JPH10249171A - 中空糸膜モジュール - Google Patents

中空糸膜モジュール

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Publication number
JPH10249171A
JPH10249171A JP9064894A JP6489497A JPH10249171A JP H10249171 A JPH10249171 A JP H10249171A JP 9064894 A JP9064894 A JP 9064894A JP 6489497 A JP6489497 A JP 6489497A JP H10249171 A JPH10249171 A JP H10249171A
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JP
Japan
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hollow fiber
fiber membrane
air
arrangement
filtrate
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Application number
JP9064894A
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English (en)
Inventor
Hideo Kitahashi
秀雄 北橋
Tamiyuki Eguchi
民行 江口
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10249171A publication Critical patent/JPH10249171A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用途、ろ過方法に応じて多種多様な構造の中
空糸膜モジュールを作り分ける必要性を軽減し、モジュ
ール製造においても煩雑で高度な技術も必要なく、簡易
に製造した中空糸膜ユニットを組み立てることにより容
易に製造ができる様々な用途、ろ過方法に対応可能な中
空糸膜モジュールを開発することを目的としている。 【解決手段】 多数の中空糸膜を束ねた中空糸膜ユニッ
ト1の両端部が異なる2つの配置固定部材2,3にそれ
ぞれ2組以上直線状若しくは多角形状に配置され、両配
置固定部材間を支持接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密ろ過、限外ろ
過、透析などに用いられる中空糸膜モジュールに関する
ものであり、更に詳しくは2つ以上の中空糸膜ユニット
からなる中空糸膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】精密ろ過、限外ろ過などを行う中空糸膜
モジュールには多くの形態がある。市水など比較的除去
すべき物質が少ない液体のろ過に用いられるものとして
は加圧ろ過方式の集水管付きストレート及びループ型モ
ジュール(例えば特開昭61−103503号公報、特
開昭63−143905号公報)等が開発されている。
また、活性汚泥など除去すべき物質を多量に含む液体の
ろ過に用いられるものとしては中空糸膜をすだれ状に束
ねその一端若しくは両端を固定した吸引ろ過式のモジュ
ール(例えば特開平6−340号公報、特開平6−34
2号公報、特開平7−96149号公報)等が開発され
ている。
【0003】以上のようにこれらのモジュールはその用
途、ろ過方式に応じて構造は実に多種多様であり、当然
のことながらこれらの多種のモジュールを作り分ける場
合にはそれぞれのモジュール構造、製造方法に対する設
備が必要となり、製造コスト、生産性などにおいて不利
となる。
【0004】また、これらのモジュール1つあたりに用
いられる中空糸膜本数は1000本以上と多く、そうい
った中空糸膜モジュール製造は中空糸膜本数が多い故に
煩雑で高度な製造技術が要求される。そして、製造工程
などでは中空糸膜本数が多いために中空糸膜が破損し易
く、破損した場合には中空糸膜モジュールそのものが不
良品となり、またろ過運転中及び運搬、設置等のろ過運
転以外において中空糸膜が破損した場合にはその破損箇
所の特定をし、修復を行うのは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明で解決しようと
する課題は、用途、ろ過方法に応じて多種多様な構造の
中空糸膜モジュールを作り分ける必要性を軽減し、モジ
ュール製造においても煩雑で高度な技術も必要なく、簡
易に製造した中空糸膜ユニットを組み立てることにより
容易に製造ができる様々な用途、ろ過方法に対応可能な
中空糸膜モジュールを開発することを目的としている。
また、中空糸膜モジュールに組み立てる前に中空糸膜ユ
ニットの破損検査を行うことにより不良中空糸膜モジュ
ールの発生をなくすことも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者はこれらの問題
点を解決するために鋭意検討した結果、本発明に至っ
た。すなわち、中空糸膜の孔径、太さ、長さ、材質、本
数及び集束固定状態と中空糸膜ユニットの数、配置方法
を用途、ろ過方法に応じて考慮することにより最適な中
空糸膜ユニットを製造し、その中空糸膜ユニットを組み
立てることにより様々な用途、ろ過方法に対応する中空
糸膜モジュールを容易に作り分けることができた。ま
た、中空糸膜モジュールに組み立てる前に中空糸膜ユニ
ットの破損検査することにより不良モジュールの発生を
なくした。
【0007】つまり、本発明は、多数の中空糸膜を束ね
た中空糸膜ユニットの両端部が異なる2つの配置固定部
材にそれぞれ2組以上直線状若しくは多角形状に配置さ
れ、両配置固定部材間を支持接続してなる中空糸膜モジ
ュールである。また、本発明において、中空糸膜ユニッ
トが、中空糸膜の束の両端が開口状態で集束固定された
もの、若しくは片端が開口及び他端が閉口状態で集束固
定されたものからなること、中空糸膜ユニットの開口端
の配置固定部材において各中空糸膜ユニットのろ過液の
