JPH10255009A - 非接触データキャリア用収納器 - Google Patents
非接触データキャリア用収納器Info
- Publication number
- JPH10255009A JPH10255009A JP9054944A JP5494497A JPH10255009A JP H10255009 A JPH10255009 A JP H10255009A JP 9054944 A JP9054944 A JP 9054944A JP 5494497 A JP5494497 A JP 5494497A JP H10255009 A JPH10255009 A JP H10255009A
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- uncontacted
- interrogator
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- Pending
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Abstract
すること及び質問器の誤動作を防止することができる非
接触データキャリア用収納器を提供する。 【解決手段】 この非接触データキャリア用収納器46
は、非接触データキャリア41の収納空間を導電性材料
により立体的に包囲してなるもので、これにより磁気遮
蔽構造を持つ非接触データキャリア用収納器46が実現
される。よって、この収納器46に非接触データキャリ
ア41を収納して個人が携帯すれば、その個人が、他の
非接触データキャリアシステムのアンテナフィールド内
に入っても、他の非接触データキャリアシステムの質問
器からの電磁波が非接触データキャリア用収納器46内
に入り込むことがなくなり、非接触データキャリア41
の内部情報が他の非接触データキャリアシステムの質問
器によってアクセスされる等の意図しない交信が行われ
ることがなくなる。
Description
リア及び非接触データキャリアを搭載した物品を収納す
るための非接触データキャリア用収納器に関する。
用のデータを記憶したタグを取り付けておき、電磁波等
を用いて記憶データの読出し、書き込みを行う自動識別
システムの一種である。このシステムでは、データへの
アクセスを非接触で行う非接触データキャリアシステム
が主流となっている。この非接触データキャリアシステ
ムは非接触データキャリアと呼ばれる応答器とホスト側
に接続される質問器とで構成され、これら応答器と質問
器の間で、磁気、誘導電磁界、マイクロ波(電波)等の
伝送媒体を介して情報の交信を非接触で行う。
全体構成を示す。質問器10は、質問器10の全体制御
を行う主制御部11と、応答器20より受信したタグ情
報等を蓄積する読み出し/書き込み可能なRAM等の記
憶部12と、ホスト装置30とのデータの入出力を制御
するインターフェース部13と、送信情報をパラレル信
号からシリアル信号に変換し、且つ応答器20からの受
信信号をシリアル信号からパラレル信号に変換する信号
変換部14と、送信信号を例えばASK(Amplitude Sh
ift Keying)方式、FSK(Frequency Shift Keying)
方式等で伝送用の信号に変調する変調部15と、受信信
号を復調する復調部16と、送信アンテナ17と、受信
アンテナ18とを備えて構成される。
を行う主制御部21と、タグ情報を蓄積するEEPRO
M等の電源バックアップ不要な記憶部22と、送信情報
をパラレル信号からシリアル信号に変換し、且つ質問器
10からの受信信号をシリアル信号からパラレル信号に
変換する信号変換部23と、送信信号をASK方式、F
SK方式等で伝送用の信号に変調する変調部24と、受
信信号を復調する復調部25と、送信アンテナ26と、
受信アンテナ27とを備えて構成される。
信手順について説明すると、質問器10は、まず応答器
20に対するタグ情報読取りのための質問信号を発信す
る。応答器20は該質問信号の受信可能な範囲に入ると
これを受信して、記憶部22に記憶されているタグ情報
を応答信号として発信する。この応答信号を質問器10
が受信、解読して、タグ識別情報としてホスト装置30
に送る。
は、半導体メモリの利用によって記憶容量を多くとるこ
とができ、またデータの書き換えが可能であるため、今
後様々なカテゴリーにおける進出が期待されている。
データキャリアシステムに用いられる非接触データキャ
リアは、受動的ないわゆるパッシブタイプであるため、
例えば非接触データキャリアをIDカードのように個人
認証用の媒介として用いた場合、その非接触データキャ
リアの所有者が他の非接触データキャリアシステムのア
ンテナフィールド内に入った場合、当該非接触データキ
ャリアの持つ情報を提示する、しないにかかわらず情報
通信が行われ、内部のデータがアクセスされるという問
題がある。また、前記アンテナフィールド内に近接の周
波数を利用する別の非接触データキャリアが存在した場
合、質問器の動作異常が発生するという問題がある。
になされたものであり、非接触データキャリアの内部情
報の漏洩防止などセキュリティの向上を図るとともに、
質問器の誤動作を防止することができる非接触データキ
ャリア用収納器を提供することを主な目的とする。
ャリア用収納器は、記憶素子を含む回路部品とアンテナ
