JPH10249909A - 合成樹脂シート成形ロール設備 - Google Patents
合成樹脂シート成形ロール設備Info
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- JPH10249909A JPH10249909A JP9055665A JP5566597A JPH10249909A JP H10249909 A JPH10249909 A JP H10249909A JP 9055665 A JP9055665 A JP 9055665A JP 5566597 A JP5566597 A JP 5566597A JP H10249909 A JPH10249909 A JP H10249909A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- speed
- synthetic resin
- resin sheet
- control
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92504—Controlled parameter
- B29C2948/92542—Energy, power, electric current or voltage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92819—Location or phase of control
- B29C2948/92923—Calibration, after-treatment or cooling zone
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C2948/92819—Location or phase of control
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートのレターデーションを正確に制御し、
しかも安定させながらシート成形を行える成形設備を提
供する。 【解決手段】 基準ロール（中ロール５）に対して従動
ロール（下ロール４，上ロール６）の運転を制御するこ
とによりポリッシングロールの駆動動力の総和を最小化
する制御機構を有する合成樹脂シート成形ロール設備で
あって、該制御機構が、少なくとも電流計１７〜１９、
電流演算装置２０，２１、速度指令装置２２，２３、精
密制御電動機１０，１１よりなる合成樹脂シート成形ロ
ール設備。
しかも安定させながらシート成形を行える成形設備を提
供する。 【解決手段】 基準ロール（中ロール５）に対して従動
ロール（下ロール４，上ロール６）の運転を制御するこ
とによりポリッシングロールの駆動動力の総和を最小化
する制御機構を有する合成樹脂シート成形ロール設備で
あって、該制御機構が、少なくとも電流計１７〜１９、
電流演算装置２０，２１、速度指令装置２２，２３、精
密制御電動機１０，１１よりなる合成樹脂シート成形ロ
ール設備。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融押出成形によ
り合成樹脂押出板を製造するに際し、レターデーション
を制御するための成形設備に関する。
り合成樹脂押出板を製造するに際し、レターデーション
を制御するための成形設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ポリッシングロールにより溶融
樹脂へ加わる剪断力は、シートの配向に影響を与え、レ
ターデーションが大きくなるため、成形されたシートは
異方性を有することとなる。シートに異方性を要する使
用分野はあるものの、例えば光記憶媒体の基板等に使用
する場合にはレターデーションを小さく制御する事が要
求される。剪断力の大きさは、ポリッシングロールの駆
動動力に反映されるため、駆動動力を一定に保つことに
よりレターデーションの制御が可能であり、また駆動動
力を最小に保てばレターデーションを小さくする事が可
能となる。
樹脂へ加わる剪断力は、シートの配向に影響を与え、レ
ターデーションが大きくなるため、成形されたシートは
異方性を有することとなる。シートに異方性を要する使
用分野はあるものの、例えば光記憶媒体の基板等に使用
する場合にはレターデーションを小さく制御する事が要
求される。剪断力の大きさは、ポリッシングロールの駆
動動力に反映されるため、駆動動力を一定に保つことに
よりレターデーションの制御が可能であり、また駆動動
力を最小に保てばレターデーションを小さくする事が可
能となる。
【０００３】従来から、合成樹脂シートの成形ロール設
備に於いて、複数のロールを互いに角速度を一致させな
がら、あるいはある特定の比率で角速度を変化させなが
ら運転させる制御機構を設けることが行われている。
備に於いて、複数のロールを互いに角速度を一致させな
がら、あるいはある特定の比率で角速度を変化させなが
