JPH10267567A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH10267567A
JPH10267567A JP7855797A JP7855797A JPH10267567A JP H10267567 A JPH10267567 A JP H10267567A JP 7855797 A JP7855797 A JP 7855797A JP 7855797 A JP7855797 A JP 7855797A JP H10267567 A JPH10267567 A JP H10267567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
heat exchanger
tube
fluid
water chamber
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Pending
Application number
JP7855797A
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English (en)
Inventor
Yoshio Mochida
芳雄 餅田
Akira Nemoto
晃 根本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7855797A priority Critical patent/JPH10267567A/ja
Publication of JPH10267567A publication Critical patent/JPH10267567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】石炭焚高温炉に適用可能な高温での信頼性に優
れたものを提供する。 【解決手段】伝熱管21は、同心状に配置された内側お
よび外側円筒23,22と、これら内外円筒23,22
の間に同心状に挿入された中間円筒24とを備え、この
中間円筒24と内外円筒23,22により被加熱流体が
流通する内側および外側環状流路33,32が形成さ
れ、内外円筒23,22および中間円筒24の下端がそ
れぞれ管板27,25,26に固定される一方、内外円
筒23,22の上端が円環状の上半部に形成された蓋2
8により閉塞され、伝熱管21が容器内に一定間隔で設
けられたバッフル板29で支持された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば石炭間接焚
コンバインドサイクル発電プラントに適用される高温用
の熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】地球環境問題が国際的に重要な課題とな
っている中で、今後とも世界的なエネルギー需要は増加
し、これに伴って石炭の需要は大きく伸びると予想され
る。石炭を燃料とする場合、環境と調和した効率的な発
電システムを構築することが必要であり、石炭間接焚コ
ンバインドサイクル発電プラントは、これに応えるもの
として注目されている。
【0003】図14は石炭間接焚コンバインドサイクル
発電プラントの構成を示す系統図である。図14に示す
ように、空気1は圧縮機11によって圧縮され、圧縮空
気として石炭焚高温炉12に導かれる。この石炭焚高温
炉12では、空気予熱器15で予め加熱された燃焼用空
気3によって石炭2を燃焼させ、この燃焼で発生した高
温の燃焼ガスによって圧縮空気を加熱する。そして、加
熱され高温となった圧縮空気はガスタービン13で仕事
をして発電機19aを駆動させた後、排熱回収ボイラ1
4に導かれて、蒸気タービンサイクル用の蒸気発生に用
いられた後、空気予熱器15にて燃焼用空気3を予熱
し、煙突18へと至る。
【0004】一方、石炭焚高温炉12で発生した燃焼ガ
スは、圧縮空気を加熱した後、排熱回収ボイラ14にて
ガスタービン13の排気とともに、蒸気タービンサイク
ル用の蒸気発生に用いられた後、煙突18へと至る。ま
た、排熱回収ボイラ14で発生した蒸気は、蒸気タービ
ン16で仕事をして発電機19bを駆動させた後、復水
器17に入る。
【0005】石炭焚高温炉12は、管外を流れる150
0℃を越える高温の燃焼ガスと管内を流れる高圧(3M
Pa)の圧縮空気を熱交換する熱交換器であり、伝熱管
温度は1000℃を越える。この熱交換器には、圧縮空
気の圧力が高いことから、直管またはU字管から構成さ
れる多管式熱交換器が用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多管式熱交
換器の伝熱管形式としては、直管を用いることが多く、
圧力が高い圧縮空気を管内側に、燃焼ガスを管外(胴
側)にそれぞれ配置するとともに、伝熱管両端を管板ま
たはへッダーに固定している。したがって、直管形の場
合は、伝熱管の温度が上がると伝熱管は伸びるが、伝熱
管が管板またはへッダーにより両端を拘束されているた
