JPH102781A - 静電容量式重量検出装置 - Google Patents

静電容量式重量検出装置

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JPH102781A
JPH102781A JP15547796A JP15547796A JPH102781A JP H102781 A JPH102781 A JP H102781A JP 15547796 A JP15547796 A JP 15547796A JP 15547796 A JP15547796 A JP 15547796A JP H102781 A JPH102781 A JP H102781A
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JP
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electrode plate
movable electrode
capacitance
plate
fixed electrode
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JP15547796A
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English (en)
Inventor
Isao Arai
功 荒井
Koji Fukuda
興司 福田
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の静電容量式重量検出装置は、荷重を受
けた可動電極板が曲面状に変形するため、両電極間の静
電容量が非直線状に変化し、静電容量の変化を受けて検
出回路が発振する周波数も非直線状に変化することにな
り、この変化を荷重に換算し、調理物の調理時間等を演
算する制御部の演算回路のアルゴリズムが極めて複雑化
し、高価なものとなるという問題があった。 【解決手段】 略台形状の固定電極板30と略台形状の
可動電極板35とを備え、可動電極板35が荷重を受け
て固定電極板30から離れる方向に傾斜するよう可動電
極板35の幅広部側を固定電極板30の幅広部側に固定
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジやオー
ブンレンジ等に用いる静電容量式重量検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図18〜図21は、従来の静電容量式重
量検出装置である。図18において、1は電子レンジ等
マイクロ波を使って調理を行わせる加熱調理器の加熱
室、2は加熱室1の底部の略中心部に設けられた軸受
で、後述する駆動軸が貫通している。3は加熱室1底部
裏面に設けられた静電容量式重量検出装置(以下重量検
出装置と称する)、4は重量検出装置3を構成する台板
で、重量検出装置3を加熱室1底壁に取り付ける部材と
なっている。5は同じく重量検出装置3を構成し、後述
する可動電極板などの重量検出に必要な部材を有するフ
レームで、台板4にネジにて固定してある。
【0003】6は台板4にネジにて取付けられたターン
テーブルモータで、内部にギア(図示せず)を有し減速
して回転する構成となっている。7はターンテーブルモ
ータ6を構成する駆動軸で、一端は軸受2に嵌入し、加
熱室1内に突設している。また、他端は後述する可動電
極板に当接している。なお材質はセラミックなど、電気
的絶縁性を有し、耐熱性、靭性の優れたもので形成され
ている。
【0004】8はフレーム5下面に設けられた絶縁基
板、8aは絶縁基板8に突設した突部で周囲に適当な数
量設けられている。9は絶縁基板8上に敷設された固定
電極板で、例えば銅箔などの薄板で形成されている。1
0は固定電極板9に所定間隔を以って対向して設けられ
た可動電極板で、矩形状の板バネでなり、突部8a上に
載置されて固定電極板9と所定間隔を有している。な
お、周囲は絶縁基板8に固定されており、中心部に駆動
軸7が当接し、荷重を受ける構成となっている。
【0005】11a、11bは固定電極板9及び可動電
極板10と絶縁基板8上の他の領域に設けられた検出回
路(図示せず)とを電気的に接続させるリード線、12
は軸受2上に載置され駆動軸7によって加熱室1内を回
転駆動するターンテーブルプレートであり、ターンテー
ブルプレート12の裏面は駆動軸7の先端に当接してい
る。13はターンテーブルプレート12上に載置され調
理物(図示せず)を収納するターンテーブルである。
【0006】図19は、上述した矩形状の板バネ10に
替えてジンバルバネで形成した可動電極板14の形状を
示すものである。図において、15は可動電極板14の
平面部で、この平面部15の略中央に駆動軸7の荷重を
受けるものである。16は可動電極板14の外周部、1
7はアーム部で、平面部15と外周部16とを弾性的に
つないでおり、4箇所形成されている。18は外周部1
6に設けたネジ穴で、4箇所形成され、このネジ穴18
で絶縁基板8に固着されている(ネジは図示せず)。
