JPH10283666A - 光演算装置及びそれを用いたキーワード検索装置 - Google Patents

光演算装置及びそれを用いたキーワード検索装置

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JPH10283666A
JPH10283666A JP9089104A JP8910497A JPH10283666A JP H10283666 A JPH10283666 A JP H10283666A JP 9089104 A JP9089104 A JP 9089104A JP 8910497 A JP8910497 A JP 8910497A JP H10283666 A JPH10283666 A JP H10283666A
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JP
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Application number
JP9089104A
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English (en)
Inventor
Takashi Kondo
隆 近藤
Nagaaki Ooyama
大山永昭
Masahiro Yamaguchi
山口雅浩
Takashi Koo
小尾高史
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーワードデータの読込時間、空間光変調器
の書換時間の短縮を図り、高速にした光演算装置とキー
ワード検索装置。 【解決手段】 2次元に配列したキーワードデータを1
列毎に1次元フーリエ変換型のホログラムに変換し、か
つそのホログラム同士を半径方向に所定幅ずらして記録
した光ディスク3と、光ディスク3上のホログラムを再
生し、2次元に配列したデータの各要素に対応した画像
を再生する再生光学系4と、再生データとの積を演算す
べき検索要求ベクトルの各要素値を透過率の形で表示す
る空間光変調素子5と、空間光変調素子5を透過した後
のインコヒーレント光を集光する集光光学系9と、集光
された光の強度を検出するディテクタアレイ10とを備
え、キーワードデータマトリクスと検索要求ベクトルの
積を並列で高速処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光演算装置及びそ
れを用いたキーワード検索装置に関し、キーワード等を
用いて高速検索を可能にする光演算装置及びそれを用い
たキーワード検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコンやその周辺機器の低価格化、デ
ジタルカメラやスキャナの普及により、画像を電子的に
取り扱う機会が増えている。電子化された画像は、プリ
ントされた写真に比較して、データベース化が可能、キ
ーワードを付与しておくことで検索が容易といった特徴
を持っている。
【0003】予めデータベース画像に付与したキーワー
ドを利用して検索する方法として、ベクトル空間モデル
があげられる。ベクトル空間モデルにおいて、各画像
は、各キーワードが座標軸の1つとなる空間上の1点 r(k) =[r1 (k) ,r2 (k) ,・・・rN (k) T で表される。ここで、kは画像ファイルのID番号で、
Nはファイリングシステムで用いられるキーワードの総
数を表す。また、Tは転置を表す記号である。同様に、
ユーザーの検索要求も同じN次元空間上の1点 q=[q1 ,q2 ,・・・qN T で表される。検索結果は、キーワードベクトルr(k)
検索要求ベクトルqの内積値 s(k) =r(k)T・q ・・・(1) によって評価される。全画像ファイルに対する評価値を
マトリクス表記すると、(2)式のようになる。
【0004】 s=[s(1) ,s(2) ,・・・s(M) T =R・q, where R=[r(1) ,r(2) ,・・・r(M) T ・・・(2) ここで、Mはデータベースに登録されている画像の枚数
である。一般に、ベクトル空間モデルを採用した検索シ
ステムでは、評価値s(k) の大きい画像から順に第1候
補画像、第2候補画像・・・というように出力される。
【0005】しかし、キーワードの項目をNk 、蓄積さ
れた画像数をNi とすると、上記マトリクスRのサイズ
はNk ×Ni となる。NHK放送技研の検索システムF
ORKSを例に取ると、Nk =4,000、Ni =1,
000,000であり、Rのサイズは4000×100
万=約500Mbyteいう膨大なものになってしま
う。このため、検索要求ベクトルに対する評価値を高速
に計算することは困難である。
【0006】膨大なマトリクス−ベクトル演算を高速に
行う方法として、空間光変調器を用いた光並列処理シス
テムである、光マトリクス−ベクトル積演算器(Optica
l Matrix-Vector Multiplier; OMVM)があげられ
る。光の並列性を利用するこの手法は、以前からよく知
られている。図16にその概念図を示し、上記(2)式
の計算について説明する。OMVMは、LED等の発光
体101に上記(2)式におけるベクトルqを表示す
る。液晶パネル等の空間光変調器102上には、(2)
式のマトリクスRを表示する。発光体101の像は円筒
レンズ等(図示せず)で横方向に拡大されて空間光変調
器102上に結像される。空間光変調器101透過直後
の光強度は、発光体101の発光強度と空間光変調器1
02の透過率の積に比例する。空間光変調器101透過
後の光は、円筒レンズ等(図示せず)により、CCD等
のディテクタ103上に集光する。このとき、ディテク
タ103の各画素で検出される光強度は、(2)式左辺
sの各要素の値に比例している。
【0007】このように、OMVMは発光体101が発
光するのとほぼ同時にディテクタ上で演算結果が得られ
るので、上記の評価値の計算((2)式)が高速に行え
ることが分かる。
【0008】また、検索要求ベクトルqに確信度を導入
し、検索精度を向上する手法(例えば、特開平8−87
508号)も提案されている。確信度とは、例えば
[0,1]の値で設定され、目的の画像に必ず含まれる
と思われるキーワードは確信度1、含まれるか全く分か
らないキーワードには0を入力する手法である。つま
り、記憶の曖昧さによってキーワードに重み付けするこ
とになる。
【0009】また、上記特開平8−87508号には、
各キーワードの関連性を考慮し、検索ベクトルqを修正
することで、検索効率を向上させる技術が開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記OMVMは、キー
ワードに当たる情報を読み出し、空間光変調器に表示し
なくてはならない。そのため、キーワードファイルを読
