ko) | 미용용 팩 조성물 및 그 제조방법 | |
| CN104323343A (zh) | 佃煮芝麻海带及其制备方法 | |
| CN105878148A (zh) | 一种芦荟美容面膜 | |
| CN105326728B (zh) | 一种山药美容原液制作工艺 | |
| JPH0947256A (ja) | ハーブ干物の製法 | |
| Yuliati et al. | Coconut shell breaker machine | |
| JPH05339147A (ja) | 美容洗浄料 | |
| CN106387298A (zh) | 胶原蛋白零食及其制作方法 | |
| CN107485595A (zh) | 一种适用于油性皮肤的茶籽洗颜泥 | |
| CN111317697B (zh) | 一种黄瓜面膜及其制备方法 |