め、座屈あるいは過大な熱応力により破損する恐れがあ
る。
【0007】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、石炭焚高温炉に適用可能な高温での信頼性に
優れた熱交換器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、容器内に多数の伝熱管を有
し、この伝熱管内を流通する被加熱流体を、前記容器内
に加熱流体を流通させて熱交換する熱交換器において、
前記伝熱管は、同心状に配置された内側および外側円筒
と、これら内外円筒の間に同心状に挿入された中間円筒
とを備え、この中間円筒と前記内外円筒により前記被加
熱流体が流通する内側および外側環状流路が形成され、
前記内外円筒および前記中間円筒の下端がそれぞれ管板
に固定される一方、前記内外円筒の上端が円環状の上半
部に形成された蓋により閉塞され、前記伝熱管が前記容
器内に一定間隔で設けられたバッフル板で支持されたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2は、容器内に多数の伝熱管を有
し、この伝熱管内を流通する被加熱流体を、前記容器内
に加熱流体を流通させて熱交換する熱交換器において、
前記伝熱管は、同心状に配置された内側および外側円筒
と、これら内外円筒の間に同心状に挿入された中間円筒
とを備え、この中間円筒と前記内外円筒により前記被加
熱流体が流通する内側および外側環状流路が形成され、
前記内外円筒および前記中間円筒の上端がそれぞれ管板
に固定される一方、前記内外円筒の下端が円環状の下半
部に形成された蓋により閉塞され、前記伝熱管が前記容
器内に一定間隔で設けられたバッフル板で支持されたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3は、請求項1または2記載の外側
円筒の外周面にフィンを設けたことを特徴とする。
【0011】請求項4は、請求項1または2記載の外側
円筒の外周面に熱放射エネルギーを選択的に吸収する選
択吸収面を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項5は、容器に多数の伝熱管が設けら
れた熱交換器において、前記伝熱管は、同心状に配置さ
れた内側および外側円筒と、これら内外円筒の間に同心
状に挿入された中間円筒と、前記外側円筒の外側に同心
状に配置された最外周管とを備え、前記内外円筒と前記
中間円筒により内側および外側環状流路が形成されると
ともに、前記外側円筒と前記最外周管との間に最外側環
状流路が形成され、前記内外円筒,前記中間円筒および
前記最外周管の下端がそれぞれ管板に固定される一方、
前記内外円筒の上端が円環状の上半部に形成された第1
の蓋により閉塞されるとともに、前記最外周管の上端が
半球形の第2の蓋により閉塞されたことを特徴とする。
【0013】請求項6は、請求項5記載の熱交換器にお
いて、最外周管を固定する管板と外側円筒を固定する管
板との間に形成された水室部の容器側面に最外側環状流
路から流出する流体の出口座を、内側円筒を固定する管
板の下部の水室にその流体の入口座をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項7は、請求項5記載の熱交換器にお
いて、最外周管を固定する管板と外側円筒を固定する管
板との間に形成された水室部を仕切板にて分割するとと
もに、各分割した水室部の容器側面に前記最外周管と前
記外側円筒とから形成される環状流路を流れる流体の出
入口座を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項8は、請求項5記載の熱交換器にお
いて、外側円筒を固定する管板と中間円筒を固定する管
板との間に形成された水室部を仕切板にて分割するとと
もに、各分割した水室部の容器側面に前記外側円筒と前
記中間円筒にから形成される環状流路を流れる流体の出
入口座を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項9は、請求項5記載の熱交換器にお
いて、中間円筒を固定する管板と内側円筒を固定する管
板との間に形成された水室部を仕切板にて分割するとと
もに、各分割した水室部の容器側面に前記中間円筒と前
記外側円筒とから形成される環状流路を流れる流体の出
入口座を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項10は、請求項5記載の熱交換器に
おいて、内側円筒を固定する管板下部に設けた水室部を
仕切板にて分割するとともに、各分割した水室部の容器
底面に前記内側円筒により形成される管状流路を流れる
流体の出入口座を設けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0019】図1は本発明に係る熱交換器の第1実施形
態を示す概略縦断面図、図2は第1実施形態の熱交換器