【0007】次に従来の重量検出装置の作用・動作を説
明する。加熱室1内のターンテーブル13上に調理物
(図示せず)を載置すると、この重量はターンテーブル
プレート12を介して駆動軸7に伝達され、駆動軸7は
下降し、駆動軸7の他端が重量検出装置3の可動電極板
10の略中心部を押圧し、可動電極板10は、図20に
点線で示す如く中心部を頂点として曲面状に変形する。
【0008】すると、固定電極板9と可動電極板10と
の間隔が変化する(狭まる)のでこの間の静電容量が変
化する。この静電容量の変化を絶縁基板8上の別の領域
に設けられた検出回路(図示せず)がリード線11a、
11bを介して検出し、発振周波数が変化し、電子レン
ジ本体に設けられた制御部(図示せず)に発振し、発振
された周波数を制御部が重量に換算し、このデータを演
算し調理物の調理時間等の加熱条件を設定する。ここ
で、調理物の重量印加によって周囲が固定された板バネ
でなる可動電極板10の変位が曲面状に変化するため、
静電容量の変化、即ち発振周波数の変化も非直線的とな
る(図21(A)に示す)。
【0009】次に、可動電極板10を矩形状の板バネか
ら図19に示すジンバルバネに替えて形成した場合で説
明する。作用は、板バネの場合と同一なので省略する。
ジンバルバネでなる可動電極板14の平面部15の略中
心部に駆動軸7の荷重を受けると、この平面部15は、
荷重を受けた初期時にアーム部17を支点として急激に
固定電極板9から離れ、その後緩やかに曲面状に変化す
る。
【0010】従って可動電極板10と固定電極板9間の
静電容量の変化は、前記板バネに比べて微少だが、非直
線状に変化することになり、発振される周波数も非直線
状となる(図21(B)に示す)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
矩形状板バネまたはジンバルバネで形成された可動電極
板は、いずれも周囲を固定し、中心部に調理物の荷重を
受けるように構成され、中心部に荷重を受けたとき、可
動電極板の中心部を頂点として曲面状に変化するため、
両電極間の静電容量が非直線状に変化する。したがっ
て、静電容量の変化を受けて検出回路が発振する周波数
も非直線状に変化することになり、この変化を荷重に換
算し、調理物の調理時間等を演算する制御部の演算回路
のアルゴリズムが極めて複雑化し、高価なものとなると
いう問題が生じていた。
【0012】また、ジンバルバネでなる可動電極板は、
形状が複雑で加工精度を上げるために費用がかかり、し
かも取付のための部品も増し、組立性を損ねていた。
【0013】本発明は係る課題を解決するためになされ
たもので、静電容量の変化を調理物の重量に換算し、加
熱時間等の加熱条件を演算する静電容量式重量検出装置
の演算回路を単純化することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る静電容
量式重量検出装置は、幅広部と幅狭部とを有する略台形
状の固定電極板と、幅広部と幅狭部とを有する略台形状
の可動電極板とを備え、上記可動電極板が荷重を受けて
上記固定電極板から離れる方向に傾斜するよう上記可動
電極板の幅広部側を上記固定電極板の幅広部側に固定
し、上記固定電極板と上記可動電極板の間隔の変化によ
り静電容量変化を検出して重量を検出するものである。
【0015】第2の発明に係る静電容量式重量検出装置
は、第1の発明に係る静電容量式重量検出装置におい
て、絶縁基板上に固定電極板とこの固定電極板の周囲を
囲む接続板と静電容量を検出する検出回路とを配設し、
上記接続板に可動電極板を固定して電気的に接続すると
ともに、上記接続板と上記検出回路とを電気的に接続し
たものである。
【0016】第3の発明に係る静電容量式重量検出装置
は、第1の発明に係る静電容量式重量検出装置におい
て、可動電極板を固定電極板と同一又はそれより大きく
形成したものである。
【0017】第4の発明に係る静電容量式重量検出装置
は、第1の発明に係る静電容量式重量検出装置におい
て、可動電極板の幅広部近傍に断面形状が略Z形になる
段部を形成したものである。
【0018】第5の発明に係る静電容量式重量検出装置
は、第1の発明に係る静電容量式重量検出装置におい
て、可動電極板の幅狭部側に固定電極板側に突出する突
起を形成したものである。
【0019】第6の発明に係る静電容量式重量検出装置
は、第1の発明に係る静電容量式重量検出装置における
可動電極板を、板厚0.5mm〜0.7mmのステンレ
ス鋼板で形成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図9は本発明の実施の形態1を示
す。図1は、電子レンジ等マイクロ波を使って調理を行
わせる加熱調理器の縦断面図であり、図2は図1に示す
加熱調理器に設けられた静電容量式重量検出装置を下方
から見た平面図である。図1において、21は加熱調理
器の加熱室、22は加熱室21の底壁の略中央に開口し
た透孔、23は加熱室21の底壁裏面にネジ等で固着し
設けられた静電容量式重量検出装置(以下重量検出装置
と称する)である。
