JPH10253520A - 有機材料の耐熱寿命推定方法 - Google Patents

有機材料の耐熱寿命推定方法

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JPH10253520A
JPH10253520A JP2437997A JP2437997A JPH10253520A JP H10253520 A JPH10253520 A JP H10253520A JP 2437997 A JP2437997 A JP 2437997A JP 2437997 A JP2437997 A JP 2437997A JP H10253520 A JPH10253520 A JP H10253520A
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JP
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activation energy
temperature
measured
value
linear function
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JP2437997A
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Masao Nohara
正男 野原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い温度領域において耐熱寿命を予測するこ
とができるとともに短時間で且つ容易に耐熱寿命の予測
ができる有機材料の耐熱寿命推定方法を提供する。 【解決手段】 本発明による有機材料の耐熱寿命推定方
法は、熱質量測定から活性化エネルギーを求め、この活
性化エネルギーと質量減少率との関係を一次関数に近似
させる。そして、質量減少率を0に近似した値を実環境
における実環境活性化エネルギー推定値とするものであ
る。温度と劣化時間との2次元座標において、被測定材
料の温度と劣化時間との関係を求めた任意の点から、か
かる実環境活性化エネルギーから求めた値を勾配とした
一次関数により実環境温度における劣化寿命を推定する
ので、実環境及び高温環境下の広い温度範囲において、
簡易且つ短時間で有機材料の耐熱寿命を確実に推定する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂材料、ゴム材料等
の有機材料の耐熱寿命を熱分析により推定する有機材料
の耐熱寿命推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車部品等に使用される有機
材料は、エンジンルームの温度上昇や車両保証の延長な
どから、その材料の選定には耐環境性、特に、耐熱寿命
の長いものを採用する必要がある。
【0003】かかる耐熱寿命を実際の環境(実環境)下
でその耐久性を測定したのでは、無限の時間を要するた
めに、短時間で測定する方法が種々提案されている。例
えば、特開平7ー167765号公報には、500℃以
上の環境下における耐熱部品の寿命予測方法が提案され
ている。この公報に開示の方法は耐熱部品が加熱される
時の拘束部位の歪み量を測定するものである。
【0004】また、熱重量分析装置を用い、有機材料の
熱分解挙動を質量減少としてとらえ、昇温速度を変えて
質量減少率を測定して反応速度論的解析法で活性化エネ
ルギーを求め、実環境温度と寿命時間との2次元座標に
おいて、活性化エネルギー値から算出した値を勾配とす
る1次関数を特定して寿命時間を得ようとする方法が公
知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の前者の
方法は、500℃以上の環境下における耐熱寿命を測定
するものであり、100℃前後における実環境下にある
有機材料の耐熱寿命の測定には不適当である。
【0006】また、後者の方法では、質量変化率の広い
範囲において活性化エネルギーが一定の場合にのみ採用
できるという制約があるためにその適応範囲は非常に狭
い。また、温度領域が、約350〜450℃の高温では
有効であるものの、100℃前後における実環境下での
耐熱寿命の予測信頼性は低い。
【0007】そこで、本発明の目的は、広い温度領域に
おいて耐熱寿命を予測することができるとともに短時間
で且つ容易に耐熱寿命の予測ができる有機材料の耐熱寿
命推定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、有機材料の被測定材料に
ついて、昇温速度を変えて温度と質量変化量を測定し
て、その測定値から複数の熱質量変化曲線を求め、その
熱質量変化曲線から求めた質量変化率毎の温度と昇温速
度の関係から被測定材料の活性化エネルギーを求める活
