JPH10257735A - 整流子電動送風機 - Google Patents
整流子電動送風機Info
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- JPH10257735A JPH10257735A JP5581097A JP5581097A JPH10257735A JP H10257735 A JPH10257735 A JP H10257735A JP 5581097 A JP5581097 A JP 5581097A JP 5581097 A JP5581097 A JP 5581097A JP H10257735 A JPH10257735 A JP H10257735A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- carbon brush
- brush
- metal piece
- carbon
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カ−ボンブラシ末期時のスパ−ク発生による
整流子表面の荒れをなくす整流子電動送風機を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 ブラシホルダ−7に設けられ一端がカ−
ボンブラシ8の整流子2側の一面に当接するばね性を有
する金属片20を備え、ブラシホルダ−7を樹脂または
内面を絶縁物で覆った金属片で形成し、カ−ボンブラシ
8の金属片の一端が当接する同一面の後端部に絶縁部材
21を配することにより、カ−ボンブラシ8が所定の長
さにまで磨耗したとき、カ−ボンブラシ8と整流子2間
の通電を瞬時に遮断し、カ−ボンブラシ寿命によるモ−
タ停止時の整流子表面の荒れをなくすことができる。
整流子表面の荒れをなくす整流子電動送風機を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 ブラシホルダ−7に設けられ一端がカ−
ボンブラシ8の整流子2側の一面に当接するばね性を有
する金属片20を備え、ブラシホルダ−7を樹脂または
内面を絶縁物で覆った金属片で形成し、カ−ボンブラシ
8の金属片の一端が当接する同一面の後端部に絶縁部材
21を配することにより、カ−ボンブラシ8が所定の長
さにまで磨耗したとき、カ−ボンブラシ8と整流子2間
の通電を瞬時に遮断し、カ−ボンブラシ寿命によるモ−
タ停止時の整流子表面の荒れをなくすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カ−ボンブラシが
寿命末期時のスパ−クの発生によって整流子が荒れるの
を防止する整流子電動送風機に関するものである。
寿命末期時のスパ−クの発生によって整流子が荒れるの
を防止する整流子電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の整流子電動送風機は、図
12〜14のような構造になっていた。
12〜14のような構造になっていた。
【0003】すなわち、1は整流子2を有する電機子
で、モ−タのシャフト3の両端に軸受4が圧入され、こ
の軸受4を負荷側ブラケット5と反負荷側ブラケット6
にて支持している。7はカ−ボンブラシ8を内蔵した金
属からなるブラシホルダ−であり、反負荷側ブラケット
6にて保持されている。9は界磁コア−である。
で、モ−タのシャフト3の両端に軸受4が圧入され、こ
の軸受4を負荷側ブラケット5と反負荷側ブラケット6
にて支持している。7はカ−ボンブラシ8を内蔵した金
属からなるブラシホルダ−であり、反負荷側ブラケット
6にて保持されている。9は界磁コア−である。
【0004】10は負荷側ブラケット5と、負荷である
インペラ11間に形成したエア−ガイドである。インペ
ラ11の上方には、ケ−シング12が覆っている。イン
ペラ11はスペ−サ−13、座金14及びナット15に
よりシャフト3に固定されシャフト3とともに回転す
る。
インペラ11間に形成したエア−ガイドである。インペ
ラ11の上方には、ケ−シング12が覆っている。イン
ペラ11はスペ−サ−13、座金14及びナット15に
よりシャフト3に固定されシャフト3とともに回転す
る。
【0005】エア−ガイド10は、ネジ(図示せず)等
にて反負荷側ブラケット5に固定しており、負荷側ブラ
ケット5と反負荷側ブラケット6もネジ(図示せず)等
にて固定してある。16は、ケ−シング12の吸気口を
形成する吸気管であり、ケ−シング12へは溶着等で固
定している。
にて反負荷側ブラケット5に固定しており、負荷側ブラ
ケット5と反負荷側ブラケット6もネジ(図示せず)等
にて固定してある。16は、ケ−シング12の吸気口を
形成する吸気管であり、ケ−シング12へは溶着等で固
定している。
【0006】ブラシホルダ−7は図13、14で示すよ
うに、カ−ボンブラシ8を内蔵し、そのカ−ボンブラシ
8を覆うように摺動方向から見た断面は金属からなる四
角形で形成されている。ブラシホルダ−7内の反整流子
側には圧縮ばね17が収められており、その圧縮ばね1
7の中をカ−ボンブラシ8とブラシホルダ−7を電気的
に接続するための銅線からなるピグテ−ル18が通って
いる。このような構造で整流子電動送風機19が構成さ
れている。
うに、カ−ボンブラシ8を内蔵し、そのカ−ボンブラシ
8を覆うように摺動方向から見た断面は金属からなる四
角形で形成されている。ブラシホルダ−7内の反整流子
