JPH10282370A - 光モジュール及びその製造方法 - Google Patents
光モジュール及びその製造方法Info
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- JPH10282370A JPH10282370A JP8300497A JP8300497A JPH10282370A JP H10282370 A JPH10282370 A JP H10282370A JP 8300497 A JP8300497 A JP 8300497A JP 8300497 A JP8300497 A JP 8300497A JP H10282370 A JPH10282370 A JP H10282370A
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- ferrule
- optical fiber
- long groove
- optical module
- fixed
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Led Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造の自動化、結合損失の低減化に好適な光
モジュールを提供する。 【解決手段】 異方性エッチングによりシリコン基板2
の一側端に長溝4とそれに対して直交する横溝6が形成
されている。長溝4はV字状又は台形状の凹断面に形成
され、横溝6は矩形断面に形成されている。光ファイバ
素線8がフェルール10に挿入固定されて一体化され、
両者の先端面8a,10aが研磨加工されて無反射コー
ティングが施されている。フェルール10が長溝4中に
配設され且つ先端面10aが横溝6の側壁に当接した状
態で基板2に固定されることにより、基板2に固定され
ている発光素子LD又は受光素子PDと光ファイバ素線
8が光結合している。この光モジュールは、光ファイバ
素線8をフェルール10に挿入固定することで機械強度
が増し、また、先端面8a,10aの研磨加工精度を向
上させることができる。
モジュールを提供する。 【解決手段】 異方性エッチングによりシリコン基板2
の一側端に長溝4とそれに対して直交する横溝6が形成
されている。長溝4はV字状又は台形状の凹断面に形成
され、横溝6は矩形断面に形成されている。光ファイバ
素線8がフェルール10に挿入固定されて一体化され、
両者の先端面8a,10aが研磨加工されて無反射コー
ティングが施されている。フェルール10が長溝4中に
配設され且つ先端面10aが横溝6の側壁に当接した状
態で基板2に固定されることにより、基板2に固定され
ている発光素子LD又は受光素子PDと光ファイバ素線
8が光結合している。この光モジュールは、光ファイバ
素線8をフェルール10に挿入固定することで機械強度
が増し、また、先端面8a,10aの研磨加工精度を向
上させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信等に用いら
れる光モジュールに関し、特に、発光素子又は受光素子
と光ファイバとを光学的に結合する光モジュールの構造
及びその製造方法に関するものである。
れる光モジュールに関し、特に、発光素子又は受光素子
と光ファイバとを光学的に結合する光モジュールの構造
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光モジュールでは、光ファイバと
光導波路の光軸を合わせるため、特開昭57−1193
14号公報に示されているように、シリコンの異方性エ
ッチングを利用して光導波路と同一のシリコン基板上に
V字溝を形成し、このV字溝中に光ファイバを配設する
構造が採られている。
光導波路の光軸を合わせるため、特開昭57−1193
14号公報に示されているように、シリコンの異方性エ
ッチングを利用して光導波路と同一のシリコン基板上に
V字溝を形成し、このV字溝中に光ファイバを配設する
構造が採られている。
【0003】また、学会誌「1995年電子情報通信学
会総合大会 C−185」に示されているように、シリ
コン基板上にV字溝を形成すると共に、V字溝の先端側
の所定位置に発光素子を位置決め固定し、更にV字溝中
に光ファイバを配設して固着することによって、光ファ
イバと発光素子の光軸を合わせる構造が採られている。
会総合大会 C−185」に示されているように、シリ
コン基板上にV字溝を形成すると共に、V字溝の先端側
の所定位置に発光素子を位置決め固定し、更にV字溝中
に光ファイバを配設して固着することによって、光ファ
イバと発光素子の光軸を合わせる構造が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の光
モジュールにあっては、製造工程の際に、被覆されてい
ない光ファイバ素線をV字溝中に配設して固定するもの
であるため、シングルモード光ファイバ素線のように極
めて細い光ファイバ素線を適用する場合には、折れない
ように十分な配慮を講じる必要から製造作業に長時間を
要し、また、十分な注意を払ってもしばしば光ファイバ
素線を折ってしまうという問題があった。更に、発光素
子に光結合させるための光ファイバ端面を、被覆されて
いない素線の状態で垂直に切断して平坦化加工すること
は極めて困難である。このため、光ファイバ端面に1.
