JPH10277153A - 薬液入り注入器具 - Google Patents

薬液入り注入器具

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JPH10277153A
JPH10277153A JP9086574A JP8657497A JPH10277153A JP H10277153 A JPH10277153 A JP H10277153A JP 9086574 A JP9086574 A JP 9086574A JP 8657497 A JP8657497 A JP 8657497A JP H10277153 A JPH10277153 A JP H10277153A
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JP
Japan
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cylinder
plunger
injection
needle holder
piston
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Withdrawn
Application number
JP9086574A
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English (en)
Inventor
Akira Abe
章 阿部
Yohei Sudo
陽平 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31525Dosing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/24Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ピストンとシリンダとにより囲まれた密封空
間への薬液吸入量、薬液注入量、薬液残量を容易かつ正
確に識別することができる薬液入り注入器具。 【解決手段】 フランジ16を有するシリンダ1にプラ
ンジャ25のピストン21が液密を保って往復動可能に
嵌挿され、そしてシリンダとピストンにより囲まれた密
封空間20に薬液を封入して、シリンダ先端に連通針ホ
ルダ5を摺動可能かつロック可能に嵌挿するか又はシリ
ンダの一端に注入針ホルダを有する連通針ホルダを摺動
可能に嵌挿し、かつの密封空間に封入された封入薬液に
加えて更に吸入すべき別の薬液類の適正吸入量、薬液注
入量、薬液残量を識別するための表示部36〜43がプ
ランジャの軸線上に所定の間隔を保って設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注入器具のシリン
ダに容量目盛りを必要としないシリンダの密封空間に所
定量の薬液を無菌封入し、使用するまでその状態で流
通、保管するための薬液入り注入器具に関し、更に詳し
くは密封空間に既に封入されている薬液に加えて更に別
の薬液類を吸入せしめる際、その適正吸入量、薬液の注
入量、薬液残量などを誤読することなく容易かつ的確に
識別し得るようにした薬液入り注入器具および無菌包装
された薬液入り注入器具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の注入器具は、シリンダ先端にキ
ャップを装着した注入針取り付け部を設け、該注入針取
り付け部とシリンダ後端から往復動可能に嵌装したピス
トンロッドのピストンとの間に密封空間を作り、この密
封空間にあらかじめ所定量の薬液を封入しておき、使用
に際してはキャップを外し注入針取り付け部に注入針を
取り付け、そのまま被注入部位へ薬液を注入するもので
あった。それ故、このような注入器具は、そのシリンダ
内面すなわち、ピストン及び薬液が接している部分につ
いては流通、保管の過程から使用開始まで滅菌状態が保
たれるように考慮されていたが、ピストンの後方部分に
ついては何ら滅菌状態を保つことは考慮されておらず、
単に製品包装されているに過ぎなかった。
【0003】このような注入器具においては、あらかじ
め封入された薬液のみがそのまま被注入部位へ注入され
る使用形態ばかりでなく、例えば注入を円滑にすると
か、あるいはその他種々の理由により被注入部位へ他の
