JPH10278092A - 被覆線材及び被覆ロッドの製造法 - Google Patents

被覆線材及び被覆ロッドの製造法

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JPH10278092A
JPH10278092A JP9101088A JP10108897A JPH10278092A JP H10278092 A JPH10278092 A JP H10278092A JP 9101088 A JP9101088 A JP 9101088A JP 10108897 A JP10108897 A JP 10108897A JP H10278092 A JPH10278092 A JP H10278092A
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die
coating
resin
coated
nozzle
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JP9101088A
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English (en)
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Hiroyoshi Asakino
宏義 朝来野
Takashi Niifuku
隆志 新福
Koichi Saito
晃一 斉藤
Susumu Arase
進 荒瀬
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JNC Corp
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Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線被覆法において押出機−クロスヘッドダ
イによる被覆線材一本取りの非能率性の改善。 【解決手段】 箱形の溶融樹脂容器(ダイ)の両側面の
対応位置に1ケ以上の入口ノズルと1ケ以上の出口ノズ
ルを設けた被覆線材製造装置を使用。 【効果】 被覆ダイ内の溶融樹脂圧力を無圧にすること
により、樹脂付着量の調整が容易になり、同時に多数本
の線材を能率よく被覆できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、構造が簡単でメン
テナンスの容易で経済的な装置で、且つ1ヶの被覆ダイ
で同時に複数本を被覆することが出来る被覆線材及び被
覆ロッドの製造法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続した線状物を連続で被覆する
には、クロスヘッドダイの中心部に線状物を通し、押出
機より熱可塑性樹脂をクロスヘッドダイに押し込み線状
物の周りに樹脂膜を形成して被覆するのが極く一般的で
あった、その代表的なものが電線被覆である。電線被覆
において、送線機から送り出された芯材は矯線機で曲が
りや癖を矯正した後、予熱炉で加熱され付着水分や油分
を取り除いて、被覆ダイであるクロスヘッドダイに入り
導電性芯線の周囲をポリ塩化ビニール樹脂やポリエチレ
ン樹脂等を被覆し、被覆された電線は冷却槽で冷却され
る。この生産速度は、1分当たり数百メーターから数千
メーターの高速で運転されている。この方法はクロスヘ
ッドダイ1台に押出機1台、クロスヘッドダイ1台で被
覆線材1本取りが極く一般的である。高速で被覆できな
いものや芯材の製造ラインと被覆ラインが別ラインの場
合、芯材の長さには限度があり芯材が終了し、次の芯材
を被覆するためには、減速するか、もしくは完全に停止
せずに連続運転が出来ないものを被覆する時、1本取り
では生産性に劣る。多数本取りのクロスヘッドダイを作
ることは理論上は可能であるが、各被覆線材の間での樹
脂の流れを均一にすることが非常に難しく、又クロスヘ
ッドダイに樹脂流量調整機構を設けても調整に手が掛か
る上に温度条件、スクリュウ回転数、樹脂の流動性等の
変動で微調整が必要となり大変厄介なものであった。ま
た、クロスヘッドダイの構造が複雑で非常に高価で、ま
た状態維持のためにメンテナンスも大変であった。1台
の押出機に複数個のクロスヘッドダイを取り付ける場
合、押出機から一度に3ヶ所以上(a、b、c)に分岐
すると、各分岐間での樹脂流量調節が難しい。これは、
aの分岐をa、b、cの合計量の1/3に調節すると、
押出機に影響し吐出量に変化が現れb、cの流量が変わ
りa、b、cのバランスが取れなくなり、bを調整する
と、a、cに影響が現れ限りない調整が必要となってく
る。そのため、分岐は一度に2ヶづつに分けていかなけ
ればならず複雑な構造となる。各分岐の流量調節も複雑
なものとなる。又、被覆膜の肉厚調整もクロスヘッドダ
イの個数だけ必要となりスタート準備に手間が掛かるこ
ととなる。線材やロッドの製造ライン上に被覆工程を設
置する時、被覆工程に規制されて1本取りでは採算に合
わないと言う問題点があった。又クロスヘッドダイの大
きさに限度があり、隣の線材やロッドとのピッチ内に収
まりきれない。線材やロッドの生産本数を変えずに製造