0〜2.0°の範囲の傾斜が生じたり傷が入り易く、こ
の光ファイバ端面の傷や発光素子との角度ズレに起因し
て、光結合損失の低減化が困難となっていた。
モジュールにあっては、製造工程の際に、被覆されてい
ない光ファイバ素線をV字溝中に配設して固定するもの
であるため、シングルモード光ファイバ素線のように極
めて細い光ファイバ素線を適用する場合には、折れない
ように十分な配慮を講じる必要から製造作業に長時間を
要し、また、十分な注意を払ってもしばしば光ファイバ
素線を折ってしまうという問題があった。更に、発光素
子に光結合させるための光ファイバ端面を、被覆されて
いない素線の状態で垂直に切断して平坦化加工すること
は極めて困難である。このため、光ファイバ端面に1.
0〜2.0°の範囲の傾斜が生じたり傷が入り易く、こ
の光ファイバ端面の傷や発光素子との角度ズレに起因し
て、光結合損失の低減化が困難となっていた。
【0005】このように、光ファイバ素線を直接V字溝
に設置する光軸合わせ構造を採用する従来の光モジュー
ルは、製造工程の容易化や自動化を行う観点からは望ま
しい構造とは言えず、また、光結合損失の低減化等を図
る上でも課題があった。
に設置する光軸合わせ構造を採用する従来の光モジュー
ルは、製造工程の容易化や自動化を行う観点からは望ま
しい構造とは言えず、また、光結合損失の低減化等を図
る上でも課題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、製造工程の容易化及び自動化
に適し、且つ光結合損失の変動や劣化等を防止して信頼
性の高い光モジュール及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
みてなされたものであり、製造工程の容易化及び自動化
に適し、且つ光結合損失の変動や劣化等を防止して信頼
性の高い光モジュール及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明の光モジュールは、光ファイバ素線を挿
入固定したフェルールと、基板の一側端に形成された、
長溝及び前記長溝の長手方向に対して直交する側壁と、
前記長溝の長手方向の所定位置であって前記側壁の近傍
に固定された発光素子又は受光素子とを有し、前記フェ
ルールが前記長溝中に配設されると共に、前記フェルー
ルの先端面が前記側壁に当接された状態で前記基板に固
定されることにより、前記光ファイバ素線と前記発光素
子又は受光素子とが光結合する光モジュールであって、
前記長溝は前記フェルールの外周面と線接触する側端面
を有する凹断面形状に形成され、前記光ファイバ素線及
びフェルールの両先端面が長手方向に対して垂直且つ平
坦に研磨された構造とした。
るために本発明の光モジュールは、光ファイバ素線を挿
入固定したフェルールと、基板の一側端に形成された、
長溝及び前記長溝の長手方向に対して直交する側壁と、
前記長溝の長手方向の所定位置であって前記側壁の近傍
に固定された発光素子又は受光素子とを有し、前記フェ
ルールが前記長溝中に配設されると共に、前記フェルー
ルの先端面が前記側壁に当接された状態で前記基板に固
定されることにより、前記光ファイバ素線と前記発光素
子又は受光素子とが光結合する光モジュールであって、
前記長溝は前記フェルールの外周面と線接触する側端面
を有する凹断面形状に形成され、前記光ファイバ素線及
びフェルールの両先端面が長手方向に対して垂直且つ平
坦に研磨された構造とした。
【0008】また、本発明の光モジュルールの製造方法
は、光ファイバ素線をフェルールに挿入固定し、両者を
一体化した状態で両者の先端面を長手方向に対して垂直
且つ平坦に研磨する工程と、基板の一側端に、前記フェ
ルールの外周面を線接触させて配設する側端面を有する
凹断面形状の長溝と、前記長溝の長手方向に対して直交
する側壁とを形成する工程と、前記長溝の長手方向の所
定位置であって前記側壁の近傍に発光素子又は受光素子
を固定する工程と、前記フェルールを前記長溝中に配設
すると共に、前記フェルールの先端面を前記側壁に当接
させた状態で前記基板に固定する工程とを備えることと
した。また、前記光ファイバ素線とフェルールの先端面
と後端面の、少なくとも先端面に無反射コーティングを
施すこととした。
は、光ファイバ素線をフェルールに挿入固定し、両者を
一体化した状態で両者の先端面を長手方向に対して垂直
且つ平坦に研磨する工程と、基板の一側端に、前記フェ
ルールの外周面を線接触させて配設する側端面を有する
凹断面形状の長溝と、前記長溝の長手方向に対して直交
する側壁とを形成する工程と、前記長溝の長手方向の所
定位置であって前記側壁の近傍に発光素子又は受光素子
を固定する工程と、前記フェルールを前記長溝中に配設