薬液を注入した後、上記の薬液を注入する場合がある。
このような場合は、シリンダからピストンロッドを引き
抜きピストンを可動せしめて密封空間を減圧させること
により注入針を通してシリンダの密封空間に封入されて
いる薬液に加え、更に別の薬液類たとえば麻酔薬を所定
量シリンダに吸入せしめ、被注入部位へ麻酔薬を注入
し、引き続いて密封空間内の封入薬液を注入する。
【0004】この場合、注入器具の使用のため、密封空
間に封入されている封入薬液部分は密封状態を維持され
たままであるが、ピストンの大気側およびそれに対応す
るシリンダ内面は外気と接触していたため、それらの表
面に種々の病原菌やウイルスが付着するおそれがある。
従って、別の薬液類吸入のために、ピストンが上記の病
原菌やウイルスの付着面のところまで可動せしめられた
場合、封入薬液がシリンダ内面に付着されている病原菌
などにより汚染されてしまう致命的な問題と、更に別の
薬液類の吸入のための適正量の識別が難しいという問題
があった。
【0005】このため、従来においては、例えば実開平
6−66692号公報に示されるように、シリンダに往
復動可能に嵌挿したピストンロッドの先端に設けたピス
トンとシリンダとにより囲まれた密封空間にあらかじめ
薬液が封入されかつその薬液の封入状態においてシリン
ダの所定位置に置かれたピストンの先端と後端との間の
ある範囲の狭い範囲であるシリンダからピストンの引き
抜き限度位置を示す細線表示をシリンダ表面に付設し、
この細線表示を目安としてピストンロッドをシリンダか
ら引き出す薬液入り注射具が提案された。
【0006】このような注射具によれば、使用に際し
て、注射針取り付け部に装着したキャップを外し、該注
射針取り付け部に注射針を取り付け、あらかじめ封入せ
しめた薬液に加えて、更に別の薬液類をシリンダ内に吸
入する場合、ピストンの先端が上記の細線表示を越えな
いようにピストンロッドをシリンダから引き出せば、封
入していた薬液は、所定位置に置かれていたピストンの
後端を越えてシリンダ内面に接触することがないので、
注射具の密封包装を開封し、大気側のシリンダ内面に病
原菌等が付着されることがあっても薬液汚染の問題は解
消されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな注射具では、ピストンの移動位置の限度を表示する
ために成型後のシリンダ表面に対して細線表示を印刷等
の手段によって後加工により表示しなければならず、し
かも表示はピストンの先端位置を読み取る方法であるた
め、でき得る限り注射針に近接した位置に付設する必要
があることから、付設場所が限定されてしまうことにな
る。
【0008】そしてまた、シリンダ表面には密封空間に
封入した例えば薬液名とかその他種々の記載対象物を印
刷しなければならず、特に小さなシリンダ表面に記載対
象物を多量に印刷する必要が生じた場合には、既に付設
してある細線表示が邪魔になって記載対象物の配置を決
めるのに苦慮するばかりでなく、多量の記載対象物によ
って細線表示の識別が困難となり、誤読を招くおそれが
ある。
【0009】本発明者らは、このような種々の問題点を
解消するために鋭意研究の結果、シリンダとピストンに
よって囲まれた密封空間にあらかじめ封入された薬液に
加えて、更に別の薬液類をシリンダへ吸入せしめる必要
が生じた場合、その薬液類の吸入の適正量の識別と、被
注入部位への注入量の識別と、密封空間内の薬液残量を
極めて容易かつ確実に識別することができる極めて安全
性の高い薬液入り注入器具を開発することに成功した。
【0010】すなわち、本発明は、フランジを有するシ
リンダに液密を保って往復動可能に嵌挿したピストンの
プランジャに対して薬液類の吸入量の識別、注入量の識
別、薬液残量の識別機能を持った表示部を設けることに
よって、それらの識別を誤認識することなく容易かつ正
確に認識が行え、しかも多量の記載対象物を小さなシリ
ンダ表面へ印刷する場合にも邪魔になることのない表示
部を提供でき、かつまた、そのような表示部は後加工に
よる加工を必要とせず、安価に提供し得ることのできる
薬液入り注入器具およびその無菌包装された薬液入り注
射器具を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、フランジを有
するシリンダにプランジャのピストンが液密を保って往