側には圧縮ばね17が収められており、その圧縮ばね1
7の中をカ−ボンブラシ8とブラシホルダ−7を電気的
に接続するための銅線からなるピグテ−ル18が通って
いる。このような構造で整流子電動送風機19が構成さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の整流子電動送風
機では、カ−ボンブラシ長が末期に至ると、圧縮ばね1
7によるばね圧の低下等によりスパ−クが発生し、カ−
ボンブラシ寿命によるモ−タ停止時に整流子表面を荒ら
してしまう。
機では、カ−ボンブラシ長が末期に至ると、圧縮ばね1
7によるばね圧の低下等によりスパ−クが発生し、カ−
ボンブラシ寿命によるモ−タ停止時に整流子表面を荒ら
してしまう。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、カ−
ボンブラシ寿命末期状態に至ると自動的に整流子とカ−
ボンブラシとの電力供給を停止することにより、カ−ボ
ンブラシ寿命によるモ−タ停止時に整流子表面を荒らす
ことがない整流子電動送風機を提供することを目的とし
ている。
ボンブラシ寿命末期状態に至ると自動的に整流子とカ−
ボンブラシとの電力供給を停止することにより、カ−ボ
ンブラシ寿命によるモ−タ停止時に整流子表面を荒らす
ことがない整流子電動送風機を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、整流子電動送風機の電機子の回転に伴いカ
−ボンブラシが所定の長さまで磨耗したとき、カ−ボン
ブラシと整流子間の通電を瞬時に遮断するようにするこ
とにより、カ−ボンブラシが末期長さに至りブラシホル
ダ−内の圧縮ばねのばね圧が低下する等によるスパ−ク
発生前に、モ−タが自動的に停止できるため、カ−ボン
ブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをな
くすことができる。
に本発明は、整流子電動送風機の電機子の回転に伴いカ
−ボンブラシが所定の長さまで磨耗したとき、カ−ボン
ブラシと整流子間の通電を瞬時に遮断するようにするこ
とにより、カ−ボンブラシが末期長さに至りブラシホル
ダ−内の圧縮ばねのばね圧が低下する等によるスパ−ク
発生前に、モ−タが自動的に停止できるため、カ−ボン
ブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをな
くすことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
整流子電動送風機の電機子の回転に伴いカ−ボンブラシ
が所定の長さまで磨耗したとき、カ−ボンブラシと整流
子間の通電を瞬時に遮断するようにすることにより、カ
−ボンブラシが末期長さに至りブラシホルダ−内の圧縮
ばねのばね圧が低下する等によるスパ−ク発生前に、モ
−タが自動的に停止できるため、カ−ボンブラシ寿命に
よるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすことがで
きる。
整流子電動送風機の電機子の回転に伴いカ−ボンブラシ
が所定の長さまで磨耗したとき、カ−ボンブラシと整流
子間の通電を瞬時に遮断するようにすることにより、カ
−ボンブラシが末期長さに至りブラシホルダ−内の圧縮
ばねのばね圧が低下する等によるスパ−ク発生前に、モ
−タが自動的に停止できるため、カ−ボンブラシ寿命に
よるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすことがで
きる。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、ブラシホ
ルダ−に設けられ一端がカ−ボンブラシの整流子側の一
面に当接するばね性を有する金属片を備え、前記ブラシ
ホルダ−を樹脂または内面を絶縁物で覆った金属で形成
し、前記カ−ボンブラシの金属片の一端が当接する同一
面の後端部に絶縁部材を配することにより、カ−ボンブ
ラシが末期長さに至ったときカ−ボンブラシとブラシホ
ルダ−間の電力供給を行っていた金属片との接触がブラ
シホルダ−後端部の絶縁部材で遮断されるため、カ−ボ
ンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れを
なくすことができる。
ルダ−に設けられ一端がカ−ボンブラシの整流子側の一
面に当接するばね性を有する金属片を備え、前記ブラシ
ホルダ−を樹脂または内面を絶縁物で覆った金属で形成
し、前記カ−ボンブラシの金属片の一端が当接する同一
面の後端部に絶縁部材を配することにより、カ−ボンブ
ラシが末期長さに至ったときカ−ボンブラシとブラシホ
ルダ−間の電力供給を行っていた金属片との接触がブラ
シホルダ−後端部の絶縁部材で遮断されるため、カ−ボ
ンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れを
なくすことができる。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、ブラシホ
ルダ−に設けられ一端がカ−ボンブラシの整流子側の一
面に当接するばね性を有する金属片と、前記カ−ボンブ
ラシの金属片の一端が当接する同一面の後端部に設けら
れ断面略三角状の切り欠きとを設け、前記金属片のカ−
ボンブラシに当接する端部を鈍角に折り曲げ、前記切り
欠きの整流子側の面をカ−ボンブラシの軸方向に直交す
