JPH10276380A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH10276380A
JPH10276380A JP9078335A JP7833597A JPH10276380A JP H10276380 A JPH10276380 A JP H10276380A JP 9078335 A JP9078335 A JP 9078335A JP 7833597 A JP7833597 A JP 7833597A JP H10276380 A JPH10276380 A JP H10276380A
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JP
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program guide
card
program
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JP9078335A
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Masafumi Nishi
雅文 西
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の放送サービスを受信することができる
受信装置において、個々の放送サービスに対応した番組
ガイドを使用者にとって使いやすいように表示するこ
と。 【解決手段】 複数の放送サービス夫々において伝送さ
れる情報に基づき番組ガイドを作成し、夫々の放送サー
ビスに対応して番組ガイドを表示すると共に、複数の放
送サービスに対応した番組ガイドを順次切換えて表示す
ることにより、使用者の操作性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の放送サー
ビスを受信することができる受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星を利用して、MPEG方式によりデ
ジタル的に圧縮された映像信号を伝送する放送サービス
が提案・実用化されている。この種の放送サービスで
は、一つの周波数(衛星の一つのトランスポンダに対応
する)で、複数の映像信号を伝送できるため、今までの
地上波だけの放送サービスとは異なり、100チャンネ
ル程度の多チャンネル化が可能となる。また、番組の案
内に関する情報を同時に伝送することにより、電子番組
ガイドを受信装置で作成して表示する機能や、番組毎に
購入するかどうかの決定が可能なペイ・パー・ビュー(P
PV)機能など、今までの放送サービスとは、違った機
能を実現することができる。
【0003】そして、このデジタル放送サービスも複数
の供給者から提案がなされており、複数のデジタル放送
サービスが実現される日も近い。複数の放送サービスに
おいては、契約の有無に応じて視聴を許可する限定受信
やスクランブルの方式が、夫々異なっている場合があ
る。このとき、問題となるのは、一つの受信装置で、複
数のデジタル放送サービスに対応できるかどうかであ
る。特に、夫々の放送サービスの番組ガイドをいかに操
作性よく表示するかが問題となる。
【0004】そこで、例えば、特開平8−275077
号公報には、地上波放送と衛星放送に関連する統一され
た番組ガイドを作成して表示する受信装置について開示
がある。しかし、対象となるチャンネルが多い時には、
統一された番組ガイドはかえって操作が煩雑になる恐れ
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上の点
に鑑みなされたものであり、複数の放送サービスに対応
することができる放送サービス受信装置を提供するもの
であり、更に詳しく言えば、複数の放送サービスの夫々
の番組ガイドの表示方法を改善した受信装置を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置では、
複数の放送サービスに対応した番組ガイド画面を、夫々
の放送サービスで伝送される番組情報に基づき作成し、
使用者の指示に基づき、現在選択されている放送サービ
スに対応した番組ガイドを表示する。そして、さらに、
複数の放送サービスの映像信号が順次選択して表示され
る第1のモードと、複数の放送サービスに対応した番組
ガイドが順次表示される第2のモードを備えている。
【0007】従って、複数の放送サービスについて、第
2のモードでの表示においては、複数の放送サービスに
対応した番組ガイドのみを順次確認でき、選局すること
ができるので、使用者の操作性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い、IRDと呼ば
れ、テレビジョン受像機に対して映像及び音声信号を出
