JPH10280222A - スピードスケート用の帽体及びその製造方法 - Google Patents
スピードスケート用の帽体及びその製造方法Info
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- JPH10280222A JPH10280222A JP9098183A JP9818397A JPH10280222A JP H10280222 A JPH10280222 A JP H10280222A JP 9098183 A JP9098183 A JP 9098183A JP 9818397 A JP9818397 A JP 9818397A JP H10280222 A JPH10280222 A JP H10280222A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スピードスケート競技において、頭部後方と
背中との間の凹みに生じる乱流、渦流による空気抵抗を
減少させるとともに、衝突や転倒時の衝撃から頭部を保
護するスピードスケート用の帽体およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 帽体後部A6が下部の後端部A8になる
に従い帽体後部外面A7が外部に膨出させた形状とし、
外面層20及び内面層22に、繊維生地材料ないしシー
ト生地材料、芯材21に不織布、スポンジ材、発泡樹脂
やこれらと同効質の材料を一層又は複数積層したスピー
ドスケート用の帽体であって、二面割金型による加熱圧
縮成形により製造する。
背中との間の凹みに生じる乱流、渦流による空気抵抗を
減少させるとともに、衝突や転倒時の衝撃から頭部を保
護するスピードスケート用の帽体およびその製造方法を
提供する。 【解決手段】 帽体後部A6が下部の後端部A8になる
に従い帽体後部外面A7が外部に膨出させた形状とし、
外面層20及び内面層22に、繊維生地材料ないしシー
ト生地材料、芯材21に不織布、スポンジ材、発泡樹脂
やこれらと同効質の材料を一層又は複数積層したスピー
ドスケート用の帽体であって、二面割金型による加熱圧
縮成形により製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気抵抗を低減す
るスピードスケート用の帽体およびその製造方法に関す
るものである。
るスピードスケート用の帽体およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スピードを競う競技では、空気や水との
流体抵抗の大小が記録に大きく影響するため、競技ウエ
アに空気抵抗や水抵抗を小さくする各種の工夫がなされ
ている。
流体抵抗の大小が記録に大きく影響するため、競技ウエ
アに空気抵抗や水抵抗を小さくする各種の工夫がなされ
ている。
【0003】その一例を示すと、特開平2−33305
号のように、空気抵抗を受けるスピードを競うスポーツ
用ウエアに、空気の流れに平行に突起をライン状に設け
て、境界層の剥離位置を後退させ空気抵抗を小さくさせ
るもの、特開平7−243104号のように、空気や水
の抵抗を受けるスピード競技用ウエアの表面に、離間並
列した多数の微細な突条群からなる突条構造整流域を設
けて、空気又は水を整流して推進抵抗を低減させるもの
等が開示されている。
号のように、空気抵抗を受けるスピードを競うスポーツ
用ウエアに、空気の流れに平行に突起をライン状に設け
て、境界層の剥離位置を後退させ空気抵抗を小さくさせ
るもの、特開平7−243104号のように、空気や水
の抵抗を受けるスピード競技用ウエアの表面に、離間並
列した多数の微細な突条群からなる突条構造整流域を設
けて、空気又は水を整流して推進抵抗を低減させるもの
等が開示されている。
【0004】また、自動二輪車の高速運転時に空気抵抗
を軽減するものとして、特開昭61−258004号の
ように、側面視及び平面視をそれぞれ略三角形にして三
日月型断面のフィンをライダーの背面に固定し、ヘルメ
ット後方と背中との間の空間をうめ、この空間に生じる
渦を少なくし、気流の流れを滑らかにするものが開示さ
れている。
を軽減するものとして、特開昭61−258004号の
ように、側面視及び平面視をそれぞれ略三角形にして三
日月型断面のフィンをライダーの背面に固定し、ヘルメ
ット後方と背中との間の空間をうめ、この空間に生じる
渦を少なくし、気流の流れを滑らかにするものが開示さ
れている。
【0005】従来のスピードスケート競技においては、
伸縮性を有する極細糸の緻密織で表面を平滑にした生地
で、頭部と身頃を一体にして縫製したウエアを着用し、
空気抵抗を小さくするようにしている。即ち、頭部は身
頃と同生地で頭部に密着するように縫製されたフードを
被って競技をしている。一方、頭部を保護するものとし
て、アイススケートのショートトラック競技やアイスホ
ッケ−等では、外殻をポリカーボネイト樹脂やABS樹
脂で成形し、内面に発泡樹脂成形品を貼着したヘルメッ
トが使用されている。
伸縮性を有する極細糸の緻密織で表面を平滑にした生地
で、頭部と身頃を一体にして縫製したウエアを着用し、
