JPH10276980A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH10276980A
JPH10276980A JP9083871A JP8387197A JPH10276980A JP H10276980 A JPH10276980 A JP H10276980A JP 9083871 A JP9083871 A JP 9083871A JP 8387197 A JP8387197 A JP 8387197A JP H10276980 A JPH10276980 A JP H10276980A
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JP
Japan
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endoscope
laser
body cavity
water supply
drainage
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JP9083871A
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English (en)
Inventor
Masaya Yoshihara
雅也 吉原
Masahiko Iida
雅彦 飯田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はシースを引き抜いて行うような体腔内
の汚水を排出させる作業が原則として不必要であり、簡
便な使用が可能であるにも拘らず、視野等の清浄効果の
高い内視鏡装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は体腔内に水を還流させるシステム
を備えた内視鏡装置において、内視鏡本体4に設けられ
た送水路を通じて体腔内に還流用水を送り込む送水装置
13と、内視鏡本体4に設けられた排水路を通じて体腔
内から還流用水を排出する排水装置15と、上記還流用
水を注入及び排出する際の体腔内の圧力を検出すると共
に、その検出結果に応じて上記送水及び排水による還流
が内視鏡の視野を確保する流れを作る圧力値以下になる
ように上記送水装置13及び排水装置15の少なくとも
一方の動作を制御するコントローラ23とを有する。膀
胱内圧に応じて送水量・排水量が調節され、内視鏡先端
付近に汚水が溜まらず視野内やレーザー反射面等を清浄
に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、経尿道的
に器具を挿入して前立腺の治療や検査を行う内視鏡装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】経尿道的に器具を挿入して前立腺の検査
や治療を行う膀胱尿道鏡装置の従来例として、USP第
5,322,507号明細書や特開平7−136289
号公報等を挙げることができる。一般に、膀胱尿道鏡に
よる前立腺の検査や治療においては視野確保等のために
還流が必要である。通常の膀胱尿道鏡による還流方式で
は還流液を膀胱尿道鏡内の送水路を通じて膀胱内に向け
て送水し、視野内、及びレーザープローブのレーザー反
射面を清浄化した後の汚水を膀胱尿道鏡内の排水路を通
して外部へ排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来構造の前立腺治療
システムでは汚水が膀胱尿道鏡内の排水路へうまく流れ
込まず、膀胱尿道鏡の視野、及びレーザープローブのレ
ーザーの反射面の付近に止まって溜り、清浄化が不十分
になるという問題があった。この対策として、排水を行
わずに、送水により汚水を膀胱内へ向けて一方的に流し
込む方式もあるが、この場合には膀胱内が還流液で満た
されたら膀胱尿道鏡のインナーシースを、一旦、抜去し
て膀胱内の汚水を排出させるという煩雑な作業が必要で
あり、さらに、この排出作業を頻繁に行う必要があるた
めに術時間が長くなるという問題がある。
【0004】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは例えばインナーシース
