JPH10260269A - 落下衝撃を利用した降水の測定法 - Google Patents
落下衝撃を利用した降水の測定法Info
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- JPH10260269A JPH10260269A JP9064394A JP6439497A JPH10260269A JP H10260269 A JPH10260269 A JP H10260269A JP 9064394 A JP9064394 A JP 9064394A JP 6439497 A JP6439497 A JP 6439497A JP H10260269 A JPH10260269 A JP H10260269A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A90/00—Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
- Y02A90/10—Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 降水を対象として、降水の落下時における衝
撃と外気温度とを測定することによって、降水形態や降
水強度を長期にわたって連続的に測定するようにした測
定法の開発。 【解決手段】 ．降水の地上落下時における衝撃と、
そのときの外気温度とを測定し、外気温度により降水形
態を補正・判別し、その降水形態と降水強度により、降
水量を連続して測定するようにし、正確な降水量及び降
水強度を長期的にかつ自動的に測定する。．降水の地
上落下時における衝撃を測定する降水センサを音の感知
体または振動の感知体とした。
撃と外気温度とを測定することによって、降水形態や降
水強度を長期にわたって連続的に測定するようにした測
定法の開発。 【解決手段】 ．降水の地上落下時における衝撃と、
そのときの外気温度とを測定し、外気温度により降水形
態を補正・判別し、その降水形態と降水強度により、降
水量を連続して測定するようにし、正確な降水量及び降
水強度を長期的にかつ自動的に測定する。．降水の地
上落下時における衝撃を測定する降水センサを音の感知
体または振動の感知体とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、降水を対象とし
て、降水の地上落下時における衝撃と外気温度とを測定
することによって、降水形態や降水強度を長期にわたっ
て連続的に測定するようにした落下衝撃を利用した降水
の測定法に関する。
て、降水の地上落下時における衝撃と外気温度とを測定
することによって、降水形態や降水強度を長期にわたっ
て連続的に測定するようにした落下衝撃を利用した降水
の測定法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の降水センサは、降水によって電気
接点を導通させ、降水の有無を判断するものである。そ
して、降水形態については、降水の温度や、光学的な透
過によって、固相であるか液相であるかを判断するもの
であり、雪、霰、みぞれ等の固相での降水形態の判別に
ついては、依然として目視によってしか測定する方法が
ないのが現状である。
接点を導通させ、降水の有無を判断するものである。そ
して、降水形態については、降水の温度や、光学的な透
過によって、固相であるか液相であるかを判断するもの
であり、雪、霰、みぞれ等の固相での降水形態の判別に
ついては、依然として目視によってしか測定する方法が
ないのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】降水形態と降水強度を
知ることによって、例えば雪の場合、鉄道・道路や敷地
内の除排雪、電線への着雪、雪崩の原因となる降雪の雪
質の変化など、降積雪に関係する日常生活・産業分野
へ、従来得られなかった情報、あるいは従来よりきめ細
かな情報を提供することが可能となる。しかし、上記の
ような測定法では測定精度が悪く、また、降水形態の判
別を目視によって行っていたのでは、降水量測定の完全
な自動化はできない。
知ることによって、例えば雪の場合、鉄道・道路や敷地
内の除排雪、電線への着雪、雪崩の原因となる降雪の雪
質の変化など、降積雪に関係する日常生活・産業分野
へ、従来得られなかった情報、あるいは従来よりきめ細
かな情報を提供することが可能となる。しかし、上記の
ような測定法では測定精度が悪く、また、降水形態の判
別を目視によって行っていたのでは、降水量測定の完全
な自動化はできない。
【０００４】降水は、雨、雪、霰、みぞれなど様々な形
態を有し、その形態によって地上落下時の衝撃の与え方
や大きさが異なる。本発明は、このような点に着目して
なされたもので、降水の落下衝撃及び気温を測定するこ
とによって、降水形態や降水強度を測定する方法及びそ
の方法に用いられる降水センサを提供することを目的と
する。
態を有し、その形態によって地上落下時の衝撃の与え方
や大きさが異なる。本発明は、このような点に着目して
なされたもので、降水の落下衝撃及び気温を測定するこ
とによって、降水形態や降水強度を測定する方法及びそ
の方法に用いられる降水センサを提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 Ａ．降水の地上落下時における衝撃と、そのときの外気
温度とを測定し、外気温度により降水形態を補正・判別
し、その降水形態と降水強度により、降水量を連続して
測定するようにしたことを特徴としている。
めに本発明は、 Ａ．降水の地上落下時における衝撃と、そのときの外気
温度とを測定し、外気温度により降水形態を補正・判別
し、その降水形態と降水強度により、降水量を連続して
測定するようにしたことを特徴としている。
【０００６】Ｂ．上記降水の地上落下時における衝撃を
