JPH10252904A - 制御バルブ用スプール組品抜き取り装置 - Google Patents
制御バルブ用スプール組品抜き取り装置Info
- Publication number
- JPH10252904A JPH10252904A JP5625097A JP5625097A JPH10252904A JP H10252904 A JPH10252904 A JP H10252904A JP 5625097 A JP5625097 A JP 5625097A JP 5625097 A JP5625097 A JP 5625097A JP H10252904 A JPH10252904 A JP H10252904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool assembly
- control valve
- spool
- insertion hole
- sampling device
- Prior art date
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- Pending
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- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプール組品の抜き取り作業が短時間かつ容
易に行なえる制御バルブ用スプール組品の抜き取り装置
の提供。 【解決手段】 外周に溝３ａ、４ａが形成されるスプー
ル２、溝３ａ、４ａに装着されるＯリング５を含むスプ
ール組品１を制御バルブの挿入穴６ａから抜き取る装置
において、挿入穴６ａの下端部に装着され、中心部にね
じ穴９ｃを有するガイド体９と、ねじ穴９ｃに螺合する
通しボルト１０とを有し、スプール組品１の下端部を通
しボルト１０の上端部１０ｂで押し上げて抜き取る構成
である。
易に行なえる制御バルブ用スプール組品の抜き取り装置
の提供。 【解決手段】 外周に溝３ａ、４ａが形成されるスプー
ル２、溝３ａ、４ａに装着されるＯリング５を含むスプ
ール組品１を制御バルブの挿入穴６ａから抜き取る装置
において、挿入穴６ａの下端部に装着され、中心部にね
じ穴９ｃを有するガイド体９と、ねじ穴９ｃに螺合する
通しボルト１０とを有し、スプール組品１の下端部を通
しボルト１０の上端部１０ｂで押し上げて抜き取る構成
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧式エレベータ
などに備えられる制御バルブ用スプール組品の抜き取り
装置に係わり、特にスプール組品のＯリング交換を行な
うのに好適な制御バルブ用スプール組品抜き取り装置に
関する。
などに備えられる制御バルブ用スプール組品の抜き取り
装置に係わり、特にスプール組品のＯリング交換を行な
うのに好適な制御バルブ用スプール組品抜き取り装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は一般的な制御バルブに備えられる
スプール組品を示す断面図、図４は図３のスプール組品
を制御バルブから抜き取る方法を説明する図である。
スプール組品を示す断面図、図４は図３のスプール組品
を制御バルブから抜き取る方法を説明する図である。
【０００３】図３に示すスプール組品１は例えば電磁バ
ルブ（図示せず）により作動可能なスプール２と、この
スプール２が嵌合する一対のスリーブ３、４と各スリー
ブ３、４の外周に形成される溝３ａ、４ａに装置される
Ｏリング５とからなっている。そして、このスプール組
品１が図４の制御バルブ６の挿入穴６ａに挿入されてお
り、この挿入穴６ａの内周面とスリーブ３の外周面との
間に形成される隙間をＯリング５により密閉するように
なっている。なお、前記の電磁バルブは制御バルブ６の
取付面６ｂに着脱可能に設けられておりこの取付面６ｂ
の下方に向かって挿入穴６ａが穿設されている。
ルブ（図示せず）により作動可能なスプール２と、この
スプール２が嵌合する一対のスリーブ３、４と各スリー
ブ３、４の外周に形成される溝３ａ、４ａに装置される
Ｏリング５とからなっている。そして、このスプール組
品１が図４の制御バルブ６の挿入穴６ａに挿入されてお
り、この挿入穴６ａの内周面とスリーブ３の外周面との
間に形成される隙間をＯリング５により密閉するように
なっている。なお、前記の電磁バルブは制御バルブ６の
取付面６ｂに着脱可能に設けられておりこの取付面６ｂ
の下方に向かって挿入穴６ａが穿設されている。
【０００４】従来、スプール組品１を制御バルブ６から
抜き取る際、挿入穴の下端を塞ぐプラグを外した後、図
４に示すように前記下端よりパイプを差し込み、前記パ
イプ先端をハンマー等で叩きスプール組品１を少しづつ
押し上げることで、スプール組品１を挿入穴６ａから抜
き取るようになっている。
抜き取る際、挿入穴の下端を塞ぐプラグを外した後、図
４に示すように前記下端よりパイプを差し込み、前記パ
イプ先端をハンマー等で叩きスプール組品１を少しづつ
押し上げることで、スプール組品１を挿入穴６ａから抜
