JPH10276358A - 映像表示システム - Google Patents
映像表示システムInfo
- Publication number
- JPH10276358A JPH10276358A JP9080816A JP8081697A JPH10276358A JP H10276358 A JPH10276358 A JP H10276358A JP 9080816 A JP9080816 A JP 9080816A JP 8081697 A JP8081697 A JP 8081697A JP H10276358 A JPH10276358 A JP H10276358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- north
- jimbal
- gimbal
- aircraft
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地図との対比を容易にし、更に抜けのない撮
影を実施するためには搭載するカメラの映像を北が上に
なるよう表示することが有効である。従来のシステム
は、機体の進行方向信号が入力されていなかったため、
航空機を北に向け直す操作を必要とするという問題があ
った。 【解決手段】 機体信号方位信号１１を出力する自機位
置測位装置１０を備え、カメラジンバル制御装置１に航
空機の進行方向信号を入力し、カメラジンバルを常時北
に指向させるよう演算・制御する。
影を実施するためには搭載するカメラの映像を北が上に
なるよう表示することが有効である。従来のシステム
は、機体の進行方向信号が入力されていなかったため、
航空機を北に向け直す操作を必要とするという問題があ
った。 【解決手段】 機体信号方位信号１１を出力する自機位
置測位装置１０を備え、カメラジンバル制御装置１に航
空機の進行方向信号を入力し、カメラジンバルを常時北
に指向させるよう演算・制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は航空機等の飛しょ
う体に搭載して地上を撮影する（以下、空撮と称す）装
置において、地図との対比を容易にし、更に抜けのない
撮影を実施するため、常時搭載するカメラの映像を北が
上になるよう表示する映像表示システムに関するもので
ある。
う体に搭載して地上を撮影する（以下、空撮と称す）装
置において、地図との対比を容易にし、更に抜けのない
撮影を実施するため、常時搭載するカメラの映像を北が
上になるよう表示する映像表示システムに関するもので
ある。
【０００２】まず、本発明の背景を述べる。空撮映像は
頻繁に地図と対応させて使用される。例えば、消防・防
災用途で火災・天災による被害地点／被害規模の特定及
び連絡を行う場合、警察・警備用途で日常パトロール／
事件発生時の地点特定及び連絡を行う場合、報道用途で
撮影地点の特定を行う場合、地図自身を作成する為のデ
ータ取得の場合等である。又、写真をそのまま地図とし
て出版する場合すらある。
頻繁に地図と対応させて使用される。例えば、消防・防
災用途で火災・天災による被害地点／被害規模の特定及
び連絡を行う場合、警察・警備用途で日常パトロール／
事件発生時の地点特定及び連絡を行う場合、報道用途で
撮影地点の特定を行う場合、地図自身を作成する為のデ
ータ取得の場合等である。又、写真をそのまま地図とし
て出版する場合すらある。
【０００３】一般的に、地図は媒体が紙かディジタルデ
ータかに依らず北を上にして作成されている。よって、
地図と対応させる空撮映像は北が上になるよう撮影する
と便利であり、更に撮影漏れを防止することもできる。
ータかに依らず北を上にして作成されている。よって、
地図と対応させる空撮映像は北が上になるよう撮影する
と便利であり、更に撮影漏れを防止することもできる。
【０００４】よって、航空機の飛行方向に依らず、常時
搭載するカメラの映像を北が上になるよう表示する航空
機搭載の映像表示システム（航空機テレビシステム）が
必要となる。
搭載するカメラの映像を北が上になるよう表示する航空
機搭載の映像表示システム（航空機テレビシステム）が
必要となる。
【０００５】
【従来の技術】図２は従来の航空機テレビシステムの構
成の一例を示す図であり、１はテレビカメラ、２はテレ
ビカメラ１の制御信号及び映像出力信号、３はテレビカ
メラ１を内蔵し、航空機に搭載して任意の方向に指向さ
せることのできるカメラジンバル、４はカメラジンバル
３及びテレビカメラ１の制御信号及び映像出力信号、５
はオペレータが制御入力を行うための操作部、６は制御
入力、７はカメラジンバル３の指向制御及びテレビカメ
ラ１を制御するカメラジンバル制御装置、８はテレビカ
メラ１の映像出力信号、９は映像出力信号８を表示する
表示部である。
成の一例を示す図であり、１はテレビカメラ、２はテレ
ビカメラ１の制御信号及び映像出力信号、３はテレビカ
メラ１を内蔵し、航空機に搭載して任意の方向に指向さ
せることのできるカメラジンバル、４はカメラジンバル
３及びテレビカメラ１の制御信号及び映像出力信号、５
はオペレータが制御入力を行うための操作部、６は制御
