JPH102546A - 石油暖房器の制御装置 - Google Patents

石油暖房器の制御装置

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JPH102546A
JPH102546A JP17561696A JP17561696A JPH102546A JP H102546 A JPH102546 A JP H102546A JP 17561696 A JP17561696 A JP 17561696A JP 17561696 A JP17561696 A JP 17561696A JP H102546 A JPH102546 A JP H102546A
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Osamu Niwa
治 丹羽
Keiichi Kato
圭一 加藤
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房器に表示する最大発熱量とバーナの最大
発熱量とをほぼ一致させた暖房器に適するお部屋を素早
く暖める機能に関するものである。 【構成】 温度設定手段6と、温度検出手段7とを設
け、両手段6・7からの温度データに基づいて、バーナ
2の発熱量を制御する燃焼量可変手段8を設ける。運転
スイッチ4の信号で着火したバーナ2の発熱量を、着火
から所定時間の間は強制的に最大発熱量よりも少ない所
定発熱量以下に制御する燃焼制御手段9を設け、更に、
燃焼制限手段9で制限を解除した燃焼量可変手段8が最
大発熱量を選択した時、最大発熱量以上の最高発熱量燃
焼を所定時間維持する速暖燃焼手段10を設ける。ま
た、この速暖手段10は温度設定手段6と温度検出手段
7の温度差が小の時に不作動になり、また、前記燃焼制
限手段9の動作が終了しても、枠体1内の第二温度検出
手段7aが特定温度になってから速暖燃焼手段10が作
動状態になるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は効果的に室内を暖房す
る石油暖房器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンヒータや吸排気式の暖房器では室
内の温度をあらかじめ設定した温度と一致するように、
バーナの発熱量を制御する燃焼量可変手段を持ったもの
がある。そして、取扱者がセットした室温に対して、実
際の室温が非常に低い時には、バーナに点火すると点火
直後から数分間あらかじめ通常の最大発熱量以上の最高
発熱量で燃焼することによって、素早い室温の立ち上が
りが得られるとしたものがある。
【0003】一方、バーナの最大発熱量に関して、暖房
する室内の広さを選択する機構を持ったものがあり、こ
の機構は同じバーナを使ったまま8畳用にセットすると
最大発熱量が3200Kcalに制限され、6畳用にセ
ットすると2300Kcalに制限される機構である。
そして、このような機構と前記の点火時などに一時的に
最高発熱量で燃焼する機構と組み合わせたものが多数あ
り、宣伝文などでは暖房するお部屋が選べるとか、点火
時にお部屋を素早く暖めることができる、と謳った暖房
器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような特徴を持っ
た暖房器は部屋を暖房するために表示した最大発熱量
を、使用するバーナの最大発熱量に該当させずに、バー
ナにとって実際は余裕のある発熱量を表示しておき、使
用する部屋を想定して暖房器の枠体の大きさを決め、暖
房器に表示する最大発熱量がバーナの最大発熱量よりも
低い値で決定される場合が多い。
【0005】このようにバーナの発熱量に余裕があるか
ら、点火直後であってもあらかじめ表示した最大発熱量
以上の最高発熱量で燃焼が可能になるものである。そし
て、遮熱板を効果的に使って枠体内に熱がこもらない構