復動可能に嵌挿され、そして該シリンダとピストンによ
り囲まれた密封空間に薬液が封入されるようにしたもの
において、上記シリンダ先端に連通針ホルダを摺動可能
かつロック可能に嵌挿するか又は上記シリンダの一端に
注入針ホルダを有する連通針ホルダを摺動可能に嵌挿入
し、かつ上記の密封空間に封入された封入薬液に加えて
更に吸入すべき別の薬液類の適正吸入量、薬液注入量、
薬液残量を識別するための表示部がプランジャの軸線上
に所定の間隔を保って設けられると共に表示部の1つが
フランジ端部の位置に保持できることを特徴とする薬液
入り注入器具に関するものである。
【0012】更に本発明はフランジを有するシリンダと
プランジャ構成のピストンが液密を保って往復動可能に
嵌挿され、そして該シリンダとピストンにより囲まれた
密封空間に薬液が封入されるようにしたものにおいて、
上記シリンダ先端に連通針ホルダを摺動可能かつロック
可能に嵌挿するか又は上記シリンダの一端に注入針ホル
ダを有する連通針ホルダを摺動可能に嵌挿入し、かつ上
記の密封空間に封入された封入薬液に加えて更に吸入す
べき別の薬液類の適正吸入量、薬液注入量、薬液残量を
識別するための表示部がプランジャの軸線上に所定の間
隔を保って設けられるとともに、当該表示部の1つがシ
リンダにおけるフランジ端部の位置に維持できる薬液入
り注入器具を無菌的に密封袋で密封したことを特徴とす
る無菌包装された薬液入り注入器具に関するものであ
る。
【0013】更に本発明は、プランジャの表示部が、突
起、目盛り、点、線、矢印、図形その他これに類する表
示である薬液入り注入器具に関し、プランジャは断面形
状が十字状に形成され、その十字状ブレードの1つもし
くは複数に表示部を設けた薬液入り注入器具に関し、か
つ、プランジャの表示部が、該プランジャの軸線方向に
一定の間隔を保って設けられた環状突起である薬液入り
注入器具に関するものである。
【0014】更にまた本発明は、一定の間隔を保って設
けられた環状突起が、プランジャの十字状ブレードに跨
がって設けられている薬液入り注入器具に関し、かつ環
状突起は輪郭が円形状をなし、これらの環状突起がプラ
ンジャの軸線上に一定間隔を保って配置されている薬液
入り注入器具に関するものである。更に本発明は、輪郭
が円形状をなす環状突起がシリンダ内径よりも僅かに小
径に形成されている薬液入り注入器具に関するものであ
る。
【0015】更に本発明は、連通針ホルダは合成樹脂材
料によりスリーブと注射針ホルダと連通用針とを有する
構造に一体成形され、かつ上記スリーブがシリンダに摺
動可能かつロック可能に取り付けられ、該スリーブがシ
リンダにロックされたとき連通用針の内端が密封キャッ
プの密封面を貫通する薬液入り注入器具に関するもので
ある。
【0016】
【発明の実施の態様】以下に図面を参照しながら本発明
の実施例について説明するが、本発明は何らこれらによ
って限定されるものではない。図1に示す薬液入り注入
器具において1は透明ガラス製のシリンダであり、図2
および図3に示すように、その口部2には連通用ゴム栓
3を一体化したアルミ製の密封キャップ4が装着してあ
る。上記の口部2を包囲して合成樹脂材料からなる連通
針ホルダ5がシリンダ1の軸線方向に沿って摺動可能に
嵌挿してある。
【0017】連通針ホルダ5は図2に示すようにスリー
ブ6と注入針ホルダ7とを一体に有し、該注入針ホルダ
7にはその中心部に連通用針8が一体に設けてある。こ
の連通用針8の内端部は尖鋭状に形成され、連通用ゴム
栓3をスムースに貫通する。注入針ホルダ7には使用時
の形態において通常の注入針(図示せず)が嵌め込ま
れ、連通用針8と連通され、薬液が注入または吸引され
る。
【0018】上記の注入針ホルダ7の根元部に位置し
て、それ自体に凹状の切り込みを入れることによって先
端がフック状をした弾力爪片9を持った係止片10が形
成され、例えば薬液の注入に際してスリーブ6をシリン
ダ1の細線11のところまで移動させて押し込んだと
き、弾力爪片9が密封キャップ4を乗り越えてその開口
縁12に係止されると共に連通用針8が連通用ゴム栓3
を貫通し、シリンダ1内と連通される。従って、カバー
キャップ13を取り外し、注入針ホルダ7の連通用針8
に注入針を嵌め込めば、シリンダ1内と連通される。
【0019】カバーキャップ13は、通常の場合は、注
入針ホルダ7に着脱可能に装着され、連通用針8は密閉
