JPH10274148A - 漏斗形風力発電機 - Google Patents
漏斗形風力発電機Info
- Publication number
- JPH10274148A JPH10274148A JP7505697A JP7505697A JPH10274148A JP H10274148 A JPH10274148 A JP H10274148A JP 7505697 A JP7505697 A JP 7505697A JP 7505697 A JP7505697 A JP 7505697A JP H10274148 A JPH10274148 A JP H10274148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- wind
- funnel
- generator according
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 いかなる地域でもその風条件に応じて、必要
な出力を提供するよう規模を調節することができ、風の
持つエネルギーを別形態のエネルギーに効率良く変換す
ることができる風力発電機、すなわち、タービンを提供
することができる風力発電機、すなわち、タービンを提
供すること。 【解決手段】 1以上の鉛直方向に配置されたタービン
を有し、該タービン周囲に複数の外側に伸びた羽根を持
ち、該羽根は風の流れをタービン方向に向けることで、
該タービンを有効に運転させる。
な出力を提供するよう規模を調節することができ、風の
持つエネルギーを別形態のエネルギーに効率良く変換す
ることができる風力発電機、すなわち、タービンを提供
することができる風力発電機、すなわち、タービンを提
供すること。 【解決手段】 1以上の鉛直方向に配置されたタービン
を有し、該タービン周囲に複数の外側に伸びた羽根を持
ち、該羽根は風の流れをタービン方向に向けることで、
該タービンを有効に運転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏斗形風力発電
機、すなわち、タービンに関するものであり、詳細には
各種利用分野に対応して規模を変更することができる発
電機に関するものである。
機、すなわち、タービンに関するものであり、詳細には
各種利用分野に対応して規模を変更することができる発
電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人類が直面している主要な問題の一つ
に、エネルギーの利用がある。
に、エネルギーの利用がある。
【0003】化石燃料である石油および石炭は減少する
資源であり、これらの資源については、過去100年余り
にわたって既知の鉱床は大量に採掘されてきた。
資源であり、これらの資源については、過去100年余り
にわたって既知の鉱床は大量に採掘されてきた。
【0004】現在でも多くの資源はあるが、将来的には
有限であり、限られたものである。
有限であり、限られたものである。
【0005】原子力エネルギーは、基本的に原子力発電
に関連する固有の危険性があることから、当初期待され
たほどの恩恵とはならないことが明らかになっている。
に関連する固有の危険性があることから、当初期待され
たほどの恩恵とはならないことが明らかになっている。
【0006】太陽エネルギーは当然のことながら継続し
て使用することが可能な資源であり、将来においてもか
なり実用面で利用されると考えられるが、現時点では、
太陽エネルギーを利用可能なエネルギーに変換するには
極めて高い経費を要し、大量の電力が関係する場合には
あまり有用ではない。さらに当然のことながら、世界的
には太陽光が信頼できるだけの太陽エネルギーを地表に
提供できない地域もある。
て使用することが可能な資源であり、将来においてもか
なり実用面で利用されると考えられるが、現時点では、
太陽エネルギーを利用可能なエネルギーに変換するには
極めて高い経費を要し、大量の電力が関係する場合には
あまり有用ではない。さらに当然のことながら、世界的
には太陽光が信頼できるだけの太陽エネルギーを地表に
提供できない地域もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】風力エネルギーも継続
して使用することが可能な資源であり、少なくとも一部
の地域では、大量の電力を提供することができ、世界の
ほとんどの地域で多くの電力を提供することができる。
して使用することが可能な資源であり、少なくとも一部
の地域では、大量の電力を提供することができ、世界の
ほとんどの地域で多くの電力を提供することができる。
【0008】風力エネルギーを電力に変換する各種の方
法は数多く提案されており、そのうちの一部は商業的に
利用されているが、現時点では多くの商業的利用分野に
満足できる変換方法はないように思われる。
法は数多く提案されており、そのうちの一部は商業的に
利用されているが、現時点では多くの商業的利用分野に