力する形式の実施例を説明する。まず、図2に従い、受
信装置の構成を説明する。受信アンテナ(図示省略)か
らの信号はチューナ311へ入力され、1つの周波数
(衛星放送の場合はトランスポンダ)が選択される。チ
ューナ311の出力は入力処理回路312で復調及び誤
り訂正処理が行われる。入力処理回路312の出力はデ
スクランブル回路314でデスクラブル処理される。入
力処理回路312の出力は複数の番組や制御情報が多重
された固定長のパケット列になっており、これは送信側
の多重化回路の出力に相当する。従って、デスクランブ
ル処理は基本的にはユーザーが選択した番組のみデスク
ランブルし、選択対象となっていない番組や制御情報に
対してはデスクランブル処理しない。
【0009】デスクランブル処理するために必要な鍵情
報はCPU321から送られる。デスクランブル回路3
14の出力は分離回路313でビデオ、オーディオ信号
及び番組ガイド情報319及び限定受信情報320に分
離される。番組ガイド情報319、限定受信情報320
及びメールデータ325はCPU321の制御によりR
AM(ランダムアクセスメモリ)323へ取り込まれ、
ビデオ、オーディオデータはMPEGデコーダ315へ
入力される。最終的にMPEGデコードされる番組は1
つであり、複数多重された番組から1つを選択するのは
ユーザーからのリモコン等の入力装置による要求によ
り、CPU321が分離回路313を制御することによ
り行われる。すなわち、ユーザーが選択した番組のビデ
オ、オーディオ信号のパケットのみ後段へ出力し、その
他の番組のビデオやオーディオパケットは無視する。
【0010】選択されたビデオ及びオーディオデータは
MPEGデコーダ315でMPEGデコード処理され、
元のビデオ317及びオーディオ信号318に変換され
る。MPEGデコーダ315は通常MPEGデコードI
CとMPEGデコードICの出力データをNTSCやP
ALのビデオ信号に変換するためのPAL/NTSCエ
ンコーダのカスケード接続で構成される。このPAL/
NTSCエンコーダは後述する録画防止のためのコピー
防止処理機能も備えている。
【0011】MPEGデコードICにはデコード処理の
ためのデータのバッファリング及び後述するオンスクリ
ーン表示のためのビットマップデータを記憶するための
RAM316及び有料番組の視聴履歴や予約番組の情報
またはメールデータを記憶するためのEEPROM等の
不揮発性メモリ326が接続される。CPU321に
は、制御ソフトのコードを記憶するROM(リードオン
リメモリ)322及び種々のデータの一時記憶のための
RAM323が接続される。また、後述するように限定
受信処理のためにICカード32、33、34と通信を
行う。
【0012】ICカードにはワンチップマイコンが埋め
込まれており、通信のための電気的接点が表面に設けら
れている。該ICカードはIRD31に設けられた挿入
口(以下、スロットと呼ぶ)からIRD31内のICカ
ードコネクタへ挿入される。この場合に用いられるIC
カード32は、スマートカードと呼ばれ、その物理的及
び電気的な仕様及び通信プロトコル等はISO/IEC
7816−1〜3で規定されている。また、コネクタの
端子を監視することにより、CPU321で実行中のプ
ログラムは、ICカードが挿入された或いは抜き出され
たことを検出できる。
【0013】有料番組を視聴した場合に、どの番組を視
聴したかという情報はCPUからモデム(324)を介
して電話回線で送信局の前記顧客管理システムへ定期的
(例えば1ヶ月に1回)に転送される。
【0014】次に、複数の放送サービスの切換、特に優
先順位を設定できる切換について説明する。書き換え可
能なEEPROM326には、受信装置に接続されてい
るICカードについてのデータが図3に示されたよう
に、放送サービス識別コード、カードの挿入されたスロ
ット番号(1から3。ICカードが挿入されていない場
合はゼロが記憶される)、優先順位(1から3)をセッ
トにして記憶される。このカードデータは、ICカード
の抜き差し及び、設定画面を利用した使用者の設定によ
って更新される。
【0015】図4は、ICカードの挿入、抜き出したが
検出されたときの処理を示すフローチャートである。I
Cカードの挿入又は、抜き出しが検出されると、原因が
ICカードの挿入か、抜き出しかがチェックされる(ス
テップ41)。ICカードが抜き出された場合は、ステ
ップ42に進み、カードデータの更新が行われて、元の
処理に戻る。この場合は、抜かれたICカードに対応す
る放送サービスのデータにおいて、スロット番号がゼロ
に設定される。優先順位は変更されない。
【0016】新しいカードの挿入の場合は、ステップ4
3に進んで、挿入されたICカードから対応する放送サ
ービス等の情報を読み出し、読み出した情報に基づきカ