とを有する非接触データキャリア用の収納器において、
導電性材料により収納空間を実質的に包囲してなること
を特徴としている。
接触データキャリアの収納空間を導電性材料により実質
的に包囲して磁気遮蔽したことで、収納空間内に収納さ
れた非接触データキャリアのアンテナに対して外部の電
磁波が干渉することがなくなる。これにより、非接触デ
ータキャリアの所有者が他の非接触データキャリアシス
テムのアンテナフィールド内に入っても、非接触データ
キャリアの内部情報が他の非接触データキャリアシステ
ムの質問器によってアクセスされる等の意図しない交信
が行われることがなくなる。
問器側からみても、そのシステムのアンテナフィールド
内に近接の周波数を利用する別の非接触データキャリア
が入り込んだ場合の誤動作が発生することがなくなる。
て図面に基づいて説明する。
ータキャリア用収納器に収納される非接触データキャリ
ア41は、銅製のコイルからなるアンテナ42と、記憶
素子を含む各種回路を内蔵したICチップ43を表面実
装してなる回路基板44とを樹脂製の外装樹脂45によ
り包囲して形成されたものである。但し、本発明は、非
接触データキャリアの形状や構造に限定されるものでは
なく、後述するように、あらゆる形状と構造の非接触デ
ータキャリアを収納する収納器として適用し得るもので
ある。
用収納器46の一例を示す。この非接触データキャリア
用収納器46は、非接触データキャリア41を形態する
際の収納器として利用されるものである。勿論、その他
の用途にも利用可能である。よって、非接触データキャ
リア用収納器46の形状、サイズは非接触データキャリ
ア41の形状、サイズ、或いは用途に合せて適宜選択す
ることができる。
納器46は、いわゆるタブレット型の非接触データキャ
リア41の外形に適合して作製されたものである。この
非接触データキャリア用収納器46は、非接触データキ
ャリア41の収納空間を導電性材料により立体的に包囲
してなるものであり、より具体的には導電性材料を用い
て例えば一体成形により作製されたものである。導電性
材料としては、各種工業用のものを用いることが可能で
あり、アルミニウム、スチール、導電性プラスチック等
を例示することができる。このように、導電性材料によ
り収納空間が包囲されていることで磁気遮蔽構造を持つ
非接触データキャリア用収納器46が実現される。
カードのように個人認証用の媒介として用いる場合、前
述したような非接触データキャリア用収納器46に非接
触データキャリア41を収納して個人が携帯すれば、そ
の個人が、他の非接触データキャリアシステムのアンテ
ナフィールド内に入っても、他の非接触データキャリア
システムの質問器からの電磁波が非接触データキャリア
用収納器46内に入り込むことがなくなり、非接触デー
タキャリア41の内部情報が他の非接触データキャリア
システムの質問器によってアクセスされる等の意図しな
い交信が行われることがなくなる。
収納器は、外部からの電磁波を遮蔽することができれ
ば、その材質、形状等に制限されるものではない。例え
ば、図3に示されるように、袋状の非接触データキャリ
ア用収納器47としても差支えない。あらゆる形状の非
接触データキャリア41を収納できる意味でこのような
袋状の非接触データキャリア用収納器47の利便性は高
いものと言える。
触データキャリア41に対しては、特に外圧による変形
防止や薄型性の維持を考慮して、その非接触データキャ
リア41の外形に適合したカード型の非接触データキャ
リア用収納器48とすることが有用である。さらに、カ
ード型の非接触データキャリア41に対しては、図5に
示すように挿入型の非接触データキャリア用収納器49
とすることも可能である。この場合、完全な磁気遮蔽構
造をとれないが、挿入口の幅はカード型非接触データキ
ャリア41の厚さ寸法程度にすぎず、しかもその挿入口
は非接触データキャリア41のアンテナの送受信面に対
して垂直な面に設けられているので、外部機器との意図
しない交信が行われる確率は現実的に極めて低い。
非接触データキャリアの樹脂封止体を収納する収納器で
あることに限定されない。すなわち、非接触データキャ
リアの樹脂封止体を搭載した何らかの物品を収納する収
納器としても利用可能である。例えば、図6に示すよう
に、非接触データキャリア41を取り付けた鍵51を収
納する収納器としての利用が考えられ、この場合キーホ
ルダ型の非接触データキャリア用収納器51のような形
状のものが好適である。
材料からなる非接触データキャリア用収納器について述
べたが、非接触データキャリアの収納空間を磁気遮蔽で
きれば、例えば収納器の外装或いは内装を導電性材料で
被覆するだけでよいことは言うまでもない。この場合の
導電性材料としては、導電性を有するアモルファス系の
材料、アルミ蒸着フィルム、アルミラミネートフィルム
等を例示できる。
ナの持つ指向角度によっては、非接触データキャリアの
必ずしも全体を導電性材料で覆う必要はなく、例えばア
ンテナの送受信面と対向する部位のみを導電性材料によ
り覆うようにしてもよい。
タキャリア用収納器によれば、非接触データキャリアの
収納空間を導電性材料により実質的に包囲して磁気遮蔽
したことで、収納空間内に収納された非接触データキャ
リアのアンテナに対して外部の電磁波が干渉することが
なくなる。これにより、非接触データキャリアの所有者