空気抵抗を小さくするようにしている。即ち、頭部は身
頃と同生地で頭部に密着するように縫製されたフードを
被って競技をしている。一方、頭部を保護するものとし
て、アイススケートのショートトラック競技やアイスホ
ッケ−等では、外殻をポリカーボネイト樹脂やABS樹
脂で成形し、内面に発泡樹脂成形品を貼着したヘルメッ
トが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、スピード競技
における空気抵抗は、表面摩擦抵抗と形状抵抗とからな
り、人体における形状抵抗の割合は90%以上とされて
いる。ところが、従来のスピードスケート競技ウエア
は、伸縮性を有する極細糸の緻密織で表面を平滑にした
生地で、フードを身頃と一体に縫製している。したがっ
て、空気との表面摩擦抵抗を減少させることはできる
が、頭部後方と背中との間の凹みに生じる乱流、渦流を
少なくして形状抵抗を減少させることはできなかった。
また、首後部にしわやたるみを生じたり、腕の振り上げ
振り下ろし時に、生地の突っ張りにより運動の妨げとな
ることがある。
における空気抵抗は、表面摩擦抵抗と形状抵抗とからな
り、人体における形状抵抗の割合は90%以上とされて
いる。ところが、従来のスピードスケート競技ウエア
は、伸縮性を有する極細糸の緻密織で表面を平滑にした
生地で、フードを身頃と一体に縫製している。したがっ
て、空気との表面摩擦抵抗を減少させることはできる
が、頭部後方と背中との間の凹みに生じる乱流、渦流を
少なくして形状抵抗を減少させることはできなかった。
また、首後部にしわやたるみを生じたり、腕の振り上げ
振り下ろし時に、生地の突っ張りにより運動の妨げとな
ることがある。
【0007】その他、従来のスピードスケート競技ウエ
アのフードは、身頃と同生地で作られているため、生地
の厚みが薄く、衝突や転倒時の衝撃から頭部を保護する
ことはできなかった。一方、アイススケートのショート
トラック競技やアイスホッケー等で使用されているヘル
メットは、頭部を保護することでは十分であるが、重量
が重く、空気抵抗を小さくするという面は考慮されてい
なかった。
アのフードは、身頃と同生地で作られているため、生地
の厚みが薄く、衝突や転倒時の衝撃から頭部を保護する
ことはできなかった。一方、アイススケートのショート
トラック競技やアイスホッケー等で使用されているヘル
メットは、頭部を保護することでは十分であるが、重量
が重く、空気抵抗を小さくするという面は考慮されてい
なかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来のスピードスケート
競技ウエアのフードを、次のような帽体にすることで、
上記の課題を解決することができる。帽体後部が帽体下
部の後端部になるに従い、帽体後部外面が外部に膨出す
るような形状とすることで、頭部後方と背中との間の凹
みに生じる乱流、渦流を少なくして、空気の形状抵抗を
減少させることができる。帽体を外面層、芯材及び内面
層の三層構造とし、外面層及び内面層に繊維生地材料な
いしシート生地材料、芯材に衝撃緩衝性のある不織布、
スポンジ材、発泡樹脂やこれらと同効質の材料を用いる
ことで、ヘルメットよりも軽く、従来のフードよりも衝
突や転倒時の衝撃から頭部を保護することができる。更
に、繊維生地、シート生地、発泡樹脂等の帽体構成材料
の厚さを部分的に変えることで、頭部に整合する帽体と
することができる。
競技ウエアのフードを、次のような帽体にすることで、
上記の課題を解決することができる。帽体後部が帽体下
部の後端部になるに従い、帽体後部外面が外部に膨出す
るような形状とすることで、頭部後方と背中との間の凹
みに生じる乱流、渦流を少なくして、空気の形状抵抗を
減少させることができる。帽体を外面層、芯材及び内面
層の三層構造とし、外面層及び内面層に繊維生地材料な
いしシート生地材料、芯材に衝撃緩衝性のある不織布、
スポンジ材、発泡樹脂やこれらと同効質の材料を用いる
ことで、ヘルメットよりも軽く、従来のフードよりも衝
突や転倒時の衝撃から頭部を保護することができる。更
に、繊維生地、シート生地、発泡樹脂等の帽体構成材料
の厚さを部分的に変えることで、頭部に整合する帽体と
することができる。
【0009】また、本発明のスピードスケート用の帽体
の製造方法は、まず、スピードスケート用の帽体の芯材
となる構成材料を一層又は複数積層し、加熱圧縮成形を
した時に、帽体形状となるように裁断する。次に、裁断
された予備芯材の帽体後部形成部に、頭頂側から帽体後
部端側にテ−パ−形状を有するテ−パ−部芯材を積層乃
至介在配置し、各々の芯材を接着して芯材を形成する。
次に、外面層の生地材料に芯材の外面層側を接着し、加
熱された下型に被せて熱変形させて帽体形状にする。次
に、下型に内面層となる生地材料を被せて、この上から
外面層および芯材を帽体形状にした予備帽体の芯材面に
接着剤を塗布し被せて、上型を降下させ加熱圧縮するこ
とで、外面層、芯材及び内面層の三層構造で、帽体後部
が帽体下部の後端部になるに従い、帽体後部外面が外部
に膨出する帽体を一体成形することができる。