ードデータを更新して(ステップ44)、元の処理に戻
る。データの更新(ステップ44)では、新しく挿入さ
れたICカードに対応する放送サービスのスロット番号
を、今カードが挿入されたスロットに設定する。
【0017】図5は、優先順位の設定処理を示すフロー
チャートである。リモコンなどの入力装置により、使用
者が優先順位の設定を指示すると、EEPROM326
に記憶されているカードデータが読み出される(ステッ
プ51)。そして、読み出したデータに基づき、優先順
位の設定画面をディスプレイ上に表示する。
【0018】優先順位の設定画面は、図6に示されてい
るものであり、放送サービス名、スロット番号若しくは
スロットを特定する表示(ここでは、ア、イ、ウが用い
られる)及び優先順位の入力ボックス61、62、63
が表示される。更に、カードデータを更新することを指
示するOK釦64とキャンセルを指示するキャンセル釦
65が表示されている。リモコンなどの入力装置には、
数字の入力のためのテンキー35bや、選択を指示する
セレクトキー35cの他にカーソルキー35aが設けら
れていて、カーソルキー35aを操作することにより、
入力ボックス61〜63及び釦64、65の間をカーソ
ルを移動して、入力及び操作の指示(所定の釦にカーソ
ルを合わせて、セレクトキー35cを操作する)を行う
ことができる。
【0019】この実施例の設定画面では、ICカードの
挿入有無に関わらず、優先順位を設定することができ
る。ICカードが挿入されていないと、図6のサービス
Cのように、「X」のマークが表示される。このように
することにより、使用者にICカードの挿入されていな
い放送サービスが一目で理解でき、優先順位の設定にお
いて参考になる。
【0020】そして、すべての入力ボックスに異なる数
字(1から3まで)が入力されなければならず、入力ボ
ックスが空白のままでは、キャンセル釦65しか受け入
れられない。設定画面での入力が終わると、OK釦64
が選択されたか、キャンセルボタン65が選択されたか
に応じて、データの更新が処理され(ステップ53、設
定した優先順位がEEPROM326に書き込まれ
る)、元の処理に戻る(ステップ54)。
【0021】また、初期状態では、受信装置にICカー
ドは全く挿入されておらず、カードデータにおいて、す
べてのスロット番号はゼロであり、優先順位もゼロ(優
先順位が最も低い値)に設定されている。
【0022】図8は、リモコン等の入力装置から複数の
デジタル放送サービスのうちの一つの放送サービスから
の映像及び音声信号を出力することを指示する出力キー
(又は出力サービス切換キー)35dが操作された時の
処理を示すフローチャートである。出力キー35dが操
作されると、出力キーの操作が1回目かどうかがチェッ
クされる(ステップ11)。1回目の操作ならば、出力
キー操作フラグがセットされ、ROM322に記憶され
たカードデータが読み出される。このカードデータのう
ちのスロット番号のデータを調べると、ICカードが何
枚挿入されているかが解るので、挿入されているICカ
ードの枚数に応じて処理を分岐する(ステップ14)。
【0023】ICカードが1枚だけ挿入されている場合
には、設定されている優先順位とは、無関係に、挿入さ
れているICカードに対応する放送サービスを選択する
(ステップ15)。挿入されているICカードが0枚の
場合には、優先順位が1に設定されている放送サービス
を選択する(ステップ16)。挿入されているICカー
ドが2枚以上の場合には、挿入されているICカードの
うちの優先順位の高い方に対応する放送サービスを選択
する(ステップ22)。これらの処理により、ICカー
ドが挿入されている場合には、挿入されている中から優
先順位の高い放送サービスが選択される。
【0024】その後、ステップ17において、選択され
ている放送サービスに対応するICカードが挿入されて
いるかどうかで、処理を分岐する(ステップ17)。I
Cカードが挿入されていると、選択されている放送サー
ビスで最後に選局したチャンネル(ラストチャンネル)
を選局して、対応する映像及び音声信号を出力する(ス
テップ19)。この時、まず、チューナ311におい
て、ROM322にあらかじめ記憶されたラストチャン
ネルを含むトランスポンダが選択され、さらに、多重さ
れている複数の放送番組の中から、ラストチャンネルに
対応するチャンネルの番組が選択されて、MPEGデコ
ーダ315から音声及び映像信号が出力され、テレビジ
ョン受像機のディスプレイに表示される。個のようにす
るのは、ICカードが挿入されていることにより、使用
者がその放送サービスを視聴する権限を備えていると考
えられるからである。
【0025】一方、選択された放送サービスに対応する
ICカードが挿入されていなければ、その放送サービス
のプロモーションチャンネルを選局して(プロモーショ
ンチャンネルを含むトランスポンダを選択して)、プロ