ライン上に被覆工程を設置しようとすると製造ラインの
幅が広がり固定費アップするという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決すべ
く、本発明者等は、押出機によって押し出された被覆樹
脂で芯材を覆うのではなく、被覆ダイに溜められた被覆
樹脂の槽の中を潜ることによって、芯材の周囲に被覆樹
脂を形成させるように発想を変え鋭意検討を重ねた結
果、本発明に至ったものである。以上の記述から明らか
なように、本発明の目的は、上記技術では解決できなか
った各種の不都合を解消し、被覆用の押出機1台に被覆
用ダイ1台で多数本が一度に被覆する事が出来き、構造
が簡単でメンテナンスの容易な経済的な装置を提案す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1)〜
(4)の構成を有する。 (1)線材やロッドを被覆する被覆ダイにおいて、芯材
が導入されるダイ入口と該被覆ダイ内に充填された溶融
熱可塑性樹脂で被覆された芯材が送り出されるダイ出口
が直線上に有り、該被覆ダイ内の樹脂圧力は被覆溶融樹
脂の液面ヘッド圧と同程度で、強制的な加圧をせず、被
覆層の肉厚はダイ出口の大きさで規制する事を特徴とす
る被覆線材及び被覆ロッドの製造法。
【0005】(2)1ヶの被覆ダイで少なくとも2本以
上の芯材を同時に被覆する前記(1)に記載の被覆線材
及び被覆ロッドの製造法。
【0006】(3)芯材は、単一方向に整列した長繊維
で強化された熱可塑性樹脂の被覆線材及び被覆ロッドで
あることが特徴である前記(1)及び(2)に記載の被
覆線材及び被覆ロッドの製造法。
【0007】(4)上部が開放された箱形の溶融樹脂保
持容器と、該容器の対向する両側面の一方のほぼ水平に
対応する位置に1ケ若しくは複数ケの入口ノズルを有
し、他の側面の個々の入口ノズルに対応する位置に1ケ
若しくは複数ケの対応する位置に出口ノズルを有する如
くしてなる被覆線材及び被覆ロッドの製造装置。
【0008】本発明の構成と効果につき以下に詳述す
る。因に公知技術では、押出機によって発生した押出力
で溶融樹脂がポリマー配管の中を流れるが、配管の分岐
箇所で分岐の下流側での抵抗や温度条件によって溶融樹
脂の流れが変わり、それがクロスヘッドダイから押し出
される被覆層の肉厚へ影響する。一方、上述のように本
発明者等は、被覆ダイに被覆用の溶融樹脂を溜め、被覆
ダイ出口から被覆樹脂が押し出されないようにして、被
覆ダイと被覆ダイ上流の分岐管や押出機と縁切りにして
被覆ダイを独立させることで分岐の問題を解消する方法
を見出し、更に被覆の検討を行った。入口ノズルは、芯
材の直径より少し大きくして芯材の通過をスムーズに
し、且つ被覆ダイ内の溶融被覆樹脂が入口ノズルから浸
み出さないようにしている。すなわち、芯材の直径より
0.2mmφ程大きくしている。出口ノズルの大きさを
変えることによって被覆量の調整を行う。
【0009】本発明に係わる被覆線材及び被覆ロッドの
製造法は、芯材が導入されるダイ入口と芯材が熱可塑性
樹脂で被覆されてて出てくるダイ出口とが溶融樹脂槽を
横断するほぼ一直線上に位置し、芯材は、押出機からの
押出圧力とは縁切りされ殆ど無圧の状態で被覆樹脂がダ
イに設けられた被覆槽に溜められ、溜められた溶融樹脂
槽の中を芯材が潜り抜ける際に、芯材の周囲に被覆樹脂
で付着し、その後ダイ出口のノズル径で目標とする被覆
量以上の樹脂を絞り取る方法を見出したものである。本
発明においては、被覆ダイの樹脂が芯材に付着して消費
されるので、溶融樹脂槽に溶融樹脂を補給する必要があ
る。何れの方向から補給しても構わないが、注意点とし
て樹脂圧が掛からない方法を採用しなければならない。
【0010】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の被覆線材及び被
覆ロッドの製造法について、添付図に基づき具体的に説
明する。本発明の被覆線材及び被覆ロッドの製造法は、
線材やロッドの表面に同種又は異種の熱可塑性樹脂を被
覆する方法であり、先ず被覆ダイの構造について説明す
る。本発明の被覆ダイすなわち溶融樹脂槽6の構造は、
向かい合った側壁6’にそれぞれ入口ノズル1と出口ノ
ズル2を有した上部に蓋のない箱形をしており、箱状の
被覆ダイはヒーター(図示せず)で加熱し、ダイ内の被
覆材の溶融樹脂を設定温度に保っておくようにしてい
る。被覆ダイの上部カバーを取り付けないのは、ダイ内
で樹脂圧力が掛からない様にするためで、圧力を開放す
る構造を有していれば蓋は取り付けても良い。更に被覆
ダイへの溶融樹脂供給は被覆ダイに溜められた溶融樹脂
の液面より上部の大気中又は窒素ガスシール中の雰囲気
下に押出される。具体的には、被覆ダイの上部を開放
し、芯材3が熱可塑性樹脂で被覆されてて出てくるダイ
出口の出口ノズル部2には被覆ダイに溜められた溶融樹
脂の液量によるヘッド圧以外は掛からないようにしてい
る。
【0011】入口ノズルは、芯材の直径より少し大きく
して芯材の通過をスムーズに通り、且つ被覆ダイ内の溶
融被覆樹脂が入口ノズル1から浸み出さないようにして
いる。すなわち入口ノズルの径は、芯材の直径より0.