通路が連結されており且つまたはこれらのユニットの近
傍に1つ以上の空気の散気孔若しくは排出孔があり、各
散気孔若しくは排出孔の空気の通路が互いに連結されて
おりこれら全てが一体に組み合わされており、該部材内
に1つ以上のろ過液出口及び1つ以上の空気の導入口若
しくは排出口が設けられていること、ろ過液通路の耐陽
圧、耐陰圧がともに100kPa以上であることが好ま
しい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の加圧ろ過
方式で使用する中空糸膜モジュールの1例を示す正面簡
略断面図及び側面簡略断面図である。図3、図5及び図
7は図1及び図2のA−A、B−B及びC−C線断面図
を表す簡略図である。また、図4、図6及び図8はそれ
ぞれ図3のD−D線断面図、図5のE−E線断面図及び
図7のF−F線断面図を表すものである。図中1は中空
糸膜ユニット、2及び3は配置固定部材、7は支持棒、
10は導入部材、13はハウジング、14はろ過液容器
をそれぞれ示している。
【0009】図1、図2及び図3では配置固定部材2に
中空糸膜ユニット1の開口端を固定するための固定穴4
a、散気された空気を排出するための排出孔5、支持棒
7を差し込むための差込穴8a、ハウジング13及びろ
過液容器14と設置固定するための設置穴15aが設け
られている。固定穴4aは、該部材2に貫通して3箇所
設けられているが、それ以外の数でも可能であり、その
相互配置位置は図以外の様式でも可能であり、その配置
間隔も任意であるが固定穴4aの中心間距離は2〜10
cmが好ましい。固定穴4aの形状、径は配置される中
空糸膜ユニット1に対応すれば良く特に限定されるもの
でないが、水平断面は円形が好ましく、その径は1〜5
cmが好ましい。排出孔5は、図では該部材2に1箇所
設けられているが、それ以外の数でも可能であり、複数
箇所の場合その相互配置位置は任意であり、その配置間
隔も特に限定されないが排出孔の中心間距離は2〜10
cmが好ましい。排出孔5の形状及び径は特に限定され
ないがその水平断面は円形が好ましく、その径は1〜5
cmが好ましい。更に具体的には図4(図3のD−D線
断面図)のように排出孔5は排出部6に配置固定部材2
内において連通しており、散気された空気は排出孔5か
ら入り、排出部6から出ることになる。支持穴8aは、
図では該部材2に1箇所貫通して設けられているが、そ
れ以外の数でも可能であり、複数箇所の場合その相互配
置位置、配置間隔も任意である。支持穴8aの形状及び
径は差し込まれる支持棒7に対応すればよく特に限定さ
れないが水平断面は円形が好ましく、その径は0.5〜
2cmが好ましい。設置穴15aは、図では配置固定部
材2に8箇所設けられているが、ハウジング13及びろ
過液容器14としっかり設置固定できればそれ以外の数
でも可能であり、その相互配置位置、配置間隔も任意で
ある。設置穴15aの形状及び径は特に限定されない
が、ハウジング13及びろ過液容器14と配置固定部材
2とを設置固定するためのボルト、ナットなどの締め付
け固定具16に対応すれば良く、その形状は水平断面が
円形、径は1〜3cmが好ましい。
【0010】配置固定部材2は、その形状、大きさは特
に限定されないが、円形、四角形、多角形状のものが良
く、大きさも配置される中空糸膜ユニット1の数、配置
間隔に対応して任意であるが、円形の場合はその直径が
5〜30cm、四角形及び多角形の場合もその最大対角
線が5〜30cmが好ましい。またその材質は特に限定
されないが被処理液に対して耐性のあるものであれば良
く、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の汎用樹脂が好ましく、例えばJIS規格のポリ塩化ビ
ニル製のAV溶接フランジ等を用いると良い。
【0011】また図5及び図6において中空糸膜ユニッ
ト1の閉口端を固定するための配置固定部材3を貫通し
て設けられている固定穴4bは、その数、相互配置位
置、配置間隔、形状、径は配置固定部材2の固定穴4a
と同様で良く、支持棒7を差し込む為の支持穴8bに関
してもその数、相互配置位置、配置間隔、形状、径は配
置固定部材2の支持穴8aと同様で良い。また、配置固
定部材3には散気された空気及び被処理液が通る為の通
過口9が貫通して3箇所設けられているが、それ以外の
数でも可能であり、その相互配置位置は図以外の様式で
も可能であり、その配置間隔も任意であるが通過口9の
中心間距離は2〜10cmが好ましい。通過口9の形
状、径は特に限定されるものでないが水平断面は円形が
好ましく、その径は1〜5cmが好ましい。配置固定部
材3の形状、大きさは特に限定されないが円形、四角
形、多角形状のものが良く、大きさはハウジング13内
に入れば良く円形の場合その直径は5〜25cm、四角
形及び多角形の場合はその最大対角線が5〜25cmが
好ましい。材質に関しては配置固定部材2と同様でよ
い。支持棒7は、配置固定部材2及び3とを支持接続
し、丈夫で堅牢であれば良く、その形状、太さ、長さは
任意であるが、その形状は水平断面が円形が好ましく、
太さは0.5〜2cmが好ましく、長さは中空糸膜ユニ
ット1の長さに対応するものであれば良く20〜120
cmが好ましい。その材質は特に限定されないが被処理
液に対して耐性があれば良く、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の汎用樹脂、ステンレス等の
金属製が好ましく、配置固定部材2及び3への支持接続
方法は特に限定されないが、ネジ式、接着式が好まし
い。
【0012】図7及び図8において被処理液をハウジン
グ13内に送り込むための被処理液導入口11、散気用
の空気を導入するための空気導入口12及びハウジング
13と設置固定するための設置穴15bが貫通して導入
部材10に設けられている。図では被処理液導入口11
が1箇所設けられているが、それ以外の数でも可能であ
り、複数箇所の場合その相互配置位置は任意であり、そ
の配置間隔も特に限定されないが被処理液導入口11の
中心間距離は2〜10cmが好ましい。被処理液導入口
11の形状、径は特に限定されないがその水平断面は円
形が好ましく、その径は1〜5cmが好ましい。また、