満足できる変換方法はないように思われる。
【0009】本発明が関係するのは、上記の形態のエネ
ルギーである。
ルギーである。
【0010】本発明は、いかなる地域でもその風条件に
応じて、必要な出力を提供するよう規模を調節すること
ができ、風の持つエネルギーを別形態のエネルギーに効
率良く変換することができる風力発電機、すなわち、タ
ービンを提供することを目的とする。
応じて、必要な出力を提供するよう規模を調節すること
ができ、風の持つエネルギーを別形態のエネルギーに効
率良く変換することができる風力発電機、すなわち、タ
ービンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】最も広い意味において本
発明は、1個以上の鉛直に立てられたタービンを有して
なり、該タービンの周囲に複数の外側に伸びた羽根を有
し、該羽根は風の流れをタービンの方向に向けて、該タ
ービンを有効に運転させるものである漏斗形風力発電機
を含むものである。
発明は、1個以上の鉛直に立てられたタービンを有して
なり、該タービンの周囲に複数の外側に伸びた羽根を有
し、該羽根は風の流れをタービンの方向に向けて、該タ
ービンを有効に運転させるものである漏斗形風力発電機
を含むものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明をさらに理解しやすくする
ため、以下に、添付の図面を参照しながら本発明に従っ
て作製されるある特定の形態のタービンについて説明す
る。
ため、以下に、添付の図面を参照しながら本発明に従っ
て作製されるある特定の形態のタービンについて説明す
る。
【0013】図1は、漏斗形風力発電機の平面図であ
る。
る。
【0014】図2は、漏斗形風力発電機の側面図であ
る。
る。
【0015】図3は、図1の線分3−3で切った断面図
である。
である。
【0016】図4は、図3の線分4−4で切った平面断
面図である。
面図である。
【0017】最初に理解しておくべき点として、本発明
のタービンは、タービン自体の物理的設計に応じて発生
する電力を広い範囲で変えることができる。
のタービンは、タービン自体の物理的設計に応じて発生
する電力を広い範囲で変えることができる。
【0018】例えば、僻地の地所など向けにわずか数キ
ロワットを提供するものから、何メガワットも発電して
町もしくは都市へ電力を供給するために使用されるもの
に至るタービンを設計することができると考えられる。
ロワットを提供するものから、何メガワットも発電して
町もしくは都市へ電力を供給するために使用されるもの
に至るタービンを設計することができると考えられる。
【0019】本明細書においては、基本的に各種出力形
態についてこれ以上説明せず、説明上付随するものは別
として、機械工学的観点から特定の構造形態について説
明はしない。
態についてこれ以上説明せず、説明上付随するものは別
として、機械工学的観点から特定の構造形態について説
明はしない。
【0020】
【実施例】図1乃至図4を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】本発明の好ましい態様においては、羽根1
0は、基本的にタービン1の周縁部2に対して接線方向
に配置され、タービン1の周縁部2周囲に等間隔に配置
されていることで、一連の隣接する漏斗形14を形成
し、風がその漏斗形からタービン1の方に流れることが
できるようになっている。
0は、基本的にタービン1の周縁部2に対して接線方向
に配置され、タービン1の周縁部2周囲に等間隔に配置
されていることで、一連の隣接する漏斗形14を形成
し、風がその漏斗形からタービン1の方に流れることが
できるようになっている。
【0022】タービン上部を図示のようにして翼のよう
な配置を提供することで、上部3の表面にかかる圧力が
低減され、タービン1の表面に沿って上昇する空気によ
りさらにエネルギーを提供して、タービン1の回転を行
うことができるようなタービン1形状とすることができ
る。
な配置を提供することで、上部3の表面にかかる圧力が
低減され、タービン1の表面に沿って上昇する空気によ
りさらにエネルギーを提供して、タービン1の回転を行
うことができるようなタービン1形状とすることができ
る。
【0023】実際のタービン1は、その軸が鉛直方向に
配置されるよう設計されており、タービン下端5は、タ
ービン1の重量のかなりの部分を支えタービンを軸4周
囲の回転に制限するよう調整されたベアリング配列に連
結されていることになるであろうし、上端6は、純粋に
タービン1を鉛直に維持し、鉛直の回転を行わせるよう
調整されたより軽いベアリング配列20を有することが
できる。
配置されるよう設計されており、タービン下端5は、タ
ービン1の重量のかなりの部分を支えタービンを軸4周
囲の回転に制限するよう調整されたベアリング配列に連
結されていることになるであろうし、上端6は、純粋に
