JPH10272253A - 遊技機検査装置 - Google Patents

遊技機検査装置

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JPH10272253A
JPH10272253A JP9095068A JP9506897A JPH10272253A JP H10272253 A JPH10272253 A JP H10272253A JP 9095068 A JP9095068 A JP 9095068A JP 9506897 A JP9506897 A JP 9506897A JP H10272253 A JPH10272253 A JP H10272253A
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JP
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display control
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JP9095068A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の可変表示装置の表示内容を検査する
際に、表示内容の種類は膨大な数に上るため、検査完了
までに要する時間も膨大なものとなってしまう。 【解決手段】 遊技機検査装置における検査用データ作
成プログラムは、遊技機種対応に、遊技機の可変表示装
置に与えられる表示制御データを作成する。そして、遊
技機検査装置における検査プログラムは、検査者の所定
の操作にもとづいて、自動的に遊技機の可変表示装置に
表示制御データを送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
コイン遊技機またはスロットマシン等の遊技機の検査に
おいて使用される遊技機検査装置であって、特に、表示
状態が変化可能な可変表示装置を含む遊技機を検査する
ための遊技機検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機として、表示状態が変化可能な可
変表示部を有する可変表示装置が設けられ、可変表示部
の複数の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態
様の組合せとなった場合に所定の遊技価値を遊技者に与
えるように構成されたものがある。可変表示装置には、
1つだけ可変表示部を有するものと複数の可変表示部を
有するものとがあるが、いずれの可変表示装置であって
も、通常、複数の表示結果を時期を異ならせて表示する
ように構成されている。可変表示部には、例えば、図柄
等の複数の識別情報が可変表示される。可変表示部の複
数の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態様の
組合せとなることを、通常、「大当たり」という。ま
た、可変表示部の複数の表示結果のうちの一部が未だに
導出表示されていない段階において、既に表示結果が導
出表示されている可変表示の表示態様が特定の表示状態
の組合せとなる表示条件を満たしている状態を「リー
チ」という。遊技者は、大当たりをいかにして発生させ
るかを楽しみつつ遊技を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような遊技機の可
変表示部には、膨大な組合せの識別情報が表示されるこ
とになる。遊技機を検査する際には、その全ての組合せ
の表示内容が実際に表示されるのかどうか確認する必要
がある。一方、可変表示部の可変表示は所定の条件が成
立すると変動を開始するとともに、各表示内容はランダ
ムな確率に従って決定される。従って、検査者は、強制
的に所定の条件を成立させて可変表示の変動を開始させ
た後に可変表示部の表示結果を確認し、その遊技機が生
じさせうる全ての表示内容を確認するまで検査を続行す
ることになる。表示内容の種類は膨大な数に上るため、
検査完了までに要する時間も膨大なものとなってしま
う。
【0004】本発明は、そのような課題を解決するため
になされたものであって、可変表示装置を有する遊技機
の検査において、全ての表示内容を容易に短時間で確認
できる遊技機検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る遊技機検査装置は、表示状態が変化可能な可変表示装
置を制御する可変表示制御手段を有する遊技機を検査す
るものであって、遊技機検査用プログラムを有する遊技
機検査制御手段と、その遊技機検査用プログラムを記憶
する遊技機検査用プログラム記憶手段とを備え、遊技機
検査用プログラムは、遊技機の可変表示装置に表示され
る表示内容を指定する表示内容指定手段と、表示内容指
定手段によって指定された表示内容に応じて遊技機の可
変表示制御手段に送出する表示指令を作成する表示指令
作成手段とを含み、表示指令作成手段は作成した表示指
令を所定の操作にもとづいて遊技機の可変表示制御手段
に送出するものである。
【0006】また、請求項2記載の発明に係る遊技機検
査装置は、表示状態が変化可能な可変表示装置を制御す
る可変表示制御手段を有する遊技機を検査するものであ
って、複数種類の遊技機の検査に共通して用いられる共
通プログラムと各遊技機の種類毎に対応して個別に用い
られる個別制御データとを含む遊技機検査制御手段と、
その遊技機検査制御手段を記憶する遊技機検査用記憶手
段とを備え、遊技機検査用記憶手段は複数の個別制御デ
ータを記憶可能であり、遊技機検査制御手段は複数の個
別制御データのうち共通プログラムによって選定された
個別制御データを用いて遊技機の検査を実行できるもの
である。
【0007】表示内容指定手段は、可変表示装置に表示
される表示内容のうちリーチ状態となる表示内容等の特
定表示内容を順次選択的に指定する特定表示選択指定手
段を備えた構成であってもよい。
【0008】共通プログラムは、個別制御データにおけ
る遊技機の有効リールライン数を設定する有効リールラ
イン数設定手段を備えた構成であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。まず、検査対象の遊技機の一例で
あるパチンコ遊技機の一構成例について説明する。図1
はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図、図2はパチ
ンコ遊技機1の内部構造を示す全体背面図、図3はパチ
ンコ遊技機1の遊技盤を背面からみた背面図である。な
お、ここでは、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示
すが、本発明はパチンコ遊技機に限られず、例えばコイ
ン遊技機やスロットマシン等であってもよく、複数種類
の識別情報(図柄)を可変表示するための画像表示装置
等の可変表示装置を有し可変表示装置の表示結果があら
かじめ定められた特定の表示態様となった場合に所定の
遊技価値が付与可能になる全ての遊技機に適用可能であ
る。
【0010】図1に示すように、パチンコ遊技機1は、
額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠
2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の
下部には、打球供給皿3からあふれた景品玉を貯留する
余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル5が設
けられている。ガラス扉枠2の後方には、遊技盤6が着
脱可能に取り付けられている。また、遊技盤6の前面に