測定する降水センサを音の感知体または振動の感知体と
したことを特徴としている。
測定する降水センサを音の感知体または振動の感知体と
したことを特徴としている。
【０００７】
【作用】上記の手段により本発明の落下衝撃を利用した
降水の測定法は、降水形態の判別を自動的に行うことが
可能となり、さらに降水強度も測定され、日常生活・産
業分野へ、従来得られなかった情報、あるいは従来より
きめ細かな情報を、比較的簡単な装置によって精度よく
提供することが可能となる。また、山間地など無人地帯
での降水形態と降水強度のデータは、気象・水文学的に
極めて貴重なものとなる。
降水の測定法は、降水形態の判別を自動的に行うことが
可能となり、さらに降水強度も測定され、日常生活・産
業分野へ、従来得られなかった情報、あるいは従来より
きめ細かな情報を、比較的簡単な装置によって精度よく
提供することが可能となる。また、山間地など無人地帯
での降水形態と降水強度のデータは、気象・水文学的に
極めて貴重なものとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図１
に示すブロック図を参照して具体的に説明する。
に示すブロック図を参照して具体的に説明する。
【０００９】降水は、その地上落下時における衝撃の状
況が、地上落下時の衝撃測定１によって行われる。また
同時に、そのときの外気温度の測定２が行われ、マイコ
ン３に入力される。マイコン３には、予め温度条件によ
って降水を補正して降水形態を判別するプログラムがイ
ンプットされ、降水を補正４し、降水形態の判別５を行
う。そして、その降水形態と降水強度により、降水量の
連続測定６を行い、マイコン３に積算記録７として記録
され、分析されてデータ出力８が行われる。
況が、地上落下時の衝撃測定１によって行われる。また
同時に、そのときの外気温度の測定２が行われ、マイコ
ン３に入力される。マイコン３には、予め温度条件によ
って降水を補正して降水形態を判別するプログラムがイ
ンプットされ、降水を補正４し、降水形態の判別５を行
う。そして、その降水形態と降水強度により、降水量の
連続測定６を行い、マイコン３に積算記録７として記録
され、分析されてデータ出力８が行われる。
【００１０】上記地上落下時の衝撃測定１に用いられる
降水センサは、例えば傘のような形状を有し、降水の衝
撃を感知するための音の感知体または振動の感知体によ
り構成されている。そして、この降水センサは、降水の
落下衝撃を受け、その衝撃が音または振動の大きさとし
て測定されてマイコン３に入力され、そのときの外気温
度によって降水が補正４されて降水形態の判別５が行わ
れ、降水量の連続測定６を行ってマイコン３に積算記録
７されて分析され、データ出力８される。なお、地上落
下時の衝撃測定１に用いられる降水センサは、上記傘の
ような形状ばかりでなく、他の形状のものであってもよ
い。
降水センサは、例えば傘のような形状を有し、降水の衝
撃を感知するための音の感知体または振動の感知体によ
り構成されている。そして、この降水センサは、降水の
落下衝撃を受け、その衝撃が音または振動の大きさとし
て測定されてマイコン３に入力され、そのときの外気温
度によって降水が補正４されて降水形態の判別５が行わ
れ、降水量の連続測定６を行ってマイコン３に積算記録
７されて分析され、データ出力８される。なお、地上落
下時の衝撃測定１に用いられる降水センサは、上記傘の
ような形状ばかりでなく、他の形状のものであってもよ
い。
【００１１】上記外気温度の測定２を行う温度計は、そ
の測定温度が屋外で地上温度が正確に測定され、電気的
に連続して出力されてマイコン３に入力されるものが望
ましい。
の測定温度が屋外で地上温度が正確に測定され、電気的
に連続して出力されてマイコン３に入力されるものが望
ましい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の落下衝撃を
利用した降水の測定法は、降水の地上落下時における衝
撃と、そのときの外気温度とを測定し、外気温度により
降水形態を補正・判別し、その降水形態と降水強度によ
り、降水量を連続して測定するので、降水形態の判別を
自動的に行うことが可能となり、さらに降水強度も測定
され、日常生活・産業分野へ、従来得られなかった情
報、あるいは従来よりきめ細かな情報を提供することが
可能となる。また、山間地など無人地帯での降水形態と
降水強度のデータは、気象・水文学的に極めて貴重なも
のとなる。
利用した降水の測定法は、降水の地上落下時における衝
撃と、そのときの外気温度とを測定し、外気温度により
降水形態を補正・判別し、その降水形態と降水強度によ
り、降水量を連続して測定するので、降水形態の判別を
自動的に行うことが可能となり、さらに降水強度も測定
され、日常生活・産業分野へ、従来得られなかった情
報、あるいは従来よりきめ細かな情報を提供することが
可能となる。また、山間地など無人地帯での降水形態と
降水強度のデータは、気象・水文学的に極めて貴重なも
のとなる。
【００１３】降水の地上落下時における衝撃を測定する
降水センサは音の感知体または振動の感知体であるの
で、比較的簡単な構造で測定精度を高めることができ
る。
降水センサは音の感知体または振動の感知体であるの
で、比較的簡単な構造で測定精度を高めることができ
る。
【図１】本発明による落下衝撃を利用した降水の測定法
のブロック図である。
のブロック図である。
【符号の説明】 １ 地上落下時の衝撃測定 ２ 外気温度の測定 ３ マイコン ４ 降水の補正 ５ 降水形態の判別 ６ 降水量の連続測定 ７ 積算記録 ８ データ出力
Claims (2)
- 【請求項１】 降水の地上落下時における衝撃と、その
ときの外気温度とを測定し、外気温度により降水形態を
補正・判別し、その降水形態と降水強度により、降水量