を引き抜いて行う体腔内の汚水を排出させる作業が原則
として不必要であり、簡便な使用が可能であるにも拘ら
ず、視野等の清浄効果の高い内視鏡装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
(手段)本発明は体腔内に水を還流させるシステムを備
えた内視鏡装置において、内視鏡本体に設けられた送水
路を通じて体腔内に還流用水を送り込む送水手段と、内
視鏡本体に設けられた排水路を通じて体腔内から還流用
水を排出する排水手段と、上記還流用水を注入及び排出
する際の体腔内の圧力を検出する検出手段と、この検出
手段による体腔内圧力の検出結果に応じて上記送水手段
による体腔内への注入と上記排水手段による体腔内から
の排出による還流が内視鏡の視野を確保する流れを作る
圧力値以下になるように上記送水手段及び上記排水手段
の少なくとも一方の動作を制御する制御手段とを有する
ものである。 (作用)例えば膀胱内圧に応じて送水量・排水量が調節
され、内視鏡先端付近に汚水が溜まらず視野内やレーザ
ー反射面等を清浄に保つ。
【0006】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>図1乃至図3を参照して、本発明の第
1実施形態を説明する。 (構成)図1に本実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの
使用形態を概略的に示す。ここでの内視鏡は経尿道的に
前立腺へ挿入されて使用される膀胱尿道鏡1である。膀
胱尿道鏡1は尿道に挿入するシース2と手元ブリッジ部
3により内視鏡本体4を構成している。内視鏡本体4内
には光学視管5が手元ブリッジ部3からシース2にわた
り挿入される。光学視管5の先端にある観察窓はそのシ
ース2の先端開口に臨み、前方周辺を観察できるように
なっている。シース2は図2で示す如く、横断面形状が
楕円であり、この内腔のほぼ中央に位置して上記光学視
管5が配置されている。光学視管5はシース2の内腔を
上下に仕切り、その上側領域部分を送水通路7とし、そ
の下側領域部分を排水通路8としてある。
【0007】手元ブリッジ部3には送水通路7に通じる
送水口11と、排水通路8に通じる排水口12が設けら
れている。送水口11には送水装置(送水手段)13か
らの送水チューブ14が接続されている。排水口12に
は排水装置(排水手段)15に通じる排水チューブ16
が接続されている。送水装置13には還流液タンク18
が供給チューブ17を介して接続されている。還流液タ
ンク18はスタンド19に吊持されている。還流液タン
ク18内には例えば生理食塩水等の還流液が貯留されて
いる。排水装置15には排液タンク22が廃棄チューブ
21を介して接続されている。送水装置13と排水装置
15はコントローラ23に接続されており、各動作がそ
のコントローラ23によって後述する如く制御されるよ
うになっている。つまり、コントローラ23は送水装置
13の送水圧力及び流量と排水装置15の排水圧力及び
液量によって体腔内圧を推定し、体腔内の圧力を検出す
る検出手段が組み込まれ、さらに検出手段による体腔内
圧力の検出結果に応じて上記送水手段による体腔内への
注入と上記排水手段による体腔内からの排出による還流
が内視鏡の視野を確保する流れを作るように上記送水手
段及び上記排水手段の少なくとも一方の動作を制御する
手段を有する。
【0008】また、体腔内の圧力を検出する検出手段と
してはコントローラ23が制御するデータによって検出
する場合に限らず、膀胱尿道鏡1のシース2の先端部付
近に圧力センサを設け、この圧力センサによって体腔内
の圧力を直接に検出するようにしたものでもよい。
【0009】(作用)まず、膀胱尿道鏡1のシース2に
マンドリンを挿入装着してシース2の先端開口を閉塞す
る。この状態でシース2を尿道25内に前立腺26の部
位まで挿入する。この後、シース2からマンドリンを引
き抜き、代わりに光学視管5や処置具(図示せず)を装
着する。図1はその状態を示している。
【0010】次いで、コントローラ23によって送水装
置13及び排水装置15を動作させる。送水装置13の
作動により還流液タンク18内の還流液は膀胱尿道鏡1
の送水口11から送水通路7を通じてシース2の先端開