されて無菌性を維持できる。この状態の場合、連通用針
8はシリンダ1の口部2から離れた位置にセットされて
いるため、該口部2は上記の連通用ゴム栓3はを有する
密封キャップ4によって密閉されるが、使用時には該密
封面は連通用針8によって簡単に貫通される。連通用ゴ
ム栓3の密封手段としては、液密性でかつ簡単に貫通す
ることのできる適宜のゴム質の膜材料が使用される。
【0020】連通針ホルダ5は図3に示すように構成し
てもよい。すなわち、スリーブ6はシリンダ1の口部2
に摺動可能に嵌め込まれていて、摩擦接触により任意の
位置に保持される。スリーブ6と一体の注入針ホルダ7
にはその中心部に連通用針8が設けてあり、該連通用針
8の内端はスリーブ6内に突出され、その突出端部は尖
鋭状に形成され、連通用ゴム栓3をスムースに貫通す
る。上記のスリーブ6とシリンダ1とは若干の摩擦抵抗
を有して、相対的に摺動するように嵌挿されているた
め、スリーブ6は摺動せしめた後シリンダ1の任意の位
置に保持せしめることができる。
【0021】前記シリンダ1の口部2と反対側の開口端
縁はストッパ15に成形してあり、該ストッパ15には
シリンダ1に嵌挿したフランジ16の係合段部17が係
合される。上記のフランジ16は、円形状に形成されて
いて、その開口面側はフラットに形成され、それとは反
対側面は滑り止めのための複数本の凸条が付設してあ
り、しかもフランジ16端部の基準面18を備えてい
る。この基準面18は後で説明するプランジャの表示部
の1つと位置合わせされ、密封空間20内への薬液の吸
入量、密封空間20内の薬液量、密封空間20内の薬液
残量などを容易かつ的確に識別し得ることになる。
【0022】上記の基準面18は本発明によれば、フラ
ンジ16をシリンダ1に装着することにより自動的に形
成されるため、シリンダ成形後に該シリンダ側に基準面
を付設するための後加工をいっさい必要としないもので
あり、シリンダ1側に印刷とか焼付けなどによる特別の
加工を必要とせずに表示しうるものである。また、本発
明によれば、シリンダ1とフランジ16を別体とせず、
シリンダ成形時に上記のごとき構造のフランジを一体に
成形することも勿論可能であり、このように一体成形の
場合には装着作業などが省略される。
【0023】上記のシリンダ1には例えばブチルゴムか
らなるピストン21が往復動可能に嵌め込んであり、該
ピストン21にはその周面に軸線方向に所望の間隔を保
って環状凸条22が本例の場合3個設けてあって、これ
らの環状凸条22はシリンダ1の内面に弾力性を保って
密接され、液密が保持せしめてある。従って、ピストン
21とシリンダ1とにより囲まれた密封空間20は完全
に外気と遮断された気密状態となり、しかも、この密封
空間20内には予め決められた量の所望薬液が封入され
る。
【0024】上記のピストン21はシリンダ1の軸線方
向に沿ってある決められた範囲内においてのみ密封空間
20内を往復動せしめられ、密封空間20に封入された
薬液を被注入部位へ注入したり、また、密封空間20に
別の薬液類を吸入せしめたりすることができる。尚、上
記のシリンダ1は適宜その内面をシリコン樹脂によりコ
ーテイング処理を施し、密封空間20に無菌化された薬
液を充填し、連通用ゴム栓3を有する密封キャップ4で
口部2を密封する。
【0025】上記のピストン21は合成樹脂製の材料か
らなるプランジャ25の一方の端部に例えばねじ込み
(図4)あるいはその他これに類する手段により着脱可
能に取り付けてある。プランジャ25の他方の端部は摘
み26に形成され、シリンダ1に別の薬液を吸入する場
合には摘み26とフランジ16とを利用してプランジャ
25をシリンダ1の軸線方向に移動せしめて密封空間2
0内を吸引状態とし、例えばバイアル壜から注入針を介
して容易に吸入せしめることができる。プランジャ25
は図6及び図7に示されるように断面が十字状に形成さ
れ、十字状ブレード27、28、29及び30は全て同
じ長さに形成してある。
【0026】上記の如く所定の形状、構造として形成さ
れた注入器具は、例えばプランジャ25、シリンダ1、
連通針ホルダ5、カバーキャップ13、フランジ16な
どの個々の部品において、例えば樹脂性材料から成形さ
れる部品についてはγ照射滅菌処理を行って無菌化した
後、無菌的に密封袋35で密封包装し、またガラス材料
から成形される部品や熱的に安定なゴム性材料から成形
