JPH10263238A - 長尺生地の縁縫装置 - Google Patents

長尺生地の縁縫装置

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JPH10263238A
JPH10263238A JP6882697A JP6882697A JPH10263238A JP H10263238 A JPH10263238 A JP H10263238A JP 6882697 A JP6882697 A JP 6882697A JP 6882697 A JP6882697 A JP 6882697A JP H10263238 A JPH10263238 A JP H10263238A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ミシンまたは最前にある加工装置の長尺生地に
対する追随を、検知装置による蛇行検知より少しズラし
て行うようにして、正しい位置での縁縫いが行えるよう
にした縁縫装置を、簡単な構成によって提供すること。 【構成】検知装置20を、長尺生地を送り込む生地案内
軸11に対して、その検出部21が端縁に追随しながら
生地案内軸11に対して移動するように組付けるととも
に、ミシン30のミシン台31を、検知装置20の支持
台22とは別に構成するとともに、検知装置20からの
信号に応じて移動するようにして、ミシン台31を、長
尺生地Wの検知装置20によって認識された部分が、ミ
シン30の針位置またはミシン台31上の最前に一体化
された加工装置にまできたときに検知装置20の移動量
分だけ移動させて縁縫いを行うようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺生地の端縁
に、ほつれ防止またはサイドヘム形成のための縁縫いを
施すのに使用される縁縫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばタオルを製造する場合についてみ
てみると、日用品であるタオルを安価に仕上げるために
は、その原反を長尺生地としておいて連続製造すること
が行われているのであるが、このタオルを製造するのた
めの長尺生地に対しては、サイドヘムと呼ばれ縁縫いが
予め形成される。このサイドヘムは、生地の縁部を三つ
折しておいて、この三つ折部分に縫製を行うことにより
形成されるものである。また、例えばシーツのような単
布製品についても、その原反は長尺生地として形成され
るものであるが、この長尺生地の端縁には、ほつれ防止
のための縁縫いを施さなければならない。
【0003】以上のように、長尺生地の端縁に縁縫いを
施さなければならないのであるが、その理由は、この種
の長尺生地は、タオルやシーツ等の製品とする前に、染
色や風合い加工等の種々な前処理を、縁部がほつれない
ようにしながら長尺生地のまま行うことが有利だからで
あり、タオル用長尺生地であれば、タオルのクロスヘム
を個別的に形成する前にサイドヘムを連続して形成して
おくことが有利だからである。
【0004】なお、長尺生地に対する縁縫いは、一方の
縁についてのみ行えば十分である場合もあるが、両方の
縁に対して同時に行うようにすることが一般的である。
しかしながら、この長尺生地の縁縫いについては、一方
のみを考慮すれば他方は同様に適用すればよいので、以
下の説明では、一方の縁縫いについてのみ言及していく
ものとする。
【0005】以上のような長尺生地について、ほつれ防
止またはサイドヘム形成のための縁縫いを行う装置とし
ては、例えば特公昭57−17554号公報にて提案さ
れているような「長尺物自動縫製装置」が知られてい
る。この公報に示された「長尺物自動縫製装置」は、
「布等の長尺物を走行させつつその端縁を縫製する装置
に於て、該走行方向に対してほぼ直角に適宜間隔を置い
て1対のミシンを対設し、各ミシンの手前に夫夫端縁検
知器を配すると共に、ミシンと端縁検知器を移動台上に
併設してなり、該検知器より発せられる信号をもとにし
て該移動台を前記走行方向に直角に変位させつつ前記長
尺物の蛇行にミシンを追従させるようにしたことを特徴
とする」ものであるが、次のような難点を有したものと
なっている。