【0021】24は重量検出装置23を構成する板金材
でなる略長方形の一側を開放した箱状のハウジングA、
24aはハウジングA24の平板部、24bは平板部2
4aの周囲に突設した枠部で、全周囲に亘って設けられ
ている。24cはハウジングA24の長手方向側の一側
の枠部24b上に2箇所立設した係合片で、図7(b)
に示すように略逆凸形状を呈し、係合片24cの根本部
に形成した首部24dと、この首部24dに連なり首部
24dより幅広に形成された頭部24eを有する。24
fは、平板部24aの略中央に設けられバーリング加工
を施した開口部に圧入固着された軸受で、加熱室21の
透孔22に臨ませてある。
【0022】25は同じく重量検出装置23を構成し、
ハウジングA24に対向して設けられ、板金製でなり、
略長方形で平板状をなし長手方向の略中央部を断面が略
Z形に折曲形成したハウジングBである。25aはハウ
ジングB25に略Z形状に設けられた段部、25bは段
部25aから連なり、後述する絶縁基板などを取付ける
上段平板部、25cは上段平板部25cと相反する位置
に設けた下段平板部で、後述するターンテーブルを回転
駆動させるモータを取り付けている。25dは上段平板
部25cの短手方向の両側に設けられ、略Z形に折曲形
成したフランジで、このフランジ25dの最終端がハウ
ジングA24の平板部24aの外周に接合して後述する
ネジで固着され、ハウジングA24とハウジングB25
とで空間Aを形成している。また、下段平板部25cと
ハウジングA24の平板部24aとで開放状の空間Bを
形成している。
【0023】下段平板部25cの一側短手方向の一側に
は、図7(a)に示すように係合孔25eが形成されて
おり、幅広側25fから幅狭側25gに向かって徐々に
孔径が狭まり、略台形状を呈する。また、この係合孔2
5eの長手方向の径は、後述するギアAとギアBの噛み
合いのための移動距離より若干大き目になっている。ま
た、この係合孔25eは、ハウジングA24に設けられ
た係合片24cに対応し、幅広側25fの寸法は、前記
係合片24cの頭部24eの寸法より大きく、幅狭側2
5gのそれは首部24dより若干大きく頭部24eより
小さく形成してある。25hは、上段平板部25cの略
中央に開口したバーリング加工を施した透孔である。
【0024】26は前記ハウジングA24とハウジング
B25とで形成された空間Aに回転自在及びスラスト方
向に移動自在に収納された回転体、26aはこの回転体
26を構成し、ハウジングA24の軸受24fに軸支さ
れ、加熱室1内に突設した駆動軸で、セラミックなどの
熱に強く比較的強靭な材質で形成されている。26bは
ハウジングB25の透孔25hに軸支され、前記駆動軸
26aとほぼ同材質でなり、後述する可動電極板に当接
している押圧棒である。さらに、押圧棒26bの先端頂
部には球状の接触子26cが突設され、駆動軸26aの
回転時、可動電極板35上で円滑に回転するためと、駆
動軸26aがスラスト方向に移動し、可動電極板を押圧
する際、一点集中的に行うように設けられているもので
ある。26dは駆動軸26a、押圧棒26bと一体的に
形成され、駆動軸26aと共に回転またはスラスト方向
への移動するギアBで、駆動軸26aと同じ材料または
ポリアミド樹脂成形品などの耐熱性に優れ比較的強靭な
材料で形成されている。
【0025】27は、ハウジングB25の下段平板部2
5cに設けられ、出力側を空間Bに突出するモータで、
後述するギアAとこれに噛み合うギアB26dを介して
駆動軸26aを回転させるもので、ネジにて固着されて
いる。27aはモータ27の出力軸で、空間Bに突出し
ている。
【0026】28は出力軸27aに固着したギアAで、
ギアB26dと同等の材質で形成されている。また、ギ
アA28とギアB26dとは互いに噛み合い、モータ2
7の回転はギアA28からギアB26dに伝達され、ギ
アB26dと一体的に設けられた駆動軸26aと押圧棒
26bとを回転駆動させる。
【0027】29はハウジングB25の上段平板部25
bの表面側(反空間A側)に設けられた絶縁基板であ
り、その表面側には図4に示すように銅箔などの電気的
良導体材料からなる固定電極板30が印刷などの方法に
よって設けられている。この固定電極板30は、幅広部
30aと幅狭部30bとを有し、略台形状に形成されて
いる。
【0028】絶縁基板29の表面側の構成について、図
4を用いて更に説明する。図において、31は絶縁基板
29と固定電極板30とに開口された透孔で、固定電極
板30の略中央に開口してある。32は絶縁基板29上
にあって、固定電極板30の周囲を囲み、固定電極板3
0と同一材質、同一加工方法で設けられた接続板Aで、
後述する可動電極板35及び検出回路34とそれぞれ電
気的に接続され固定電極板30とは電気的に絶縁されて
いる。33は固定電極板30の幅狭部30bから延出さ
れ後述する検出回路に電気的に接続する接続板Bで、材
質、加工方法は固定電極板30と同一である。34は絶
縁基板29上にあって、固定電極板30と同一面上の別
の領域に設けられ、前記固定電極板30と同一材質、同