は遊技領域7が設けられている。
【0011】遊技領域7の中央付近には、複数種類の図
柄を可変表示するためのCRTによる画像表示部9と7
セグメントLEDによる可変表示器10とを含む可変表
示装置8が設けられている。可変表示装置8の側部に
は、打球を導く通過ゲート11が設けられている。通過
ゲート11を通過した打球は、玉出口13を経て始動入
賞口14の方に導かれる。通過ゲート11と玉出口13
との間の通路には、通過ゲート11を通過した打球を検
出するゲートセンサ12がある。また、始動入賞口14
に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口セ
ンサ17によって検出される。また、始動入賞口14の
下部には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられ
ている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によっ
て開状態とされる。可変入賞球装置15の下部には、特
定遊技状態(大当たり状態)においてソレノイド21に
よって開状態とされる開閉板20が設けられている。開
閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一
方(Vゾーン)に入った入賞球はVカウントセンサ22
で検出され、他方に入った入賞球はカウントセンサ23
で検出される。可変表示装置8の下部には、始動入賞口
14に入った入賞球数を表示する4個の表示部を有する
始動入賞記憶表示器18が設けられている。この例で
は、4個を上限として、始動入賞がある毎に、始動入賞
記憶表示器18は点灯している表示部を1つずつ増や
す。そして、画像表示部9の可変表示が開始される毎
に、点灯している表示部を1つ減らす。
【0012】遊技盤6には、複数の入賞口19,24が
設けられている。遊技領域7の左右周辺には、遊技中に
点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、
入賞しなかった打球を吸収するアウト口26がある。ま
た、遊技領域7の外側の左右上部には、効果音を発する
2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外
周には、遊技効果ランプ・LED28が設けられてい
る。そして、この例では、一方のスピーカ27の近傍
に、景品玉払出時に点灯する賞球ランプ51が設けら
れ、他方のスピーカ27の近傍に、補給玉が切れたとき
に点灯する玉切れランプ52が設けられている。さら
に、図1には、パチンコ遊技台1に隣接して設置され、
プリペイドカードが挿入されることによって玉貸しを可
能にするカードユニット50も示されている。
【0013】打球発射装置から発射された打球は、打球
レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7
を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートセ
ンサ12で検出されると、可変表示器10の表示数字が
連続的に変化する状態になる。また、打球が始動入賞口
14に入り始動口センサ17で検出されると、画像表示
部9内の図柄が回転を始める。画像表示部9内の画像の
回転は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の
画像の組み合わせが大当たり図柄の組み合わせである
と、大当たり遊技状態に移行する。すなわち、開閉板2
0が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例え
ば10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開
閉板20の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しVカウ
ントセンサ22で検出されると、継続権が発生し開閉板
20の開放が再度行われる。この継続権の発生は、所定
回数(例えば16回)許容される。
【0014】停止時の画像表示部9内の画像の組み合わ
せが確率変動を伴う大当たり図柄の組み合わせであっ
て、可変表示器10の示す図柄が所定の図柄である場合
には、その後、可変入賞球装置15が高い頻度で開状態
となるとともに、次に大当たりとなる確率が高くなる。
すなわち、遊技者にとって有利な状態となる。
【0015】次に、パチンコ遊技機1の裏面の構造につ
いて図2を参照して説明する。可変表示装置8の背面で
は、図2に示すように、機構板36の上部に景品玉タン
ク38が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置島に
設置された状態でその上方から景品玉が景品玉タンク3
8に供給される。景品玉タンク38内の景品玉は、誘導
樋39を通って玉払出装置に至る。
【0016】機構板36には、中継基板30を介して画
像表示装置9を制御する可変表示制御ユニット29、基
板ケース32に覆われ遊技制御用マイクロコンピュータ
等が搭載された遊技制御基板(主基板)31、可変表示
制御ユニット29と遊技制御基板31との間の信号を中
継するための中継基板33、および景品玉の払出制御を
行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された賞
球基板37が設置されている。さらに、機構板36に
は、モータの回転力を利用して打球を遊技領域7に発射
する打球発射装置34と、スピーカ27および遊技効果
ランプ・LED28に信号を送るための電飾基板35が
設置されている。
【0017】また、遊技盤6の裏面には、図3に示すよ
うに、各入賞口および入賞球装置に入賞した入賞玉を所
定の入賞経路に沿って導く入賞玉集合カバー40が設け
られている。入賞玉集合カバー40に導かれる入賞玉の
うち、開閉板20を経て入賞したものは、玉払出装置9
7が相対的に多い景品玉数(例えば15個)を払い出す
ように制御される。始動入賞口14を経て入賞したもの
は、玉払出装置(図3において図示せず)が相対的に少
ない景品玉数(例えば6個)を払い出すように制御され
る。そして、その他の入賞口24および入賞球装置を経
て入賞したものは、玉払出装置が相対的に中程度の景品
玉数(例えば10個)を払い出すように制御される。こ
のような制御を行うために、始動口センサ17、Vカウ
ントセンサ22およびカウントセンサ23からの信号
が、主基板31に送られる。主基板31に各センサから
の信号が送られると、主基板31から賞球基板37に後
述する賞球個数信号が送られる。
【0018】図4は、主基板31および表示制御基板8
0を示すブロック図である。なお、図4には、賞球基板
37および電飾基板35も示されている。主基板31に
は、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基
本回路53と、各センサからの信号を基本回路53に与
えるスイッチ回路58と、可変入賞球装置15を開閉す
るソレノイド16および開閉板20を開閉するソレノイ
ド21を基本回路53からの指令に従って駆動するソレ
ノイド回路59と、7セグメントLEDによる可変表示
器10を駆動するとともに装飾ランプ25を点滅させる
ランプ・LED回路60と、賞球基板37に基本回路5
3からのコマンドを送信するとともに賞球基板37から
の入賞データ信号を基本回路53に入力する賞球基板入
出力回路61と、電飾基板35に基本回路53からのコ
マンドを送信する電飾基板コマンド出力回路62と、C
RTによる画像表示部9に基本回路53からの表示制御
信号と通信トリガ信号とを与えるCRT回路63と、基