該穴11をネジ式で設けると被処理液を導入するための
配管類等との接続が容易になり更に好ましい。また空気
導入口12も1箇所設けられているが、それ以外の数で
も可能であり、複数箇所の場合その相互配置位置は任意
であり、その配置間隔も特に限定されないが空気導入口
12の中心間距離は2〜10cmが好ましい。更に詳し
くは空気導入口12は、空気散気部12aと空気導入部
12bからなり、空気導入部12bにおいて形状、径は
特に限定されないがその水平断面は円形が好ましく、そ
の径は1〜5cmが好ましい。また空気導入部12bを
ネジ式で設けると空気を導入する配管類等との接続が容
易になり更に好ましい。空気散気部12aは、形状、径
は特に限定されないが、その水平断面は円形が好まし
く、径は0.5〜10mmが好ましい。また空気散気部
12aと空気導入部12bの両中心は鉛直線上に一致し
ているのが好ましい。設置穴15bは、その数、相互配
置位置、配置間隔、形状、径は配置固定部材2の設置穴
15aと同様で良い。導入部材10は、その形状、大き
さは特に限定されないが、配置固定部材2と同様で、円
形、四角形、多角形状のものが良く、大きさは円形の場
合その直径が5〜30cm、四角形及び多角形の場合も
その最大対角線が5〜30cmが好ましい。材質に関し
ては配置固定部材2及び3と同様でよく、例えばJIS
規格のポリ塩化ビニル製のAV溶接フランジを用いると
良い。
【0013】図9において配置固定部材2及び導入部材
10に設置固定するハウジング13は、設置穴17a及
び17bが設けられている設置部13a及び13bとそ
の間にある容器13cからなることを特徴としており、
設置部13a及び13bを貫通して設けられている設置
穴17a及び17bは、配置固定部材2の設置穴15a
及び導入部材10の設置穴15bに穴数、相互配置位
置、配置間隔、形状、径がそれぞれ対応すれば良い。設
置部13a及び13bは、その形状、大きさは任意であ
るが、設置固定する配置固定部材2及び導入部材10に
対応すれば良い。その材質は被処理液に耐性があれば良
く、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の汎用樹脂が好ましく、例えばJIS規格のポリ塩化ビ
ニル製のAV溶接フランジ等を用いると良い。容器13
cは、その形状、径、長さは特に限定されないが、形状
は水平断面は円形が好ましく、その径は5〜30cmが
好ましい。長さは中空糸膜ユニット1の長さに対応する
が30〜130cmが好ましい。材質は被処理液に耐性
があれば良く、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の汎用樹脂が好ましく、例えばJIS規格の
ポリ塩化ビニル製の水道管パイプ等を用いるとよい。ま
た該パイプが透明性であると中空糸膜の散気による揺動
を観察することも出来、好ましい。設置部13a、13
b及び容器13cが全てポリ塩化ビニル製である場合、
水道管用ビニルパイプの接着剤でこれらを接続すること
が出来る。また、これらがポリエチレンやポリプロピレ
ンの場合には熱溶着も可能である。
【0014】図10及び図11においてろ過された液の
受け口となるろ過液容器14は、設置部14aにおいて
配置固定部材2及びハウジング13の設置部13aと設
置固定するための設置穴18a及びろ過液出口14bが
設けられている。設置穴18aの数、相互配置位置、配
置間隔、形状、径は配置固定部材2の設置穴15a及び
設置部13aの設置穴17aに対応すればよい。ろ過液
出口14bは、その形状、径は特に限定されないが、そ
の形状は水平断面が円形が好ましく、径は1〜3cmが
好ましい。その材質は特に限定されないがポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用樹脂が好ま
しく、例えばこのろ過液出口14bはJIS規格のポリ
塩化ビニル製の給水栓ソケットや金属入給水栓ソケット
等を用いれば配管類等との接続が容易になり好ましい。
ろ過液はキャップ部14cからろ過液出口14bへ出て
いくことになる。またろ過液容器14のキャップ部14
c及び設置部14aの形状、大きさは特に限定されない
が、配置固定部材2及びハウジング13の設置部13a
と対応すればよく、その材質は特に限定されないがポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用樹
脂が好ましく、例えばJIS規格のポリ塩化ビニル製の
キャップとAV溶接フランジとの組み合わせ加工をすれ
ば配置固定部材2及びハウジング13との設置固定が容
易になり好ましい。
【0015】図12は、図1及び図2に示した中空糸膜
モジュールに用いる中空糸膜ユニット1を示す概略図で
ある。本図では数百本の中空糸膜19からなるストレー
ト状の束の片端が開口、及び他端が閉口状態でリング2
0にエポキシ樹脂、ウレタン樹脂のような熱硬化性樹脂
21により集束固定されている。中空糸膜ユニット1の
集束固定部分の太さは、例えば散気により効果的に揺動
するために、中空糸膜径にもよるが1〜5cmが好まし
い。また、中空糸膜ユニット1のリング20と配置固定
部材2及び3をポリ塩化ビニル製にした場合、水道管用
ポリ塩化ビニルパイプの接着剤でこれらを接続すること
が出来る。また、O−リング等を用い、該部材2及び3
にはめ込む様式も考えられる。これらが、ポリエチレン
やポリプロピレンの場合は熱溶着も可能である。
【0016】中空糸膜ユニット1の製造方法としては、
遠心法、浸漬法のどちらでも良いが、例えば特願平8−
82182号に示されるような浸漬法を利用することに
より1回のポッティングで多くの中空糸膜ユニットを製
造することが可能である。また、中空糸膜ユニット1に
おいて開口側から空気を送り込み、水中でのエアーの漏
れの有無を確認することでこれらのユニットがモジュー
ル組立に使用できるかどうか簡単に分かる。ろ過液の圧
力損失を考慮し、中空糸膜の内径が細い場合には中空糸
膜の長さを短く、太い場合には長くするべきである。本
発明では、内径が300〜500μmの中空糸膜が使用
されるので、ユニットあたりの中空糸膜の長さはおよそ
20〜120cmである。また、中空糸膜の孔径は0.