を構成する伝熱管を示す拡大図、図3は図2のA−A線
断面図である。なお、図1では多数の伝熱管のうち一部
を示している。
【0020】図1に示すように、円筒状の容器である熱
交換器20内には、多数の伝熱管21が設置され、この
伝熱管21内を被加熱流体が流通する一方、伝熱管21
外に加熱流体が流通して両者が熱交換される。この伝熱
管21は外側円筒22、内側円筒23および中間円筒2
4から構成されており、これら3つの円筒22,23,
24はいずれも同心状で、同一の高さに配置されてい
る。そして、中間円筒24は、外側円筒22と内側円筒
23との間に配置されている。
【0021】外側円筒22,中間円筒24および内側円
筒23の下端は、それぞれ熱交換器20下部に配置され
た外側円筒用管板25,中間円筒用管板26および内側
円筒用管板27に取り付けられ、外側円筒22と内側円
筒23の上端にはそれら両端を連結する円環状の上半部
(半ドーナツ状)に形成された第1の蓋としての蓋28
が取り付けられている。熱交換器20には、管軸方向に
一定の間隔でバッフル板29が複数設置されており、伝
熱管21はこれらバッフル板29を貫通して支持されて
いる。
【0022】また、熱交換器20の下部には、被加熱流
体が供給される2つの被加熱流体入口座30が設けられ
るとともに、被加熱流体を排出する2つの被加熱流体出
口座35が設けられている。そして、熱交換器20に
は、外側円筒用管板25と中間円筒用管板26とで内側
水室31が形成されるとともに、中間円筒用管板26と
内側円筒用管板27とで中間水室34が形成される。
【0023】さらに、熱交換器20は、図2および図3
に示すように外側円筒22と中間円筒24とで外側環状
流路32が形成されるとともに、中間円筒24と内側円
筒23とで内側環状流路33が形成されている。
【0024】一方、外側円筒用管板25の上部の胴側に
は、加熱流体が供給される加熱流体入口座36が設けら
れ、また内側円筒23内には管状流路37が形成され、
この管状流路37が内側円筒用管板27の下部に設けた
外側水室38と連通され、この外側水室38と連通する
加熱流体出口座39が熱交換器20の底部に設けられて
いる。
【0025】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0026】伝熱管21内を流れる被加熱流体は、被加
熱流体入口座30から外側円筒用管板25と中間円筒用
管板26とで形成される内側水室31に入り、その内側
水室31からさらに各伝熱管21の外側円筒22と中間
円筒24とから形成される外側環状流路32に入り、こ
の外側環状流路32を上昇する間に被加熱流体は管外の
加熱流体により加熱され温度上昇する。
【0027】蓋28まで達した被加熱流体は、この部分
でUターンして、中間円筒24と内側円筒23とで形成
される内側環状流路33を下降しながらさらに加熱流体
により加熱される。そして、内側環状流路33下部まで
達した被加熱流体は、中間円筒用管板26と内側円筒用
管板27とで形成される中間水室34に入った後、被加
熱流体出口座35を経て熱交換器20から排出される。
【0028】一方、加熱流体は、外側円筒用管板25の
上部の胴側に設けた加熱流体入口座36から器内に入
り、伝熱管21群を直交して流れる間に管内の被加熱流
体を外側円筒22を介して加熱しながら、複数のバッフ
ル板29を経て順次上方へと向かう。伝熱管21群頂部
に達した加熱流体は、次に内側円筒23内の管状流路3
7を下向きに流れながら内側円筒23を介して被加熱流
体を加熱した後、外側水室38を経て加熱流体出口座3
9より器外へと排出される。
【0029】このように本実施形態によれば、外側円筒
22,内側円筒23および中間円筒24の下端は、それ
それ管板25,26,27に固定されているものの、上
端については、外側円筒22と内側円筒23とは蓋28
を介して閉塞される一方、中間円筒24は固定されてお
らず完全に自由である。
【0030】これにより、外側円筒22と内側円筒23
の温度が上昇し、これら両部材に熱伸び差が発生して
も、蓋28が緩衝材となって発生する熱応力を従来に比
べ大幅に低減できるので、高温用熱交換器に不可欠な高
い信頼性を実現することができる。
【0031】なお、上記説明では、被加熱流体を外側環
状流路32から内側環状流路33ヘと流通させたが、逆
に内側環状流路33から外側環状流路32へと、また加
熱流体を管外に、被加熱流体を管内に配置したが、これ
らを逆に配置しても同様の効果が得られることは明白で
ある。
【0032】図4は本発明に係る熱交換器の第2実施形
態を示す概略縦断面図である。なお、前記第1実施形態
と同一または対応する部分には同一符号を付して説明す
る。以下の各実施形態も同様である。
【0033】図4に示すように、外側円筒22,中間円
筒24および内側円筒23の上端は、それぞれ熱交換器
20の上側に配置された外側円筒用管板25,中間円筒
用管板26および内側円筒用管板27に取り付けられ、
外側円筒22と内側円筒23の下端には両端を連結する
