JPH10260769A - 座標入力パネル - Google Patents

座標入力パネル

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JPH10260769A
JPH10260769A JP6437897A JP6437897A JPH10260769A JP H10260769 A JPH10260769 A JP H10260769A JP 6437897 A JP6437897 A JP 6437897A JP 6437897 A JP6437897 A JP 6437897A JP H10260769 A JPH10260769 A JP H10260769A
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JP
Japan
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film
resistive
resistive film
coordinate input
area
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JP6437897A
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Inventor
Shigemi Kurashima
茂美 倉島
Masayuki Kato
誠之 加藤
Takao Endo
孝夫 遠藤
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンやワープロ等の情報処理装置に対し
て手軽に座標情報を入力するための座標入力パネルに関
し、同一パネル上に座標情報を入力する情報入力領域と
スイッチ領域とを有する座標入力パネルの提供を目的と
する。 【解決手段】 上記課題は固定基板4とフィルム5とが
隙間を介して対向し、情報入力領域6とスイッチ領域7
とが同一パネルに形成された座標入力パネルであって、
固定基板4は第1の抵抗膜41と第1の抵抗膜41の両側に
配置された第1の導電膜42とを有し、フィルム5は第2
の抵抗膜51と第2の抵抗膜51の両側に配置された第2の
導電膜52とを有し、スイッチ領域7は第1の抵抗膜41と
第2の導電膜52、または第1の導電膜42と第2の抵抗膜
51が隙間を介して対向し、情報入力領域6は第1の抵抗
膜41と第2の抵抗膜51とが、隙間を介して対向してなる
本発明の座標入力パネルによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパソコンやワープロ
等の情報処理装置に対して手軽に座標情報を入力するた
めの座標入力パネルに係り、特に同一パネル上に座標情
報を入力する情報入力領域とスイッチ領域とを有する座
標入力パネルに関する。
【0002】近年、携帯型の情報処理装置が普及するに
伴って従来の情報処理装置に用いられていたマウスやタ
ブレットに代えて、手書き文字の入力が可能でディスプ
レイ装置上のカーソルを任意の方向に移動できる座標入
力パネルが用いられている。
【0003】しかし、マウスの場合はディスプレイ装置
上のカーソルを任意の方向に移動する機能の他にスイッ
チを具えているが、従来の情報処理装置において用いら
れている座標入力パネルは一般に機能切り換え用のスイ
ッチ等は付加されていない。
【0004】そこで同一パネル上に座標情報を入力する
情報入力領域とスイッチ領域とを有する座標入力パネル
の出現が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図9は従来の座標入力パネルの構成を示
す斜視図である。図において従来の座標入力パネルは固
定基板11上に被着された抵抗膜12とフィルム21上に被着
された抵抗膜22とを有し、抵抗膜12と抵抗膜22とは例え
ば粒状のプラスチックを散布することにより形成された
所定の隙間を介し対向している。
【0006】抵抗膜12と抵抗膜22はそれぞれ周縁部に沿