ら運転させる制御機構を設けることが行われている。
【０００４】たとえば、一対のロールであれば、歯車、
チェイン、タイミングベルト等を介して速度比を制御す
ることがしばしば行われてきた。しかしながら、この様
な方式では、速度比率が固定され、微妙な速度差をつけ
る制御は困難であり、常に最適な状況で運転を行うこと
は困難であるという問題があった。
チェイン、タイミングベルト等を介して速度比を制御す
ることがしばしば行われてきた。しかしながら、この様
な方式では、速度比率が固定され、微妙な速度差をつけ
る制御は困難であり、常に最適な状況で運転を行うこと
は困難であるという問題があった。
【０００５】また、プラスチックフィルムの延伸工程で
は、複数のロールに個別に電動機を設置して独立に駆動
させ、それぞれの電動機に比率配分された速度指令を入
力させて速度差をつけた運転をすることが行われてき
た。
は、複数のロールに個別に電動機を設置して独立に駆動
させ、それぞれの電動機に比率配分された速度指令を入
力させて速度差をつけた運転をすることが行われてき
た。
【０００６】図３は、従来の制御機構を模式化して表示
したものである。図３において、４〜６はポリッシング
ロールであって、４は下ロール、５は中ロール、６は上
ロールであり、各々軸継手及び減速機２４〜２６を介し
て精密制御電動機９〜１１により駆動されている。ま
た、各ロールにはバックラッシュを事実上完全に殺した
軸継手１３を介してロールの回転角を計測するためのパ
ルス発信器１２が締結されている。
したものである。図３において、４〜６はポリッシング
ロールであって、４は下ロール、５は中ロール、６は上
ロールであり、各々軸継手及び減速機２４〜２６を介し
て精密制御電動機９〜１１により駆動されている。ま
た、各ロールにはバックラッシュを事実上完全に殺した
軸継手１３を介してロールの回転角を計測するためのパ
ルス発信器１２が締結されている。
【０００７】１４は各ロールの回転速度を制御するため
のパルス発生器、２７はパルス発生器から速度信号指令
としてのパルス列を受け取り、各ロールを運転する速度
比率にあわせて３種類のパルス列を発生させる比率設定
装置である。１５，２８，２９はパルス発信器１２と比
率設定装置２７からそれぞれパルス列を受け取り比較演
算し、各ロールが設定された速度で運転されているかを
監視する比較演算装置、１６，２２，２３はそれぞれ比
較演算装置１５，２８，２９からの電気信号を受けて精
密制御電動機９〜１１に速度指令を出す速度指令装置で
ある。
のパルス発生器、２７はパルス発生器から速度信号指令
としてのパルス列を受け取り、各ロールを運転する速度
比率にあわせて３種類のパルス列を発生させる比率設定
装置である。１５，２８，２９はパルス発信器１２と比
率設定装置２７からそれぞれパルス列を受け取り比較演
算し、各ロールが設定された速度で運転されているかを
監視する比較演算装置、１６，２２，２３はそれぞれ比
較演算装置１５，２８，２９からの電気信号を受けて精
密制御電動機９〜１１に速度指令を出す速度指令装置で
ある。
【０００８】この方式では、各ロールは予め設定された
速度で厳密に運転され、速度比の変更も容易であるが、
個々の電動機に対し予め設定された速度指令が一方的に
出されるのみであり、必ずしもその条件が成形条件とし
て最適であるとは限らない。また、たとえ試行錯誤の結
果、最適条件を見出したとしても、例えば日夜の気温の
変化などの外的要因により変動する最適条件には追随で
きないという問題がある。従って、延伸倍率を制御する
程度の厳密性は確保できるものの、レターデーションを
制御できるレベルの精度を達成できなかった。
速度で厳密に運転され、速度比の変更も容易であるが、
個々の電動機に対し予め設定された速度指令が一方的に
出されるのみであり、必ずしもその条件が成形条件とし
て最適であるとは限らない。また、たとえ試行錯誤の結
果、最適条件を見出したとしても、例えば日夜の気温の
変化などの外的要因により変動する最適条件には追随で
きないという問題がある。従って、延伸倍率を制御する
程度の厳密性は確保できるものの、レターデーションを
制御できるレベルの精度を達成できなかった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シートのレ
ターデーションを正確に制御し、しかも安定させながら
シート成形を行えるようにすることを目的とする。
ターデーションを正確に制御し、しかも安定させながら
シート成形を行えるようにすることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
を解決するために鋭意検討した結果、個々のロールを独
立に駆動し、ポリッシングロールの駆動動力の総和を最
小化する制御機構として、少なくとも電流計、電流演算
装置、速度指令装置、精密制御電動機を組み合わせるこ
とにより、最適な運転状態を維持できることを見出し
た。