円環状の下半部(半ドーナツ状)に形成された蓋28が
取り付けられている。
【0034】また、熱交換器20の上部には、被加熱流
体が供給される2つの被加熱流体入口座30が設けられ
るとともに、その上部に被加熱流体を排出する2つの被
加熱流体出口座35が設けられている。そして、熱交換
器20には、外側円筒用管板25と中間円筒用管板26
とで内側水室31が形成されるとともに、中間円筒用管
板26と内側円筒用管板27とで中間水室34が形成さ
れる。
【0035】上記の構成において、伝熱管21は管板2
5,26および27により吊り下げられることになるた
め、伝熱管21の自重による変形を防止でき、熱膨張し
た場合でも伝熱管21とバッフル板29との摺動性を確
保することができる。
【0036】このように本実施形態によれば、伝熱管2
1を管板25,26および27から吊り下げたことによ
り、伝熱管21の自重による伝熱管21の変形を抑制す
ることができる。その結果、第1実施形態と比較して熱
交換器としての信頼性を一段と高めることができる。
【0037】図5は本発明の第3実施形態の熱交換器を
構成する伝熱管を示す拡大図、図6は図5のB−B線断
面図である。なお、図2および図3と同一部分には同一
符号を付し、その部分の構成の説明は省略する。以下の
各実施形態も同様である。
【0038】この第3実施形態は、外側円筒22の外周
面に環状フィン40を取り付けたものである。
【0039】上記の構成により、伝熱面積が拡大し、図
1の熱交換器20の胴側を加熱流体が伝熱管21と直交
して流れる際の対流熱伝達を促進させることができる。
【0040】本実施形態によれば、外側円筒22の外周
面に環状フィン40を取り付けたことにより、伝熱管2
1および熱交換器20を高性能化およびコンパクト化す
ることができる。
【0041】図7は本発明の第4実施形態の熱交換器を
構成する伝熱管を示す拡大図である。この第4実施形態
は、外側円筒22の外周面、内側円筒23の内周面およ
び蓋28の外表面に熱放射に対する選択吸収面41を設
けたものである。これにより、加熱流体のエネルギーを
吸収すると同時に、外側円筒22の外周面、内側円筒2
3内周面および蓋28の外表面からの熱の散逸を最小限
に抑えることができる。
【0042】このように本実施形態によれば、外側円筒
22の外周面、内側円筒23の内周面および蓋28の外
表面に選択吸収面41を設けたことにより、熱放射によ
る交換熱量を増大することができるため、伝熱管21お
よび熱交換器20をコンパクト化することができる。
【0043】図8は本発明に係る熱交換器の第5実施形
態を示す概略縦断面図である。この第5実施形態は、図
8に示すように外側円筒22の外周側に、これより大き
な径の最外周管42が同軸で設置され、その最外周管4
2の上端には半球形に形成された第2の蓋としての蓋4
3が取り付けられている一方、その下端は最外周管用管
板44に取り付けられている。
【0044】この最外周管用管板44と外側円筒用管板
25との間には、水室45が形成され、この水室45に
は加熱流体入口座36から加熱流体が供給される。
【0045】上記の構成において、加熱流体は加熱流体
入口座36から水室45に入り、その後、最外周管42
と外側円筒22により形成される最外側の環状流路42
aを上昇し、蓋43まで達すると、この部分でUターン
して内側円筒23内の管状流路37を下降する。
【0046】このように本実施形態によれば、外側円筒
22の外周側に、これより大きな径の最外周管42を同
軸に設置したことにより、伝熱管21群を覆う容器(熱
交換器20の胴部)が不要となるので、加熱流体圧力が
高い場合にも、十分に対応することができる。
【0047】また、加熱流体と被加熱流体の入口が同
じ、すなわち外側円筒22を介して両流体が並行して流
れるので、加熱流体温度が高い場合でも外側円筒22の
温度を低くすることができる。
【0048】図9は本発明に係る熱交換器の第6実施形
態を示す概略縦断面図である。この第6実施形態は、第
5実施形態において加熱流体入口座36を加熱流体出口
座に、加熱流体出口座39を加熱流体入口座としたもの
である。すなわち、図9に示すように加熱流体入口座3
6および加熱流体出口座39が図8とは逆になってい
る。
【0049】以上の構成によれば、伝熱管21内で加熱
流体と被加熱流体とが外側円筒22を介して対向流とし
て流れるため、両者の温度差を大きくとれ、熱交換器と
しての伝熱効率を改善することができる。
【0050】図10は本発明に係る熱交換器の第7実施
形態を示す概略縦断面図である。この第7実施形態は、
第5実施形態の水室45を仕切板46によって二分割し
て入口水室47、出口水室48を形成するとともに、各
水室47,48に対して加熱流体入口座36と加熱流体
出口座39を最外周管用管板44と外側円筒用管板25
との間の容器側面に設置したものである。
【0051】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0052】加熱流体は、加熱流体入口座36から外側