み込むだけで相当な時間がかかってしまう。また、仮に
メインメモリに全てのキーワードファイルを保存してお
くことができたとしても、現在の液晶パネルでは、10
24×768程度の画素サイズが主流であり、FORK
Sの画像の例だと、最低約4000回空間光変調器に表
示するデータを書き換えなくてはならない。例として、
1秒間に30フレーム表示できたとしても、全画像デー
タを検索するのに、4000÷30=約130[se
c]かかってしまう。そのため、検索システム全体で見
た場合、キーワードデータの読込時間、空間光変調器の
書換時間がネックとなり、OMVMの高速性が十分に生
かし切れないという問題があった。
【0011】また、確信度の与え方に個人差があると考
えられ、ユーザーが与えた確信度をそのまま検索要求ベ
クトルの要素qi としても、検索精度の向上が望めない
場合がある。
【0012】また、シソーラスは通常専門家が協議して
作成されており、文章検索の場合は、文章中から単語の
出現確率を抽出して自動的にシソーラスを作成する試み
も行われている。しかし、画像検索の場合には、画像か
ら直接キーワードを生成することは困難であり、画像入
力時にオペレータが指定する方法が一般的である。その
ため、実際のユーザーと表現が異なる可能性が高く、検
索効率を下げる要因となる。さらに、キーワードの表現
は、ユーザーの性格・嗜好等で異なると考えられる。
【0013】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、光ディスクにホ
ログラムとして記録された全キーワードを光学的に一度
に読み出すようにし、かつ、検索要求ベクトルを空間光
変調器に表示するようにして、キーワードデータの読込
時間、空間光変調器の書換時間の短縮を図り、光マトリ
クス−ベクトル積演算器(OMVM)の高速性を十分に
生かすようにした光演算装置及びそれを用いたキーワー
ド検索装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の光演算装置は、コヒーレント光を発生する光源と、
前記コヒーレント光を平面波に変換し、かつ、スリット
状に整形する照射光学系と、2次元に配列したデータを
1列毎に1次元フーリエ変換型のホログラムに変換し、
かつ前記ホログラム同士を半径方向に所定幅ずらして記
録した光ディスクと、前記照射光学系からの前記コヒー
レント光で照射された前記光ディスク上のホログラムか
ら、前記2次元に配列したデータの各要素に対応した画
像を再生する再生光学系と、前記コヒーレント光で再生
された画像をインコヒーレント光の光強度で前記2次元
データの各要素値に比例する再生データに変換するため
の拡散板と、前記再生データとの積を演算すべきベクト
ルの各要素値を透過率の形で表示する空間光変調素子
と、前記空間光変調素子に表示する前記各要素値の透過
率分布を決定し、前記空間光変調素子を制御する空間光
変調素子制御装置と、前記拡散板上より発し、前記空間
光変調素子を透過した後のインコヒーレント光を集光す
る集光光学系と、前記集光光学系により集光された光の
強度を検出する光検出手段と、前記光検出手段の信号値
をマトリクス−ベクトル積の各要素の値に変換する演算
結果デコード部と、を備えることを特徴とするものであ
る。
【0015】本発明の第1のキーワード検索装置は、上
記の光演算装置を用い、前記光ディスク上にホログラム
に変換されて記録される2次元に配列したデータをキー
ワードの組とし、かつ、前記空間光変調素子に表示され
るベクトルを検索要求データとすることを特徴とするも
のである。
【0016】本発明の第2のキーワード検索装置は、記
録データの各々に予めキーワードを付与し、ユーザーが
入力したキーワード及び確信度と比較して記録データを
検索し、検索結果を出力するキーワード検索装置におい
て、ユーザーが入力したキーワードが実際に目的の記録
データに付与されていたかどうかを判別する入力キーワ
ード付与判定部と、前記判別結果をユーザー毎の利用履
歴として記憶する利用履歴メモリ部と、前記利用履歴メ
モリ部に記憶された利用履歴に基づきユーザー毎に各確
信度で入力されたキーワードが実際に目的の記録データ
に付与されていた確率の個人差である確信度−キーワー
ド付与確率を算出又は補正する確信度−キーワード付与
確率算出部と、前記確信度−キーワード付与確率算出部
で算出された確信度−キーワード付与確率を記憶する確
信度−キーワード付与確率メモリ部と、ユーザーが入力
した確信度から前記確信度−キーワード付与確率メモリ
部に記憶された確信度−キーワード付与確率に従って検
索要求データを作成する検索要求ベクトル作成部と、を
備えていることを特徴とするものである。
【0017】本発明の第3のキーワード検索装置は、記
録データの各々に予めキーワードを付与し、ユーザーが
入力したキーワード及び確信度と比較して記録データを
検索し、検索結果を出力するキーワード検索装置におい
て、ユーザーが入力したキーワードが実際に目的の記録
データに付与されていたかどうかを判断する入力キーワ
ード付与判定部と、前記判断結果をユーザーの利用履歴
として記憶する利用履歴メモリ部と、前記利用履歴メモ
リ部に記憶された利用履歴に基づきユーザー毎のあるキ
ーワードを入力したとき他のキーワードが目的の記録デ
ータに付与されている確率の個人差であるユーザーシソ
ーラスを補正するユーザーシソーラス算出部と、前記ユ
ーザーシソーラス算出部で算出されたユーザーシソーラ
スを記憶するユーザーシソーラスメモリ部と、ユーザー
が入力したキーワード・確信度と前記ユーザーシソーラ
スメモリ部に記憶されたユーザーシソーラスに応じて各
キーワードに対する確信度を決定して検索要求データを
作成する検索要求ベクトル作成部と、を備えていること
を特徴とするものである。
【0018】本発明の光演算装置及び第1のキーワード
検索装置においては、光ディスクにホログラムとして記
録された全キーワードを光学的に一度に読み出すように
し、かつ、検索要求ベクトルを空間光変調素子に表示す
るようにして、キーワードデータの読込時間、空間光変
調素子の書換時間の短縮を図り、光の並列処理能力を利
用した光マトリクス−ベクトル積演算器の高速性を十分
に生かすことができる。
【0019】本発明の第2のキーワード検索装置におい
ては、確信度の個人差を考慮に入れるため、目的の画像
にヒットする確率を向上させることができる。また、利
用履歴から確信度−確率の関係を自動的に補正するた
め、システムを初めて使用する際にトレーニングをする
必要がない等、ユーザーの負担が小さいにも関わらず、
精度の高い検索が可能になる。
【0020】また、本発明の第3のキーワード検索装置
においては、ユーザーがシステムを使用するに従って、
ユーザーの言葉遣い・キーワード同士の関連を蓄積して
検索要求データを修正するユーザーシソーラスをユーザ
ー毎に更新して記憶しておくので、検索効率を向上させ
ていくことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施形
態を図面を参照にして説明する。
【0022】まず、光ディスクを使った第1の実施形態
の概念図を図1に示す。本実施形態のシステムでは、ユ
ーザーが目的画像を想起し、その画像についてのキーワ
ードや、各キーワードに対する確信度をキーワード・確
信度入力部7から入力する。このキーワード・確信度入
力部7は、ユーザーの想起するキーワードや、想起した
キーワードの確信度が正確に入力できればよいので、キ
ーボードでも構わないし、画面上からメニュー形式で選
んでも構わない。入力されたキーワード・確信度は、キ
ーワード・確信度コーディング部8で液晶パネル5に表
示する検索要求データに変換される。この検索要求デー
タは光学的キーワード検索部17に入力され、データベ
ース内の各画像に対して、前記(1)式に基づいた評価
値s(k)が求められる。
【0023】光学的キーワード検索部17は、キーワー
ド再生部18と検索評価値算出部19とからなるが、詳
しくは後述する。光学的キーワード検索部17から出力
された評価値s(k) は、検索候補画像ID検出部13に
入力され、検索候補画像ID検出部13は候補画像のI
D(画像にあらかじめ付与された識別用の番号等)を決
定する。一般に、候補画像は検索評価値s(k) の大きい
画像から順に複数出力される。検索候補画像読み出し部
14では、検出された候補画像のIDに従って画像デー
タベース15にアクセスし、結果を画像表示部16に出
力する。
【0024】前記キーワード再生部18は、Marchand等
によって提案されたMotionless-head Parallel readout
Optical-disk System(MPOS)の手法を利用してい
る。すなわち、半導体レーザー等の光源1で発生された
コヒーレント光は、照射光学系2を通して光ディスク3
に照射される。光ディスク3には、後述する方法でコー
ディングされた画像に付与されたキーワードデータが記
録されており、再生光学系4により、元のキーワードデ
ータが後述する検索評価値算出部19内の拡散板51上
に再生される。
【0025】検索評価値算出部19は、キーワードデー
タの再生像が形成される拡散板51と、検索要求を表示
する空間光変調素子としての液晶パネル5と、液晶パネ
ル5を駆動・コントロールする液晶パネルドライバ6
と、液晶パネル5を透過した光をディテクタ(ディテク
タアレイ)10上に集光する集光光学系9と、ディテク
タ10からの信号を離散化するA/D変換部11と、A
/D変換されたデータから前記(2)式で与えられる検
索評価値sにデコードする検索評価値デコード部12と
からなる。
【0026】光ディスク3上には、キーワードデータを
計算機合成ホログラム(Computer Generated Hologram
;CGH)の形で記録をする。図2にその記録の様子
を模式的に示す。各画像に対するキーワードは、図2
(a)のStep1に示すように、画像IDを示す部分
と合わせて記録され、各画像に対する情報の単位とな
る。以後、このID部とキーワード部をそれぞれKW
D,IDと表記し、キーワード部と画像ID部を合わせ
てキーワードセグメントと呼ぶ。図2では、ID部とキ
ーワード部の間に隙間が空いているが、これは図を見や
すくするためであり、必ずしも必要ではない。キーワー
ド部の各要素は、赤・青・…、車・電車・…、果物・花
・…といったキーワードそれぞれに対応し、キーワード
が付与されている場合は白、付与されていない場合は黒
で表す。光ディスク3にキーワード情報を記録する際
は、図2(a)のStep1のように、各キーワードセ
グメントを2次元画像の形にまとめる。各列は1次元フ
ーリエ変換され、光ディスク3にピットとして記録する
ために、2値にコーディング(バイナリーコーディン
グ)される(Step2)。バイナリーコーディングの
方法は、Marchand等によって提案されている方法を使う
ことができる。
【0027】ここで、光ディスク3上の有効な部分(ピ
ットを形成できる部分)の幅をRactiveとしたとき、1
次元フーリエ変換されたキーワードセグメントの各列
を、図2(a)のStep3のように、最終的な全体の
高さがRactiveに等しくなるように半径方向にずらし、
光ディスク3上にピットとして書き込む(Step4)
(以後、半径方向にずらして光ディスク3上に記録され
たキーワードセグメントをD,D1 ,D2 ・・・等とす
る。)。キーワードセグメントの各列を半径方向にずら
す理由は、2次元にまとめたキーワード情報を1回のス
リット状の照明で同時に再生するためである。同様に、
図2(d)に示すように、他の画像のキーワードを同様
にコーディングし、キーワードセグメントD1 ,D2
・・として光ディスク上に並べて書き込む。
【0028】キーワード項目が比較的少ない場合には、
図2(b)のように、1枚の2次元画像に複数のデータ
セグメントを配置することができる。キーワードが多く
なる場合には、複数の2次元画像にデータセグメントを
分けて構成しても構わない。また、図2(c)のよう
に、2次元画像のうちの一列が全てオンとなるようにし
ておくと、キーワードデータ再生時のトリガ(TRG)
として利用することができる。
【0029】図3(a)には、キーワード再生部18に
おける光学系構成の例を示す。照射光学系2は、ピンホ
ール2a、コリメータレンズ2b、円筒レンズ2cから
なる。再生光学系4は、2つの円筒レンズ4a,4bか
らなる。光源1から出たコヒーレント光は、ピンホール
2aを通すことで点光源から出た光と同等になり、コリ
メータレンズ2bによって平面波となる。円筒レンズ2
cはその平面波をスリット状に集光し、図3(b)に示
すように、注目するキーワードセグメントD2の組だけ
にコヒーレント光を照射する。光ディスク3を透過した
光は、円筒レンズ4aにより1次元フーリエ変換され、
さらに円筒レンズ4bで横方向に拡大(又は、縮小)さ
れて、図2の方法でコーディングする前のキーワードセ
グメントの組(図2(a)のStep1参照)が液晶パ
ネル5の直前に配置された拡散板51上にキーワード再
生像20として再生される。以後、「再生像」という単
語は、再生光学系によって結像された像そのものではな
く、この拡散板51上に投影された像のことを指すこと
とする。このとき、光ディスク3上にコーディングされ
たCGHはフーリエ変換ホログラムであり、フーリエ変
換のシフト・インバリアントな特性から、光ディスク3
の半径方向にずらして記録したにも関わらず、ずれのな
い正確な2次元像が再生されることに注意する必要があ
る。
【0030】図4には、検索評価値算出部19の構成例
を示す。検索評価値算出部19は、拡散板51、液晶パ
ネル5、集光光学系(図示せず)、ディテクタ10、A
/D変換部11、検索評価値デコード部12からなり、
OMVMの構成を取る。光ディスク3からのキーワード