される部品については洗浄、加熱滅菌処理を行って無菌
化すればよい。
【0027】次いで、このように無菌化された各部品
は、無菌化された無菌室内において、例えば図1および
図5に示す形態の構造のものとして組み立てて製造され
る。また、場合によっては、注入器具を予め組み立てて
おき、これを上記に説明した無菌室にて無菌処理を施す
ことも勿論可能である。更に、無菌室内において得られ
た注入器具は、密封袋35により無菌的に包装され、保
管、運搬など使用に供されるまで、この状態で保持され
る。
【0028】上記プランジャ25の軸線方向には一定間
隔を保って表示部である環状突起36、37、38、3
9、40、41、42及び43が一体に成形してある。
これらの環状突起、例えば環状突起36は図6および図
7から明らかなように、十字状ブレード27〜30に跨
がって形成され、その輪郭は全体として円形状になって
いる。環状突起36はその外径がブレード27〜30の
全長より若干小さいか、または同等径に形成してあり、
少なくともシリンダ1の内径よりも僅かに小径に形成さ
れる。環状突起36と同様の構造に環状突起37〜43
も形成してあり、従って、プランジャ25の往復動に際
し、環状突起36〜43の外周面がシリンダ1の内周面
と摩擦接触することはない。
【0029】上記の表示部は外郭が円形状をなす環状突
起36〜43を同形状に形成した場合を説明したが、こ
れらの環状突起36〜43を交互に形状を変えることも
できる。例えば、環状突起37、39、41及び43の
外郭形状を角形状に形成し、環状突起36、38、40
及び42を円形状に形成する。
【0030】更にまた、例えば環状突起37を図8に示
すように、ブレード27、28、29及び30に跨がっ
て形成し、しかもブレード27〜30の全長よりも僅か
に小径または同長にし、そして、相隣り合うブレード2
7と28、28と29、29と30及び30と27を結
ぶ稜線を斜めにカッテイングして、その輪郭を全体とし
て角形状に形成する。同様に環状突起39、41及び4
3も上記の環状突起37と同構造に形成してある。上記
のことから容易に理解されるように、プランジャ25は
それ自体の軸線上において輪郭形状が異なる2種類の表
示部が形成されることになり、識別がより容易となる。
【0031】上記の説明から明らかな如く、環状突起3
6〜43は十字状ブレード27〜30間に環状に形成さ
れ、しかも適宜の肉厚たとえば1mmの厚みに形成さ
れ、その輪郭はプランジャ25に対して直交し全体とし
て円形状になっている。また、十字状ブレード27〜3
0間に形成された環状突起37、39、41及び43の
肉厚も適宜たとえば1mmの厚さに形成する。上記の環
状突起36〜43は、その中心部、その前端部またはそ
の後端部の適宜な部分を選択した表示部とすればよい。
そのような表示部として本例の場合、環状突起の後端部
が選択してある。表示部は前記の基準面18に合致さ
れ、薬液の量が外部から確認できる。
【0032】上記の環状突起36〜43は、図6及び図
7に示すように同一の肉厚および輪郭であることが好ま
しいが、図8に示すように輪郭、さらにはそれ自体の肉
厚を変えれば外観的に一目暸然に異なる識別表示とする
ことによって極めて容易に判別することができ、誤読の
ない表示目盛りとしての機能を営むことができ、さらに
適宜突起、目盛、点、線、矢印、図形その他これに属す
る表示となし得る。
【0033】本例においての量的目安としては、図4に
例示する如くプランジャ端部と環状突起43の後端部と
の間隔Aが0.5ml、環状突起43の後端部と環状突
起41の後端部との間隔Bが1.0ml、環状突起41
の後端部と環状突起39の後端部との間隔Cが1.0m
lとなるようにそれぞれ設定し、これらの表示部を前記
の基準面18に合致せしめることにより、密封空間20
への薬液類の吸入量、薬液の注出量、薬液の残量をシリ
ンダとは全く無関係の位置で識別し得る。
【0034】滅菌下において前記の密封空間にあらかじ
め決められた量の薬液が封入されたとき、ピストン21
の後端面21aと密封空間20との密封範囲が決定され
る。すなわち、従来手段ではピストン21の後端面21
aとシリンダ1内面との密封位置45がシリンダ1の密
封空間22の限度位置、いわゆる密封位置45にピスト
ン21の先端密封面21bが移動された時点が、ピスト