口より前方へ送水される。また、排水装置15の作動に
より送水された還流液は排水装置15によりシース2の
先端開口より排水通路8及び排水口12を介して排水タ
ンク22へ送られて排出される。このときの送水装置1
3による送水量と排水装置15による排水量とはコント
ローラ23によってそれぞれ調節される。つまり、コン
トローラ23は送水装置13の送水圧力及び流量と排水
装置15の排水圧力及び流量によって膀胱内圧を推定
し、膀胱内の圧力を検出する。そして、膀胱27内の圧
力の検出結果に基づき、膀胱27内への注入と膀胱27
内からの排出による還流が膀胱尿道鏡1の視野を確保す
る流れを作る圧力値以下になるように上記送水装置13
及び上記排水装置15の少なくとも一方の動作をフィー
ドバック制御する。
【0011】次に、この制御方法の具体例を図3に基づ
いて説明する。膀胱内圧が所定のしきい値以下の場合に
は排水を停止し、送水のみ行う。また、膀胱内圧が所定
のしきい値を越えた場合には送水を停止し、排水装置に
より膀胱内に溜まった汚水を吸引して短時間で排水す
る。これを繰り返すものである。従って手術処置により
汚れた水が膀胱27内へ送り込み、膀胱27が汚水で満
たされた時(膀胱内圧が所定のしきい値を越えた時)に
は短時間で汚れた水を排出させることができる。
【0012】(効果)手術処置により汚れた水が膀胱2
7内へ送り込み、膀胱27内が汚水で満たされた時には
短時間で汚れた水を排出させることができるため、膀胱
尿道鏡1の先端付近が常に清水で満たされ、良好な視野
を維持することができる。また、膀胱尿道鏡1を抜去し
なくても排水できるために術者の作業を軽減できる。つ
まり、膀胱尿道鏡1の抜去→排水→再挿入の手続き不要
であるために確実かつ効率的な手術が可能である。
【0013】<第2実施形態>図4を参照して、本発明
の第2実施形態を説明する。この実施形態はコントロー
ラ23による送水装置13と排水装置15を制御する方
式のみが第1実施形態と異なるものである。この第2実
施形態での制御方法は図4で示す如く、還流液タンク1
8内の還流液が送水装置13により送水され、排水装置
15により排水されるときの膀胱内圧が所定の下限値を
下まわった場合には送水量を排水量よりも多くする。膀
胱内圧が所定の上限値を上まわった場合には排水量を送
水量よりも多くする。
【0014】(効果)この制御方式によれば、送水・排
水のいずれかが優勢となるため、汚水が膀胱尿道鏡1の
先端付近に溜まることがなく良好な視野を維持できる。
また、第1実施形態と同様に術者の作業が軽減する。さ
らに、前述した第1実施形態では排水時に急激に吸引す
るため、術作業を中断しなければならない場合があり得
るのに対して、本実施形態では中断が起こらない。従っ
て、確実かつ効率的な手術が可能である。
【0015】<第3実施形態>図5乃至図6を参照し
て、本発明の第3実施形態を説明する。 (構成)この実施形態は膀胱尿道鏡1のシース2内に処
置具としてのレーザープローブ31を装填するようにし
たものである。レーザープローブ31はシース2の内腔
における送水通路7に位置して配置される。また、図6
に示す如く、レーザープローブ31はその先端が斜めに
カットされ、レーザー光反射面32を形成している。そ
の他は第1実施形態の場合と同様である。
【0016】(作用)膀胱尿道鏡1は第1実施形態の場
合と同様に使用されるが、レーザープローブ31により
図示しないレーザー装置より供給されるレーザー光を導
光し、レーザー光反射面32にて、レーザー光を反射
し、前立腺26の患部組織33に照射させる。送水通路
7を通して供給される還流液はレーザー光反射面32を
洗浄及び冷却し、このレーザー光反射面32が血液や組
織片の付着・加熱によって焼き付くのを防止する。
【0017】(効果)この実施形態によれば、前述した
第1実施形態または第2実施形態の効果に加え、レーザ
ー照射を行う際、レーザープローブ31のレーザー光反
射面32が焼き付くことを防止し、効率的なレーザー治
療を行うことができる。
【0018】<第4実施形態>図7及び図8を参照し
て、本発明の第4実施形態を説明する。 (構成)この実施形態では膀胱尿道鏡1のシース(挿入
部)2における先端付近に光センサ35を設け、光学視
管5の視野内の液体の汚れを検出し、このセンサ出力を