るようにし、さらに反整流子側面をカ−ボンブラシの軸
方向に対し斜めに成るように形成することにより、カ−
ボンブラシが末期長さに至ったとき、先端を接点に向け
て鈍角からなる角度で折りまげた金属片は、カ−ボンブ
ラシ後方に設けた三角状の切り欠きへと落ち込み、金属
片の先端部は三角状の切り欠きの反整流子側の斜面を押
すため、カ−ボンブラシは反整流子側へ動き整流子との
接触がなくなり、モ−タが停止する。よって、カ−ボン
ブラシが末期長さに至り、圧縮ばねのばね圧が低下する
等によるスパ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する
位置に三角状の切り欠きを設けることにより、カ−ボン
ブラシへの絶縁部材を配することなく、カ−ボンブラシ
寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすこ
とができる。
ルダ−に設けられ一端がカ−ボンブラシの整流子側の一
面に当接するばね性を有する金属片と、前記カ−ボンブ
ラシの金属片の一端が当接する同一面の後端部に設けら
れ断面略三角状の切り欠きとを設け、前記金属片のカ−
ボンブラシに当接する端部を鈍角に折り曲げ、前記切り
欠きの整流子側の面をカ−ボンブラシの軸方向に直交す
るようにし、さらに反整流子側面をカ−ボンブラシの軸
方向に対し斜めに成るように形成することにより、カ−
ボンブラシが末期長さに至ったとき、先端を接点に向け
て鈍角からなる角度で折りまげた金属片は、カ−ボンブ
ラシ後方に設けた三角状の切り欠きへと落ち込み、金属
片の先端部は三角状の切り欠きの反整流子側の斜面を押
すため、カ−ボンブラシは反整流子側へ動き整流子との
接触がなくなり、モ−タが停止する。よって、カ−ボン
ブラシが末期長さに至り、圧縮ばねのばね圧が低下する
等によるスパ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する
位置に三角状の切り欠きを設けることにより、カ−ボン
ブラシへの絶縁部材を配することなく、カ−ボンブラシ
寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすこ
とができる。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、ブラシホ
ルダ−に設けられ一端がカ−ボンブラシの整流子側の一
面に当接するばね性を有する金属片を備え、前記ブラシ
ホルダ−を樹脂または内面を絶縁物で覆った金属で形成
し、前記カ−ボンブラシの反整流子側端部に絶縁物から
成る覆体を固着することにより、カ−ボンブラシが末期
長さに至ったとき、ブラシホルダ−に設けた金属片はカ
−ボンブラシ表面との接触から、カ−ボンブラシの反整
流子側端部の絶縁物から成る覆体へと接触するためカ−
ボンブラシとブラシホルダ−間の電力供給が遮断され、
その結果モ−タも自動的に停止する。よって、カ−ボン
ブラシが末期長さに至り、圧縮ばねのばね圧が低下する
等によるスパ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する
位置に絶縁物から成る覆体を設けることにより、カ−ボ
ンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れを
なくすことができる。また、カ−ボンブラシ交換時には
カ−ボンブラシのみの交換で済むため、サ−ビス対応時
のコストダウンを図れるとともに、より簡単な方法でカ
−ボンブラシの交換を行うことができる。
ルダ−に設けられ一端がカ−ボンブラシの整流子側の一
面に当接するばね性を有する金属片を備え、前記ブラシ
ホルダ−を樹脂または内面を絶縁物で覆った金属で形成
し、前記カ−ボンブラシの反整流子側端部に絶縁物から
成る覆体を固着することにより、カ−ボンブラシが末期
長さに至ったとき、ブラシホルダ−に設けた金属片はカ
−ボンブラシ表面との接触から、カ−ボンブラシの反整
流子側端部の絶縁物から成る覆体へと接触するためカ−
ボンブラシとブラシホルダ−間の電力供給が遮断され、
その結果モ−タも自動的に停止する。よって、カ−ボン
ブラシが末期長さに至り、圧縮ばねのばね圧が低下する
等によるスパ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する
位置に絶縁物から成る覆体を設けることにより、カ−ボ
ンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れを
なくすことができる。また、カ−ボンブラシ交換時には
カ−ボンブラシのみの交換で済むため、サ−ビス対応時
のコストダウンを図れるとともに、より簡単な方法でカ
−ボンブラシの交換を行うことができる。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、カ−ボン
ブラシの反整流子側端部に凹部を設け、前記凹部内にば
ねなどの弾性部材で整流子側に常時附勢される絶縁部材
を配し、電機子の回転に伴いカ−ボンブラシが所定の長
さまで磨耗したとき、前記絶縁部材の整流子側端部が突
出するようにすることにより、カ−ボンブラシが末期長
さに至ると凹部内の絶縁部材が飛び出すため、整流子と
カ−ボンブラシとの接触がなくなりモ−タは停止する。
よって、カ−ボンブラシが末期長さに至り、圧縮ばねの
ばね圧が低下する等によるスパ−ク発生前に、モ−タが
自動的に停止する位置に凹部内の絶縁部材を備えること