1〜0.5μmであり、公知のポリスルホン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等からなる中空糸膜を本発明に用
いることが出来る。
【0017】本発明の中空糸膜モジュールは、例えば内
径500μm、外径800μm、孔径0.1μmの中空
糸膜を600本を束ねた有効長さ70cmのユニットを
3組、円形状の配置固定部材2及び3に配置されてお
り、約3m2 の有効膜面積を有し、加圧ろ過方式でのろ
過運転が考えられる。本発明の加圧ろ過方式で使用する
中空糸膜モジュールは図13の回路で以下のようにろ過
運転を実施することが出来る。
【0018】被処理液導入口11から被処理液であるセ
ルロース誘導体/α−酸化鉄=500/50ppm水溶
液をバルブV1及びV3を開き、バルブV2、V4、V
5及びV6を閉じた状態でハウジング13内にポンプV
P1で送り込み、ハウジング内の空気を抜いた後、バル
ブV1及びV2を開き、バルブV3、V4、V5及びV
6が閉じた状態で引き続きポンプVP1にてろ過流量5
L/minで3分間加圧ろ過を行った。ポンプVP1を
停止し、加圧ろ過終了後、バルブV3、V5及びV6を
開きバルブV1、V2及びV4を閉じた状態でエアーポ
ンプAP1でバルブV6から空気圧約100kPaで中
空糸膜モジュールに逆圧保持をしながら、同じくエアー
ポンプAP1でバルブV5から空気流量20L/min
の散気を1分間行った。散気終了後、バルブV3及びV
4を開き、バルブV1、V2、V5及びV6が閉じた状
態でポンプVP2でハウジング内の該被処理液を抜き出
した。ここまでを1サイクルとし、これを1ヶ月継続し
たがろ過流量5L/min一定で、ろ過圧力はおよそ1
0kPaで安定していた。また、この間中空糸膜の切断
はなかった。
【0019】次に図14及び図15は、図1から図12
で示す加圧ろ過方式で用いる中空糸膜モジュールとは異
なる浸漬吸引ろ過方式又は自然ろ過方式で用いる中空糸
膜モジュールの正面略図及び側面略図である。図中23
は中空糸膜ユニット、24及び25は配置固定部材、2
6及び27は連結固定部材、29は接続固定棒、31は
支持枠をそれぞれ示している。
【0020】図では10組の中空糸膜ユニット23の両
端部が1列で直線状に配列された1組の配置固定部材2
4及び25がそれぞれ2列で連結固定部材26α、26
β及び27α及び27βに挟み込まれ積層状に接続固定
されているが、それ以外の中空糸膜ユニット数及び配置
固定部材の列数でも可能である。
【0021】図16(図14のG−G線断面簡略図)で
配置固定部材24に設けた中空糸膜ユニット23の固定
穴24aの相互配置位置は特に限定されないが、図以外
の様式でも可能であり、また配置間隔も任意であるがそ
の中心間距離は2〜10cmが好ましく、その形状、径
は配置される中空糸膜ユニット23に対応すれば良く、
特に限定されるものではないが水平断面は円形が好まし
く、その径は1〜5cmが好ましい。また、支持枠31
と連結固定部材26βとの間に正面板32が挟み込まれ
ネジ式治具30で固定されており、側面板33は26β
にネジ式治具34で取付固定されているが、これらの該
板32及び33の固定方法は散気等による振動により外
れることなくしっかり固定されれば特に限定されず、ネ
ジ式以外では接着式が考えられる。正面板32及び側面
板33は、中空糸膜を揺動するための散気された空気を
効果的に導入し、中空糸膜モジュールを設置する槽内で
の被処理液の旋回流を生じ易くするためのものであり、
また同時にモジュール設置等における運搬工具等に接触
することによる中空糸膜の切断、破損を防ぐ役割も果た
す。また、正面板32及び側面板33のどちらか片方の
みを固定しても良い。正面板32及び側面板33の形状
は特に限定されないが、固定する中空糸膜モジュールの
形状に対応すれば良く、四角形状が好ましく、その大き
さも特に限定されないが長さはおよそ100cmを越え
ないもの、高さはおよそ200cmを越えないものが良
く、厚さは0.5〜2cmが好ましい。また、材質は特
に限定されないが被処理液に対して耐性があればよく、
例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の汎用樹脂、ステンレス等の金属製が好ましい。ま
た、透明性の材質を用いると中空糸膜ユニット23の揺
動等が観察することができ更に良い。支持枠31は、丈
夫で堅牢である必要がありステンレス等の金属製の山形
鋼を溶接し、組み合わせ形成したもの等が好ましい。そ
の組み合わせた形状は特に限定されないが中空糸膜モジ
ュールの形状に対応し、固定出来るものであれば良く、
また大きさにおいて長さはおよそ100cmを越えない
もの、高さはおよそ200cmを越えないものが良く、
幅は配置固定部材24、連結固定部材26α及び26β
の幅とその列数に対応するものであるが、およそ100
cmを越えないものが良い。
【0022】図17(図16のH−H線断面簡略図)で
配置固定部材24において各中空糸膜ユニット23のろ
過液の通路24bがそれぞれ連結されており、更にこの
通路24bはろ過液の出口24cに内部で連通してい
る。ここでろ過液通路24bは各配置固定部材内で2箇