コントローラ23に送信し、送水装置13及び排水装置
15の動作を制御するようにしたものである。光センサ
35は出光部35aと受光部35bからなり、この出光
部35aと受光部35bは光学視管5の前方領域部分を
横切って向き合うように配置されている。その他は第1
〜3実施形態の場合と同様に構成されている。
【0019】(作用)この実施形態においても前述した
第1実施形態の場合と同様に使用され、作用するが、こ
こではその使用の際、光センサ35の出光部35aから
出射した光は光学視管5の前方の領域部分を横切って受
光部35bに入射する。光センサ35の受光部35bの
出力はコントローラ23に送信され、コントローラ23
はそのセンサ出力の値に基づき、光学視管5の視野内の
液体が汚れていると推定されるとき、送水装置13及び
排水装置15を調節することによりその送水量及び排水
量を制御する。つまり、光学視管5の視野内の液体が汚
れ、受光部35bの出力値が低下し、この出力値が所定
値以下になった場合に排水を止め、送水量を多くするよ
うに制御する。
【0020】(効果)この実施形態によれば、第1実施
形態の効果に加えて、光学視管5の視野内の液体が汚れ
た場合にそれを光センサ35で検出し、特異的に送水を
強化することにより効率の良い還流と浄化が可能とな
る。
【0021】<第5実施形態>図9を参照して、本発明
の第5実施形態を説明する。 (構成)この実施形態では膀胱尿道鏡1のシース2内に
光学視管5が配置され、この上側領域部分に排水用チュ
ーブ41を挿通し、光学視管5の下側領域部分にはレー
ザープローブ31が挿通される。チューブ41の先端は
排出口42を形成している。チューブ41は膀胱尿道鏡
1の手元側部分から外へ導出され、図示しない送水装置
に接続されている。その他の構成は第1実施形態の場合
と同様に構成されている。
【0022】(作用)図示しない送水装置によりシース
2の内腔を通して還流液の送水がなされる。この還流液
は図9(a)で矢印Fで示す如く、前立腺部尿道25か
ら膀胱27内へ流れ、膀胱27内に位置決めされたチュ
ーブ41の先端にある排水口42から吸引され、チュー
ブ41を通じて膀胱尿道鏡1の外へ排水される。
【0023】(効果)シース2の内腔を通して還流液の
送水を行う一方、膀胱27内に排出口42のある先端を
位置決め、吸引排水するようにしたから、還流液の流れ
が膀胱尿道鏡1の先端から前方へ向かう一方的な流れと
なるため、汚れが澱まず、良好な視野を確保することが
できる。良好な視野を確保して作業を行うことができる
ので、術者の作業が容易で能率的に行うことができ、作
業量力の軽減が図れる。また、一定流量にて送水すれば
良いため、流量制御手段が不要となる。さらに、シース
2の内腔を仕切るために光学視管5を側壁に密に挿入す
る必要がなく、従って、シース2及び光学視管5の形状
大きさの制限が緩和される。
【0024】<第6実施形態>図10及び図11を参照
して、本発明の第6実施形態を説明する。 (構成)本実施形態の膀胱尿道鏡1はシース2に感圧導
電性ゴム等を用いた圧力センサ45を設けたものであ
る。シース2内に挿通されたレーザープローブ31はレ
ーザー装置46に接続される。レーザープローブ31は
その先端にあるレーザー出射部31aが膀胱尿道鏡1の
シース2における先端部位にくるように位置決めされて
装着される。光学視管5の接眼部47にはカメラヘッド
48が接続され、このカメラヘッド48はコード49を
介して、演算部及び画像処理装置を付設したCCU(カ
メラコントロールユニット)50に接続される。CCU
50はモニタ51に接続される。
【0025】(作用)圧力センサ45の出力はCCU5
0に送信され、演算部はその出力値に基づき、圧力セン
サ45のうち尿道25内に導入されている部分の長さを
算出すると共に、その算出結果に基づき膀胱尿道鏡1の
シース2における軸方向相対位置を求める。画像処理装
置はモニタ51上に位置表示52を行う。位置の基準点
は例えば図示しないスイッチにより術者が入力し、入力
時点の位置を基準として相対位置を表示する。膀胱尿道
鏡1のシース2の挿入時、前立腺26の全体を詳細に観
察した後に基準位置を定めておく。基準位置としては前
立腺部尿道25の下部に存在する精阜53の位置とする