円筒用管板25、最外周管用管板44および仕切板46
で形成される入口水室47に入った後、伝熱管21の最
外周管42と外側円筒22とで形成される環状流路42
aを上昇して蓋43まで達すると、この部分でUターン
して内側円筒23内の管状流路37を下降して水室38
に至る。
【0053】次いで、加熱流体は、伝熱管21aの内側
円筒23内の管状流路37を上昇して蓋43に達する
と、この部分でUターンして最外周管42と外側円筒2
2とで形成される環状流路42aを下降した後、外側円
筒用管板25、最外周管用管板44および仕切板46で
形成される出口水室48に入った後、加熱流体出口座3
9から器外に排出される。
【0054】一方、被加熱流体は、被加熱流体入口座3
0から内側水室31に入った後、伝熱管21,21aに
それぞれ外側円筒22と中間円筒24とで形成される外
側環状流路32を上昇し、蓋28の部分でUターンして
中間円筒24と内側円筒23とで形成される内側環状流
路33を下降し、中間水室34に入つて、被加熱流体出
口座35から器外に排出される。
【0055】このように本実施形態によれば、第5実施
形態で説明した効果に加えて、伝熱管21に流入する加
熱流体と被加熱流体とは並行流となり、伝熱管21aで
は流入する加熱流体と蓋28の部分でUターンしてくる
被加熱流体とは対向流となり、加熱流体の温度が非常に
高い場合、温度的に問題となる伝熱管21の外側円筒2
2の温度を並行流としたことにより低くできるため、構
造面および材料面での信頼性を増すことができる。ま
た、加熱流体を伝熱管21から21aへとシリーズに流
すので、伝熱管21の高さ、すなわち熱交換器20の全
長を短縮させることができる。
【0056】図11は本発明に係る熱交換器の第8実施
形態を示す概略縦断面図である。この第8実施形態は、
第5実施形態の内側水室31を仕切板49によって二分
割して入口内側水室50、出口内側水室51を形成する
とともに、被加熱流体入口座30および被加熱流体出口
座35を外側円筒用管板25と中間円筒用管板26との
間の容器側面に設置したものである。
【0057】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0058】被加熱流体は、被加熱流体入口座30から
外側円筒用管板25、中間円筒用管板26および仕切板
49で形成される入口内側水室50に入った後、伝熱管
21の外側円筒22と中間円筒24とで形成される外側
環状流路32を上昇して蓋28まで達すると、この部分
でUターンして中間円筒24と内側円筒23とで形成さ
れる内側環状流路33を下降して中間水室34に至る。
【0059】次いで、被加熱流体は、伝熱管21aの中
間円筒24と内側円筒23とで形成される内側環状流路
33を上昇して蓋28に達すると、この部分でUターン
して外側円筒22と中間円筒24とで形成される外側環
状流路32を下降した後、外側円筒用管板25、中間円
筒用管板26および仕切板49で形成される出口内側水
室51に入った後、被加熱流体出口座35から器外に排
出される。
【0060】一方、加熱流体は、加熱流体入口座36か
ら水室45に入った後、伝熱管21,21aにそれぞれ
最外周管42と外側円筒22とで形成される環状流路4
2aを上昇し、蓋43まで達すると、この部分でUター
ンして内側円筒23内の管状流路37を下降して水室3
8に至り、加熱流体出口座39から器外に排出される。
【0061】このように本実施形態によれば、第5実施
形態で説明した効果に加えて、被加熱流体を伝熱管21
から21aへとシリーズに流すので、伝熱管の高さ、す
なわち熱交換器20の全長を短縮させることができる。
【0062】図12は本発明に係る熱交換器の第9実施
形態を示す概略縦断面図である。この第9実施形態は、
第5実施形態の中間水室34を仕切板52によって二分
割して入口中間水室53および出口中間水室54を形成
するとともに、被加熱流体入口座30および被加熱流体
出口座35を中間円筒用管板26と内側円筒用管板27
との間の容器側面に設置したものである。
【0063】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0064】被加熱流体は、被加熱流体入口座30から
中間円筒用管板26、内側円筒用管板27および仕切板
52で形成される入口中間水室53に入った後、伝熱管
21の中間円筒24と内側円筒23とで形成される内側
環状流路33を上昇して蓋28まで達すると、この部分
でUターンして中間円筒24と外側円筒22とで形成さ
れる外側環状流路32を下降して内側水室31に至る。
【0065】次いで、被加熱流体は、伝熱管21aの中
間円筒24と外側円筒22とで形成される外側環状流路
32を上昇して蓋28に達すると、この部分でUターン
して内側円筒23と中間円筒24とで形成される内側環
状流路33を下降した後、中間円筒用管板26、内側円
筒用管板27および仕切板52で形成される出口中間水