の製造方法は、まず、スピードスケート用の帽体の芯材
となる構成材料を一層又は複数積層し、加熱圧縮成形を
した時に、帽体形状となるように裁断する。次に、裁断
された予備芯材の帽体後部形成部に、頭頂側から帽体後
部端側にテ−パ−形状を有するテ−パ−部芯材を積層乃
至介在配置し、各々の芯材を接着して芯材を形成する。
次に、外面層の生地材料に芯材の外面層側を接着し、加
熱された下型に被せて熱変形させて帽体形状にする。次
に、下型に内面層となる生地材料を被せて、この上から
外面層および芯材を帽体形状にした予備帽体の芯材面に
接着剤を塗布し被せて、上型を降下させ加熱圧縮するこ
とで、外面層、芯材及び内面層の三層構造で、帽体後部
が帽体下部の後端部になるに従い、帽体後部外面が外部
に膨出する帽体を一体成形することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のスピードスケート用の帽
体は、外面層、芯材及び内面層の三層構造で、帽体後部
外面と頭蓋骨の後頭骨と左右の頭頂骨との縫合結合点を
通る仮想垂直線とが交わる箇所を基点として、帽体後部
外面と頭蓋骨の顎関節と外耳孔を通る仮想水平線とが交
わる後端部を結ぶ帽体後部外面の接線と、前記仮想垂直
線とがなす角度を20°〜40°の範囲になるように帽
体後部外面を外部に膨出するように形成したものであ
る。
体は、外面層、芯材及び内面層の三層構造で、帽体後部
外面と頭蓋骨の後頭骨と左右の頭頂骨との縫合結合点を
通る仮想垂直線とが交わる箇所を基点として、帽体後部
外面と頭蓋骨の顎関節と外耳孔を通る仮想水平線とが交
わる後端部を結ぶ帽体後部外面の接線と、前記仮想垂直
線とがなす角度を20°〜40°の範囲になるように帽
体後部外面を外部に膨出するように形成したものであ
る。
【0011】スピードスケート用の帽体の外面層及び内
面層には、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン等の
繊維生地あるいは合成皮革や人工皮革等のシート生地を
単一もしくは複数用いる。なお、外面層にウエアと同生
地を使用すれば、ウエアとの一体感がでる。また、内面
層に柔らかい材料を使用すれば、装着感を良くすること
ができる。芯材には、不織布、スポンジ材、発泡樹脂や
これらと同効質の材料を用いる。スピードスケート用の
帽体は、外面層、芯材及び内面層の各材料を接着し、加
熱圧縮成形する下記製造方法により成形する。
面層には、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン等の
繊維生地あるいは合成皮革や人工皮革等のシート生地を
単一もしくは複数用いる。なお、外面層にウエアと同生
地を使用すれば、ウエアとの一体感がでる。また、内面
層に柔らかい材料を使用すれば、装着感を良くすること
ができる。芯材には、不織布、スポンジ材、発泡樹脂や
これらと同効質の材料を用いる。スピードスケート用の
帽体は、外面層、芯材及び内面層の各材料を接着し、加
熱圧縮成形する下記製造方法により成形する。
【0012】なお、外表面は、滑らかな曲面だけでな
く、頭頂部に凸条を設けて、空気の整流効果を出すこと
もできる。凸条を設ける場合は、頭頂部の前後方向に4
〜6本左右対称に設け、凸条の間隔は10〜30mm、
幅は2〜8mm、高さは1〜2mm、長さは10〜15
cmが好ましい。また、任意形状の文字やデザインを上
型に彫り込むことで、凸状に出すこともできる。なお、
両耳部の芯材に一または複数の孔を開けておくと、音の
聞き取りに支障がなくなる。また、あご紐を、縫着、リ
ベット止め等の方法で取り付けると、使用時ぐらついた
り、衝突や転倒時、スピードスケート用の帽体が頭から
離れにくくなる。
く、頭頂部に凸条を設けて、空気の整流効果を出すこと
もできる。凸条を設ける場合は、頭頂部の前後方向に4
〜6本左右対称に設け、凸条の間隔は10〜30mm、
幅は2〜8mm、高さは1〜2mm、長さは10〜15
cmが好ましい。また、任意形状の文字やデザインを上
型に彫り込むことで、凸状に出すこともできる。なお、
両耳部の芯材に一または複数の孔を開けておくと、音の
聞き取りに支障がなくなる。また、あご紐を、縫着、リ
ベット止め等の方法で取り付けると、使用時ぐらついた
り、衝突や転倒時、スピードスケート用の帽体が頭から
離れにくくなる。
【0013】上記スピードスケート用の帽体の製造方法
は、まず芯材となる不織布ないしポリエチレンやポリウ
レタン等の発泡樹脂シートを積層し、金型による加熱圧
縮成形をした時に、帽体形状となるように、図5に示す
ように帽体後部形成部、帽体前部形成部、帽体側部形成
部を円弧状に膨出した形状に切り抜く。この時、帽体側
部形成部に一または複数の孔を同時に切り抜く。積層す
る芯材は、外面層側に発泡倍率の低い硬めの発泡樹脂シ
ートを、内面層側に発泡倍率の高い柔らかめの発泡樹脂
シートを使用することで、成形性および装着感を良くす
ることができる。
は、まず芯材となる不織布ないしポリエチレンやポリウ
レタン等の発泡樹脂シートを積層し、金型による加熱圧
縮成形をした時に、帽体形状となるように、図5に示す
