JPH10253763A - 岩石又は岩盤の破壊予知方法 - Google Patents

岩石又は岩盤の破壊予知方法

Info

Publication number
JPH10253763A
JPH10253763A JP9057632A JP5763297A JPH10253763A JP H10253763 A JPH10253763 A JP H10253763A JP 9057632 A JP9057632 A JP 9057632A JP 5763297 A JP5763297 A JP 5763297A JP H10253763 A JPH10253763 A JP H10253763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock
destruction
measurement
light
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9057632A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Hiruma
輝夫 晝馬
Taro Ando
太郎 安藤
Masaru Sugiyama
優 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP9057632A priority Critical patent/JPH10253763A/ja
Publication of JPH10253763A publication Critical patent/JPH10253763A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 岩石又は岩盤の微小破壊の発生地点を正確に
特定できる岩石又は岩盤の破壊予知方法を提供する。 【解決手段】 測定対象領域内の複数地点の地中の岩石
又は岩盤中に空洞を形成し、それぞれに光検出器を埋設
する。そしてそれぞれの光検出器を常時作動状態にし
て、空洞内部の光の有無及び光の強度の測定を通時的に
行なう。測定信号は信号処理地点に送信し、それぞれの
測定地点の位置と対応させて観察する。これによって岩
石又は岩盤で微小破壊が起きる際に発生する光を捉ら
え、発生地点と発生時期を検知し、引き続く破壊を予知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩石又は岩盤の微
小破壊に引き続く破壊を予知する岩石又は岩盤の破壊予
知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地震発生の際には、前兆現象として電磁
気現象や発光現象等の様々な異常現象が発生する。この
原因は、岩石又は岩盤が破壊される事前の微小破壊によ
るものであろうと考えられており、この前兆現象を検出
することによって、引き続く地震を予知することが可能
である。従来、この電磁気現象を利用した予知方法とし
ては、VAN法(P.Varotsos and M.Lazaridon:Techton
ophsics,188(1991)321)などがある。この方法は、地中
の複数地点に測線を張り、地電位を測定するものであ
る。また、発光現象に関しては、実験室レベルで岩石破
壊の際の発光が確認されているが(B.T.Brady and Glen
A.Rowell, Nature,321(1986))、実際の地震予知には利
用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記VAN法におい
て、岩石又は岩盤の微小破壊発生地点の特定は、各測定
地点で測定された地電位を相互比較し、発生方向を推定
することによって行なわれていた。しかし地電位は、雷
雲の影響や日常生活からでる電磁ノイズなどの影響が大
きく、発生地点の特定が困難であり、また特定されても
その誤差が大きいという問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、岩石又は岩盤の微小破壊の発生地点を正
確に特定できる岩石又は岩盤の破壊予知方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、岩石又は岩盤の前記微小破壊に引き続く
破壊を予知する岩石又は岩盤の破壊予知方法において、
測定対象領域内の複数地点の地中の岩石又は岩盤中に空
洞を形成し、それぞれに光検出器を埋設し、それぞれの
光検出器を常時作動状態にして、空洞内部での光の有無
及び光の強度の測定を通時的に行ない、測定結果を測定
信号に変換して、その測定信号を信号処理地点に送信
し、その信号処理地点において、測定信号をそれぞれの
測定地点の位置と対応させて観察することにより、岩石
又は岩盤で微小破壊が起きる際に発生する光を捉らえ、
これにより微小破壊の発生地点と発生時期を検知するこ
とを特徴としている。上記本発明によると、岩石又は岩
盤の微小破壊の検出に、破壊箇所から発生する光が利用
される。光は岩石又は岩盤中を伝搬しないので、空洞内
で発生した光のみが光検出器によって検出される。よっ
て、光が検出された場合、微小破壊の発生地点は、その
光の検出された光検出器の埋設されている地点と限定さ
れる。
【0006】また、複数地点に光検出器を埋設し、通時
的に光の有無及び強度を測定し、測定信号をそれぞれの
地点の位置と対応させていることから、微小破壊の発生
を逃すことなく捉えることができ、光の強度より微小破