造にしたり、バーナから発生した熱量を効果的に放熱し
て室内暖房に使えば、暖房器の点火直後の最大発熱量を
バーナの最大発熱量と一致させて表示し、バーナの最大
発熱量がいつでも使用できるようにすることも可能であ
る。
【0006】このように枠体構造などを改善して、バー
ナの最大発熱量と暖房器の最大発熱量とを一致させた方
が、高度な技術を使う良心的な設計であると考えられる
が、実際は表示の発熱量を少なくして点火直後に最高発
熱量で3〜5分燃焼できる機構の方が、取扱者に新しい
機能付きといったイメージを植え付け、バーナの最大発
熱量と暖房器に表示した最大発熱量を一致させるべく努
力した暖房器の方が、機能が不足する劣った暖房器であ
るかの受け取り方をされる場合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は最大発熱量で
燃焼するバーナを用いて、一時的ではあるが最大発熱量
以上の最高発熱量によって、燃焼できるようにする石油
暖房器の制御装置であって、枠体1内にバーナ2と、該
バーナ2が連結した燃焼室3とを設け、運転スイッチ4
の信号によってバーナ2へ供給された燃料に着火する点
火手段5を備え、該燃焼室3壁によって室内空気を加熱
して室内を暖房すると共に、暖房する室内の温度を設定
する温度設定手段6と、温度を検出する温度検出手段7
とを設け、温度設定手段6と温度検出手段7との信号に
よって、バーナ2の発熱量を制御する燃焼量可変手段8
を有する石油暖房器において、運転スイッチ4の信号で
着火したバーナ2の発熱量を着火から所定時間は最大発
熱量よりも少ない所定発熱量以下に制御する燃焼制限手
段9と、該燃焼制限手段9による燃焼量可変手段8の燃
焼制限解除後の最大発熱量設定時に、最大発熱量以上の
最高発熱量を所定時間維持する速暖燃焼手段10とを設
け、最大発熱量以上の最高発熱量にも係わらず、安定し
た燃焼を可能にしたものである。
【0008】また、温度設定手段6と温度検出手段7の
差信号が小の時に、速暖燃焼手段10が不作動状態とす
れば、燃焼室3壁と熱交換する室内温度が高い為に、燃
焼室3壁の温度上昇が早く、燃焼室3壁の温度が異常高
温になるのを防いでいる。
【0009】また、枠体1に第二温度検出手段7aを設
け、第二温度検出手段7aの検出温度信号が特定温度の
時に、速暖燃焼手段10が作動状態とすれば、例えば、
バーナ2の気化部の温度を検出する第二温度検出手段7
aが安定した特定温度を検出することによって、バーナ
2は最高発熱量の燃焼を開始することができるものであ
る。
【0010】
【作用】この発明は一般化した点火時にお部屋を素早く
暖める機能を、暖房器に表示した最大発熱量とバーナ2
の実際の最大発熱量とをほぼ一致させた暖房器におい
て、点火直後という条件を外すことによってお部屋を素
早く暖める機能がはじめて実現したものである。バーナ
2に点火すると燃焼制限手段9の働きで、バーナ2は点
火直後の燃焼可能の発熱量よりも少ない燃焼量を維持し
て燃焼し、その後、燃焼制限手段9が不作動になってか
らは、所定時間ではあるが速暖燃焼手段10によって最
高発熱量燃焼を可能としている。そして、燃焼の継続中
にバーナ2の気化部の温度などが次第に低下して燃焼不
良を起こす前に、速暖燃焼手段10が作動を中止して通
常の最大発熱量に戻るものである。
【0011】この燃焼制限手段9が作動している間に、
気化部を始めとしてバーナ2が最高発熱量燃焼に適する
温度分布となり、気化不良で異常燃焼を起こすことな
く、速暖燃焼手段10によって最高発熱量燃焼が実現で
きたもので、例え、点火操作直後に最高発熱量にならな
くとも、バーナ2は通常の最大燃焼量を継続した時より
も多くの熱エネルギーを室内に放出できるものである。
【0012】また、速暖燃焼手段10が作動している時
は燃焼室3などから効率的に放熱する必要があり、温度
設定手段6と温度検出手段7の差信号が小の時に、速暖