所で交差屈曲しているため、製造上、該部材24に異な
る2方向から穴を一体成形又は穿設して交差状に形成す
る必要がある。また、前記通路24bは、その形状、径
は特に限定されないがその水平断面は円形が好ましく、
その径は1〜5cmが好ましい。ろ過液出口24cも図
では2箇所設けられているがそれ以外の数でも良く、ま
たその形状、径は特に限定されないがろ過液通路24b
の形状、径と同様であることが好ましい。該出口24c
はネジ式で設けられるとろ過液の配管類との接続が容易
になり更に好ましく、また使用する該出口24cは1箇
所若しくは複数箇所のどちらでも良い。1箇所しか使用
しない場合は他をろ過液栓で塞げば良い。連結固定部材
26α及び26βと接続固定するための接続固定穴24
dが配置固定部材24内に2箇所貫通して設けられてい
るが、それ以外の数でも可能であり、図以外の様式でも
可能である。接続固定穴24dの形状、径は接続固定棒
29に対応すれば良く、形状及び径は特に限定されない
がその水平断面は円形が好ましく、その径は4〜20m
mが好ましい。接続固定棒29は、丈夫で堅牢であれば
良く、その形状、太さ、長さは任意であるが、その形状
は垂直断面は円形が好ましく、径は4〜20mmが好ま
しく、長さは配置固定部材の幅、列数等に対応するがお
よそ15〜100cmが好ましい。また、材質は被処理
液に対して耐性があれば良く、例えばポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用樹脂、ステンレ
ス等の金属製が好ましい。配置固定部材24は、切削加
工あるいは熱可塑製樹脂を射出成形して作成される。熱
可塑性樹脂としてはポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の汎用樹脂が好ましい。また、接着等の
問題がなければステンレス等の金属製にすることも可能
である。また、その大きさは取り扱いを容易にするため
に長さ、幅ともにおよそ100cmを越えないものが好
ましい。
【0023】図18(図16のI−I線断面簡略図)で
配置固定部材24の間に接続固定される連結固定部材2
6αにおいて散気孔26aは直線状に配列され、空気の
通路26bと連結している。直線状に配列された散気孔
26aの相互配置位置は特に限定されないが、その中心
間距離が2〜10cmで各中空糸膜ユニット23が周囲
から均一に散気されるようになるものが好ましく、その
数も特に限定されないが1列の配置固定部材24に配置
される中空糸膜ユニット23の数以上が好ましい。散気
孔26aの方向は特に限定されないが、活性汚泥処理水
等で除去すべき物質が多量にある場合には鉛直下向きに
散気孔を設けるのが好ましく、散気孔の大きさは特に限
定されないが0.5〜5mmが好ましい。図で空気の通
路26bは連結固定部材26α間で直線状であり、ポリ
塩化ビニル製のパイプ等を利用すると容易に形成するこ
とが可能となる。前記通路26bの形状、径は特に限定
されないがその垂直断面は円形が好ましく、その径は
0.5〜5cmが好ましい。空気の通路26bは、空気
導入口26cと内部で連通しており、連結固定部材26
に2箇所設けられいるがそれ以外の数でも可能であり、
図以外の様式でも可能である。また、該導入口26cの
形状、径は空気の通路26bに対応すれば良く特に限定
されないがその垂直断面は円形が好ましく、径は0.5
〜2cmが好ましい。該導入口26cがネジ式で設けら
れると空気を導入する配管類との接続が容易になり更に
好ましい。また、使用する空気導入口26cは1箇所若
しくは複数箇所のどちらでも良い。1箇所しか使用しな
い場合は他を空気栓で塞げば良い。また配置固定部材2
4のろ過液通路24b及び接続固定穴24dとそれぞれ
連結するろ過液通路26e及び接続固定穴26dが該部
材26αに2箇所ずつ貫通して設けられているがその
数、様式、形状及び径は配置固定部材24の該通路24
b及び該穴24dに対応すれば良い。また、連結固定部
材26αはその大きさは接続固定される配置固定部材と
対応するもので長さ、幅とも100cmを越えないもの
が好ましく、その材質は配置固定部材24と同様で良
く、その形状は配置固定部材24と接続固定穴24dと
26dとを接続固定棒29により連通、接続固定した際
に散気孔26aを含む空気の通路26bと中空糸膜ユニ
ット23との最短距離がおよそ10〜30cmとなるよ
うな構造で被処理液の流動性、散気された空気の均一性
が良くなる様なものであれば特に限定されないが、例え
ば図18の様にその断面形状が凹型であると好ましい。
【0024】配置固定部材24の連結固定部材26α及
び26βとの接続固定方法においてろ過運転中にろ過液
が漏れることがなければ特に限定されないが、接着式、
O−リング等を用いた締め込み式が考えれる。具体的に
は図19(図16のJ−J線断面簡略図)で連結固定部
材26α及び26βにおいてろ過液の通路24b、26
eの連結部外周の位置に円形状の溝26fを設け、そこ
にO−リング35を嵌め込み配置固定部材24と連結固
定部材26α及び26βとを接続固定棒29、ネジ式治
貝30及び支持枠31によりしっかりと接続固定するこ