【0006】一般に、この種の「長尺物自動縫製装置」
においては、長尺生地の蛇行は、ミシンに長尺生地が入
る前に検知しなければならないし、ミシンによる長尺生
地の縁縫いは、長尺生地が蛇行している場合にはこれを
正しい位置に修正してから行わなければならないから、
蛇行を検知する検知器は、ミシンの前方側(搬送の上流
側)に配置しておかなければならない。そして、検知器
やミシンは一定の大きさを有するものであり、これらの
間に他の加工装置が配置されることもあって、検知器
と、ミシンあるいは他の加工装置との間の距離はゼロに
はなり得ないのである。
【0007】このため、上記公報の装置のように、1つ
の移動台に検知器とミシンとの両方を設けたとすると、
まだミシン側において正しい位置にある長尺生地の縁縫
いを行っているのに、前方側にある長尺生地が蛇行をし
始めていて、これを検知器で検知してしまうと、ミシン
は正しくない位置での縁縫いを始めてしまうことにな
る。以上のような縁縫いのズレは、検知器とミシンとの
間の距離があればある程顕著になるのであり、例えばミ
シンと検知器との間にヘム形成装置やトリミング装置を
介在させたような場合には、より一層由々しき問題とな
る。
【0008】特に、蛇行を検知した検知器の支持台が、
ミシンのそれをも兼ねていることによる問題は、タオル
におけるサイドヘムを長尺生地に予じめ形成しておく場
合に重大なものとなる。つまり、サイドヘムは、パイル
部の外側に位置する平織り部を折り込むとともに、この
折り込みによって形成された三つ巻部分を、上記パイル
部との境界にできるだけ近接させた位置にて縁縫いする
ことにより形成されるものであるが、このサイドヘム自
体の通常の幅は3〜10mm程度と非常に狭いものであ
る。従って、もし、ミシンあるいは最前の加工装置によ
る加工位置に上記のようなズレがあった場合には、サイ
ドヘムは完全に形成されず見苦しいものとならざるを得
ない。このような不完全なサイドヘムある長尺生地が不
良品となることは、当然である。
【0009】そこで、本発明者等は、上記のような誤作
動がないようにして縁縫いを行えるようにするにはどう
したらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本
発明を完成したのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、縁縫いを行うミシン等の加工位置の修正を、
長尺生地の流れに対応して行えるようにして、正しい位
置での縁縫いを行えるようにすることである。
【0011】すなわち、本発明の目的とするところは、
ミシンまたは最前にある加工装置の長尺生地に対する追
随を、検知装置による蛇行検知より少しズラして行うよ
うにして、正しい位置での縁縫いが行えるようにした縁
縫装置を、簡単な構成によって提供することにある。
【0012】
【課題を解決しようとする手段】以上の課題を解決する
ために、本発明の採った手段は、後述する実施の形態の
説明中において使用する符号を付して説明すると、「長
尺生地Wの少なくとも一方の端縁に、ほつれ防止または
サイドヘム形成のための縁縫いを行うために、端縁を検
知する検知装置20と、端縁への縁縫いを行うミシン3
0とを備えた縁縫装置であって、検知装置20を、長尺
生地を送り込む生地案内軸11に対して、その検出部2
1が端縁に追随しながら生地案内軸11に対して移動す
るように組付けるとともに、ミシン30のミシン台31
を、検知装置20の支持台22とは別に構成するととも
に、検知装置20からの信号に応じて移動するようにし
て、ミシン台31を、長尺生地Wの検知装置20によっ
て認識された部分が、ミシン30の針位置またはミシン
台31上の最前に一体化された加工装置にまできたとき
に、検知装置20の移動量分だけ移動させて縁縫いを行
うようにしたことを特徴とする長尺生地Wの縁縫装置」
である。
【0013】すなわち、本発明に係る縁縫装置100の
重要な点は、検知装置20側の支持台22と、ミシン3
0側のミシン台31とを別々に構成するとともに、長尺
生地Wの蛇行に対する検知装置20の追随より少し遅れ
て、ミシン台31を長尺生地Wの蛇行に追随させるよう
にしたことである。このミシン台31に付与すべき遅れ
