JPH10260671A - 画像表示制御装置および方法 - Google Patents

画像表示制御装置および方法

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JPH10260671A
JPH10260671A JP6769997A JP6769997A JPH10260671A JP H10260671 A JPH10260671 A JP H10260671A JP 6769997 A JP6769997 A JP 6769997A JP 6769997 A JP6769997 A JP 6769997A JP H10260671 A JPH10260671 A JP H10260671A
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axis
image
display
operated
electrode
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JP6769997A
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Inventor
Masanari Takahashi
巨成 高橋
Piitaa Shintani
ピーター 新谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元メニューを選択する場合における誤操
作を抑制する。 【解決手段】 コントロールスティックを、x軸、y
軸、およびz軸の3方向に操作可能とする。x軸とy軸
を、それぞれディスプレイの左右方向と縦方向に対応さ
せ、z軸方向をディスプレイの奥行き方向に対応させ
る。コントロールスティックがz軸方向に操作された場
合、より下の階層の(Z軸方向に配列されている)メニ
ューを順次表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示制御装置
および方法に関し、特に、操作性を改善した画像表示制
御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、衛星などを介して、デジタルテレ
ビジョン放送が行われるようになり、100チャンネル
といったような、極めて多い数のチャンネルの番組を楽
しむことができるようになってきた。その結果、多くの
番組の中から所望の番組を選択するのに、例えば、チャ
ンネル番号の若い順から順番に、各チャンネルの画像を
見ていくようなことでは、迅速に所望の番組を選択する
ことが困難になる。そこで、放送側において、EPG(Elec
trical Program Guide)として、番組選択のための画像
を伝送し、受信側において、これを受信して、このEPG
画面から所望の番組を選択することができるようになっ
てきた。
【0003】従来、このようなEPG画面から、所望の番
組を選択する場合の操作は、リモートコマンダにより行
われることが多かった。図13は、このような従来のリ
モートコマンダの構成例を示している。
【0004】すなわち、この例においては、リモートコ
マンダ1には、複数のキー2とコントロールスティック
3が設けられており、これらの操作に対応する赤外線信
号(IR信号)が、IR送信部4より、図示せぬチュー
ナなどに出力されるようになされている。
【0005】コントロールスティック3は、例えば図1
4に示すように、上下左右方向、あるいは斜め方向に操
作することができるようになされており、EPGに表示さ
れているカーソルを、上下左右、あるいは斜め方向に移
動させることができるようになされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような装置では、所望の番組を迅速に選択すること
ができない課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、迅速かつ確実に、所望の画像を表示させる
ことができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像表
示制御装置は、3次元現実空間における水平面を構成す
る相互に垂直なx軸とy軸、または水平面と垂直なz軸
のいずれの方向にも操作可能な操作手段と、操作手段
が、x軸、y軸またはz軸のうち、x軸の方向に操作さ
れたとき、画像を、ディスプレイの水平方向に変化させ
る第1の変化手段と、操作手段が、x軸、y軸またはz
軸のうち、y軸の方向に操作されたとき、画像を、ディ
スプレイの縦方向に変化させる第2の変化手段と、操作
手段が、x軸、y軸またはz軸のうち、z軸の方向に操
作されたとき、画像を、ディスプレイの奥行き方向に変