燃焼手段10を不作動状態とすることによって、燃焼室
3壁の温度が放熱不良で異常高温になるトラブルを事前
に防いでいる。
【0013】また、速暖燃焼手段10が作動するために
は、各部の温度が最高燃焼量の燃料を気化・燃焼する温
度になっている必要があり、枠体1内に第二温度検出手
段7aを設け、該第二温度検出手段7aが安定した特定
温度を検出することによって、速暖燃焼手段10が作動
をしても、バーナ2は最高発熱量の燃焼を異常燃焼を伴
わずに実現できるようになった。
【0014】
【実施例】図に示す実施例によってこの発明を説明する
と、1は暖房器の枠体、2は枠体1内に設けたバーナ、
3はバーナ2の上部に接続した燃焼室、11は枠体1の
背部から前部にかけて連通する空気流路であり、該空気
流路11の中に燃焼室3が配置してある。
【0015】12は空気流路11にのぞむ枠体1の背部
に設けた対流ファン、13は空気流路11にのぞむ枠体
1の前部に設けた温風吹出口であり、前記燃焼室3は空
気流路11の中に位置しており、対流ファン12によっ
て空気流路11を通過する室内空気は燃焼室3壁付近を
通過する時に加熱され、温風となって温風吹出口13か
ら吹き出している。図に示す実施例の暖房器は開放型で
あり、燃焼室3は温風流路11に開口し、燃焼排気ガス
は空気流路11から温風吹出口13を経て室内に排気し
ている。
【0016】4は枠体1の操作部に設けた運転スイッ
チ、14はバーナ2に燃焼空気を供給する燃焼用ファ
ン、15はバーナ2に燃料を供給するための燃料ポン
プ、5はバーナ2に供給された燃料に着火するための点
火手段であり、該点火手段5はバーナ2の気化部の予熱
ヒータを兼用しており、運転スイッチ4の操作によって
点火手段5が作動すると、バーナ2の予熱を行ない、予
熱完了後バーナ2へ送られた燃料に着火し、また、バー
ナ2に供給される燃焼用空気によって燃焼が継続され
る。
【0017】6は暖房器の操作部に設けた希望する室温
をセットする温度設定手段、7は室内空気の温度を検出
する温度検出手段、16は温度設定手段6と温度検出手
段7の温度データを比較する比較手段であり、両温度デ
ータの差信号を出力する。8は比較手段16から入力さ
れる温度設定手段6と温度検出手段7の差信号によっ
て、バーナ2の発熱量を制御する燃焼量可変手段であ
り、該燃焼量可変手段8は燃焼用ファン14と燃料ポン
プ15を制御して、室温が温度設定手段6でセットした
温度との一致するようにバーナ2の発熱量をコントロー
ルしている。
【0018】9は運転スイッチ4の操作で着火・燃焼を
開始したバーナ2が燃焼量可変手段8によって最大燃焼
量を行なわないようにする燃焼制限手段、17は運転ス
イッチ4の起動信号によってカウントを開始するタイマ
ーであり、該タイマー17は燃焼制限手段9の動作を規
制しており、該燃焼制限手段9は着火からタイマー17
で規定する所定時間の間は、バーナ2が最大燃焼量に満
たない燃焼量を維持して燃焼を継続させる働きがある。
【0019】バーナ2は着火から例えば5分の間は最大
燃焼量が選択されても、最大燃焼量よりも少ない燃焼量
で燃焼を継続し、この間に燃焼熱のフィードバックなど
によってバーナ2の気化部を始めとして全体が安定した
高温度を得るものである。この時、バーナ2が燃焼可能
だからといって最大燃焼量で燃焼を継続すると、フィー
ドバックする熱量の大部分が燃料の気化に使われ、短時
間にバーナ2の全体を安定した温度にすることはできな
い。
【0020】10は燃焼制限手段9による燃焼量の制限
を解除することによって、選択が可能となった最大発熱
量を燃焼量可変手段8が選択した時に、この最大発熱量
よりも更に大きな最高発熱量をバーナ2に指示させる速
暖燃焼手段であり、該速暖燃焼手段10には可変タイミ
ング回路を内装しており、各種入力信号の条件によって
規定するゼロを含む所定時間の間は、バーナ2が最高発