再生像20は、前記再生光学系4により液晶パネル5の
直前に配置された拡散板51上に結像する。図では、拡
散板51と液晶パネル5が離れているように示されてい
るが、実際は、拡散板51と液晶パネル5は密着してい
る。また、拡散板51と液晶パネル5が密着できない場
合は、図示しない光学系で、拡散板51上の再生像20
の実像を液晶パネル5上に結像させても構わない。液晶
パネル5を透過した光は、集光光学系(図示せず)によ
りディテクタ10上に集光される。ディテクタ10で検
出された光強度は、A/D変換部11で量子化される。
検索評価値デコード部12は、キーワードが図2(c)
のように配列されていた場合等、各画像に対する評価値
(k) を計算して出力する。
【0031】本実施形態のシステムでは、キーワードセ
グメントDにコヒーレント光が照射されるのと同時にキ
ーワードが光学的に読み出され、OMVMにより検索評
価値s(k) がディテクタ10で検出される。キーワード
検索で最も時間がかかるキーワードデータの読み出し、
検索評価値s(k) の計算が光の並列処理能力を十分に利
用して高速化することができる。Marchand等が現在市販
されているWORM(Write Once Read Many)ディスク
のパラメータを元に行った試算によると、MPOSのデ
ータ読み出し能力は1.2Gbyte/secが見込ま
れている。
【0032】また、本実施形態に示した発明は、図5の
ように反射型の構成を取ることも可能である。図5で
は、図3と同様の構成要素は同様の符号を付してあるの
で、その作用は明らかである。
【0033】さらに、図6に示すように、キーワード記
録用の1枚の光ディスクを、CD(Compact Disc)、P
D(Phase-change Disc )、DVD(Digital Video Di
sc)といった反射光強度の変化をビットのオン・オフと
して検出する通常の光ディスクと共用することもでき
る。図6の場合は、中心側にキーワードD1 ,D2 ・・
・を、周辺にCD、PD、DVD用の光ディスク記録部
を配置してある。
【0034】本実施形態では、再生光学系4を2枚の円
筒レンズ4a、4bを用いて実現しているが、回折光学
系等を用いることにより、垂直・水平方向で異なるパワ
ーを持つ1枚の光学素子に置き換えることも可能であ
る。
【0035】次に、本発明の第2の実施形態を図7〜図
10を使って説明する。
【0036】一般に、マトリクス−ベクトル積演算をO
MVMで行う場合、ディテクタ10の個々のディテクタ
は非常に多くの階調数を必要とする。行列のサイズをM
×N次元、ベクトルをN次元、行列要素の階調数をS階
調、ベクトル要素の階調をT階調とすると、ディテクタ
10に必要な階調数dは次の(3)式で与えられる。
【0037】 d=N×(S−1)×(T−1) ・・・(3) 例として、N=1024,S=2,T=256とする
と、d≒2.6×105階調≒18bitとなり、現状
のディテクタでは対応できない階調数となってしまう。
本発明のような検索装置では、行列Rは画像にキーワー
ドが付けられている要素だけが非ゼロとなる疎行列であ
る。そこで、画像に付与するキーワードの最大数をK
max とすると、必要な階調数は、 d=Kmax ×(S−1)×(T−1) ・・・(4) となり、ディテクタ10に必要な階調数を減らすことは
できる。しかし、仮にKmax =16としても、d≒4.
1×103 階調≒12bitであり、現状のディテクタ
で対応することはできるが、このようなディテクタは高
価で高速化も難しい。この問題に対し、Digital Partit
ioning法(DP法)が提案されている。
【0038】この手法は、行列やベクトルの要素をより
小さなビット単位に分割して計算する手法である。例え
ば図7に示すように、8bitのベクトルqの各要素を
上位4bit(MSB;16階調)q1 ・下位4bit
(LSB;16階調)q2 に分けると、前記(2)式は
次の(5)式のように書き直すことができる。
【0039】 s=16・R・q1 +R・q2 ・・・(5) (5)式をOMVMで演算する場合に、ディテクタ10
で必要な階調数はD=16×1×15=240階調≒8
bitであり、現状のディテクタで十分対応することが
できる。ところが、DP法を採用すると、(5)式から
明らかなように、マトリクス−ベクトル演算器が2組必
要になってしまう。そこで、図8、図9に示すように、
ホログラム再生像と、その共役像を利用する。すなわ
ち、図8に示すように、光ディスク上に形成されたCG
Hに垂直にコヒーレント光を照射すると、上下同じ角度
φ方向に同じ画像が再生される。そこで、図9に示すよ
うに、2つの拡散板(図示なし)を設けるとともに、液
晶パネル、ディテクタ、A/D変換部をそれぞれ5a、
5b、10a、10b、11a、11bのように2つず
つ設け、それぞれのOMVMに(5)式の各項(q1
びq2 )を計算させ、検索評価値デコード部12で両者
をまとめてsを計算する。検索評価値デコード部12で
新たに必要となる計算は、ビットシフトと加算のみであ
るので、本システムの高速性に大きな影響はない。
【0040】また、図10のように、ビームスプリッタ
BS18a、BS18bを用いて再生像をさらに分割し
て(キーワード再生像20a〜20d)計算することも
可能であり、キーワードの最大数Kmax 、マトリクスの
階調T、ベクトルの階調Sが大きくなった場合でも対応
できる。なお、ホログラム再生像の共役像を利用しない
で、ビームスプリッタのみを用いても上記のようなDP
法を採用することができるのは明らかである。また、光
ディスクに記録するデータをホログラムの複数のデータ
セグメントに分割して記録することで、記録データに多
階調が必要な場合でも上記と同様にディテクタで必要な
階調数を減らすことができる。
【0041】さて、第3の実施形態として、例えば図1
のようなキーワード検索装置を用いて検索する場合に
(もちろん、他の公知のキーワード検索装置を用いる場
合でもよい。)、確信度に関する個人差を考慮して確信
度を補正する検索装置について説明する。一般に、入力
した確信度の値と目的画像に入力したキーワードが実際
に含まれている確率との間には、図11に示すように個
人差があると考えられる。控えめなユーザーAと比較し
て、思いこみの激しいユーザーBの場合は、あるキーワ
ードに対して同じ確信度を入力しても、入力したキーワ
ードが目的画像に含まれる確率は低くなると考えられ
る。
【0042】このような個人差を考慮して確信度を補正
する検索装置の構成例を図12に示す。ただし、図1と
同じ構成部分は説明を省略する。確信度−キーワード付
与確率メモリ部34には、図11のような各ユーザーの
確信度と確率の関係を示すデータが格納されている。利
用履歴メモリ部32には、各ユーザーの目的画像、キー
ワード、指定したキーワードが目的画像に含まれていた
かどうか等のデータを格納しておく。