2mmφ程大きくしている。出口ノズル2の大きさを変
えることによって被覆量の調整を行う。出口ノズル2
は、被覆線材4及び被覆ロッド4’の寸法、即ち被覆肉
厚を決定する重要な箇所である。線材及びロッド等の芯
材が入口ノズルから被覆ダイに入り、被覆ダイ中で溶融
樹脂を芯材が芯材の周囲に付着し、その後ダイ出口の出
口ノズル2でノズルの形状に付着した溶融樹脂が絞り取
られる。芯材が導入されるダイ入口の入口ノズル1の中
心と出口ノズル2の中心とが両ノズルの軸方向に一直線
になるように位置することで被覆層の肉厚を均一にでき
る。即ち出口ノズル2の軸の中心線上に芯材が位置しな
いと被覆層の肉厚に偏肉ができる。芯材に熱可塑性樹脂
が使われている場合、入口ノズル1と出口ノズル2の距
離は重要で、短すぎると被覆が不十分となり、長すぎる
と芯材が溶融し被覆線材や被覆ロッドの形状が保たれな
くなる。具体的長さは、被覆樹脂の温度(樹脂粘度)や
被覆肉厚やライン速度によって変えることができる。
【0012】上記のように本発明の被覆ダイは、溶融樹
脂を溜める槽と槽の両側壁に開けたノズルからなる非常
に簡単で構造であるため、メンテナンスも簡単でしかも
安価であること大きな特徴である。使用に際し、被覆ダ
イに入る芯材は、表面の水分付着は完全に取り除いて置
かないと、270℃程度に加熱溶融した樹脂中で付着水
分が沸騰し被覆線材及び被覆ロッドの表面を荒らす。
【0013】芯材としては、銅線、鉄線、アルミ線等の
金属製の針金とかガラス繊維、カーボン繊維(炭素繊
維)やポリエステル繊維、ポリアミド繊維(ナイロ
ン)、ポリウレタン繊維等の有機繊維やポリエステル樹
脂、ポリアミド(ナイロン)樹脂、ポリウレタン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ール樹脂等のモノフィラメントを樹脂で被覆する装置と
して有用である。
【0014】被覆材に使用する熱可塑性樹脂としては、
下記のものを例示できる。 ・ポリ−α−オレフィン樹脂:ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリ−1−ブテン樹脂、ポリ−4−メ
チル−1−ペンテン樹脂、プロピレン−エチレン共重合
体樹脂及びプロピレン−1−ブテン共重合体樹脂の1種
以上; ・ポリエステル樹脂:ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート及びポリエチレンテレフタレ
ートイソフタレートの1種以上; ・ポリアミド樹脂(ナイロン):ポリアミド−6、ポリ
アミド−7、ポリアミド−66、ポリアミド−610、
ポリアミド−11及びポリアミド−12; ・ポリアセタール; ・ポリウレタン; ・上記の2種以上からなる組成物及び2種以上からなる
ポリマーアロイ。
【0015】本発明の実施に使用する溶融用樹脂が、ポ
リオレフィン(ポリ−α−オレフィン)の様に分子末端
基に無機繊維特にガラス繊維に対する界面接着性を付与
するための反応性官能基又は極性官能基を有しない場合
には、樹脂を不飽和酸又はその酸無水物等の誘導体で改
質する方策及び/又は不飽和酸で改質された重合体を非
改質樹脂に必要量配合する方策等を施すことが有用であ
る。これらの中では、汎用性及び機械的強度等の観点か
ら、結晶性ポリオレフィン、特に結晶性ポリプロピレン
が好ましく用いられる。
【0016】実施例1 ポリプロピレン樹脂製の直径4mmの芯材3本を下記の
被覆ダイに導き、それぞれ4.2mmφの入口ノズルを
通し、被覆ダイに270℃で加熱溶融した被覆樹脂(ペ
トロセン352(M.I 30g/10min))を入
れ、その中に芯材を潜らせ、芯材の周辺に被覆樹脂を付
着させの出口ノズルを15m/分の速度で通過させ、そ
の後冷却槽を通し5mmφの被覆ロッドを得た。被覆ダ
イは、200mmW×80mm×高さ100mmの大き
さで、相対する側壁に線材の中心線上に芯材の4.2m
mφの入口ノズルと5.5mmφの出口ノズルとを有
し、上部を開放し樹脂圧が掛からないようにした。又被
覆ダイの周囲にヒーターを取付け、樹脂温度を確保し
た。被覆ダイへの樹脂補給は、溶融樹脂の液面が芯材よ
り上部10mm以下にならないように開放された上部よ
り溶融樹脂を落とし込んだ。このものを、定尺に切断し
重量を測定し、被覆材の付着量を出した。その結果、芯
材3本の間での被覆量のバラツキは5%内に入る優れた
ものであった。
【0017】実施例2 ガラス繊維のロービング3本を温度270℃に調整され
た無水マレイン酸改質ポリプロピレン[MFR(230
℃;22.18N)100g/10min]の溶融物で
満たされている開繊含浸槽に供給し、引取速度15m/
minで連続的に含浸・賦形を行った。その中のロービ
ングとしては平均単繊維径17μ、テックス番手230