本回路53から与えられるデータに従って、大当たりの
発生を示す大当たり情報、画像表示部9の画像表示開始
に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確
率変動が生じたことを示す確変情報等をホール管理コン
ピュータ等のホストコンピュータに対して出力する情報
出力回路64とを含む。
【0019】基本回路53は、ゲーム制御用のプログラ
ム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用さ
れるRAM55、制御用のプログラムに従って制御動作
を行うCPU56およびI/Oポート57を含む。ま
た、賞球基板37からの入賞データ信号に応じて、賞球
基板37に賞球個数信号を与える。例えば、基本回路5
3は、始動口センサ17のオンに対応した入賞データ信
号の入力があると、賞球個数信号に「6」を出力し、カ
ウントセンサ23またはVカウントセンサ22のオンに
対応した入賞データ信号の入力があると、賞球個数信号
D0〜D3にを出力する。そして、それらのセンサがオ
ンしない場合に入賞データ信号の入力があると、賞球個
数信号に「15」を出力する。
【0020】さらに、主基板31には、電源投入時に基
本回路53をリセットするための初期リセット回路65
と、定期的(例えば、2ms毎)に基本回路53にリセ
ットパルスを与えてゲーム制御用のプログラムを先頭か
ら再度実行させるための定期リセット回路66と、基本
回路53から与えられるアドレス信号をデコードして基
本回路53に含まれるROM54、RAM55、I/O
ポート57等のうちのいずれかを選択するための信号を
出力するアドレスデコード回路67とが設けられてい
る。
【0021】図5は、表示制御基板80内の回路とCR
T82による画像表示部9の構成の一例を示すブロック
図である。画像表示部9には、画像を表示するためのC
RT82と、CRT82の画像表示を制御するCRTコ
ントロール回路81とが含まれる。さらに、画像表示部
9には、CRTコントロール回路81をリセットするた
めのリセット回路と83、CRTコントロール回路81
にクロック信号を与える発振回路84と、CRT82に
表示される画像のうちの使用頻度の高い画像データをあ
らかじめ記憶するキャラクタROM85と、CRTコン
トロール回路81が生成した画像データを記憶するVR
AM86とが含まれている。ここで、使用頻度の高い画
像データとは、例えば、CRT82に表示される人物、
動物、または、文字、図形もしくは記号等からなる画像
などである。
【0022】CRTコントロール回路81は、主基板3
1のCRT回路63から通信トリガ信号が入力されると
CRT回路63からの表示制御信号を入力する。CRT
コントロール回路81は、表示制御信号の内容に従って
キャラクタROM85から画像データを読み出して、C
RT82に表示するための画像データを生成する。そし
て、画像データをVRAM86に記憶する。VRAM8
6に記憶された画像データは、RGB色信号とSYNC
信号とからなるビデオ信号としてCRT82に送出さ
れ、CRT82において画像が表示される。
【0023】図6は、CRTコントロール回路81の構
成の一例を示すブロック図である。CRTコントロール
回路81には、表示制御用CPU91、ビデオコントロ
ーラ93および制御データが記憶された制御データRO
M92が含まれる。表示制御用CPU91は、主基板3
1のCRT回路63からの表示制御信号に従って、制御
データROM92からCRT82の表示を制御するため
のデータを読み出す。そして、表示制御用CPU91
は、読み出した制御データにもとづいてビデオコントロ
ーラ93に制御信号を送る。ビデオコントローラ93
は、制御信号に従ってキャラクタROM85から画像デ
ータを読み出し、読み出した画像データを用いてCRT
82に表示するための画像データを生成し、その画像デ
ータをVRAM86に格納する。VRAM86に格納さ
れたデータは、CRT82にビデオ信号として送出され
る。なお、図4には示されていないが、表示制御基板8
0とCRT82との間には、ビデオ信号にもとづいてC
RT82を駆動するためのCRT駆動回路を有するCR
T基板が設けられている。
【0024】図7は、主基板31における基本回路53
のメイン動作を示すフローチャートである。上述したよ
うに、この処理は、定期リセット回路66が発するリセ
ットパルスによって、例えば2ms毎に起動される。基
本回路53が起動されると、基本回路53は、まず、ス
タックポインタの指定アドレスをセットするためのスタ
ックセット処理を行う(ステップS1)。次いで、初期
化処理を行う(ステップS2)。初期化処理では、基本
回路53は、RAM55にエラーが含まれているか判定
し、エラーが含まれている場合には、RAM55を初期
化するなどの処理を行う。そして、画像表示部9に送出
される表示制御データをRAM55の所定の領域に設定
する処理を行った後に(ステップS3)、表示制御デー
タを出力する処理を行う(ステップS4)。次いで、電
飾基板コマンド出力回路62を介して、電飾基板35の
サブ基本回路71に音声発生やLED点灯制御用の所定
のコマンドを送信するための処理を行うとともに、情報
出力回路64を介して、ホール管理用コンピュータに大
当たり情報、始動情報、確率変動情報などのデータを送
信するための処理を行う(データ出力処理:ステップS
5)。また、パチンコ遊技機1の内部に備えられている
自己診断機能によって種々の異常診断処理が行われ、そ
の結果に応じて必要ならば警報が発せられる(エラー処
理:ステップS6)。次に、判定用乱数を示す各カウン
タを更新する処理を行う(ステップS7)。判定用乱数
とは、大当たり等の特別遊技状態に移行すべきか否か判
定するための乱数および大当たりの際にどの識別情報に
よる大当たりとするかを決定するための乱数の2つであ
る。
【0025】次に、基本回路53は、プロセス処理を行
う(ステップS8)。プロセス制御では、遊技状態に応
じてパチンコ遊技機1を所定の順序で制御するためのプ
ロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行
される。そして、プロセスフラグの値は、遊技状態に応
じて各処理中に更新される。
【0026】また、普通図柄プロセス処理を行う(ステ
ップS9)。普通図柄プロセス処理では、7セグメント
LEDによる可変表示器10を所定の順序で制御するた
めの普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選
び出されて実行される。さらに、基本回路53は、スイ
ッチ回路58を介して、各センサの状態を入力し、各入
賞口や入賞装置に対する入賞があったか否か判定する
(ステップS10)。基本回路53は、さらに、表示用
乱数を更新する処理を行う(ステップS11)。表示用
乱数とは、可変表示装置8の確定図柄を決めるための乱
数である。また、基本回路53は、賞球基板37との間
の信号処理を行う(ステップS12)。その後、基本回
路53は、次に定期リセット回路66からリセットパル
スが与えられるまで、ステップS13の大当たりでない
ときの識別情報をどれにするか決定するための表示用乱
数を更新する処理を繰り返す。
【0027】図8は、プロセス処理の一例の概要を示す
フローチャートである。図8に示されたプロセス処理で
は、00H〜14Hの範囲の値を採るプロセスフラグの
値に応じたステップS20〜S40のプロセスが実行さ
れる。
【0028】そして、ステップS4の表示制御データ出
力処理において、プロセス処理等において設定された表
示制御データが、表示制御信号として表示制御基板80
に接続される出力ポートに出力される。また、表示制御