入力、７はカメラジンバル３の指向制御及びテレビカメ
ラ１を制御するカメラジンバル制御装置、８はテレビカ
メラ１の映像出力信号、９は映像出力信号８を表示する
表示部である。
【０００６】次に動作について説明する。オペレータは
映像出力信号８を表示部９にて確認しながら操作部５を
操作してカメラジンバル３を撮像したい方向へ指向させ
る。また、操作部５が備えるテレビカメラ１のズーム、
フォーカス等の機能を操作することにより、車両追跡や
災害発生区域の撮像等、目的に応じた映像の取得を行
う。搭載するカメラの映像を北が上になるよう表示する
際は、一度航空機を北に向け、カメラジンバル３を航空
機正面に指向させる。その後はカメラジンバル３が同一
方向を向き続けるのにまかせる。
映像出力信号８を表示部９にて確認しながら操作部５を
操作してカメラジンバル３を撮像したい方向へ指向させ
る。また、操作部５が備えるテレビカメラ１のズーム、
フォーカス等の機能を操作することにより、車両追跡や
災害発生区域の撮像等、目的に応じた映像の取得を行
う。搭載するカメラの映像を北が上になるよう表示する
際は、一度航空機を北に向け、カメラジンバル３を航空
機正面に指向させる。その後はカメラジンバル３が同一
方向を向き続けるのにまかせる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】撮影に於いて、地図と
の対比を容易にし、更に抜けのない撮影を実施するため
には搭載するカメラの映像を北が上になるよう表示する
ことが有効である。従来の装置は以上のように構成され
ており、カメラジンバル制御装置に機体の進行方向信号
が入力されていなかったため、カメラの映像を北が上に
なるよう表示する為には航空機自体を北に向け直す操作
を必要とするという問題があった。
の対比を容易にし、更に抜けのない撮影を実施するため
には搭載するカメラの映像を北が上になるよう表示する
ことが有効である。従来の装置は以上のように構成され
ており、カメラジンバル制御装置に機体の進行方向信号
が入力されていなかったため、カメラの映像を北が上に
なるよう表示する為には航空機自体を北に向け直す操作
を必要とするという問題があった。
【０００８】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、カメラジンバル制御装置に
航空機の進行方向信号を入力し、カメラジンバルを常時
北に指向させるよう演算・制御することにより、地図と
の対比を容易にし、更に抜けのない撮影を実施すること
を目的とする。
ためになされたものであり、カメラジンバル制御装置に
航空機の進行方向信号を入力し、カメラジンバルを常時
北に指向させるよう演算・制御することにより、地図と
の対比を容易にし、更に抜けのない撮影を実施すること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像表示
システムは、撮像装置と、上記撮像装置を内蔵し飛しょ
う体に搭載して上記撮像装置を任意の方向に指向させる
ためのジンバルと、上記飛しょう体の自機位置（緯度、
経度、高度）を観測して機体進行方位信号を出力する自
機位置測位装置と、上記撮像装置で得られた映像信号を
表示する表示装置と、オペレータが操作入力を行うため
の操作部と、機体進行方位信号及び操作入力を用いて上
記ジンバル及び撮像装置を北に向くように制御を行うジ
ンバル制御装置とを備えたものである。
システムは、撮像装置と、上記撮像装置を内蔵し飛しょ
う体に搭載して上記撮像装置を任意の方向に指向させる
ためのジンバルと、上記飛しょう体の自機位置（緯度、
経度、高度）を観測して機体進行方位信号を出力する自
機位置測位装置と、上記撮像装置で得られた映像信号を
表示する表示装置と、オペレータが操作入力を行うため
の操作部と、機体進行方位信号及び操作入力を用いて上
記ジンバル及び撮像装置を北に向くように制御を行うジ
ンバル制御装置とを備えたものである。
【００１０】また、この発明は、ジンバルを飛しょう体
の機体進行方位と逆方向に制御することによりジンバル
を北に向けるようにしたものである。
の機体進行方位と逆方向に制御することによりジンバル
を北に向けるようにしたものである。
【００１１】
実施の形態１．以下、この発明の実施の形態１を図につ
いて説明する。図１において、１０は航空機の自機位置
（緯度、経度、高度）を観測する自機位置測位装置、１
１は自機位置測位装置１０内で演算され、出力される機
体進行方位信号である。
いて説明する。図１において、１０は航空機の自機位置
（緯度、経度、高度）を観測する自機位置測位装置、１
１は自機位置測位装置１０内で演算され、出力される機
体進行方位信号である。
【００１２】テレビカメラ１をカメラジンバル７にまっ
すぐ取り付けることにより、カメラジンバル３が北を向
けば表示部９に表示される映像は北が上になる。
すぐ取り付けることにより、カメラジンバル３が北を向
けば表示部９に表示される映像は北が上になる。
【００１３】カメラジンバル制御装置７に入力される機
体進行方位信号１１は、北に対する航空機の進行方向角