タービン1を鉛直に維持し、鉛直の回転を行わせるよう
調整されたより軽いベアリング配列20を有することが
できる。
【0024】その装置の第1の態様においては、タービ
ン1は単純に、それに風が当たった時に回転するよう調
整された公知の種類の羽根付きタービンとすることがで
きる。さらに複雑な態様では、タービンの軸4に対して
ほぼ垂直に当たる風だけでなく、タービンの下端5から
上端6へのタービン1の軸4に沿った風の運動によって
も回転することができる螺旋形タービンとすることがで
きる。
ン1は単純に、それに風が当たった時に回転するよう調
整された公知の種類の羽根付きタービンとすることがで
きる。さらに複雑な態様では、タービンの軸4に対して
ほぼ垂直に当たる風だけでなく、タービンの下端5から
上端6へのタービン1の軸4に沿った風の運動によって
も回転することができる螺旋形タービンとすることがで
きる。
【0025】さらに、複数のタービン1を用い、それら
のタービンを同軸的に取り付けて、一つのタービンの上
に別のタービンが来るようにすることができ、使用する
タービンの形態は、そのタービンへの入力風に応じて変
えることができる。
のタービンを同軸的に取り付けて、一つのタービンの上
に別のタービンが来るようにすることができ、使用する
タービンの形態は、そのタービンへの入力風に応じて変
えることができる。
【0026】このことについて以下に説明する。
【0027】タービンから外方向に伸びた多くの羽根1
0があって、風をタービン1内に向かわせるようになっ
ている。
0があって、風をタービン1内に向かわせるようになっ
ている。
【0028】通常は三角形とすることができるこれらの
羽根10は、タービン1の周縁部2周囲に配置され、そ
の周縁部からわずかに外側に空間を設けて配置され、好
ましくはその内側端11はタービン1に対して接線方向
となっている。
羽根10は、タービン1の周縁部2周囲に配置され、そ
の周縁部からわずかに外側に空間を設けて配置され、好
ましくはその内側端11はタービン1に対して接線方向
となっている。
【0029】すなわち、各羽根10は、それがタービン
に最も近いところから接線方向に、タービン1から外側
に向けて伸びており、従って隣接する羽根10同士は、
タービン1に対して外側に行くほど離れていくようにな
っている。
に最も近いところから接線方向に、タービン1から外側
に向けて伸びており、従って隣接する羽根10同士は、
タービン1に対して外側に行くほど離れていくようにな
っている。
【0030】発電機の1形態においては、周縁部2周囲
にそのような羽根10を8枚設けることができるが、大
型の発電機が必要な場合には、この数より多くすること
ができる。
にそのような羽根10を8枚設けることができるが、大
型の発電機が必要な場合には、この数より多くすること
ができる。
【0031】実際には、タービン1周囲にリムもしくは
円板13を配置することによって構造を強固にすること
が好ましく、好ましい実施態様においては、そのような
円板13を3枚設けて、1枚は羽根10の底より上方に
配置し、2枚目は羽根のほぼ中央に配置し、3枚目は羽
根10の頂部より下方16に配置する。上記のように、
これら円板13は構造を強固にするものであり、さらに
は本明細書で後述する第2の利用分野を提供するもので
もある。
円板13を配置することによって構造を強固にすること
が好ましく、好ましい実施態様においては、そのような
円板13を3枚設けて、1枚は羽根10の底より上方に
配置し、2枚目は羽根のほぼ中央に配置し、3枚目は羽
根10の頂部より下方16に配置する。上記のように、
これら円板13は構造を強固にするものであり、さらに
は本明細書で後述する第2の利用分野を提供するもので
もある。
【0032】別法として、上記円板13を、羽根10周
囲に配置した螺旋形部材に代えることができ、それをタ
ービン1の下端5から上端6に伸ばす。前述した通り、
各対の羽根10は、平面図において、タービン1の周縁
部2から外側に伸びて、タービン1から離れるに連れて
互いに離れていく。すなわち、各対の羽根10は、その
外側端12で風を集める働きをすることができる漏斗形
14を規定しており、風を内側のタービン1方向に集中
し、そうして風がタービン方向に移動するに連れて、風
を効果的に予備加圧する。
囲に配置した螺旋形部材に代えることができ、それをタ
ービン1の下端5から上端6に伸ばす。前述した通り、
各対の羽根10は、平面図において、タービン1の周縁
部2から外側に伸びて、タービン1から離れるに連れて
互いに離れていく。すなわち、各対の羽根10は、その
外側端12で風を集める働きをすることができる漏斗形
14を規定しており、風を内側のタービン1方向に集中
し、そうして風がタービン方向に移動するに連れて、風
を効果的に予備加圧する。
【0033】従って妥当な範囲内であれば、羽根10を
広くするほど、より多くの風が集まり、タービン1方向
に送られる。