を解決するために鋭意検討した結果、個々のロールを独
立に駆動し、ポリッシングロールの駆動動力の総和を最
小化する制御機構として、少なくとも電流計、電流演算
装置、速度指令装置、精密制御電動機を組み合わせるこ
とにより、最適な運転状態を維持できることを見出し
た。
【００１１】即ち、本発明はポリッシングロールの一つ
を基準ロールとし、他のポリッシングロールを従動ロー
ルとし、基準ロールに対して従動ロールの運転を制御す
ることによりポリッシングロールの駆動動力の総和を最
小化する制御機構を有する合成樹脂シート成形ロール設
備であって、該制御機構が、少なくとも、各ロールの運
転電流を監視する電流計、電流計からの電流信号を基準
ロールと従動ロールの対毎に合計し微分演算する電流演
算装置、各電流演算装置による演算結果を速度信号とし
て指令する速度指令装置、各速度指令装置からの速度信
号により従動ロールを駆動する精密制御電動機よりなる
ことを特徴とする合成樹脂シート成形ロール設備であ
る。
を基準ロールとし、他のポリッシングロールを従動ロー
ルとし、基準ロールに対して従動ロールの運転を制御す
ることによりポリッシングロールの駆動動力の総和を最
小化する制御機構を有する合成樹脂シート成形ロール設
備であって、該制御機構が、少なくとも、各ロールの運
転電流を監視する電流計、電流計からの電流信号を基準
ロールと従動ロールの対毎に合計し微分演算する電流演
算装置、各電流演算装置による演算結果を速度信号とし
て指令する速度指令装置、各速度指令装置からの速度信
号により従動ロールを駆動する精密制御電動機よりなる
ことを特徴とする合成樹脂シート成形ロール設備であ
る。
【００１２】本発明においては、個々の電動機で運転さ
れた結果を電流で評価し、その結果をフィードバック制
御することにより最適な運転状態を維持することができ
る。このため、成形されるシートは熱歪みが少なく、レ
ターデーションを最小にしたものも得ることが可能にな
る。
れた結果を電流で評価し、その結果をフィードバック制
御することにより最適な運転状態を維持することができ
る。このため、成形されるシートは熱歪みが少なく、レ
ターデーションを最小にしたものも得ることが可能にな
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態例を説明
する。
する。
【００１４】本発明における、シート成形ロール設備
は、通常アクリル樹脂シートやポリカーボネート樹脂シ
ートの押出成形に用いられる設備であって、その基本的
な設備編成を図１に示す。
は、通常アクリル樹脂シートやポリカーボネート樹脂シ
ートの押出成形に用いられる設備であって、その基本的
な設備編成を図１に示す。
【００１５】図１において、１は押出機、２はＴダイ、
３は冷却ロールユニット、４〜６はポリッシングロール
であって、４は下ロール、５は中ロール、６は上ロー
ル、７はガイドロール、８は引き取りロールユニットで
ある。
３は冷却ロールユニット、４〜６はポリッシングロール
であって、４は下ロール、５は中ロール、６は上ロー
ル、７はガイドロール、８は引き取りロールユニットで
ある。
【００１６】具体的には、押出機１としてＳＥ−９０Ｄ
ＶＢ型ベント付き押出機（東芝機械株式会社製）、Ｔダ
イ２としてリップ面長１２４０ｍｍのセミコートハンガ
ータイプＴダイ、ポリッシングロール４〜６として、直
径２５０φ、ロール面長１３００ｍｍで、その外表面を
硬質クロム鍍金した鏡面ロール等を用いることができ
る。
ＶＢ型ベント付き押出機（東芝機械株式会社製）、Ｔダ
イ２としてリップ面長１２４０ｍｍのセミコートハンガ
ータイプＴダイ、ポリッシングロール４〜６として、直
径２５０φ、ロール面長１３００ｍｍで、その外表面を
硬質クロム鍍金した鏡面ロール等を用いることができ
る。
【００１７】図２は本発明の制御機構を模式化して表示
したものである。
したものである。
【００１８】図２において、中ロール５が基準ロールで
あり、下ロール４及び上ロール６が従動ロールである。
本発明においては、基準ロールは安定して一定速度で運
転する必要がある。
あり、下ロール４及び上ロール６が従動ロールである。
本発明においては、基準ロールは安定して一定速度で運
転する必要がある。
【００１９】いずれのポリッシングロールを基準ロール
としてもよいが、下ロール４または上ロール６を基準ロ
ールとした場合には、制御機構としてカスケード制御が
必要となる。そのため、制御機構がより簡易となる中ロ
ール５を基準ロールとするのが好ましい。
としてもよいが、下ロール４または上ロール６を基準ロ
ールとした場合には、制御機構としてカスケード制御が
必要となる。そのため、制御機構がより簡易となる中ロ
ール５を基準ロールとするのが好ましい。
【００２０】まず、基準ロールを安定して一定速度で運
転する機構の一例を説明する。
転する機構の一例を説明する。
【００２１】中ロール５は軸継手及び減速器２４を介し
