JPH10277974A - パラレルメカニズムアクチュエータ - Google Patents

パラレルメカニズムアクチュエータ

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JPH10277974A
JPH10277974A JP8935697A JP8935697A JPH10277974A JP H10277974 A JPH10277974 A JP H10277974A JP 8935697 A JP8935697 A JP 8935697A JP 8935697 A JP8935697 A JP 8935697A JP H10277974 A JPH10277974 A JP H10277974A
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JP8935697A
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Eizou Nishimura
営三 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物体を空間内で6自由度移動させるパラレルメ
カニズムアクチュエータのアクチュエータの軽量化、コ
ンパクト化等を図る。 【解決手段】原点oに対して位置を固定して設けた5つ
の支持点A〜Eと、物体1に対して位置を固定して設け
た5つの被支持点a〜eと、対応する支持点A〜Eと被
支持点a〜eとの距離をそれぞれ任意に設定できる5つ
の距離設定手段L1〜L5と、物体1が目標位置および
姿勢となる対応する支持点A〜Eと被支持点a〜eとの
各目標距離CAL(aA)〜CAL(eE)を計算する演算手段2と、
対応する支持点と被支持点との実距離REAL(aA)〜REAL(e
E)が、前記演算手段2により計算した目標距離CAL(aA)
〜CAL(eE)となるように前記距離設定手段L1〜L5を
制御する制御手段31〜35とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体を6自由度で
空間移動させるアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】物体の位置および姿勢を空間内で自在に
移動させるアクチュエータの機構として、伸縮可能なリ
ンクを並列に6本備えた6自由度パラレルメカニズム
が、近年盛んに研究、実施されている。なお、前述した
位置とは、例えば空間の原点に設けられたx、y、z軸
それぞれの座標で表わすことができるもので、姿勢とは
例えば、前記x、y、z軸回りのそれぞれの回転角度で
表わすことができるものである。また、6自由度とは、
位置に関して前記x、y、z軸方向への直線移動の3自
由度と、姿勢に関してのx、y、z軸回りの回転移動の
3自由度とを総称したものである。
【0003】このような6自由度パラレルメカニズム
は、通常、物体を目標に動かすアクチュエータとして用
いられている。また、その長所として、負荷が各リンク
に分散されるので大きな外力に耐え得ること、各リンク
の長さの誤差が蓄積されないため、物体を精度良く目標
に移動させることができる点等があるので、高負荷が作
用しかつ高精度を要求される工作機械や、高速で移動さ
せることが必要なロボットアーム等に好適に用いられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した6
自由度パラレルメカニズムを用いた物体の移動用アクチ
ュエータは、基本的にリンクが6つ必要であると考えら
れていたため、装置自体が複雑となり重量も大きくなる
という問題点があった。また、物体の姿勢を一定に保っ
たままで位置のみの3自由度を変化させればよいという
要求も多い。例えば、工作機械の加工ヘッドは、加工に
よっては一定姿勢を保っておけばよい。しかして、この
ような要求に対して上述した6自由度パラレルメカニズ
ムを用いたアクチュエータではオーバースペックとな
り、装置自体の複雑化や重量、コストの増大を招くおそ
れがある。また、X−Y−Zテーブルのようなスライド
機構を3方向に配設したシリアルメカニズム的なものも