すると共に、前記フェルールの先端面を前記側壁に当接
させた状態で前記基板に固定する工程とを備えることと
した。また、前記光ファイバ素線とフェルールの先端面
と後端面の、少なくとも先端面に無反射コーティングを
施すこととした。
【0009】
【作用】光ファイバ素線をフェルールに挿入固定し、基
板に形成された長溝中にフェルールを配設すると共に、
フェルール及び光ファイバ素線の先端面を側壁に当接さ
せた状態で基板に固定するため、製造工程において、フ
ェルールにより光ファイバ素線が保護される。
板に形成された長溝中にフェルールを配設すると共に、
フェルール及び光ファイバ素線の先端面を側壁に当接さ
せた状態で基板に固定するため、製造工程において、フ
ェルールにより光ファイバ素線が保護される。
【0010】光ファイバ素線とフェルールを一体化した
状態で両者の先端面を研磨するため、光ファイバ素線自
身の先端面を研磨する場合よりも、垂直且つ平坦に研磨
される。
状態で両者の先端面を研磨するため、光ファイバ素線自
身の先端面を研磨する場合よりも、垂直且つ平坦に研磨
される。
【0011】光ファイバ素線とフェルールの研磨後の先
端面に無反射コーティングを施すことにより、発光素子
又は受光素子とその先端面が光結合されたときに、光の
反射を防止する。
端面に無反射コーティングを施すことにより、発光素子
又は受光素子とその先端面が光結合されたときに、光の
反射を防止する。
【0012】光ファイバ素線とフェルールの後端面に無
反射コーティングを施すことにより、他の光ファイバを
この後端面に光結合されたときに、この後端面での光の
反射を防止する。
反射コーティングを施すことにより、他の光ファイバを
この後端面に光結合されたときに、この後端面での光の
反射を防止する。
【0013】
【実施の形態】本発明による光モジュールの実施の形態
を図1を参照しつつ説明する。尚、同図(a)はこの光
モジュールの構造を示す斜視図、同図(b)(c)は図
(a)中のA−A線に沿った縦断面図、同図(d)は同
図(a)中のB−B線に沿った縦断面図である。
を図1を参照しつつ説明する。尚、同図(a)はこの光
モジュールの構造を示す斜視図、同図(b)(c)は図
(a)中のA−A線に沿った縦断面図、同図(d)は同
図(a)中のB−B線に沿った縦断面図である。
【0014】この光モジュールは、シリコン基板2の一
側端に長溝4とそれに直交する横溝6が形成されてお
り、光ファイバ素線8を挿入固定したフェルール10が
長溝4中に配設されると共に、垂直に研磨加工された光
ファイバ素線8の先端面8a及びフェルール10の先端
面10aが横溝6の側壁に当接した状態で接着剤で固着
されることにより、レーザダイオード等の発光素子LD
又は導波路型受光素子PDに対して、光ファイバ素線8
の先端面が光軸合わせされた構造を有している。
側端に長溝4とそれに直交する横溝6が形成されてお
り、光ファイバ素線8を挿入固定したフェルール10が
長溝4中に配設されると共に、垂直に研磨加工された光
ファイバ素線8の先端面8a及びフェルール10の先端
面10aが横溝6の側壁に当接した状態で接着剤で固着
されることにより、レーザダイオード等の発光素子LD
又は導波路型受光素子PDに対して、光ファイバ素線8
の先端面が光軸合わせされた構造を有している。
【0015】更に、この光モジュールの構造を製造工程
と共に詳述する。先ず、フェルール10の先端面10a
及び後端面10bを長手方向に対して平坦にし、このフ
ェルール10に光ファイバ素線8を挿入固定する。両者
が一体となった状態で、発光素子LD又は導波路型受光
素子PDに対向させる側の先端面10a及び光ファイバ
素線8の先端面8aを、長手方向に対して垂直且つ平坦
に精密研磨する。従来の技術では、被覆されていない光
ファイバ素線の端面を研磨加工するので、その研磨端面
が傾斜したり傷が付き易いという問題があったが、本実
施の形態では、フェルール10に光ファイバ素線8を挿
入固定した状態で先端面8aを研磨するので、容易に垂
直且つ平坦に研磨加工することができ、加工精度の向上
を図ることができる。
と共に詳述する。先ず、フェルール10の先端面10a
及び後端面10bを長手方向に対して平坦にし、このフ
ェルール10に光ファイバ素線8を挿入固定する。両者
が一体となった状態で、発光素子LD又は導波路型受光
素子PDに対向させる側の先端面10a及び光ファイバ
素線8の先端面8aを、長手方向に対して垂直且つ平坦
に精密研磨する。従来の技術では、被覆されていない光
ファイバ素線の端面を研磨加工するので、その研磨端面
が傾斜したり傷が付き易いという問題があったが、本実
施の形態では、フェルール10に光ファイバ素線8を挿
入固定した状態で先端面8aを研磨するので、容易に垂