化させる第3の変化手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の画像表示制御方法は、操
作部が、x軸、y軸またはz軸のうち、x軸の方向に操
作されたとき、画像を、ディスプレイの水平方向に変化
させる第1の変化ステップと、操作部が、x軸、y軸ま
たはz軸のうち、y軸の方向に操作されたとき、画像
を、ディスプレイの縦方向に変化させる第2の変化ステ
ップと、操作部が、x軸、y軸またはz軸のうち、z軸
の方向に操作されたとき、画像を、ディスプレイの奥行
き方向に変化させる第3の変化ステップとを備えること
を特徴とする。
【0010】請求項1に記載の画像表示制御装置および
請求項2に記載の画像表示制御方法においては、3次元
現実空間におけるx軸、y軸またはz軸が、それぞれデ
ィスプレイの水平方向、縦方向、または、奥行き方向に
対応されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0012】請求項1に記載の画像表示制御装置は、3
次元現実空間における水平面を構成する相互に垂直なx
軸とy軸、または水平面と垂直なz軸のいずれの方向に
も操作可能な操作手段(例えば図1のコントロールステ
ィック12)と、操作手段が、x軸、y軸またはz軸の
うち、x軸の方向に操作されたとき、画像を、ディスプ
レイの水平方向に変化させる第1の変化手段(例えば図
9のステップS5)と、操作手段が、x軸、y軸または
z軸のうち、y軸の方向に操作されたとき、画像を、デ
ィスプレイの縦方向に変化させる第2の変化手段(例え
ば図9のステップS6)と、操作手段が、x軸、y軸ま
たはz軸のうち、z軸の方向に操作されたとき、画像
を、ディスプレイの奥行き方向に変化させる第3の変化
手段(例えば図9のステップS7)とを備えることを特
徴とする。
【0013】図1は、本発明の画像表示制御装置を応用
したテレビジョン受像機の構成例を表している。この構
成例においては、テレビジョン受像機21が、IR受信
部22を有し、リモートコマンダ11のIR送信部14
が出力したIR信号(赤外線信号)を受信するようにな
されている。リモートコマンダ11は、コントロールス
ティック12と実行ボタン13の他、各種のボタン(図
示せず)を有している。
【0014】図2は、コントロールスティック12の外
観の構成を示している。同図に示すように、コントロー
ルスティック12は、ベース31上に、3次元現実空間
の相互に垂直な3軸方向に操作可能とされている。ここ
では、x軸とy軸とで、水平面が構成されている。ま
た、z軸方向は、水平面と垂直な鉛直方向とされてい
る。
【0015】図3は、ベース31の内部の構成例を表し
ている。同図に示すように、ベース31の内部には、可
撓性の材料により構成されているダイヤフラム41が基
板42上に取り付けられている。このダイヤフラム41
には、その中央にスティック43が設けられ、図2に示
すコントロールスティック12の操作に対応して、力が
加えられるようになされている。
【0016】ダイヤフラム41の基板42と対向する面
には、図4に示すように、電極C0が形成されており、
基板42のダイヤフラム41と対向する面には、図5に
示すように、5つの電極C1乃至C5が形成されてい
る。電極C5は、中央に形成されており、その左右のx
軸方向には、電極C1とC2が形成されており、その上
下のy軸方向には、電極C3とC4が形成されている。
従って、電極C0と電極C1乃至C5とが対向して配置
されており、それらは、実質的に、一種のコンデンサを
形成するようになされている。
【0017】図6は、ダイヤフラム41が、コントロー
ルスティック12を操作した結果、変形した状態を表し
ている。同図に示すように、ダイヤフラム41が変形す
ると、電極C0とその他の電極C1乃至C5との距離が
変化し、その結果、ダイヤフラム41が変形しない状態
における場合と静電容量の値が変化する。
【0018】図7は、ゲームパッド11の内部の構成例
を表している。電極C1乃至C5は、共通の電極C0と
ともに、センサ部51を構成している。差動回路52
は、電極C1と電極C0による静電容量と、電極C2と
電極C0による静電容量の差を検出し、その検出結果を
アナログ化回路53に出力するようになされている。ア
ナログ化回路53は、差動回路52より入力された信号
をアナログ信号に変換し、A/D変換回路54に出力す
るようになされている。A/D変換回路54は、アナロ
グ化回路53より入力されたアナログ信号をデジタル信
号に変換し、インタフェース55を介して、CPU61に
出力するようになされている。
【0019】同様に、電極C3と電極C0の間の静電容
量と、電極C4と電極C0の間の静電容量の差を差動回
路56が検出し、アナログ化回路57に出力するように
なされている。アナログ化回路57は、入力された信号