ことが考えられる。図11中、54は外尿道活約筋を示
す。
【0026】(効果)基準位置設定後、レーザー照射逐
行時には現在位置確認のために膀胱尿道鏡1を動かして
全体を観察すること等を行うまでもなく、モニタ51上
の位置表示52により容易に位置を確認できる。この結
果、効率の良いレーザー照射を行うことができる。な
お、この第6実施形態には前述した第1〜5実施形態の
ものを組み合わせて適用できるものである。
【0027】<第7実施形態>図12及び図13を参照
して、本発明の第7実施形態を説明する。 (構成)図12は本実施形態の内視鏡式レーザー治療シ
ステムの構成を示す。ここでのレーザープローブ31は
レーザー装置46に接続される。また、レーザープロー
ブ31はそのレーザー出射部31aが膀胱尿道鏡1のシ
ース2における先端部位にくるように位置決めされて装
着される。光学視管5の接眼部47にはカメラヘッド4
8が接続され、このカメラヘッド48はコード49を介
して、画像処理装置を付設したCCU(カメラコントロ
ールユニット)50に接続される。CCU50はモニタ
51とレーザー装置46に接続されている。
【0028】(作用)一般に、レーザー装置46により
レーザープローブ31を通じて患部55にレーザー光を
照射する場合、その治療部位に対してレーザー光の照準
を合わせるためにガイド光の照射を行う。ガイド用レー
ザー光にはHe−Neレーザー等が用いられ、上記レー
ザープローブ31を通じて、治療部位にスポット状に照
射される。本実施形態においてはガイド用レーザー光の
照射を行う場合、レーザー装置46からCCU50へ、
ガイド光の点滅タイミング信号が送られる。画像処理装
置ではそのタイミング信号及びカメラヘッド48で撮像
した内視鏡画像に基づき、ガイド光のスポット強調処理
を行う。次に、ガイド光強調処理の手順を図13のタイ
ムチャートに示す。つまり、画像処理を行うCCU50
ではそのタイミング信号に基づき、ガイド光点灯時の画
像とガイド光消灯時の画像との差分画像を生成する。こ
のとき、ガイド光の点滅周期Tを十分短くすると、点灯
時画像と消灯時画像とではガイド光照射部位を除いて画
像値の変化が極めて小さい。この結果、両画像の差分を
とると、ガイド光照射部位のみが大きな画素値を持つ画
像となる。この差分画像に所定の係数を乗算した後に内
視鏡画像に加算することにより、ガイド光照射部位が強
調されたモニタ画像が得られる。
【0029】乗算係数の決定方法の一例を示す。ガイド
光消灯時画像におけるガイド光位置(差分画像から検出
される)の赤色強度を算出する。この赤色強度が大きい
ほど、すなわち対象組織の赤みが強いほど、乗算係数を
大きくして、ガイド光の強調程度を大きくする。これに
より対象組織の色に応じた最適なガイド光強調の実現が
可能となる。
【0030】(効果)このようなガイド光の視認性向上
により、確実かつ効率の良いレーザー照射が可能とな
り、術者の作業性も向上する。なお、この第7実施形態
には前述した第1〜6実施形態のものを組み合わせて適
用できるものである。
【0031】<第8実施形態>図14を参照して、本発
明の第8実施形態を説明する。 (構成)図14は本実施形態の内視鏡式レーザー治療シ
ステムの構成を示す。ここでのレーザープローブ31は
内視鏡61に形成されるチャンネル内を通してその内視
鏡先端にレーザー出射部31aがくるように位置決め挿
入される。レーザープローブ31の手元側端はレーザー
装置46に接続される。また、内視鏡61は画像処理を
行う画像処理装置62に接続され、この画像処置装置6
2はレーザー装置46及びモニタ51に接続される。画
像処置装置62には後述する如くレーザー出射部31a
から生体組織部63までの距離を測定する測距手段が組
み込まれている。
【0032】(作用)画像処理装置62は第6実施形態
と同様の処理によりガイド光照射部位のみが大きな画素
値を持つ差分画像を生成する。さらに画像処理装置62
は差分画像よりガイド光領域を抽出し、抽出領域の大き
さからレーザー照射距離(レーザー出射部31aから生
体組織部63までの距離)Xを推定する測距手段により
推定した距離Xの結果をモニタ51上のレーザー照射距
離表示部64に表示する。
【0033】(効果)この実施形態によれば、レーザー