信号が出力されたことを示す通信トリガ信号に割り当て
られている出力ポートのビットのレベルがアクティブな
レベルとされる。そして、所定期間経過後、通信トリガ
信号に割り当てられている出力ポートのビットのレベル
が非アクティブなレベルとされる。出力ポートのビット
のレベルが非アクティブになったときに、表示制御信号
は、表示制御基板80に取り込まれる。
【0029】上述したように、表示制御基板80の表示
制御用CPU91は、表示制御信号に従って可変表示制
御を行う。主基板31から表示制御基板80に伝送され
る表示制御データは、ステップS3の表示制御データ設
定処理において設定される。また、上述したようにステ
ップS20〜S40の各プロセスで設定される。従っ
て、プロセス処理における各プロセスに応じた表示が、
画像表示部9においてなされることになる。
【0030】表示制御信号には8ビット(1バイト)の
表示制御データしか含まれないので、1バイトでは十分
な情報が伝送できないことも考えられる。そのような場
合には、複数バイト、例えば9バイトを1つのブロック
として、1つの表示制御データを構成する。そして、例
えば、1ブロック中の先頭バイトがヘッダとして使用さ
れ、最終バイトがチェックサムとして使用される。その
ような場合には、表示制御基板80の表示制御用CPU
91は、1ブロックで表される表示制御データに従って
表示制御を行う。
【0031】図9(A)は、主基板31から表示制御基
板80に与えられる8ビットの表示制御信号CD0 〜CD7
と通信トリガ信号INT とを示す説明図である。図に示す
ように、主基板31からの信号線は、9ビットの単方向
バスで構成されている。また、主基板31から表示制御
基板80には、+5Vと+12Vの電圧と接地レベルと
が与えられている。また、図9(B)は、主基板31か
ら表示制御基板80に与えられる表示制御信号CD0 〜CD
7 と通信トリガ信号INT との関係の一例を示すタイミン
グ図である。図7に示された処理が2ms毎に起動され
るのであれば、図9(B)に示すように、各バイトの伝
送は2ms毎に実行される。また、通信トリガ信号に割
り当てられている出力ポートのビットのレベルを非アク
ティブなレベルとするためのタイマ割込の発生タイマ値
が500μsに設定されている場合には、通信トリガ信
号INT のパルス幅は500μsである。
【0032】図10(A)は、遊技機検査装置100と
表示制御基板80との接続の様子を示すブロック図、図
10(B)は、遊技機検査装置100と表示制御基板8
0との間の信号を示す接続図である。図に示すように、
遊技機検査装置100は、パーソナルコンピュータ10
1と電源ユニット102とで構成される。例えば、パー
ソナルコンピュータ101の汎用プリンタポートと表示
制御基板80上のコネクタとがケーブルで接続される。
そのケーブルにおける9本の信号線が9ビットの単方向
バスとして使用される。また、電源ユニット102は、
検査時に、+5Vおよび+12Vの電圧と接地レベルと
を表示制御基板80に供給する。検査時には、図9に示
した主基板31と表示制御基板80との接続をはずし、
代わりに図10(B)に示すようにパーソナルコンピュ
ータ101と電源ユニット102とを接続する。また、
これに限らず、表示制御基板80に主基板31との接続
用および遊技機検査装置100との接続用の端子を別個
に設け、遊技機検査装置100の接続がある場合にはそ
ちらを優先させるようにしてもよい。
【0033】図11は、パーソナルコンピュータ101
にインストールされる遊技機検査プログラム200の構
成を示すブロック図である。遊技機検査プログラム20
0は、遊技機を検査する際に使用されるデータを作成す
るための検査用データ作成プログラム300(以下、D
MAKEという。)と、実際に遊技機検査を実行する検
査プログラム400(以下、VDPDRVという。)と
で構成されている。VDPDRVは、表示制御信号CD0
〜CD7 および通信トリガ信号INT を、主基板31に代わ
って表示制御基板80に与えるものである。また、DM
AKEは、VDPDRVが出力する表示制御信号CD0 〜
CD7 のもとになる表示制御データを作成するとともに、
通信トリガ信号INT のパルス幅や極性等を定義するもの
である。従って、検査に先立って、表示制御基板80に
与えられるべき表示制御データおよび通信トリガ信号IN
T のパルス幅や極性等が、DMAKEによって作成され
保存される。そして、検査時に、所定の操作によって、
遊技機検査装置100のVDPDRVが、表示制御信号
CD0 〜CD7 および通信トリガ信号INT を表示制御基板8
0に出力する。表示制御基板80は、遊技機検査装置1
00からの表示制御信号CD0 〜CD7 および通信トリガ信
号INT に従って表示動作を行う。
【0034】次に、DMAKEを用いた検査用データの
作成方法について説明する。パーソナルコンピュータ1
01が起動されDMAKEが起動されると、DMAKE
は、図12(A)に示すようなファイル選択画面を、パ
ーソナルコンピュータ101のCRTに表示する。この
画面において、検査用データ作成者(または保守者)
は、既に作成されている検査用データファイルを指定す
ることができる。また、新規に検査用データファイルを
興す場合には、マウス操作で移動するカーソルを『キャ
ンセル』ボタンに合わせてマウスをクリックする。以
下、表示されているボタンをマウスでクリックする操作
を、「ボタンを押下する」と表現する。検査用データフ
ァイルが指定されるか、または『キャンセル』ボタンが
押下されると、DMAKEは、図12(B)に示すよう
な起動画面をCRTに表示する。
【0035】起動画面において、検査用データ作成者
(または保守者)は、新規の型式データを作成するため
の処理である『型式データ新規作成』、既存の型式デー
タを変更するための処理である『型式データ変更』、型
式データを削除するための処理である『型式データ削
除』、検査時に入力されるパスワードを設定する処理で
ある『パスワード設定』、および『CD−Rユーティリ
ティ』を選択することができる。『パスワード設定』ボ
タンが押下されると、DMAKEは、パスワード設定画
面をCRTに表示し、キーボードからパスワードが入力
されると、それを検査時に使用されるパスワードとして
記憶する。また、『CD−Rユーティリティ』ボタンが
押下されると、DMAKEは、CD−Rユーティリティ
を起動する。
【0036】起動画面において、検査用データ作成者
(または保守者)が『型式データ新規作成』ボタンを押
下した場合には、DMAKEは、図13(A)に示すよ
うな型式データ登録画面をCRTに表示する。型式デー
タ登録画面において、検査用データ作成者(または保守
者)は、型式名を変更するための処理である『型式名変
更』、登録する型式の有効ライン数を設定するための処
理である『ライン数』、表示制御データに関する転送方
法等を設定するための処理である『基本設定』、検査時
に表示するリール図柄を設定するための処理である『リ
ールの登録』、および表示制御データを設定するための
処理である『制御データの作成』を選択することができ
る。ここで、有効ライン数とは、大当たりとなる場合の
識別情報の整列するラインの数を示し、遊技機の種類に
より一般的に1〜8ライン程度の範囲で異なる。
【0037】型式データ登録画面において『型式名変
更』ボタンが押下されると、DMAKEは、型式名入力
のためのダイアログをCRTに表示する。そこで、検査
用データ作成者(または保守者)は、新たな型式名をキ
ー入力することができる。また、検査用データ作成者
(または保守者)がライン数表示ボックスの右側にある
ボタンを押下すると、CRTに各ライン数が表示され
る。検査用データ作成者(または保守者)は、表示され