モーションチャンネルの映像及び音声信号を出力する
(ステップ18)。一般にデジタル放送サービスは、有
料であり、契約していなければ視聴することはできない
が、宣伝用のプロモーションチャンネルは、契約してい
なくても視聴できるので、このようにする。そして、こ
れらの処理の後、元の処理に戻る。
【0026】一方、CS釦の操作が2回目以降の場合に
は(ステップ12にてセットされたフラグを調べること
により判別できる)、現在選択されている放送サービス
の次の優先順位を備える放送サービスを選択して、ステ
ップ17以下の処理を行う。つまり、2回目以降のCS
釦の操作にあったっては、使用者による優先順位の設定
に従って、放送サービスの選択が行われる。また、優先
順位が全てゼロに設定されている場合には、スロット番
号順(実施例の場合ア、イ、ウの順)に選択が行われる
ようにすればよい。
【0027】尚、フラグは、ICカードの挿入・抜き出
しが行われた場合には、リセットされるようになってお
り(図4に示されたフローチャートでの処理)、ICカ
ードの挿入・抜き出しが行われた場合には、CS釦の操
作は1回目として処理される。これは、ICカードの抜
き差しにより、条件が変更されるからである。
【0028】以上の実施例では、ICカードの挿入とは
無関係に、放送サービスの優先順位を設定できるように
してあるが、ICカードが挿入されている放送サービス
だけについて優先順位を設定できる構成も考えられる。
この場合には、優先順位の設定画面を表示するとき、カ
ードデータを読み出して、ICカードが挿入されていな
い放送サービス(スロット番号がゼロ)については、入
力ボックスを表示しないようにすればよい。
【0029】また、ICカードの挿入・抜き出しを行っ
たときに、優先順位についても仮の情報を入力すること
もできる。これには、図4のフローチャートにおいて、
ICカードが新しく挿入された場合のデータ更新処理で
は、ICカードが挿入されている放送サービスの中で、
最も低い優先順位を選び、それより一つ低い優先順位を
今新しくICカードが挿入された放送サービスの優先順
位とする。ただし、ICカードが初めて挿入される時に
は、つまり、今まで1枚もICカードが挿入されていな
かった時には、優先順位1が記憶される。この処理によ
り、新しく挿入されたICカードに対応する放送サービ
スが、ICカード無しの放送サービスよりも優先順位が
高く設定できる。
【0030】また、ICカードが抜き出される場合に
は、残されるICカードに対応する放送サービスの優先
順位の中で、最も低い優先順位と、抜き出されるICカ
ードに対応する放送サービスの優先順位を比較し、高い
方を先の最も低い優先順位を有する放送サービスの優先
順位に設定する。そして、抜き出されるICカードに対
応した放送サービスには、優先順位としてゼロが設定さ
れる。ただし、1枚しかないICカードが抜き出される
時には、このICカードに対応した放送サービスの優先
順位をゼロにするだけでよい。
【0031】仮の優先順位の設定を例示して説明する。
初期状態として、ICカードが1枚も挿入されていない
状態を考える。この時、図3のカードデータの優先順位
は全てゼロである。ここで、ICカードが挿入される
と、このICカードに対応する放送サービスに1の仮の
優先順位が設定される。2枚目のカードが挿入された時
には、このICカードに対応する放送サービスに優先順
位2が設定される。そして、続いて優先順位1のICカ
ードが抜かれる場合には、優先順位2の放送サービスの
優先順位が1に設定される。
【0032】図7は、優先順位の設定が、ICカードが
挿入されている放送サービスに限り、優先順位が設定で
きるようにした場合の、出力指示の処理を示すフローチ
ャートである。図1と同様、指示が1回目かどうかによ
り処理が分岐される(ステップ71)。1回目の指示の
場合には、カードデータを参照して、優先順位1のサー
ビスを選択する。そして、その放送サービスに対応して
記憶されているラストチャンネルを選局して、映像及び
音声信号を出力する(ステップ73、74)。この場合
には、ICカードのある放送サービスしか表示されない
ので、カードデータを参照するだけで、どの放送サービ
スを選択するかを決定できる。
【0033】2回目以降の指示の場合には、現在選択さ
れている放送サービスの次に優先順位の高い放送サービ
スを選択して、ステップ74に進む(ステップ72)。
尚、優先順位がゼロに設定されている放送サービスにつ
いては、無視される。
【0034】つぎに、番組ガイドの表示について説明す
る。各放送サービスでは、番組に関する情報を本来の映
像信号と同時に伝送しており、これに基づき各放送サー
ビスに対応した番組ガイドを作成して表示することがで
きる。各放送サービスに対応した番組ガイド情報319
は、CPU321に接続されたRAM323に図10に