容易に考えられるが、このようなものでは、物体の重量
やこれにかかる負荷がすべて装置の基端部分に作用する
ためにその出力が小さく制限されたり、個々のスライド
アクチュエータが積み重なるため、移動精度に劣るとい
う問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は5本の並列リンクを用いて物体を6自
由度移動させるパラレルメカニズムアクチュエータを構
成したもので、アクチュエータの軽量化、コンパクト化
等を図った全く新しいものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明によるパラレル
メカニズムアクチュエータは、物体を空間内の目標位置
および姿勢に移動させるパラレルメカニズムアクチュエ
ータであって、原点に対して位置を固定して設けた5つ
の支持点と、物体に対して位置を固定して設けた5つの
被支持点と、これら各支持点と各被支持点とをそれぞれ
対応させ、対応する支持点と被支持点との距離をそれぞ
れ任意に設定できる5つの距離設定手段と、物体が目標
位置および姿勢となる対応する支持点と被支持点との各
目標距離を計算する演算手段と、対応する支持点と被支
持点との距離が、前記演算手段により計算した目標距離
となるように前記距離設定手段を制御する制御手段とを
具備してなることを特徴とする。
【0007】特に、物体の姿勢を一定に保ったままで位
置のみを移動させるアクチュエータを、パラレルメカニ
ズムの特長を生かしつつ、複雑な機構や演算を不要にし
て簡単に構成するには、前記支持点のうち特定の3つの
支持点により形成される第1三角形と、前記被支持点の
うち特定の3つの被支持点により形成される第2三角形
とを同一形状にするとともに、これらに対応する3つの
距離設定手段により、これら特定の支持点と被支持点と
の各距離を常に同一長を保って変化させるようにしたも
のが好ましい。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1実施例を図1〜3を参照し
て説明する。本発明によるパラレルメカニズムアクチュ
エータは、物体1を空間内の目標位置および姿勢に移動
させるパラレルメカニズムアクチュエータであって、図
1に示すように、本体100に仮想的な原点oを設ける
とともに、この本体100に固定したベース12と呼ば
れるプレートに5つの支持点A、B、C、D、Eを設け
たものである。また、これらに対応させてプラットホー
ム11と呼ばれるプレートに5つの被支持点a、b、
c、d、eを設け、距離設定手段たる伸縮リンクL1〜
L5によりこれらをそれぞれ連結している。さらに、こ
れら伸縮リンクL1〜L5をそれぞれ指令された長さに
伸縮駆動する制御手段たるローカルサーボコントローラ
31〜35(図2に示す)と、本体100内に伸縮リン
クの長さを計算する演算手段たるマイクロコンピュータ
装置2(以下マイコン2という)とを配設している。
【0009】具体的に各部を以下に説明する。プラット
ホームは、図1に示すように移動させるべき物体1を保
持するもので、例えば工作機械に本実施例を適用した場
合には物体1たる加工ヘッドを、また、ロボットアーム
に適用した場合には物体1たるハンドをこのプラットホ
ームに取着する。もちろんこの他種々の適用例があるの
はいうまでもない。
【0010】伸縮リンクL1〜L5は、図2に示すよう
に例えば直動型の電動シリンダタイプのもので、内部に
電動モータ51〜55を有し、ねじ送り機構61〜65
を利用して電動モータ51〜55の正逆回転をシリンダ
ヘッドの進退動作とする一般的に広く知られたものであ
る。本実施例においては、さらにリニアポテンショ41
〜45をそれぞれに内蔵させ、これら伸縮リンクL1〜
L5の実長REAL(aA)〜REAL(eE)に相当する電圧信号a1
〜a5をそれぞれ出力させている。また、各被支持点a
〜eおよび各支持点A〜Eと伸縮リンクL1〜L5との
連結には、ボールジョイントあるいはユニバーサルジョ
イント等の球対偶軸受たる自在継手を用いており、伸縮
リンクL1〜L5を、各検出点a〜eおよび各基準点A
〜Eにそれぞれ任意の方向に自在に回動できるように枢
支させている。