き取るようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、ハンマーとパイプを使用し、叩いて抜き取
るため、パイプがスプール組品１の下端部に鉛直に当た
らず、抜き取る際スプール組品１の外周面及び挿入穴６
ａの内面が損傷する恐れがある。また、ハンマーを使用
するスペースが１５ｍｍ程度と作業性が悪く、作業者に
熟練した技術が求められるとともに多くの作業時間が必
要である。
来技術では、ハンマーとパイプを使用し、叩いて抜き取
るため、パイプがスプール組品１の下端部に鉛直に当た
らず、抜き取る際スプール組品１の外周面及び挿入穴６
ａの内面が損傷する恐れがある。また、ハンマーを使用
するスペースが１５ｍｍ程度と作業性が悪く、作業者に
熟練した技術が求められるとともに多くの作業時間が必
要である。
【０００６】本発明の目的は、スプール組品の抜き取り
作業が短時間かつ容易に行なえる制御バルブ用スプール
組品抜き取り装置を提供することにある。
作業が短時間かつ容易に行なえる制御バルブ用スプール
組品抜き取り装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は、外周に溝が形成されるスリーブ及び前記
溝に装着されるＯリングを含むスプール組品を制御バル
ブ挿入穴から抜き取る制御バルブ用スプール組品の抜き
取り装置において、前記挿入穴の下端部に装着され中心
部にねじ穴を有するガイド体と、前記ねじ穴に螺合する
通しボルトとを有し、前記スプール組品の下端部を前記
通しボルトの上端部で押し上げて抜き取るようにしたも
のである。
に、本発明は、外周に溝が形成されるスリーブ及び前記
溝に装着されるＯリングを含むスプール組品を制御バル
ブ挿入穴から抜き取る制御バルブ用スプール組品の抜き
取り装置において、前記挿入穴の下端部に装着され中心
部にねじ穴を有するガイド体と、前記ねじ穴に螺合する
通しボルトとを有し、前記スプール組品の下端部を前記
通しボルトの上端部で押し上げて抜き取るようにしたも
のである。
【０００８】このようにしたので、通しボルトを回すこ
とでスプール組品が下方から上方へ鉛直な力が加わり、
スプール組品が上部へ押し上げられて抜け出るようにな
り、スプール組品や溝に不必要な力や衝撃が加わらない
ので、経験の浅い作業者でも短時間で容易にスプール組
品の抜き取り作業が行なえる。
とでスプール組品が下方から上方へ鉛直な力が加わり、
スプール組品が上部へ押し上げられて抜け出るようにな
り、スプール組品や溝に不必要な力や衝撃が加わらない
ので、経験の浅い作業者でも短時間で容易にスプール組
品の抜き取り作業が行なえる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１、図２を用いて説明する。
１、図２を用いて説明する。
【００１０】図１は本発明の制御バルブ用スプール組品
の抜き取り装置の一実施形態の断面図で、図２は図１の
要部拡大断面図である。なお、図１、図２において前述
した図３、図４に示すものと同等のものには同一符号を
付してある。
の抜き取り装置の一実施形態の断面図で、図２は図１の
要部拡大断面図である。なお、図１、図２において前述
した図３、図４に示すものと同等のものには同一符号を
付してある。
【００１１】図において、１はスプール組品、２はスプ
ール、３、４はそれぞれスリーブ、３ａ、４ａは溝、５
はＯリング、６は制御バルブ、６ａは制御バルブ６の挿
入穴、６ｂは制御バルブ取付面であり通常は挿入穴６ａ
の下端を塞ぐ図示しないプラグが挿入穴６ａ下端に螺合
されており、制御バルブ用スプール組品の抜き取り装置
は図示しないフラグと同一ねじ径を有するねじ部９ａ
と、このねじ部９ａの直径より大きい頭部９ｂとを有
し、中心にねじ穴６ｃを設けたガイド体９に設けたねじ
穴９ｃに螺結する所定長の通しボルト１０とで構成さ
れ、この通しボルト１０の一端にはハンドル１０ａが、
他端にはスプール２の下端部と係合する係合部である突
起１０ｂが設けてある。
ール、３、４はそれぞれスリーブ、３ａ、４ａは溝、５
はＯリング、６は制御バルブ、６ａは制御バルブ６の挿
入穴、６ｂは制御バルブ取付面であり通常は挿入穴６ａ
の下端を塞ぐ図示しないプラグが挿入穴６ａ下端に螺合
されており、制御バルブ用スプール組品の抜き取り装置
は図示しないフラグと同一ねじ径を有するねじ部９ａ
と、このねじ部９ａの直径より大きい頭部９ｂとを有
し、中心にねじ穴６ｃを設けたガイド体９に設けたねじ
穴９ｃに螺結する所定長の通しボルト１０とで構成さ
れ、この通しボルト１０の一端にはハンドル１０ａが、
他端にはスプール２の下端部と係合する係合部である突
起１０ｂが設けてある。
【００１２】次にこのような構成の制御バルブ用スプー
ル組品１の抜き取り装置の使用方法を説明する。
ル組品１の抜き取り装置の使用方法を説明する。
【００１３】まず、制御バルブ６に取付けられている図
示しないソレノイドコイルを取外し次に挿入穴６ａ下端
に螺合されている図示しないプラグを図示しない六角レ
ンチを使用し取外す。その後ガイド体９のプラグと同一