照射距離に応じて、適切なレーザー出力値や照射時間を
選択できる。この結果、効率的なレーザー治療を行うこ
とができる。
【0034】なお、この第8実施形態には前述した第1
〜7実施形態のものを組み合わせて適用できるものであ
る。<第9実施形態>図15を参照して、本発明の第9
実施形態を説明する。 (構成)図15は本実施形態の内視鏡式レーザー治療シ
ステムの構成を示す。ここでのレーザープローブ31は
膀胱尿道鏡1のシース2に挿通され、そのレーザープロ
ーブ31のレーザー出射部31aは膀胱尿道鏡1のシー
ス2の先端部位に位置決めされる。また、レーザープロ
ーブ13の他端はレーザー装置46に接続されている。
膀胱尿道鏡1における光学視管5の接眼部47には、カ
メラヘッド48が接続され、カメラヘッド48にはCC
U23が接続されている。CCU23にはモニタ51が
接続される。モニタ51の画面上にはスコープ画像71
が表示される。
【0035】図16はスコープ像を示し、光学視管5の
視野マスク(外枠)に設けた複数の指標A〜Fが映し出
されている。指標A〜Fは60゜の間隔で設けられてい
る。 (作用)レーザー装置46よりレーザープローブ31に
供給されたレーザー光はレーザー出射部31aよりプロ
ーブ軸方向に対して側方に出射し、前立腺26の組織に
照射される。このレーザー照射は前立腺の「2」、
「4」、「8」、「10」の時計時方向に行われる場合
が多い。図17(a)はBPH(前立腺肥大症)により
尿道が狭くなっている前立腺像を示す。6つの方向指標
により、「2」、「4」、「8」、「10」の時計時方
向に正確にレーザー照射を行うことができる。
【0036】また、視野方向12゜、30゜等の斜視光
学視管5を用いた場合、所望の部位を観察するために膀
胱尿道鏡1を回転させることがよく行われる。この時、
前立腺26の12時方向を常に指標A〜Eのうちの一つ
に合わせておけば、「2」、「4」、「8」、「10」
時方向を正確に把握できる。例えば、図17(b)は1
7(a)に対して膀胱尿道鏡1を60゜右回りに回転さ
せ、指標Bを前立腺26の12時方向に合わせた場合で
あり、図17(c)はさらに60゜右回りに回転させ、
指標Cを前立腺26の12時方向に合わせた場合であ
る。
【0037】(効果)上記構成によれば、前立腺26に
対するレーザー照射方向を正確に把握できるため、効果
的かつ効率的なレーザー治療が可能となる。
【0038】[付記] 1.体腔内に水を還流させるシステムを備えた内視鏡装
置において、内視鏡本体に設けられた送水路を通じて体
腔内に還流用水を送り込む送水手段と、内視鏡本体に設
けられた排水路を通じて体腔内から還流用水を排出する
排水手段と、上記還流用水を注入及び排出する際の体腔
内の圧力を検出する検出手段と、この検出手段による体
腔内圧力の検出結果に応じて上記送水手段による体腔内
への注入と上記排水手段による体腔内からの排出による
還流が内視鏡の視野を確保する流れを作る圧力値以下に
なるように上記送水手段及び上記排水手段の少なくとも
一方の動作を制御する制御手段とを有することを特徴と
する内視鏡装置。 2.付記1の内視鏡装置において、制御装置は送水時に
は排水を停止し、膀胱内圧が所定値以上になった場合に
送水を停止し排水を行うもの。これによると、送水時に
は排水を停止、排水時には送水を停止することにより汚
水が内視鏡先端付近に溜まらない。
【0039】3.付記2の内視鏡装置において、制御手
段は膀胱内圧が所定の上限値を越えた場合に排水量を送
水量よりも多くし、膀胱内圧が所定の下限値を下まわっ
た場合に送水量を排水量よりも多くするもの。これによ
ると、送水と排水のいずれかを優勢とすることにより汚
水が溜まるのを防ぐ。
【0040】4.体腔内に水を還流させるシステムを備
えた内視鏡装置において、膀胱尿道鏡還流システムにお
いて、内視鏡本体に設けられた送水路を通じて体腔内に
還流用水を送り込む送水手段と、内視鏡本体に設けられ
た排水路を通じて体腔内から還流用水を排出する排水手
段と、内視鏡本体の挿入部先端に設けられ内視鏡先端付
近の水体の透明度を検知するセンサと、前記センサの出
力に基づき送水手段と排水手段の少なくとも一方を制御
し、内視鏡の視野を確保する流れを作る制御手段を有す