【0011】ローカルサーボコントローラ31〜35
は、例えば伸縮リンクL1〜L5に内蔵させたもので、
各伸縮リンクL1〜L5の目標長CAL(aA)〜CAL(eE)に相
当する指令信号d1〜d5を与えられると、その長さと
なるようにリニアポテンショ41〜45からの電圧信号
a1〜a5を検出しつつ、それぞれフィードバック制御
を行うものである。また、伸縮リンクL1〜L5が目標
長CAL(aA)〜CAL(eE)になったと判断すると、制御終了信
号c1〜c5をそれぞれ出力するものである。
【0012】マイコン2は、CPU23、メモリ24、
入力インタフェース21、出力インタフェース22等を
備えたそれ自体すでに一般的に知られているものであ
る。入力インタフェース21には少なくともローカルサ
ーボコントローラ31〜35からの各制御終了信号c1
〜c5を入力している。出力インタフェース21からは
伸縮リンクL1〜L5の目標長CAL(aA)〜CAL(eE)に相当
する指令信号d1〜d5を、ローカルサーボコントロー
ラ31〜35にそれぞれ出力するようにしている。ま
た、その作用は予めメモリ24に記憶させたソフトウェ
アにより決められる。
【0013】次にこのマイコン2のソフトウェアのフロ
ーチャート(図3)に基づいて以下に具体的に本実施例
の作用を説明する。まず、ステップS1において、物体
1の最終的な目標移動位置および姿勢と、それに至るま
での物体1の途中軌道が与えられる。次にステップS2
において、物体1の現在位置および姿勢から目標軌道に
沿って微少移動した一時目標位置および姿勢を算出す
る。
【0014】次にステップS3において、一時目標位置
および姿勢に基づいて目標となる各伸縮リンク長CAL(a
A)〜CAL(eE)をそれぞれ算出し、ローカルサーボコント
ローラ31〜35に目標値として与える。次にステップ
S4では、各伸縮リンクL1〜L5が目標長CAL(aA)〜C
AL(eE)となったかどうかを制御終了信号c1〜c5から
判断し、全ての伸縮リンクL1〜L5が目標長CAL(aA)
〜CAL(eE)となった時点でステップS5に進む。
【0015】ステップS5では、物体1の現在位置およ
び姿勢を前記一時目標位置および姿勢に等しく更新して
ステップS6に進む。ステップS6では、物体1の現在
位置および姿勢が、最終的な目標移動位置および姿勢か
どうかを判断する。そして、物体1の現在位置および姿
勢が、最終的な目標移動位置および姿勢であれば終了
し、違えば再びステップS2に戻る。
【0016】このようにして、本実施例によるアクチュ
エータは、各伸縮リンクL1〜L5を伸縮させて、与え
られた目標位置および姿勢に物体1を移動させる。した
がって、上述した構成の本実施例によれば、物体1の位
置および姿勢を、従来できないと考えられていた5本の
伸縮リンクL1〜L5によって設定することが可能とな
るため、アクチュエータの機構の簡単化や重量の軽量化
を図れるという格別の効果を奏する。また、演算も5本
の伸縮リンクL1〜L5に対して行えばよいので6本の
場合より簡単になる。もちろんパラレルメカニズムの特
長をも生かしているので、その移動精度や耐負荷性等が
良好であることは言うまでもない。
【0017】次に第2実施例としてソフトウェアの一部
変更により、物体1の移動を、その姿勢を一定に保って
行う場合を図4〜6を参照して説明する。なお、構成部
材の変更はないため、各部材の符号は第1実施例と同様
に付すことにし、構成に関する説明も省略する。ただ
し、本実施例においては、支持点A、B、Cを特定支持
点、また被支持点a、b、cを特定被支持点とし、これ
らによって形成される第1三角形たる△ABCと第2三
角形たる△abcとを同一形状となるようにしている。
【0018】本実施例は、第1実施例と全く同じ構成
で、伸縮リンクL1〜L3の各長さを互いに等しく保ち
つつ変化させるようにしたものである。このようにすれ
ば、第1三角形たる△ABCと第2三角形たる△abc
とを同一形状となるように配置しているので、図4に示
すように伸縮リンクL1〜L3が平行リンク機構を構成
し、プラットホーム11あるいはこれに保持される物体
1が常に平行移動、すなわち姿勢を一定に保って移動す
ることになる。
【0019】具体的に伸縮リンクL1〜L3の各長さを