室54に入った後、被加熱流体出口座35から器外に排
出される。
【0066】一方、加熱流体は、加熱流体入口座36か
ら水室45に入った後、伝熱管21,21aにそれぞれ
最外周管42と外側円筒22とで形成される環状流路4
2aを上昇し、蓋43まで達すると、この部分でUター
ンして内側円筒23内の管状流路37を下降して水室3
8に至り、加熱流体出口座39から器外に排出される。
【0067】このように本実施形態によれば、第5実施
形態で説明した効果に加えて、被加熱流体を伝熱管21
から21aへとシリーズに流すので、伝熱管の高さ、す
なわち熱交換器20の全長を短縮させることできる。
【0068】図13は本発明に係る熱交換器の第10実
施形態を示す概略縦断面図である。この第10実施形態
は、第5実施形態の外側水室38を仕切板55によって
二分割して入口外側水室56および出口外側水室57を
形成するとともに、加熱流体入口座36および加熱流体
出口座39を内側円筒用管板27下部の水室底部に設置
したものである。
【0069】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0070】加熱流体は、加熱流体入口座36から内側
円筒用管板27下部の水室内の仕切板55で形成される
入口外側水室56に入った後、伝熱管21の内側円筒2
3内の管状流路37を上昇し、蓋43まで達すると、こ
の部分でUターンして最外周管42と外側円筒22とで
形成される環状流路42aを下降して水室45に至る。
【0071】次いで、加熱流体は、伝熱管21aの最外
周管42と外側円筒22とで形成される環状流路42a
を上昇して蓋43に達すると、この部分でUターンして
内側円筒23内の管状流路37を下降した後、内側円筒
用管板27下部の水室内の仕切板55で形成される出口
側水室57に入って、加熱流体出口座39から器外に排
出される。
【0072】一方、被加熱流体は、被加熱流体入口座3
0から内側水室31に入った後、伝熱管21,21aに
それぞれ外側円筒22と中間円筒24とで形成される外
側環状流路32を上昇し、蓋28の部分でUターンして
中間円筒24と内側円筒23とで形成される内側環状流
路33を下降し、中間水室34に入って、被加熱流体出
口座35から器外に排出される。
【0073】このように本実施形態によれば、第5実施
形態で説明した効果に加えて、加熱流体を伝熱管21か
ら21aへとシリーズに流すので、伝熱管の高さ、すな
わち熱交換器20の全長を短縮させることができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、容器内に多数の伝熱管を有し、この伝熱管内
を流通する被加熱流体を、容器内に加熱流体を流通させ
て熱交換する熱交換器において、伝熱管は、同心状に配
置された内側および外側円筒と、これら内外円筒の間に
同心状に挿入された中間円筒とを備え、この中間円筒と
内外円筒により被加熱流体が流通する内側および外側環
状流路が形成され、内外円筒および中間円筒の下端がそ
れぞれ管板に固定される一方、内外円筒の上端が円環状
の上半部に形成された蓋により閉塞され、伝熱管が容器
内に一定間隔で設けられたバッフル板で支持されたこと
により、各円筒の一端は管板に固定されるものの、他端
については、各円筒の熱伸び差を吸収できるので、伝熱
管の構造健全性を改善することができる。
【0075】請求項2によれば、容器内に多数の伝熱管
を有し、この伝熱管内を流通する被加熱流体を、容器内
に加熱流体を流通させて熱交換する熱交換器において、
伝熱管は、同心状に配置された内側および外側円筒と、
これら内外円筒の間に同心状に挿入された中間円筒とを
備え、この中間円筒と内外円筒により被加熱流体が流通
する内側および外側環状流路が形成され、内外円筒およ
び中間円筒の上端がそれぞれ管板に固定される一方、内
外円筒の下端が円環状の下半部に形成された蓋により閉
塞され、伝熱管が容器内に一定間隔で設けられたバッフ
ル板で支持されたことにより、伝熱管の自重による伝熱
管の変形を抑制することができ、その結果、請求項1と
比較して熱交換器としての信頼性を一段と高めることが
できる。
【0076】請求項3によれば、請求項1または2記載
の外側円筒の外周面にフィンを設けたことにより、伝熱
管外側の熱伝達を促進できるので、熱交換器の高性能
化、コンパクト化を実現することができる。
【0077】請求項4によれば、請求項1または2記載
の外側円筒の外周面に熱放射エネルギーを選択的に吸収
する選択吸収面を設けたことにより、請求項3と同様の
効果が得られる。
【0078】請求項5によれば、容器に多数の伝熱管が
設けられた熱交換器において、伝熱管は、同心状に配置
された内側および外側円筒と、これら内外円筒の間に同
心状に挿入された中間円筒と、外側円筒の外側に同心状
に配置された最外周管とを備え、内外円筒と中間円筒に
より内側および外側環状流路が形成されるとともに、外
側円筒と最外周管との間に最外側環状流路が形成され、
内外円筒,中間円筒および最外周管の下端がそれぞれ管