壊の規模、さらに微小破壊が時間とともに移動してる場
合には、それらの関係より破壊の進行方向、速度等が検
出される。
【0007】更に、測定信号は信号処理地点に送信され
るので、危険箇所で微小破壊の測定が行なわれる場合で
あっても、信号処理地点を安全な所に設置することによ
って、測定信号の観察・解析等を危険性のない状態で行
なうことができる。
【0008】また、本発明は、空洞を形成する測定地点
を測定対象領域内に一定間隔で分散させて配置したこと
を特徴としてもよい。
【0009】上記本発明によると、対象領域内を均等に
測定でき、送信された信号をそれぞれの測定地点の位置
と対応させて観察・解析等を行なう場合に、情報が整理
しやすい。
【0010】さらに、本発明は、上記の測定地点のそれ
ぞれに複数個の前記光検出器を配置したことを特徴とし
てもよい。
【0011】上記本発明によると、一地点に複数個の光
検出器が配置されているので、偶発的に一つの光検出器
にノイズとして光が入射した場合でも、同地点の他の光
検出器の信号と比較することによってこの情報を排除す
ることができる。
【0012】なお、本発明において、岩石又は岩盤と
は、天然の岩石又は岩盤に限定することなく、トンネ
ル、岸壁等における、壁面の崩落防止用にコンクリート
等で形成された岩壁も含むものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。なお、同一部分には同
一符号を付すこととする。
【0014】図1は、本発明の第1実施形態形態に係る
岩石又は岩盤の破壊予知方法を適用したシステムの説明
図であり、図2は、図1における、岩石又は岩盤中に設
けられた個々の光検出器埋設地点1を拡大した拡大垂直
断面図である。
【0015】第1実施形態に係る岩石又は岩盤の破壊予
知方法は、空中写真等を用いて予め探査された、断層が
存在する地域に適用されている(図1参照)。それは、
地震の前兆減少として岩石又は岩盤に力がかかった場
合、地殻中の断層部は地盤が弱いため、他の部分に比べ
て微小破壊が起こりやすく、本発明が最も効果的に適用
できるからである。
【0016】まず、図1中において楕円で囲んである光
検出器埋設部1を図2を用いて説明する。個々の光検出
器埋設部1には、地表2から地中の岩盤3まで細孔4が
形成されており、細孔4の先端から更に下方には、球形
の空洞5が形成されている。その空洞5の内部には、空
洞5内壁の崩落、及び光検出器の汚れ防止のため地上よ
り透光性樹脂が注入され、硬化して樹脂成型体6を形成
している。
【0017】また、細孔4の先端で樹脂成型体6との境
界部7には、光検出器として4個(図2において記載さ
れているのはそのうち2個である)のPMT(光電子増
倍管)8、がその受光面を下にして設置されている。な
お、受光面と樹脂成型体6との間は密着することによっ
て光学的に接続されている。また、細孔4の上部は蓋9
によって遮光されている。
【0018】次に本実施形態と形態の方法を適用したシ
ステムの全体の構成を図1を用いて説明する。断層が存
在する領域内の、格子点状に配列されている複数地点
(A〜P)に、上述した光検出器埋設部1がそれぞれ設
けられている。それぞれの光検出器埋設部1のPMT8
には複線のコード10が接続されており、そのコード1
0の他端は地盤の安定している所に設置された信号処理
施設100内の電力供給源101、及び信号処理装置1
02へと接続されている。ここで、コード10は切断等
の危険性を減少させるため地中を通して配線してある。
PMT8への電力供給はこのコード10を介して信号処
理施設100内の電力供給源101より行なわれる。ま
た、信号処理装置102は、PMT8より送信されてき
た検出光子数を表す信号を測定地点の位置座標及び検出
時間と対応させる処理をするもので、その処理結果はプ
リンタ103で出力できるようになっている。さらに、
信号処理装置102では、それぞれの測定地点にPMT
が4個設置されているため、それぞれ4つの信号が送信
されてくるが、偶発的なノイズを除去するために1個の
PMTにおいてのみ異常な数値を示した場合は、それを
排除するようになっている。
【0019】信号処理装置102では、様々な表示方法
が考えられるが、例えば、図3に示すように、横軸20
0を時間にとって通時的に各測定地点(A〜P)の検出
光子数を表す方法と、図4に示すように、基準となる測
定地点(例えば点A)を原点として、縦軸301を測定
領域の南北方向に、横軸302を東西方向にとり、他の
測定地点(B〜P)を実際の位置座標と対応したグラフ
上の座標上に配置し、ある時間での、それぞれの検出光
子数を黒丸の直径で表す方法を選択できるようにしてお
く。
【0020】次に、本実施形態に係る岩石又は岩盤の破
壊予知方法を説明する。まず、電力供給源101よりP
MT8に電力を供給しPMT8を作動状態にし、さらに
信号処理装置102、及びプリンタ103もスイッチを
入れ、測定を開始する。信号処理装置102の表示方法
は、図3で示した通時的に検出光子数を表す方法にし
て、プリンタ103で通時的に出力を続ける。正常時、
すなわち岩石又は岩盤中に微小破壊が生じていない状態
においては、空洞5の内部には光が存在しないので、プ
リンタ103の検出光子数はノイズレベルを示し続ける
(図3(a)の部分)。
【0021】前兆現象の発生時(時刻t1)、すなわち
地震等の原因となる岩石又は岩盤破壊の前兆として例え
ば点Eで空洞5の内壁に微小破壊が生じた場合、この微
小破壊箇所で光が発生する。この光は空洞5の内壁面か
