JPH10257795A - モータ制御回路 - Google Patents

モータ制御回路

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JPH10257795A
JPH10257795A JP9061420A JP6142097A JPH10257795A JP H10257795 A JPH10257795 A JP H10257795A JP 9061420 A JP9061420 A JP 9061420A JP 6142097 A JP6142097 A JP 6142097A JP H10257795 A JPH10257795 A JP H10257795A
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JP
Japan
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induction motor
motor
starting
torque
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9061420A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Miyaguchi
昌通 宮口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9061420A priority Critical patent/JPH10257795A/ja
Publication of JPH10257795A publication Critical patent/JPH10257795A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷変動に対してインダクションモータの速度
やトルクを変化させることができるモータ制御回路を提
供することにある。 【解決手段】基本となる起動用コンデンサ3に対してホ
トトライアックPTa〜PTcと起動用コンデンサ3a
〜3cとの直列回路を複数並列に接続し、交流電源AC
とインダクションモータ1の右回転用主巻線1R、左回
転用主巻線1Lの共通接続点との間にモータ電流検出用
抵抗4を挿入している。モータ電流検出用抵抗4はモー
タ電流を検出するためのもので、この検出電流値に応じ
てホトトライアックPTa〜PTcをオン・オフするこ
とにより、起動用コンデンサ3に並列に接続する起動用
コンデンサ3a〜3cの数を設定し、インダクションモ
ータ1の回転速度やトルクを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクションモ
ータを制御するモータ制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は一端を交流電源AC(例えば商用
100V 50/60Hz)の一方の極に接続し、他端
を夫々トライアックTR1 、TR2 を介して交流電源A
Cの他方の極に接続した右回転用主巻線1aと左回転用
主巻線lbとを有したインダクションモータ1の制御回
路を示しており、この制御回路はトリガ回路2Rを構成
するホトトライアックPT1 に外部から光信号を与えて
オンさせてトライアックTR1 のゲートにトリガ信号を
与え、トライアックTR1 をターンオンさせた場合には
右回転用主巻線1Rに対して左回転用主巻線1Lと起動
用コンデンサ3との直列回路が並列接続された形となっ
て、該直列回路に流れる電流と、右回転用主巻線1Rに
流れる電流との間に位相差が生じて回転磁界が発生し、
インダクションモータ1を右方向へ起動回転させる。
【0003】またトリガ回路2LのホトトライアックP
2 に外部から光信号を与えてオンさせてトライアック
TR2 のゲートにトリガ信号を与え、トライアックTR
1 をターンオンさせた場合には左回転用主巻線1Lに対
して右回転用主巻線1Rと起動用コンデンサ3との直列
回路が並列接続された形となって、該直列回路に流れる
電流と、左回転用主巻線1Lに流れる電流との間に位相
差が生じて回転磁界が発生し、インダクションモータ1
を左方向へ起動回転させる。図中ZCはゼロクロス検出
回路である。
【0004】この図5の制御回路ではインダクションモ
ータ1を、一定速度でのみ回転させ負荷の変動に対する
制御は行わない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例で
は、起動用コンデンサ3の容量が固定になっているた
め、インダクションモータの速度やトルクが一定になっ
てしまうという問題点があった。本発明は、上記の問題
点に鑑みて為されたもので、請求項1の発明の目的とす
るところは、負荷変動に対してインダクションモータの
速度やトルクを変化させることができるモータ制御回路
を提供することにある。
【0006】請求項2の発明の目的とするところは、請
求項1の発明の目的に加えて、万一ロックしてもインダ
クションモータを停止させてインダクションモータの保
護が図れるモータ制御回路を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、インダクションモータに電源を
通電して回転を制御するモータ制御回路において、複数
の起動用コンデンサと、インダクションモータに並列に
接続する起動用コンデンサの数を、インダクションモー
タに直列に接続された抵抗に流れる電流を検知して変化
させる手段とを備え、インダクションモータに並列に接
続する起動用コンデンサの数により速度やトルクを変化
させることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、インダクションモータがロック停止した時に流れ
る大電流を検知してインダクションモータを停止させる
保護手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をを図
面を参照して説明する。図1はマッサージ機の駆動源と
して用いるインダクションモータの制御回路を構成する
一実施形態の回路構成を示しており、この実施形態で
は、基本となる起動用コンデンサ3に対してホトトライ
アックPTa〜PTcと起動用コンデンサ3a〜3cと
の直列回路を複数並列に接続し、また商用100V、5
0/60Hzの交流電源ACと右回転用主巻線1R、左
回転用主巻線1Lの共通接続点との間にモータ電流検出
用抵抗4を挿入した点で従来の起動回路と相違してい
る。ここで起動用コンデンサ3及び3a〜3cの容量を
同等の値とする。
【0010】図2は各トリガ回路2R.2Lのホトトラ
イアックPT1 、PT2 及び起動用コンデンサ3a〜3
cに直列接続したホトトライアックPTa〜PTcを制
御する制御部の回路構成を示しており、制御部の中枢と
なる制御処理部5はマイクロコンピュータから構成さ
れ、出力ポートにノットゲートを介して発光ダイオード
LEDR ,LEDL 、LEDa〜LEDcを接続し、発
光ダイオードLEDR 或いはLERL を点灯させること
により発光ダイオードLEDR 或いはLERL と光結合
しているトリガ回路2R或いは2Lのホトトライアック
PT1 或いはPT 2 をオンさせ、トライアックTR1
いはTR2 をターンオンさせ、従来と同様にインダクシ
ョンモータ1の起動とともに回転方向を制御し、またホ
トトライアックPTa〜PTcに光結合しているホトダ
イオードLEDa〜LEDcをオン又はオフすることに
より、起動用コンデンサ3に並列に接続する起動用コン
デンサ数を設定し、コンデンサ数によりインダクション
モータ1の回転速度やトルクを制御することができるよ
うになっている。また入力ポートにはマッサージ機の操
作器7が接続され、A/D変換に対応する入力ポートに
は整流回路6の出力が接続されている。整流回路6は上
記モータ電流検出用抵抗4の両端電圧を整流するための
ものである。
【0011】次に本実施形態のモータ制御回路の動作を
説明する。制御処理部5は、操作器7で指示によりマッ
サージの速度やトルクを上げようとする場合には、順次
発光ダイオードLEDa〜LEDcを点灯してホトトラ
イアックPTa〜PTcをオンさせ基本となる起動用コ
ンデンサ3に並列接続する起動用コンデンサ3a〜3c
を増加させることにより、インダクションモータ1の速
度又はトルクを上げる。逆にマッサージの速度又はトル
クを下げようとする場合には、順次ホトトライアックP
Ta〜PTcをオフして基本となる起動用コンデンサ3
に並列接続する起動用コンデンサ3a〜3cを減少さ
せ、インダクションモータ1の速度やトルクを下げる。
【0012】また指示された回転方向に対応するトリガ
回路2R又は2RのホトトライアックPT1 又はPT2
をオンしてトライアックTR1 又はTR2 をターンオン
させ補助用コンデンサ3、3a〜3cを直列に接続する
主巻線1R又は1Lを設定し、回転方向を制御する。一
方モータ回転中にインダクションモータ1に流れるモー
タ電流の大きさに対応した電圧が図3(a)に示すよう
にモータ電流検出用抵抗4の両端に発生し、この電圧は
整流回路6で整流されて図3(b)に示すように直流電
圧に変換され、制御処理部5に取り込まれる。制御処理
部5は取り込んだ直流電圧レベルをA/D変換した後、
このA/D変換された電圧レベルによりモータ電流値の
大きさ、つまり負荷レベルを判断し、負荷レベルに応じ
て最適なインダクションモータ1の速度又はトルクの大
きさとなるようにホトトライアックPTa〜PTcをオ
ン又はオフし接続する起動用コンデンサ数を変化させる
のである。
【0013】例えばマッサージ機の施療者からの負荷が
大きくインダクションモータ1が停止しそうになった場
合、モータ電流は上昇して制御処理部5に入力する電圧
レベルが上昇する。これを受けて制御処理部5は接続す
る起動用コンデンサ数を一つ増加させるようホトトライ
アックPTa〜PTcの内のオフ状態のものをオンす
る。それでもインダクションモータ1が停止しそうで電
圧レベルが下がらない場合には、更に接続する起動用コ
ンデンサ数を順次一つずつ増加させるようにホトトライ
アックPTa〜PTcの内のオフ状態のものを順次オン
する。逆に取り込む電圧が下がってくると、接続する起
動用コンデンサ数を順次減らすようにホトトライアック
PTa〜PTcの内のオン状態のものを順次オフする。
このようにしてモータ電流が所定値に収まるように、つ
まり速度又はトルクガ所定の値となるように調節を行う
のである。
【0014】施療者からの負荷が大きすぎて、制御処理
部5に取り込む電圧が予め設定したロック電圧Va以上
になると、制御処理部5はトリガ回路2R又は2Lのホ
トトライアックPTa〜PTcをオフして、トライアッ
クTR1 又はTR2 をターンオフさせ、モータ電流を遮
断し回転を停止させる。図4は以上の動作を示すフロー
チャートであり、このフローチャートにより実施形態の
動作を更に説明すると、まずインダクションモータ1を
起動回転させる際に、制御処理部5はモータロック時の
電流値aの設定(制御処理部5ではロック電圧Vaとし
て設定される)、そして起動用コンデンサ数n=1+m
(初期値m=0)を設定し、更にモータ電流初期値b
を電圧値として入力する。そしてその後モータに負荷が