径を有するねじ部９ａを挿入穴６ａ下端部に螺合させ締
め付ける。次にガイド体９のねじ穴９ｃに通しボルト１
０の突起部１０ｂを挿入しハンドル１０ａを回す。その
後、スプール２の下端部と通しボルト１０の突起部１０
ｂが係合され、さらにハンドル１０ａを回すと挿入穴６
ａからスプール組品１が抜け出る。
示しないソレノイドコイルを取外し次に挿入穴６ａ下端
に螺合されている図示しないプラグを図示しない六角レ
ンチを使用し取外す。その後ガイド体９のプラグと同一
径を有するねじ部９ａを挿入穴６ａ下端部に螺合させ締
め付ける。次にガイド体９のねじ穴９ｃに通しボルト１
０の突起部１０ｂを挿入しハンドル１０ａを回す。その
後、スプール２の下端部と通しボルト１０の突起部１０
ｂが係合され、さらにハンドル１０ａを回すと挿入穴６
ａからスプール組品１が抜け出る。
【００１４】本一実施形態では、ねじ部９ｃ及びスプー
ル２の下端部と突起部１０ｂによって通しボルト１０が
横揺れすることなくガイドできるため、スプール組品１
の外周や挿入穴６を傷つけることなく取り出すことがで
きる。
ル２の下端部と突起部１０ｂによって通しボルト１０が
横揺れすることなくガイドできるため、スプール組品１
の外周や挿入穴６を傷つけることなく取り出すことがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、通しボルトを回すこと
でスプール組品が下方から上方へ鉛直な力が加わり、ス
プール組品が上部へ押し上げられて抜け出るようにな
り、スプール組品や溝に不必要な力や衝撃が加わらない
ので、経験の浅い作業者でも短時間で容易にスプール組
品の抜き取り作業が行なえる。
でスプール組品が下方から上方へ鉛直な力が加わり、ス
プール組品が上部へ押し上げられて抜け出るようにな
り、スプール組品や溝に不必要な力や衝撃が加わらない
ので、経験の浅い作業者でも短時間で容易にスプール組
品の抜き取り作業が行なえる。
【図１】制御バルブ用スプール組品の抜き取り装置の一
実施形態の断面図である。
実施形態の断面図である。
【図２】図１の要部拡大断面図である。
【図３】一般的な制御バルブに備えられるスプール組品
の断面図である。
の断面図である。
【図４】スプール組品を制御バルブから抜き取る従来の
方法を説明する図である。
方法を説明する図である。
２ スプール ９ ガイド体 ９ｃ ねじ穴 １０ 通しボルト １０ａ ハンドル
Claims (3)
- 【請求項１】 外周に溝が形成されるスリーブ及び前記
溝に装着されるＯリングを含むスプール組品を制御バル
ブ挿入穴から抜き取る制御バルブ用スプール組品の抜き
取り装置において、前記挿入穴の下端部に装着され中心
部にねじ穴を有するガイド体と、前記ねじ穴に螺合する
通しボルトとを有し、前記スプール組品の下端部を前記
通しボルトの上端部で押し上げて抜き取ることを特徴と
する制御バルブ用スプール組品の抜き取り装置。 - 【請求項２】 前記通しボルトの上端部には前記スプー
ル組品の下端部と係合する係合部を備えたことを特徴と
する請求項１記載の制御バルブ用スプール組品の抜き取
り装置。 - 【請求項３】 前記ガイド体は、前記挿入穴の下端部を
塞ぐプラグを外した後に螺結されたことを特徴とする請
求項１及び請求項２記載の制御バルブ用スプール組品の
抜き取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5625097A JPH10252904A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 制御バルブ用スプール組品抜き取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5625097A JPH10252904A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 制御バルブ用スプール組品抜き取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252904A true JPH10252904A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13021846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5625097A Pending JPH10252904A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 制御バルブ用スプール組品抜き取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10252904A (ja) |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP5625097A patent/JPH10252904A/ja active Pending
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