直且つ平坦に研磨加工することができ、加工精度の向上
を図ることができる。
【0016】次に、これらの先端面8a,10aを絶縁
多層膜にて無反射コーティングすることにより、発光素
子LD又は導波路型受光素子PDと光ファイバ素線8と
を結合したときに、これらの先端面8a,10aでの光
の反射を防止する。例えば、1.3μm帯の光に対して
反射率が1%以下となる無反射コーティングを施す。
多層膜にて無反射コーティングすることにより、発光素
子LD又は導波路型受光素子PDと光ファイバ素線8と
を結合したときに、これらの先端面8a,10aでの光
の反射を防止する。例えば、1.3μm帯の光に対して
反射率が1%以下となる無反射コーティングを施す。
【0017】一方、シリコン基板2の一側端に異方性エ
ッチングを施すことにより、長手方向に対して直交する
断面が、同図(b)に示すようなV字状又は同図(c)
に示すような台形状の長溝4を形成すると共に、断面が
矩形状で長溝4に対して直交する横溝6を形成する。
ッチングを施すことにより、長手方向に対して直交する
断面が、同図(b)に示すようなV字状又は同図(c)
に示すような台形状の長溝4を形成すると共に、断面が
矩形状で長溝4に対して直交する横溝6を形成する。
【0018】次に、シリコン基板2上の所定位置、即ち
長溝4の長手方向における所定位置に、位置合わせマー
カを用いて発光素子LD又は導波路型受光素子PDを固
定し、ワイヤボンディングによって、シリコン基板2上
に予め形成されている配線パターンと接続する。
長溝4の長手方向における所定位置に、位置合わせマー
カを用いて発光素子LD又は導波路型受光素子PDを固
定し、ワイヤボンディングによって、シリコン基板2上
に予め形成されている配線パターンと接続する。
【0019】次に、同図(d)に示すように、前記の光
ファイバ素線8を挿入固定したフェルール10を長溝4
中に配設し、且つ先端面10aを横溝6の側壁に当接さ
せた状態で、紫外線硬化樹脂等の接着剤によりフェルー
ル10とシリコン基板2を固着させる。
ファイバ素線8を挿入固定したフェルール10を長溝4
中に配設し、且つ先端面10aを横溝6の側壁に当接さ
せた状態で、紫外線硬化樹脂等の接着剤によりフェルー
ル10とシリコン基板2を固着させる。
【0020】ここで、長溝4の深さDとその開口部分の
幅W、及び2側端面の傾斜角度θは、同図(b)(c)
に示すように、フェルール10の外周面と長溝4の前記
2側端面とが長手方向に線接触し、更に長溝4中に配設
された状態での光ファイバ素線8のコアが発光素子LD
の光出射面又は導波路型受光素子PDの受光端面に合致
するように設計されている。更に、横溝6の開口部分か
ら底端面までの深さDDは、同図(d)に示すように、
長溝4中に配設されたフェルール10の外周面がその底
端面に線接触するか又は一定の隙間をおいて対向するよ
うに設計されている。この結果、フェルール10を長溝
4中に配設し且つ先端面10aをそれらに対向する横溝
6の前記側壁に当接させるだけで、光ファイバ素線8と
発光素子LD又は導波路型受光素子PDとの確実な光結
合を可能にしている。更に、接着剤がフェルール10と
長溝4及び横溝6との隙間内に充填されるため、シリコ
ン基板2に対してフェルール10を確実に固定し、機械
強度を向上することができる。
幅W、及び2側端面の傾斜角度θは、同図(b)(c)
に示すように、フェルール10の外周面と長溝4の前記
2側端面とが長手方向に線接触し、更に長溝4中に配設
された状態での光ファイバ素線8のコアが発光素子LD
の光出射面又は導波路型受光素子PDの受光端面に合致
するように設計されている。更に、横溝6の開口部分か
ら底端面までの深さDDは、同図(d)に示すように、
長溝4中に配設されたフェルール10の外周面がその底
端面に線接触するか又は一定の隙間をおいて対向するよ
うに設計されている。この結果、フェルール10を長溝
4中に配設し且つ先端面10aをそれらに対向する横溝
6の前記側壁に当接させるだけで、光ファイバ素線8と
発光素子LD又は導波路型受光素子PDとの確実な光結
合を可能にしている。更に、接着剤がフェルール10と
長溝4及び横溝6との隙間内に充填されるため、シリコ
ン基板2に対してフェルール10を確実に固定し、機械
強度を向上することができる。
【0021】尚、標準品のフェルールの外径は1.25
〜2.5mmであるが、このフェルールを用いることと
すると長溝4を必要以上に大きくすることとなる。そこ
で、フェルール10に光ファイバ素線8を挿入固定した
ときの機械強度及び、両者を一体にして先端面8a,1
0aを研磨するときの研磨精度の低下を招来しない程度
で、可能な限り外径の小さなフェルール10が用られて
いる。
〜2.5mmであるが、このフェルールを用いることと