一加工方法で設けられた検出回路で、この検出回路34
には、検出・発振するための電気・電子回路部材が設け
られている。
【0029】35は、ステンレス鋼板を素材とし0.5
mm〜0.7mmの板厚で平板状に形成された可動電極
板である。可動電極板35の形状を図3に、その取付部
分の断面拡大図を図6に示す。図3に示すように、可動
電極板35は幅広部35aと幅狭部35bとを有し、幅
広部35aから幅狭部35bに向けて徐々に狭められ、
略台形状に形成されている。また、35cは一対の取付
穴部35dと、その外側に一対L形状に形成した切起片
35eを有する支持部である。
【0030】可動電極板35は、幅狭部35b側を自由
端とした片持ち状バネとして、図1又は図6に示すよう
に、間隔板36を介して固定電極板30と所定間隔d0
をもって対向するように、ネジ39a、39bによりハ
ウジングB25に取り付けられている。取付位置は、ハ
ウジングB25の段部25a近傍であるので、ハウジン
グB25自身と可動電極板35の取付け強度が向上し、
調理物による荷重の変動や重量検出装置23の組立時の
衝撃荷重によって、ハウジングB25が変形しにくく検
出精度が安定する。また、間隔板36は、銅板など電気
的良導体でなり、可動電極板35の支持部35cの下面
に敷設され、絶縁基板29上に設けた接続板A32と電
気的に接続している。そのため、可動電極板35は接続
板A32を介して検出回路34に接続する構成となって
いる。
【0031】また、可動電極板35を絶縁基板29に取
付けたとき、可動電極板35と固定電極板30との位置
関係は、図5に示すようになる。すなわち、可動電極板
35は固定電極板30より大きく、固定電極板30の全
域を覆うように配設されている。このように可動電極板
35は固定電極板30より大きく形成するのは、固定電
極板30が周囲の浮遊容量を吸収しないようにするため
である。
【0032】なお、素材となるステンレス鋼板素材から
可動電極板35としての所望の形状を得るとき、プレス
加工などの方法によって行うが、素材の板材成形時圧延
ローラーによって発生する圧延方向(ロール目方向とい
う)を、可動電極板35の幅広部35a〜幅狭部35b
の方向に合致させて加工することが、加工後の反りが発
生しにくく、可動電極板35の精度が保てるものであ
る。
【0033】図2及び図6に示す37は、可動電極板3
5の支持部35cの上面に敷設されたマイカ板など電気
絶縁性材料でなる絶縁板である。また、図2に示す37
aは絶縁板37の長手方向両端部に形成した凹状の切欠
部で、この絶縁板37を可動電極板35の支持部35c
上に敷設したとき、切起片35eが切欠部37aに嵌合
し、以後の絶縁板37の前後、左右への動きを抑制する
ものである。
【0034】図2に示す38は絶縁基板29をハウジン
グB25の上段平板部25c表面へ仮取付けするための
ネジである。また、39a、39bは図6にも示すよう
に、絶縁板37と可動電極板35(支持部35c)と間
隔板36とをハウジングB25に固着するネジである。
なおネジ39a、39bによって可動電極板35とハウ
ジングB25とが電気的に接続しないように、取付穴部
35dの穴径は、ネジ39a、39bの外径より大径に
形成されている。
【0035】図2に示す40a,40bは係合片24c
と係合穴25eとでなる係合部と離反側に設けられ、ハ
ウジングA24にハウジングB25とを締結するために
短手方向に一対設けられたネジである。
【0036】また、41は駆動軸26aの先端に係止さ
れ、駆動軸26aと共に加熱室21内で回転またはスラ
スト方向に可動するターンテーブルプレート、42はタ
ーンテーブルプレート41上に載置された調理物(図示
せず)を収納するターンテーブルで、加熱室21内を回
転またはスラスト方向に可動する。
【0037】次に、この重量検出装置23の組立手順に
ついて説明する。まず、ハウジングB25の上段平板部
25bの表面側(反空間A)に絶縁基板29を重合し、
ネジ38にて仮止めする。
【0038】次に、ハウジングB25の下段平板部25
aの表面側にモータ27をネジにて固着させ、下段平板
部25aの裏面側(空間B)に突設している出力軸27
aにギアA28を圧入して固着させる。ここでハウジン
グB25の組立が完了する。次に、ハウジングA24の
軸受24fに回転体26の駆動軸26aをハウジングA
24の開放側から挿入し、ハウジングA24の組立を完
了する。
【0039】次に、部分的に組立てられたハウジングA
24に対し、同じく部分的に組立てられたハウジングB
25を重合させる。この時、ハウジングB25の一端側
に設けた係合孔25eの幅広側25fをハウジングA2
4に設けた係合片24cに合致させ、ほぼ垂直に重ね合
わせる(図7(c))。この時はギアB26dに対しギ
アA28は離れており、まだ噛み合っていない。また、
回転体26の押圧棒26bもハウジングB25の透孔2
5hに嵌合していない。
【0040】次に、ハウジングB25を水平方向、即ち
係合孔25eの幅狭側25gに係合片24cが位置する
方向に、ハウジングB25をやや斜めにした状態で移動