ンの引き出し限度位置となり、密封空間20も最大とな
り、それ以降のピストン21の大気側への移動は行え
ず、先端密封面21bが密封位置45のところで停止す
ることによってのみ、外部的要因による密封空間20内
の薬液汚染が防止される。
【0035】これに対し、本発明では、ピストン21の
先端密封面21bと密封位置45との範囲に関係なく前
記の表示部の間隔を選択すれば、それに対応して密封空
間20への薬液吸入量、薬液の注入量、薬液の残量を基
準面18と表示部36〜43とにより任意に選択するこ
とができ、そして、それらの量を容易に識別することが
できる。上記の表示部36〜43はプランジャ25の成
形時に一体に形成されるため、表示部36〜43をプラ
ンジャ25の成型後に後加工により形成する必要はな
く、しかも一体成形であるため、量産も可能となる。従
って、例えば薬液入り器具において薬液が無菌充填され
た形状ではフランジ16のフランジ端部を基準面18と
して表示部39の位置に保持したものが挙げられる。
【0036】さて、上記注入器具の作用について説明す
ると、当該注入器具は図5に示すように密封袋35によ
り滅菌包装された状態であるため、使用に際しては密封
袋35を開封して注入器具を取り出し、図9に示すよう
に右手で注入器具の摘み26側を持ち、左手の指先で連
通針ホルダ5側を持ち、互いに近ずく矢印方向に作用力
を加える。すなわち、連通針ホルダ5のスリーブ6をシ
リンダ1の軸線方向に沿って細線11のところまで可動
すると、弾性爪片9が密封キャップ4を乗り越え、その
開口縁12に係止される。それ故、連通針ホルダ5はシ
リンダ1上でロックされ、連通用針8は連通用ゴム栓3
を貫通する。
【0037】しかして、図10に示すように、カバーキ
ャップ13を取り外して注入針ホルダ7を露出せしめ
る。そこで、注入針ホルダ7に通常の注入針を嵌め込
み、連通用針8により密封キャップ4の連通用ゴム栓3
の密封面を突き破りシリンダ1内に挿入して連通状態と
する。すると、密封空間20内の薬液は注入し得る状態
にセットされる。次に、通常のようにして、被注入部位
へ注入針を刺し込みフランジ16に指先を引っ掛けて、
プランジャ25の摘み26を加圧すればピストン21が
密封空間20内を移動し、薬液が被注入部位へ注入され
る。
【0038】また、被注入部位へ封入された薬液を注入
するにあたって被注入部位の痛み等を軽減化するため、
例えば麻酔薬などの薬液類を被注入部位へ予め注入する
必要が生じた場合、シリンダ1にあらかじめ封入された
薬液に加えて、さらに別の薬液類をシリンダ1内に吸入
せしめて、該吸入せしめた薬液類を被注入部位へ注入
し、その後、引き続いて封入薬液を被注入部位へ注入す
るときは、先ずそのような薬液類の注入量を患者の症状
等に応じて適正に決定しなければならない。この場合に
前記の表示部たとえば39〜43のいずれか1つが用い
られ、例示とすれば基準面18と合致させた表示部39
の場合が挙げられる。
【0039】そのような注入量が例えば0.5mlと決
定されたならば、片手でシリンダ1を持ち、他方の手で
摘み26を引っ張って、フランジ16の基準面18に位
置合わせしたプランジャ25の表示部39から表示部4
0の後端部が上記の基準面18に合致されるところま
で、ピストン21を移動させれば、0.5mlの薬液類
が注射針を通してシリンダ1内に吸入される。このよう
に、薬液類が予め規定された量以上にまたはそれより少
なく吸入されることはなく、常に適正量の薬液類が吸入
される。
【0040】シリンダ1に規定量の薬液類が吸入せしめ
られたならば、通常のようにプランジャ25をシリンダ
1内に押し込めば、先ず注入針から新たに吸入せしめた
薬液類が被注入部位へ注入され、さらにその押し込みを
続ければ、密封空間20に封入せしめておいた所望の薬
液が被注入部位へ注入される。特に上記の場合におい
て、本例では表示位置が0.5mlの間隔で0ml〜
2.5mlの範囲に設定してあるため、この範囲内にお
ける薬液類の吸入量、注入量、薬液残量を適正に識別し
得ることになる。
【0041】そしてまた、本発明の注入器具は密封袋3
5によって無菌包装されており、かつこの範囲内におい
ては、シリンダ1の所定位置に置かれたピストン21の
後端面21aとシリンダ1の内面との密封位置45を越
えてピストン21の先端密封面21bがシリンダ1の開
口面側へ移動することが可能となるように設定されてい