により、カ−ボンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流
子表面の荒れをなくすことができる。また、カ−ボンブ
ラシ交換時にはカ−ボンブラシのみの交換で済むため、
サ−ビス対応時のコストダウンを図れるとともに、より
簡単な方法でカ−ボンブラシの交換を行うことができ、
また、弾性部材で整流子側に常時附勢される絶縁部材は
整流子との接触面積が小さくて済むので、複数回の交換
にも十分に耐え得る。
ブラシの反整流子側端部に凹部を設け、前記凹部内にば
ねなどの弾性部材で整流子側に常時附勢される絶縁部材
を配し、電機子の回転に伴いカ−ボンブラシが所定の長
さまで磨耗したとき、前記絶縁部材の整流子側端部が突
出するようにすることにより、カ−ボンブラシが末期長
さに至ると凹部内の絶縁部材が飛び出すため、整流子と
カ−ボンブラシとの接触がなくなりモ−タは停止する。
よって、カ−ボンブラシが末期長さに至り、圧縮ばねの
ばね圧が低下する等によるスパ−ク発生前に、モ−タが
自動的に停止する位置に凹部内の絶縁部材を備えること
により、カ−ボンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流
子表面の荒れをなくすことができる。また、カ−ボンブ
ラシ交換時にはカ−ボンブラシのみの交換で済むため、
サ−ビス対応時のコストダウンを図れるとともに、より
簡単な方法でカ−ボンブラシの交換を行うことができ、
また、弾性部材で整流子側に常時附勢される絶縁部材は
整流子との接触面積が小さくて済むので、複数回の交換
にも十分に耐え得る。
【0015】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図
1、2を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部
分については、同一符号を付して説明を省略する。ブラ
シホルダ−7は樹脂または内面を絶縁物で覆った金属で
形成し、ブラシホルダ−7の整流子側前方には、内蔵さ
れたカ−ボンブラシ8面に接触するばね性の金属片20
を設けるとともに、カ−ボンブラシ8の接触面の反整流
子側後方には絶縁部材21を埋め込む。このような構造
で整流子電動送風機19が構成されている。
1、2を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部
分については、同一符号を付して説明を省略する。ブラ
シホルダ−7は樹脂または内面を絶縁物で覆った金属で
形成し、ブラシホルダ−7の整流子側前方には、内蔵さ
れたカ−ボンブラシ8面に接触するばね性の金属片20
を設けるとともに、カ−ボンブラシ8の接触面の反整流
子側後方には絶縁部材21を埋め込む。このような構造
で整流子電動送風機19が構成されている。
【0016】上記構成による作用は以下の通りである。
図からわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至
ったとき、ブラシホルダ−7に設けた金属片20は、カ
−ボンブラシ8表面と接触している状態(図1)から、
カ−ボンブラシ後方に埋め込んだ絶縁部材21へ接触す
る状態(図2)になるため、カ−ボンブラシ8と金属片
20間の電力供給が停止し、その結果モ−タも自動的に
停止する。よってカ−ボンブラシ8が末期長さに至り、
圧縮ばね17のばね圧の低下等によるスパ−ク発生前
に、モ−タが自動的に停止する位置に絶縁部材21を埋
め込むことにより、カ−ボンブラシ寿命によるモ−タ停
止時の整流子表面の荒れをなくすことができる。
図からわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至
ったとき、ブラシホルダ−7に設けた金属片20は、カ
−ボンブラシ8表面と接触している状態(図1)から、
カ−ボンブラシ後方に埋め込んだ絶縁部材21へ接触す
る状態(図2)になるため、カ−ボンブラシ8と金属片
20間の電力供給が停止し、その結果モ−タも自動的に
停止する。よってカ−ボンブラシ8が末期長さに至り、
圧縮ばね17のばね圧の低下等によるスパ−ク発生前
に、モ−タが自動的に停止する位置に絶縁部材21を埋
め込むことにより、カ−ボンブラシ寿命によるモ−タ停
止時の整流子表面の荒れをなくすことができる。
【0017】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図3、4を参照しながら説明する。なお、上記
実施例と同一部分については、同一符号を付して説明を
省略する。前記ブラシホルダ−7は樹脂または内面を絶
縁材で覆った金属で形成し、ブラシホルダ−7の整流子
側前方には、内蔵されたカ−ボンブラシ8面に接触し、
先端を接点に向けて鈍角からなる角度で折りまげた金属
片22を設けるとともに、カ−ボンブラシ8の接触面の
反整流子側後方には、整流子側に対しては直交、反整流
子側に対しては斜めとなる三角状の切り欠き23を設け
る。このような構造で整流子電動送風機19が構成され
ている。
ついて、図3、4を参照しながら説明する。なお、上記
実施例と同一部分については、同一符号を付して説明を
省略する。前記ブラシホルダ−7は樹脂または内面を絶
縁材で覆った金属で形成し、ブラシホルダ−7の整流子
側前方には、内蔵されたカ−ボンブラシ8面に接触し、
先端を接点に向けて鈍角からなる角度で折りまげた金属
片22を設けるとともに、カ−ボンブラシ8の接触面の