をアナログ信号にしてA/D変換回路58に出力してい
る。A/D変換回路58は、入力されたアナログ信号を
A/D変換して、インタフェース55を介して、CPU6
1に出力している。
【0020】電極C5と電極C0の間の静電容量は、ア
ナログ化回路59でアナログ信号に変換され、A/D変
換回路60でA/D変換された後、インタフェース55
を介して、CPU61に出力されている。
【0021】CPU61は、ROM62に記憶されているプロ
グラムに従って、各種の処理を実行するようになされて
いる。RAM63には、CPU61が各種の処理を実行する上
において必要なデータなどが適宜記憶されるようになさ
れている。
【0022】図8は、図1のテレビジョン受像機21の
内部の構成例を示している。チューナ81は、アンテナ
を介して受信した画像をディスプレイ82に表示するよ
うになされている。CPU84は、ROM85に記憶されてい
るプログラムに従って、テレビジョン受像機21におけ
る各種の処理を実行するようになされている。RAM86
には、CPU84が各種の処理を実行する上において必要
な各種のデータなどが適宜記憶される。IR受信部22
で受信した信号は、インタフェース83を介して、CPU
84に供給されるようになされている。
【0023】ここで、リモートコマンダ11の操作につ
いて説明する。例えば、テレビジョン受像機21に表示
されているカーソルをテレビジョン受像機21の左右方
向に移動させたい場合、使用者は、コントロールスティ
ック12をx軸方向に操作する。例えば、右方向に移動
させる場合、使用者は、コントロールスティック12を
右方向に回動し、左方向に移動させたい場合には、左方
向に回動する。図6は、コントロールスティック12が
左方向に回動された状態を表している。同図に示すよう
に、コントロールスティック12が左方向に回動される
と、電極C1と電極C0の距離が、電極C0と電極C2
の距離より短くなる。従って、電極C1と電極C0の間
の静電容量が、電極C0と電極C2の間の静電容量より
大きくなる。逆に、コントロールスティック12が右方
向に回動された場合には、ダイヤフラム41が、図6に
おける場合とは逆方向に変形し、電極C2と電極C0の
間の距離が、電極C1と電極C0の間の距離より短くな
る。その結果、電極C2と電極C0の間の静電容量が、
電極C1と電極C0の間の静電容量より大きくなる。
【0024】差動回路52は、このような電極C1とC
2の間の静電容量の差を検出しているので、例えば、コ
ントロールスティック12が左方向に回動されたとき、
正の信号を発生するものとすると、コントロールスティ
ック12が右方向に回動された場合には、負の信号を出
力する。
【0025】コントロールスティック12がy軸に沿っ
て自分に近付く方向に回動されたとき、電極C4と電極
C0の距離が、電極C3と電極C0の距離より短くな
り、その静電容量が大きくなる。これに対して、コント
ロールスティック12が使用者から遠ざかる方向に操作
された場合には、電極C3と電極C0の距離が、電極C
4と電極C0の距離より短くなり、その静電容量が大き
くなる。従って、例えば、コントロールスティック12
が使用者に近付く方向に操作された場合に、差動回路5
6が正の信号を出力するとすると、コントロールスティ
ック12が反対側に操作された場合には、差動回路56
は、負の信号を出力することになる。
【0026】このように、x軸方向またはy軸方向に、
コントロールスティック12が操作された場合には、電
極C5とC0の距離、従って、その静電容量は、殆ど変
化しない。
【0027】一方、使用者が、コントロールスティック
12をz軸方向に操作する(ベース31の方向に押圧す
る)と、電極C1乃至C5と電極C0の距離が押圧され
る前の状態より短くなり、電極C1乃至C5と電極C0
の間の静電容量、特に電極C5と電極C0の静電容量が
増加する。アナログ化回路59は、このうちの、特に電
極C5と電極C0の間の静電容量に対応するアナログ信
号を出力する。
【0028】以上のように、コントロールスティック1
2が、x軸、y軸またはz軸方向に操作された場合にお
ける静電容量の変化をまとめると表1に示すようにな
る。
【0029】
【表1】
【0030】なお、図7においては、コントロールステ
ィック12のz軸方向の操作を、電極C5と電極C0の
間の静電容量の変化として検出するようにしているが、
電極C1乃至C4と電極C0の間の静電容量の変化と、
まとめて合計5つの静電容量をアナログ化回路59で検
出するようにすることもできる。
【0031】アナログ化回路53、アナログ化回路5
7、またはアナログ化回路59の出力は、それぞれA/
D変換器54、A/D変換器58、またはA/D変換器
60でA/D変換された後、インタフェース55を介し