【0043】まず、各ユーザーが検索をする際の流れを
説明する。各ユーザーは、ユーザー認証部36により、
検索システムの使用許可を受ける。ユーザー認証部36
は、ワークステーションにログインする場合と同様に、
登録名とパスワードにより本人であるかを判定する。次
に、ユーザーIDに従って、確信度−キーワード付与確
率メモリ部34からユーザー個人の確信度と確率の関係
を読み出し、検索要求ベクトル作成部41に入力する。
このとき、ユーザーが初めてシステムを使う場合には、
(確信度)=(確率)となるようなデータが得られるよ
うにする。ユーザーは、キーワード・確信度入力部7か
ら目的の画像に付与されていると考えられるキーワード
及びその確信度を入力する。検索要求ベクトル作成部4
1では、確信度−確率の関係から、各キーワードに対す
る検索要求ベクトルqの要素(各キーワードに対する確
信度)を、ユーザー個人の確率に置き換える。例えば、
図11で、確信度を0.8と入力したとき、そのキーワ
ードに対する確率として、ユーザーAの場合は0.9
を、ユーザーBの場合は0.3が与えられる。検索評価
値算出部35では、キーワードデータを画像データベー
ス15から読み出して、(2)式における検索評価値を
計算する。この検索評価値算出部35は、第1の実施形
態のような光ディスクを用いたOMVMの構成でも構わ
ないし、パーソナルコンピュータ、ワークステーション
上で(2)式の計算を行うようなソフトウエアや、専用
の計算機でも構わない。また、本実施形態を第1、2実
施形態と組み合わせることも可能であるが、その場合に
は、検索要求ベクトル作成部41において液晶パネル5
に表示するデータを作成する必要がある。なお、検索候
補画像ID検出部13から画像表示部16までの流れは
前記実施形態と本質的に同じなので省略する。
【0044】次に、確信度と確率の関係を更新する方法
を説明する。ユーザーが検索システムを利用し、目的画
像にヒットした際、ユーザーは検索結果確認部42で
「目的画像である」旨を入力する。このとき、入力方法
はキーボードでも、画面で選択するように構成しても構
わない。確認された目的画像について、入力したキーワ
ードが実際に目的画像に付与してあるかどうかを入力キ
ーワード付与判定部31で比較し、結果を利用履歴メモ
リ部32へ出力する。利用履歴メモリ部32には、例え
ば図13(a)のような利用履歴がデータファイルの形
で記録されている。確信度−キーワード付与確率算出部
33では、利用履歴メモリ部32に記録された利用履歴
を元に、ある利用ユーザーAにおける確信度Cに対する
確率Puser A (C)を次の(6)式で計算する。
【0045】 PuserA (C) =(確信度Cと入力されたキーワードが目的画像に付与されていた回数) ÷(確信度Cと入力されたキーワードの全数) ・・・(6) 同様に全ての確信度について確率を計算し、結果を確信
度−キーワード付与確率メモリ部34に記憶しておく。
利用履歴メモリ部32に記録するデータは、確信度と確
率の関係が計算できればよいので、図13(b)のよう
な形でも構わない。また、確信度−確率の関係は、1件
の検索毎に更新しても構わないし、ユーザーが検索シス
テムを終了する際に更新するようにしてもよい。
【0046】また、ある確信度の値において使用頻度が
少ない場合は、偶然ヒットした場合も考えられ、確信度
の低い方が高い方より確率が高くなるという矛盾が生じ
る場合がある。そのため、確信度の値の使用頻度が予め
設定した回数Nthreshold より大きくなった場合に初め
て確信度−確率の関数を更新する。確信度の値の使用頻
度がNthreshold より少ない場合、その確信度に対する
確率はデフォルトのままでもよいし、周囲の使用頻度が
大きい値から補間しても構わない。
【0047】さらに、確信度と確率の関係は単調増加す
ると考えられるので、更新の際に確信度Cに対して単調
増加しない状態が生じた場合は、単調増加するように補
正しても構わない。
【0048】本実施形態の検索装置では、確信度の個人
差を考慮に入れるため、目的の画像にヒットする確率を
向上させることができる。また、利用履歴から確信度−
確率の関係を自動的に補正するため、システムを初めて
使用する際にトレーニングをする必要がない等、ユーザ
ーの負担が小さいにも関わらず、精度の高い検索が可能
になる。
【0049】次に、第4の実施形態を図14、図15に
より説明する。キーワード検索装置で用いられるキーワ
ード同士の関連性は、図15の上段に示すように、ユー
ザー全体で一般的な部分と、下段に示すように、個々の
ユーザー毎に異なる部分に分けられる。そこで、(2)
式で与えられる検索評価値を次の(7)式のように変形
する。
【0050】 s(k) =(W・r(k) T ・(T・qu ) ・・・(7) (7)式で、qu はユーザーが入力したキーワード・確
信度である。Wはユーザー全体に対して一般的なキーワ
ードの関連を示すマトリクスで、一般的なシソーラスに
よる値又はシステム作成時に設定したシソーラスを用い
て作成する。Tは個人的なキーワードの関連即ちユーザ
ーシソーラスにより作成される検索要求ベクトルを修正
するマトリクスであり、各要素Tijは(8)式で与えら
れる条件付き確率で定義される。
【0051】 Tij=P(ti |tj u ) ・・・(8) ここで、uの添字はユーザーが入力したキーワードであ
ることを示し、(8)式は“ユーザーがj番目のキーワ
ードを入力したときに、目的画像にi番目のキーワード
が付与されている確率”を表す。
【0052】図14に、本実施形態の検索装置の構成例
を示す。図12と異なるのは、ユーザーシソーラス作成
部38とユーザーシソーラスメモリ部37である。利用
履歴は、図13(a)のようなフォーマットで利用履歴
メモリ部32に記録しておく。ユーザーシソーラス作成
部38では、上記利用履歴に基づき、(8)式のTij
計算し、ユーザーシソーラスメモリ部37に記録する。
検索要求ベクトル作成部41では、ユーザーシソーラス
メモリ部37のユーザーシソーラスデータに基づいてユ
ーザーが入力した検索要求ベクトルqu を(T・qu
に変換する。この後の処理は、第3実施形態と同様であ
る。
【0053】本実施形態のシステムでは、ユーザーがシ
ステムを使用するに従って、ユーザーの言葉遣い・キー
ワード同士の関連を蓄積して(7)式のマトリックスT
を変換し、検索効率を向上させていくことができる。
【0054】また、(8)式に従って検索要求ベクトル
qを変換すると、例えば、ti ,tj ,tk ,・・・と
いうように複数のキーワードが入力されたとき、それら
と関連する語tl に対する検索要求の要素ql が、tl
単独で入力できる確信度の範囲を超えてしまう場合が考
えられる。このような場合には、Dempster-Shafer 理論
(DS理論)の概念を取り入れることで、この問題を回
避することができる。DS理論では、判断する事象ω0