させる(図7(d))。するとギアB26dとギアA2
8が噛み合い、同時に押圧棒26bが透孔25hに臨
む。この時点でハウジングB25を垂直に重ねると、係
合孔25eの幅狭部25gに係合片の首部24dが嵌ま
り合い、ハウジングA24に対しハウジングB25が重
合して取り付けられ、押圧棒26bが透孔25hに嵌り
合う。ここで仮固定される。さらに、この係合部と反対
側をネジ40a、40bで締結して、ハウジング24、
25同士の組立てが完了する。
【0041】このように、ギアA28とギアB26dと
を水平方向に移動させて噛み合わせるように組み立てる
ので、ギアA28とギアB26dとが見えない状態で垂
直方向に移動させてギア同士がぶつかり合うということ
がなく、組立性が向上する。また、係合片24cと係合
孔25eとを係合させるとともに、ネジ40a、40b
でネジ止めするため、ハウジングが強固に組み立てら
れ、組立後の検出精度が安定する。
【0042】次に、ハウジングB25の上段平板部25
bの段部25a近傍に間隔板36と次に可動電極板35
の幅広部35a側を重合し、さらに絶縁板37を重合す
る。この時、絶縁板37の切欠部37aを可動電極板3
5の切起片35eに合致させて移動を防止させる。次に
ネジ39a、39bによって締結すれば、間隔板36、
可動電極板35及び絶縁板37がハウジングB25に固
着されると共に、絶縁基板29も上段平板部25b上に
固定される。ここで静電容量式重量検出装置23のすべ
ての組立てが完了する。
【0043】次に、この実施の形態1における重量検出
装置の作用・動作について説明する。ターンテーブル4
2上に調理物(図示せず)を載置すると、調理物とター
ンテーブル42等の重量により回転体26が下降し、回
転体26に設けた押圧棒26bの接触子26cが可動電
極板35の略中央部を押圧する。
【0044】すると、可動電極板35は支持部35c付
近で下方向へ傾斜して変形する(図6の破線で示す)。
この結果、固定電極板30との間隔が増加(図6に示
し、d0 →dとなる)し、静電容量は、C=ε(S/
d)(ε:空気の誘電率、d:電極間の距離、S:電極
の面積)の式から、静電容量Cは変化し、静電容量値は
減少する。この両電極30、35の間隔の変化が静電容
量の変化となり、さらに発振周波f=(1/CR)
(C:静電容量値、R:抵抗)の式から発振周波数が変
化する。この変化が検出回路34から電子レンジ本体に
設けられた制御部(図示せず)で調理物の重量に換算さ
れ、この調理物の重量に応じた加熱温度、加熱時間等の
加熱条件が演算回路の演算の結果設定される。
【0045】なおここで、ターンテーブルプレート4
1、ターンテーブル42及び回転体26の重量は、あら
かじめ固有の重量として本体側制御部に記憶させ、調理
物を載置して始めて周波数が変化して加熱時間等が設定
される構成となっている。
【0046】また、モータ27にも電源が印加されてい
るので、モータ27の出力軸27aが回転し、出力軸2
7aに固着されたギアA28が回転し、ギアA28に噛
み合っているギアB26dに伝達され、ギアB26dを
有する回転体26が回転する。従って回転体26を形成
し、加熱室1内に突出する駆動軸26aが加熱室21内
で回転し、この駆動軸26aに設けられたターンテーブ
ルプレート41上のターンテーブル42が回転駆動し、
調理物(図示せず)は加熱室1内で回転する。このよう
にして、調理物はマイクロ波による加熱を万遍なく受
け、ムラ焼けの少ない調理が行われる。
【0047】なお、駆動軸26aは調理物の荷重を受け
ながら回転駆動しているが、駆動軸26aの先端付近
は、軸受24fで回転及びスラスト方向移動を滑合自在
に保持され、下端部は押圧棒26bが透孔25bに嵌合
し、さらに球状の接触子26cが設けられ、可動電極板
35上を摩擦力が少なく接触しているので、支障なく回
転するものである。
【0048】ここで、この実施の形態1における可動電
極板35は、湾曲しにくい材質で、一端を支持された片
持ち状バネに形成されており、しかも、この可動電極板
35に対向して設けた固定電極板30を可動電極板35
とほぼ相似形状の略台形状に形成したので、両電極間の
間隔の変化は可動電極板35の支持側で小さく、自由端
側で大きくなるが、対向する電極部の面積は、支持部側
で大きく、自由端側で小さいので、それらの容量は平均
的となり、静電容量値は極めて直線的に変化し、検出回
路34で発振する発振周波数は直線状に変化する(図8
に示す)。従って、この実施の形態1によれば、静電容
量の変化を調理物の重量に換算し、加熱時間等の加熱条
件を演算する演算回路を単純化でき、安価に構成でき
る。
【0049】また、固定電極板30の外周囲を囲むよう
に、可動電極板35と検出回路34とを電気的に接続す
る接続板A32を配設したので、この接続板A32がバ
リア機能を発揮し、可動電極板35と固定電極板30間
の静電容量が浮遊して両電極板35、30外へ放出され
ず、さらに外部からの浮遊容量が両電極板35、30内
に侵入しないため、静電容量値が安定し、検出精度の高
いものとなる。
【0050】また、可動電極板35の板材の板厚は0.