た各ライン数のうちの所望のライン数を選択することに
よって、有効ライン数を変更することができる。
【0038】型式データ登録画面において『基本設定』
ボタンが押下されると、DMAKEは、図13(B)に
示すような基本設定画面をCRTに表示する。基本設定
画面において、検査用データ作成者(または保守者)
は、表示制御データ転送のための種々の設定を行うこと
ができる。すなわち、通信トリガ信号INT の極性を設定
する処理である『パルス論理』、通信トリガ信号INT の
パルスを設定する処理である『パルス幅』、データ転送
時の1バイト毎の間隔を設定する処理である『データ入
出力間隔』、1ブロックのデータ長を設定する処理であ
る『データ長』、およびチェックサムに関する事項を設
定する処理である『チェックサムの付加』を選択するこ
とができる。
【0039】図13(B)に示すように、『パルス論
理』に関する表示項目には、正論理を示す画像、負論理
を示す画像、正論理のチェックボックス、および負論理
のチェックボックスがある。検査用データ作成者(また
は保守者)は、遊技機検査装置から表示制御基板80に
与えられる通信トリガ信号INT を正論理にしたい場合に
は、マウスでカーソルを正論理のチェックボックスに合
わせマウスをクリックすることによって正論理を選択す
る。その操作に応じて、DMAKEは、正論理のチェッ
クボックスをマーキングする。また、通信トリガ信号IN
T を負論理にしたい場合には、マウスでカーソルを負論
理のチェックボックスに合わせマウスをクリックするこ
とによって負論理を選択する。主基板31から表示制御
基板80に与えられる表示制御信号CD0 〜CD7 と通信ト
リガ信号INT との関係が図9(B)に示されるようにな
っているパチンコ遊技機1を検査するための検査データ
を作成している場合には、検査用データ作成者は、負論
理を選択することになる。
【0040】『パルス幅』に関する表示項目には、パル
ス幅を示す画像およびパルス幅数値を表示するボックス
がある。パルス幅数値を表示するボックスの右隣には数
値を上下するためのボタンがある。検査用データ作成者
(または保守者)は、遊技機検査装置から表示制御基板
80に与えられる通信トリガ信号INT のパルス幅を、数
値を上下するためのボタンをマウスでクリックすること
によって設定する。DMAKEは、数値を上下するため
のボタンのクリックに応じて、パルス幅数値を表示する
ボックスに表示される数値を変化させる。主基板31か
ら表示制御基板80に与えられる表示制御信号CD0 〜CD
7 と通信トリガ信号INT との関係が図9(B)に示され
るようになっているパチンコ遊技機1を検査するための
検査データを作成している場合には、検査用データ作成
者は、500μsを設定することになる。
【0041】『データ出力間隔』に関する表示項目に
は、出力間隔を示す画像およびデータ出力間隔値を表示
するボックスがある。検査用データ作成者(または保守
者)は、遊技機検査装置から表示制御基板80に与えら
れる表示制御信号CD0 〜CD7 の出力間隔を、データ出力
間隔値を表示するボックス中の該当数値をマウスでクリ
ックすることによって選択する。主基板31から表示制
御基板80に与えられる表示制御信号CD0 〜CD7 と通信
トリガ信号INT との関係が図9(B)に示されるように
なっているパチンコ遊技機1を検査するための検査デー
タを作成している場合には、検査用データ作成者は、2
msを選択することになる。
【0042】『データ長』に関する表示項目には、1ブ
ロックのデータ長を示す各数値が表示される。検査用デ
ータ作成者(または保守者)は、遊技機検査装置から表
示制御基板80に与えられる1ブロックのデータ長を、
該当数値をマウスでクリックすることによって選択す
る。なお、DMAKEは、クリックされた数値に対応し
た数のボックスを、『チェックサムの付加』に関する表
示項目内に表示する。主基板31から表示制御基板80
に伝送される1ブロックが9バイトで構成されるパチン
コ遊技機1を検査するための検査データを作成している
場合には、検査用データ作成者は、数値「9」を選択す
ることになる。
【0043】『チェックサムの付加』に関する表示項目
には、1ブロックのデータ長に対応した数のボックス、
チェックサムマスクデータを設定するためのボックス、
およびチェックサムを付加するか否か設定するためのボ
ックスがある。検査用データ作成者(または保守者)
は、1ブロックにチェックサムを付加したい場合には、
チェックサムを付加するか否か設定するためのボックス
をマウスでクリックすることによって、そのボックスに
マークを付す。ここでのチェックサムは、各バイトを累
積加算した結果の下位8ビットの値である。そこで、検
査用データ作成者(または保守者)は、加算対象とする
各バイトに対応した各ボックスをマウスでクリックする
ことによって、それらのボックスにマークを付す。マー
クが付されたボックスに対応した各バイトが、チェック
サム算出の対象とされる。さらに、検査用データ作成者
(または保守者)は、チェックサムをマスクする必要が
ある場合には、チェックサムマスクデータを設定するた
めのボックス内の数値をマウスでクリックすることによ
って、FF(H)以外の数値とする。例えば、7F
(H)が選定されると、各バイトの累積加算によって得
られた値の下位8ビット中の最上位ビットがマスクされ
る(常に0とされる。)。例えば、1ブロックが9バイ
トで構成され、最終バイトがチェックサムであって、か
つ、第1バイト〜第8バイトまでがチェックサムの算出
対象とされ、各バイトの累積加算によって得られた値の
下位8ビット中の最上位ビットが常に0とされるような
表示制御データが主基板31から表示制御基板80に伝
送されるパチンコ遊技機1を検査するための検査データ
を作成している場合には、検査用データ作成者は、チェ
ックサムを付加するか否か設定するためのボックスにマ
ークを付し、第1バイト〜第8バイトに対応した各ボッ
クスにマークを付し、チェックサムマスクデータを設定
するためのボックス内の数値を7F(H)に設定する。
【0044】型式データ登録画面において『リールの登
録』ボタンが押下されると、DMAKEは、図14
(A)に示すようなリール登録画面をCRTに表示す
る。検査用データ作成者(または保守者)が左右中のい
ずれかのリールを、マウスでクリックすることによって
選択すると、DMAKEは、図14(B)に示すような
リール図柄設定画面をCRTに表示する。リール図柄設
定画面には、リール図柄が格納されているファイルを指
定するため『ファイル名』、リールの図柄数を指定する
ための『リールの長さ』、および検査時の手動転送モー
ドで図柄が指定された場合に図柄番号を1ブロックの表
示制御データ中のどのバイトに書き込むのかを示す『デ
ータの反映』を選択することができる。
【0045】検査用データ作成者(または保守者)は、
ファイル名記入ボックスをマウスでクリックし、ファイ
ル名をキーボードから入力することによってファイル名
を指定する。ここで指定された画像ファイルに格納され
ている図柄が、検査時に、パーソナルコンピュータ10
1のCRTに表示されるリールの図柄として使用され
る。なお、その画像ファイルは、あらかじめ、または、
ここでの操作後であって検査開始前に、パーソナルコン
ピュータ101内に保存される。また、『リールの長
さ』に関する表示項目として、各長さに対応した数値が
表示される。検査用データ作成者(または保守者)は、
検査対象のパチンコ遊技機1におけるリールの図柄数に
対応した数値を、マウスでクリックすることによって選
択する。
【0046】図13(A)に示された型式データ登録画
面において『制御データ作成』ボタンが押下されると、