に対して「肯定の支持」、「否定の支持」、「無知」を
区別して基本確率割当(Basic Probability Assignmen
t)として取り扱い、さらに、複数の事象をDempster結
合則により結合して判断する。i番目のキーワードti
が入力されたとき、l番目のキーワードtl が「関連語
である」事象をRT、全体集合をΩとすると、基本確率
割当の一般式は、 mli(E)=xli E={RT} mli(E)=1−xli E=Ω ・・・(9) と表される。(9)式は、「関連語である」可能性はx
liであることが分かっているが、それ以外については
「無知(知識がない)」であることを意味する。上記の
liは、i番目のキーワードに対してユーザーが入力し
た確信度qi を用いて、 xli=Tlii ・・・(10) と書くことができる。ユーザーが入力したキーワードを
1 ,t2 ,t3 ,・・・,tk とすると、l番目のキ
ーワードに対する全てのキーワードからの影響を考慮し
た基本確率割当は、Dempster結合則を用いて、 と書くことができる。ここで、E={RT}の場合のm
1 (E)が補正されたL番目のキーワードに対する確信
度である。また、l番目のキーワードに対してi番目の
キーワードが「関連語でない(NRT)」という証拠が
あり、その可能性がli である場合には、(9)、(1
1)式は次の(12)、(13)式のように書き直すこ
とができ、同様に、E={RT}の場合のm1 (E)が
補正されたL番目のキーワードに対する確信度である。
【0055】 mli(E)=xli E={RT} mli(E)=li E={NRT} mli(E)=1−xlili E=Ω ・・・(12) このように、DS理論を利用することで、関連語関係に
より発生した確信度が、直接入力できる確信度の範囲を
超えることがなくなる。
【0056】また、本実施形態では、検索要求ベクトル
qの修正マトリクスTを、システムを使用するにつれて
個人毎に変更すると述べたが、ユーザーが初めてシステ
ムを利用する場合は、マトリクスTを算出することがで
きない。その場合には、登録ユーザー全ての検索履歴か
らマトリクスTを算出し、個人毎のマトリクスTの初期
値とする。
【0057】また、別の方法としてマトリクスTは単位
行列にしておき、全利用者の利用履歴から算出したマト
リクスを(7)式Wとすることができる。
【0058】さらに、本実施形態は、前述した何れの実
施形態とも組み合わせて実現することが可能である。
【0059】以上、本発明の光演算装置、キーワード検
索装置を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれ
ら実施形態に限定されず種々の変形が可能である。
【0060】以上の本発明の光演算装置とキーワード検
索装置は例えば次のように構成することができる。 〔1〕 コヒーレント光を発生する光源と、前記コヒー
レント光を平面波に変換し、かつ、スリット状に整形す
る照射光学系と、2次元に配列したデータを1列毎に1
次元フーリエ変換型のホログラムに変換し、かつ前記ホ
ログラム同士を半径方向に所定幅ずらして記録した光デ
ィスクと、前記照射光学系からの前記コヒーレント光で
照射された前記光ディスク上のホログラムから、前記2
次元に配列したデータの各要素に対応した画像を再生す
る再生光学系と、前記コヒーレント光で再生された画像
をインコヒーレント光の光強度で前記2次元データの各
要素値に比例する再生データに変換するための拡散板
と、前記再生データとの積を演算すべきベクトルの各要
素値を透過率の形で表示する空間光変調素子と、前記空
間光変調素子に表示する前記各要素値の透過率分布を決
定し、前記空間光変調素子を制御する空間光変調素子制
御装置と、前記拡散板上より発し、前記空間光変調素子
を透過した後のインコヒーレント光を集光する集光光学
系と、前記集光光学系により集光された光の強度を検出
する光検出手段と、前記光検出手段の信号値をマトリク
ス−ベクトル積の各要素の値に変換する演算結果デコー
ド部と、を備えることを特徴とする光演算装置。
【0061】〔2〕 前記光ディスクは、透過型である
ことを特徴とする上記〔1〕記載の光演算装置。
【0062】〔3〕 前記光ディスクは、反射型である
ことを特徴とする上記〔1〕記載の光演算装置。
【0063】〔4〕 前記光ディスク上に記録したホロ
グラムは、計算機合成ホログラムであることを特徴とす
る上記〔2〕又は〔3〕記載の光演算装置。
【0064】〔5〕 前記光演算装置は、1ないし複数
のビームスプリッタと、少なくとも、拡散板と、空間光
変調素子と、空間光変調素子制御装置と、集光光学系
と、ディテクタアレイとを複数組備えていること特徴と
する上記〔4〕記載の光演算装置。
【0065】〔6〕 前記光演算装置は、少なくとも、
拡散板と、空間光変調素子と、空間光変調素子制御装置
と、集光光学系と、ディテクタアレイとを複数組備えて
おり、ホログラムから再生された2つの共役像を利用し
て演算すること特徴とする上記〔4〕記載の光演算装
置。
【0066】〔7〕 前記光演算装置は、1ないし複数
のビームスプリッタを備えていること特徴とする上記
〔6〕記載の光演算装置。
【0067】〔8〕 前記光ディスクは反射光強度をビ
ットのオン・オフとして検出する光情報記録領域を有
し、前記ビットのオン・オフを検出する光ディスク読み
取り装置をさらに備えることを特徴とする上記〔1〕記
載の光演算装置。
【0068】
〔9〕 前記光ディスクに記録するデータ
及び前記空間光変調素子に表示するデータは、オリジナ
ルのデータに必要な階調数より少ない階調数のデータに
分割され、前記演算結果デコード部でオリジナルの階調
数のデータと同等の演算結果になるように変換されるこ
とを特徴とする上記〔1〕、〔5〕、〔6〕及び〔7〕
に記載の光演算装置。
【0069】〔10〕 コヒーレント光を発生する光源
と、前記コヒーレント光を平面波に変換し、かつ、スリ
ット状に整形する照射光学系と、2次元に配列したデー
タを1列毎に1次元フーリエ変換型のホログラムに変換
し、かつ前記ホログラム同士を半径方向に所定幅ずらし
て記録した光ディスクと、前記照射光学系からの前記コ
ヒーレント光で照射された前記光ディスク上のホログラ
ムから、前記2次元に配列したデータの各要素に対応し
た画像を再生する再生光学系と、前記コヒーレント光で
再生された画像をインコヒーレント光の光強度で前記2
次元データの各要素値に比例する再生データに変換する
ための拡散板と、前記再生データとの積を演算すべきベ
クトルの各要素値を透過率の形で表示する空間光変調素
子と、前記空間光変調素子に表示する前記各要素値の透
過率分布を決定し、前記空間光変調素子を制御する空間
光変調素子制御装置と、前記拡散板上より発し、前記空
間光変調素子を透過した後のインコヒーレント光を集光
する集光光学系と、前記集光光学系により集光された光