反整流子側後方には、整流子側に対しては直交、反整流
子側に対しては斜めとなる三角状の切り欠き23を設け
る。このような構造で整流子電動送風機19が構成され
ている。
【0018】上記構成による作用は以下の通りである。
図からわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至
ったとき、先端を接点に向けて鈍角からなる角度で折り
まげた金属片22は、カ−ボンブラシ8後方に設けた三
角状の切り欠き23へと落ち込む。この時、金属片22
は図中のF方向に力を加えているため、金属片20の先
端部は三角状の切り欠き23の斜面部に当たり、カ−ボ
ンブラシ8は反整流子側へ動き整流子2との接触がなく
なり、モ−タが停止する。よってカ−ボンブラシ8が末
期長さに至り、圧縮ばね17のばね圧の低下等によるス
パ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する位置に三角
状の切り欠き23を設けることにより、カ−ボンブラシ
8への絶縁部材21の埋め込みなしで、カ−ボンブラシ
寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすこ
とができる。
図からわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至
ったとき、先端を接点に向けて鈍角からなる角度で折り
まげた金属片22は、カ−ボンブラシ8後方に設けた三
角状の切り欠き23へと落ち込む。この時、金属片22
は図中のF方向に力を加えているため、金属片20の先
端部は三角状の切り欠き23の斜面部に当たり、カ−ボ
ンブラシ8は反整流子側へ動き整流子2との接触がなく
なり、モ−タが停止する。よってカ−ボンブラシ8が末
期長さに至り、圧縮ばね17のばね圧の低下等によるス
パ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する位置に三角
状の切り欠き23を設けることにより、カ−ボンブラシ
8への絶縁部材21の埋め込みなしで、カ−ボンブラシ
寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすこ
とができる。
【0019】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図5〜7を参照しながら説明する。なお、上記
実施例と同一部分については、同一符号を付して説明を
省略する。ブラシホルダ−7は樹脂または内面を絶縁物
で覆った金属片で形成し、ブラシホルダ−7の整流子側
前方には、内蔵されたカ−ボンブラシ8面に接触するば
ね性の金属片20を設けるとともに、カ−ボンブラシ8
の接触面の反整流子側後方には整流子側に対して凹とし
た升形状の絶縁物から成る覆体24を設けるとともに、
カ−ボンブラシ8の反整流子面は覆体24と嵌合する凸
形状とする。このような構造で整流子電動送風機19が
構成されている。
ついて、図5〜7を参照しながら説明する。なお、上記
実施例と同一部分については、同一符号を付して説明を
省略する。ブラシホルダ−7は樹脂または内面を絶縁物
で覆った金属片で形成し、ブラシホルダ−7の整流子側
前方には、内蔵されたカ−ボンブラシ8面に接触するば
ね性の金属片20を設けるとともに、カ−ボンブラシ8
の接触面の反整流子側後方には整流子側に対して凹とし
た升形状の絶縁物から成る覆体24を設けるとともに、
カ−ボンブラシ8の反整流子面は覆体24と嵌合する凸
形状とする。このような構造で整流子電動送風機19が
構成されている。
【0020】上記構成による作用は以下の通りである。
図でわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至っ
たとき、ブラシホルダ−7に設けた金属片20は、カ−
ボンブラシ8表面と接触し通電している状態(図6)か
ら、カ−ボンブラシ後方にセットした絶縁物から成る覆
体24へ接触する状態(図7)になるため、カ−ボンブ
ラシ8と金属片20間の電力供給が停止し、その結果モ
−タも自動的に停止する。よってカ−ボンブラシ8が末
期長さに至り、圧縮ばね17のばね圧の低下等によるス
パ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する位置に絶縁
物から成る覆体24を設けることにより、カ−ボンブラ
シ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくす
ことができる。また、カ−ボンブラシ8交換時には、カ
−ボンブラシ8のみの交換で済むため、サ−ビス対応時
のコストダウンを図れるとともに、より簡単な方法でカ
−ボンブラシ8の交換を行うことができる。
図でわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至っ
たとき、ブラシホルダ−7に設けた金属片20は、カ−
ボンブラシ8表面と接触し通電している状態(図6)か
ら、カ−ボンブラシ後方にセットした絶縁物から成る覆
体24へ接触する状態(図7)になるため、カ−ボンブ
ラシ8と金属片20間の電力供給が停止し、その結果モ
−タも自動的に停止する。よってカ−ボンブラシ8が末
期長さに至り、圧縮ばね17のばね圧の低下等によるス
パ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止する位置に絶縁