るもの。これによると、センサ出力により内視鏡先端付
近の水の汚れを検知し、送水量・排水量を調節し、内視
鏡先端を清浄に保つ。 5.付記4の内視鏡装置において、センサは、内視鏡本
体の挿入部先端内周上に設けられ、光出力部とそれに対
向する位置に設けられた光受光部とからなるもの。これ
によると、光センサ出力の低下により、水の汚れを検知
する。
【0041】6.尿道部を観察可能に位置決めされ、尿
道部位置に設けた水供給口と、膀胱内に設けた排水口と
を有する膀胱尿道鏡。これによると、汚水は膀胱内へ送
られ、排水口から排出されるため、内視鏡先端付近に溜
まることがない。 7.付記6の膀胱尿道鏡において、排水口は膀胱尿道鏡
に挿通され、膀胱内へ挿入される排水チューブの先端に
設けられるもの。
【0042】8.付記1〜7の内視鏡装置において、レ
ーザー装置生体組織にレーザー光を供給するレーザープ
ローブを持つレーザー治療システムであるもの。これに
よると、レーザー出射部を送水により洗浄・冷却し出射
部焼損を防止する。
【0043】9.尿道内におけるスコープの軸方向位置
を検出する位置検出手段と、位置を術者に知らせるため
の表示手段を有する膀胱尿道鏡システム。内視鏡像上で
現在位置不明でも、位置表示により術者が位置を把握で
きる。前立腺内における内視鏡先端位置を正確に把握
し、確実かつ効率的な照射を行う。 10.付記9の膀胱尿道鏡システムにおいて、位置検出
手段は膀胱尿道鏡シース外側に設けられた圧力センサで
あるもの。圧力センサ出力に基づき、内視鏡先端位置を
検出する。 11.付記9、10の内視鏡装置において、表示手段は
検出した位置を内視鏡モニタ上に表示するもの。モニタ
上の位置表示により位置把握する。
【0044】12.レーザー内視鏡システムにおいて、
ガイド光出力機能を持つレーザー装置と、内視鏡と、内
視鏡像撮像カメラと、内視鏡像表示モニタと、ガイド光
点灯時の画像と消灯時の画像との差分画像を生成する差
分画像生成手段と、差分画像に所定の係数を乗算した後
に内視鏡画像に加算する加算手段とを有するもの。ガイ
ド光部位のみが強調される差分画像を、内視鏡像に加算
することにより、ガイド光視認性が向上し、確実かつ効
率的なレーザー照射を行う。 13.付記12のにレーザー内視鏡システムおいて、加
算手段は内視鏡像の色調を分析する色調分析手段を有
し、分析結果に基づき乗算係数を決定するもの。
【0045】内視鏡画像の色調に応じて差分画像の乗算
係数を調節し、ガイド光の強調程度を最適にする。 14.レーザー内視鏡システムにおいて、ガイド光出力
機能を持つレーザー装置と、内視鏡と、内視鏡像撮像カ
メラと、内視鏡像表示モニタと、ガイド光点灯時の画像
と消灯時の画像との差分画像を生成する差分画像生成手
段と、差分画像に基づきレーザー出射端と被照射部位と
の距離を測定する測距手段とを有するもの。これはガイ
ド光部位のみが強調される差分画像に基づきレーザー照
射距離を推定し、確実かつ効率的な照射を行う。 15.付記14のレーザー内視鏡システムにおいて、測
距手段は差分画像からガイド光照射部位を抽出し、抽出
領域の面積及び形状から照射距離を算出するもの。
【0046】16.レーザー内視鏡において、内視鏡像
にレーザー照射方向に応じた複数の方向指標を設けたも
の。方向指標を参考に術者はレーザー照射方向を定め
る。 17.付記16のレーザー内視鏡において、方向指標は
「2」、「4」、「6」、「8」、「10」、「12」
時の時計方向に設けたもの。レーザー照射方向を正確に
設定し、確実かつ効率的な照射を行う。
【0047】(付記の問題点) 付記9〜11…重症BPH(前立腺肥大症)では、前立
腺部尿道部分が狭窄していて、内視鏡像により現在の内
視鏡先端の位置を把握するのが難しい。この結果、組織
の適切な位置に対するレーザー照射が難しく、レーザー
治療効果が低下するという問題がある。
【0048】付記12、13…レーザー照射時、照射部
位に対してレーザーの照準を合わせるためのガイド光が
用いられる。ガイド光はHe−Neレーザー等の赤色の
ものがよく用いられるが、BPH症例では前立腺がうっ
血して赤くなっている場合があり、赤色ガイド光の視認
が難しくなるという問題がある。
【0049】付記14、15…レーザー照射時、レーザ
ー照射距離(レーザー出射端と被照射部位との距離)は