は、検知装置20における検出部21と、ミシン30の
針位置またはミシン台31上の最前に位置する加工装置
(以下の実施形態ではトリミング装置50)との間の距
離と、主送りローラ61による長尺生地Wの搬送速度と
の関係で予じめ設定されるが、エンコーダー等の手段に
よって測定されるものである。なお、主送りローラ61
は、図2に示したように、基枠110側に設けた主送り
モータ62によって回転駆動されるものである。
【0014】従って、本発明に係る縁縫装置100によ
れば、当該装置内を搬送される長尺生地Wに蛇行が生じ
たとすると、それが検知装置20によって生地案内軸1
1上で検知されることは勿論、その検知された部分がミ
シン30の針位置または最前の加工装置にきたときに始
めてミシン台31が追随するようにしたから、長尺生地
Wにおける縁縫い、またはこの縁縫いに必要な前加工は
常に正しい位置で行われるのであり、美しい縁縫いが形
成されることになるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】以上のように構成した本発明を、
図面に示した実施の形態に係る縁縫装置100について
説明するが、この縁縫装置100の説明は、長尺生地W
の動きに、それに伴なう各部材の動きをからめながら行
うこととする。
【0016】また、以下の説明の前段では、検出部21
とミシン30との間に三つ巻装置40及びトリミング装
置50が存在しない場合を想定して説明するものであ
り、例えばシーツの縁縫いを行う場合を想定している。
後段では、三つ巻装置40及びトリミング装置50を有
した実施形態そのものを説明するものであり、タオルを
形成するための長尺生地Wについて、縁縫いであるサイ
ドヘムを形成する場合について説明していくこととす
る。
【0017】まず、この縁縫装置100には、図1に示
すように、図示右側の搬入装置10によって縁縫いが施
されていない長尺生地Wが搬入されてくるのであり、生
地案内軸11上にて検知装置20による蛇行検知がなさ
れながら、次段の(トリミング装置50、三つ巻装置4
0及び)ミシン30へと送られ、折り畳装置60にて折
り畳まれるのである。なお、この長尺生地Wの縁縫装置
100内にての搬送駆動は、主として主送りローラ61
によってなされるものである。
【0018】さて、検知装置20であるが、この検知装
置20は、その支持台22を、生地案内軸11の直後に
これと平行に配置した検知案内軸23及び検知側駆動軸
24に組付けたものである。すなわち、この検知装置2
0は、図5及び図6に示したように、その支持台22
を、駆動モータ25によって回転駆動される検知側駆動
軸24にボールネジ機構等を介して連結することによ
り、検知側駆動軸24の正転または逆転によって、生地
案内軸11の軸方向の中心に対して進退されるものであ
り、このときの案内が検知案内軸23によってなされる
ものである。
【0019】勿論、この検知装置20は、長尺生地Wの
蛇行を検知しながらこの長尺生地Wに追随して支持台2
2を移動するように制御されているものである。つま
り、検出部21は、長尺生地Wの端縁線、あるいはこれ
から所定寸法内側にあるパイル部との境界線を常に検知
しているものであり、これらの線が移動したことを検知
したときには駆動モータ25を制御して検知側駆動軸2
4を所定量回転させるのである。
【0020】以上のようにすることにより、長尺生地W
が蛇行すれば、それに応じて支持台22が検知側駆動軸
24上を移動され、当該検知装置20の検出部21が長
尺生地Wの端縁等を常に検知している状態にされるので
ある。なお、検出部21としては、従来公知の種々なも
のが適用できるものであるが、例えば光センサーを使用
すると、効果的である。
【0021】検知装置20側の支持台22に対して、ミ
シン30側のミシン台31は、図2及び図5に示したよ
うに別体のものとしてあり、このミシン台31は、当該
縁縫装置100を構成する基枠110に対して、長尺生
地Wの搬入方向と直交する方向に移動可能に組付けたも
のである。すなわち、このミシン台31は、図2及び図
3に示したように、基枠110に対してコロ32を介し
て載置するとともに、その下面に一体的に設けた例えば