て精密制御電動機９により駆動されており、その軸端に
は軸継手１３を介して回転角を計測するためのパルス発
信器１２が締結されている。精密制御電動機９として
は、パルス数をカウントし、速度の制御を厳密に行える
ものが好ましい。例えばＤＣサーボ電動機、ＡＣサーボ
電動機、ベクトル制御インバータ電動機などがあげられ
る。また、軸継手１３、２４はバックラッシュを事実上
完全に殺したものであることが好ましい。
て精密制御電動機９により駆動されており、その軸端に
は軸継手１３を介して回転角を計測するためのパルス発
信器１２が締結されている。精密制御電動機９として
は、パルス数をカウントし、速度の制御を厳密に行える
ものが好ましい。例えばＤＣサーボ電動機、ＡＣサーボ
電動機、ベクトル制御インバータ電動機などがあげられ
る。また、軸継手１３、２４はバックラッシュを事実上
完全に殺したものであることが好ましい。
【００２２】１４は中ロール５の回転速度を制御するた
めのパルス発生器、１５はパルス発信器１２とパルス発
生器１４からのパルスを比較演算し中ロール５が精度よ
く設定された速度に一致しているかを監視する比較演算
装置であり、１６は比較演算装置１５からの電気信号を
受けて速度指令を出す速度指令装置である。中ロール５
は、速度指令装置１５からの指令を受けた精密制御電動
機９により、安定して一定速度で運転する。
めのパルス発生器、１５はパルス発信器１２とパルス発
生器１４からのパルスを比較演算し中ロール５が精度よ
く設定された速度に一致しているかを監視する比較演算
装置であり、１６は比較演算装置１５からの電気信号を
受けて速度指令を出す速度指令装置である。中ロール５
は、速度指令装置１５からの指令を受けた精密制御電動
機９により、安定して一定速度で運転する。
【００２３】次に本発明の制御機構について説明する。
【００２４】下ロール４及び上ロール６は、それぞれ軸
継手及び減速器２５，２６を介して精密制御電動機１
０，１１により駆動されている。精密制御電動機１０，
１１としては、例えばＤＣサーボ電動機、ＡＣサーボ電
動機、ベクトル制御インバータ電動機などがあげられ
る。また、軸継手２５，２６はバックラッシュを事実上
完全に殺したものであることが好ましい。
継手及び減速器２５，２６を介して精密制御電動機１
０，１１により駆動されている。精密制御電動機１０，
１１としては、例えばＤＣサーボ電動機、ＡＣサーボ電
動機、ベクトル制御インバータ電動機などがあげられ
る。また、軸継手２５，２６はバックラッシュを事実上
完全に殺したものであることが好ましい。
【００２５】１７〜１９は精密制御電動機９〜１１の運
転電流を監視する電流計である。２０は電流計１７及び
１８からの電流信号の合計値を微分演算し、微分値が０
であるかを監視する電流演算装置であり、２１は同様に
電流計１７及び１９からの電流信号の合計値を微分演算
し、微分値が０であるかを監視する電流演算装置であ
る。２２，２３は、それぞれ電流演算装置２０，２１か
らの電気信号を受けて速度指令を出す速度指令装置であ
る。下ロール４及び上ロール６は、それぞれ速度指令装
置２２，２３からの指令を受けた精密制御電動機１０，
１１により微妙に各速度が変化され、中ロール５を基準
として、精度よくしかも常に最小の動力で安定に運転す
る。
転電流を監視する電流計である。２０は電流計１７及び
１８からの電流信号の合計値を微分演算し、微分値が０
であるかを監視する電流演算装置であり、２１は同様に
電流計１７及び１９からの電流信号の合計値を微分演算
し、微分値が０であるかを監視する電流演算装置であ
る。２２，２３は、それぞれ電流演算装置２０，２１か
らの電気信号を受けて速度指令を出す速度指令装置であ
る。下ロール４及び上ロール６は、それぞれ速度指令装
置２２，２３からの指令を受けた精密制御電動機１０，
１１により微妙に各速度が変化され、中ロール５を基準
として、精度よくしかも常に最小の動力で安定に運転す
る。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、ロール相互の微細な速
度ズレを設備の運転状態に最適な状態で運転できる。つ
まり、個々のロールの電流値を監視しつつ、ロール全体
の消費電力を最小になるように制御するために、例えば
日夜の気温の変化などの外的要因を自動的に吸収し、常
に安定した状態でレターデーションを制御して運転する
ことができる。
度ズレを設備の運転状態に最適な状態で運転できる。つ
まり、個々のロールの電流値を監視しつつ、ロール全体
の消費電力を最小になるように制御するために、例えば
日夜の気温の変化などの外的要因を自動的に吸収し、常
に安定した状態でレターデーションを制御して運転する
ことができる。
【図１】シート成形ロール設備の基本的な設備編成を示
す図である。
す図である。
【図２】本発明の制御機構の模式図である。
【図３】従来の制御機構の模式図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 ポリッシングロールの一つを基準ロール