DMAKEは、図15(A)に示すような動作選択画面
をCRTに表示する。動作選択画面には、既に作成され
ている「動作」の名称が一覧表示される。ここで、「動
作」とは、表示制御データの複数ブロックからなる1つ
の制御データで表現される表示動作のことである。検査
用データ作成者(または保守者)は、表示されている
「動作」の名称をマウスでクリックした後「変更」ボタ
ンを押下することによって、または、「新規作成」ボタ
ンを押下することによって、画面表示を、図15(B)
に示す制御データ作成の画面に移行させることができ
る。
【0047】制御データ作成画面において、検査用デー
タ作成者(または保守者)は、1動作のデータを設定す
ることができる。すなわち、検査用データ作成者(また
は保守者)は、入力エリア内の各行に、『コメント』、
検査時のリーチのテストの際に有効となる『RC』、1
ブロックの表示制御データの転送待ち時間を示す『時
間』、および1ブロックの表示制御データ中の各バイト
に関する数値を入力することができる。また、DMAK
Eは、入力エリア内の各行における『NO』に、既に数
値が記入されている行については自動的に連番を付して
いる。検査用データ作成者(または保守者)は、各行に
所定の数値を記入することによって、複数ブロック(1
ブロックは1行に対応)からなる1動作を設定すること
ができる。なお、各行における『SUM』の数値は、D
MAKEによって自動算出される。
【0048】制御データ作成画面において、『編集』ボ
タンが押下されると、図15(B)における右側(右欄
外)に表示されているような各編集ボタンが表示され
る。その状態で、『キャンセル』ボタンが押下される
と、DMAKEは、作成された各表示制御データをキャ
ンセルする。『追加』ボタンが押下されると、DMAK
Eは、入力エリアに1行追加できる状態にする。『削
除』ボタンが押下されると、DMAKEは、指定された
各行を削除する。『コピー』ボタンが押下されると、D
MAKEは、指定された各行のデータを記憶する。『貼
り付け』ボタンが押下されると、DMAKEは、指定さ
れた行の次の行に、あらかじめ記憶されている各行のデ
ータを挿入する。『クリア』ボタンが押下されると、D
MAKEは、指定された行の各データを00にする。
『INC』ボタンが押下されると、DMAKEは、指定
された箇所の各データを+1する。『動作説明』ボタン
が押下されると、DMAKEは、動作説明を記入するた
めの画面を表示する。『動作名変更』ボタンが押下され
ると、DMAKEは、動作名を変更するための画面を表
示する。『印刷』ボタンが押下されると、DMAKE
は、各行のデータを印刷する制御を行う。そして、『終
了』ボタンが押下されると、DMAKEは、記入されて
いる各データを、今扱っている検査データファイルの動
作ファイルに格納するとともに、画面表示を図15
(A)に示された動作選択画面に戻す。動作選択画面に
おいて『終了』ボタンが押下されると、DMAKEは、
画面表示を図13(A)に示された型式データ登録画面
に戻す。なお、制御データ作成画面において、検査用デ
ータ作成者(または保守者)は、表示制御データを試験
的に出力させることができる。その場合には、『転送』
ボタンを押下する。『転送』ボタンが押下されると、D
MAKEは、図15(B)における右欄外に転送設定画
面を表示する(図示せず)。その状態で、『範囲指定』
ボタンが押下されると、DMAKEは、指定された範囲
の各行のデータを転送範囲とし、その状態で、『転送』
ボタンが押下されると、実際に各行のデータを、パーソ
ナルコンピュータ101の汎用プリンタポートから順次
出力する制御を行う。このとき、汎用プリンタポートと
パチンコ遊技機1の表示制御基板80がケーブルで接続
されていれば、パチンコ遊技機1の画像表示部9に、転
送されたデータに応じた表示がなされる。また、『停
止』ボタンが押下されると、DMAKEは、データの転
送を中断する。このようにして、検査用データ作成者
(または保守者)は、作成中のデータが正しいかどうか
確認することができる。
【0049】図13(A)に示された型式データ登録画
面において『登録完了』ボタンが押下されると、DMA
KEは、型式データを更新する。または、最初に指定さ
れた検査用データファイルまたは新たな検査用データフ
ァイルに型式データを新規登録する。以上のようにし
て、型式データ、すなわちその型式の検査用データが作
成または更新される。なお、型式データ登録画面におい
て『キャンセル』ボタンが押下されると、型式データを
更新または新規登録せずに、『型式データ新規作成』ま
たは『型式データ変更』の処理を終了する。以上に示し
た各種の設定は、検査対象となる遊技機の種類毎に行わ
れ、同時に複数機種の設定データがパーソナルコンピュ
ータ101内のハードディスク(図示せず)に検査用デ
ータファイルとして記憶され、検査の必要に応じて適宜
呼び出される。
【0050】次に、VDPDRVを用いたパチンコ遊技
機1の可変表示の検査について説明する。まず、検査用
データファイルを含むパーソナルコンピュータ101の
汎用プリンタポートとパチンコ遊技機1の表示制御基板
80とをケーブルで接続するとともに、電源ユニット1
02と表示制御基板80とをケーブルで接続する。そし
て、検査者は、パーソナルコンピュータ101におい
て、VDPDRVを起動する。
【0051】VDPDRVが起動されると、VDPDR
Vは、図16(A)に示すファイル選択画面を、パーソ
ナルコンピュータ101のCRTに表示する。ファイル
選択画面には、パーソナルコンピュータ101に格納さ
れている検査データファイルの名称が表示される。検査
データファイルが選択されると、VDPDRVは、図1
6(B)に示すパスワード入力画面を表示する。DMA
KEで登録されたパスワードがパスワード入力ボックス
に入力され、『決定』ボタンが押下されると、VDPD
RVは、図16(C)に示す検査機種選択画面を表示す
る。検査機種選択画面には、ファイル選択画面で選択さ
れた検査用データファイルに含まれる各検査用データの
一覧が表示される。ここでは、各検査用データに対応し
た各機種名が表示される。
【0052】検査者がマウスで検査対象の機種名をクリ
ックし『選択』ボタンを押下すると、VDPDRVは、
検査用データファイルから選択された機種に対応した検
査用データのファイルを選択しそれを開く。そして、図
17(A)に示すような検査画面を表示する。検査画面
における表示項目として、リール図柄表示、転送モード
表示およびリーチモード表示、動作回数表示および動作
間隔表示、動作名表示、動作説明表示、表示制御データ
表示がある。その他、『転送』ボタン、『中断』ボタン
および『一時停止』ボタンが表示される。
【0053】検査者が『動作名』欄をクリックすると、
選択可能な各動作を一覧表示した動作名選択画面が表示
される。検査者が動作名選択画面中の動作名をダブルク
リックすると、その動作名が、動作名表示欄に表示され
る。同時に、その動作名に対応した各ブロックの表示制
御データが、表示部下部の表示制御データ表示の欄に表
示され、その動作名に対応した検査用データに含まれて
いる動作説明が動作説明表示欄に表示される。検査者
は、転送モード表示欄における『手動』ボタンまたは
『自動』ボタンを押下することによって、転送モードを
手動モードまたは自動モードに設定することができる。
また、リーチモード表示欄における『ON』ボタンまた
は『OFF』ボタンを押下することによって、リーチモ
ードをオンまたはオフに設定することができる。さら
に、動作回数表示欄における上向きボタンまたは下向き
ボタンを押下することによって動作回数を任意の値に設
定でき、動作間隔表示欄における上向きボタンまたは下
向きボタンを押下することによって動作間隔を任意の値