適切な焼灼効果を得るために重要な情報である。従来
は、レーザー照射距離を測定する簡便な方法がなく、医
師の感覚で距離を把握してレーザー照射を行う場合が多
かった。
【0050】付記16、17…特開平7−505065
号公報には前立腺に対して前立腺部尿道を中心として、
「2」、「4」、「8」、「10」時の時計方向にレー
ザー照射する方法が示されているが、方向の決定は内視
鏡像の目視により行われるため不正確になる場合があ
る。特に、内視鏡像が回転した場合には方向の認識が不
正確になりやすい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えばインナーシースを引き抜いて行うような体腔内の汚
水を排出させる作業が原則として不必要であり、簡便な
使用が可能であるにも拘らず、視野等の清浄効果を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの使用
形態を概略的に示す説明図。
【図2】第1実施形態に係る膀胱尿道鏡のシース部分の
横断面図。
【図3】第1実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの制御
例の説明図。
【図4】第2実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの制御
例の説明図。
【図5】第2実施形態に係る膀胱尿道鏡のシース部分の
横断面図。
【図6】第2実施形態に係る膀胱尿道鏡のシース部分の
使用状態時の状態の説明図。
【図7】第4実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの使用
形態を概略的に示す説明図。
【図8】第4実施形態に係る膀胱尿道鏡のシース部分の
横断面図。
【図9】(a)は第5実施形態に係る膀胱尿道鏡のシー
ス部分の使用状況の説明図、(b)は同じく第5実施形
態に係る膀胱尿道鏡のシース部分の横断面図。
【図10】第6実施形態に係る膀胱尿道鏡の平面図。
【図11】第6実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの使
用形態を概略的に示す説明図。
【図12】第7実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの使
用形態を概略的に示す説明図。
【図13】第7実施形態に係る膀胱尿道鏡システムにお
けるガイド光強調処理の手順の説明図。
【図14】第8実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの使
用形態を概略的に示す説明図。
【図15】第9実施形態に係る膀胱尿道鏡システムの使
用形態を概略的に示す説明図。
【図16】第9実施形態に係る膀胱尿道鏡の視野マスク
像の説明図。
【図17】第9実施形態に係る膀胱尿道鏡のスコープ像
の説明図。
【符号の説明】
1…膀胱尿道鏡、2…シース、3…手元ブリッジ部、4
…内視鏡本体、5…光学視管、7…送水通路、8…排水
通路、11…送水口、12…排水口、13…送水装置
(送水手段)、15…排水装置(排水手段)、23…コ
ントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に水を還流させるシステムを備えた
    内視鏡装置において、内視鏡本体に設けられた送水路を
    通じて体腔内に還流用水を送り込む送水手段と、内視鏡
    本体に設けられた排水路を通じて体腔内から還流用水を
    排出する排水手段と、上記還流用水を注入及び排出する
    際の体腔内の圧力を検出する検出手段と、この検出手段
    による体腔内圧力の検出結果に応じて上記送水手段によ
    る体腔内への注入と上記排水手段による体腔内からの排
    出による還流が内視鏡の視野を確保する流れを作る圧力
    値以下になるように上記送水手段及び上記排水手段の少
    なくとも一方の動作を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする内視鏡装置。
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