すると長溝4を必要以上に大きくすることとなる。そこ
で、フェルール10に光ファイバ素線8を挿入固定した
ときの機械強度及び、両者を一体にして先端面8a,1
0aを研磨するときの研磨精度の低下を招来しない程度
で、可能な限り外径の小さなフェルール10が用られて
いる。
【0022】また、フェルール10は、ジルコニアやア
ルミナ等のセラミック材、ガラス材、プラスチック、金
属等で形成することができるが、光軸合わせのための加
工精度の観点から、第一にガラス材で形成することと
し、第二にセラミック材で形成することとしている。
ルミナ等のセラミック材、ガラス材、プラスチック、金
属等で形成することができるが、光軸合わせのための加
工精度の観点から、第一にガラス材で形成することと
し、第二にセラミック材で形成することとしている。
【0023】このように、この実施の形態によれば、光
ファイバ素線8をフェルール10に挿入固定した状態で
実装するので機械強度を高めることができ、組立工程の
容易化及び自動化を可能にする。更に、光ファイバ素線
8の先端面8aの加工精度を向上させることができるの
で、光ファイバ素線8と発光素子LD又は導波路型受光
素子PDとの確実な光結合を可能にし、光結合損失の変
動や劣化等を大幅に低減することができる。
ファイバ素線8をフェルール10に挿入固定した状態で
実装するので機械強度を高めることができ、組立工程の
容易化及び自動化を可能にする。更に、光ファイバ素線
8の先端面8aの加工精度を向上させることができるの
で、光ファイバ素線8と発光素子LD又は導波路型受光
素子PDとの確実な光結合を可能にし、光結合損失の変
動や劣化等を大幅に低減することができる。
【0024】尚、図1(b)(c)において、長溝4の
断面形状をV字状又は台形状にする場合を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、長溝4の側端
面とフェルール8の外周面とを線接触させる断面形状で
あれば、他の断面形状の長溝4を適用してもよい。
断面形状をV字状又は台形状にする場合を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、長溝4の側端
面とフェルール8の外周面とを線接触させる断面形状で
あれば、他の断面形状の長溝4を適用してもよい。
【0025】次に、この実施の形態の変形例を図2に基
づいて説明する。尚、同図(a)は変形例の構造を示す
斜視図、同図(b)(c)は、同図(a)中のC−C線
に沿った縦断面図であり、図1と同一又は相当する部分
を同一符号で示している。
づいて説明する。尚、同図(a)は変形例の構造を示す
斜視図、同図(b)(c)は、同図(a)中のC−C線
に沿った縦断面図であり、図1と同一又は相当する部分
を同一符号で示している。
【0026】図1に示した光モジュールとの相違点を述
べると、前記フェルール10の外径は一様であるのに対
し、図2に示すフェルール12は、長溝4中に配設され
る細い部分12tと長溝4から外れる大径部分12fよ
り成る段差形状を有しており、これらの部分12t,1
2fの間は、同図(b)に示すように長手方向に対して
略垂直な側端面や、同図(c)に示すようにテーパ側面
となっている。大径部分12fの外径は、標準品と同様
に1.25〜2.5mmに設定され、細い部分12tの
外径は機械強度及び先端面の研磨精度を確保することを
考慮して、可能な限り小さくされている。
べると、前記フェルール10の外径は一様であるのに対
し、図2に示すフェルール12は、長溝4中に配設され
る細い部分12tと長溝4から外れる大径部分12fよ
り成る段差形状を有しており、これらの部分12t,1
2fの間は、同図(b)に示すように長手方向に対して
略垂直な側端面や、同図(c)に示すようにテーパ側面
となっている。大径部分12fの外径は、標準品と同様
に1.25〜2.5mmに設定され、細い部分12tの
外径は機械強度及び先端面の研磨精度を確保することを
考慮して、可能な限り小さくされている。
【0027】そして、このフェルール12に光ファイバ
素線8を挿入固定し、両者を一体化した状態で先端面1
2aを長手方向に対して垂直且つ平坦に研磨加工して無
反射コーティングを施した後、細い部分12tをシリコ
ン基板2の長溝4中に配設し且つ先端面8a,12aを
横溝6の側壁に当接させた状態で接着材にて固着する。
素線8を挿入固定し、両者を一体化した状態で先端面1
2aを長手方向に対して垂直且つ平坦に研磨加工して無
反射コーティングを施した後、細い部分12tをシリコ
ン基板2の長溝4中に配設し且つ先端面8a,12aを
横溝6の側壁に当接させた状態で接着材にて固着する。
【0028】この変形例によれば、外径1.25〜2.