とが出来る。この溝26fは配置固定部材24に設けて
も良い。ここで用いられるO−リングの材質としては例
えばシリコン、ニトリル製等のものが考えられ、その径
はろ過液通路24b、26eの径に対応するものでその
外径は1〜6cm、幅は1〜5mm、厚みは1〜5mm
が好ましい。また、O−リング以外でもろ過液が漏れな
いものであれば特に限定されない。また、連結固定部材
26βは連結固定部材26αのろ過液通路26eに対応
するろ過液通路がない以外は散気機構、接続固定穴、大
きさ、材質、形状は該部材26αと同様である。ここで
は連結固定部材26α、26βとを独立したものを使用
しているが、図20の連結固定部材26αと26βが一
体で形成された26γを用いることも可能である。
【0025】図21(図14のk−k線断面図)で配置
固定部材25に設けた中空糸膜ユニット23の固定穴2
5aは、その相互配置位置、配置間隔、形状及び大きさ
は固定穴24aと同様で良く、正面板32及び側面板3
3の支持枠31と連結固定部材27βへの取付固定方法
も図16におけるものと同様でよい。
【0026】図22(図21のL一L線断面簡略図)で
配置固定部材25において各中空糸膜ユニット23のろ
過液通路25b、ろ過液出口25c及び接続固定穴25
dはそれぞれの数、様式、形状及び径は配置固定部材2
4のろ過液通路24b、ろ過液出口24c及び接続固定
穴24dと同様で良く、該部材25の材質、大きさも配
置固定部材24と同様で良い。
【0027】図23(21のM−M線断面簡略図)で連
結固定部材27αにおいて配置固定部材25のろ過液通
路25b及び接続固定穴25dとそれぞれ連結するため
のろ過液通路27e及び接続固定穴27dが2箇所ずつ
設けられているが、その数、様式、形状、大きさは配置
固定部材25の該通路25b及び該穴25dに対応すれ
ば良い。連結固定部材27αは散気機構を持たず、材質
は該部材26αと同様で良い。また、大きさは特に限定
されないが長さ、幅とも20cmを越えないものが良
く、形状も特に限定されないがその垂直断面が四角形状
のものが好ましい。
【0028】配置固定部材25の連結固定部材27α及
び27βとの接続固方法においては該部材24の連結固
定部材26α及び26βに対するものと同様でよい。具
体的には図24(図21のN−N線断面簡略図)で連結
固定部材27α及び27βにおいてろ過液の通路25
b、27eの出口外周の位置に円形状の溝27fを設
け、そこにO−リングを嵌め込み配置固定部材25と連
結固定部材27α及び27βとを接続固定棒29、ネジ
式治具30及び支持枠31によりしっかりと接続固定す
ることが出来る。この溝27fは配置固定部材25に設
けても良い。また、連結固定部材27βは連結固定部材
27αのろ過液通路27eに対応するろ過液通路がない
以外は接続固定穴、大きさ、材質、形状は該部材27α
と同様で良い。また、図25の連結固定部材27αと2
7βが一体に形成された27γを用いることも可能であ
る。
【0029】本発明の中空糸膜モジュールが、除去すべ
き物質を多量に含む活性汚泥処理水などの浸漬吸引ろ過
に使用される場合、散気と吸引ろ過を併用しても長時間
使用すると目詰まりが避けられない。このような場合に
ろ過性能を回復させるためには高圧空気による逆洗が効
果的であるが、本発明のモジュールでは中空糸膜ユニッ
ト23は逆洗圧力に耐えるユニットになっており、ろ過
液の通路も一体成形した配置固定部材24、25及び接
続固定部材26α及び27αは高い耐圧構造になってい
る。従って高圧空気、ろ過液による逆洗も可能である。
【0030】図26は図14及び図15の中空糸膜モジ
ュールに使用される中空糸膜ユニット23を示す概略図
である。本図では数百本の中空糸膜19からなるストレ
ート状の束の両端を開口状態で中空糸膜ユニット1と同
様に集束固定している。また、集束固定部分の太さ、接
続方法、製造方法等は中空糸膜ユニット1と同様であ
り、中空糸膜ユニット23に使用する中空糸膜は中空糸
膜ユニット1に対応するものと同様である。また、中空
糸膜ユニット23において片端を密閉し、他端から空気
を送り込むことにより、中空糸膜ユニット1と同様に水
中でのエアー漏れの有無を確認することで、これらのユ
ニットがモジュール組立に使用出来るかどうか簡単に分
かる。
【0031】また、場合により中空糸膜ユニット23の
代わりに中空糸膜ユニット1をモジュール組立に使用す
ることは可能であり、その際閉口端に対応する配置固定
部材25におけるろ過液の通路25b、連結固定部材2
7αのろ過液の通路27eを設ける必要はない。
【0032】本発明の中空糸膜モジュールは内径500
μm、外径800μm、孔径0.1μmの中空糸膜を6
00本束ねた有効長70cmのユニットを幅4cm,長
さ70cmの配置固定部材に5cm間隔で10組配置し
たものを2列、連結固定部材に接続固定したもので約2
0m2 の有効膜面積を有し、主に活性汚泥等の高汚濁液
における浸漬吸引ろ過若しくは浸漬自然ろ過方式でのろ
過運転が考えられる。
【0033】本発明の自然ろ過方式で使用する中空糸膜
モジュールは図27の回路で以下のようにろ過運転を実
施することが出来る。中空系膜モジュールを高さ約1.