0g/kmのものを用いた。溶融した改質ポリプロピレ
ンで含浸されたロービングは含浸槽出口に設けられた内
径2.0mmのダイ内を通過させたのち、改質ポリプロ
ピレン含浸ロービングを空冷槽内に通過させて表面温度
が125℃以下の状態にして内径がそれぞれ2.2mm
・2.0mmで幅が10mmあるスチール製で30℃以
下の温度にコントロールされた賦形冷却スリットを40
mmの間隔で配置し、通過させることでのロッドを得、
そのライン上に被覆ダイを設置した。ロッドは3本取り
とした。被覆ダイの2.2mmφの入口ノズルを通し、
被覆ダイに270℃で加熱溶融した被覆樹脂(ペトロセ
ン352(M.I 30g/10min))を入れ、そ
の中に芯材を潜らせ、芯材の周辺に被覆樹脂を付着させ
の3.5mmφ出口ノズルを15m/分の速度で通過さ
せ、その後冷却槽を通し3.0mmφの被覆ロッドを得
た。このものを、定尺に切断し重量を測定し、被覆材の
付着量を出した。その結果、芯材3本の間での被覆量の
バラツキは5%内に入る優れたものであった。
【0018】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、被覆ダイ
内の樹脂圧力を無圧にする事によって、一つのダイで複
数本の芯材を被覆する時、錘間での被覆樹脂付着量のコ
ントロールが調整なしでも被覆量のバラツキも少なく、
且つ経済的に被覆線材が出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆線材及び被覆ロッドの被覆装置の
外観図である。
【図2】本発明の被覆装置の横断面説明図である。
【符号の説明】
1 入口ノズル 2 出口ノズル 3 芯材 4 被覆線材 4’被覆ロッド 5 被覆用溶融樹脂 6 溶融樹脂槽 6’側壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材やロッドを被覆する被覆ダイにおい
    て、芯材が導入されるダイ入口と該被覆ダイ内に充填さ
    れた溶融熱可塑性樹脂で被覆された芯材が送り出される
    ダイ出口が直線上に有り、該被覆ダイ内の樹脂圧力は被
    覆溶融樹脂の液面ヘッド圧と同程度で、強制的な加圧を
    せず、被覆層の肉厚はダイ出口の大きさで規制する事を
    特徴とする被覆線材及び被覆ロッドの製造法。
  2. 【請求項2】 1ヶの被覆ダイで少なくとも2本以上の
    芯材を同時に被覆する請求項1記載の被覆線材及び被覆
    ロッドの製造法。
  3. 【請求項3】 芯材は、単一方向に整列した長繊維で強
    化された熱可塑性樹脂の被覆線材及び被覆ロッドである
    ことが特徴である請求項1及び請求項2記載の被覆線材
    及び被覆ロッドの製造法。
  4. 【請求項4】 上部が開放された箱形の溶融樹脂保持容
    器と、該容器の対向する両側面の一方のほぼ水平に対応
    する位置に、1ケ若しくは複数ケの入口ノズルを有し、
    他の側面の個々の入口ノズルに対応する位置に1ケ若し
    くは複数ケの対応する位置に出口ノズルを有する如くし
    てなる被覆線材及び被覆ロッドの製造装置。
JP9101088A 1997-04-02 1997-04-03 被覆線材及び被覆ロッドの製造法 Pending JPH10278092A (ja)

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DE19882262T DE19882262T1 (de) 1997-04-02 1998-03-25 Langfaser-verstärkter, thermoplastischer Harzverbundstoff
AU65172/98A AU6517298A (en) 1997-04-02 1998-03-25 Long fiber-reinforced thermoplastic resin composite body
TW087104645A TW418226B (en) 1997-04-02 1998-03-27 Covered long fiber-reinforced thermoplastic resin composite, long fiber-reinforced thermoplastic resin composite and methods of producing them

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246254A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Toyo Denso Co Ltd 巻線装置
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