JPH10278321A - インク式ドットインパクトヘッド - Google Patents

インク式ドットインパクトヘッド

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Publication number
JPH10278321A
JPH10278321A JP8476497A JP8476497A JPH10278321A JP H10278321 A JPH10278321 A JP H10278321A JP 8476497 A JP8476497 A JP 8476497A JP 8476497 A JP8476497 A JP 8476497A JP H10278321 A JPH10278321 A JP H10278321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
wire
hollow
dot impact
impact head
Prior art date
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Pending
Application number
JP8476497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Takahashi
一明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yonezawa Ltd
Original Assignee
NEC Yonezawa Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yonezawa Ltd filed Critical NEC Yonezawa Ltd
Priority to JP8476497A priority Critical patent/JPH10278321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字に必要なだけのインクを印字ヘッドに供給
し、インクリボンを使用せず、簡単な構造で印字品質の
良好な、新規なインク式ドットプリンタを提供するとと
もに、中空ワイヤを使用してインクを供給することで、
ヘッドノーズ部の機構が簡略化できワイヤを多く並べる
ことができる 【解決手段】通常のドットインパクトヘッド機構に加
え、中空にした複数の中空ワイヤ1と、複数のインクタ
ンク10と、インクタンク10と中空ワイヤ1を接続す
る複数のビニールチューブ9とから構成され、インクタ
ンク10を装着すると、インクは毛細管現象により細い
ビニールチューブ9を通り中空ワイヤ1の中を通って中
空ワイヤ1の先端まで来る。印字指令信号により電磁石
8を選択的に励磁することにより、ワイヤ戻しバネ7に
抗して印字用紙を打撃してインクを用紙に転写して印字
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤドットイン
パクトヘッドに関し、特に中空にしたワイヤにインクを
通してワイヤを媒体に衝突させインクを付着させて印字
を行うインク式ドットインパクトヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインク式ドットプリンタは、ヘッ
ドノーズ部にインクジェット式のヘッドを設け、インク
ジェットを駆動させてワイヤの表面にインクを吹きか
け、毛細管力によりワイヤガイドとワイヤの隙間からワ
イヤ先端にインクを供給するようにしていた。
【0003】従来の公知例としては特開昭56−112
76号公報(2〜5ページ 第1図〜第4図)、特開昭
56−11277号公報(2〜5ページ 第1図〜第4
図)が知られている。
【0004】この従来のインク式ドットプリンタのヘッ
ドについて図面を参照して説明する。
【0005】図5は従来のインク式ドットプリンタのヘ
ッドノーズ部の一例を示す構成図である。
【0006】この従来のインク式ドットプリンタのヘッ
ドノーズ部は、ワイヤ21と、ワイヤガイド22,ワイ
ヤガイド23,ワイヤガイド24と、ノーズ部26と、
ポリエステル,ナイロン等の繊維、多孔質プラスチック
等のインク含浸部材25と、圧電素子を使ったオン・デ
ィマンド型のインクジェットヘッド29と、ガラス、金
属等の基板30,31と、基板に貼り付けた圧電素子3
2と、キャビティ内のインク33と、ビニールチューブ
等のインク供給管34とから構成されている。
【0007】インクジェットヘッド29の圧電素子32
を駆動するとインクが噴射され、インク含浸部材25に
インクが供給される。
【0008】インク含浸部材25はワイヤ21に接触し
ている為、ワイヤ21の表面がインクで塗れた状態にな
る。次にインクはワイヤ21と硬質、プラスチック等の
ワイヤガイド22の細い隙間から毛細管現象によってワ
イヤの先端の方向に移動し、ワイヤの先端にインクが付
着する。
【0009】印字制御部(図示せず)からの印字指令信
号により電磁石8を選択的に励磁することにより、ワイ
ヤの戻しバネに抗して印字用紙(図示せず)を打撃して
インクを用紙に転写して印字が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤドットプ
リンタは、インクリボンを使用しているためにインクリ
ボンの消費が激しく、頻繁にインクリボンを交換しなけ
ればならいなとか、インクリボンの送り装置が必要にな
ったためにかさばり、高価になるという欠点があった。
【0011】また、インクジェットヘッドとインク含浸
部材によりインクを供給する場合(特開昭56−112
76号公報、特開昭56−11277号公報)は、ワイ
ヤの数や列を増やすとインクジェットヘッドの変更、イ
ンク含浸部材の追加等をしなければならず、3列以上の
ワイヤを使った多色印刷を行う際は、両端以外のワイヤ
にインクを供給するインクジェットヘッドの取り付けが
非常に困難で、これを実現するためには複雑な機構を必
要とするという欠点があった。
【0012】さらに、この従来のインク式プリンタのヘ
ッドは、インク供給機構が全てヘッドノーズ部の先端に
集中している為、ヘッドノーズ部が非常にかさばるとい
う欠点も有していた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、 図4
の様な中心を中空にしたワイヤとインクを貯蔵する複数
のインクタンクと、複数のインクタンクから中空ワイヤ
にインクを毛細管現象を利用して供給する複数のインク
供給部材を使用して、中空ワイヤの先頭までインクを供
給し、ワイヤを媒体に激突させる事で転写媒体に転写す
るため、インクリボンを使用せず、簡単な構造で印字品
質の良好な、新規なインク式ドットプリンタを提供する
ことにある。
【0014】本発明の他の目的は、印刷に必要なだけの
インクを印字ヘッドに供給することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、ヘッドノーズ
部を簡単化でき、数多くのワイヤを配置することができ
る事ができることにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、図3の様に各
ワイヤが媒体に激突したとき、位置が近傍するようにワ
イヤを並べ、各ワイヤ毎インクタンクを別にして駆動す
ることにより多色印刷を行えることにある。
【0017】そのため、 1.本発明のインク式ドットインパクトヘッドは、ワイ
ヤの中心を中空にした中空ワイヤ内にあるインクを媒体
に衝突させることによりインクを転写させることを特徴
としている。
【0018】2.本発明のインク式ドットインパクトヘ
ッドは、上記1項の中空ワイヤを使用してインク供給機
構を中空ワイヤ内部に設けることにより、中空ワイヤと
ワイヤガイドを収納するヘッドノーズ部の先端部の機構
を簡略化したことを特徴としている。
【0019】3.本発明のインク式ドットインパクトヘ
ッドは、中心を中空にした中空ワイヤと、インクを貯蔵
するインクタンクと、インクタンクから中空ワイヤにイ
ンクを毛細管現象を利用して供給するインク供給部材と
を有することを特徴としている。
【0020】4.本発明のインク式ドットインパクトヘ
ッドは、中心を中空にした複数の中空ワイヤと、複数の
中空ワイヤをガイドする複数のワイヤガイドと、複数の
中空ワイヤを元の位置に戻す複数のワイヤ戻しバネと、
複数の中空ワイヤを駆動する電磁石と、インクを貯蔵す
る複数のインクタンクと、複数のインクタンクから中空
ワイヤにインクを毛細管現象を利用して供給する複数の
インク供給部材と、中空ワイヤとワイヤガイドからなる
ヘッドノーズ部とを有することを特徴としている。
【0021】5.本発明のインク式ドットインパクトヘ
ッドは、上記1項または2項のインク供給部材が、細い
ビニールチューブからなることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0023】図1は本発明のインク式ドットインパクト
ヘッドの一実施の形態を示す斜視図、図2は図1のイン
ク式ドットインパクトヘッドの断面図、図3は図1のイ
ンク式ドットインパクトヘッドのノーズ部の断面図、図
4は図1のインク式ドットインパクトヘッドの中空ワイ
ヤの拡大図である。
【0024】図1,図2において、本実施の形態のイン
ク式ドットインパクトヘッドは、中心を中空にした複数
の中空ワイヤ1と、複数の中空ワイヤ1をガイドする複
数のワイヤガイド2,ワイヤガイド3,ワイヤガイド
4,ワイヤガイド5,ワイヤガイド6と、複数の中空ワ
イヤ1を元の位置に戻す複数のワイヤ戻しバネ7と、複
数の中空ワイヤ1を駆動する電磁石8と、インクを貯蔵
する複数のインクタンク10と、複数のインクタンク1
0から複数の中空ワイヤ1にインクを毛細管現象を利用
して供給する複数のインク供給部材であるビニールチュ
ーブ9と、ノーズ部11とから構成される。
【0025】ビニールチューブ9は、中空ワイヤ1に取
り付けられており、図3に示すように、ビニールチュー
ブ9a,ビニールチューブ9b,ビニールチューブ9c
・・・の複数個のビニールチューブが中空ワイヤ1と同
数、中空ワイヤ1と対向して設けられている。
【0026】中空ワイヤ1内は、図4に示すように、先
端まで毛細管現象を利用してインクを供給している。
【0027】また、中空ワイヤ1の先端は、硬石、プラ
スチック等のワイヤガイド2の端面と同一面または0.