ボールネジナット33aを、基枠110側に設けたミシ
ン台駆動軸33に連結して組付けたものである。そし
て、このミシン台駆動軸33は、その端部に設けた移動
モータ34の回転駆動により正転または逆転され、これ
により、ミシン台31は、基枠110に対して移動され
るものである。検知装置20側の検知側駆動軸24と平
行となるように。
【0022】このミシン30側の移動モータ34で重要
なことは、その駆動制御が検知装置20の検出部21か
らの信号を受けてなされるのではあるが、少し時間をお
いてなされることである。すなわち、検知装置20の検
出部21にて蛇行が検知されて支持台22が移動され始
めても、当該ミシン台31が直ぐに移動されるのではな
く、検知装置20の検出部21によって検知され始めた
長尺生地Wの蛇行部分がミシン30の針位置にきたとき
にようやく移動モータ34の駆動がなされて、ミシン台
31の移動が始まるのである。
【0023】以上のように、ミシン台31の移動を検知
装置20側の支持台22の移動とは遅れて行うようにし
たのは、ミシン30による縁縫い作業は、検知装置20
の検出部21によって検知した部分に対して直接行うも
のではなく、縁縫いすべき部分は検出部21による検知
後に少し遅れてミシン30の針位置に到達するからであ
る。従って、この縁縫装置100においては、検知装置
20の支持台22と、ミシン30のミシン台31とを別
体のものとするとともに、時間差をおいて移動するよう
にしてあるのである。
【0024】この時間差は、検知装置20における検出
部21と、ミシン30の針位置またはミシン台31上の
最前に位置する加工装置(以下の実施形態ではトリミン
グ装置50)との間の距離と、主送りローラ61による
長尺生地Wの搬送速度との関係で予じめ設定され、エン
コーダー等の手段によって測定されるものである。ま
た、この時間差の設定は、検出部21と、ミシン30の
針位置またはミシン台31上の最前に位置する加工装置
間の距離が固定的であるため容易に行えるものであり、
検出部21からの信号を受けて移動モータ34を駆動す
る回路中にそのような設定を行なっておけばよいもので
ある。
【0025】なお、本実施形態のミシン30は、図2に
示したように、そのミシン台31の下面に直接的に設け
た駆動モータ35によって駆動されるものであり、この
駆動モータ35は、ミシン台31上であってミシン30
の後流側に設けた先引きローラ12の回転駆動をも行う
ようにしてある。
【0026】以上は、検知装置20とミシン30との間
に三つ巻装置40やトリミング装置50を有していない
場合を想定した説明であったが、縁縫いを形成すること
によってタオルのサイドヘムとする場合には、次に説明
する三つ巻装置40及びトリミング装置50をミシン3
0の前方に設けなければならない。サイドヘムは、長尺
生地Wの端縁を三つ巻きしておいてこれに縁縫いを施し
て形成しなければならないし、三つ巻きを行うために
は、例えば図6に示したように、長尺生地Wの左方端縁
をトリミングしておかなければならないからである。
【0027】すなわち、図面に示した実施形態の縁縫装
置100は、タオルを製造するための長尺生地Wを対象
としたものであるため、長尺生地Wの端縁にサイドヘム
を形成するための三つ巻装置40をミシン30の直前に
有しているものであり、この三つ巻装置40での三つ巻
きを完全に行うために、長尺生地Wの端縁を切り揃える
ためのトリミング装置50を、三つ巻装置40の直前
(上流)に有しているものである。従って、この縁縫装
置100においては、検知装置20の検出部21とミシ
ン30の針位置との間には、図2にも示したように、三
つ巻装置40及びトリミング装置50の長さ分の距離が
付加かされていて、検知装置20とミシン30とは相当
離れたものとなっており、この場合には、トリミング装
置50が請求項1で述べている最前の加工装置となって
いる。
【0028】以上の三つ巻装置40及びトリミング装置
50は、図2に示したように、1つの補助台31a上に
一体化してある。この補助台31aは、その後端を前述
したミシン台31の前端に一体化してあり、その前端
は、図2及び図5に示したように、検知装置20側の支