示すように、各放送サービス毎の領域101、102、
103に分けて個別に記憶されている。
【0035】実際に表示される番組ガイド画面は、図1
1に示すようなものであり、放送サービスを識別する識
別表示111と、グリッド状の番組ガイド112、全体
の番組情報の中で、今どの部分が番組ガイドとして表示
されているかを示すインジケータ部113で構成されて
いる。番組ガイド112は、横軸にチャンネル、縦軸に
放送時間が配置されたものであり、チャンネルと放送時
間により区切られたセルに分割されている。各セルに
は、その番組のタイトルが表示されているl。リモコン
35のカーソルキー35aを操作することにより、カー
ソルがこの番組ガイド112上を移動する。カーソル
は、他の部分と表示の特性(例えば色)が変更されてお
り、識別が可能である。図11では、カーソルは番組1
上に位置している。
【0036】インジケータ部113には、インジケータ
114が表示されている。このインジケータ114は、
番組情報全体の中で、番組ガイド112にどの部分が表
示されているかを視覚的に表示するためのものである。
インジケータ部113において、横軸はチャンネル、縦
軸は時間軸に設定されている。使用者はインジケータ1
14を参照することにより、送られてきている番組情報
全体で、どの部分が、現在、番組ガイドとして表示され
ているかがわかる。インジケータの表示については、後
で詳しく説明する。
【0037】番組ガイド112は、RAM323に記憶
される番組ガイド情報に基づき作成される。CPU32
1は、所定の条件(例えば、現在時刻かつ最後に視聴さ
れたチャンネル、ラストチャンネルを基準とするような
条件)で番組ガイドとして表示する範囲を決定し、RA
M323内の現在の選択された放送サービスに対応した
領域から必要なデータを読みだして、番組ガイド画面を
構成するデータを形成し、RAM316に書き込む。そ
して、このRAM316からデータが読みだされて、番
組ガイドが表示される。RAM323の夫々の領域に記
憶される番組ガイド情報は、番組ガイド画面に表示され
る範囲よりは広いが、実際に送られるデータ(例えば、
現在時点より1週間分)よりは、少ない量である。
【0038】図9は、リモコン35のガイドキー35e
が操作された時の処理を示すフローチャートである。ガ
イドキー35eが操作されると、現在の表示画面が番組
ガイドを表示しているかどうかをチェックする(ステッ
プ91)。番組ガイドを表示していなければ、RAM3
23のデータに基づき、番組ガイドを表示して、元の処
理に戻る(ステップ92、94)。なお、RAM323
に、番組ガイド情報が記憶されていない時には、まず、
必要な番組ガイド情報を、チューナ311出力から抽出
してRAM323に記憶させた後、番組ガイドを表示す
る。番組ガイドが表示されていれば、現在選択されてい
る放送サービスの所定のチャンネルの映像を表示する。
【0039】図1は、出力キー(又はサービス切換キ
ー)35dを操作した時の番組ガイドと映像との表示の
処理を示したフローチャートである。簡単のため、各放
送サービスの間の優先順位に関する処理については、省
略している。出力キー35dが操作された時、映像が表
示されているならば、先に説明したように、優先順位に
従って、放送サービスの選択・表示が行われる。一方、
番組ガイドが表示されている時に出力キー35dが操作
されると、次に選択される放送サービスの番組ガイドを
表示して、元の処理に戻る(ステップ93、94)。
【0040】図12は、画面表示の遷移を説明する説明
図である(3つの放送サービス全てについてICカード
が接続されていることを仮定している)。映像が表示さ
れている状態で出力キー35dが操作されると、放送サ
ービスの選択が順次変化し、映像A、映像B、映像Cの
順で、くり返し選択が行われる。一方、番組ガイドが表
示されている時に、出力キー35dが操作されると、複
数の放送サービスに対応する番組ガイドが順次(ガイド
A、ガイドB、ガイドC)選択される。例えば、サービ
スAの映像Aが表示されている時にガイドキー35eが
操作されると、RAM323の領域101のデータに基
づき、サービスAの番組ガイド画面Aを表示し、続けて
出力キー35dが操作されると、サービスBに対応する
領域102のデータに基づき番組ガイド画面Bを表示す
る。番組ガイド画面の切換は、画面作成のために必要な
データが、図10に示す様に、領域を分けて管理されて
いるので、データを読みだす領域を変更するだけで簡単
に処理することができる。
【0041】出力キー35dを操作した時の番組ガイド
画面があらわれる順序は、複数の放送サービスの選択さ
れる順序と同じである。ただし、ICカードが接続され
ていない放送サービスについては番組ガイドは表示され
ないので、表示される順序が全く同じとは限らない(I