性化エネルギー算出工程と、任意の質量減少率と活性化
エネルギーの関係を、活性化エネルギー値と質量減少率
とを座標軸とする2次元座標の一次関数に近似させる一
次関数近似工程と、この一次関数近似工程における質量
減少率が限りなく0に近い時の活性化エネルギー値を求
める実環境活性化エネルギー推定工程と、耐熱試験によ
りもとめた任意温度における劣化時間を特定し、前記実
環境活性化エネルギー推定値から算出した値を勾配とし
て温度と劣化時間とを軸とする2次元座標軸の一次関数
を得て、各温度における劣化時間を推定する劣化時間推
定工程と、を備えることを特徴とするものである。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、熱質
量分析装置による測定から求めた熱質量変化曲線により
活性化エネルギーを求め、この活性化エネルギーと質量
減少率とを座標軸とする2次元座標において、一次関数
に近似させる。一次関数に近似させる方法として、質量
減少率と活性化エネルギーを片対数や両対数に置き換え
て整理することが望ましい。そして、この2次元座標に
おいて質量減少率を0に近似した値を実環境における実
環境活性化エネルギー推定値とするものである。
【0010】熱質量測定における約400〜600℃の
高温でおこる反応では、主鎖切断が主体であるのに対し
て、これよりも温度の低い(例えば、100℃前後)実
環境下ではラジカル連鎖反応が主体と考えられ、その間
の温度では両反応が混在していると考えられる。本発明
により求めた実環境活性化エネルギー推定値は、両反応
が変化する過程を関数近似したもので、質量減少率が限
りなく0に近い時の値が実環境下(実際の環境下)に対
応した活性化エネルギーと考えられる。しかも、温度と
劣化時間とを座標軸とする2次元座標において、被測定
材料の連続加熱温度と劣化時間との関係から求めた任意
の点から、かかる実環境活性化エネルギーから算出した
値を勾配とした一次関数を特定すれば、かかる関数によ
り実環境温度における劣化寿命を的確に推定することが
できる。しかも、この温度と劣化時間との2次元座標に
おける高い温度領域に限らず、そのまま実環境温度領域
においても適用できるので、広い温度範囲において適用
することができるとももに工程数が少ないので簡易であ
り且つ短時間で有機材料の耐熱寿命を確実に推定するこ
とができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、有機材料の被測
定材料について、昇温速度を変えて温度と質量変化量を
測定して、その測定値から複数の熱質量変化曲線を求
め、その熱質量変化曲線の任意の質量減少率毎の温度と
昇温速度の関係から被測定材料の任意の質量減少率毎の
活性化エネルギーを求める活性化エネルギー算出工程
と、任意の質量減少率毎に求めた、活性化エネルギー値
と質量減少率とを座標軸とする2次元座標の一次関数に
近似させる一次関数近似工程と、一次関数近似工程にお
ける質量減少率が限りなく0に近い時の活性化エネルギ
ー値を求める実環境活性化エネルギー推定工程と、実環
境活性化エネルギー推定値を他の被測定材料の実環境活
性化エネルギー推定値と比較する比較工程と、を備える
ことを特徴とするものである。
【0012】この請求項2に記載の発明は、上述の請求
項1の発明と同様に、比較するべき被測定材料の実環境
活性化エネルギーを得るものであり、かかる実環境活性
化エネルギーを比較することによって、複数の被測定材
料において、いずれの耐熱寿命が優れているかを比較し
て判断することができる。即ち、実環境活性化エネルギ
ーが小さいほど劣化時間(劣化するまでに要する時間)
が少なくなるので、実環境活性化エネルギーが大きいほ
ど耐熱寿命が長く耐熱性の点で優れた材料と判断でき
る。従って、材料選定において、耐熱寿命が優れた材料
を容易に且つ短時間で判断できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図6
を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】被測定材料として6・6ナイロン樹脂ガラ
ス繊維30%充填したもので、耐熱性に関するグレード
が異なるものを3種類を用意して、それぞれについて、
以下の測定をおこなった。これらの被測定材料をそれぞ
れ試料A、試料B、試料Cとする。
【0015】(1)活性化エネルギー算出工程 熱分析装置を用いて、各試料A、B、Cについて室温か
ら700℃までを昇温速度2℃/min から20℃/min
までの各条件下で測定した。尚、熱分析装置は、株式会
社リガク製PCTー10.TG−DTAであり、昇温速
度は、2、5、10、20℃/min とした。
【0016】測定の結果得られた値を、図1に示すよう
に、横軸に温度(℃)をとり、縦軸に質量変化量(%)