ら樹脂成型体6に入射し、この内部を透過してPMT8
に入射して検出される。検出光に対応したPMT8の出
力信号は、PMT8からコード10を介して信号処理装
置102へ伝達され、点Eでの検出光子数はノイズレベ
ルとは異なった異常な値を示す(図3(b)の部分)。
【0022】この場合に信号処理装置102において処
理方法を図4に示す時間を固定した表示方法に切り換
え、例えば、図4(a)で示されている時刻t1の場合
と図4(b)で示されている時刻t2の場合の、微小破
壊発生地点及び強度等を比較することにより、微小破壊
の位置、規模、進行方向、速度等の情報を把握する。そ
して引き続く地震、すなわち岩石又は岩盤の本格的な破
壊の発生を予知する。
【0023】本実施形態によると、岩石又は岩盤の微小
破壊の検出に、破壊箇所から発生する光が利用される。
光は岩石又は岩盤中を伝搬しないので、空洞5内で発生
した光のみがPMT8によって検出される。よって、光
が検出された場合、微小破壊の発生箇所は、その光の検
出されたPMT8の埋設されている地点と限定すること
ができる。
【0024】また、空洞を複数地点に設け、通時的に光
検出器の有無及び強度を測定し、測定信号をそれぞれの
地点の位置と対応させていることから、まず、微小破壊
の発生を逃すことなく捉えることができ、また微小破壊
の発生地点、規模、進行方向、速度、が検出できる。
【0025】更に、測定信号は地盤の安定している所に
設置された信号処理施設100に送信されるので、地震
が発生した場合も危険性の少ない状態で測定信号の観察
・解析等を行なうことができる。
【0026】また、PMT8を規則正しく、格子点状に
配列しているので、信号処理装置102において、送信
された信号をそれぞれの測定地点の位置と対応させて観
察・解析等を行なう場合に、位置が一定間隔の座標で表
されるので情報が整理しやすい。
【0027】更に、本発明は、前記複数地点には、それ
ぞれに4個のPMT8が配置され、1つのPMT8にの
み検出された偶発的なノイズを排除しているので、デー
タの信頼性が高い。
【0028】また、本実施形態によると、空洞5が設け
られ、内に透光性樹脂が注入され硬化しているので、樹
脂成型体6と空洞5内壁が密着又は十分に近接してい
る。よって、個々のPMT8の光検出可能領域が広が
り、また空洞5の内壁から放射された光は、内壁より崩
落する崩落片などにより遮られることなく、樹脂成型体
6に入射することができる。また空洞5内が樹脂成型体
6で占められているため空洞5の内壁が崩落して空洞が
埋まることがない。
【0029】更に、樹脂成型体6とPMT8は密着する
ことにより光学的に接続されているので、PMT8の受
光面が汚染されない。よって長期にわたり測定を継続し
ても、空洞5の内壁から放射される光の量とPMT8の
検出値の間の相対関係は一定に保たれるので、検出デー
タの長期的信頼性が確保できる。
【0030】次に本発明に係る岩石又は岩盤の破壊予知
方法を、岩石をくりぬいて形成されたトンネルの崩落予
知方法に適用した第2実施形態について説明する。な
お、ここで、第1実施形態と重複する説明は省略する。
図5は、本実施形態を適用したトンネルの概略図であ
り、図6は、図5のA点における岩石中に設けられた光
検出器埋設部1を拡大した垂直断面図である。
【0031】まず図6を参照して、個々の光検出器埋設
部1の説明をする。個々の光検出器埋設部1には、トン
ネル表面2から岩石3の内部に細孔4が設けられてい
る。その細孔4の内部には第1実施形態と異なり空洞を
設けることなく、直接細孔4内に、透光性樹脂が注入さ
れ、硬化して樹脂成型体6を形成している。樹脂成型体
6内部には、光検出器として3個(図6において記載さ
れているのはそのうち2つである)のPMT(光電子増
倍管)8が挿入されている。これら光検出器埋設部1
は、図5に示すように、トンネル内壁沿って格子点状に
配列している複数地点に設けられている。
【0032】信号処理装置102の表示方法は、第1実
施形態における図3と同様の通時的に検出格子数を表す
方法と、表示内容は図4に示す場合と同じであるが、測
定地点のトンネル形状に合わせた形で表示する(図7参
照)の方法を用いる。
【0033】第1実施形態と同様に測定を開始し、トン
ネルの崩落の前兆現象として、例えば点Eの岩石に微小
破壊が生じたとき、図3(b)のようにある点において
異常値が検知される。この場合に図7の表示方法に切り
換え、微小破壊の位置(図中黒丸401の位置)、規模
(黒丸401の大きさ)、進行方向、速度等の情報を把
握し、引き続くトンネルの崩落を予知する。
【0034】本実施形態によると、トンネルの崩落を予
知することができ、微小破壊発生箇所に対策を施すこと
によって、崩落を未然に防止することができる。
【0035】なお、本発明は、上記の第1、第2実施形
態に限定されることなく、種々の変形が可能である。光
検出器は、PMTに限定されず、APD(アバランシェ
フォトダイオード)又は微弱光用TVカメラなどの微弱
光も検出できるものであればよく、カメラタイプの光検
出器の場合には発生した光の分布を測定できる。また光
検出器の数も、3個及び4個に限定されるものでなく1
以上であればよい。また、信号処理装置の表示方法も、
時間、強度、位置の関係を表すものであればよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、岩石又
は岩盤の微小破壊の検出に、破壊箇所から発生する光が
利用され、光は岩石又は岩盤中を伝搬しないので、空洞