て、CPU61に入力される。CPU61は、このようにコン
トロールスティック12の操作を検出したとき、IR送
信部14を制御し、その操作に対応する信号をIR信号
として送信させる。
【0032】テレビジョン受像機21においては、この
ようにリモートコマンダ11から送信されたIR信号を
IR受信部22で受信する。CPU84は、IR受信部2
2からの信号をインタフェース83を介して受け取り、
コントロールスティック12の操作を検出する。そし
て、検出結果に対応して、CPU84は、図9のフローチ
ャートに示すような処理を実行する。
【0033】次に、図9のフローチャートを参照して、
EPGから所望の番組を選択する場合の動作について説明
する。いま、テレビジョン受像機21には、図10に示
すように、EPGが表示されているものとする。このEPG
は、仮想的に、図11に示すように、その第1面に、各
曜日と時間帯の表からなる2次元メニューが配置されて
おり、その裏側に、CBS,ABC,CNN(いずれも商標)と
いった放送局を選択する2次元メニューが配置されてお
り、さらにその裏に、各放送局において放送されている
個々の番組を選択する2次元メニューが配置されている
ものとする。すなわち、これらのEPGは、2次元メニュ
ーを階層的に配列することで、3次元メニューとされて
いる。
【0034】使用者は、このEPGから所望の番組を選択
するとき、コントロールスティック12と実行ボタン1
3を適宜操作する。CPU84は、これらの操作を検知し
て、検知した結果に対応する処理を実行する。
【0035】そこで、CPU84は、ステップS1乃至S
4において、リモートコマンダ11の実行ボタン13の
操作、コントロールスティック12のx軸方向の操作、
y軸方向の操作、またはz軸方向の操作がなされたか否
かを判定する。
【0036】図11に示すように、曜日と時間帯が示さ
れているメニューにおいて、所望の曜日と時間帯を選択
するとき、使用者は、図中矢印で示すカーソルを、所望
の曜日の所望の時間帯に移動させる。この移動は、コン
トロールスティック12をx軸方向とy軸方向に操作す
ることで行われる。
【0037】CPU84は、ステップS2において、コン
トロールスティック12がx軸方向に操作されたと判定
された場合、ステップS5に進み、カーソルをX軸方向
(テレビジョン受像機21の左右方向)に移動させる。
そして、ステップS3において、y軸方向の操作が検知
されたと判定された場合、ステップS6に進み、CPU8
4は、Y軸方向にカーソルを移動させる。すなわち、テ
レビジョン受像機21の縦方向(鉛直方向)に移動させ
る。
【0038】このように、カーソルを所望の曜日の所望
の時間帯に移動させたとき、使用者は、次に、実行ボタ
ン13を操作する。CPU84は、ステップS1におい
て、実行ボタン13の操作が検知されたと判定された場
合、ステップS8に進み、そのときカーソルが位置する
状態に対応する処理を実行する。例えば、図11に示す
ように、日曜日の7時から9時までの時間帯の欄にカー
ソルが位置する状態において、実行ボタン13が操作さ
れると、CPU84は、日曜日の7時から9時までの間に
放送を行っている放送局を選択する画面を、テレビジョ
ン受像機21に表示させる。図11の表示例の場合、CB
S,ABC,CNNといった放送局を選択する2次元メニュー
が表示される。
【0039】このように、放送局(チャンネル)を選択
する2次元メニューが表示された状態において、所望の
放送局(チャンネル)を選択する場合にも、使用者は、
コントロールスティック12をx軸方向またはy軸方向
に適宜操作する。そして、カーソルを所望の放送局(チ
ャンネル)の位置まで移動させる。所望の位置までカー
ソルが移動されたとき、再び使用者は、実行ボタン13
を操作する。例えば、図11に示すように、ABCの放送
局が選択された状態において、実行ボタン13が操作さ
れると、CPU84は、日曜日の7時から9時までの間にA
BCが放送している番組の情報を、テレビジョン受像機2
1に表示させる。図11の表示例においては、日曜日の
7時から9時の時間帯には、ABCでは「Musical Stage」
が放送されているので、その画像が表示される。
【0040】その画像が表示されている状態において、
さらに実行ボタン13が操作されたとステップS1にお
いて判定された場合、ステップS8に進み、CPU84
は、チューナ81を制御し、その選択されたABCのチャ
ンネルの7時から9時の番組「Musical Stage」を受信
させる。チューナ81は、この放送を受信したとき、そ
の画像をディスプレイ82に出力し、表示させる。
【0041】以上の処理は、図13に示したような従来
のリモートコマンダ1においても、同様になし得る操作
である。この実施の形態のリモートコマンダ11におい