って形成され中央の情報入力範囲3を介し相対する1対
の電極13、23を有し、隙間を介して対向する抵抗膜12、
22はそれぞれに形成された電極13と電極23とが互いに直
交するよう配置されている。
【0007】例えば、Y軸と平行な1対の電極13間に電
圧を印加すると固定基板11上の抵抗膜12にX軸と平行な
方向に電流が流れ、反対に、X軸と平行な1対の電極23
間に電圧を印加するとフィルム21上の抵抗膜22にY軸と
平行な方向に電流が流れる。
【0008】このような座標入力パネルの一点を押下し
た状態で電極13間に電圧を印加すると印加された電圧は
押下点で分圧され、押下点におけるX座標値に対応する
電圧がフィルム21上に被着された反対側の抵抗膜22を介
し電極23から取り出される。
【0009】また座標入力パネルの一点を押下した状態
で電極23間に電圧を印加すると印加された電圧は押下点
において分圧され、押下点におけるY座標値に対応する
電圧が固定基板11上に被着された反対側の抵抗膜12を介
し電極13から取り出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く従来の座標
入力パネルは情報を入力する領域のみを有し例えば機能
を選択するスイッチ等を具えていない。そこでスイッチ
等の機能を必要とする場合は座標入力パネルを介して所
定の信号を出力しソフトを介して処理している。
【0011】即ち、短い間隔をおいて座標入力パネルを
複数回押下することにより発したパルス信号が情報処理
装置等に入力され、情報処理装置等は座標入力パネルか
ら入力されたパルス信号に基づいて機能を切り換える回
路等に対し信号を出力する。
【0012】しかし、パルス信号を送出することによっ
て機能等を切り換える従来の座標入力パネルでは機能等
を切り換える都度、それまで行われていた座標情報を入
力する作業を中断してパルス信号を送出しなければなら
ないという問題があった。
【0013】本発明の目的は同一パネル上に座標情報を
入力する情報入力領域とスイッチ領域とを有する座標入
力パネルを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる座標
入力パネルを示す斜視図である。なお全図を通し同じ対
象物は同一記号で表している。
【0015】上記課題は固定基板4と、フィルム5とが
隙間を介して対向し、情報入力領域6と、情報入力領域
6の4辺に沿って配置された複数のスイッチ領域7と
が、同一パネルに形成された座標入力パネルであって、
固定基板4は、第1の抵抗膜41と、第1の抵抗膜41の両
側に配置され第1の抵抗膜と電気的に結合された第1の
導電膜42とを有し、フィルム5は、第2の抵抗膜51と、
第2の抵抗膜51の両側に配置され第2の抵抗膜と電気的
に結合された第2の導電膜52とを有し、スイッチ領域7
では、第1の抵抗膜41と第2の導電膜52、または第1の
導電膜42と第2の抵抗膜51とが隙間を介して対向し、情
報入力領域6では、第1の抵抗膜41と第2の抵抗膜51と
が、隙間を介して対向してなる本発明の座標入力パネル
によって達成される。
【0016】このように第1の抵抗膜と第2の導電膜、
または第1の導電膜と第2の抵抗膜とが、隙間を介して
対向するスイッチ領域を具えた本発明の座標入力パネル
は、例えば右手で情報入力領域を押下中に左手指先でス
イッチ領域を押下することで、通常の情報入力領域の押
下により得られないレベルの電圧が反対側の抵抗膜を介
して取り出される。したがって該電圧に基づいて機能等
を切り換えることで、座標情報を入力する作業を中断す
ることなく機能等を切り換えることができる。
【0017】即ち、同一パネル上に座標情報を入力する
情報入力領域とスイッチ領域とを有する座標入力パネル
を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下添付図により本発明の実施例
について説明する。図2は本発明になる座標入力パネル
の動作原理説明図、図3は本発明の座標入力パネルの第
2の実施例を示す斜視図、図4は上記第2の実施例の動