広くするほど、より多くの風が集まり、タービン1方向
に送られる。
【0034】配置は、羽根10がタービン1に対して等
間隔として、風が来る方向とは無関係に、タービン1の
運転がほぼ同等となるようにする。
間隔として、風が来る方向とは無関係に、タービン1の
運転がほぼ同等となるようにする。
【0035】タービン1の上端6の形態は、タービン1
中に入らない風を上昇させて、タービン1の上端6付近
の圧を有効に低下させることができ、その低下によっ
て、タービン1に当たる風の少なくとも一部を上昇させ
て、タービン表面に沿って移動させることができるよう
になり、適切な設計のタービン1が提供された場合は、
それによってタービンに対してさらに回転運動が加わ
り、その効率が上昇する。
中に入らない風を上昇させて、タービン1の上端6付近
の圧を有効に低下させることができ、その低下によっ
て、タービン1に当たる風の少なくとも一部を上昇させ
て、タービン表面に沿って移動させることができるよう
になり、適切な設計のタービン1が提供された場合は、
それによってタービンに対してさらに回転運動が加わ
り、その効率が上昇する。
【0036】複数のタービン1がある場合には、タービ
ンの形状を、所定の位置での風の利用が最大となるよう
にすることができる。例えば、下方もしくは最も下のタ
ービン1が「使用後」空気を効果的に反射して上昇させ
るように配置し、従って前述のように、その上のタービ
ン1の形状を、その風を利用して駆動力を得て、しかも
そのタービンを直接流れる空気からも駆動力を得るよう
なものとすることも可能であると考えられる。このよう
にして、周囲の風を最大限利用することができる。
ンの形状を、所定の位置での風の利用が最大となるよう
にすることができる。例えば、下方もしくは最も下のタ
ービン1が「使用後」空気を効果的に反射して上昇させ
るように配置し、従って前述のように、その上のタービ
ン1の形状を、その風を利用して駆動力を得て、しかも
そのタービンを直接流れる空気からも駆動力を得るよう
なものとすることも可能であると考えられる。このよう
にして、周囲の風を最大限利用することができる。
【0037】一般に風は、タービン1を通過する時、運
動方向から離れた側にある羽根10を通り、風の流れに
単純に合流する。ただし、通常はその速度は低下してい
る。
動方向から離れた側にある羽根10を通り、風の流れに
単純に合流する。ただし、通常はその速度は低下してい
る。
【0038】羽根10の間に集まらない風によって風の
方向から離れたタービン側に、かなり低圧の領域を生じ
させることができるようにし、その低圧領域がタービン
を通過する風を引きつけ、できるだけ迅速にタービン1
からその風を追い出すようにする上で、ユニット形状を
役立たせることも可能である。
方向から離れたタービン側に、かなり低圧の領域を生じ
させることができるようにし、その低圧領域がタービン
を通過する風を引きつけ、できるだけ迅速にタービン1
からその風を追い出すようにする上で、ユニット形状を
役立たせることも可能である。
【0039】タービン1に関して太陽エネルギーを利用
することもできる。一般に北(太陽に向く方向)に向い
ているタービン部分にある羽根10および円板13に、
黒色などの吸光色を塗布し、反対側にあるものには白色
または銀色などの反射色を塗布して、夏至前後を除き、
通常選択的にそうであるように太陽が北側を照らす時に
はその北側が暖かくなり、太陽が他方の側を照らすとそ
こから反射する傾向があって、相対的にその面の温度が
低くなって、その温度差の結果として、タービンを横切
るさらに別の風の運動が生じ、やはり追加のエネルギー
がタービン1に加わるようにすることができる。
することもできる。一般に北(太陽に向く方向)に向い
ているタービン部分にある羽根10および円板13に、
黒色などの吸光色を塗布し、反対側にあるものには白色
または銀色などの反射色を塗布して、夏至前後を除き、
通常選択的にそうであるように太陽が北側を照らす時に
はその北側が暖かくなり、太陽が他方の側を照らすとそ
こから反射する傾向があって、相対的にその面の温度が
低くなって、その温度差の結果として、タービンを横切
るさらに別の風の運動が生じ、やはり追加のエネルギー
がタービン1に加わるようにすることができる。
【0040】タービンはその力を、発電機を利用するこ
とができる何らかの電力源に提供しなければならないこ
とから、本明細書においてはタービンおよび発電機とい
う用語を使用している。
とができる何らかの電力源に提供しなければならないこ
とから、本明細書においてはタービンおよび発電機とい
う用語を使用している。
【0041】すでに送電網があるユニットを使用する場
合には、それによって交流発電機すなわち交流機を駆動
して、直接交流電流を発生させ、それを高圧送電線網に
送ることができる。それを単独で用いる場合は、例えば
直流発電機を用い、電力をバッテリースタックに送るこ
とで、その電力を使用準備が整うまで蓄えることができ