物から成る覆体24を設けることにより、カ−ボンブラ
シ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくす
ことができる。また、カ−ボンブラシ8交換時には、カ
−ボンブラシ8のみの交換で済むため、サ−ビス対応時
のコストダウンを図れるとともに、より簡単な方法でカ
−ボンブラシ8の交換を行うことができる。
【0021】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図8〜11を参照しながら説明する。なお、上
記実施例と同一部分については、同一符号を付して説明
を省略する。ブラシホルダ−7は金属で形成し、カ−ボ
ンブラシ8の反整流子側後方は円柱状にくり抜くととも
に、雌ねじリング25を最後方に設け、くり抜いた部分
には円柱状で反整流子側後方は雄ねじ形状とした金属か
ら成るストッパ−ユニット26がねじ込まれ、前記スト
ッパ−ユニット26の反整流子側は銅線から成るピグテ
−ル18によりブラシホルダ−7と電気接続されてお
り、整流子側にはストッパ−室27が設けられ、ストッ
パ−室27には整流子側に向けてセラミックから成るス
トッパ−28と、ストッパ−28後方にはストッパ−圧
縮ばね29が設けられている。このような構造で整流子
電動送風機19が構成されている。
ついて、図8〜11を参照しながら説明する。なお、上
記実施例と同一部分については、同一符号を付して説明
を省略する。ブラシホルダ−7は金属で形成し、カ−ボ
ンブラシ8の反整流子側後方は円柱状にくり抜くととも
に、雌ねじリング25を最後方に設け、くり抜いた部分
には円柱状で反整流子側後方は雄ねじ形状とした金属か
ら成るストッパ−ユニット26がねじ込まれ、前記スト
ッパ−ユニット26の反整流子側は銅線から成るピグテ
−ル18によりブラシホルダ−7と電気接続されてお
り、整流子側にはストッパ−室27が設けられ、ストッ
パ−室27には整流子側に向けてセラミックから成るス
トッパ−28と、ストッパ−28後方にはストッパ−圧
縮ばね29が設けられている。このような構造で整流子
電動送風機19が構成されている。
【0022】上記構成による作用は以下の通りである。
図でわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至り
カ−ボンブラシ8の整流子2との接触面がストッパ−室
27前面へ近づくと、ストッパ−室27内でストッパ−
圧縮ばね29の力によって押されたセラミックからなる
ストッパ−28が飛び出し、整流子2とカ−ボンブラシ
8との接触がなくなりモ−タは停止する。よってカ−ボ
ンブラシ8が末期長さに至り、圧縮ばね17のばね圧の
低下等によるスパ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止
する位置にストッパ−ユニット26のストッパ−室27
前面を設定することにより、カ−ボンブラシ寿命による
モ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすことができ
る。また、カ−ボンブラシ8交換時には、カ−ボンブラ
シ8のみの交換で済むため、サ−ビス対応時のコストダ
ウンを図れるとともに、より簡単な方法でカ−ボンブラ
シ8の交換を行うことができるとともに、2本目のカ−
ボンブラシ8でもストッパ−ユニット26が働くので、
2本目のカ−ボンブラシ8終了後の整流子2の荒れも防
ぐことができる。
図でわかるように、カ−ボンブラシ8が末期長さに至り
カ−ボンブラシ8の整流子2との接触面がストッパ−室
27前面へ近づくと、ストッパ−室27内でストッパ−
圧縮ばね29の力によって押されたセラミックからなる
ストッパ−28が飛び出し、整流子2とカ−ボンブラシ
8との接触がなくなりモ−タは停止する。よってカ−ボ
ンブラシ8が末期長さに至り、圧縮ばね17のばね圧の
低下等によるスパ−ク発生前に、モ−タが自動的に停止
する位置にストッパ−ユニット26のストッパ−室27
前面を設定することにより、カ−ボンブラシ寿命による
モ−タ停止時の整流子表面の荒れをなくすことができ
る。また、カ−ボンブラシ8交換時には、カ−ボンブラ
シ8のみの交換で済むため、サ−ビス対応時のコストダ
ウンを図れるとともに、より簡単な方法でカ−ボンブラ
シ8の交換を行うことができるとともに、2本目のカ−
ボンブラシ8でもストッパ−ユニット26が働くので、
2本目のカ−ボンブラシ8終了後の整流子2の荒れも防
ぐことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
整流子電動送風機の電機子の回転に伴いカーボンブラシ
が所定の長さまで磨耗したとき、カーボンブラシと整流
子間の通電を瞬時に遮断するようにすることにより、カ
−ボンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒
れをなくすことができる。
整流子電動送風機の電機子の回転に伴いカーボンブラシ
が所定の長さまで磨耗したとき、カーボンブラシと整流
子間の通電を瞬時に遮断するようにすることにより、カ
−ボンブラシ寿命によるモ−タ停止時の整流子表面の荒
れをなくすことができる。
【0024】本発明の請求項2記載の発明によれば、一
端がカーボンブラシの整流子側の一面に当接するばね性
を有する金属片を備え、前記カーボンブラシの金属片の
一端が当接する同一面の後端部に絶縁部材を配すること
により、カーボンブラシが末期長さに至ったときカーボ