をとったグラフに、各昇温速度毎の測定値をプロットし
て熱質量変化曲線を得た。
【0017】ここで、かかるグラフにおける活性化エネ
ルギーと昇温速度との関係は次式(1)の関係で示され
る。
【0018】
【数1】
【0019】Eは活性化エネルギー、Rはガス定数、B
は昇温速度、Tは温度、Cは定数である。
【0020】従って、図1のグラフの任意の質量変化率
に於ける温度と昇温速度の関係を求めればその勾配から
活性化エネルギーEを求めることができる。勾配は、図
2に示すように、昇温速度logBを縦軸とし、1000
/Tを横軸とした2次元座標を用いて各質量変化率毎に
傾斜を求めた。質量変化率はそれぞれ2.5%、5%、
10%、20%、30%、40%、60%の場合をプロ
ットした。尚、図2は試料Aについてのグラフである
が、試料B、試料Cについても同様なグラフを作成し
た。
【0021】(2)一次関数近似工程 次に、各質量減少率における活性化エネルギーの値を上
述の3種類の試料A、B、Cについて求めた。各値につ
いて、質量減少率を対数に置き換えて横軸にとり、各活
性化エネルギーを対数に置きかえて縦軸にとり、両対数
のグラフにプロットして直線近似させたグラフを図3に
示す。尚、この図3に示すグラフでは、3種類の試料に
ついてそれぞれ直線近似させたグラフを得た。
【0022】(3)実環境活性化エネルギー推定工程 図3に示す両対数のグラフにおいて、横軸に示す質量減
少率が限りなく0に近づいた時を想定すると、そこが実
環境下における試料の状態に近いものと考えられる。従
って、各試料の質量減少率と活性化エネルギーとにおけ
る一次関数の近似曲線と縦軸との交点(切片)が、実環
境における活性化エネルギー値に略等しいと考え、これ
を実環境活性化エネルギー推定値とする。
【0023】そこで、図3から求めた各直線の縦軸にお
ける切片の値、即ち、実環境活性化エネルギーは、図5
の表に示すように、試料Aが54.7(KJ/mol )、
試料Bが68.5(KJ/mol )、試料Cが68.5
(KJ/mol )の値を得た。これらの値が各試料の実環
境活性化エネルギー推定値である。
【0024】これに対して、従来の熱分析法により得ら
れた活性化エネルギー値は、表の上段に示すように、試
料Aでは78〜182(KJ/mol )、試料Bでは86
〜198(KJ/mol )、試料Cでは78〜198(K
J/mol )であり、活性化エネルギーを特定できないも
のであった。
【0025】一方、本発明によるデータを比較するため
に、長期耐熱試験を行い、その結果から得られた活性化
エネルギーを図5の表に記載した。この長期耐熱試験
は、図4に示すように、実環境下、例えば、120℃、
150℃、180℃における経過時間毎の引っ張り試験
により強度保持率をプロットしてその近似曲線を作成
し、所定の強度保持率、例えば50%における強度保持
率を耐熱寿命(劣化)と仮定して、強度保持率50%に
おける時間を耐熱寿命としたものである。図4のグラフ
では、試験試料としては、厚さ1mmの試料Aを用いて
引っ張り試験を行ったものである。このようにして得ら
れた活性化エネルギーを表したものであり、同様に試料
B、Cについても試験を行なった。
【0026】この図5に示す表から明らかなように、本
発明の方法によれば、長期耐熱試験により得られた活性
化エネルギーと比較した相対誤差が3〜14%以内であ
り、長期耐熱試験の結果に極めて近いものであった。従
って、本方法による実環境活性化エネルギー推定値は、
実際の環境下での活性化エネルギーに近い値である。
【0027】(4)比較工程 また、図5における各試料A、B、Cの本発明により求
めた実環境活性化エネルギーを比較すると、一般に、活
性化エネルギー値は大きい方が耐熱寿命が長いので、各
試料の実環境活性化エネルギーを比較すれば、試料A、
B、Cについて、いずれの材料が耐熱寿命に優れるか容
易に判断することができる。具体的には、実環境活性化
エネルギーが大きいほど耐熱寿命が長く耐熱性の点で優
れた材料と判断できるので、図5に示す表では、試料
B、試料C、試料Aの順序で耐熱寿命に優れる材料と判
断できる。この順序は、長期耐熱試験方法により求めた
活性化エネルギー値を比較した場合と一致する。従っ
て、材料選定において、耐熱寿命が優れた材料を容易に
且つ短時間で判断できる。
【0028】(5)劣化時間推定工程 図6に示すグラフでは、長期耐熱試験により求めた劣化
時間と温度との関係における任意の点から、実環境活性
化エネルギー推定値に基づいて次式(2)から求めた値
を勾配とした直線を作図した。
【0029】
【数2】
【0030】この図6では横軸に温度をとり、縦軸に劣
化時間を示している。図6のグラフ中において、黒四角
でプロットした直線上の一点、本次実施の形態では18
0℃における点を基準として、ここから、試料Aの実環
境活性化エネルギー推定値から上述した式(2)から勾