の強度を検出する光検出手段と、前記光検出手段の信号
値をマトリクス−ベクトル積の各要素の値に変換する演
算結果デコード部と、を備えており、前記光ディスク上
にホログラムに変換されて記録される2次元に配列した
データをキーワードの組とし、かつ、前記空間光変調素
子に表示されるベクトルを検索要求データとすることを
特徴とするキーワード検索装置。
【0070】〔11〕 記録データの各々に予めキーワ
ードを付与し、ユーザーが入力したキーワード及び確信
度と比較して記録データを検索し、検索結果を出力する
キーワード検索装置において、ユーザーが入力したキー
ワードが実際に目的の記録データに付与されていたかど
うかを判別する入力キーワード付与判定部と、前記判別
結果をユーザー毎の利用履歴として記憶する利用履歴メ
モリ部と、前記利用履歴メモリ部に記憶された利用履歴
に基づきユーザー毎に各確信度で入力されたキーワード
が実際に目的の記録データに付与されていた確率の個人
差である確信度−キーワード付与確率を算出又は補正す
る確信度−キーワード付与確率算出部と、前記確信度−
キーワード付与確率算出部で算出された確信度−キーワ
ード付与確率を記憶する確信度−キーワード付与確率メ
モリ部と、ユーザーが入力した確信度から前記確信度−
キーワード付与確率メモリ部に記憶された確信度−キー
ワード付与確率に従って検索要求データを作成する検索
要求ベクトル作成部と、を備えていることを特徴とする
キーワード検索装置。
【0071】〔12〕 記録データの各々に予めキーワ
ードを付与し、ユーザーが入力したキーワード及び確信
度と比較して記録データを検索し、検索結果を出力する
キーワード検索装置において、ユーザーが入力したキー
ワードが実際に目的の記録データに付与されていたかど
うかを判断する入力キーワード付与判定部と、前記判断
結果をユーザーの利用履歴として記憶する利用履歴メモ
リ部と、前記利用履歴メモリ部に記憶された利用履歴に
基づきユーザー毎のあるキーワードを入力したとき他の
キーワードが目的の記録データに付与されている確率の
個人差であるユーザーシソーラスを補正するユーザーシ
ソーラス算出部と、前記ユーザーシソーラス算出部で算
出されたユーザーシソーラスを記憶するユーザーシソー
ラスメモリ部と、ユーザーが入力したキーワード・確信
度と前記ユーザーシソーラスメモリ部に記憶されたユー
ザーシソーラスに応じて各キーワードに対する確信度を
決定して検索要求データを作成する検索要求ベクトル作
成部と、を備えていることを特徴とするキーワード検索
装置。
【0072】〔13〕 前記ユーザーシソーラスは、あ
るキーワードを入力したときに、他のキーワードとの関
連性の度合いを、 Tij=P(ti |tj u ) で表し、検索要求ベクトルqのi番目要素qi は、この
ユーザーシソーラスを用いて qi =ΣTij・qu i j と変換されることを特徴とする上記〔12〕記載のキー
ワード検索装置。
【0073】〔14〕 i番目のキーワードが入力され
たときのj番目のキーワードとの関連性の度合いとユー
ザーの入力した確信度の積に基づいて確率基本割当を設
定し、、これを用いてDS理論の式に基づいて各キーワ
ードに対する補正された確信度を決定することを特徴と
する上記〔13〕記載のキーワード検索装置。
【0074】〔15〕 前記ユーザーシソーラスは、初
期値として全利用者の利用履歴より算出した平均的ユー
ザーシソーラスを用いることを特徴とする上記〔13〕
又は〔14〕記載のキーワード検索装置。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光演算装置及び第1のキーワード検索装置によると、
光ディスクにホログラムとして記録された全キーワード
を光学的に一度に読み出すようにし、かつ、検索要求ベ
クトルを空間光変調素子に表示するようにして、キーワ
ードデータの読込時間、空間光変調素子の書換時間の短
縮を図り、光の並列処理能力を利用した光マトリクス−
ベクトル積演算器の高速性を十分に生かすことができ
る。
【0076】また、本発明の第2のキーワード検索装置
によると、確信度の個人差を考慮に入れるため、目的の
画像にヒットする確率を向上させることができる。ま
た、利用履歴から確信度−確率の関係を自動的に補正す
るため、システムを初めて使用する際にトレーニングを
する必要がない等、ユーザーの負担が小さいにも関わら
ず、精度の高い検索が可能になる。
【0077】また、本発明の第3のキーワード検索装置
によると、ユーザーがシステムを使用するに従って、ユ
ーザーの言葉遣い・キーワード同士の関連を蓄積して検
索要求データを修正するマトリクスを変換するので、検
索効率を向上させていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のキーワード検索装置の
概念図である。
【図2】キーワードデータの記録の様子を模式的に示す
図である。
【図3】キーワード再生部の光学系構成の例を示すため
の斜視図である。
【図4】検索評価値算出部の構成例を示すための斜視図
である。
【図5】キーワード再生部の変形例の光学系構成を示す
ための斜視図である。
【図6】キーワード記録用の光ディスクと通常の光ディ
スクを共用したものの例を示す平面図である。
【図7】DP法によりベクトルを上位bitと下位bi
tに分ける様子を示すための図である。
【図8】光ディスク上に形成されたCGHから2つの画
像が再生される様子を示すための図である。
【図9】ホログラム再生像とその共役像も利用する第2
実施形態の検索評価値算出部の光学系構成を示すための
斜視図である。
【図10】光ディスク上に形成されたCGHからビーム
スプリッタを持ちいて再生像を分割再生する様子を示す
ための図である。
【図11】入力した確信度の値と目的画像に入力したキ
ーワードが実際に含まれる確率との関係を示す図であ
る。
【図12】第3実施形態のキーワード検索装置のシステ
ム構成図である。
【図13】利用履歴メモリ部に記録されるデータファイ
ルの形を例示するための図である。
【図14】第4実施形態のキーワード検索装置のシステ
ム構成図である。
【図15】キーワード同士の関連性を説明するための図
である。
【図16】周知の光マトリクス−ベクトル積演算器の概
念図である。
【符号の説明】
1…光源 2…照射光学系 2a…ピンホール 2b…コリメータレンズ 2c…円筒レンズ 3…光ディスク 4…再生光学系 4a,4b…円筒レンズ 5、5a、5b…液晶パネル 6…液晶パネルドライバ 7…キーワード・確信度入力部 8…キーワード・確信度コーディング部 9…集光光学系 10、10a、10b…ディテクタ(ディテクタアレ
イ) 11、11a、11b…A/D変換部 12…検索評価値デコード部 13…検索候補画像ID検出部 14…検索候補画像読み出し部 15…画像データベース 16…画像表示部 17…光学的キーワード検索部 18…キーワード再生部 19…検索評価値算出部 20、20a、20b、20c、20d…キーワード再