を連続して測定するようにしたことを特徴とする落下衝
撃を利用した降水の測定法。 - 【請求項２】 上記降水の地上落下時における衝撃を測
定する降水センサを音の感知体または振動の感知体とし
たことを特徴とする請求項１記載の落下衝撃を利用した
降水の測定法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9064394A JP2909533B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 落下衝撃を利用した降水の測定法 |
| CA002200830A CA2200830C (en) | 1997-03-18 | 1997-03-24 | A precipitation measuring system and a method for precipitation measurement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9064394A JP2909533B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 落下衝撃を利用した降水の測定法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10260269A true JPH10260269A (ja) | 1998-09-29 |
| JP2909533B2 JP2909533B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=13257069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9064394A Expired - Lifetime JP2909533B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 落下衝撃を利用した降水の測定法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909533B2 (ja) |
| CA (1) | CA2200830C (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2830332A1 (fr) * | 2001-10-03 | 2003-04-04 | Gaucherel Sandrine | Instrument meteorologique utilisant le son produit par les precipitations pour les quantifier |
| JP2005504298A (ja) * | 2001-09-24 | 2005-02-10 | ヴァイサラ オーワイジェー | 降水／ひょうセンサー及び降水量測定のための方法 |
| CN102736133A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-17 | 江汉大学 | 一种雨量测量装置及方法 |
| JP2013088369A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Nexco-Maintenance Niigata Co Ltd | 粒状氷検知装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11100918B2 (en) | 2018-08-27 | 2021-08-24 | American Family Mutual Insurance Company, S.I. | Event sensing system |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP9064394A patent/JP2909533B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-03-24 CA CA002200830A patent/CA2200830C/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005504298A (ja) * | 2001-09-24 | 2005-02-10 | ヴァイサラ オーワイジェー | 降水／ひょうセンサー及び降水量測定のための方法 |
| FR2830332A1 (fr) * | 2001-10-03 | 2003-04-04 | Gaucherel Sandrine | Instrument meteorologique utilisant le son produit par les precipitations pour les quantifier |
| JP2013088369A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Nexco-Maintenance Niigata Co Ltd | 粒状氷検知装置 |
| CN102736133A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-17 | 江汉大学 | 一种雨量测量装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2200830A1 (en) | 1998-09-18 |
| JP2909533B2 (ja) | 1999-06-23 |
| CA2200830C (en) | 2001-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
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