内で発生した光のみが光検出器によって検出される。よ
って、光が検出された場合、微小破壊の発生箇所は、そ
の光の検出された光検出器の埋設されている地点と限定
することができる。
【0037】また、複数地点に光検出器を埋設し、通時
的に光の有無及び強度を測定し、測定信号をそれぞれの
地点の位置と対応させていることから、まず、微小破壊
の発生を逃すことなく捉えることができ、また光の強度
より微小破壊の規模、さらに微小破壊が多数の地点で発
生している場合にはそれらの関係より破壊の進行方向、
速度等を検出することができる。
【0038】更に、測定結果は測定信号に変換され、そ
の測定信号は信号処理地点に送信されるので、危険箇所
で微小破壊の測定が行なわれる場合であっても、信号処
理地点を安全な所に設置することによって、測定信号の
観察・解析等を危険性のない状態で行なうことができ
る。
【0039】ここで、測定対象領域内に一定間隔で測定
地点に分散させて配置すれば、上記効果に加え、信号処
理地点において、送信された信号をそれぞれの測定地点
の位置と対応させて観察・解析等を行なう場合に、位置
が規則正しい座標で表されるので情報が整理しやすくな
る。
【0040】また、測定地点に複数個の光検出器を配置
すれば、上記効果に加え、偶発的に一つの光検出器にノ
イズとして光が入射した場合でも、同地点の他の光検出
器の信号と比較することによってこの情報を排除するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態形態に係る岩石又は岩盤
の破壊予知方法を適用した地中の垂直断面図である。
【図2】図1における、岩石又は岩盤中に設けられた個
々の光検出器埋設部50を拡大した拡大垂直断面図であ
る。
【図3】各測定地点の通時的な検出光子数を表したグラ
フである。
【図4】時間を固定した場合の各測定地点の通時的な検
出光子数を表した図である。
【図5】本実施形態を適用したトンネルの概略図であ
る。
【図6】図5のA点における岩石中に設けられた光検出
器埋設部1を拡大した垂直断面図である。
【図7】時間を固定した場合の各測定地点の通時的な検
出光子数を表した図である。
【符号の説明】
1…光検出器埋設部、2…地表、3…岩盤、4…細孔、
5…空洞、6…樹脂成型体、7…境界部、8…PMT、
9…蓋、10…コード、100…信号処理施設、101
…電力供給源、102…信号処理装置、200…横軸、
301…縦軸、302…横軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岩石又は岩盤の微小破壊に引き続く破壊
    を予知する岩石又は岩盤の破壊予知方法において、 測定対象領域内の複数地点の地中の岩石又は岩盤中に空
    洞を形成し、それぞれに光検出器を埋設し、 それぞれの前記光検出器を常時作動状態にして、前記空
    洞内部での光の有無及び光の強度の測定を通時的に行な
    い、 測定結果を測定信号に変換して、該測定信号を信号処理
    地点に送信し、 該信号処理地点において、前記測定信号をそれぞれの測
    定地点の位置と対応させて観察することにより、 前記岩石又は岩盤で微小破壊が起きる際に発生する光を
    捉らえ、これにより微小破壊の発生地点と発生時期を検
    知することを特徴とする岩石又は岩盤の破壊予知方法。
  2. 【請求項2】 前記空洞を形成した前記測定地点を、前
    記測定対象領域内に一定間隔で分散させて配置したこと
    を特徴とする請求項1に記載の岩石又は岩盤の破壊予知
    方法。
  3. 【請求項3】 前記測定地点には、それぞれに複数個の
    前記光検出器を配置したことを特徴とする請求項1に記
    載の岩石又は岩盤の破壊予知方法。
JP9057632A 1997-03-12 1997-03-12 岩石又は岩盤の破壊予知方法 Pending JPH10253763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057632A JPH10253763A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 岩石又は岩盤の破壊予知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057632A JPH10253763A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 岩石又は岩盤の破壊予知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10253763A true JPH10253763A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13061280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9057632A Pending JPH10253763A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 岩石又は岩盤の破壊予知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10253763A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122287A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Railway Technical Res Inst 地盤監視具および地盤監視方法