5mmの標準品のフェルールを用いることができ、更
に、この一様外径のフェルールに光ファイバ素線8を挿
入固定した後、光ファイバ素線8のコアを中心としてフ
ェルールの外周面を切削することにより光軸合わせのた
めの調心加工を行うことができる。
5mmの標準品のフェルールを用いることができ、更
に、この一様外径のフェルールに光ファイバ素線8を挿
入固定した後、光ファイバ素線8のコアを中心としてフ
ェルールの外周面を切削することにより光軸合わせのた
めの調心加工を行うことができる。
【0029】更に、他の変形例を図3と共に説明する。
尚、同図は、図1(a)のB−B線に沿った縦断面構造
に相当し、図1(a)と同一又は相当する部分を同一符
号で示している。図1(a)に示す光モジュールとの構
造上の相違点を述べると、光ファイバ素線8及びそれを
挿入固定したフェルール10は、基板2の長溝4及び横
溝6中に位置決め固定されると共に、それらの後端部分
が基板2から所定の長さだけ突き出した状態と成ってい
る。更に、光ファイバ素線8及びフェルール10の前記
後端部分の後端面8b,10bが、長手方向に対して垂
直且つ平坦に研磨加工されて、無反射コーティングが施
されている。そして、後端面8b,10bに、例えば光
コネクタ等より延設された他の光ファイバを光結合させ
るようになっている。
尚、同図は、図1(a)のB−B線に沿った縦断面構造
に相当し、図1(a)と同一又は相当する部分を同一符
号で示している。図1(a)に示す光モジュールとの構
造上の相違点を述べると、光ファイバ素線8及びそれを
挿入固定したフェルール10は、基板2の長溝4及び横
溝6中に位置決め固定されると共に、それらの後端部分
が基板2から所定の長さだけ突き出した状態と成ってい
る。更に、光ファイバ素線8及びフェルール10の前記
後端部分の後端面8b,10bが、長手方向に対して垂
直且つ平坦に研磨加工されて、無反射コーティングが施
されている。そして、後端面8b,10bに、例えば光
コネクタ等より延設された他の光ファイバを光結合させ
るようになっている。
【0030】ここで、他の光ファイバとしては、光ファ
イバ心線100が予めフェルール110中に挿入固定さ
れて、両者の先端面100a,110aが長手方向に対
して垂直且つ平坦に研磨され、更にフェルール110の
先端部分を中空円筒状のスリーブ120中に挿入した構
造のものが用いられる。そして、光ファイバ心線100
及びフェルール110の先端面100a,110aより
も突き出たスリーブ120の先端部分120aを、光モ
ジュール側のフェルール10の後端部分(基板2より突
き出した部分)に嵌め込み、夫々の後端面8b,10b
と先端面100a,110aを当接させることにより、
当該光モジュールと他の光ファイバを光結合させる。
イバ心線100が予めフェルール110中に挿入固定さ
れて、両者の先端面100a,110aが長手方向に対
して垂直且つ平坦に研磨され、更にフェルール110の
先端部分を中空円筒状のスリーブ120中に挿入した構
造のものが用いられる。そして、光ファイバ心線100
及びフェルール110の先端面100a,110aより
も突き出たスリーブ120の先端部分120aを、光モ
ジュール側のフェルール10の後端部分(基板2より突
き出した部分)に嵌め込み、夫々の後端面8b,10b
と先端面100a,110aを当接させることにより、
当該光モジュールと他の光ファイバを光結合させる。
【0031】かかる構造を有する光モジュールによれ
ば、後端面8b,10bに無反射コーティングが施され
ているので、前記他の光ファイバ心線100の先端面1
00aと当該光モジュールに備えられた光ファイバ心線
10の後端面10bとの当接部分での光の反射を防止す
ることができ、高品質の光結合構造を提供することがで
きる。
ば、後端面8b,10bに無反射コーティングが施され
ているので、前記他の光ファイバ心線100の先端面1
00aと当該光モジュールに備えられた光ファイバ心線
10の後端面10bとの当接部分での光の反射を防止す
ることができ、高品質の光結合構造を提供することがで
きる。
【0032】更に、他の変形例を図4と共に説明する。
尚、同図(a)はこの変形例の構造を示す斜視図、同図
(b)は同図(a)中のE−E線に沿った縦断面図であ
る。
尚、同図(a)はこの変形例の構造を示す斜視図、同図
(b)は同図(a)中のE−E線に沿った縦断面図であ
る。
【0033】更にこれらの図(a)(b)において図1
(a)と同一又は相当する部分を同一符号で示してい
る。
(a)と同一又は相当する部分を同一符号で示してい
る。
【0034】図1(a)に示した光モジュールとの相違
点を述べると、この変形例は、pin構造の側端面に光
を入射させる導波路型受光素子PDの代わりに、pin
構造のp層表面に光を入射させるタイプの受光素子P
D’を適用した光モジュールに関する。
点を述べると、この変形例は、pin構造の側端面に光
を入射させる導波路型受光素子PDの代わりに、pin
構造のp層表面に光を入射させるタイプの受光素子P
D’を適用した光モジュールに関する。
【0035】図4(a)(b)において、シリコン基板
2上に形成された長溝4と横溝6に加えて、光ファイバ
心線8の先端面8aに対向する突部200を形成し、突
部200の側壁と横溝6の側壁によって画成される凹段
部210に、受光素子PD’を固着すると共に、そのp
層表面(受光面)を先端面8aに対向させた構造となっ
ている。
2上に形成された長溝4と横溝6に加えて、光ファイバ
心線8の先端面8aに対向する突部200を形成し、突
部200の側壁と横溝6の側壁によって画成される凹段
部210に、受光素子PD’を固着すると共に、そのp
層表面(受光面)を先端面8aに対向させた構造となっ
ている。
【0036】これらの長溝4と横溝6、突部200及び
凹段部210は異方性エッチング等により形成され、光
ファイバ心線8を挿入固定したフェルール10を長溝6