Cカードがなくてもプロモーションチャンネルは表示さ
れるので)。映像映像の表示と番組ガイドの表示との間
の遷移は、ガイドキー35eを操作する、番組ガイド画
面を終了する、番組ガイド画面でいずれかの番組を選択
することにより行われる。
【0042】また、図14は、放送サービスを選択する
ことができる別の画面の例を示している。この選択画面
141は、リモコンに設けられたメニューキー(図示省
略)を操作することにより画面表示されるものであり、
サービスの選択釦142、143、144、番組ガイド
の選択釦145、146、147及びキャンセル釦14
8が表示されている。夫々の釦の間は、リモコン35の
カーソルキー35aを用いて移動でき、セレクトキー3
5cを操作することにより処理が決定される。この画面
からは、直接、夫々の放送サービスの映像及び番組ガイ
ド画面を表示することができる。キャンセル釦148を
選択すると、選択画面141が終了する。なお、選択画
面において、使用者の選択の参考にするために、ICカ
ードの有無を夫々の放送サービスに対応させて、表示し
ている(149)。このため、メニューキーが操作され
た時、図3のカードデータを読みだし、ICカードの接
続の有無を確認して表示を行う。
【0043】次に、図11の番組ガイド画面について説
明する。先に説明したようにガイドキー35eが操作さ
れると、現在選択されている放送サービスに対応するR
AM323の領域から、表示する範囲のデータを利用し
て、番組ガイド112を作成する。表示する範囲は、現
在の時刻とラストチャンネルに基づき設定される。従っ
て、ICカードが接続されていない放送サービスについ
ては、番組ガイドは、表示されない。これは、視聴する
ことのできない番組の案内を表示して、使用者を混乱さ
せないためにも必要である。
【0044】リモコン35のカーソルキー35aを操作
することにより、使用者は、番組ガイド112上のセル
を移動することができる。画面に表示されている範囲を
超えて移動しようとすると、番組ガイド112は、スク
ロールすることにより、新しい範囲が表示されることに
なる。このとき、新しい範囲の描画に必要なデータがR
AM323から読みだされる。新しい表示範囲のデータ
がRAM323上にない時には、トランスポートストリ
ームから新しいデータを取得して、番組ガイドの描画を
行う。
【0045】インジケータ部113は、現在の表示範囲
が全体のデータに対してどの位置に有るかを、視覚的
に、使用者に知らせるためのものである。インジケータ
113の上端は、現在時刻を表しており、下端は、送信
されている番組情報のうちの最終時間を表している。横
方向においては、送信されている番組情報に含まれてい
る全てのチャンネルを表している。つまり、送信されて
いる番組の範囲の全てをインジケータ部113が表して
いることになる。そして、番組ガイド画面が、表示され
る状態において、番組ガイド112の表示範囲に対応す
る位置にインジケータ114が表示される。実施例の場
合、現在放送しているラストチャンネルを基準として番
組ガイド112の表示範囲が定められるので、インジケ
ータ114は、インジケータ部113上端に位置するこ
とになる。
【0046】インジケータ114は、番組ガイド112
に現在表示されている範囲を示す。インジケータの大き
さは、番組ガイド112の表示範囲と、全体のデータ範
囲とにより定まる。図11の様に、3チャンネル・2時
間(120分)の範囲が表示され、インジケータ部11
3の縦横の長さが夫々、Lv、Lhとすると、インジケ
ータの縦の長さは、120*Lv/Pt(Ptは全デー
タのカーバーする時間を分で表したもの)、横の長さ
は、3*Lh/Ch(Chは、全データのカバーするチ
ャンネル数)となる。
【0047】インジケータ114の移動は、番組ガイド
112でスクロールが発生する時に行う。実施例では、
スクロールの際に、番組ガイド112の表示範囲だけ移
動(ページスクロール)するので、インジケータ114
もその移動方向に応じて、インジケータの縦又は横のサ
イズ分移動することになる。インジケータ移動処理にお
けるフローチャートを13図に示す。なお、スクロール
が発生した時でも、送信されているデータの限界を越え
る場合には移動しない。
【0048】以上の実施例では、ディスプレイ手段を備
えるテレビジョン受像機と別体の受信装置について説明
したが、テレビジョン受像機と一体とされた複数の放送
サービスを受信できる受信装置を考えることもできる。
この時、出力キーに対応する操作は、放送サービスの表
示切換指示に該当する。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
の放送サービスを受信することのできる受信装置におい
て、前記複数の放送サービスについての番組ガイドを順