ように帽体後部形成部、帽体前部形成部、帽体側部形成
部を円弧状に膨出した形状に切り抜く。この時、帽体側
部形成部に一または複数の孔を同時に切り抜く。積層す
る芯材は、外面層側に発泡倍率の低い硬めの発泡樹脂シ
ートを、内面層側に発泡倍率の高い柔らかめの発泡樹脂
シートを使用することで、成形性および装着感を良くす
ることができる。
【0014】また、積層された芯材の上面、下面ないし
層間に、部分的に芯材を加えることで、頭部に整合する
スピードスケート用の帽体とすることができる。このよ
うに構成された芯材を各々接着し、芯材を作製する。次
に、スピードスケート用の帽体の外表面積より大きな、
外面層となる繊維生地材料ないしシート生地材料に芯材
の外面層側を接着する。次に、外面層および芯材が一体
化された芯材面を、160℃〜190℃に加熱された下
型の雄型の型面に添うように、予備芯材の帽体前部形成
部、帽体側部形成部、帽体後部形成部の円弧状に膨出し
た端部と金型端部が合うように押し当てて、帽体形状と
なるように熱変形させて予備帽体を成形する。
層間に、部分的に芯材を加えることで、頭部に整合する
スピードスケート用の帽体とすることができる。このよ
うに構成された芯材を各々接着し、芯材を作製する。次
に、スピードスケート用の帽体の外表面積より大きな、
外面層となる繊維生地材料ないしシート生地材料に芯材
の外面層側を接着する。次に、外面層および芯材が一体
化された芯材面を、160℃〜190℃に加熱された下
型の雄型の型面に添うように、予備芯材の帽体前部形成
部、帽体側部形成部、帽体後部形成部の円弧状に膨出し
た端部と金型端部が合うように押し当てて、帽体形状と
なるように熱変形させて予備帽体を成形する。
【0015】次に、160℃〜190℃に加熱された下
型の雄型に、内面層となる繊維生地材料ないしシート生
地材料を型面に添うように被せる。該生地が伸縮性の小
さい材料の場合は、複数枚の材料を重ね合わせるか、複
数枚の接ぎ継ぎをして被せると、圧締め時皺がよりにく
い。なお、外面層となる繊維生地ないしシート生地を長
くしておき、該生地を折り返して下型に被せて、内面層
とすることもできる。次に、下型に内面層となる生地材
料を被せた上から、外面層および芯材を帽体形状にした
予備帽体の芯材面に接着剤を塗布し被せて、帽体後部が
下部の後端部になるに従い、帽体後部外面が外部に膨出
するような形状になるように形成された上型の雌型を1
60℃〜190℃に加熱して降下させ、3kgf/cm2 〜
7kgf/cm2 の圧力で2〜5分間圧締した後脱型し、帽
体の周囲にはみ出している外面層及び内面層の繊維生地
等を切り取って仕上げる。
型の雄型に、内面層となる繊維生地材料ないしシート生
地材料を型面に添うように被せる。該生地が伸縮性の小
さい材料の場合は、複数枚の材料を重ね合わせるか、複
数枚の接ぎ継ぎをして被せると、圧締め時皺がよりにく
い。なお、外面層となる繊維生地ないしシート生地を長
くしておき、該生地を折り返して下型に被せて、内面層
とすることもできる。次に、下型に内面層となる生地材
料を被せた上から、外面層および芯材を帽体形状にした
予備帽体の芯材面に接着剤を塗布し被せて、帽体後部が
下部の後端部になるに従い、帽体後部外面が外部に膨出
するような形状になるように形成された上型の雌型を1
60℃〜190℃に加熱して降下させ、3kgf/cm2 〜
7kgf/cm2 の圧力で2〜5分間圧締した後脱型し、帽
体の周囲にはみ出している外面層及び内面層の繊維生地
等を切り取って仕上げる。
【0016】なお、各芯材、外面層及び内面層の接着に
は、ウレタン系ないしアクリル系の熱可塑性接着剤を用
いる。熱可塑性接着剤で接着することで、加熱圧縮成形
時、各材料がずれて成形がし易くなる。また、接着剤の
塗布は、刷毛塗り、スプレー塗布、ローラー塗布等があ
るが、刷毛塗りが望ましい。
は、ウレタン系ないしアクリル系の熱可塑性接着剤を用
いる。熱可塑性接着剤で接着することで、加熱圧縮成形
時、各材料がずれて成形がし易くなる。また、接着剤の
塗布は、刷毛塗り、スプレー塗布、ローラー塗布等があ
るが、刷毛塗りが望ましい。
【0017】
【実施例】図1から図4は、本発明のスピードスケート
用の帽体の実施例を説明するための図で、図1はスピー
ドスケート用の帽体の側面図、図2はスピードスケート
用の帽体を着用した、スピードスケート競技者の側面
図、図3はスピードスケート用の帽体の正面図、図4は
図3のG−G線部断面図である。図5および図6はスピ
ードスケート用の帽体の製造方法の一実施例を説明する
ための図で、図5は帽体外面層の生地材料に芯材を接着
した状態を示す斜視図、図6はスピードスケート用の帽
体の製造に用いる二面割金型の下型に、帽体内面層の生
地材料および予備帽体を被せる工程を示す側面図であ
る。
用の帽体の実施例を説明するための図で、図1はスピー
ドスケート用の帽体の側面図、図2はスピードスケート
用の帽体を着用した、スピードスケート競技者の側面
図、図3はスピードスケート用の帽体の正面図、図4は
図3のG−G線部断面図である。図5および図6はスピ