作原理説明図、図5は上記第2の実施例の変形例を示す
模式図、図6は本発明の座標入力パネルの第3の実施例
を示す斜視図、図7は本発明の座標入力パネルの第1の
変形例を示す模式図、図8は本発明の座標入力パネルの
第2の変形例を示す模式図である。
【0019】本発明になる座標入力パネルは図1に示す
如くそれぞれに抵抗膜と導電膜が被着された固定基板4
とフィルム5を有し、同一パネルに情報入力領域6と情
報入力領域6の4辺に沿って配置された複数のスイッチ
領域7とが形成されている。
【0020】固定基板4は第1の抵抗膜41と第1の抵抗
膜41の両側に配置され抵抗膜と電気的に結合された第1
の導電膜42を有し、フィルム5は第2の抵抗膜51と第2
の抵抗膜51の両側に配置され抵抗膜と電気的に結合され
た第2の導電膜52を有する。
【0021】導電膜42と導電膜52はそれぞれ外側の周縁
部に沿って形成され抵抗膜41と抵抗膜51に電圧を印加す
る電極43、53を有し、隙間を介して対向する抵抗膜41、
51はそれぞれに形成された電極43と電極53とが互いに直
交するよう配置されている。
【0022】したがって、スイッチ領域7では固定基板
4に被着された第1の抵抗膜41とフィルム5に被着され
た第2の導電膜52が、または固定基板4に被着された第
1の導電膜42とフィルム5に被着された第2の抵抗膜51
が隙間を介し対向している。
【0023】例えば、Y軸と平行な1対の電極43間に電
圧を印加すると固定基板4上の抵抗膜41にX軸と平行な
方向に電流が流れ、反対に、X軸と平行な1対の電極53
間に電圧を印加するとフィルム5上の抵抗膜51にY軸と
平行な方向に電流が流れる。
【0024】抵抗膜41にX軸方向の電流が流れたときの
電圧分布は図2に示す如く情報入力領域とスイッチ領域
とで傾斜が異なり、抵抗膜41からなる情報入力領域では
傾斜が急峻であるが導電膜42を有する両側のスイッチ領
域では傾斜が緩やかになる。
【0025】即ち、情報入力領域の一点を押下した状態
で電極43間に電圧を印加すると印加された電圧は押下点
において分圧され、押下点におけるX座標値に対応する
電圧がフィルム5上に被着された反対側の抵抗膜51を介
し電極53から取り出される。
【0026】また、スイッチ領域の一点を押下した状態
で電極53間に電圧を印加すると印加された電圧は押下点
において分圧され、押下点におけるY座標値に対応する
電圧が固定基板4上に被着された反対側の抵抗膜41を介
し電極43から取り出される。
【0027】図2に示す如く情報入力領域の一点を押下
し得られる電圧Vはa<V<bなる範囲に、スイッチ領
域の一点を押下し得られる電圧はVはV<aまたはV>
bなる範囲にあり、電圧の差から押下点がいずれの領域
にあるか容易に判別できる。
【0028】したがって、電極53から取り出されたV<
aまたはV>bなる範囲にある電圧に基づいて機能等を
切り換えることで、座標情報を入力する作業を中断して
パルス信号を発生させる等の作業を行うことなく機能等
を切り換えることができる。
【0029】なお、導電膜42と導電膜52はそれぞれ外側
の周縁部に抵抗膜41と抵抗膜51に電圧を印加する電極4
3、53を具えているが、導電膜42と導電膜52を直接電極
として利用することで導電膜42と導電膜52に被着された
電極43、53を省略してもよい。
【0030】本発明の座標入力パネルの第2の実施例は
図3に示す如く抵抗膜と導電膜が被着された固定基板4
とフィルム5を有し、情報入力領域6と情報入力領域6
に隣接させて配置された複数のスイッチ領域8とが同一
パネル上に形成されている。
【0031】固定基板4は連結された第1の抵抗膜41お
よびつづら折り状の第1の付加抵抗膜44と独立した第3
の導電膜45を有し、フィルム5は連結された第2の抵抗
膜51およびつづら折り状の第2の付加抵抗膜54と独立し
た第4の導電膜55を有する。
【0032】抵抗膜41と抵抗膜51はそれぞれ周縁部に沿
って形成され中央の情報入力領域6を介し相対する1対
の電極46、56を有し、隙間を介して対向する抵抗膜41、