5〜0.7mmに選定することが、本発明の重量検出装
置23の検知性能を最良に発揮できるものである。図9
(A)のグラフは板厚0.6mmを選定した場合を示す
荷重変化に対する発振周波数の変化を表したもので、通
常、電子レンジ等加熱調理器で調理する調理物の重量は
50gから5000g程度が一般的であるが、図9
(A)で示すグラフで判る通りこの重量範囲において、
周波数の変化は30〜50KHz間に直線的に変化す
る。
【0051】また、0.5mmの厚さにおいても周波数
の変化は0.6mmに比べて若干増加するが加熱調理時
間等の設定に何ら差し支えない範囲である(図9
(B))。また、0.7mmの厚さにおいても、逆に周
波数変化は少なくなるが加熱調理時間等の設定に問題の
ない範囲で収まるものである(図9(C))。しかしな
がら、0.4mmになると、重量3500gを超えると
急激かつ曲面状に周波数が変化し、本発明の目的から逸
脱する(図9(D))。また、0.8mmにすると、逆
に周波数の変化度合いが微少過ぎて、この微少変化に対
し複雑な演算回路が必要で問題が発生する(図9
(E))。従って、可動電極板35の板厚は、0.5〜
0.7mmに選定するのが最適である。
【0052】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。図10は、可動電極板35を絶
縁基板29(図示せず)に取り付けた状態を可動電極板
35側から見て、固定電極板43と可動電極板35とを
両電極板の位置関係がわかるように示した図である。図
に示すように、固定電極板の形状は、矩形状の四角部に
面取りを施したようなものであっても、略台形状であれ
ば、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができ
る。
【0053】また、図示してはいないが、この実施の形
態2においても、固定電極板43の外周囲を囲むよう
に、可動電極板35と検出回路34とを電気的に接続す
る接続板A32を配設すれば、静電容量値が安定し、検
出精度が高くなるという上記実施の形態1と同様の効果
を得ることができる。
【0054】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。図11(a)(b)において、
44は上記の実施の形態1に示す平板状の可動電極板3
5を断面形状を略Z形状に変更した可動電極板である。
図11(a)はこの可動電極板44の平面図、図11
(b)はその側面図である。図において、44aは可動
電極板44の幅広部、44bは幅広部44aから順次先
細りに形成した幅狭部であり、平面的形状は略台形状で
ある。44cは幅広部44a近傍を断面が略Z形状に折
曲形成された段部、44dは段部44cによって幅広部
44a側に形成された上段平板部、44eは上段平板部
44dに設けられた一対の取付穴部であり、後述するネ
ジ39a、39bが貫通する部分である。44fは取付
穴部44eの外側に突設した一対の切起片で、上記実施
の形態1における切起片35eと同様に、図2に示す絶
縁板37に形成した凹状の切欠部37aに嵌合するもの
である。44gは上段平板部44dと段部44cを挟ん
で反対側に形成された下段平板部であり、下段平板部4
4gの端部に幅狭部44bが位置する。
【0055】可動電極板44は、幅狭部44b側を自由
端とした片持ち状バネとして、図12に示すように、上
段平板部44dがハウジングB25へ取り付けられる。
このとき可動電極板44は段部44cを有するため、固
定電極板30と下段平板部44gとの間隔は所定の間隔
0に保たれる。また、上段平板部44dに比べて下段
平板部44gの面積は大きく形成され、固定電極板30
と対面し、実質的な可動電極面を形成するものである。
【0056】次に実施の形態3の作用・動作について説
明する。ターンテーブル42上に調理物(図示せず)を
載置すると、調理物とターンテーブル42等の重量は回
転体26が下降し、回転体26に設けた押圧棒26bの
接触子26cが可動電極板44の下段平板部44gの略
中央部付近を押圧する。すると、可動電極板44は段部
44c近傍から下方向へ傾斜して変形する(図12の点
線で示す)。この結果、固定電極板30との間隔が増加
(図12に示すd0 →d)し、静電容量値は減少する。
以下の動作は上記実施の形態1と同一なので説明は省略
する。
【0057】このように、この実施の形態3における可
動電極板44は、段部44cを有し断面略Z形状に折曲
して形成されるので、固定電極板30と可動電極板44
との所定間隔d0 が間隔板36を使わなくても確保で
き、部品の削減となる。また、可動電極板44は段部4
4cを有するため強靭になり、反りなどの変形が少な
く、また重量を繰り返し受けても、さらに組立時衝撃荷
重などが加わっても変形しにくく、検出精度を安定して
保持でき、品質が向上する。
【0058】実施の形態4.次に実施の形態4について