互いに等しく保ちつつ変化させる方法を、図5に示すソ
フトウェアのフローチャートを参照して説明する。ま
ず、ステップS11において、物体1の最終的な目標移
動位置と、それに至るまでの物体1の途中軌道が与えら
れる。本実施例においては、物体1の姿勢を一定に保つ
ようにするため、演算、制御の対象を物体1の位置のみ
にしている。
【0020】次にステップS12において、物体1の現
在位置から目標軌道に沿って微少移動させた一時目標位
置を算出する。次にステップS13において、一時目標
位置に基づいて目標となる伸縮リンク長CAL(cC)〜CAL(e
E)をそれぞれ算出する。また、CAL(aA)、CAL(bB)はCAL
(cC)に等しく設定する。そして、これら目標長CAL(aA)
〜CAL(eE)をローカルサーボコントローラ31〜35に
それぞれ与える。
【0021】次にステップS14では、各伸縮リンクL
1〜L5が目標長CAL(aA)〜CAL(eE)となったかどうかを
制御終了信号c1〜c5から判断し、全ての伸縮リンク
L1〜L5が目標長CAL(aA)〜CAL(eE)となった時点でス
テップS15に進む。ステップS15では、物体1の現
在位置を、前記一時目標位置に等しく更新してステップ
S16に進む。
【0022】ステップS16では、物体1の現在位置
が、最終的な目標移動位置かどうかを判断する。そし
て、物体1の現在位置が、最終的な目標移動位置でなけ
れば再びステップS2に戻り、同一の場合は制御を終了
する。このように、本実施例によれば、第1三角形たる
△ABCと第2三角形たる△abcとを同一形状となる
ように配置し、伸縮リンクL1〜L3の各長さを互いに
等しく保ちつつ変化させるという簡単な構成で、パラレ
ルメカニズムの特長を生かしつつ、物体1をその姿勢を
一定に保って移動させることができる。しかも、本実施
例では、必要な計算が、物体1の位置と、3本の目標リ
ンク長CAL(cC)〜CAL(eE)という非常に少なく簡単なもの
となり、その演算速度が飛躍的に向上する。したがっ
て、物体1をさらに高速移動させることや、あるいはマ
イコン2を安価に構成することもできるようになる。こ
のことは、例えば、6本の伸縮リンクを並列に有する従
来のパラレルメカニズムアクチュエータと比較すればそ
の効果がより明確となる。つまり、この構成でも物体の
姿勢を一定に保ちつつ移動させることができるが、その
場合、常に物体の姿勢を保つための計算をしなければな
らないし、また常に6本の目標リンク長を計算しなけれ
ばならない。したがって、演算が複雑となるし、機構も
6本の伸縮リンクを有するなどオーバースペックなもの
となる。
【0023】なお、本実施例でも、ソフトウェアの変更
で第1実施例と同じように物体1の位置姿勢を変化させ
得るアクチュエータとすることも可能である。また、伸
縮リンクL1〜L3が確実に平行を保つように、図6に
示すとおり、伸縮リンクL1〜L3の中間部位を、△A
BCと同一形状で平行をなすように設けた補助リンクL
S1〜LS3により、それぞれ球対偶軸受を用いて連結
してもよい。
【0024】さらに、第1、第2実施例においては、伸
縮リンクにシリンダ機構を採用していたが、この伸縮リ
ンクを複数本のアームを屈曲可能な関節を介して直列に
連結したものにし、これらを屈曲させることで伸縮させ
てもよい。また、シリンダも電動シリンダを用いてその
長さをローカルフィードバックループにより制御してい
たが、電動モータにステッピングモータを用いて開ルー
プ的に制御してもよい。この場合ステッピングモータの
ドライバが制御手段に相当するものになる。もちろん、
シリンダは電動シリンダに限らず、油圧や空気圧を利用
しても本発明と同様の効果を奏するものである。さら
に、ローカルサーボコントローラをマイコン内に一体に
設けてもよいし、その場合ソフトウェアでローカルサー
ボコントローラと同等の機能を構成しても構わない。ま
た、ソフトウェアも適用装置によって種々変更されるの
は言うまでもない。
【0025】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され以下に記載されるような効果を奏する。本発明