5mに設置した縦、横、高さ共に約lmの曝気槽36に
浸漬し、ろ過液出口24c、25cに内径38mmのコ
イル入り耐圧軟質ポリ塩化ビニルチューブ37、空気の
入り口26cに内径15mmの軟質ポリ塩化ビニルチュ
ーブ38を接続した。該チューブ37及び38にはそれ
ぞれ吸引ポンプ39及び送風ポンプ40がバルブ41及
び42を介して接続されている。流量調整槽43から曝
気槽36へは送液するための配管とポンプが設置されて
いる。被処理液としては家庭総合排水の活性汚泥処理水
(MLSSが約6000mg)を用いた。
【0034】バルブ41及び42を開き、それぞれのポ
ンプ39及び40にてろ過流量が0.2m2 /hr、散
気量が120L/min になる様に吸引、送風をはじ
め、吸引ポンプ39のみ吸引開始3分で運転を停止し、
自然ろ過方式での運転に切り替えた。この運転を1年間
継続したがろ過流量は0.2m2 /hrで変化せず、ろ
過圧力も10〜15kPaで安定していた。また、この
間中空糸膜の切断はなかった。
【0035】
【実施例】次に実施例で本発明の加圧ろ過方式の中空糸
膜モジュール及び浸漬吸引ろ過若しくは自然ろ過方式の
中空糸膜モジュールを具体的に説明するが、本発明はそ
れらの実施例に限定されるものではない。
【0036】(実施例1)中心間距離が30mmで、内
径28mmの貫通した固定穴4aが3つ正三角形状に設
けられた直径185mm、厚さ25mmのポリ塩化ビニ
ルの円形状の配置固定部材2の中心に貫通した支持穴8
aに太さ8mmのステンレス製の支持棒7を片端をさし
込み、ネジにより固定した。また支持棒7の他端を同じ
く内径28mmの貫通した固定穴4bが3つ正三角形状
に設けられた直径70mm、厚さ15mmの円形状のポ
リ塩化ビニルの配置固定部材3の中心に貫通した支持穴
8bに差し込み、ネジにより固定した。この際、該部材
2及び3の各固定穴4a及び4bの中心間を結ぶ軸が支
持棒7に平行な直線になるように固定した。
【0037】別に内径500μm、外径800μm、長
さが約80cm、孔径0.1μmのポリスルホン製中空
糸膜19を600本束ね、内径25mm、外径28m
m、長さ5cmのポリ塩化ビニル製リング20に挿入
し、片端を開口及び他端を閉口状態を保持するようにウ
レタン樹脂21にて集束固定を行った。この中空糸膜ユ
ニット1を3組、準備した。前記ユニット3組で有効膜
面積は約3m2 である。
【0038】これらの中空糸膜ユニット1の中空糸膜が
開口状態にあるリング20を水道管用ポリ塩化ビニルパ
イプ用接着剤で配置固定部材2の固定穴4aに約20m
mさし込み、接着固定した。また、該ユニット1の閉口
状態にあるリング20を同様に配置固定部材3の固定穴
4bに接着固定した。更に、ポリ塩化ビニル製のJIS
10K、呼び径80の溶接フランジ(13aと13
b)及び透明性ポリプロピレンの内径75A VPパイ
プ(13c)とを溶接加工したハウジング13、ポリ塩
化ビニル製の呼び径16の給水栓ソケット(14b)、
ポリ塩化ビニル製の呼び径65のキャップ(14c)及
びポリ塩化ビニル製のJIS 10K、呼び径80の溶
接フランジとを溶接加工したろ過液容器14及びポリ塩
化ビニル製のJIS 10K、呼び径80の溶接フラン
ジを加工した導入部材10をボルト、ナット類の締め付
け締め付け具16にて組み立てた。
【0039】(実施例2)長さ、幅、厚さがそれぞれ7
0、4および10cmのポリ塩化ビニル製のプレートに
内径約18mmのろ過液の通路24b及び25bが1
列、ろ過液通路24b、25bに繋がる5cm間隔で並
んだ10個の直径28mmの中空糸膜ユニット23の装
着穴24a、25aが1列及び連結固定部材と接続固定
するための貫通された接続固定穴24d及び25dが設
けられた配置固定部材24及び25を2つずつ用意し
た。
【0040】別に内径500μm、外径800μm、孔
径0.1μm、長さが約80cmのポリスルホン製中空
糸膜19を600本束ね、内径25mm、外径28m
m、長さ5cmのポリ塩化ビニル製リング20に挿入
し、両端が開口状態を保持するようにウレタン樹脂21
にて集束固定を行った。この中空糸膜ユニット23を2
0組準備した。前記ユニット20組で有効膜面積は約2
0m2 である。これらの中空支膜ユニット23のリング
20を水道管用ポリ塩化ビニルバイプ用接着剤で配置固
定部材24、25の固定穴24a及び25aにさし込
み、接着固定した。
【0041】また、長さ60cmの13Aのポリ塩化ビ
ニルパイプを利用した5cm間隔で並んだ11個の鉛直
下向きの直径2mmの散気孔26aが繋がる空気の通路
26bの両端を貫通したろ過液の通路26eを1箇所、
接続固定穴26dを1箇所及びO−リング用円形溝26
fを2箇所設けた長さ、幅、厚さがそれぞれ5、3及び
18cmの2つのポリ塩化ビニル製の部材に接着した連
結固定部材26αを1つ、ろ過液通路がなく溝25fが
1箇所である以外は26αと同様である連結固定部材2
6βを2つ用意した。また、貫通したろ過液通路27
e、接続穴27dがそれぞれ1箇所及びO−リング用溝
27fが2箇所設けられた長さ、幅、厚さが5、3及び
10cmの連結固定部材27αを1つ、貫通した接続固
定穴27dが1箇所、滝27fが1箇所設けられた大き
さが27αと同じ連結固定部材27βを2つ用意した。
更に材質が透明ポリ塩化ビニルで長さ、高さ、厚さがそ
れぞれ70、100及び0.5cmの正面板32、40
×40×5mmのステンレス製の山形鋼を溶接した長
さ、高さ、幅がそれぞれ70、110及び19cmの支
持枠31を用意した。これらを接続固定棒29、ネジ式
治具30及びO−リング35を用いて組み合わせ、最後
に長さ、高さ、厚さがそれぞれ18、100及び0.5
cmの側面板33をネジ式治具34にて固定した。
【0042】(中空糸膜ユニット1、加圧ろ過方式及び
浸漬吸引ろ過若しくは自然ろ過方式の中空糸膜モジュー
ルの製造例1)浸漬ポッテイング法により内径500μ
m、外径800μm、孔径0.1μm、長さが約80c
mのポリスルホン製中空糸膜600本の片端を開口及び
他端を閉口状態で集束固定した中空糸膜ユニット1を1
バッチで100個製造し、200kPaの空気を開口側
から送り込むエアー漏れ試験で98個がエアー漏れが無
く合格品であった。配置固定部材2、3と及び支持棒7
を組立て、合格した中空糸膜ユニット1を3個ずつ接着
固定し、主に低汚濁液における加圧ろ過方式に使用され
る中空糸膜モジュール(図1及び図2記載のもの)を1