とし、他のポリッシングロールを従動ロールとし、基準
ロールに対して従動ロールの運転を制御することにより
ポリッシングロールの駆動動力の総和を最小化する制御
機構を有する合成樹脂シート成形ロール設備であって、
該制御機構が、少なくとも、各ロールの運転電流を監視
する電流計、電流計からの電流信号を基準ロールと従動
ロールの対毎に合計し微分演算する電流演算装置、各電
流演算装置による演算結果を速度信号として指令する速
度指令装置、各速度指令装置からの速度信号により従動
ロールを駆動する精密制御電動機よりなることを特徴と
する合成樹脂シート成形ロール設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9055665A JPH10249909A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 合成樹脂シート成形ロール設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9055665A JPH10249909A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 合成樹脂シート成形ロール設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10249909A true JPH10249909A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13005161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9055665A Pending JPH10249909A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 合成樹脂シート成形ロール設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10249909A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1496376A4 (en) * | 2002-03-25 | 2010-04-28 | Zeon Corp | OPTICAL FILM AND PROCESS FOR ITS MANUFACTURE |
| KR20190010450A (ko) | 2017-07-20 | 2019-01-30 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 양면 전사식 시트·필름 성형 롤 장치, 양면 전사식 시트·필름 성형 방법 |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP9055665A patent/JPH10249909A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1496376A4 (en) * | 2002-03-25 | 2010-04-28 | Zeon Corp | OPTICAL FILM AND PROCESS FOR ITS MANUFACTURE |
| US7785503B2 (en) | 2002-03-25 | 2010-08-31 | Zeon Corporation | Optical film and process for producing the same |
| KR20190010450A (ko) | 2017-07-20 | 2019-01-30 | 도시바 기카이 가부시키가이샤 | 양면 전사식 시트·필름 성형 롤 장치, 양면 전사식 시트·필름 성형 방법 |
| US11312063B2 (en) | 2017-07-20 | 2022-04-26 | Shibaura Machine Co., Ltd. | Double-sided transcription type sheet/film forming roll apparatus and double-sided transcription type sheet/film forming method |
| US11731340B2 (en) | 2017-07-20 | 2023-08-22 | Shibaura Machine Co., Ltd. | Double-sided transcription type sheet/film forming roll apparatus and double-sided transcription type sheet/film forming method |
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