熱量を維持している。そして、最高発熱量燃焼のため
に、燃料の気化に熱エネルギーが使われて、バーナ2の
気化部が温度低下して、気化不良などから異常燃焼を起
こす前に所定時間が経過して、バーナ2は最大発熱量に
よる運転に戻るものである。
【0021】この暖房器のバーナ2の発熱量を高めてお
部屋を素早く暖める機能を構成する速暖燃焼手段10
は、温度設定手段6と温度検出手段7の差信号を比較手
段10から取り込んで、前記可変タイミング回路の作動
条件を決定する。即ち、温度設定手段6と温度検出手段
7の温度差が小となる時には、内装する可変タイミング
回路が速暖燃焼手段10の機能を停止するから、燃焼量
可変手段8が最大発熱量を選択しても燃焼量可変手段8
は最高発熱量を選択せず、バーナ2は最大発熱量による
燃焼となる。
【0022】もし、室温が設定温度に近い時に速暖燃焼
手段10を作動すると、室内空気で燃焼室3壁を冷却す
る能力が不足して、燃焼室3壁の温度上昇が進んで異常
高温になるトラブルが発生する恐れがあり、また、所定
時間とはいえ、速暖燃焼手段10が作動すると室温の上
昇が急に行なわれて、温度設定手段6でセットした室温
よりも逆に高くなって、室温が設定温度に近づきにくい
といった問題点があるが、この発明では速暖燃焼手段が
作動しないから、このようなトラブルを未然に防ぐこと
ができた。
【0023】7aは枠体1内に設けた第二温度検出手段
であり、該第二温度検出手段7aの検出温度信号は速暖
燃焼手段10の入力に接続されて、該速暖燃焼手段10
に内装した可変タイミング回路の作動条件を決定するた
めの信号となっており、第二温度検出手段7aが特定温
度を検出した時に、速暖燃焼手段10が作動状態となる
ものである。
【0024】例えば、枠体1内のバーナ2の気化部の温
度が検出できる位置に第二温度検出手段7aを取付け、
該第二温度検出手段7aが安定した特定温度を検出する
まで可変タイミング回路が所定時間を延長しており、そ
の後、バーナ2は最高発熱量の燃焼を開始することがで
きるものである。従って、第二温度検出手段7aが特定
温度を検出した時は、バーナ2の温度が安定し、最高燃
焼が可能であることを確認して速暖燃焼手段10が作動
するから、燃料の気化不良などで異常燃焼が発生しなく
なったものである。
【0025】また、枠体1内の空気流路11の外側の温
度が検出できる位置に、ハイリミットスイッチが取付け
られた時には、該ハイリミットスイッチに第二温度検出
手段7a働きをさせてもよく、また、室温を検出する位
置に設けた温度検出手段7に第二温度検出手段7aの働
きをさせてもよく、この場合、第二温度検出手段7aが
特定温度を検出するまでは速暖燃焼手段10が作動状態
となるようにしたから、もし、枠体1の温度がハイリミ
ット温度に近づいた時や、室温が高温になった時には、
速暖燃焼手段10が作動できなくなり、バーナ2の燃焼
量が低下することで、暖房器の安全性が維持できるよう
になったものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように暖房器に表示した最大発熱
量とバーナ2の実際の最大発熱量とをほぼ一致させた時
に、点火時にお部屋を素早く暖める機能を運用しようと
すると、バーナ2は点火直後から最大発熱量以上で燃焼
することになり、バーナ2からの熱のフィードバックが
不足して気化不良による異常燃焼を起こすことがあり、
結局、このような暖房器にはこの機能を取り付けること
ができないと考えられていた。
【0027】この発明はお部屋を素早く暖める機能は必
要な機能であると認識の上に立って、点火直後という従
来の条件を外すことによって、実質的なお部屋を素早く
暖める機能を実現したもので、バーナ2は点火直後の燃
焼可能となる発熱量よりも少ない発熱量燃焼を継続する
ことによって、数分後にはバーナー2の通常燃焼時の最
大発熱量以上の燃焼を可能にしており、エネルギー収支