ードスケート用の帽体の製造方法の一実施例を説明する
ための図で、図5は帽体外面層の生地材料に芯材を接着
した状態を示す斜視図、図6はスピードスケート用の帽
体の製造に用いる二面割金型の下型に、帽体内面層の生
地材料および予備帽体を被せる工程を示す側面図であ
る。
【0018】図1から図4を参照して、本発明のスピー
ドスケート用の帽体の実施例を説明する。スピードスケ
ート用の帽体Aは、外面層20、芯材21及び内面層2
2の三層構造からなり、外面層20および内面層22に
はポリウレタンの繊維生地を用い、芯材21には外面層
側芯材21aに発泡倍率30倍のポリウレタン発泡樹脂
シート、内面層側芯材21bに発泡倍率50倍のポリウ
レタン発泡樹脂シート、帽体後部外面A7が外部に膨出
する部分に、頭頂側から帽体後部端側に厚みを厚くした
発泡倍率50倍のポリウレタン発泡樹脂のテ−パ−部芯
材21cを内面層側に積層している。帽体後部外面A7
を、頭蓋骨Bの後頭骨B1と左右の頭頂骨B2との縫合
結合点B3を通る仮想垂直線Yと、帽体後部外面A7と
が交わる箇所を交点A5とし、該交点A5を基点として
帽体後部外面A7と頭蓋骨Bの顎関節B4と外耳孔B5
を通る仮想水平線Xとが交わる後端部A8を結ぶ帽体後
部外面A7の接線Zと、前記仮想垂直線Yとがなす角度
を30°となるように伸ばし、頭蓋骨Bの顎関節B4と
外耳孔B5を通る仮想水平線Xとが交わる箇所を後端部
A8とし、該後端部A8と帽体主部A1の下端部A11
を滑らかな曲線で繋げている。また、頭頂部に帽体前部
A2から帽体後部A6の方向に4本の凸条23を設けて
いる。凸条23は、スピードスケート用の帽体Aの前後
方向の中心線に対し左右対称に設け、各凸条23の間隔
は2cm、幅は5mm、高さは1〜2mm、長さは10
〜15cmである。
ドスケート用の帽体の実施例を説明する。スピードスケ
ート用の帽体Aは、外面層20、芯材21及び内面層2
2の三層構造からなり、外面層20および内面層22に
はポリウレタンの繊維生地を用い、芯材21には外面層
側芯材21aに発泡倍率30倍のポリウレタン発泡樹脂
シート、内面層側芯材21bに発泡倍率50倍のポリウ
レタン発泡樹脂シート、帽体後部外面A7が外部に膨出
する部分に、頭頂側から帽体後部端側に厚みを厚くした
発泡倍率50倍のポリウレタン発泡樹脂のテ−パ−部芯
材21cを内面層側に積層している。帽体後部外面A7
を、頭蓋骨Bの後頭骨B1と左右の頭頂骨B2との縫合
結合点B3を通る仮想垂直線Yと、帽体後部外面A7と
が交わる箇所を交点A5とし、該交点A5を基点として
帽体後部外面A7と頭蓋骨Bの顎関節B4と外耳孔B5
を通る仮想水平線Xとが交わる後端部A8を結ぶ帽体後
部外面A7の接線Zと、前記仮想垂直線Yとがなす角度
を30°となるように伸ばし、頭蓋骨Bの顎関節B4と
外耳孔B5を通る仮想水平線Xとが交わる箇所を後端部
A8とし、該後端部A8と帽体主部A1の下端部A11
を滑らかな曲線で繋げている。また、頭頂部に帽体前部
A2から帽体後部A6の方向に4本の凸条23を設けて
いる。凸条23は、スピードスケート用の帽体Aの前後
方向の中心線に対し左右対称に設け、各凸条23の間隔
は2cm、幅は5mm、高さは1〜2mm、長さは10
〜15cmである。
【0019】次に、図5および図6を参照して、本発明
のスピードスケート用の帽体Aの製造方法の一実施例を
説明する。外面層20、芯材21、内面層22からなる
帽体構成材料を、上型40および下型41の二面割金型
を用い加熱圧縮成形するもので、まず、外面層側芯材2
1aおよび内面層側芯材21bのポリウレタン発泡樹脂
シートを接着し、金型による加熱圧縮成形をした時に帽
体形状となるように、帽体後部形成部30、帽体前部形
成部31、帽体側部形成部32が円弧状に膨出した抜き
型で型抜きし、予備芯材Cを作製する。なお、帽体側部
形成部32に楕円形の孔24を、同時に型抜きする。型
抜きした内面層側芯材21bの帽体後部形成部30に、
頭頂側から帽体後部端側にテーパー形状に厚みを厚くし
たポリウレタン発泡樹脂のテ−パ−部芯材21cを積層
し芯材21を形成する。この芯材21を、図5に示すよ
うにスピードスケート用の帽体Aの外表面積より大きい
四角形状の外面層20のポリウレタン生地の中央部に接
着する。なお、芯材21a、21b、21cからなる芯
材21、芯材21と外面層20の接着には、ウレタン系
接着剤を用いる。外面層20および芯材21が一体化さ
れた芯材面を、160℃〜190℃に加熱された下型4
1の雄型の型面に添うように、芯材21の帽体後部形成
部30、帽体前部形成部31、帽体側部形成部32の円
弧状に膨出した端部と金型端部が合うように押し当て
て、帽体形状となるように熱変形させて予備帽体Dを成
形する。
のスピードスケート用の帽体Aの製造方法の一実施例を
説明する。外面層20、芯材21、内面層22からなる
帽体構成材料を、上型40および下型41の二面割金型
を用い加熱圧縮成形するもので、まず、外面層側芯材2
1aおよび内面層側芯材21bのポリウレタン発泡樹脂
シートを接着し、金型による加熱圧縮成形をした時に帽
体形状となるように、帽体後部形成部30、帽体前部形