説明する。図13、14において、45a、45bは、
実施の形態1に示す可動電極板35の幅狭部35bの端
部に突設させた一対の突起で、固定電極板30を脱した
位置に設けられ、可動電極板35と固定電極板30との
所定間隔d0と同一高さを有するものである。他の構成
は上記実施の形態1と同様であるため、説明は省略す
る。
【0059】この実施の形態4によれば、可動電極板3
5の自由端(幅狭部35b)端部に、固定電極板30と
の所定間隔d0と同一の高さの突起45a、45bを形
成したので、可動電極板35の部品製作時、若干の反り
等平板面に変形が発生しても、組付時、突起45a、4
5bが所定間隔d0を保持するので、組立後の矯正作業
が不要で、さらに組立後も検出精度が安定するなどの効
果を奏する。
【0060】なお、この突起45a、45bは上記の実
施の形態3における可動電極板44に設けても同様の効
果を発揮するものである。
【0061】実施の形態5.可動電極板35を押圧変位
させる押圧棒26cの押圧部の設定位置は、実施の形態
1にあっては、可動電極板35の幅方向の中央線上で、
しかも奥行き方向の略中央としたが、幅方向の中央線上
であれば、奥行き方向の位置はいずれでも良い(図15
(A)、(B)に示す)。
【0062】また、ハウジングA24とハウジングB2
5との重合組立に際する係合方法は、図16(a)〜
(d)、図17(a)〜(d)に示す方法でも良い。要
は、ハウジング24、25同士の組立に際し、ギアA2
8、ギアB26d同士が互いに干渉せず互いに垂直方向
に重合させられ、次に水平方向に移動させて組み立てら
れ、両ハウジング24、25の一側が強固に固定される
ものであれば良い。
【0063】また、実施の形態1にあっては、軸受24
fは、静電容量式重量検出装置23のハウジングA24
に設けたが、加熱室21の透孔22に直接設けても良
い。
【0064】また、実施の形態1で示した静電容量式重
量検出装置23を備える加熱調理器は、ターンテーブル
42を回転駆動させて加熱調理する電子レンジであった
が、ターンテーブル方式ではない加熱調理器でも良い。
この場合の重量検出装置23はターンテーブル42を駆
動させるためのモータ27、ギアA28、及び回転体2
6のギアB26d等の回転駆動用部材が不要となり、安
価にしかも小型に構成できる。
【0065】
【発明の効果】第1の発明によれば、静電容量の変化を
調理物の重量に換算し、加熱時間等の加熱条件を演算す
る演算回路を単純化でき、安価に構成できる。
【0066】第2の発明によれば、静電容量の変化を調
理物の重量に換算し、加熱時間等の加熱条件を演算する
演算回路を単純化でき、安価に構成できるとともに、接
続板を配設したので、可動電極板と固定電極板間の静電
容量が浮遊して両電極板外へ放出されず、外部からの浮
遊容量が両電極板内に侵入しないため、静電容量値が安
定し、検出精度が向上する。
【0067】第3の発明によれば、静電容量の変化を調
理物の重量に換算し、加熱時間等の加熱条件を演算する
演算回路を単純化でき、安価に構成できるとともに、可
動電極板を固定電極板と同一又はそれより大きく形成し
たことにより、固定電極板が周囲の浮遊容量を吸収しな
いため、静電容量値が安定し、検出精度が向上する。
【0068】第4の発明によれば、静電容量の変化を調
理物の重量に換算し、加熱時間等の加熱条件を演算する
演算回路を単純化でき、安価に構成できるとともに、可
動電極板の取付部に間隔板を設けなくても固定電極板と
可動電極板の間隔を確保できるため、部品点数が削減で
き、可動電極板自体が強靭になるので、組立時の衝撃荷
重や使用時の荷重を受けても簡単に変形せず検出精度が
安定する。
【0069】第5の発明によれば、静電容量の変化を調
理物の重量に換算し、加熱時間等の加熱条件を演算する
演算回路を単純化でき、安価に構成できるとともに、突
起により両電極板の間隔が保持されるので検出精度が安
定し、部品のバラツキにより両電極板同士の接触が発生
しないなど、品質が向上する。
【0070】第6の発明によれば、荷重変化に対して発
振周波数が極めて直線的に変化するため、調理物の重量
の換算及び加熱時間等の加熱条件の演算を行なう演算回
路をより確実に単純化でき、安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の静電容量式重量検出
装置を備えた加熱調理器の部分断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の静電容量式重量検出
装置の下面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の可動電極板を示す上
面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の固定電極板を示す上