或いは所有物が、他の非接触データキャリアシステムの
アンテナフィールド内に入っても、非接触データキャリ
アの内部情報が他の非接触データキャリアシステムの質
問器によってアクセスされる等の意図しない交信が行わ
れることがなくなり、非接触データキャリアの持つ情報
の漏洩防止などセキュリティ面の向上を図るとともに、
質問器の誤動作を防止することができる。
用収納器に収納される非接触データキャリアを示す斜視
図
ャリア用収納器を示す斜視図
タキャリア用収納器を示す斜視図
非接触データキャリア用収納器を示す斜視図
非接触データキャリア用収納器を示す斜視図
非接触データキャリア用収納器を示す斜視図
構成を示すブロック図
ア用収納器
Claims (1)
- 【請求項1】 記憶素子を含む回路部品とアンテナとを
有する非接触データキャリア用の収納器において、 導電性材料により収納空間を実質的に包囲してなること
を特徴とする非接触データキャリア用収納器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9054944A JPH10255009A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 非接触データキャリア用収納器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9054944A JPH10255009A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 非接触データキャリア用収納器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10255009A true JPH10255009A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12984769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9054944A Pending JPH10255009A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 非接触データキャリア用収納器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10255009A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005228292A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 物品位置検出方法、無線タグ位置校正システムおよび物品位置検出装置 |
JP2008539530A (ja) * | 2005-04-26 | 2008-11-13 | トーマス・ワード・ハンフリー | 無線周波数idタグ |
US8060005B2 (en) | 2005-07-18 | 2011-11-15 | Oberthur Technologies | Method and device for providing active security to a contact-free electronic device |
CN114675582A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-06-28 | 许知坚 | 一种基于大数据的信息安全智能管控系统 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9054944A patent/JPH10255009A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005228292A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 物品位置検出方法、無線タグ位置校正システムおよび物品位置検出装置 |
JP4606089B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2011-01-05 | パナソニック株式会社 | 物品位置検出方法および無線タグ位置校正システム |
JP2008539530A (ja) * | 2005-04-26 | 2008-11-13 | トーマス・ワード・ハンフリー | 無線周波数idタグ |
US8060005B2 (en) | 2005-07-18 | 2011-11-15 | Oberthur Technologies | Method and device for providing active security to a contact-free electronic device |
CN114675582A (zh) * | 2022-04-20 | 2022-06-28 | 许知坚 | 一种基于大数据的信息安全智能管控系统 |
CN114675582B (zh) * | 2022-04-20 | 2023-01-24 | 希博(张家港)科技有限公司 | 一种基于大数据的信息安全智能管控系统 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060530 |