るため、汚染されることなく、別の薬液類の大量の吸入
等を可能とたものである。
【0042】尚、表示部の間隔を狭くすればする程より
正確な識別表示が可能となり、また、密封範囲もシリン
ダ、ピストン及びプランジャの設計段階において薬液の
用途に応じて任意に選択すれば、吸入量、注入量を任意
に選択することができる。
【0043】更に、本発明においては、表示部36〜4
3は、肉厚をすべて同厚に形成した場合を説明したが、
例えば、表示部36の肉厚を厚く、表示部37の肉厚を
薄く、表示部38の肉厚を厚く、表示部39の肉厚を薄
く、以下同様に交互に形成しておけば、その識別がより
し易くなる。同様の効果をより高めるために、表示部3
6〜43の異なる輪郭形状に加えて、その肉厚をも変え
ることもできる。このように、必要に応じて表示部の識
別をよりし易くするために任意の形状、構造の組み合わ
せが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シリンダ
とピストンにより囲まれた密封空間に封入された薬液に
加えて、更に吸入すべき別の薬液類の適正吸入量、薬液
注入量、薬液残量を識別するための表示部が、ピストン
のプランジャの軸線上に所定の間隔を保って設けてある
ため、該表示部をシリンダ側の任意の基準面にセットす
れば、薬液類の適正吸入量、薬液注入量、薬液残量をシ
リンダ側とは無関係に容易かつ誤読せずに識別できる。
更に、表示部はシリンダ側に後加工により付設する必要
はなく、しかも、その表示部の付設位置も限定されず、
医薬品のようにシリンダの全周面は必要な記載事項を多
量に印刷することができるので、とくに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】注入器具のシリンダの一部を断面にした薬液入
り注入器具の正面図(ただし、密封袋は一点鎖線で示し
てある)である。
【図2】注入器具のシリンダの口部側に摺動可能に嵌挿
される注入針ホルダの部分を断面にした拡大断面図であ
る。
【図3】注入針ホルダの他の変形例を示すものであり、
該注入針ホルダを注入器具のシリンダの口部側に摺動可
能に嵌挿した部分を断面にした拡大断面図である。
【図4】プランジャの軸線方向に一定の間隔を保って設
けられた表示部を有しかつ先端に設けたピストンの一部
を断面にした正面図である。
【図5】本発明の注入器具の密封空間内に所望の薬液を
封入し、全体を密封袋で完全密封された薬液入り注入器
具の製品状態の斜視図である。
【図6】プランジャの軸線方向に一定の間隔を保って設
けられた表示部の一部分を拡大したプランジャの一部の
正面図である。
【図7】プランジャの軸線方向に一定の間隔を保って設
けられる表示部の変形例を示すプランジャの一部の縦断
側面図である。
【図8】プランジャの軸線方向に一定の間隔を保って設
けられる表示部の更に他の変形例を示すプランジャの一
部の縦断側面図である。
【図9】本発明の薬剤入り注入器具の使用にあたって、
該注入器具を密封装から取り出し連通針ホルダを可動せ
しめる状態の説明図である。
【図10】連通針ホルダをシリンダの軸線方向に沿って
摺動せしめ、注入針ホルダからカバーキャップを取り外
し、注入針ホルダを露出させた状態の説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 5 連通針ホルダ 6 スリーブ 7 注入針ホルダ 16 フランジ 20 密封空間 21 ピストン 25 プランジャ 27〜30 ブレード 36〜43 表示部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを有するシリンダにプランジャ
    のピストンが液密を保って往復動可能に嵌挿され、そし
    て該シリンダとピストンにより囲まれた密封空間に薬液
    が封入されるようにしたものにおいて、上記シリンダ先
    端に連通針ホルダを摺動可能かつロック可能に嵌挿する
    か又は上記シリンダの一端に注入針ホルダを有する連通
    針ホルダを摺動可能に嵌挿し、かつ上記の密封空間に封
    入された封入薬液に加えて更に吸入すべき別の薬液類の
    適正吸入量、薬液注入量、薬液残量を識別するための表
    示部がプランジャの軸線上に所定の間隔を保って設けら
    れると共に表示部の1つがフランジ端部の位置に保持で