生像 31…入力キーワード付与判定部 32…利用履歴メモリ部 33…確信度−キーワード付与確率算出部 34…確信度−キーワード付与確率メモリ部 35…検索評価値算出部 36…ユーザー認証部 37…ユーザーシソーラスメモリ部 38…ユーザーシソーラス作成部 41…検索要求ベクトル作成部 42…検索結果確認部 51…拡散板 D,D1 ,D2 ・・・…キーワードセグメント BS18a、BS18b…ビームスプリッタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コヒーレント光を発生する光源と、 前記コヒーレント光を平面波に変換し、かつ、スリット
    状に整形する照射光学系と、 2次元に配列したデータを1列毎に1次元フーリエ変換
    型のホログラムに変換し、かつ前記ホログラム同士を半
    径方向に所定幅ずらして記録した光ディスクと、 前記照射光学系からの前記コヒーレント光で照射された
    前記光ディスク上のホログラムから、前記2次元に配列
    したデータの各要素に対応した画像を再生する再生光学
    系と、 前記コヒーレント光で再生された画像をインコヒーレン
    ト光の光強度で前記2次元データの各要素値に比例する
    再生データに変換するための拡散板と、 前記再生データとの積を演算すべきベクトルの各要素値
    を透過率の形で表示する空間光変調素子と、 前記空間光変調素子に表示する前記各要素値の透過率分
    布を決定し、前記空間光変調素子を制御する空間光変調
    素子制御装置と、 前記拡散板上より発し、前記空間光変調素子を透過した
    後のインコヒーレント光を集光する集光光学系と、 前記集光光学系により集光された光の強度を検出する光
    検出手段と、 前記光検出手段の信号値をマトリクス−ベクトル積の各
    要素の値に変換する演算結果デコード部と、を備えるこ
    とを特徴とする光演算装置。
  2. 【請求項2】 コヒーレント光を発生する光源と、 前記コヒーレント光を平面波に変換し、かつ、スリット
    状に整形する照射光学系と、 2次元に配列したデータを1列毎に1次元フーリエ変換
    型のホログラムに変換し、かつ前記ホログラム同士を半
    径方向に所定幅ずらして記録した光ディスクと、 前記照射光学系からの前記コヒーレント光で照射された
    前記光ディスク上のホログラムから、前記2次元に配列
    したデータの各要素に対応した画像を再生する再生光学
    系と、 前記コヒーレント光で再生された画像をインコヒーレン
    ト光の光強度で前記2次元データの各要素値に比例する
    再生データに変換するための拡散板と、 前記再生データとの積を演算すべきベクトルの各要素値
    を透過率の形で表示する空間光変調素子と、 前記空間光変調素子に表示する前記各要素値の透過率分
    布を決定し、前記空間光変調素子を制御する空間光変調
    素子制御装置と、 前記拡散板上より発し、前記空間光変調素子を透過した
    後のインコヒーレント光を集光する集光光学系と、 前記集光光学系により集光された光の強度を検出する光
    検出手段と、 前記光検出手段の信号値をマトリクス−ベクトル積の各
    要素の値に変換する演算結果デコード部と、を備えてお
    り、 前記光ディスク上にホログラムに変換されて記録される
    2次元に配列したデータをキーワードの組とし、かつ、
    前記空間光変調素子に表示されるベクトルを検索要求デ
    ータとすることを特徴とするキーワード検索装置。
  3. 【請求項3】 記録データの各々に予めキーワードを付
    与し、ユーザーが入力したキーワード及び確信度と比較
    して記録データを検索し、検索結果を出力するキーワー
    ド検索装置において、 ユーザーが入力したキーワードが実際に目的の記録デー
    タに付与されていたかどうかを判別する入力キーワード
    付与判定部と、 前記判別結果をユーザー毎の利用履歴として記憶する利
    用履歴メモリ部と、 前記利用履歴メモリ部に記憶された利用履歴に基づきユ
    ーザー毎に各確信度で入力されたキーワードが実際に目
    的の記録データに付与されていた確率の個人差である確
    信度−キーワード付与確率を算出又は補正する確信度−
    キーワード付与確率算出部と、 前記確信度−キーワード付与確率算出部で算出された確
    信度−キーワード付与確率を記憶する確信度−キーワー
    ド付与確率メモリ部と、 ユーザーが入力した確信度から前記確信度−キーワード
    付与確率メモリ部に記憶された確信度−キーワード付与
    確率に従って検索要求データを作成する検索要求ベクト
    ル作成部と、を備えていることを特徴とするキーワード
    検索装置。
  4. 【請求項4】 記録データの各々に予めキーワードを付
    与し、ユーザーが入力したキーワード及び確信度と比較
    して記録データを検索し、検索結果を出力するキーワー
    ド検索装置において、 ユーザーが入力したキーワードが実際に目的の記録デー
    タに付与されていたかどうかを判断する入力キーワード
    付与判定部と、 前記判断結果をユーザーの利用履歴として記憶する利用
    履歴メモリ部と、 前記利用履歴メモリ部に記憶された利用履歴に基づきユ
    ーザー毎のあるキーワードを入力したとき他のキーワー
    ドが目的の記録データに付与されている確率の個人差で
    あるユーザーシソーラスを補正するユーザーシソーラス
    算出部と、 前記ユーザーシソーラス算出部で算出されたユーザーシ
    ソーラスを記憶するユーザーシソーラスメモリ部と、 ユーザーが入力したキーワード・確信度と前記ユーザー
    シソーラスメモリ部に記憶されたユーザーシソーラスに
    応じて各キーワードに対する確信度を決定して検索要求
    データを作成する検索要求ベクトル作成部と、を備えて
    いることを特徴とするキーワード検索装置。
JP9089104A 1997-04-08 1997-04-08 光演算装置及びそれを用いたキーワード検索装置 Pending JPH10283666A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012381A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 大日本印刷株式会社 情報保存装置
WO2017046967A1 (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 大日本印刷株式会社 情報保存装置および情報読出装置

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