板に固定される一方、内外円筒の上端が円環状の上半部
に形成された第1の蓋により閉塞されるとともに、最外
周管の上端が半球形の第2の蓋により閉塞されたことに
より、各伝熱管毎に収納管を設置するので、圧力が高い
流体にも適用可能であり、また加熱流体と被加熱流体を
完全に並行して流せるので、伝熱面温度を低減でき、信
頼性を高めることができる。
【0079】請求項6によれば、請求項5記載の熱交換
器において、最外周管を固定する管板と外側円筒を固定
する管板との間に形成された水室部の容器側面に最外側
環状流路から流出する流体の出口座を、内側円筒を固定
する管板の下部の水室にその流体の入口座をそれぞれ設
けたことにより、加熱流体と被加熱流体を完全に対向し
て流せるので、熱交換効率を改善することができる。
【0080】請求項7によれば、請求項5記載の熱交換
器において、最外周管を固定する管板と外側円筒を固定
する管板との間に形成された水室部を仕切板にて分割す
るとともに、各分割した水室部の容器側面に最外周管と
外側円筒とから形成される環状流路を流れる流体の出入
口座を設けたことにより、各流体を伝熱管にシリーズに
流せるので、熱交換器の全長を短縮することができる。
【0081】請求項8によれば、請求項5記載の熱交換
器において、外側円筒を固定する管板と中間円筒を固定
する管板との間に形成された水室部を仕切板にて分割す
るとともに、各分割した水室部の容器側面に外側円筒と
中間円筒にから形成される環状流路を流れる流体の出入
口座を設けたことにより、請求項7と同様の効果が得ら
れる。
【0082】請求項9によれば、請求項5記載の熱交換
器において、中間円筒を固定する管板と内側円筒を固定
する管板との間に形成された水室部を仕切板にて分割す
るとともに、各分割した水室部の容器側面に中間円筒と
外側円筒とから形成される環状流路を流れる流体の出入
口座を設けたことにより、請求項7と同様の効果が得ら
れる。
【0083】請求項10によれば、請求項5記載の熱交
換器において、内側円筒を固定する管板下部に設けた水
室部を仕切板にて分割するとともに、各分割した水室部
の容器底面に内側円筒により形成される管状流路を流れ
る流体の出入口座を設けたことにより、請求項7と同様
の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱交換器の第1実施形態を示す概
略縦断面図。
【図2】第1実施形態の熱交換器を構成する伝熱管を示
す拡大図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明に係る熱交換器の第2実施形態を示す概
略縦断面図。
【図5】本発明の第3実施形態の熱交換器を構成する伝
熱管を示す拡大図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】本発明の第4実施形態の熱交換器を構成する伝
熱管を示す拡大図。
【図8】本発明に係る熱交換器の第5実施形態を示す概
略縦断面図。
【図9】本発明に係る熱交換器の第6実施形態を示す概
略縦断面図。
【図10】本発明に係る熱交換器の第7実施形態を示す
概略縦断面図。
【図11】本発明に係る熱交換器の第8実施形態を示す
概略縦断面図。
【図12】本発明に係る熱交換器の第9実施形態を示す
概略縦断面図。
【図13】本発明に係る熱交換器の第10実施形態を示
す概略縦断面図。
【図14】石炭間接焚コンバインドサイクル発電ブラン
トの構成を示す系統図。
【符号の説明】
12 石炭焚高温炉 20 熱交換器 21,21a 伝熱管 22 外側円筒 23 内側円筒 24 中間円筒 25 外側円筒用管板 26 中間円筒用管板 27 内側円筒用管板 28 蓋(第1の蓋) 29 バッフル板 30 被加熱流体入口座 31 内側水室 32 外側環状流路 33 内側環状流路 34 中間水室 35 被加熱流体出口座 36 加熱流体入口座 37 管状流路 38 外側水室 39 加熱流体出口座 40 フィン 41 選択吸収面 42 最外周管 42a 環状流路 43 蓋(第2の蓋) 44 最外周管用管板 45 水室 46,49,52,55 仕切板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に多数の伝熱管を有し、この伝熱
    管内を流通する被加熱流体を、前記容器内に加熱流体を
    流通させて熱交換する熱交換器において、前記伝熱管
    は、同心状に配置された内側および外側円筒と、これら
    内外円筒の間に同心状に挿入された中間円筒とを備え、
    この中間円筒と前記内外円筒により前記被加熱流体が流
    通する内側および外側環状流路が形成され、前記内外円
    筒および前記中間円筒の下端がそれぞれ管板に固定され
    る一方、前記内外円筒の上端が円環状の上半部に形成さ
    れた蓋により閉塞され、前記伝熱管が前記容器内に一定
    間隔で設けられたバッフル板で支持されたことを特徴と
    する熱交換器。