ては、以上のような操作の他、次のような操作が実行可
能である。
【0042】すなわち、使用者は、図11に示すよう
に、曜日と時間帯の2次元メニューが表示された状態に
おいて、コントロールスティック12をz軸方向に操作
することができる。図9のステップS4で、z軸方向の
操作が検知されたと判定された場合、CPU84は、ステ
ップS7に進み、Z軸方向の移動処理を実行する。すな
わち、図11の表示例の場合、CPU84は、曜日と時間
帯の2次元メニューの次の階層に配置されているCBS,A
BC,CNNといった放送局を選択するための2次元メニュ
ーを表示させる。また、これらの放送局を選択する2次
元メニューが表示されている状態において、さらにコン
トロールスティック12がz軸方向に操作されたとステ
ップS4において判定された場合には、ステップS7に
おいて、CPU84は、さらにその裏の階層の番組のタイ
トルが表示されている2次元メニューを表示させる。
【0043】従来のリモートコマンダ1によっても操作
できる方法によると、上位の階層の2次元メニューで所
定の項目を選択しないと、次の下位の階層の2次元メニ
ューに進むことができない。これに対して、本実施の形
態においては、コントロールスティック12がz軸方向
に操作されると、上位の階層において所定の項目を選択
しなくても、下位の階層に直ちに移動することができ
る。従って、使用者は、試験的にコントロールスティッ
ク12をz軸方向に操作するだけで、2次元メニューが
どのような階層構造となっているのかを簡単に知ること
ができる。
【0044】階層構造は、サイクリックなものとされ、
図11の表示例において、1番最後の番組のタイトルが
表示されている2次元メニューが表示されている状態に
おいて、さらにコントロールスティック12がz軸方向
に操作された場合には、再び曜日と時間帯の2次元メニ
ューの表示状態に戻るようになされている。
【0045】従って、本実施の形態においては、例えば
曜日と時間帯に拘らず、とにかく所定の放送局(例え
ば、ABC)の番組を知りたいような場合には、曜日と時
間帯の2次元メニューが表示されている状態において、
実行ボタン13を操作せず、コントロールスティック1
2をz軸方向に操作して、放送局を選択するための2次
元メニューに直ちに移動して、所望の放送局を選択する
ことができる。
【0046】図12は、EPGの他の表示例を示してい
る。この表示例においては、最初の階層の2次元メニュ
ーは、SPORTS,Entertainment,Politicsといったジャ
ンルを選択するメニューとされている。そして、各ジャ
ンル毎に、異なる3次元メニューが、下位の2次元メニ
ューとして用意されている。例えば、SPORTSのメニュー
の下位メニューとしては、Golf,Tennis,Football,Ba
seballといった2次元メニューが用意されている。従っ
て、使用者が、SPORTSの欄にカーソルが移動されている
状態において、コントロールスティック12をz軸方向
に操作すると、そのジャンルの下位のGolf,Tennis,Fo
otball,Baseballといった2次元メニューが順次表示さ
れる。
【0047】なお、このようなz軸方向の操作をデジタ
ル的に検知し、1回操作されたとき、1つだけ下位の2
次元メニューに移行し、さらにもう1回操作されたと
き、さらに1つだけ下位の2次元メニューに移行するよ
うにすることができる。あるいはまた、z軸方向の操作
量をアナログ的にアナログ化回路59で検知しているの
で、その最大のアナログ量を、最も下位のメニュー(図
12の表示例の場合、Baseballのメニュー)に対応さ
せ、z軸方向のアナログ的な変位量に対応して、その途
中の2次元メニューを表示させるようにすることもでき
る。この場合、コントロールスティック12のz軸方向
の操作が解除されたとき、1番上の階層の2次元メニュ
ーに表示を戻すようにし、所定の時間以上z軸方向の変
位が検出されない場合には、そのときの変位量に対応す
る階層の2次元メニューが選択されたものとして、以
後、コントロールスティック12のz軸方向の操作が解
除されたとしても、2次元メニューをそのままの状態に
しておき、1番上の階層の2次元メニューに戻さないよ
うにすることができる。
【0048】なお、x軸方向の操作に対応して、表示
(カーソル)をX軸方向(テレビジョン受像機21の左
右方向)に移動させるようにするが、y軸方向をディス
プレイのZ軸方向(奥行き方向)に対応させ、z軸をデ
ィスプレイのY軸方向(ディスプレイの縦方向)に対応
させることも可能である。しかしながら、メニューは、
基本的に3次元画像ではなく、2次元画像であることが
多いので、そのような対応関係にすると、階層構造とな
っていない(1階層だけの)2次元メニューにおいて、
所望の項目を選択する場合の操作(この場合の操作は、