るようにすることが好ましい場合があり、その場合、直
流電力として使用するかあるいは機械的もしくは電子的
交流機を通過させて用時に交流電力を提供するようにす
るかのいずれかとすることが考えられる。
合には、それによって交流発電機すなわち交流機を駆動
して、直接交流電流を発生させ、それを高圧送電線網に
送ることができる。それを単独で用いる場合は、例えば
直流発電機を用い、電力をバッテリースタックに送るこ
とで、その電力を使用準備が整うまで蓄えることができ
るようにすることが好ましい場合があり、その場合、直
流電力として使用するかあるいは機械的もしくは電子的
交流機を通過させて用時に交流電力を提供するようにす
るかのいずれかとすることが考えられる。
【0042】さらに、タービン1を用いてコンプレッサ
を駆動し、それによって空気を圧縮して、それを次に水
流ポンプに使用して水を運動させ、水をヘッドに当たる
ように運動させて、それを次に例えば水力発電機などを
介して利用することで、追加のエネルギーを提供するこ
ともできる。
を駆動し、それによって空気を圧縮して、それを次に水
流ポンプに使用して水を運動させ、水をヘッドに当たる
ように運動させて、それを次に例えば水力発電機などを
介して利用することで、追加のエネルギーを提供するこ
ともできる。
【0043】円板13上および可能であれば通常の太陽
光を大部分の表面が受けるだけ効果的に北を向いている
羽根10の面にも太陽電池を設けることで、装置からの
出力を上昇させることができる。すなわち、可能であれ
ば北側に向いている羽根のうち2または4枚の面に設け
る。
光を大部分の表面が受けるだけ効果的に北を向いている
羽根10の面にも太陽電池を設けることで、装置からの
出力を上昇させることができる。すなわち、可能であれ
ば北側に向いている羽根のうち2または4枚の面に設け
る。
【0044】このようにして発生する太陽による電力を
用いて、タービンによって発生する電力に補充すること
ができるか、あるいはそれとは独立に用いて、例えばタ
ービンの運転を制御するための電力を提供することも考
えられる。
用いて、タービンによって発生する電力に補充すること
ができるか、あるいはそれとは独立に用いて、例えばタ
ービンの運転を制御するための電力を提供することも考
えられる。
【0045】円板13を螺旋形補強材に切り換えると、
発電機の先端に応じて、作業員または作業具が近づいて
保守を行うことが可能となる。
発電機の先端に応じて、作業員または作業具が近づいて
保守を行うことが可能となる。
【0046】本明細書の始めの部分において、本発明の
装置は、比較的少量の電力から非常に大量の電力まで供
給できると記載した。
装置は、比較的少量の電力から非常に大量の電力まで供
給できると記載した。
【0047】実際、本発明の装置を前記配置の羽根およ
び円板の内部にある自給自足の都市に適用して、その都
市がタービンから全ての電力を得るようにすることが可
能であると考えられる。そのような組み合わせはやや未
来の話のように思われるかも知れないが、そうではあっ
てもそれは、ほとんどの石炭燃焼発電所ならびに水力お
よび原子力発電所の場合のように、相当の送電網を提供
する必要なく、電力を得る有効な方法である。
び円板の内部にある自給自足の都市に適用して、その都
市がタービンから全ての電力を得るようにすることが可
能であると考えられる。そのような組み合わせはやや未
来の話のように思われるかも知れないが、そうではあっ
てもそれは、ほとんどの石炭燃焼発電所ならびに水力お
よび原子力発電所の場合のように、相当の送電網を提供
する必要なく、電力を得る有効な方法である。
【0048】本明細書においては、本発明のある特定の
好ましい実施態様について説明したが、本明細書自体か
ら、本発明の精神および範囲を逸脱しない限りにおい
て、多くの改良を行うことができることは理解されよ
う。
好ましい実施態様について説明したが、本明細書自体か
ら、本発明の精神および範囲を逸脱しない限りにおい
て、多くの改良を行うことができることは理解されよ
う。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、いかなる地域でもその風条件に応じて、必要
な出力を提供するよう規模を調節することができ、風の
持つエネルギーを別形態のエネルギーに効率良く変換す
ることができる風力発電機、すなわち、タービンを提供
することができる効果がある。
いるので、いかなる地域でもその風条件に応じて、必要
な出力を提供するよう規模を調節することができ、風の
持つエネルギーを別形態のエネルギーに効率良く変換す
ることができる風力発電機、すなわち、タービンを提供
することができる効果がある。
【図1】漏斗形風力発電機の平面図である。
【図2】漏斗形風力発電機の側面図である。
【図3】図1の線分3−3で切った断面図である。
【図4】図3の線分4−4で切った平面断面図である。