51はそれぞれに形成された電極46と電極56とが互いに直
交するよう配置されている。
【0033】スイッチ領域8では固定基板4に被着され
た第1の付加抵抗膜44とフィルム5に被着された第4の
導電膜55とが、または固定基板4に被着された第3の導
電膜45とフィルム5に被着された第2の付加抵抗膜54と
が隙間を介し対向している。
【0034】例えば、Y軸と平行な電極46の一方と付加
抵抗膜44の電極47間に電圧を印加すると抵抗膜41にX軸
方向の電流が流れ、反対に、X軸と平行な電極56の一方
と付加抵抗膜54の電極57間に電圧を印加すると抵抗膜51
にY軸方向の電流が流れる。
【0035】抵抗膜41に電流が流れたときの電圧分布は
図4に太線実線で示す如く情報入力領域とスイッチ領域
とで傾斜が異なり、抵抗膜41からなる情報入力領域は傾
斜が緩やかであるが付加抵抗膜44を有するスイッチ領域
において傾斜が急峻になる。
【0036】スイッチ領域が押下されると付加抵抗膜44
が導電膜55と、または付加抵抗膜54が導電膜45と接触し
て短絡されるため、抵抗膜41、51に電流が流れたとき電
圧分布が図4に太線破線で示す如く変化し情報入力領域
における傾斜が急峻になる。
【0037】即ち、情報入力領域の一点を押下した状態
で抵抗膜41に電圧を印加すると印加された電圧は押下点
において分圧され、押下点におけるX座標値に対応する
電圧がフィルム5上に被着された反対側の抵抗膜51を介
し電極56から取り出される。
【0038】しかし、電極56を経て取り出される電圧は
スイッチ領域が押下されていない時と押下されている時
とで大きく異なり、スイッチ領域が押下されていないと
細線実線で示す範囲、スイッチ領域が押下されていると
細線破線で示す範囲になる。
【0039】なお、スイッチ領域が押下されたとき短絡
される付加抵抗膜54による抵抗値は押下する位置を変え
ることで差が生じ、押下する位置を変え抵抗値の差を制
御することによって情報入力領域における電圧分布を変
化させることも可能である。
【0040】このような機能の切り換えは例えばカーソ
ルを微小範囲内で動かす場合はスイッチ領域を押下しな
いで情報を入力し、カーソルを大きく移動させる場合は
スイッチ領域を押下した状態で情報を入力する等の機能
切換手段として有効である。
【0041】上記実施例の付加抵抗膜44、54はいずれも
図5(a) に示す如くつづら折り状に屈曲させた抵抗膜で
形成されているが、図5(b) に示す如く付加抵抗膜44、
54に沿って櫛歯状の第7の導電膜48、58を設けると押下
時の短絡が一層確実になる。
【0042】本発明になる座標入力パネルの第3の実施
例は図6に示す如く抵抗膜のみが被着された固定基板4
とフィルム5を有し、情報入力領域6と情報入力領域6
に隣接させて配置された1個のスイッチ領域9が同一の
パネル上に形成されている。
【0043】固定基板4は第1の抵抗膜41とつづら折り
状の第1の付加抵抗膜44が一体形成されて独立した導電
膜が省略されており、フィルム5は第2の抵抗膜51とつ
づら折り状の第2の付加抵抗膜54が一体形成され独立し
た導電膜が省略されている。
【0044】抵抗膜41と抵抗膜51はそれぞれ周縁部に沿
って形成され中央の情報入力領域6を介し相対する1対
の電極46、56を有し、隙間を介して対向する抵抗膜41、
51はそれぞれに形成された電極46と電極56とが互いに直
交するよう配置されている。
【0045】前記実施例と異なり本実施例におけるスイ
ッチ領域9は固定基板4とフィルム5との間に挟装され
た短絡素子91を有し、短絡素子91は絶縁体92とそれぞれ
独立し絶縁体92の両面に形成された第5の導電膜93と第
6の導電膜94を具えている。
【0046】したがってスイッチ領域9は固定基板4に
被着された第1の付加抵抗膜44と短絡素子91が有する第
5の導電膜93とが、またはフィルム5に被着された第2
の付加抵抗膜54と短絡素子91が有する第6の導電膜94と
が隙間を介し対向している。
【0047】例えば、Y軸と平行な電極46の一方と付加