に設定できる。動作回数は、動作を何回繰り返すのかを
示す値であり、動作間隔は、動作を繰り返す場合の1回
の動作完了から次の動作開始までの時間を示す値であ
る。
【0054】検査者が、図17(A)に示されている
『ステータス』ボタンを押下すると、図17(A)に示
されている表示制御データに代わって、詳細情報が、図
17(B)に示すように表示される。また、図17
(C)に示すように、現在画面上に表示されている各図
柄に対応した図柄コードが表示される。その状態で『転
送データ』ボタンを押下すると、元の表示制御データが
表示される。また、リール図柄表示欄に表示されている
左、右、中のいずれかのリールをマウスで指定し上下方
向にドラッグすることによって、指定された図柄を上下
方向に変動させることができる。
【0055】以上に説明したような準備が完了すると、
検査者は、『転送』ボタンを押下する。そのとき、転送
モードが『自動』に設定されていると、VDPDRV
は、『動作名』欄に表示されている動作に対応した表示
制御データの各ブロックを検査用データから抽出し、パ
ーソナルコンピュータ101の汎用プリンタポートか
ら、抽出された表示制御データにもとづく表示制御信号
CD0 〜CD7 が出力される。その際、通信トリガ信号INT
の極性およびパルス幅は、検査用データに設定されてい
る値に従って制御される。それらの値は、既に説明した
ようにDMAKEによって作成されている。また、各ブ
ロックにおける表示制御信号CD0 〜CD7 の出力間隔およ
び1ブロックと次のブロックとの間の待ち期間も、検査
用データに設定されている値に従って設定される。それ
らの値も、既に説明したようにDMAKEによって作成
されている。
【0056】パーソナルコンピュータ101の汎用プリ
ンタポートは表示制御基板80に接続されているので、
表示制御基板80には、選択された動作に応じた表示制
御データが供給される。従って、パチンコ遊技機1にお
ける画像表示部9は、主基板31から表示制御データが
与えられたときと同様に、表示制御データの内容に応じ
た図柄の可変表示を行う。検査者は、画像表示部9の表
示内容を確認することによって、ある表示動作が実際に
行われるのかどうか確認できる。しかも、その表示動作
に応じた表示制御データが確実に表示制御基板80に与
えられるので、1回の検査操作を行うだけで、その表示
動作の確認を行うことができる。なお、VDPDRV
は、複数の動作回数が設定されている場合には、各動作
完了後、動作間隔に設定される値に応じた時間経過後再
度同じ動作を行うことを、動作回数分繰り返す。
【0057】『転送』ボタンが押下されたときに、転送
モードが『手動』に設定されているときには、任意の検
査用リール図柄に関する表示制御データを出力する。ま
た、リーチモードがオンになっているときには、リーチ
動作に対応した表示制御データのみを出力する。まず、
リーチモードがオフになっている場合について説明す
る。検査者は、『転送』ボタンを押下する前に、実際の
パチンコ遊技機1の画像表示部9に表示させたい図柄
を、検査画面における検査用リール図柄の位置に表示さ
せる。検査者は、リール図柄表示欄に表示されている
左、右、中のいずれかのリールをマウスで指定し上下方
向にドラッグすることによって、図18(A)に示すよ
うに、図柄を上下方向に変動させることができる。従っ
て、そのような操作によって、検査用リール図柄の位置
に所望の図柄を設定することができる。リーチモードが
オフの状態で『転送』ボタンが押下されると、VDPD
RVは、『動作名』欄に表示されている動作に対応した
表示制御データの各ブロックを検査用データから抽出す
るとともに、検査画面におけるリール図柄表示の領域の
リーチラインに表示されている検査用リール図柄の図柄
コードを、抽出された表示制御データに当てはめる。
【0058】図18(B)は、検査用リール図柄の図柄
コードを表示制御データに当てはめる方法を示す説明図
である。検査用データを作成するときに、検査用データ
作成者(または保守者)は、図14(B)に示すような
リール図柄設定画面において、『データの反映』の操作
を行っている。すなわち、左右中の図柄リールの図柄デ
ータ反映先に対応したボックスにチェックマークを付し
ている。チェックマークは、ボックスをクリックするこ
とによって付される。その際、検査用データ作成者(ま
たは保守者)は、その機種で定義されている表示制御デ
ータのフォーマット中の左右中の図柄データの設定領域
に、検査画面におけるリール図柄表示の領域に表示され
ている図柄のコードが設定されるようにボックスにチェ
ックマークを付す。すると、VDPDRVは、図18
(B)に示すように、動作名にもとづいて抽出された検
査用データにおける制御データに図柄コードを反映した
後に、表示制御データをパーソナルコンピュータ101
の汎用プリンタポートから出力する制御を行う。
【0059】次に、リーチモードがオンになっている場
合について説明する。リーチモードがオンになっている
ときには、検査者は、『転送』ボタンを押下する前に、
リーチラインの選択を行うとともに、実際のパチンコ遊
技機1の画像表示部9に表示させたい図柄を、検査画面
における検査用リール図柄の位置に表示させる。1、3
または5ラインモードでは、図19(A)に示すよう
に、図柄表示の下部のボタンを押下することによって、
中リールまたは右リールのどちらでリーチを発生するか
(リーチ発生ライン)を選択することができる。また、
8ラインモードでは、図19(B)に示すように、図柄
表示の右側および下部のボタンを押下することによっ
て、8つのリーチラインを選択することができる。
【0060】リーチモードがオンの状態で『転送』ボタ
ンが押下されると、VDPDRVは、まず、『動作名』
欄に表示されている動作に対応した制御データの各ブロ
ックを検査用データから抽出する。次いで、VDPDR
Vは、リーチラインにおける図柄のコードを抽出キーと
して、図19(C)に示すように、表示制御データの各
ブロックから抽出キーに合致するブロックを抽出する。
抽出キーは、1、3または5ラインモードでは、図20
(A)または図20(B)に示す箇所の図柄の図柄コー
ドであり、8ラインモードでは、図20(C)に示す箇
所の図柄の図柄コードである。そして、図19(C)に
示されたように抽出された表示制御データに対して、手
動モード時の場合と同様に図柄コードを反映した後に、
表示制御データをパーソナルコンピュータ101の汎用
プリンタポートから出力する制御を行う。
【0061】以上のようにして、検査者は、リーチモー
ドオフ時には、任意の図柄をパチンコ遊技機1の画像表
示部9に表示させることができる。また、リーチモード
オン時には、容易にリーチ図柄を画像表示部9に表示さ
せることができる。
【0062】なお、この実施の形態では、CRTによる
画像表示装置を有するパチンコ遊技機1を検査する場合
について説明したが、LCDや他のタイプの画像表示装
置を有するパチンコ遊技機1を検査することもできる。
さらに、画像表示装置を有するパチンコ遊技機1に限ら
れず、主基板31から与えられた所定の表示制御データ
にもとづいて可変表示を行うものであれば、リール(ド
ラム)式やベルト式のものに本検査装置を用いることが
できる。また、検査対象はパチンコ遊技機1に限られ
ず、表示状態が変化可能な可変表示装置を含む遊技機で
あれば、どのような遊技機にも、本発明による遊技機検
査装置100を適用することができる。
【0063】また、この実施の形態では、リール図柄の
表示を検査する場合について説明したが、画像表示装置
に表示されるそれ以外の背景や所定の動きをするキャラ
クタ等の表示を検査することもできる。例えば、表示制
御基板80によって制御される画像表示装置の表示が時