1 タービン 2 周縁部 3 タービン上部 4 軸 5 タービン下端 6 タービン上端 10 羽根 11 内側端 13 円板 14 漏斗形 20 ベアリング配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597042179 ジョセフ ポール シェンブリ JOSEPH PAUL SHEMBRI オーストラリア国 3030 ヴィクトリア ウェリビー ポイント クック ロード 425 (72)発明者 アンドリュー ジョセフ シェンブリ オーストラリア国 3030 ヴィクトリア ウェリビー ポイント クック ロード 425 (72)発明者 ジョセフ ポール シェンブリ オーストラリア国 3030 ヴィクトリア ウェリビー ポイント クック ロード 425
Claims (15)
- 【請求項1】 1以上の鉛直方向に配置されたタービン
を有し、該タービン周囲に複数の外側に伸びた羽根を備
え、該羽根は風の流れをタービン方向に向けることで、
該タービンを効率よく運転させる漏斗形風力発電機。 - 【請求項2】 タービンの鉛直軸と下端が、該タービン
の重量の多くの部分を支え該タービンの回転を該軸周囲
に制限するよう調整されたベアリング配列に連結してい
る請求項1記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項3】 タービンの上端の構造が、該タービンを
鉛直に維持し、該タービンの鉛直回転を上昇させるよう
調整されている前記ベアリングより軽いベアリング部品
を設けることができるものである請求項2記載の漏斗形
風力発電機。 - 【請求項4】 前記タービンが、タービン周縁部周囲に
等間隔で配置された三角形の羽根からなり、該羽根がタ
ービンから外側方向に伸び、かつ、最もタービンに近い
箇所においては接線方向に伸びている請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項5】 リムまたは円板がタービン周縁部周囲に
配置されて、構造を強化している請求項4記載の漏斗形
風力発電機。 - 【請求項6】 前記のリムまたは円板が等間隔で配置さ
れている請求項5に記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項7】 3個の等間隔に隔てられた円板またはリ
ムがあり、1個は羽根の底より上にあり、2個目は羽根
の実質的に中央にあり、3個目は羽根の頂部より下方に
ある請求項5または請求項6記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項8】 タービンの下端からタービンの上端まで
伸びる螺旋形部材が羽根周囲に配置された請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項9】 各対の羽根が漏斗形状を規定し、該漏斗
形状がその外側端部で風を集めることができ、そのよう
な羽根の対はタービン方向に風を集中させることで、風
がタービン方向に移動するに連れて風を効果的に予備加
圧する請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の漏斗
形風力発電機。 - 【請求項10】 装置の太陽に向く部分にある羽根およ
び円板に吸光色、好ましくは黒色を塗布し、反対側に反
射色、好ましくは白色を塗布した請求項9記載の漏斗形
風力発電機。 - 【請求項11】 すでに送電網がある場合に前記装置を
用いて交流発電機すなわち交流機を駆動し、直接交流電
流を発生させて、該交流電流を高圧送電線網に送ること
ができるようにすることができる請求項1ないし請求項
10のいずれかに記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項12】 前記装置を単独で使用することがで
き、発生する電力をバッテリースタックに供給すること
で、該電力を蓄え、最終的に直流電力として利用する
か、あるいは別法として、機械的または電子的交流機を
通して必要時に交流電力を与えることができる請求項1
1記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項13】 太陽電池が、円板もしくは螺旋形部材
および好ましくは太陽側を向いている羽根の面に設けら
れている請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の
漏斗形風力発電機。 - 【請求項14】 複数のタービンが同軸上に取り付けら
れ、他のものの上に取り付けられるタービンの上端はあ
らゆる位置で風の利用を最大とするような形状となって
いる請求項13記載の漏斗形風力発電機。 - 【請求項15】 添付の図面を参照して本願明細書中に