抵抗膜44の電極47間に電圧を印加すると抵抗膜41にX軸
方向の電流が流れ、反対に、X軸と平行な電極56の一方
と付加抵抗膜54の電極57間に電圧を印加すると抵抗膜51
にY軸方向の電流が流れる。
【0048】本実施例も前記実施例と同様に抵抗膜41に
通電したときの電圧分布は情報入力領域とスイッチ領域
とで傾斜が異なり、抵抗膜41からなる情報入力領域は傾
斜が緩やかであるが付加抵抗膜44を有するスイッチ領域
において傾斜が急峻になる。
【0049】スイッチ領域が押下されると付加抵抗膜44
が導電膜93と、または付加抵抗膜54が導電膜94と接触し
て短絡されるため、抵抗膜41、51に電流が流れたとき電
圧分布が図4に太線破線で示す如く変化し情報入力領域
における傾斜が急峻になる。
【0050】即ち、本実施例も前記実施例と同様にスイ
ッチ領域を押下することで情報入力領域における電圧分
布が傾斜が変わり、しかも抵抗膜41にX方向の電流を流
す場合も抵抗膜51にY方向の電流を流す場合も同一スイ
ッチ領域を押下すればよい。
【0051】従来の座標入力パネルの場合は情報入力領
域のみであるが本発明になる座標入力パネルの場合はス
イッチ領域を具え、入力ミスの発生を防止するため例え
ばパネル上に情報入力領域とスイッチ領域を区別できる
境界線を設ける必要がある。
【0052】そこで本発明の第1の変形例は図7に示す
如くフィルム5が少なくともスイッチ領域の周囲に境界
線61を具えており、境界線61は例えばコラゲーション等
によってスイッチ領域の周囲のフィルム5を屈曲させる
ことにより形成されている。
【0053】また、スイッチ領域を押下する際のストロ
ークが極めて短いと押下したという間隔がオペレータに
帰還されることなく、スイッチ領域が押下されていない
にもかかわらず押下したものと勘違いし情報入力領域を
押下する等のミスが生じる。
【0054】そこで本発明の第2の変形例は図8に示す
如くフィルム5がスイッチ領域内にドーム状に突出させ
た押下部62を具え、押下部62の形成によりストロークを
増大させると共に押下時におけるクリックアクションを
オペレータに帰還している。
【0055】このように第1の抵抗膜と第2の導電膜、
または第1の導電膜と第2の抵抗膜とが、隙間を介して
対向するスイッチ領域を具えた本発明の座標入力パネル
は、例えば右手で情報入力領域を押下中に左手指先でス
イッチ領域を押下することで、通常の情報入力領域の押
下により得られないレベルの電圧が反対側の抵抗膜を介
して取り出される。したがって該電圧に基づいて機能等
を切り換えることで、座標情報を入力する作業を中断す
ることなく機能等を切り換えることができる。
【0056】即ち、同一パネル上に座標情報を入力する
情報入力領域とスイッチ領域とを有する座標入力パネル
を実現することができる。
【0057】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば同一パネル上
に座標情報を入力する情報入力領域とスイッチ領域とを
有する座標入力パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる座標入力パネルを示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明になる座標入力パネルの動作原理説明
図である。
【図3】 本発明の座標入力パネルの第2の実施例を示
す斜視図である。
【図4】 上記第2の実施例の動作原理説明図である。
【図5】 上記第2の実施例の変形例を示す模式図であ
る。
【図6】 本発明の座標入力パネルの第3の実施例を示
す斜視図である。
【図7】 本発明の座標入力パネルの第1の変形例を示
す模式図である。
【図8】 本発明の座標入力パネルの第2の変形例を示
す模式図である。
【図9】 従来の座標入力パネルの構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