次表示することができ、使用者の操作性が改善され、効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 番組ガイド画面及び映像画面の切換処理のフ
ローチャートである。
【図2】 受信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 データ構造を示す説明図である。
【図4】 ICカード挿入・抜き出し時の処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】 優先順位設定処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 優先順位設定画面を示す説明図である。
【図7】 優先順位に従った選択処理を説明するフロー
チャートである。
【図8】 優先順位に従った選択処理を説明するフロー
チャートである。
【図9】 番組ガイド表示の処理を示すフローチャート
である。
【図10】 番組情報の記憶状態を示す説明図である。
【図11】 番組ガイド画面の説明図である。
【図12】 番組ガイド及び映像画面の変化を示す説明
図である。
【図13】 優先順位設定画面を示す説明図である。
【図14】 複数の放送サービスの選択画面の説明図で
ある。
【符号の説明】
32、33、34 ICカード 35 リモコン 311 チューナ 314 デスクランブル回路 315 MPEGデコーダ 321 CPU 322 ROM 323 RAM 326 EEPROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送サービスの受信装置であっ
    て、夫々の放送サービスが伝送する番組情報を抽出し
    て、別個に記憶する記憶手段と、夫々の放送サービスに
    対応する番組ガイドを記憶手段の番組情報に基づき作成
    する番組ガイド作成手段と、前記複数の放送サービスの
    切換を指示する指示手段と、この指示手段に従い、前記
    複数の放送サービスの本来情報の供給を順次切り替える
    第1のモード若しくは、前記指示手段に従い前記複数の
    放送サービスの番組ガイドの供給を順次切り替える第2
    のモードを制御する制御手段を備える受信装置。
  2. 【請求項2】 番組ガイドを供給するための番組ガイド
    指定手段を更に備えていて、前記第1及び第2のモード
    の選択は、前記指示手段が与えられたときに供給されて
    いる情報に応じて行われてなる請求項1記載の受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2モードにおける番組ガイドの供
    給の順序は、第1のモードにおける放送サービスの供給
    の順序と同じである請求項1記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 複数のデジタル放送サービスの受信装置
    であって、夫々の放送サービスが伝送する番組情報を抽
    出して、別個に記憶する記憶手段と、夫々の放送サービ
    スに対応する番組ガイドを記憶手段の番組情報に基づき
    作成する番組ガイド作成手段と、前記複数の放送サービ
    スの切換を指示する指示手段と、この指示手段に従い、
    夫々の放送サービスに対応する番組ガイドを順次表示す
    る制御手段を備える受信装置。
  5. 【請求項5】 複数のデジタル放送サービスを受信する
    ことができるチューナと、このチューナ出力から夫々の
    デジタル放送サービスが伝送する番組情報を抽出して別
    個に記憶する番組情報の記憶手段と、夫々のデジタル放
    送サービスに対応する番組ガイドを前記番組記憶手段の
    番組情報に基づき作成する番組ガイド作成手段と、これ
    らの複数のデジタル放送サービスに対応して、受信に必
    要な情報を記憶した複数のICカードを接続するための
    複数の端子と、ICカードの接続を検出する接続検出手
    段と、ICカードの接続に対応してICカードに関する
    データを更新するデータ更新手段と、前記ICカードに
    関するデータを記憶する記憶手段と、前記複数のデジタ
    ル放送サービスの間の優先順位を設定する優先順位設定
    手段と、前記複数のデジタル放送サービスのうち一つを
    出力する指示を行う指示手段と、この指示手段に従い、
    前記記憶されたICカードに関するデータ及び優先順位
    に応じて、前記番組ガイドを順次表示する制御手段を備
    える受信装置。
JP9078335A 1997-03-28 1997-03-28 受信装置 Pending JPH10276380A (ja)

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