々刻々主基板31からの表示制御信号によって制御され
る場合には、遊技機検査装置100は、時々刻々表示制
御基板80に対して表示制御信号を出力すればよい。さ
らに、各機種の表示制御基板80に搭載されているプロ
グラム等の可変表示装置に表示動作を行わせる各プログ
ラムと同一の制御を行う各プログラムを、パーソナルコ
ンピュータ101に搭載すれば、検査対象の可変表示装
置の表示動作と同じ動作をパーソナルコンピュータ10
1のCRTで再現させることができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遊技機
検査装置を、遊技機検査用プログラムを有する遊技機検
査制御手段を備え、遊技機検査用プログラムが、遊技機
の可変表示装置に表示される表示内容を指定する表示内
容指定手段と表示内容指定手段によって指定された表示
内容に応じて遊技機の可変表示制御手段に送出する表示
指令を作成する表示指令作成手段とを含むように構成し
たので、遊技機の可変表示装置の表示内容を確認する際
に、表示させたい表示内容を自由に指定でき、確認作業
を短時間で容易に行える効果がある。また、遊技機検査
装置を、複数種類の遊技機の検査に共通して用いられる
共通プログラムと各遊技機の種類毎に対応して個別に用
いられる個別制御データとを含む遊技機検査制御手段を
備え、遊技機検査制御手段が複数の個別制御データのう
ち共通プログラムによって選定された個別制御データを
用いて遊技機の検査を実行するように構成したので、種
々の遊技機種に対応できる遊技機検査装置を提供できる
効果がある。表示内容指定手段が可変表示装置に表示さ
れる表示内容のうち特定の表示内容を順次選択的に指定
する特定表示選択指定手段を備えるように構成された場
合には、リーチ表示のような特定の表示内容だけを選択
的に連続的に表示させることができ、確認作業をより容
易に行うことができる。共通プログラムが個別制御デー
タにおける遊技機の有効リールライン数を設定する有効
リールライン数設定手段を備えた場合には、有効リール
ライン数が異なる種々の遊技機種にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機を正面からみた正面図であ
る。
【図2】 パチンコ遊技機の内部構造を示す全体背面図
である。
【図3】 パチンコ遊技機の遊技盤を背面からみた背面
図である。
【図4】 主基板および表示制御基板の一例を示すブロ
ック図である。
【図5】 画像表示部の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図6】 CRTコントロール回路の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図7】 主基板における基本回路のメイン動作を示す
フローチャートである。
【図8】 プロセス処理の一例の概要を示すフローチャ
ートである。
【図9】 (A)は表示制御信号CD0 〜CD7 と通信トリ
ガ信号INT とを示す説明図、(B)は表示制御信号CD0
〜CD7 と通信トリガ信号INT との関係の一例を示すタイ
ミング図である。
【図10】 (A)は遊技機検査装置と表示制御基板と
の接続の様子を示すブロック図、(B)は遊技機検査装
置と表示制御基板との間の信号を示す接続図である。
【図11】 遊技機検査プログラムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】 ファイル選択画面および起動画面を示す説
明図である。
【図13】 型式データ登録画面および基本設定画面を
示す説明図である。
【図14】 リール登録画面およびリール図柄設定画面
を示す説明図である。
【図15】 動作選択画面および制御データ作成画面を
示す説明図である。
【図16】 ファイル選択画面、パスワード入力画面お
よび検査機種選択画面を示す説明図である。
【図17】 検査画面、詳細情報表示画面および図柄コ
ード表示画面を示す説明図である。
【図18】 (A)は図柄を上下方向に変動させる方法
を示す説明図、(B)は検査用リール図柄の図柄コード
を表示制御データに当てはめる方法を示す説明図であ
る。
【図19】 (A),(B)はリーチラインを選択する
ためのボタンを示す説明図、(C)は表示制御データの
各ブロックから抽出キーに合致するブロックを抽出する
方法を示す説明図である。
【図20】 抽出キーに対応した図柄を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
8 可変表示装置 9 画像表示部 31 遊技制御基板(主基板) 53 基本回路 80 表示制御基板 81 CRTコントロール回路 82 CRT 100 遊技機検査装置 101 パーソナルコンピュータ 102 電源ユニット 200 遊技機検査プログラム 300 検査用データ作成プログラム(DMAKE) 400 検査プログラム(VDPDRV)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な可変表示装置を制
    御する可変表示制御手段を有する遊技機を検査する遊技
    機検査装置であって、 遊技機検査用プログラムを有する遊技機検査制御手段
    と、前記遊技機検査用プログラムを記憶する遊技機検査
    用プログラム記憶手段とを備え、 前記遊技機検査用プログラムは、遊技機の可変表示装置
    に表示される表示内容を指定する表示内容指定手段と、
    表示内容指定手段によって指定された表示内容に応じて
    遊技機の可変表示制御手段に送出する表示指令を作成す
    る表示指令作成手段とを含み、 前記表示指令作成手段は、作成した表示指令を所定の操
    作にもとづいて遊技機の可変表示制御手段に送出する遊
    技機検査装置。
  2. 【請求項2】 表示状態が変化可能な可変表示装置を制
    御する可変表示制御手段を有する遊技機を検査する遊技
    機検査装置であって、 複数種類の遊技機の検査に共通して用いられる共通プロ
    グラムと各遊技機の種類毎に対応して個別に用いられる
    個別制御データとを含む遊技機検査制御手段と、前記遊
    技機検査制御手段を記憶する遊技機検査用記憶手段とを
    備え、 前記遊技機検査用記憶手段は、複数の個別制御データを
    記憶可能であり、 前記遊技機検査制御手段は、複数の個別制御データのう
    ち共通プログラムによって選定された個別制御データを
    用いて遊技機の検査を実行可能である遊技機検査装置。
  3. 【請求項3】 表示内容指定手段は、可変表示装置に表
    示される表示内容のうち特定の表示内容を順次選択的に
    指定する特定表示選択指定手段を備えた請求項1記載の
    遊技機検査装置。
  4. 【請求項4】 共通プログラムは、個別制御データにお
    ける遊技機の有効リールライン数を設定する有効リール
    ライン数設定手段を備えた請求項2記載の遊技機検査装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000346A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009066298A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Three Stone:Kk 遊技機試験装置、この装置の設定方法、コンピュータプログラム
JP2016093412A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社三共 遊技機

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