中に装着して、フェルール10の先端面10aを横溝6
の側壁に当接させると、光ファイバ心線8の先端面8a
が受光素子PD’の受光面に対向するように、凹段部2
10の高さが設計されている。
凹段部210は異方性エッチング等により形成され、光
ファイバ心線8を挿入固定したフェルール10を長溝6
中に装着して、フェルール10の先端面10aを横溝6
の側壁に当接させると、光ファイバ心線8の先端面8a
が受光素子PD’の受光面に対向するように、凹段部2
10の高さが設計されている。
【0037】更に、光ファイバ心線8とフェルール10
の先端面8a,10a及び後端面8b,10bは、長手
方向に対して垂直且つ平坦に研磨加工されて無反射コー
ティングが施されている。そして、基板2より突き出し
た光ファイバ心線8とフェルール10の後端部分に、例
えば図3に示したスリーブ120を備えたフェルール付
き光ファイバを装着することにより、光コネクタ等に接
続される。
の先端面8a,10a及び後端面8b,10bは、長手
方向に対して垂直且つ平坦に研磨加工されて無反射コー
ティングが施されている。そして、基板2より突き出し
た光ファイバ心線8とフェルール10の後端部分に、例
えば図3に示したスリーブ120を備えたフェルール付
き光ファイバを装着することにより、光コネクタ等に接
続される。
【0038】尚、凹段部210を形成するための突部2
00を前記エッチングで形成する代わりに、凹段部21
0と同じ高さの基板2の表面上に、矩形状の部材を固着
して、その部材の側壁と横溝6の側壁とで画成される凹
段部に受光素子PD’を固着してもよい。
00を前記エッチングで形成する代わりに、凹段部21
0と同じ高さの基板2の表面上に、矩形状の部材を固着
して、その部材の側壁と横溝6の側壁とで画成される凹
段部に受光素子PD’を固着してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
光ファイバ素線をフェルールに挿入固定し、両者を一体
化した状態で先端面を研磨加工するので、光ファイバ素
線の破損等を招来することなく、加工精度の向上を図る
ことができる。また、この光ファイバ素線とフェルール
を一体化した状態で基板に実装するので、光ファイバ素
線の折れ等を考慮せずに光モジュールを製造することが
できる。
光ファイバ素線をフェルールに挿入固定し、両者を一体
化した状態で先端面を研磨加工するので、光ファイバ素
線の破損等を招来することなく、加工精度の向上を図る
ことができる。また、この光ファイバ素線とフェルール
を一体化した状態で基板に実装するので、光ファイバ素
線の折れ等を考慮せずに光モジュールを製造することが
できる。
【0040】このような効果が得られることにより、光
結合の変動や劣化等が低減されて信頼性の高い光モジュ
ールを提供することができると共に、製造工程の容易化
及び自動組立実装の簡便化を図ることができ、更に低コ
ストの光モジュールを提供することができる。
結合の変動や劣化等が低減されて信頼性の高い光モジュ
ールを提供することができると共に、製造工程の容易化
及び自動組立実装の簡便化を図ることができ、更に低コ
ストの光モジュールを提供することができる。
【図1】実施の形態における光モジュールの構造を示す
斜視図及び要部縦断面図である。
斜視図及び要部縦断面図である。
【図2】変形例の構造を示す斜視図及び要部縦断面図で
ある。
ある。
【図3】他の変形例の構造を示す要部縦断面図である。
【図4】更に他の変形例の構造を示す斜視図及び要部縦
断面図である。
断面図である。
2…シリコン基板、4…長溝、6…横溝、8…光ファイ
バ素線、10…フェルール、8a,10a…先端面、8
b,10b…後端面、12…フェルール、12a…先端
面、12t…細い部分、12f…大径部分、LD…発光
素子、PD,PD’…受光素子、突部200、210…
凹段部。
バ素線、10…フェルール、8a,10a…先端面、8
b,10b…後端面、12…フェルール、12a…先端
面、12t…細い部分、12f…大径部分、LD…発光
素子、PD,PD’…受光素子、突部200、210…
凹段部。
Claims (8)
- 【請求項1】 光ファイバ素線を挿入固定したフェルー
ルと、 基板の一側端に形成された、長溝及び前記長溝の長手方
向に対して直交する側壁と、 前記長溝の長手方向の所定位置であって前記側壁の近傍
に固定された発光素子又は受光素子とを有し、 前記フェルールが前記長溝中に配設されると共に、前記
フェルールの先端面が前記側壁に当接された状態で前記
基板に固定されることにより、前記光ファイバ素線と前
記発光素子又は受光素子とが光結合する光モジュールで
あって、 前記長溝は前記フェルールの外周面と線接触する側端面
を有する凹断面形状に形成され、前記光ファイバ素線及
びフェルールの両先端面が長手方向に対して垂直且つ平
坦に研磨されていることを特徴とする光モジュール。 - 【請求項2】 前記光ファイバ素線を挿入固定するフェ
ルールは、前記長溝中に配設され前記基板に固定される
細い部分と、前記長溝より外れる大径部とを有する段差
形状であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュ
ール。 - 【請求項3】 前記光ファイバ素線及びフェルールの前
記先端面と後端面のうち、少なくとも前記先端面が無反
射コーティングされていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の光モジュール。 - 【請求項4】 前記フェルールは、ガラス材又はセラミ
ック材で形成されることを特徴とする請求項1又は2に
記載の光モジュール。 - 【請求項5】 前記フェルールは、紫外線硬化樹脂によ
り前記基板に固定されることを特徴とする請求項1又は
2に記載の光モジュール。 - 【請求項6】 前記受光素子は、導波路型受光素子であ
ることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。 - 【請求項7】光ファイバ素線をフェルールに挿入固定
し、両者を一体化した状態で両者の先端面を長手方向に
対して垂直且つ平坦に研磨する工程と、 基板の一側端に、前記フェルールの外周面を線接触させ
て配設する側端面を有する凹断面形状の長溝と、前記長
溝の長手方向に対して直交する側壁とを形成する工程
と、 前記長溝の長手方向の所定位置であって前記側壁の近傍
に発光素子又は受光素子を固定する工程と、 前記フェルールを前記長溝中に配設すると共に、前記フ
ェルールの先端面を前記側壁に当接させた状態で前記基
板に固定する工程と、を有することを特徴とする光モジ
ュールの製造方法。 - 【請求項8】 前記研磨工程の後、前記光ファイバ素線
とフェルールの先端面に無反射コーティングを施す工程
を有することを特徴とする請求項7に記載の光モジュー
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8300497A JPH10282370A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 光モジュール及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8300497A JPH10282370A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 光モジュール及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282370A true JPH10282370A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13790126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8300497A Pending JPH10282370A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 光モジュール及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282370A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003001264A3 (en) * | 2001-06-22 | 2003-03-13 | Bookham Technology Plc | Improvements in mounting of an optical fibre |
US6599032B1 (en) | 1998-12-25 | 2003-07-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Transmitter/receiver for optical parallel transmission and board for optical module |
JP2010135630A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Hamamatsu Photonics Kk | 光素子モジュール及びその製造方法 |
JP2011059319A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Universal Microelectronics Co Ltd | 高解析度マルチメディアインタフェースを持つ光トランシーバ |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP8300497A patent/JPH10282370A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6599032B1 (en) | 1998-12-25 | 2003-07-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Transmitter/receiver for optical parallel transmission and board for optical module |
WO2003001264A3 (en) * | 2001-06-22 | 2003-03-13 | Bookham Technology Plc | Improvements in mounting of an optical fibre |
JP2010135630A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Hamamatsu Photonics Kk | 光素子モジュール及びその製造方法 |
US8548284B2 (en) | 2008-12-05 | 2013-10-01 | Hamamatsu Photonics K.K. | Optical element module and method of manufacturing the same |
US8828250B2 (en) | 2008-12-05 | 2014-09-09 | Hamamatsu Photonics K.K. | Optical element module and method of manufacturing the same |
JP2011059319A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Universal Microelectronics Co Ltd | 高解析度マルチメディアインタフェースを持つ光トランシーバ |
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