成部31、帽体側部形成部32が円弧状に膨出した抜き
型で型抜きし、予備芯材Cを作製する。なお、帽体側部
形成部32に楕円形の孔24を、同時に型抜きする。型
抜きした内面層側芯材21bの帽体後部形成部30に、
頭頂側から帽体後部端側にテーパー形状に厚みを厚くし
たポリウレタン発泡樹脂のテ−パ−部芯材21cを積層
し芯材21を形成する。この芯材21を、図5に示すよ
うにスピードスケート用の帽体Aの外表面積より大きい
四角形状の外面層20のポリウレタン生地の中央部に接
着する。なお、芯材21a、21b、21cからなる芯
材21、芯材21と外面層20の接着には、ウレタン系
接着剤を用いる。外面層20および芯材21が一体化さ
れた芯材面を、160℃〜190℃に加熱された下型4
1の雄型の型面に添うように、芯材21の帽体後部形成
部30、帽体前部形成部31、帽体側部形成部32の円
弧状に膨出した端部と金型端部が合うように押し当て
て、帽体形状となるように熱変形させて予備帽体Dを成
形する。
【0020】次に、熱盤42により180℃に加熱され
た下型41の雄型の型面に添うように、内面層22のポ
リウレタン生地の六枚の三角形片を頭頂より放射状に縫
合し、被せる。次に、予備帽体Dの芯材面にウレタン系
接着剤を刷毛塗りし、前記内面層22のポリウレタン生
地を被せた下型41に合うように被せて、熱盤42によ
り180℃に加熱された上型40を降下させ、5kgf/c
m2 の圧力で約3分間圧締する。なお、上型40の頭頂
部には、前記凸条23を成形する凹溝を設けている。次
に、金型より取り出し、スピードスケート用の帽体Aの
周囲にはみ出している繊維生地等を切り取って仕上げ
る。
た下型41の雄型の型面に添うように、内面層22のポ
リウレタン生地の六枚の三角形片を頭頂より放射状に縫
合し、被せる。次に、予備帽体Dの芯材面にウレタン系
接着剤を刷毛塗りし、前記内面層22のポリウレタン生
地を被せた下型41に合うように被せて、熱盤42によ
り180℃に加熱された上型40を降下させ、5kgf/c
m2 の圧力で約3分間圧締する。なお、上型40の頭頂
部には、前記凸条23を成形する凹溝を設けている。次
に、金型より取り出し、スピードスケート用の帽体Aの
周囲にはみ出している繊維生地等を切り取って仕上げ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下のような効果を奏する。スピードスケート
用の帽体の帽体後部が下部の後端部になるに従い、帽体
後部外面が外部に膨出するように形成することで、スピ
ードスケート競技時、頭頂から背中へかけて空気が流
れ、頭部後方と背中との間の凹みに生じる乱流、渦流が
少なくなり空気の形状抵抗を減少させることができる。
スピードスケート用の帽体を繊維生地、シート生地、発
泡樹脂等を一層又は複数積層した構造とすることで、従
来の繊維生地によるフードよりも衝突や転倒時の衝撃か
ら頭部を保護することができる。また、繊維生地、シー
ト生地、発泡樹脂等の帽体構成材料を部分的に厚さを変
えて加熱圧縮成形することで、頭部に整合するスピード
スケート用の帽体を効率的に製造することができる。更
に、従来のフードをスピードスケート用の帽体にするこ
とで、腕の振り上げ振り下ろし時の、生地の突っ張りに
よる運動の妨げがなくなる。
施され、以下のような効果を奏する。スピードスケート
用の帽体の帽体後部が下部の後端部になるに従い、帽体
後部外面が外部に膨出するように形成することで、スピ
ードスケート競技時、頭頂から背中へかけて空気が流
れ、頭部後方と背中との間の凹みに生じる乱流、渦流が
少なくなり空気の形状抵抗を減少させることができる。
スピードスケート用の帽体を繊維生地、シート生地、発
泡樹脂等を一層又は複数積層した構造とすることで、従
来の繊維生地によるフードよりも衝突や転倒時の衝撃か
ら頭部を保護することができる。また、繊維生地、シー
ト生地、発泡樹脂等の帽体構成材料を部分的に厚さを変
えて加熱圧縮成形することで、頭部に整合するスピード
スケート用の帽体を効率的に製造することができる。更
に、従来のフードをスピードスケート用の帽体にするこ
とで、腕の振り上げ振り下ろし時の、生地の突っ張りに
よる運動の妨げがなくなる。
【図1】本発明に係るスピードスケート用の帽体を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】本発明に係るスピードスケート用の帽体を着用
した、スピードスケート競技者の側面図である。
した、スピードスケート競技者の側面図である。
【図3】本発明に係るスピードスケート用の帽体を示す
正面図である。
正面図である。
【図4】図3のG−G線部断面図である。
【図5】本発明に係るスピードスケート用の帽体の製造
方法の一実施例の工程を示す、帽体外面層の生地材料に
芯材を接着した状態を示す斜視図である。
方法の一実施例の工程を示す、帽体外面層の生地材料に
芯材を接着した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るスピードスケート用の帽体の製造
に用いる二面割金型の下型に、帽体内面層の生地材料お