6個を収率100%で製造した。
【0043】また、同時に合格した中空糸膜ユニットを
10個ずつ接着固定した配置固定部材24及び25、連
結接続部材26α、26β、27α及び27β、正面板
32、側面板33、及び支持枠31を接続固定棒29、
ネジ式治具30、34により組み合わせ、固定した主に
活性汚泥水等の高汚濁液における浸漬吸引若しくは浸漬
自然ろ過に用いられる中空糸膜モジュール(図14及び
図15記載のもの)を2個を収率100%で製造した。
【0044】(中空糸膜ユニット23及び浸漬吸引ろ過
又は自然ろ過方式の中空糸膜モジュールの製造例2)浸
漬ポッティング法により内径500μm、外径800μ
m、孔径0.1μm、長さか約80cmのポリスルホン
製中空糸膜600本の両端を開口状態で集束固定した中
空糸膜ユニット23を1バッチで100個製造し、片端
を密閉し他端から200kPaの空気を送り込むエアー
漏れ試験で99個がエアー漏れが無く合格品であった。
合格した中空糸膜ユニット23を10個ずつ接着固定し
た配置固定部材24、25、連結接続部材26α、26
β、27α及び27β、正面板32、側面板33及び支
持枠31を接続固定棒29、ネジ式治貝30、34によ
り組み合わせ、固定し主に高汚濁液における浸漬吸引若
しくは自然ろ過に用いられる中空糸膜モジュール(図1
4及び図15記載のもの)を4個を収率100%で製造
した。
【0045】
【発明の効果】本発明の中空糸膜ユニットを2個以上用
いた様々な用途、ろ過方法に対応可能な中空糸膜モジュ
ールを容易に、且つ高収率で製造することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】加圧ろ過方式で使用する中空糸膜モジュールの
正面簡略断面図である。
【図2】同じく側面簡略断面図である。
【図3】図1及び図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のD−D線断面図である。
【図5】図1及び図2のB−B線断面図である。
【図6】図5のE−E線断面図である。
【図7】図1及び図2のC−C線断面図である。
【図8】図7のF−F線断面図である。
【図9】ハシジングの簡略斜視図である。
【図10】ろ過液容器の簡略斜視図である。
【図11】ろ過液容器の簡略断面図である。
【図12】中空糸膜ユニットを示し、(a) は正面図、
(b) は一端部の断面図、(c) は他端部の断面図である。
【図13】本発明の中空糸膜モジュールを用いて加圧ろ
過運転する場合の配管回路図である。
【図14】浸漬吸引ろ過方式又は自然ろ過方式で使用す
る中空糸膜モジュールの簡略正面図である。
【図15】同じく簡略側面図である。
【図16】図14のG−G線断面図である。
【図17】図16のH−H線拡大断面図である。
【図18】図16のI−I線拡大断面図である。
【図19】図16のJ−J線拡大断面図である。
【図20】他の構造例を示す拡大断面図である。
【図21】図14のK−K線断面図である。
【図22】図21のL−L線拡大断面図である。
【図23】図21のM−M線拡大断面図である。
【図24】図21のN−N線拡大断面図である。
【図25】他の構造例を示す拡大断面図である。
【図26】中空糸膜ユニットを示し、(a) は正面図、
(b) は一端部の断面図、(c) は他端部の断面図である。
【図27】本発明の中空糸膜モジュールを用いて自然ろ
過運転する場合の配管回路図である。
【符号の説明】
1 中空糸膜ユニット 2、3 配置固定部材 4a、4b 固定穴 5 排出孔 6 排出部 7 支持棒 8a、8b 支持穴 9 通過口 10 導入部材 11 被処理液導入口 12 空気導入口 12a 空気散気部 12b 空気導入部 13 ハウジング 13a、13b 設置部 13c 容器 14 ろ過液容器 14a 設置部 14b ろ過液出口 14c ろ過液キャップ部 15a、15b、17a、17b、18a 設置穴 16 締め付け固定具 19 中空糸膜 20 リング 21 熱硬化性樹脂 AP1 エアーポンプ VP1、VP2 ポンプ V1、V2、V3、V4、V5、V6 バルブ 23 中空糸膜ユニット 24、25 配置固定部材 24a、25a 固定穴 24b、25b、26e、27e ろ過液通路 24c、25c ろ過液出口 24d,25d、26d、27d.接続固定穴 26α、26β、27α、27β、26γ、27γ 連
結固定部材 26a 散気孔 26b 空気通路 26c 空気導入口 27f 溝 29 接続固定棒 30、34 ネジ式治具 31 支持枠 32 正面板 33 側面板 35 O−リング 36 曝気槽 37 耐圧軟質ポリ塩化ビニルチューブ 38 軟質ポリ塩化ビニルチューブ 39 吸引ポンプ 40 送風ポンプ 41、42 バルブ 43 流量調整槽

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の中空糸膜を束ねた中空糸膜ユニッ
    トの両端部が異なる2つの配置固定部材にそれぞれ2組
    以上直線状若しくは多角形状に配置され、両配置固定部
    材間を支持接続することを特徴とする中空糸膜モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 中空糸膜ユニットが、中空糸膜の束の両
    端が開口状態で集束固定されたもの、若しくは片端が開
    口及び他端が閉口状態で集束固定されたものからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の中空糸膜モジュール。
  3. 【請求項3】 中空糸膜ユニットの開口端の配置固定部
    材において各中空糸膜ユニットのろ過液の通路が連結さ
    れており且つまたはこれらのユニットの近傍に1つ以上
    の空気の散気孔若しくは排出孔があり、各散気孔若しく
    は排出孔の空気の通路が互いに連結されておりこれら全
    てが一体に組み合わされており、該部材内に1つ以上の
    ろ過液出口及び1つ以上の空気の導入口若しくは排出口
    が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の中空糸膜モジュール。
  4. 【請求項4】 ろ過液通路の耐陽圧、耐陰圧がともに1
    00kPa以上である請求項1、2又は3記載の中空糸
    膜モジュール。
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