ンブラシと金属片との接触がブラシホルダー後端部の絶
縁部材で遮断されるため、カーボンブラシと整流子間の
通電を確実に遮断することができる。
端がカーボンブラシの整流子側の一面に当接するばね性
を有する金属片を備え、前記カーボンブラシの金属片の
一端が当接する同一面の後端部に絶縁部材を配すること
により、カーボンブラシが末期長さに至ったときカーボ
ンブラシと金属片との接触がブラシホルダー後端部の絶
縁部材で遮断されるため、カーボンブラシと整流子間の
通電を確実に遮断することができる。
【0025】本発明の請求項3記載の発明によれば、カ
−ボンブラシの金属片の一端が当接する同一面の後端部
に設けられ断面略三角状の切り欠きを設け、前記金属片
のカーボンブラシに当接する端部を鈍角に折り曲げ、前
記切り欠きの整流子側の面をカーボンブラシの軸方向に
直行するようにし、さらに反整流子側面をカーボンブラ
シの軸方向に対し斜めに成るように形成することによ
り、カーボンブラシが末期長さに至ったとき、金属片の
先端は、三角状の切り欠きへと落ち込み、カーボンブラ
シは反整流子側に付勢され、通電が遮断され、カーボン
ブラシに別部品の絶縁部材を配することなく、モ−タ停
止時の整流子表面の荒れをなくすことができる。
−ボンブラシの金属片の一端が当接する同一面の後端部
に設けられ断面略三角状の切り欠きを設け、前記金属片
のカーボンブラシに当接する端部を鈍角に折り曲げ、前
記切り欠きの整流子側の面をカーボンブラシの軸方向に
直行するようにし、さらに反整流子側面をカーボンブラ
シの軸方向に対し斜めに成るように形成することによ
り、カーボンブラシが末期長さに至ったとき、金属片の
先端は、三角状の切り欠きへと落ち込み、カーボンブラ
シは反整流子側に付勢され、通電が遮断され、カーボン
ブラシに別部品の絶縁部材を配することなく、モ−タ停
止時の整流子表面の荒れをなくすことができる。
【0026】本発明の請求項4記載の発明によれば、カ
−ボンブラシの反整流子側端部に絶縁物から成る覆体を
固着することにより、カーボンブラシが末期長さに至っ
たとき、ブラシホルダーに設けた金属片はカーボンブラ
シ表面から、絶縁物から成る覆体へと移動し、カーボン
ブラシとブラシホルダー間の電力供給が遮断され、その
結果モータも自動的に停止する。また、カーボンブラシ
交換時にカーボンブラシのみの交換で済むため、サービ
ス対応が容易である。
−ボンブラシの反整流子側端部に絶縁物から成る覆体を
固着することにより、カーボンブラシが末期長さに至っ
たとき、ブラシホルダーに設けた金属片はカーボンブラ
シ表面から、絶縁物から成る覆体へと移動し、カーボン
ブラシとブラシホルダー間の電力供給が遮断され、その
結果モータも自動的に停止する。また、カーボンブラシ
交換時にカーボンブラシのみの交換で済むため、サービ
ス対応が容易である。
【0027】本発明の請求項5記載の発明によれば、カ
−ボンブラシの凹部内にばねなどの弾性部材で整流子側
に常時される絶縁部材を配し、電機子の回転に伴いカ−
ボンブラシが所定の長さまで磨耗したとき、前記絶縁部
材の整流子側端部が突出するようにすることにより、カ
−ボンブラシが末期長さに至ると凹部内の絶縁部材が飛
び出すため、整流子とカ−ボンブラシとの接触がなくな
りモータは停止する。また、カーボンブラシ交換時にカ
ーボンブラシのみの交換で済むため、サービス対応が容
易である。また、弾性部材で整流子側に常時附勢される
絶縁部材は整流子との接触面積が小さくて済むので、複
数回の交換にも十分に耐え得る。
−ボンブラシの凹部内にばねなどの弾性部材で整流子側
に常時される絶縁部材を配し、電機子の回転に伴いカ−
ボンブラシが所定の長さまで磨耗したとき、前記絶縁部
材の整流子側端部が突出するようにすることにより、カ
−ボンブラシが末期長さに至ると凹部内の絶縁部材が飛
び出すため、整流子とカ−ボンブラシとの接触がなくな
りモータは停止する。また、カーボンブラシ交換時にカ
ーボンブラシのみの交換で済むため、サービス対応が容
易である。また、弾性部材で整流子側に常時附勢される
絶縁部材は整流子との接触面積が小さくて済むので、複
数回の交換にも十分に耐え得る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す整流子電動送風機
のブラシホルダ−通常時における断面図
のブラシホルダ−通常時における断面図
【図2】同ブラシホルダ−のブラシ末期時における断面
図
図
【図3】本発明の第2の実施例を示す整流子電動送風機
のブラシホルダ−の通常時における断面図
のブラシホルダ−の通常時における断面図
【図4】同ブラシホルダ−のブラシ末期時における断面
図
図
【図5】本発明の第3の実施例を示す整流子電動送風機
のカ−ボンブラシ及び覆体の分解斜視図
のカ−ボンブラシ及び覆体の分解斜視図
【図6】同ブラシホルダ−の通常時における断面図
【図7】同ブラシホルダ−のブラシ末期時における断面
図
図
【図8】本発明の第4の実施例を示す整流子電動送風機
のカ−ボンブラシの後面図
のカ−ボンブラシの後面図
【図9】同整流子電動送風機のストッパ−ユニットの外
観斜視図
観斜視図
【図10】同ブラシホルダ−の通常時における断面図
【図11】同ブラシホルダ−のブラシ末期時における断
面図
面図
【図12】従来例の整流子電動送風機を示す一部破断側
面図
面図
【図13】同整流子電動送風機のブラシホルダ−の外観
斜視図
斜視図
【図14】同整流子電動送風機のブラシホルダ−の一部