配を求め、その勾配で直線を引くと実線で示すように、
プロットによる直線と略近似した直線を得ることができ
た。尚、黒四角プロットに基づく直線は、長期耐熱試験
による温度と、劣化時間との関係を示したものである。
一方、図6中に一点鎖線で示すように従来による方法で
は、長期耐熱試験の結果とかけ離れた値となり、100
℃付近における実環境下での耐熱寿命の推定が困難であ
るのに対して、本発明では、的確に推定できた。
【0031】このように、本実施の形態では、実環境下
における有機材料における熱劣化特性の推定が容易に且
つ確実に行なえることが明らかであるとともに、時間が
かからずしかも簡易である。
【0032】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0033】例えば、本実施の形態では、温度が約10
0℃付近における実環境下での活性化エネルギーを求め
るものであったが、これに限らず、200℃や300℃
における高温の耐熱寿命についても求めることができ
る。
【0034】また、上述した実施の形態では、それぞれ
グラフを作成して、作図により実環境活性化エネルギー
や推定寿命を求めていたが、これに限らず、コンピュー
タによりプログラムにもとづいて演算処理して、実環境
活性化エネルギー推定値や推定寿命を表示するものであ
ってもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、活性化
エネルギーと質量減少率との2次元座標において、質量
減少率を0に近似した値を実環境における実環境活性化
エネルギー推定値とし、それから求めた値を勾配とした
一次関数から、実環境温度における劣化寿命を推定する
ので、実環境及び高温環境下の広い温度範囲において、
簡易且つ短時間で有機材料の耐熱寿命を確実に推定する
ことができる。
【0036】請求項2に記載の発明は、実環境活性化エ
ネルギー推定値を比較することによって、いずれの測定
材料の耐熱寿命が優れているかを判断することができる
ので、材料選定において、耐熱寿命が優れた材料を容易
に且つ短時間で判断できる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】熱分析における熱質量変化曲線を示すグラフ図
である。
【図2】昇温速度と温度との関係を示す片対数グラフ図
である。
【図3】活性化エネルギーと質量変化率との関係を示す
両対数グラフ図である。
【図4】長期耐熱試験による引っ張り強度変化を示すグ
ラフ図である。
【図5】長期耐熱試験による試験データとの関係を示す
図である。
【図6】寿命推定線の作成方法を説明するグラフ図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機材料の被測定材料について、昇温速
    度を変えて温度と質量変化量を測定して、その測定値か
    ら複数の熱質量変化曲線を求め、その熱質量変化曲線か
    ら求めた質量変化率毎の温度と昇温速度の関係から被測
    定材料の活性化エネルギーを求める活性化エネルギー算
    出工程と、 任意の質量減少率と活性化エネルギーの関係を、活性化
    エネルギー値と質量減少率とを座標軸とする2次元座標
    の一次関数に近似させる一次関数近似工程と、 この一次関数近似工程における質量減少率が限りなく0
    に近い時の活性化エネルギー値を求める実環境活性化エ
    ネルギー推定工程と、 耐熱試験によりもとめた任意温度における劣化時間を特
    定し、前記実環境活性化エネルギー推定値から算出した
    値を勾配として温度と劣化時間とを軸とする2次元座標
    軸の一次関数を得て、各温度における劣化時間を推定す
    る劣化時間推定工程と、を備えることを特徴とする有機
    材料の耐熱寿命推定方法。
  2. 【請求項2】 有機材料の被測定材料について、昇温速
    度を変えて温度と質量変化量を測定して、その測定値か
    ら複数の熱質量変化曲線を求め、その熱質量変化曲線の
    任意の質量減少率毎の温度と昇温速度の関係から被測定
    材料の任意の質量減少率毎の活性化エネルギーを求める
    活性化エネルギー算出工程と、 任意の質量減少率毎に求めた、活性化エネルギー値と質
    量減少率とを座標軸とする2次元座標の一次関数に近似
    させる一次関数近似工程と、 一次関数近似工程における質量減少率が限りなく0に近
    い時の活性化エネルギー値を求める実環境活性化エネル
    ギー推定工程と、 実環境活性化エネルギー推定値を他の被測定材料の実環
    境活性化エネルギー推定値と比較する比較工程と、を備
    えることを特徴とする有機材料の耐熱寿命推定方法。
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