  2. 【請求項2】 容器内に多数の伝熱管を有し、この伝熱
    管内を流通する被加熱流体を、前記容器内に加熱流体を
    流通させて熱交換する熱交換器において、前記伝熱管
    は、同心状に配置された内側および外側円筒と、これら
    内外円筒の間に同心状に挿入された中間円筒とを備え、
    この中間円筒と前記内外円筒により前記被加熱流体が流
    通する内側および外側環状流路が形成され、前記内外円
    筒および前記中間円筒の上端がそれぞれ管板に固定され
    る一方、前記内外円筒の下端が円環状の下半部に形成さ
    れた蓋により閉塞され、前記伝熱管が前記容器内に一定
    間隔で設けられたバッフル板で支持されたことを特徴と
    する熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記外側円筒の外周面にフィンを設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記外側円筒の外周面に熱放射エネルギ
    ーを選択的に吸収する選択吸収面を設けたことを特徴と
    する請求項1または2記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 容器に多数の伝熱管が設けられた熱交換
    器において、前記伝熱管は、同心状に配置された内側お
    よび外側円筒と、これら内外円筒の間に同心状に挿入さ
    れた中間円筒と、前記外側円筒の外側に同心状に配置さ
    れた最外周管とを備え、前記内外円筒と前記中間円筒に
    より内側および外側環状流路が形成されるとともに、前
    記外側円筒と前記最外周管との間に最外側環状流路が形
    成され、前記内外円筒,前記中間円筒および前記最外周
    管の下端がそれぞれ管板に固定される一方、前記内外円
    筒の上端が円環状の上半部に形成された第1の蓋により
    閉塞されるとともに、前記最外周管の上端が半球形の第
    2の蓋により閉塞されたことを特徴とする熱交換器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の熱交換器において、最外
    周管を固定する管板と外側円筒を固定する管板との間に
    形成された水室部の容器側面に最外側環状流路から流出
    する流体の出口座を、内側円筒を固定する管板の下部の
    水室にその流体の入口座をそれぞれ設けたことを特徴と
    する熱交換器。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の熱交換器において、最外
    周管を固定する管板と外側円筒を固定する管板との間に
    形成された水室部を仕切板にて分割するとともに、各分
    割した水室部の容器側面に前記最外周管と前記外側円筒
    とから形成される環状流路を流れる流体の出入口座を設
    けたことを特徴とする熱交換器。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の熱交換器において、外側
    円筒を固定する管板と中間円筒を固定する管板との間に
    形成された水室部を仕切板にて分割するとともに、各分
    割した水室部の容器側面に前記外側円筒と前記中間円筒
    にから形成される環状流路を流れる流体の出入口座を設
    けたことを特徴とする熱交換器。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の熱交換器において、中間
    円筒を固定する管板と内側円筒を固定する管板との間に
    形成された水室部を仕切板にて分割するとともに、各分
    割した水室部の容器側面に前記中間円筒と前記外側円筒
    とから形成される環状流路を流れる流体の出入口座を設
    けたことを特徴とする熱交換器。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の熱交換器において、内
    側円筒を固定する管板下部に設けた水室部を仕切板にて
    分割するとともに、各分割した水室部の容器底面に前記
    内側円筒により形成される管状流路を流れる流体の出入
    口座を設けたことを特徴とする熱交換器。
JP7855797A 1997-03-28 1997-03-28 熱交換器 Pending JPH10267567A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064451A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Daeil Cooler Co Ltd 冷却機用熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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