持台22とは切り離してある。従って、この補助台31
aは、ミシン台31とともに移動するものであり、検知
装置20側の支持台22とは無関係になっている。な
お、この補助台31aは、その三つ巻装置40及びトリ
ミング装置50の支持の安定化を図るために、その前端
を、図示しないブラケット等を介して、検知装置20を
案内している検知案内軸23上に組付けてある。
【0029】従って、本実施形態の縁縫装置100で
は、検知装置20の検出部21にて長尺生地Wの蛇行が
検知されると、検知装置20全体がこれに追随して移動
するとともに、ミシン台31上の最前の装置であるトリ
ミング装置50が、蛇行を始めた長尺生地Wの部分を加
工し始めるように、ミシン台31側の移動モータ34が
駆動されるのである。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施形態にて例示した如く、「長尺生地Wの少なく
とも一方の端縁に、ほつれ防止またはサイドヘム形成の
ための縁縫いを行うために、端縁を検知する検知装置2
0と、端縁への縁縫いを行うミシン30とを備えた縁縫
装置であって、検知装置20を、長尺生地を送り込む生
地案内軸11に対して、その検出部21が端縁に追随し
ながら生地案内軸11に対して移動するように組付ける
とともに、ミシン30のミシン台31を、検知装置20
の支持台22とは別に構成するとともに、検知装置20
からの信号に応じて移動するようにして、ミシン台31
を、長尺生地Wの検知装置20によって認識された部分
が、ミシン30の針位置またはミシン台31上の最前に
一体化された加工装置にまできたときに、検知装置20
の移動量分だけ移動させて縁縫いを行うようにしたこ
と」にその構成上の特徴があり、これにより、ミシンま
たは最前にある加工装置の長尺生地に対する追随を、検
知装置による蛇行検知より少しズラして行ない、正しい
位置での縁縫い等の加工が行える縁縫装置100を、簡
単な構成によって提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る縁縫装置の側面図である。
【図2】 図1に示した縁縫装置の要部拡大側面図であ
る。
【図3】 同縁縫装置におけるミシンとミシン台との関
係を示す図2中の1−1線に沿ってみた断面図である。
【図4】 ミシン台とミシン台駆動軸との関係を示す図
2中の2−2線に沿ってみた断面図である。
【図5】 図2中の3−3線にて区画した部分の部分拡
大図である。
【図6】 図2中の3−3線にて沿ってみた部分平面図
である。
【符号の説明】
100 縁縫装置 110 基枠 10 搬入装置 11 生地案内軸 12 先引きローラ 20 検知装置 21 検出部 22 支持台 23 検知案内軸 24 検知側駆動軸 25 駆動モータ 30 ミシン 31 ミシン台 31a 補助台 32 コロ 33 ミシン台駆動軸 33a ボールネジナット 34 移動モータ 35 駆動モータ 40 三つ巻装置 50 トリミング装置 60 折り畳装置 61 主送りローラ 62 主送りモータ W 長尺生地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺生地の少なくとも一方の端縁に、ほ
    つれ防止またはサイドヘム形成のための縁縫いを行うた
    めに、前記端縁を検知する検知装置と、前記端縁への縁
    縫いを行うミシンとを備えた縁縫装置であって、 前記検知装置を、前記長尺生地を送り込む生地案内軸に
    対して、その検出部が前記端縁に追随しながら前記生地
    案内軸に対して移動するように組付けるとともに、 前記ミシンのミシン台を、前記検知装置の支持台とは別
    に構成するとともに、前記検知装置からの信号に応じて
    移動するようにして、 前記ミシン台を、前記長尺生地の検知装置によって認識
    された部分が、前記ミシンの針位置または前記ミシン台
    上の最前に一体化された加工装置にまできたときに、前
    記検知装置の移動量分だけ移動させて縁縫いを行うよう
    にしたことを特徴とする長尺生地の縁縫装置。
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