よび予備帽体を被せる工程を示す側面図である。
に用いる二面割金型の下型に、帽体内面層の生地材料お
よび予備帽体を被せる工程を示す側面図である。
A スピードスケート用の帽体 A1 帽体主部 A2 帽体前部 A3 額上部 A4 上方部 A5 交点 A6 帽体後部 A7 帽体後部外面 A8 後端部 A9 側部 A10 耳介下部 A11 下端部 X 仮想水平線 Y 仮想垂直線 Z 接線 B 頭蓋骨 B1 後頭骨 B2 頭頂骨 B3 後頭骨と左右の頭頂骨との縫合結合点 B4 顎関節 B5 外耳孔 20 外面層 21 芯材 21a 外面層側芯材 21b 内面層側芯材 21c テ−パ−部芯材 22 内面層 23 凸条 24 孔 30 帽体後部形成部 31 帽体前部形成部 32 帽体側部形成部 C 予備芯材 D 予備帽体 40 上型 41 下型 42 熱盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A42B 3/06 A42B 3/06
Claims (5)
- 【請求項1】 額上部(A3)、上方部(A4)、側部
(A9)、耳介下部(A10)の部位を覆うように構成
された帽体主部(A1)と、該帽体主部(A1)の後方
に連なる帽体後部(A6)から形成されるスピードスケ
ート用の帽体において、前記帽体後部(A6)と頭蓋骨
(B)の顎関節(B4)と外耳孔(B5)を通る仮想水
平線(X)とが交わる箇所を後端部(A8)とし、該後
端部(A8)と前記帽体主部(A1)の下端部(A1
1)を滑らかな曲線で繋ぐと共に、前記帽体後部(A
6)が下部の後端部(A8)になるに従い、帽体後部外
面(A7)が外部に膨出するように形成されたことを特
徴とするスピードスケート用の帽体(A)。 - 【請求項2】 前記スピードスケート用の帽体(A)に
おいて、帽体後部(A6)が下部の後端部(A8)にな
るに従い帽体後部外面(A7)が外部に膨出するよう
に、帽体後部外面(A7)と頭蓋骨(B)の後頭骨(B
1)と左右の頭頂骨(B2)との縫合結合点(B3)を
通る仮想垂直線(Y)とが交わる箇所を交点(A5)と
し、該交点(A5)を基点として前記帽体後部外面(A
7)と頭蓋骨(B)の顎関節(B4)と外耳孔(B5)
を通る仮想水平線(X)とが交わる後端部(A8)を結
ぶ帽体後部外面(A7)の接線(Z)と、前記仮想垂直
線(Y)とがなす角度を20°〜40°の範囲になるよ
うに帽体後部外面(A7)を外部に膨出するように形成
したことを特徴とする請求項1記載のスピードスケート
用の帽体(A)。 - 【請求項3】 前記スピードスケート用の帽体(A)は
外面層(20)、芯材(21)及び内面層(22)の三
層構造であって、各層に用いる構成材料を一層又は複数
層積層したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
のスピードスケート用の帽体(A)。 - 【請求項4】 前記スピードスケート用の帽体(A)の
外面層(20)及び/又は内面層(22)は、構成材料
を少なくとも二枚以上接ぎ継ぎしたことを特徴とする請
求項3記載のスピードスケート用の帽体(A)。 - 【請求項5】 スピードスケート用の帽体(A)の製造
方法において、外面層側芯材(21a)と内面層側芯材
(21b)を積層し、加熱圧縮成形をした時に帽体形状
となるように予備芯材(C)を裁断する工程と、該予備
芯材(C)の帽体後部形成部(30)に、テーパー形状
を有するテーパ−部芯材(21c)を積層乃至介在配置
し、前記各々の芯材(21a)(21b)(21c)を
接着して芯材(21)を形成する工程と、該芯材(2
1)に外面層(20)の生地材料を接着し、帽体後部
(A6)が下部の後端部(A8)になるに従い、帽体後
部外面(A7)が外部に膨出するような形状に形成した
下型(41)に被せて予備帽体(D)を成形する工程
と、更に前記下型(41)に内面層(22)の生地材料
を被せると共に前記予備帽体(D)を被せて、前記下型
(41)に合致する形状を有する上型(40)により加
熱圧締して一体成形する工程により、外面層(20)、
芯材(21)及び内面層(22)の三層構造の帽体で、
前記帽体後部(A6)が下部の後端部(A8)になるに
従い、帽体後部外面(A7)が外部に膨出されるように
成形されることを特徴とするスピードスケート用の帽体
(A)の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098183A JPH10280222A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | スピードスケート用の帽体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098183A JPH10280222A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | スピードスケート用の帽体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280222A true