破断側面図
破断側面図
2 整流子 7 ブラシホルダ− 8 カ−ボンブラシ 17 圧縮ばね 20 金属片 21 絶縁部材 22 金属片 23 切り欠き 24 覆体 28 ストッパ− 29 ストッパ−圧縮ばね
Claims (5)
- 【請求項1】 整流子を有する電機子と、界磁コイルか
ら成る界磁と、カ−ボンブラシおよびカ−ボンブラシを
前記整流子側に附勢するばねを内蔵したブラシホルダ−
とを備え、前記電機子の回転に伴いカ−ボンブラシが所
定の長さまで磨耗したとき、カ−ボンブラシと整流子間
の通電を瞬時に遮断するようにした整流子電動送風機。 - 【請求項2】 ブラシホルダ−に設けられ一端がカ−ボ
ンブラシの整流子側の一面に当接するばね性を有する金
属片を備え、前記ブラシホルダ−を樹脂または内面を絶
縁物で覆った金属で形成し、前記カ−ボンブラシの金属
片の一端が当接する同一面の後端部に絶縁部材を配した
請求項1記載の整流子電動送風機。 - 【請求項3】 ブラシホルダ−に設けられ一端がカ−ボ
ンブラシの整流子側の一面に当接するばね性を有する金
属片と、前記カ−ボンブラシの金属片の一端が当接する
同一面の後端部に設けられ断面略三角状の切り欠きとを
有し、前記金属片のカ−ボンブラシに当接する端部を鈍
角に折り曲げ、前記切り欠きの整流子側の面をカ−ボン
ブラシの軸方向に直交するようにし、さらに反整流子側
面をカ−ボンブラシの軸方向に対し斜めに成るように形
成した請求項1記載の整流子電動送風機。 - 【請求項4】 ブラシホルダ−に設けられ一端がカ−ボ
ンブラシの整流子側の一面に当接するばね性を有する金
属片を備え、前記ブラシホルダ−を樹脂または内面を絶
縁物で覆った金属で形成し、前記カ−ボンブラシの反整
流子側端部に絶縁物から成る覆体を固着した請求項1記
載の整流子電動送風機。 - 【請求項5】 カ−ボンブラシの反整流子側端部に凹部
を設け、前記凹部内にばねなどの弾性部材で整流子側に
常時附勢される絶縁部材を配し、電機子の回転に伴いカ
−ボンブラシが所定の長さまで磨耗したとき、前記絶縁
部材の整流子側端部が突出するようにした請求項1記載
の整流子電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5581097A JPH10257735A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 整流子電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5581097A JPH10257735A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 整流子電動送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10257735A true JPH10257735A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13009294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5581097A Pending JPH10257735A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 整流子電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10257735A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6933650B2 (en) * | 2003-01-14 | 2005-08-23 | Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. | Wear indicator |
JP2006026798A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Makita Corp | 電動工具 |
JP2011188646A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Kitashiba Electric Co Ltd | 電動モータおよび電動モータの製造方法 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP5581097A patent/JPH10257735A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6933650B2 (en) * | 2003-01-14 | 2005-08-23 | Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd. | Wear indicator |
JP2006026798A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Makita Corp | 電動工具 |
JP2011188646A (ja) * | 2010-03-09 | 2011-09-22 | Kitashiba Electric Co Ltd | 電動モータおよび電動モータの製造方法 |
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