JP2008129849A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Railway Technical Res Inst 地盤浸食判別装置および地盤浸食判別方法
JP2010175571A (ja) * 2010-05-19 2010-08-12 Advanced Mask Inspection Technology Kk 試料検査装置及び試料検査方法
US8254663B2 (en) 2008-03-18 2012-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrafine lithography pattern inspection using multi-stage TDI image sensors with false image removability
CN103217422A (zh) * 2013-01-31 2013-07-24 湖北长地石油科技开发有限公司 一种可折叠便携式岩心图像采集仪
KR101418382B1 (ko) * 2013-07-10 2014-07-11 한국지질자원연구원 광역 미소파괴음 계측장치 및 계측방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122287A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Railway Technical Res Inst 地盤監視具および地盤監視方法
JP2008129849A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Railway Technical Res Inst 地盤浸食判別装置および地盤浸食判別方法
US8254663B2 (en) 2008-03-18 2012-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrafine lithography pattern inspection using multi-stage TDI image sensors with false image removability
JP2010175571A (ja) * 2010-05-19 2010-08-12 Advanced Mask Inspection Technology Kk 試料検査装置及び試料検査方法
CN103217422A (zh) * 2013-01-31 2013-07-24 湖北长地石油科技开发有限公司 一种可折叠便携式岩心图像采集仪
KR101418382B1 (ko) * 2013-07-10 2014-07-11 한국지질자원연구원 광역 미소파괴음 계측장치 및 계측방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1779444B (zh) 一种用射线源对液体进行ct安全检测的装置
US9465118B2 (en) Radiation detection system and method of analyzing an electrical pulse output by a radiation detector
CN102292621A (zh) 分布式光纤感测中的改进
CN106855492B (zh) 矿井煤尘浓度动态检测系统及煤尘浓度动态监测方法
JP2013501929A (ja) 新しい放射線検出器
CN109253400A (zh) 基于分布式光纤传感的管道震动感测方法及系统
JP2006258613A (ja) レーザー光と光センサを利用した変位計測及び変位検知システム。
CN109406548A (zh) 一种用于水体质量检测的中子探测装置
JPH10253763A (ja) 岩石又は岩盤の破壊予知方法
JPH08338876A (ja) 粒子計量器、粒子計量方法および原子力プラント
US5635710A (en) Subsurface penetrometer radiaton sensor probe and system
CN106198562B (zh) 一种玻璃基板检测方法、装置及系统
CN205507100U (zh) 一种环境X、γ 剂量率测量仪
CN104034515B (zh) 基于散射光探测的光纤激光模式不稳定监测方法
JPH11194170A (ja) 放射性物質検査装置及び放射性廃棄物検査システム
CN109975854A (zh) 用于脉冲波形甄别的方法和系统
RU196573U1 (ru) Волоконно-оптическая система мониторинга состояния объекта
JPH06109848A (ja) 放射線強度分布測定方法
CN103730173A (zh) 一种判断核电站反应堆下泄管道中裂变产物来源的方法
JPH06294871A (ja) 放射線強度分布測定装置
JPH0443934A (ja) 漏洩検出装置
CN210952691U (zh) 电子落点位置检测装置
CN206311577U (zh) 一种防遮挡的气体检测装置
CN109655929A (zh) 一种基于pgnaa技术的地雷位置精确确定方法
JP4039868B2 (ja) 構造物外力検知装置、及び構造物の外力検知方法