JPH10280222A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14212917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9098183A Pending JPH10280222A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | スピードスケート用の帽体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10280222A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013069585A1 (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 流体抵抗低減構造及びその構造を用いた顔面又は頭部装着具 |
CN108158101A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-15 | 浙江海洋大学 | 一种导航及预警安全头盔 |
US10238156B2 (en) | 2015-01-13 | 2019-03-26 | Under Armour, Inc. | Suit for athletic activities |
JP2020007679A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社谷沢製作所 | ヘルメット |
US10548358B2 (en) | 2016-08-16 | 2020-02-04 | Under Armour, Inc. | Suit for athletic activities |
US10709181B2 (en) | 2016-09-28 | 2020-07-14 | Under Armour, Inc. | Apparel for athletic activities |
USD928456S1 (en) | 2017-08-16 | 2021-08-24 | Under Armour, Inc. | Athletic suit |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9098183A patent/JPH10280222A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013069585A1 (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-16 | 国立大学法人京都工芸繊維大学 | 流体抵抗低減構造及びその構造を用いた顔面又は頭部装着具 |
JP2013104469A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Kyoto Institute Of Technology | 流体抵抗低減構造及びその構造を用いた顔面又は頭部装着具 |
US10238156B2 (en) | 2015-01-13 | 2019-03-26 | Under Armour, Inc. | Suit for athletic activities |
US11812800B2 (en) | 2015-01-13 | 2023-11-14 | Under Armour, Inc. | Suit for athletic activities |
US10548358B2 (en) | 2016-08-16 | 2020-02-04 | Under Armour, Inc. | Suit for athletic activities |
US10709181B2 (en) | 2016-09-28 | 2020-07-14 | Under Armour, Inc. | Apparel for athletic activities |
US11547163B2 (en) | 2016-09-28 | 2023-01-10 | Under Armour, Inc. | Apparel for athletic activities |
USD928456S1 (en) | 2017-08-16 | 2021-08-24 | Under Armour, Inc. | Athletic suit |
CN108158101A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-06-15 | 浙江海洋大学 | 一种导航及预警安全头盔 |
CN108158101B (zh) * | 2017-12-20 | 2019-12-03 | 浙江海洋大学 | 一种导航及预警安全头盔 |
JP2020007679A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社谷沢製作所 | ヘルメット |
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