従来よりz軸の操作ができないリモートコマンダにおい
ても行われていたが、その方向の対応付けは、x軸方向
とy軸方向が、それぞれディスプレイのX軸方向とY軸
方向に対応されている)ので、従来のリモートコマンダ
における場合との操作の整合性を確保し、誤操作を防止
する意味で、本実施の形態において説明したような対応
関係とするのが好ましい。
【0049】以上においては、EPGから所望の番組を選
択する場合を例として、本発明を説明したが、本発明
は、この他、各種の2次元メニューから所望の階層の2
次元メニューを選択する場合に適用することが可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の画像表示
制御装置および請求項2に記載の画像表示制御方法によ
れば、3次元現実空間におけるx軸、y軸またはz軸の
操作に対応して、画像をディスプレイの水平方向、縦方
向、または奥行き方向に変化させるようにしたので、従
来の操作と整合性を図ることができ、誤操作を抑制する
ことができ、迅速な入力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示制御装置の構成を示す図であ
る。
【図2】図1のリモートコマンダ11のコントロールス
ティック12の外観構成を示す斜視図である。
【図3】図2のベース31内の構成を示す断面図であ
る。
【図4】図3のダイヤフラム41の電極を説明する図で
ある。
【図5】図3の基板42の電極を説明する図である。
【図6】図3のダイヤフラム41が変形した状態を示す
図である。
【図7】図1のリモートコマンダ11の内部の構成例を
示すブロック図である。
【図8】図1のテレビジョン受像機21の内部の構成例
を示すブロック図である。
【図9】図1の構成例の動作を説明するフローチャート
である。
【図10】図1のテレビジョン受像機21の表示例を示
す図である。
【図11】メニューの選択を説明する図である。
【図12】メニューの選択を説明する図である。
【図13】従来のリモートコマンダの構成例を示す図で
ある。
【図14】図13のコントロールスティックの操作を説
明する図である。
【符号の説明】
11 リモートコマンダ, 12 コントロールスティ
ック, 13 実行ボタン, 14 IR送信部, 2
1 テレビジョン受像機, 22 IR受信部, 41
ダイヤフラム, 42 基板, 81 チューナ,
82 ディスプレイ, 84 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/00 H04N 5/00 A 5/44 5/44 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイのメニュー画像の表示状態
    を制御する画像表示制御装置において、 3次元現実空間における水平面を構成する相互に垂直な
    x軸とy軸、または前記水平面と垂直なz軸のいずれの
    方向にも操作可能な操作手段と、 前記操作手段が、前記x軸、y軸またはz軸のうち、前
    記x軸の方向に操作されたとき、前記画像を、前記ディ
    スプレイの水平方向に変化させる第1の変化手段と、 前記操作手段が、前記x軸、y軸またはz軸のうち、前
    記y軸の方向に操作されたとき、前記画像を、前記ディ
    スプレイの縦方向に変化させる第2の変化手段と、 前記操作手段が、前記x軸、y軸またはz軸のうち、前
    記z軸の方向に操作されたとき、前記画像を、前記ディ
    スプレイの奥行き方向に変化させる第3の変化手段とを
    備えることを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 【請求項2】 3次元現実空間における水平面を構成す
    る相互に垂直なx軸とy軸、または前記水平面と垂直な
    z軸のいずれの方向にも操作可能な操作部を操作して、
    ディスプレイのメニュー画像の表示状態を制御する画像
    表示制御方法において、 前記操作部が、前記x軸、y軸またはz軸のうち、前記
    x軸の方向に操作されたとき、前記画像を、前記ディス
    プレイの水平方向に変化させる第1の変化ステップと、 前記操作部が、前記x軸、y軸またはz軸のうち、前記
    y軸の方向に操作されたとき、前記画像を、前記ディス
    プレイの縦方向に変化させる第2の変化ステップと、 前記操作部が、前記x軸、y軸またはz軸のうち、前記
    z軸の方向に操作されたとき、前記画像を、前記ディス
    プレイの奥行き方向に変化させる第3の変化ステップと
    を備えることを特徴とする画像表示制御方法。
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