は物体を目標となる位置および姿勢に移動させるべく、
原点に対して位置を固定して設けた5つの支持点と、物
体に対して位置を固定して設けた5つの被支持点と、こ
れら各支持点と各被支持点とを対応させ、対応する支持
点と被支持点との距離をそれぞれ任意に設定できる5つ
の距離設定手段と、物体が目標位置および姿勢となる対
応する支持点と被支持点との各目標距離を計算する演算
手段と、対応する支持点と被支持点との距離が、前記演
算手段により計算した目標距離となるように前記距離設
定手段を制御する制御手段とから構成したパラレルメカ
ニズムアクチュエータである。したがって本発明によれ
ば、6自由度パラレルメカニズムの特長を生かしつつ、
距離設定手段を5つにすることにより、アクチュエータ
の軽量化、コンパクト化、さらには演算の簡単化に寄与
するという格別の効果を奏する。
【0027】また、前記支持点のうち特定の3つの支持
点により形成される第1三角形と、前記被支持点のうち
特定の3つの被支持点により形成される第2三角形とを
同一形状にするとともに、これらに対応する3つの距離
設定手段により、これら特定の支持点と被支持点との各
距離を常に同一長を保って変化させるようにしたもので
あれば、物体の姿勢を一定に保ったままで位置のみを移
動させるアクチュエータを、パラレルメカニズムの特長
を生かしつつ、複雑な機構や演算を不要にして簡単で安
価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すパラレルメカニズム
アクチュエータの全体図。
【図2】同実施例の配線等を示す模式図。
【図3】同実施例のマイコンの動作を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の第2実施例を示すパラレルメカニズム
アクチュエータの概略図。
【図5】同実施例のマイコンの動作を示すフローチャー
ト。
【図6】同実施例の変形図。
【符号の説明】
1・・・物体 2・・・演算手段(マイコン) 3・・・制御手段(ローカルサーボコントローラ) L1〜L5・・・距離設定手段(伸縮リンク) o・・・原点 A〜E・・・支持点 a〜e・・・被支持点 REAL(aA)〜REAL(eE)・・・実距離 CAL(aA)〜CAL(eE)・・・目標距離 △ABC・・・第1三角形 △abc・・・第2三角形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H02K 7/06 G05B 19/18 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体を空間内の目標位置および姿勢に移動
    させるパラレルメカニズムアクチュエータであって、 原点に対して位置を固定して設けた5つの支持点と、 物体に対して位置を固定して設けた5つの被支持点と、 これら各支持点と被支持点とをそれぞれ対応させ、対応
    する支持点と被支持点との距離をそれぞれ任意に設定で
    きる5つの距離設定手段と、 物体が目標位置および姿勢となる対応する支持点と被支
    持点との各目標距離を計算する演算手段と、 対応する支持点と被支持点との実距離が、前記演算手段
    により計算した目標距離となるように前記距離設定手段
    を制御する制御手段とを具備してなることを特徴とする
    パラレルメカニズムアクチュエータ。
  2. 【請求項2】前記支持点のうち特定の3つの支持点によ
    り形成される第1三角形と、前記被支持点のうち特定の
    3つの被支持点により形成される第2三角形とを同一形
    状にするとともに、これらに対応する3つの距離設定手
    段により、これら特定の支持点と被支持点との各距離を
    常に同一長を保って変化させるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のパラレルメカニズムアクチュエー
    タ。
JP8935697A 1997-04-08 1997-04-08 パラレルメカニズムアクチュエータ Pending JPH10277974A (ja)

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