    きることを特徴とする薬液入り注入器具。
  2. 【請求項2】 表示部が、突起、目盛り、点、線、矢
    印、図形その他これに類する表示であることを特徴とす
    る請求項1に記載の薬液入り注入器具。
  3. 【請求項3】 プランジャが断面形状として十字状に形
    成され、その十字状ブレードの1つもしくは複数に表示
    部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の薬液入り
    注入器具。
  4. 【請求項4】 表示部が、該プランジャの軸線方向に一
    定の間隔を保って設けられた環状突起であることを特徴
    とする請求項1に記載の薬液入り注入器具。
  5. 【請求項5】 一定の間隔を保って設けられた環状突起
    が、プランジャの十字状ブレードに跨がって設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の薬液入り注入器
    具。
  6. 【請求項6】 輪郭が円形状をなす環状突起が、シリン
    ダの内径よりも僅かに小径に形成されていることを特徴
    とする請求項1または5に記載の薬液入り注入器具。
  7. 【請求項7】 連通針ホルダが、合成樹脂材料によりス
    リーブと注入針ホルダと連通用針とを有する構造に一体
    成形され、上記スリーブがシリンダに摺動可能かつロッ
    ク可能に取り付けられ、該スリーブがロックされたとき
    連通用針の内端が密封キャップの密封面を貫通すること
    を特徴とする請求項1に記載の薬液入り注入器具。
  8. 【請求項8】 フランジを有するシリンダとプランジャ
    構成のピストンが液密を保って往復動可能に嵌挿され、
    そして該シリンダとピストンにより囲まれた密封空間に
    薬液が封入されるようにしたものにおいて、上記シリン
    ダ先端に連通針ホルダを摺動可能かつロック可能に嵌挿
    するか又は上記シリンダの一端に注入針ホルダを有する
    連通針ホルダを摺動可能に嵌挿し、かつ上記の密封空間
    に封入された封入薬液に加えて更に吸入すべき別の薬液
    類の適正吸入量、薬液注入量、薬液残量を識別するため
    の表示部がプランジャの軸線上に所定の間隔を保って設
    けられるとともに、当該表示部の1つがシリンダにおけ
    るフランジ端部の位置に保持できる薬液入り注入器具を
    無菌的に密封袋で密封したことを特徴とする無菌包装さ
    れた薬液入り注入器具。
  9. 【請求項9】 表示部が、突起、目盛り、点、線、矢
    印、図形その他これに類する表示であることを特徴とす
    る請求項8に記載の薬液入り注入器具。
  10. 【請求項10】 プランジャが、断面形状として十字状
    に形成され、その十字状ブレードの1つもしくは複数に
    表示部を設けたことを特徴とする請求項8に記載の薬液
    入り注入器具。
  11. 【請求項11】 表示部が、プランジャの軸線方向に一
    定の間隔を保って設けられた環状突起であることを特徴
    とする請求項8に記載の薬液入り注入器具。
  12. 【請求項12】 一定の間隔を保って設けられた環状突
    起が、プランジャの十字状ブレードに跨がって設けられ
    ていることを特徴とする請求項8に記載の薬液入り注入
    器具。
  13. 【請求項13】 輪郭が円形状をなす肉厚の環状突起
    が、シリンダの内径よりも僅かに小径に形成されている
    ことを特徴とする請求項8または12に記載の薬液入り
    注入器具。
  14. 【請求項14】 連通針ホルダが、合成樹脂材料により
    スリーブと注入針ホルダと連通用針とを有する構造に一
    体成形され、上記スリーブがシリンダに摺動可能かつロ
    ック可能に取り付けられ、該スリーブがロックされたと
    き連通用針の内端が密封キャップを貫通することを特徴
    とする請求項8に記載の薬液入り注入器具。
JP9086574A 1997-04-04 1997-04-04 薬液入り注入器具 Withdrawn JPH10277153A (ja)

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