面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の可動電極板と固定電
極板の位置関係を示す上面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1の可動電極板の変位状
態を示す縦断面図である。
【図7】 (a)はハウジングBに設けた係合孔の詳細
を示す上面図、(b)はハウジングAに設け係合片の詳
細を示す側面図、(c)は係合状態の初期を示す上面
図、(d)は係合状態の最終を示す上面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1の荷重変化と周波数変
化の関係を示すグラフである。
【図9】 本発明の実施の形態1の可動電極板の板厚の
違いによる荷重変化と周波数変化の関係を示すグラフで
ある。
【図10】 本発明の実施の形態2の可動電極板と固定
電極板の位置関係を示す上面図である。
【図11】 (a)は本発明の実施の形態3の可動電極
板を示す上面図、(b)は可動電極板を示す側面図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態3の可動電極板の変位
状態を示す縦断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態4の可動電極板と固定
電極板の位置関係を示す平面図である。
【図14】 本発明の実施の形態4の可動電極板の変位
状態を示す縦断面図である。
【図15】 本発明の他の実施例の押圧棒の加圧位置の
実施例を示す平面図である。
【図16】 (a)は本発明の他の実施例の係合孔を示
す上面図、(b)は係合片を示す側面図、(c)は係合
状態初期を示す上面図、(d)は係合状態の最終状態を
示す縦断面図である。
【図17】 (a)〜(d)は本発明の他の実施例の係
合部のさらに他の実施例を示す。
【図18】 従来の静電容量式重量検出装置を備えた加
熱調理器の部分断面図である。
【図19】 従来のジンバルバネでなる可動電極板を示
す上面図である。
【図20】 従来の可動電極板が荷重を受けたときの変
形図である。
【図21】 従来の矩形状板バネ(A)及びジンバルバ
ネ(B)の荷重に対する周波数変化を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
21 加熱室、23 静電容量式重量検出装置、26b
押圧棒、30 固定電極板、32 接続板A、35
可動電極板、35a 幅広部、35b 幅狭部、35c
段部、43 固定電極板、43a 幅広部、43b
幅狭部、44可動電極板、44c 段部、45a・45
b 突起。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅広部と幅狭部とを有する略台形状の固
    定電極板と、幅広部と幅狭部とを有する略台形状の可動
    電極板とを備え、上記可動電極板が荷重を受けて上記固
    定電極板から離れる方向に傾斜するよう上記可動電極板
    の幅広部側を上記固定電極板の幅広部側に固定し、上記
    固定電極板と上記可動電極板の間隔の変化により静電容
    量変化を検出して重量を検出する静電容量式重量検出装
    置。
  2. 【請求項2】 絶縁基板上に固定電極板とこの固定電極
    板の周囲を囲む接続板と静電容量を検出する検出回路と
    を配設し、上記接続板に可動電極板を固定して電気的に
    接続するとともに、上記接続板と上記検出回路とを電気
    的に接続したことを特徴とする請求項1記載の静電容量
    式重量検出装置。
  3. 【請求項3】 可動電極板は固定電極板と同一又はそれ
    より大きく形成したことを特徴とする請求項1記載の静
    電容量式重量検出装置。
  4. 【請求項4】 可動電極板の幅広部近傍に断面形状が略
    Z形になる段部を形成したことを特徴とする請求項1記
    載の静電容量式重量検出装置。
  5. 【請求項5】 可動電極板の幅狭部側に固定電極板側に
    突出する突起を形成したことを特徴とする請求項1記載
    の静電容量式重量検出装置。
  6. 【請求項6】 可動電極板は、板厚0.5mm〜0.7
    mmのステンレス鋼板で形成したことを特徴とする請求
    項1記載の静電容量式重量検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202922A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Mitsubishi Electric Corp 重量検知装置及びこれを備えた加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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