記載された請求項14記載の漏斗形風力発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7505697A JPH10274148A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 漏斗形風力発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7505697A JPH10274148A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 漏斗形風力発電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10274148A true JPH10274148A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13565175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7505697A Pending JPH10274148A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 漏斗形風力発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10274148A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303459A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-22 | Hiroshi Hamashita | 需要家発電装置 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP7505697A patent/JPH10274148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303459A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-22 | Hiroshi Hamashita | 需要家発電装置 |
JP4623671B2 (ja) * | 2006-04-12 | 2011-02-02 | 寛 浜下 | 需要家発電装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5495128A (en) | Wind powered generator | |
US4433544A (en) | Wind and solar powered turbine | |
US5254876A (en) | Combined solar and wind powered generator with spiral blades | |
AU2010359619B2 (en) | Vertical axis turbine | |
EP3155255B1 (en) | Device for converting kinetic energy of a flowing medium to electrical energy | |
JPS58119977A (ja) | 風力発電方法及び風力発電機 | |
US20120195763A1 (en) | Energy conversion assembly | |
KR20140015520A (ko) | 수평 다단 풍력 터빈 | |
KR101691769B1 (ko) | 풍력발전기 회전력 증폭 장치 | |
KR100962241B1 (ko) | 풍력좌우 방향키 터보 발전장치 | |
KR101180860B1 (ko) | 풍력, 태양광 및 운동기구를 이용한 복합발전시스템 | |
CN205945593U (zh) | 一种建筑物一体化的风光互补发电系统 | |
EP0867615A1 (en) | Wind turbine with wind guiding funnel | |
JP2006029226A (ja) | 風力発電装置・照明装置 | |
CN107120233A (zh) | 一种垂直式风力发电装置 | |
CA2160253A1 (en) | Solar venturi turbine | |
JPH10274148A (ja) | 漏斗形風力発電機 | |
CN211258886U (zh) | 风力发电机 | |
EP0787901A1 (en) | Wind powered generator | |
KR100818161B1 (ko) | 회전하는 집풍장치를 구비한 풍력발전장치 | |
JP2003083228A (ja) | 風力発電装置 | |
KR20070115172A (ko) | 고속화도로 풍력발전기 | |
JP2004068622A (ja) | 発電装置並びに風車の回転体 | |
CN203548068U (zh) | 一种风、光发电机 | |
CN204408243U (zh) | 一种太阳能风力综合发电装置 |