度である。ほぼ航空機の進行方向と機首方向は一致する
為、カメラジンバル３を機体進行方位信号１１と逆方向
に制御することにより、カメラジンバル３を北に向け、
常時映像を北が上になるよう表示することができる。
体進行方位信号１１は、北に対する航空機の進行方向角
度である。ほぼ航空機の進行方向と機首方向は一致する
為、カメラジンバル３を機体進行方位信号１１と逆方向
に制御することにより、カメラジンバル３を北に向け、
常時映像を北が上になるよう表示することができる。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、撮像装置が搭載され
た航空機等の飛しょう体を北に向け直す操作を必要とせ
ず、常時映像を北が上になるよう表示することができ
る。
た航空機等の飛しょう体を北に向け直す操作を必要とせ
ず、常時映像を北が上になるよう表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明の実施の形態１による航空機テレビ
システムを示す構成図である。
システムを示す構成図である。
【図２】 従来の航空機テレビシステムを示す構成図で
ある。
ある。
１ テレビカメラ、２ 制御信号及び映像出力信号、３
カメラジンバル、４制御信号及び映像出力信号、５
操作部、６ 制御入力、７ カメラジンバル制御装置、
８ 映像出力信号、９ 表示部、１０ 自機位置測位装
置、１１ 機体進行方位信号。
カメラジンバル、４制御信号及び映像出力信号、５
操作部、６ 制御入力、７ カメラジンバル制御装置、
８ 映像出力信号、９ 表示部、１０ 自機位置測位装
置、１１ 機体進行方位信号。
Claims (2)
- 【請求項１】 撮像装置と、上記撮像装置を内蔵し飛し
ょう体に搭載して上記撮像装置を任意の方向に指向させ
るためのジンバルと、上記飛しょう体の自機位置（緯
度、経度、高度）を観測して機体進行方位信号を出力す
る自機位置測位装置と、上記撮像装置で得られた映像信
号を表示する表示装置と、オペレータが操作入力を行う
ための操作部と、機体進行方位信号及び操作入力を用い
て上記ジンバル及び撮像装置を北に向くように制御を行
うジンバル制御装置とを備えたことを特徴とする映像表
示システム。 - 【請求項２】 上記ジンバルを飛しょう体の機体進行方
位と逆方向に制御するようにしたことを特徴とする請求
項１記載の映像表示システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080816A JPH10276358A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 映像表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9080816A JPH10276358A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 映像表示システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10276358A true JPH10276358A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13728989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9080816A Pending JPH10276358A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 映像表示システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10276358A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104990465A (zh) * | 2015-07-21 | 2015-10-21 | 胡校峰 | 追踪侦察定位器及具有该定位器的导弹 |
| JP2018196066A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | 株式会社ユピテル | ドライブレコーダー、ドライブレコーダー用表示装置及びプログラム |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9080816A patent/JPH10276358A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104990465A (zh) * | 2015-07-21 | 2015-10-21 | 胡校峰 | 追踪侦察定位器及具有该定位器的导弹 |
| JP2018196066A (ja) * | 2017-05-19 | 2018-12-06 | 株式会社ユピテル | ドライブレコーダー、ドライブレコーダー用表示装置及びプログラム |
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