からみて実質的にトータル発熱量を最大発熱量を継続す
る時よりも大きくできたものである。
【0028】また、従来の点火時にお部屋を素早く暖め
る機能は、バーナ2の大きさなどから決まる最大燃焼量
をよりも低めの燃焼量を、暖房器の最大発熱量とするこ
とで実現できるものであり、取扱者にこの機能が受け入
れられても、バーナ2の燃焼可能な最大発熱量との間の
エネルギー収支は明らかにマイナスであった。この発明
は例えば2300Kcalのバーナを使って、2500
Kcalに最大発熱量の増加を計ったバーナに対して、
更にお部屋を素早く暖める機能を付加する時に有効な構
造を提案する実用的な発明である。
【0029】また、お部屋を素早く暖める機能は、バー
ナ2の最大発熱量以上の燃焼を行なうから、室温が設定
温度に近くなっている時に機能すると、室温が上がり過
ぎて希望する室温に追従できない時がある。また、バー
ナ2の最大発熱量以上の燃焼を可能とするにはバーナ2
から室内への放熱が必要であり、室温が高いために燃焼
室3壁の温度が異常上昇する恐れがあるが、この発明で
は温度設定手段6と温度検出手段7の差信号が小の時
に、速暖燃焼手段10が不作動状態となって機能しない
ので、このようなトラブルを防ぐことができた。
【0030】更に、バーナ2が最大燃焼量以上で燃焼す
る時には、気化部を始めバーナ2の温度は一時的にせよ
供給された燃料が気化する温度が必要であり、枠体1内
に例えば気化部の温度を検出する第二温度検出手段7a
を設け、第二温度検出手段7aの検出温度信号が特定温
度の時になった時に速暖燃焼手段10が作動状態となる
から、点火時から所定時間経過後に速暖燃焼手段10が
必ず自動的に作動することはなくなり、燃焼可能を確認
してから速暖燃焼手段10が作動するので、燃焼不良は
発生しないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例を示す石油暖房器の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 枠体 2 バーナ 3 燃焼室 4 運転スイッチ 5 点火手段 6 温度設定手段 7 温度検出手段 7a 第二温度検出手段 8 燃焼量可変手段 9 燃焼制限手段 10 速暖燃焼手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体1内にバーナ2と、該バーナ2が連
    結した燃焼室3とを設け、運転スイッチ4の信号によっ
    てバーナ2へ供給された燃料に着火する点火手段5を備
    え、該燃焼室3壁によって室内空気を加熱して室内を暖
    房すると共に、暖房する室内の温度を設定する温度設定
    手段6と、温度を検出する温度検出手段7とを設け、温
    度設定手段6と温度検出手段7との信号によって、バー
    ナ2の発熱量を制御する燃焼量可変手段8を有する石油
    暖房器において、 運転スイッチ4の信号で着火したバーナ2の発熱量を着
    火から所定時間は最大発熱量よりも少ない所定発熱量以
    下に制御する燃焼制限手段9と、該燃焼制限手段9によ
    る燃焼量可変手段8の燃焼制限解除後の最大発熱量設定
    時に、最大発熱量以上の最高発熱量を所定時間維持する
    速暖燃焼手段10とを設けたことを特徴とする石油暖房
    器の制御装置。
  2. 【請求項2】 温度設定手段6と温度検出手段7の差信
    号が小の時に、速暖燃焼手段10が不作動状態となる請
    求項1記載の石油暖房器の制御装置。
  3. 【請求項3】 枠体1に第二温度検出手段7aを設け、
    第二温度検出手段7aの検出温度信号が特定温度の時
    に、速暖燃焼手段10が作動状態となる請求項1もしく
    は請求項2記載の石油暖房器の制御装置。
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