加わったとき、つまり加負荷時の電流値cを電圧値とし
て制御処理部5は入力し、上記初期値bと初期値cとの
比較を行う。この比較により初期値bを負荷時電流値c
が越えると、上記電流値aと負荷時電流値cとを比較
し、電流値aを負荷時電流値cが越えていない場合に
は、起動用コンデンサ数を1つ増加させる。この増加さ
せる処理は電流値cが初期値bに等しくなるまで行われ
る。また電流値cが初期値bよりも下回る場合には、起
動用コンデンサ数を1つ減少させる。この減少させる処
理は電流値cが初期値bに等しくなるまで行われる。
【0015】そして初期値bを負荷時電流値cが越え、
更に負荷時電流値cが上記電流値a以上となると制御処
理部5はモータ電流を遮断停止させる。このように本実
施形態では施療者が操作器7を操作することで、好みの
速さや強さでマッサージをすることができ、また施療者
からの負荷のばらつきによるインダクションモータ1の
速度又はトルクの不足を解消し、常に安定したマッサー
ジを行うことができ、更に万一インダクションモータ1
への負荷が大きくなり過ぎてロック状態になっても安全
のためにインダクションモータ1を強制的に停止させる
ことができるのである。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は、インダクションモー
タに電源を通電して回転を制御するモータ制御回路にお
いて、複数の起動用コンデンサと、インダクションモー
タに並列に接続する起動用コンデンサの数を、インダク
ションモータに直列に接続された抵抗に流れる電流を検
知して変化させる手段とを備え、インダクションモータ
に並列に接続する起動用コンデンサの数により速度又は
トルクを変化させるので、負荷の状態に応じて速度やト
ルクを変化させ、負荷のばらつきの影響を受けることな
く安定したインダクションモータの回転が得られるとい
う効果がある。請求項2の発明は、請求項1の発明にお
いて、インダクションモータがロック停止した時に流れ
る大電流を検知してインダクションモータを停止させる
保護手段を備えたので、インダクションモータへの負荷
が大き過ぎてロック状態になっても安全のためにモータ
を強制的に停止させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図である。
【図2】同上の制御処理部の回路図である。
【図3】同上の動作説明用波形図である。
【図4】同上の動作説明用フローチャートである。
【図5】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 インダクションモータ 1R,1L 主巻線 2R,2L トリガ回路 3,3a〜3c 起動用コンデンサ 4 モータ電流検出用抵抗 PT1 ,PT2 ホトトライアック PTa〜PTc ホトトライアック TR1 ,TR2 トライアック ZC ゼロクロス検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インダクションモータに電源を通電して回
    転を制御するモータ制御回路において、複数の起動用コ
    ンデンサと、インダクションモータに並列に接続する起
    動用コンデンサの数を、インダクションモータに直列に
    接続された抵抗に流れる電流を検知して変化させる手段
    とを備え、インダクションモータに並列に接続する起動
    用コンデンサの数により速度やトルクを変化させること
    を特徴とするモータ制御回路。
  2. 【請求項2】インダクションモータがロック停止した時
    に流れる大電流を検知してインダクションモータを停止
    させる保護手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のモータ制御回路。
JP9061420A 1997-03-14 1997-03-14 モータ制御回路 Pending JPH10257795A (ja)

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JP9061420A JPH10257795A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 モータ制御回路

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JP9061420A JPH10257795A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 モータ制御回路

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JPH10257795A true JPH10257795A (ja) 1998-09-25

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ID=13170597

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JP9061420A Pending JPH10257795A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 モータ制御回路

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040608

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Effective date: 20041026