4 固定基板 5 フィルム 6 情報入力領域 7、8、9 スイッチ領域 41、51 抵抗膜 42、52 導電膜 43、53 電極 44、54 付加抵抗膜 45、55 導電膜 46、56 電極 47、57 電極 48、58 導電膜 61 境界線 62 押下部 91 短絡素子 92 絶縁体 93、94 導電膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定基板と、フィルムとが隙間を介して
    対向し、情報入力領域と、該情報入力領域の4辺に沿っ
    て配置された複数のスイッチ領域とが、同一パネルに形
    成された座標入力パネルであって、 該固定基板は、第1の抵抗膜と、該第1の抵抗膜の両側
    に配置され該第1の抵抗膜と電気的に結合された第1の
    導電膜とを有し、 該フィルムは、第2の抵抗膜と、該第2の抵抗膜の両側
    に配置され該第2の抵抗膜と電気的に結合された第2の
    導電膜とを有し、 該スイッチ領域では、該第1の抵抗膜と該第2の導電
    膜、または該第1の導電膜と該第2の抵抗膜とが隙間を
    介して対向し、 該情報入力領域では、該第1の抵抗膜と該第2の抵抗膜
    とが、隙間を介して対向してなることを特徴とする座標
    入力パネル。
  2. 【請求項2】 固定基板と、フィルムとが隙間を介して
    対向し、情報入力領域と、該情報入力領域の近傍に配置
    された複数のスイッチ領域とが、同一パネルに形成され
    た座標入力パネルであって、 該固定基板は、第1の抵抗膜と、該第1の抵抗膜と一体
    形成された第1の付加抵抗膜と、電気的に独立した第3
    の導電膜とを有し、 該フィルムは、第2の抵抗膜と、該第2の抵抗膜と一体
    形成された第2の付加抵抗膜と、電気的に独立した第4
    の導電膜とを有し、 該スイッチ領域では、該第1の付加抵抗膜と該第4の導
    電膜、または該第3の導電膜と該第2の付加抵抗膜とが
    隙間を介して対向し、 該情報入力領域では、該第1の抵抗膜と該第2の抵抗膜
    とが、隙間を介して対向してなることを特徴とする座標
    入力パネル。
  3. 【請求項3】 固定基板と、フィルムとが隙間を介して
    対向し、情報入力領域と、該情報入力領域の近傍に配置
    された1個のスイッチ領域とが、同一パネルに形成され
    た座標入力パネルであって、 該スイッチ領域において、該固定基板と該フィルムとの
    間に挟装された短絡素子を具え、 該固定基板は、第1の抵抗膜と、該第1の抵抗膜と一体
    形成された第1の付加抵抗膜とを有し、 該フィルムは、第2の抵抗膜と、該第2の抵抗膜と一体
    形成された第2の付加抵抗膜とを有し、 該短絡素子は、絶縁体と該絶縁体の両面に形成された第
    5、第6の導電膜とを有し、 該スイッチ領域では、該第1の付加抵抗膜と該第5の導
    電膜、該第2の付加抵抗膜と該第6の導電膜とが隙間を
    介して対向し、 該情報入力領域では、該第1の抵抗膜と該第2の抵抗膜
    とが、隙間を介して対向してなることを特徴とする座標
    入力パネル。
  4. 【請求項4】 前記固定基板またはフィルムが、付加抵
    抗膜に沿って形成された第7の導電膜を有する請求項2
    記載の座標入力パネル。
  5. 【請求項5】 前記付加抵抗膜が、つづらおり状の抵抗
    膜である請求項2、3または4記載の座標入力パネル。
  6. 【請求項6】 前記フィルムが、少なくともスイッチ領
    域の周囲に、該フィルムを屈曲して形成された境界線を
    具えている請求項1、2または3記載の座標入力パネ
    ル。
  7. 【請求項7】 前記フィルムが、スイッチ領域に、該フ
    ィルムをドーム状に屈曲して形成された押下部を具えて
    いる請求項1、2または3記載の座標入力パネル。
JP6437897A 1997-03-18 1997-03-18 座標入力パネル Pending JPH10260769A (ja)

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