5mm程度の範囲内で引っ込んだ位置にある。
【0028】次に、本実施の形態のインク式ドットイン
パクトヘッドの動作について図面を参照して説明する。
【0029】インクタンク10を装着すると、図4に示
すように、インクは毛細管現象により細いビニールチュ
ーブ9を通り中空ワイヤ1の中を通って中空ワイヤ1の
先端まで来る。中空ワイヤ1は、本実施の形態の場合2
1本で構成され、印字制御部(図示せず)からの印字指
令信号により電磁石8を選択的に励磁することにより、
ワイヤ戻しバネ7に抗して印字用紙(図示せず)を打撃
してインクを用紙に転写して印字が行われる。中空ワイ
ヤ1を印字用紙に打撃すると、インクが印字用紙に付着
し、付着した分のインクは毛細管現象により直に中空ワ
イヤ1の先端まで補充され、次々と印字が行われる。
【0030】この様に本発明によれば、ワイヤに直接ビ
ニールチューブを接続し、常に足りなくなったインクを
供給している為、印字によって消費された分だけのイン
クをワイヤに供給されることになり、安定した良好な印
字品質が得られ、従来のインク式ドットプリンタの様に
インク供給が多すぎてインクが溢れ用紙を汚したりする
ような欠点がなくなる。
【0031】また、インクジェットヘッドからインク含
浸部材からワイヤにインクを供給することがなくなるに
よる為に、ヘットノーズ部に複数のワイヤを設けられる
ようになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインク式
ドットインパクトヘッドは、簡単なインク供給機構を用
いることで、従来インクジェットを用いた場合の問題点
であった機構の複雑化が解消でき、尚かつ従来からあっ
たインクリボンの消費問題も解決でき、さらに、今まで
のワイヤドットプリンタのヘッドと同じ機構で動作でき
るため、今まで同様の作成方法で実現することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインク式ドットインパクトヘッドの一
実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1のインク式ドットインパクトヘッドの断面
図である。
【図3】図1のインク式ドットインパクトヘッドのノー
ズ部の断面図である。
【図4】図1のインク式ドットインパクトヘッドの中空
ワイヤの拡大図である。
【図5】従来のインク式ドットプリンタのヘッドノーズ
部の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 中空ワイヤ 2 ワイヤガイド 3 ワイヤガイド 4 ワイヤガイド 5 ワイヤガイド 6 ワイヤガイド 7 ワイヤ戻しバネ 8 電磁石 9,9a,9b,9c ビニールチューブ 10 インクタンク 11 ノーズ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤの中心を中空にした中空ワイヤ内
    にあるインクを媒体に衝突させることによりインクを転
    写させることを特徴とするインク式ドットインパクトヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記中空ワイヤを使用してインク供給機
    構を前記中空ワイヤ内部に設けることにより、前記中空
    ワイヤと前記ワイヤガイドを収納するヘッドノーズ部の
    先端部の機構を簡略化したことを特徴とする請求項1記
    載のインク式ドットインパクトヘッド。
  3. 【請求項3】 中心を中空にした中空ワイヤと、インク
    を貯蔵するインクタンクと、前記インクタンクから前記
    中空ワイヤにインクを毛細管現象を利用して供給するイ
    ンク供給部材とを有することを特徴とするインク式ドッ
    トインパクトヘッド。
  4. 【請求項4】 中心を中空にした複数の中空ワイヤと、
    前記複数の中空ワイヤをガイドする複数のワイヤガイド
    と、前記複数の中空ワイヤを元の位置に戻す複数のワイ
    ヤ戻しバネと、前記複数の中空ワイヤを駆動する電磁石
    と、インクを貯蔵する複数のインクタンクと、前記複数
    のインクタンクから前記中空ワイヤにインクを毛細管現
    象を利用して供給する複数のインク供給部材と、前記中
    空ワイヤと前記ワイヤガイドからなるヘッドノーズ部と
    を有することを特徴とするインク式ドットインパクトヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 前記インク供給部材が、細いビニールチ
    ューブからなることを特徴とする請求項3または請求項
    4記載のインク式ドットインパクトヘッド。
JP8476497A 1997-04-03 1997-04-03 インク式ドットインパクトヘッド Pending JPH10278321A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990706